4月2日に、船橋市アンデルセン公園・子供美術館内のキッチンで「春の子供クッキング教室」が開催されました。
私が講師として伺うのは、今回で2回目(前回は2009年4月)なのですが、2年ぶりに参加して下さったお子さん達も多く、とても嬉しかったです。それにしても、お子さん達の成長は、早いものですね(笑)。
今回のメニューは、春らしく「菜花のミモザ風サラダ」と「春キャベツと桜海老の和風パスタ」の2品にさせて頂いたのですが、参加して下さった18名のお子さん達は、6才から12才と、かなり年齢(技量)の幅があるため、「みなさんが楽しく作れるメニュー」を考えるのに、実は、かなりの時間を要しました(笑)。
実際の各テーブルでは、年上のお兄ちゃん、お姉ちゃん達が、とても楽しそうに、年下のお子さん達に優しく教えている場面もあり、見ていて、とても微笑ましかったです(笑)。
それにしましても、今回、参加して下さったお子さん達の「目の輝き」、「真剣さ」には、感激致しました。
最初の私のデモンストレーションの時にも、お子さん達は、遠慮することなく、テーブルの周りを取り囲み、私のすべての動きを、1つも漏らすことなく脳裏に焼け付けようと、真剣な眼差しを注いで下さり、その目の輝きに、私の方が圧倒されそうになりながら、相手がお子さんであることを忘れて、全身全霊を込め、全力で御指導させて頂きました(笑)。
あとで館長さんにお聞きしましたら、今回の予約申し込みは、受付開始と同時に、アッと言う間に埋まってしまい、キャンセル待ちも多かったそうでして、感謝、感謝、とても有難いですね。
「菜花」といいますと、私が「情熱大陸」の番組内で、学校給食のメニュー作りの際に、どのようにして子供達に食べてもらうか、試行錯誤するシーンがありましたが、今回の「菜花」は、美術館の職員の方が、御自身の家庭菜園で栽培されている新鮮なものを御提供して頂きました。
生で食べても、とても美味しい「菜花」でしたが、周りで見学されていた、ある親御さんから、突然、「野菜嫌いなウチの子が、2品とも完食しました!」と、興奮気味におっしゃって頂きまして、会場全体が、微笑ましい笑顔でいっぱいになり、とても素敵な「クッキング教室」となりました。
今回の簡単なレシピも御紹介させて頂きます。
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菜花のミモザ風サラダ
<材料・4人分>
(A)
菜花 8-12本 ゆで卵 3個 白炒りゴマ 大さじ2杯
(B)
マヨネーズ 大さじ3杯 ケチャップ 大さじ1杯 醤油 小さじ1杯
<作り方>
①菜花は、2-3等分に切り、ボイルしておく。
②卵は12分ボイルの固ゆでにして、粗刻みする。
③(B)を合わせてソースをつくる。固ければ、水少々で伸ばす。
④皿に菜花を盛り、③のソースをかけてから②の卵と白炒りゴマを散らす。
・菜花が無ければ、ブロッコリーで代用致します。
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春キャベツと桜海老の和風パスタ
<材料・4人分>
(A)
春キャベツ 1/4個分 スパゲッティー 300g
(B)
エキストラバージンオリーブオイル 120cc 赤味噌 大さじ1杯
水 大さじ1杯 醤油 大さじ1/2杯 味醂 大さじ1/2杯
(C)
桜海老 大さじ4杯 鰹削り節 大さじ3杯
<作り方>
①春キャベツは、3cm四方に粗刻みしておく。
②スパゲッティーを湯がく。湯がき終わりの30秒前に①も加えて、一緒にボイルする。
③(B)を合わせてソースとする。
④②と③を合わせてから、(C)を加え、混ぜ合わせる。
前回の写真が入った「春の子供クッキング」のポスターです。
子供達の真剣な眼差しに、私も気合が入りました(笑)。
「将来は、コグレさんのようなシェフになりたい!」というお子さんもいました(笑)。
「ゆで卵の正しい切り方」の御指導中です。
「キャベツの湯がき方」のコツを御指導中です。
とても楽しく盛り上がった、「試食タイム」です。
「菜花のミモザ風サラダ」の出来上がりです。
「春キャベツと桜海老の和風パスタ」の出来上がりです。
「キッズ料理教室」は、これからも全国で、続けたいですね(笑)。