連日、北京オリンピックの熱戦の模様が、各メディアを通じて報道されていますが、私は、今回が最後となる種目、野球の「星野ジャパン」の活躍ぶりに一番興味があります。
子供の頃から野球が好きで、ドームになる前の後楽園球場で、小学生の頃から、よく観戦したものですが、当時、中日ドラゴンズのエースであった星野投手の、感情をむき出しにして、強気に「常勝ジャイアンツ」に挑む姿が大好きでした。今でも、はっきりと覚えていますが、ある試合で、王選手に逆転サヨナラホームランを打たれ、グラウンドで悔しそうにグラブを叩き付けた姿と、帰りのバスの中で、周りはファンが取り囲んでいるにもかかわらずに、隠そうともせずにバスタオルを顔に当てて、大泣きしていた様子には、心惹かれるものがありました。
星野監督は、インタビューなどでよく言っています。「技術云々ではなく、気持ち。選手をとことん信頼することが一番大切なんだよ」と。私も職種は違いますが、「人の気持ちを動かすのは、コンピュータでも何でも無く、人の気持ちしかない」と、常々思っておりますので、星野監督のお言葉は、心に沁みてきます。
選手達は、皆、故障を抱え、満身創痍の状態で必死にプレーしているのが、テレビの画面からも伝わってきますが、「気持ちをひとつにして」最後まで頑張って欲しいですね。
写真は、8日に東京ドームで行われた、北京入り直前の「パリーグ選抜との壮行試合」で撮ったものです。北京までは行けませんので、都内での仕事の帰りに、当日券を買って駆け込みました(笑)