今月20日に、豊かな自然に囲まれた静岡・河津町に伺い、「食育・地産地消の大切さ」がテーマの講演を、300名近い地元の一般市民のみなさまを対象にさせて頂きました。
会場となった小学校周辺は、素晴らしい田畑に囲まれ、近くを流れる河津川の清流のほとりには、2月に開花することで有名な河津桜の木々が紅葉しながら美しく立ち並び、散策するには絶好のロケーションでした。来年の2月になったら、必ず河津桜を見に来たいなぁと思いました。
講演会場には、地元産の元気な野菜も並べられ、こんなに見事な食材を使ってお料理出来る河津のみなさんを羨ましく思いましたが、どうも、地元のお子さん達は、その有り難味をあまり理解出来てないようで、都会の子供達と同様に「お母さんの手作り料理よりも外食が好き」という子が多いようです。
子供達が一度は都会に憧れ、「都会に進学するも良し、就職するも良し」ですが、都会の生活に疲れたり、挫折して自分を見失いかけた時には、いつでも温かく包み込んでくれる、素晴らしい「ふるさと」があることを思い出して欲しいですし、先祖代々受け継がれてきた、この素晴らしい河津の自然を、これからは、「自分達が守っていかなくてはならない」ことに、いつの日にか気付いて欲しいと思いました。
今回は、地元のテレビ局のカメラも入りましたので、少しでも多くのお子さんに私の講演番組を見て頂けたら光栄です。