オリーブオイルと相性の良い醤油を求めて、五和町鬼池にある名門醸造元「池崎しょうゆ」さんに伺いました。
こちらは、地元で100年以上続く、老舗の醤油醸造所でして、今回、説明して下さった製造部主任の池嵜謙五さんが5代目にあたるそうです。
早速、蔵の中を見せて頂きますと、年代物の熟成樽があったり、丸太の柱には、酵母菌が付いていたりして、醤油作りの歴史の重みが、ヒシヒシと伝わってきました。
味のベースとなる「もろみ」も、樽から直接、試食させて頂きましたが、滋味深く、とても美味しかったです。
醤油は、「うすくち」、「こいくち」、「さしみ用」の3種類を用意して頂き、それぞれ鯛のお刺身に浸けて食べさせて頂きましたが、オリーブオイルとの相性が良いことは、すぐに分かりました。
翌日の料理教室でも、これらの醤油は、大活躍致しました(笑)。例えば、醤油とオリーブオイルを同割り(1対1)で合わせた物を用意しておき、白身魚のお刺身や豆腐、白菜の浅漬け、ゴボウや大根の煮物、しゃぶしゃぶポーク等にかけて試食して頂きましたが、参加して頂いたみなさんからは、大絶賛して頂きまして、謙五さんも、とても嬉しそうでした。
このように、みなさんが笑顔になれる空間に、いつも立ち会える私は、本当に幸せ者だと思いますし、この「笑顔の輪」を、これからも<食>を通して、世界中に広げて行きたいと思っております。
御協力して下さった「池崎しょうゆ」のみなさま、本当に有難う御座いました。今後共、宜しくお願い致します。
「池崎しょうゆ」さんの暖簾(のれん)の前で記念の1枚です。
醸造蔵の中には、歴史を感じさせる熟成用の木樽もありました。
醤油の味の基本となる「もろみ」が入った木桶(おけ)です。
酵母菌が付いた丸太の柱からも、醤油作りの歴史が感じられます。
3種類の美味しい醤油ともろみを、お刺身に浸けて試食させて頂きました。
豆腐と醤油、オリーブオイルの相性は、抜群です。
鯛のお刺身には、山葵醤油とオリーブオイルをかけました。