2011年6月下旬に、念願叶って訪れることの出来た「ルルド」でしたが、その「聖水」の源流を是非とも見てみたいと、急遽、思い立ちまして、登山用ステッキを地元で購入し、源流があるであろう「ピレーネ山脈」を、ローカルガイドさんと共に、歩いてみました(笑)。
フランス側・カヴァルニー村から、登山はスタートしましたが、歩く道すがらに、可憐な高山植物をいたるところで見つけ、ついつい足を止めて、見入ってしまいました(笑)。
約5時間かけて、山道を進みますと、急に視界が広がり、爆音と共に、激しい水しぶきの滝に遭遇致しました。
その水は、ピレーネ山脈の過酷な自然から得た「エネルギー」を満々に蓄え、どこまでも清らかで、私は、その水に「強いオーラ」を感じ、その美しさに、とても感動致しました。
早速、持参した空のペットボトルに水を汲み、ひとくち飲んでみましたが、自然な甘味が体細胞のひとつひとつに染み込んでいくようで、言葉にならないほど、美味しかったです。
「この水が、ルルドの聖水のルーツであり、美味しいバスク料理の基本なのだ」と思うと、あまりの感動に、熱いものがこみ上げてきて、しばらく、その場から一歩も動くことが出来ませんでした。
「ピレーネの自然の恵み」に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
ピレーネの豊かな大自然を満喫しながら歩きました(笑)
約5時間かけて、激しい水しぶきの滝に辿り着きました
滝壺には、ピレーネの自然のエネルギーが満ち溢れていました
激流の傍に腰を下ろし、そのオーラを全身で吸収致しました(笑)
「ピレーネアザミ」の気品ある美しさに目を奪われました
「アイリス」も、ピレーネの自然の中で、したたかに咲いていました
アイギス・トルテス国立公園の「サン・マウリシ湖」にも行きました
湖の水は、どこまでも清らかで、「天然のマスの稚魚」も沢山いました