たまに、男性から「ウチの奥さん、料理が下手なんですけど、何とかなりませんかね?」と質問されることが有ります。まず、言うことは、「ご主人ばかり、美味しい物を食べに行かないで、奥様も連れて行って下さい。」それと、たとえ、まずくとも、「今日も一生懸命に作ってくれて有難う!美味しかったよ」と感謝し褒めることです。すると奥様は、「この程度で褒められるなら、明日はもっと頑張ろう!」と思うものです。
ボクは、料理教室でも、決して否定的なことは言いません。「ここを、こうすれば、もっと美味しく、プロの味に成りますよ!」と。更に、「料理の表現法は、無限に有ります。これもアリですね。」と自主性を尊重します。それが、料理の楽しさなのですから。