アメリカ・アーカンソー州のアカデミーでは、日本と比べますと、教室以外での「課外授業」が多く、今回の滞在中も、数回の「課外授業」を興味深く見せて頂きました。特に印象的なものとしましては、体育館で、小学5年生の生徒さん達が、歴史の授業の一環として、200年前の西部開拓時代に、現在の平和で幸せな世の中を創造するために、先人達がどれほどの苦労を重ね、大変な生活をしていたかを振り返り、改めて感謝の気持ちを深めようと、生徒さん達自ら、当時の衣装を用意し、幌馬車や当時の大変な農作業を体験したり、質素ではあるけれども、知恵を絞り、工夫を凝らした当時の食文化に触れ、その食事を実際に頂くという、とても素敵で感動的な授業に参加させて頂きました。
子供の頃から、このような貴重な体験を積んでゆくことが「将来への財産」になってゆくことは間違い無いですよね。