昨年4月に南アフリカを訪れ、ボツワナの大自然に棲む野生動物を観察する為に、四輪駆動車で広い大地を走り回りました。ぞうやカバ、キリン、ライオン,水牛等、沢山の動物に遭遇しましたが、それぞれの動物に共通の行動パターンがあることに気が付きました。
写真からもお分かり頂けますように、必ず、親が子供を囲み、外敵から守るようにして、えさを探しながら移動します。そして、やっと見つけたえさも必ず親が毒味して安全を確かめ、口移し(鼻移し)で子供に与えるのです。
「ところで、人間はどうなの?」と、その情景を見ながら思いました。今日、お子さんが外で何を食べて来たのか分からない親御さんが多いのではないでしょうか。そして、外で安易に買って食べられる食事には、どれだけ、自然の摂理に逆らった、好ましくない添加物が入っているのかを考えたり、それを子供達に正しく教える事が出来る親御さんは、どれ位いらっしゃるでしょうか?
地元の子供達が100人位、大型トラックに乗って大自然を観察していました。日本の子供達にも、野生動物の生態を見せてあげたいですね。