「白菜浅漬け」にはオリーブオイルが好相性です
12月に入り、朝晩の冷え込みも厳しくなってきましたが、皆様は如何お過ごしでしょうか?
「冬には、冬が旬の野菜・果物を食べるのが体に良い」と昔から言われていますが、なぜだと思われますか?
簡単に申しますと、温帯に住む日本人は、冬に旬を迎える「地元の野菜・果物」を摂ることで、うまく体を温めることが出来るのです。この「地元の」というのがキーワード、とても重要なのですが、さらに言えば「旬の農産物」には、エネルギー、生命力が最もみなぎっており、我々人間は、それらを有難く頂くことで、季節の変化にうまく順応しながら、健康的に生きていけるのだと思います。
「自然の摂理の中で生きている人間は、自然の摂理に合った物を頂く」、この「シンプルで当たり前のこと」が、慌しい日常生活の中で、ややもすると忘れがちになりますが、実は、この「シンプルで当たり前のこと」が、今の時代、一番大切なのではないでしょうか?
白菜が美味しくなってきましたね。寒さが厳しくなり、朝霜が下りますと、白菜は、甘味・旨味が増すのです。「白菜でお鍋」も美味しいですが、私の一番のお薦めは「浅漬け」です。しかも、上質のオリーブオイルをかけて食べますと、とてもコクがあって美味しいのです。
「浅漬け」は、簡単に出来ますから、出来れば、手作りして頂きたいのですが、まずは、白菜を幅2-3cmにカットし、天然塩をまぶしてよく混ぜ、そのまま半日ほど置くだけです。私は、ゆずの皮や、細切りした昆布等も加えますが、アレンジは、ご自由で結構です。
毎日食べても飽きない「白菜の浅漬けにオリーブオイル」を是非、皆様もお試し下さいませ。