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2011年05月 アーカイブ

2011年05月01日

NHK「ラジオビタミン」の御料理コーナー「私の愛情レシピ」に声だけの出演 (15)

NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、4月27日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「春キャベツと桜海老の和風パスタ」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
春先のキャベツは、とても柔らかく、自然の甘味、ビタミンもたっぷりですので、特に、お子さん達には、たっぷりと食べて頂きたいものですね。
この日から、東京・お台場の「ビックサイト」で、大規模な「ホビークッキングショー」が始まり、私もナビゲーターとして携わらせて頂きましたが、会場では、多くの御来場頂いた皆様から「NHKラジオを聴いていますよ!」とか「コグレさんのレシピで作ったら、すごく美味しかったです!」といった感動的なコメントを頂き、とても嬉しかったです。
今回は「春キャベツ」と「オリーブオイル」、「味噌、醤油」との相性の良さもお楽しみ頂きながら、シンプルで、簡単に美味しく作れる、この御料理を、是非、みなさまもお試し下さいませ。
早速、レシピを御紹介させて頂きます。
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                 春キャベツと桜海老の和風パスタ
<材料・4人分>
(A)
春キャベツ  1/4個分   スパゲッティー  300g
(B)
エキストラバージンオリーブオイル  120cc    赤味噌  大さじ1杯
水 大さじ1杯    醤油  大さじ1/2杯    味醂  大さじ1/2杯
(C)
桜海老  大さじ4杯   鰹削り節  大さじ3杯

<作り方>
①春キャベツは、3cm四方に粗刻みしておく。
②スパゲッティーを湯がく。湯がき終わりの30秒前に①も加えて、一緒にボイルする。
③(B)を合わせてソースとする。
④②と③を合わせてから、(C)を加え、混ぜ合わせる。


季節感いっぱいで、とても美味しい「春キャベツと桜海老の和風パスタ」です。

材料も身近で揃うものばかりですが、オリーブオイルは、上質な物がいいですね。

アンチョビやガーリック、一味唐辛子等を少し入れると、大人の味になります(笑)。


<今後の放送予定>
5月3日    新ジャガのイタリア風粉ふき芋
5月10日   イチゴと湯引き帆立貝のサラダ仕立て
5月18日   白味噌風味の豆乳カルボナーラパスタ
5月26日   イカと新玉葱のスペイン風ソテー

 国会中継や緊急ニュースが入り、番組が延期されることもあります。御了承下さいませ。

2011年05月02日

「ホビークッキングフェア2011」は、大盛況、感謝・感動の連続でした (1)

私が、昨年からナビゲーターを務めさせて頂いております「ホビークッキングフェア2011」が、4月27-29日の3日間、東京・お台場のビックサイトで開催され、12万人近い御客様に御来場して頂きました。
特に、今回は、震災直後ということで、昨年出店して頂き大好評でした、東北各地の生産者の皆様のキャンセル等もありまして、開催直前は、本当にバタバタでしたが、多くの皆様に応援して頂きまして、会場の雰囲気「熱き想い」がひとつとなり、「感謝、感動に溢れた、素晴らしい3日間」となりまして、私自身にとりましても、一生忘れることの出来ない「貴重な思い出、心の財産」が、沢山出来ました。
御来場頂きました皆様には、心より御礼を申し上げます。本当に、有難う御座いました。
そして、これからも末永く、「日本の食」を通して、日本中が元気になれますように、私も、全力で頑張りますので、どうか、御声援を宜しくお願い致します。
このように、感動的でした「ホビークッキングフェア2011」の模様を、数回に分けまして、レポートさせて頂きますので、御覧頂けましたら、有難いです。


会場となった、東京・お台場「ビックサイト」の入口付近で、記念の1枚です。

初日の開場2時間前から、この日を楽しみに全国から御越し頂いた皆様の長蛇の列が出来
まして、本当に感激致しました。

東北の被災地から、開催3日前に急遽、勇気を振り絞って、出店を決めて下さったみなさん
がいます。「商品を買ってもらえるのか?」ものすごく、不安だったと思います。

「東北のお米・復興応援プロジェクト」に御賛同頂いた大勢の皆様、有難う御座いました。

「東北のお米・復興応援プロジェクト」の御礼に、オリジナルトートバックと、私がデザイン
したランチョンマットにサインを入れて、プレゼントさせて頂きました。

開催前日の控え室では、5時間かけて600枚のランチョンマットにサインさせて頂きました。

2011年05月03日

NHK「ラジオビタミン」の御料理コーナー「私の愛情レシピ」に声だけの出演 (16)

NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、5月3日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「新じゃがのイタリア風粉ふき芋」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
春先に出回る「新じゃが芋」は、自然の甘味、ビタミンもたっぷりでして、特に、皮にも旨味がありますので、お子さん達には、丸ごと、ダイナミックに食べて頂きたいものですね。
今回は「新じゃが芋」と「オリーブオイル」、「粒マスタード」との相性の良さもお楽しみ頂きながら、シンプルで、簡単に美味しく作れる、この御料理を、是非、みなさまもお試し下さいませ。
早速、レシピを御紹介させて頂きます。
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              新じゃがのイタリア風粉ふき芋
<材料・2人分>
(A)
新じゃが芋(中サイズ)  3個      塩・胡椒  各少々
(B)
エキストラバージンオリーブオイル  大さじ4杯  粒マスタード  大さじ2杯
醤油  少々
(C)
パセリみじん切り  大さじ1杯

<作り方>
①じゃが芋は、皮付きのまま、食べ易い大きさにカットして、ボイルする。
②茹で上がったら、水気を切り、鍋に戻して、塩・胡椒を加えながら、粉が吹くように乾煎りしておく。
③(B)を合わせてソースとする。
④器に②を盛り、③をかける。
⑤パセリのみじん切りを散らす。


とても簡単で美味しい「新じゃがのイタリア風粉ふき芋」です。

材料も身近で手に入るものばかりですので、是非、お試し下さいませ。

「新じゃが」は、皮付きのまま、空揚げにしても美味しいですね。


2011年05月10日

NHK「ラジオビタミン」の御料理コーナー「私の愛情レシピ」に声だけの出演 (17)

NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、5月10日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「いちごと湯引き帆立貝のサラダ仕立て」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
春先に出回る「いちご」は、自然の甘味、ビタミンもたっぷりでして、帆立貝等の旨味が凝縮した貝類を合わせた「軽いサラダ」は、フランス、イタリア辺りでも、春の定番、人気オードブルのひとつです。
今回は「いちご」と「オリーブオイル」、「帆立貝」との相性の良さもお楽しみ頂きながら、シンプルで、簡単に美味しく作れる、この御料理を、是非、みなさまもお試し下さいませ。
早速、レシピを御紹介させて頂きます。
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               いちごと湯引き帆立貝のサラダ仕立て
<材料・2人分>
(A)
イチゴ  10個     帆立貝(刺身用)  6個    
(B) 
エキストラバージンオリーブオイル  大さじ3杯  バルサミコ酢  大さじ1杯
塩・胡椒  各少々 
(C)
フレッシュミント  適宜

<作り方>
①イチゴは、ヘタを取っておく。
②帆立貝は、食べ易い大きさにカットし、霜降り程度に、サッとボイルする。
③(B)を合わせて、ソースとする。
④皿に、①、②を盛り、③をかけて、ミントを散らす。


冷えたシャンパンにピッタリの春の定番「いちごと湯引き帆立貝のサラダ仕立て」です。

この時期のいちごは、甘味、ビタミン共に豊富ですので、是非、お試し下さいませ。

フルーツを御料理にうまく取り入れることで、華やいだメニューのバリエーションが広がります。

2011年05月18日

NHK「ラジオビタミン」の御料理コーナー「私の愛情レシピ」に声だけの出演 (18)

NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、5月18日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「白味噌風味の豆乳カルボナーラパスタ」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
「カルボナーラ」をうまく作るコツは、火加減にあります。茹で立てのパスタとソースを合わせる時には、直火にかけずに、パスタの持つ余熱で、クリーミーに仕上げて下さい。
このコツさえ覚えておけば、いつでも簡単に美味しい「カルボナーラ」が出来ますので、是非、みなさまもお試し下さいませ。
レシピを御紹介させて頂きます。
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                 白味噌風味の豆乳カルボナーラパスタ
<材料・2人分>
(A)
スパゲッティー  200g
(B)
卵黄 2個分  粉チーズ 大さじ1杯  白味噌 大さじ1/2杯  豆乳 大さじ3杯  
エキストラバージンオリーブオイル 大さじ2杯  塩・胡椒  各少々
(C)
白炒りゴマ  大さじ2杯   パセリみじん切り  大さじ1杯

<作り方>
①(B)を合わせてソースとする。
②スパゲッティーをボイルし、熱々を①と合わせる。
③仕上げに(C)を加える。


とてもヘルシーで美味しい「白味噌風味の豆乳カルボナーラ」です。

材料も身近に揃うものばかりですが、オリーブオイルは、上質な物をお勧め致します。

私も大好きで、毎日食べても飽きない美味しさです。


「ホビークッキングフェア2011」は、大盛況、感謝・感動の連続でした (2)

私が、昨年からナビゲーターを務めさせて頂いております「ホビークッキングフェア2011」が、4月27-29日の3日間、東京・お台場のビックサイトで開催され、12万人近い御客様に御来場して頂きました。
特に、今回は、震災直後ということで、昨年出店して頂き大好評でした、東北各地の生産者の皆様のキャンセル等もありまして、開催直前は、本当にバタバタで、かなり寂しい想いもしておりましたが、そんな中、開催3日前になりまして、大変な状況下にもかかわらずに、勇気と不安を抱えながら、急遽、出店して下さった被災地の皆様がおられます。先の見えない原発被害の真っ只中にある福島県の生産者の皆様と、津波ですべてが流されてしまった宮城県石巻市の生産者の皆様です。
フェアの2日前に、そのことを知った私は、全身に鳥肌が立つほどの、体の芯から燃え上がるような「熱い気持ち」が、ふつふつと湧き上がりまして、何とか、出店して下さった皆様の「想い」に、誠意を込めて、全力でお応えしたいと思いました。
フェア2日目には、被災地への炊き出しにも飛び回り、本当にお忙しい「分(わけ)とく山」の総料理長、野崎洋光さんにも、特別ゲストとして御来場頂きまして、「白い御飯を食べられる幸せ」がテーマの感動的な講習&講演会を、メインステージで開催させて頂きました。
野崎さんは、私の20数年前「キハチ・セラン」修行時代の、ある意味「師匠」でありまして、当時は、よく、オープンしたてのお店に伺って、「和食の極意」を色々と、食べさせて頂きながら、理論的に教えて頂いたものです(笑)。そんな野崎さんと、ホビークッキングショーの御縁で、久々にお会い出来ることになり、普段、緊張することのない私も、この日ばかりは、多少、緊張しておりましたが、いつもとかわらぬ野崎さんの笑顔に、思わず、修行時代の懐かしさが込上げてきました。
本来ならば、「シンプルに土鍋で美味しい御飯を炊くコツ」のみを教えて頂くだけの予定でしたが、開演前には、福島県や宮城県のブースを足早に、野崎さん自らの足で見て頂き、即興で、福島県産の美味しい地鶏「川俣しゃも」を使ったステーキや、チャーハン、スープ、究極の卵かけ御飯まで、短時間で御披露して頂きまして、昔と変わらぬ野崎さんのサービス精神に、御来場頂いた御客様は、大満足の様子でした。
ステージ脇で見学させて頂いた私にも、野崎さん自ら箸を持って「川俣しゃものステーキ」を試食させて下さる「おまけ付き」には、ビックリ致しましたが、本当に美味しかったです(笑)。
この日、色々と教えて頂いた中で、特に、印象に残ったのは、ガスも電気も使えない時に、カセットコンロでお湯を沸かし、美味しい御飯を炊く方法です。ビニール袋にお米と基準量の水を入れて縛り、95℃のお湯で20分間湯がくだけで、本当に御飯が炊けるのです。私も、試食しましたが、まったくビニール臭さも無く、美味しい御飯でした。この方法でしたら、残ったお湯も、別の用途に使えますし、一石二鳥ですね。
お忙しい中、御来場頂き、色々と教えて下さった野崎さんには、心より御礼を申し上げます。本当に、有難う御座いました。
これからも、被災地支援のために、私も頑張りますので、御指導を宜しくお願い致します。


大変な状況の中、福島県から勇気と不安を持って出店して下さったみなさんです。

2日目には、「分とく山」野崎洋光さんの特別講演会が開催されました。

福島県出身の野崎さんと、福島県から出店して下さった(株)パイクの山田さんです。

メインステージの客席は、早くから、立ち見が出るほどの超満員でした。

御飯は、ビニール袋を使って湯がくだけで、美味しく炊くことが出来ます。

サプライズで、私も、美味しい「川俣しゃも」の試食をさせて頂きました。

2011年05月30日

「ホビークッキングフェア2011」は、大盛況、感謝・感動の連続でした (3)

私が、昨年からナビゲーターを務めさせて頂いております「ホビークッキングフェア2011」が、4月27-29日の3日間、東京・お台場のビックサイトで開催され、12万人近い御客様に御来場して頂きました。
特に、今回は、震災直後ということで、昨年出店して頂き大好評でした、東北各地の生産者の皆様のキャンセル等もありまして、開催直前は、本当にバタバタで、かなり寂しい想いもしておりましたが、そんな中、開催3日前になりまして、大変な状況下にもかかわらずに、勇気と不安を抱えながら、急遽、出店して下さった被災地の皆様がおられます。先の見えない原発被害の真っ只中にある福島県の生産者の皆様と、津波ですべてが流されてしまった宮城県石巻市の生産者の皆様です。
フェアの2日前に、そのことを知った私は、全身に鳥肌が立つほどの、体の芯から燃え上がるような「熱い気持ち」が、ふつふつと湧き上がりまして、何とか、出店して下さった皆様の「想い」に、誠意を込めて、全力でお応えしたいと思いました。
私も、毎日、特設ステージにて「オリーブオイルでアンチエイジング」というテーマの講演会&デモンストレーションをさせて頂きましたが、毎回、立ち見が出るほど、沢山の皆様に御参加して頂きまして、とても嬉しかったです。
今回の御試食で大好評だった特別メニューには、福島県の「えごまふりかけ」と、宮城県の「赤味噌」を、ふんだんに使わせて頂きました。
そこに「私達も被災地のみなさんのために、是非、食材で協力させて下さい!」と申し出て下さった、秋田県・佐藤養悦本舗さんの「手作り稲庭うどん」と、JA筑前あさくら・博多万能ねぎ部会さんの新鮮な「万能ねぎ」、そして、いつもお世話になっております、八王子市・ミヤ恒産さんの「上質なオリーブオイル」をコラボさせて頂きまして、「赤味噌・えごま・万能ねぎ風味のコグレ流・稲庭うどんのサラダ仕立て」を完成させることが出来ました。地域、食材のジャンルは違っても、「正しい食を通して、社会に貢献して行こう!」という<熱い想い>、<方向性>は、みなさん一緒ですので、このように素晴らしいメニューを誕生させることが出来たのだと思います。
ホビークッキングショーの3日間で培われた沢山の「絆」を、これからも大切にして、この「食を通した絆」を揺ぎ無いものにして行きたいものだと強く思いましたし、それが、ナビゲーターでもある私の使命、役割りだと思います。
気持ち良く、最高の食材を御提供して下さったみなさまには、感謝の気持ちでいっぱいです。
心より御礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。


私も「オリーブオイルでアンチエイジング」がテーマの講演会をさせて頂きました。

毎回、満員のステージでは、その熱気に私の講演にも、つい力が入りました(笑)。

被災地支援のメニュー作りに協力して下さった、素敵な出展者みなさんです。

試食が大好評だった「赤味噌・えごま・万能ねぎ風味の稲庭うどんのサラダ仕立て」です。

ステージ裏では、スタッフのみなさんに手際よく、盛り付けを手伝って頂きました。

宮城県石巻市から大変な被害の中、勇気を持って急遽出店して下さった「高砂味噌」さんです。

左から2人目「佐藤養悦本舗」さんの「稲庭うどん」は、本当に美味しかったです。

「博多万能ねぎ」さんには、食材の他、義援金の方でも、かなり御協力して頂きました。

上質なオリーブオイルのスペシャリスト「ミヤ恒産」中村社長にもお世話になりました。


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