« 91才の御爺さんのお誕生日会(横浜)で出張料理 | メイン | 信濃毎日新聞・洋食の定番(10月) 「信州ソバとキノコのイタリア風サラダ仕立て」 »

10年間、仕事で乗り続けた愛車「カリブ」に感謝

この10年間、仕事で乗り続けていたのが、下の写真の車「スプリンター・カリブ」です。
走行距離にして20万キロ以上、車体は、タッチペンで応急処置をした細かい傷だらけでボロボロですが、たくさんの思い出が詰まった、とても愛着のある、私の「信頼感ある、大切なパートナー」でした。
出張料理では、大抵、重い荷物を何個も積み、全国津々浦々、昼夜、天候の良し悪しを問わずに、苛酷な道を走ることも、しばしばですが、1度も弱音を吐かずに黙って付いてきてくれたのが、この「愛するカリフ゛」なのです。
数年前、都内(新宿)で、迂闊にも、駐車禁止のペナルティーを受け、レッカー移動された苦い経験が、1度だけあるのですが、半べそ状態で慌てて移動場所に行きますと、広い地下駐車場に、何と、我が愛車「カリブ」だけがポツンと1台寂しそうに止められており、その時だけは、本当に「カリブ」に対して、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
逆に、嬉しいこともたくさん共有致しました。出張料理を終え、お客様に喜んで頂いて、笑顔でお見送りして頂けた時など、「カリブ」と共に、照れくさそうに「来させて頂いて良かった!」と、感謝の気持ちでいっぱいになり、帰り道はルンルン気分で、走りも、いつもより軽快な感じになるから不思議です。(笑)
時に、お客様から「こんなに小さな車に、よくこれだけの大荷物を積んで来ましたね!」と、感心されることがあるのですが、そんな時の「カリブ」は、やや誇らしげな感じがして、思わず私も微笑んでしまいます。
ハイオク仕様で、四輪駆動の「カリブ」は、本当に良く頑張って付いて来てくれましたが、10万キロを超えた辺りから、急にあちこちのメンテナンスが必要になり、毎回の修理代金もバカにならないものですから、何度も、買い替えを考えましたが、「手放す寂しさ」から決断出来ずに、ここまで来ました。
でも、最近になりますと「もう限界だな。これ以上、こき使ったら、カリブが可愛そうだ」と思うようになりまして、買い替えを決断致しました。
最後は「カリブよ!本当に今まで有難う!」と言って、車体に頬ずりし、キスして分かれたのですが、こんな気持ちってヘンですかね?(笑)
因みに、今度の車は、シルバーのカローラ・フィルダーです。
今後は、この車で、全国の皆様のもとに伺い、笑顔の溢れる、素敵な思い出をたくさん作りたいと思っておりますので、どうぞ、宜しくお願い致します。



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kogure-t.jp/mt/mt-tb.cgi/486

About

2009年10月22日 10:23に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「91才の御爺さんのお誕生日会(横浜)で出張料理」です。

次の投稿は「信濃毎日新聞・洋食の定番(10月) 「信州ソバとキノコのイタリア風サラダ仕立て」」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

料理研究家 小暮剛 オフィシャルサイト
Copyright (C) 2006 KOGURE-T.jp All Rights Reserved.