季節の良い10月、各地で運動会も開催されていることと思いますが、先日、コグレクッキングスタジオ近くの船橋大神宮では、1590年から続く、徳川家康ゆかりの「奉納相撲大会」が、2日間にわたり行われました。
初日は、小学生対象の子供大会でしたが、じつは、私も40年前の小学生当時、この大会に出場し、準優勝した思い出があります。特に、負けた決勝戦のことは、今でも、よく覚えていますが(笑)、私は、小さい頃から体が大きく、多数決で「誰が出場するのか」を決める時にも、真っ先に指名されたのが私でした。しかし、当時は、人前で裸になるのがとても嫌で、体育の先生に「ボク、眼が悪いので辞退します!」とか、子供なりに色々と考えて言い訳したのですが、先生は、一言。「お前よりデカイやつはいないから、ぶつかるだけで大丈夫だよ」と説得(?)されて、急遽、放課後に相撲のトレーニングを受け、大神宮に向かうことになりました。
土俵では、先生の予想通り、体当たりするだけで、順調に勝ち進み、アッと言う間に決勝戦まで行ったのですが、私が巨漢の元横綱・曙だとすると、決勝戦の相手は、舞の海のような感じで、とても小さく、「これは楽勝だ!」と思って、立会いで突っ込むと、どこにもいないのです!気が付くと、私の下にもぐられ、足をとられて、簡単に転がされてしまったのですが、この時ほど悔しかったことはありませんね(笑)
さらに悔しかったのは、優勝者には「トロフィー」が贈られて、準優勝の私には、なぜか「リードペーパータオル1本」だけだったのです(笑)今でも不思議です、何でペーパータオルなんですかね?
最近の大会では、男子に混じって女子も出場しているんですね。次々に男子を負かす、元気の良い女子もいました。トロフィー類も40年前と比べると、物凄く豪華で、多くなっており、「タイムスリップして、今回、出場したらどうだったかな?」と、ふと思いました。