トークショー形式で盛り上がった「オリーブオイルセミナー」の後のお食事は、今回、レストランの方に全てお任せ致しました。と言いますのは、通常、このようなイベントでのお持て成しのお料理は、私自身で作ることが多いのですが、この日の会場となったレストラン「エノテカ・ピンキオリ」の料理長・村田卓氏は、私の辻調理師学校の優れた後輩であり、是非、お客様にも、彼の素晴らしいお料理を食べて頂きたかったものですから、事前の打ち合わせで、その旨を村田氏に伝え、快諾して頂きました。
会食中は、これも普段は無いことですが、私もお客様と一緒のテーブルに着き、マイクを片手に、一品ずつお料理の解説をさせて頂きながら、和やかに進行致しました。お客様と同じ目線で食べながらのトークもなかなか楽しいもので、テーブルマナーやイタリア料理の歴史まで、肩の凝らない面白いお話を色々させて頂きました。もちろん、お料理からは、村田氏の気合と情熱が充分に伝わり、皆様には大満足して頂けたことと思います。
手打ちパスタも美味しかったですし、特に、お魚料理の甲殻類のソースが香りも良く、絶品でした。「さすがだね!村田君」持つべきものは「優れた後輩」だなと、つくづく思いました。これからも頑張って欲しいですね。