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2011年11月 アーカイブ

2011年11月01日

「出張料理」2011年・秋の人気メニューを御紹介致します

ここ数日、秋らしい青空が広がり、各地からは、紅葉の便りも届くようになりましたが、みなさまは、如何お過ごしでしょうか?
「味覚の秋」ということで、「出張料理・最近の人気メニュー」を2品御紹介させて頂きます。
まずは、「根菜類が主役の洋風卵豆富、帆立貝が入った軽いオリーブマヨネーズソース添え」ですが、レンコンやクワイ、ゴボウ等が入った卵豆富は、シャキシャキとした食感も心地良く、老若男女、あらゆる年代層のみなさまに好評です(笑)。白いソースは、上質のオリーブオイルと卵黄だけで作ったマヨネーズソースなのですが、少し豆乳を加え、濃度調節をしています。湯引きした帆立貝の甘味と、軽いマヨネーズソースの相性は抜群で、パンに浸けて食べますと、その美味しさがよく分かります。
さらに、完熟トマトの赤いソースと、根菜類を煮た和風出汁がベースの、素材の旨味が凝縮したコンソメゼリーを添えますと、それらの酸味、コクが見事なハーモニーを醸し出し、見た目にも美しく、完成度の高い1皿になります(笑)。
2品目は、「オリーブオイルで焼いたりんごとドライマンゴー、天然海老のサラダ、バルサミコ風味」です。
「東北地方の安全で良い食材は、積極的に使わせて頂く」のが、私のポリシーですので、今回のりんごも東北産のフジを使わせて頂きました。一切の砂糖は使わずに、軽く天然塩を振って、上質のオリーブオイルで焼いただけのりんごなのですが、本当に甘くて美味しいのです。オリーブオイルには、このように、素材の旨味、持ち味を引き出す力があることが、よくお分かり頂けると思います。
これをサラダに仕立てたのて゜すが、湯引きした天然海老と、低温のオーブンで乾燥焼きしたマンゴーを添えますと、さらに焼きリンゴの旨味が引き立ち、上質のオリーブオイルとバルサミコ酢を3対1で合わせただけのシンプルなドレッシングとの相性も良く、毎日でも食べたくなる、美味しいサラダの完成です(笑)。
先週末には、神奈川県川崎市のマンションに伺い、御誕生日会の御料理を作らせて頂きました。
お集まり頂いた人数が多かったために、テーブルとソファーの2箇所に分かれての御食事会でしたが、アットホームで和やかな雰囲気の中、とても盛り上がりまして、作り甲斐がありました(笑)。
御客様の中には、関西や九州から、この日の御料理を楽しみに、わざわざ来て下さった方もいらっしゃり、次回は、宮崎県に伺うことも決定しまして、本当に有難く、嬉しい限りです。
この御食事会を企画して下さった西村様と古川様には、感謝の気持ちでいっぱいです。
心より御礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。


「根菜類が主役の洋風卵豆富、帆立貝が入った軽いマヨネーズソース添え」です

仕込みには、かなりの時間を費やしますが、最後の盛り付けにも細心の注意を払います

「焼きリンゴとドライマンゴー、天然海老のバルサミコ風味・サラダ仕立て」です

オリーブオイルで焼いただけのりんごは、砂糖不使用でも、とても甘くて美味しいです

テーブルとソファーに分かれても、アットホームな雰囲気で、かなり盛り上がりました(笑)

1皿ごとの御料理の説明にも、熱心に耳を傾けて頂き、とても有難かったです

全国から私の御料理を楽しみに御参加して頂いたみなさまと記念の1枚です

2011年11月02日

NHK「ラジオビタミン」の御料理コーナー「私の愛情レシピ」に声だけの出演 (26)

NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、11月2日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「シシリア風トマトのステーキ」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
南イタリアに位置するシシリアは、野菜や魚介類が新鮮で豊富なことでも有名ですが、野菜料理に関しましては、大胆シンプルな料理法でありながら、素材の持ち味を生かした美味しい物が多いのが特徴かもしれませんね。
例えば、シシリアの青空市場を歩いていますと、丸ごと焼いたパプリカやトレビス(赤キャベツに似たサラダ菜)等が売られていたりします。
これは、かなり手抜きな料理ではないかと思いながら、食べてみますと、意外にも、素材の旨味が充分に引き出され、とても美味しいのです。
今回のメニューでは、トマトを使って、シシリア風に大胆シンプルに仕上げたステーキ仕立てをお楽しみ頂きたいと思います。
では、早速、レシピを御紹介させて頂きます。
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                     シシリア風トマトのステーキ
<材料・2人分>
(A)
トマト  3個
(B)
オリーブオイル 40cc  ニンニク(みじん切り) 1かけ分  塩・胡椒 各少々
(C)
パセリ(みじん切り) 少々

<作り方>
①トマトは、ヘタをくりぬき、上下2等分にカットする。
②フライパンにオリーブオイルを熱し、トマトをステーキのように、両面焼く。
③トマトは、皿に盛り、フライパンにニンニクを加えて、軽く炒める。
④トマトの上から、フライパンに残ったオイルとニンニクをかけて、軽く塩・胡椒を振り、パセリを散らす。


大胆シンプルな料理法による「シシリア風トマトのステーキ」は、とても美味しいです

材料も身近で揃うものばかりですが、オリーブオイルは、上質な物を使うのがコツですね

ステーキやグリルした魚料理等の付け合せにしても美味しいですよ

2011年11月15日

船橋中学校「家庭教育セミナー」の講師をさせて頂きました

11月14日に、地元船橋市の船橋中学校に伺い、御父兄対象の「家庭教育セミナー」の講師をさせて頂きました。
講演のテーマは「脳を育てる朝食」でして、4品のヘルシーな御料理を作らせて頂きながら、楽しく和やかな雰囲気の中で、「食の大切さ」のお話をさせて頂きました。
まずは、簡単にレシピの解説をさせて頂きます。
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① <オリーブオイルを入れて炊く玄米御飯>
完全栄養食であり、デトックス(排毒)作用に優れた玄米とオリーブオイルを一緒に炊き込んだ「玄米御飯」は、ヌカ臭さも無く、冷めてもシットリと美味しくて、私も自宅にいる時には、欠かさず食べています。動物性の脂肪を控えている私にとりましては、まさに「パワーの源」なのです(笑)。
②<野菜たっぷりの和風ミネストローネスープ>
海のミネラルが豊富に含まれている「昆布」や「天然塩」、「鰹削り節」がベースの和風スープに、緑黄色野菜をたっぷりと加えて作るヘルシーなスープです。仕上げに、上質のオリーブオイルを加えることで、野菜の旨味も充分に引き出され、満足感のある美味しいスープになります。
③<ざく切りキャベツのオリーブ醤油風味サラダ>
新鮮なキャベツをざく切りし、まずは、天然塩を振ることで、その旨味を引き出します。さらに上質のオリーブオイルと醤油、またはポン酢を加えることで、本当に美味しいサラダが、簡単に出来ます。
④<リンゴのオリーブオイル焼き>
一口大にカットしたリンゴに軽く天然塩を振り、オリーブオイルで焼くことで、砂糖をまぶした以上に甘くて美味しい「焼きリンゴ」が出来ます。これを荒刻みすれば、砂糖不使用のヘルシーな「リンゴジャム」にもなります。
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御参加頂いた30名のみなさまは、すべての御料理に興味津々で、熱心にメモを取りながら、最後まで真剣に御覧頂きました。
<食>にまつわる色々なお話を、約2時間、ユーモラスに笑いを交えながらさせて頂き、同時進行で4品を作らせて頂きましたが、最後の御試食タイムでは、オリーブオイルをふんだんに使っていながら、軽くてアッサリとしたヘルシーな味わいに「オリーブオイルを使った御料理が、こんなに簡単で美味しいとは思いませんでした!」と、多くのみなさまが感激の御様子で、「今晩、早速、作ってみます(笑)」との、嬉しい御言葉も頂きました。
玄米御飯は、各テーブルに炊飯器を置き、炊き立てをお召上がり頂きましたが、私が「この玄米御飯は、冷めても美味しいですよ!」と申し上げますと、自然発生的に、みなさんがラップを取り出し、多目に炊いて残った玄米御飯で「おむすび」を作り始めました。「是非、帰宅した子供に食べさせます」と、嬉しそうに微笑むお母さん達の表情が、とても素敵でした。
「家族の健康を考えて作る、愛情溢れた家庭料理っていいなぁ」と、改めて思いましたし、これからも、このような「食育活動」を積極的にして行きたいと思いました。
このイベントを開催するにあたり、御協力頂いた役員のみなさま、本当に有難う御座いました。
心より御礼を申し上げます。


船橋中学校での「家庭教育セミナー・食育講演会」は、2年前に続き
今回で2回目です

御父兄のみなさまには、最後まで熱心に講演を聴いて頂き、有難かったです

食育の料理教室では、たっぷりの有機野菜と玄米、上質の天然塩、オリーブオイルを使う
のが、コグレ流です

玄米を炊く時には、初めからオリーブオイルを加えるのがポイントです

海のミネラルたっぷりの和風出汁が、野菜スープのベースになりますので、ていねいに
出汁を取ります

野菜の切り方やボイルする時のコツを、ユーモラスに実演、説明中です

野菜たっぷりのスープの仕上げに上質のオリーブオイルを加えるのもポイントです

当初、予定には無かった「オリーブ風味・焼きリンゴ」の実演中です(笑)
砂糖不使用でも甘くなる「オリーブオイルマジック」に、みなさん興味津々でした

焼きリンゴは、粗刻みすれば、砂糖不使用の美味しいジャムになります

この3品が出来れば、1日のスタートにふさわしい「完璧な朝食」になりますね

子供達への御土産に、冷めても美味しい「玄米おむすび」を一生懸命に作って頂きました

愛情たっぷりで可愛らしい「玄米おむすび」が完成しました

御手伝いして頂いた役員のみなさま、本当に有難う御座いました

2011年11月30日

長野県上水内郡の「山本リンゴ農園」さんに伺い「収穫祭」の御料理を作らせて頂きました

11月26日に長野県上水内郡飯綱町の山本リンゴ園さんに伺い、「収穫祭」の御料理を作らせて頂きました。
まずは、新潟県との県境にそびえる雄大な山々を遠くに望む絶景の中、見事なリンゴが実っている農園を2箇所見学させて頂きました。
山本さんの農園では、9種類のリンゴを手塩にかけて栽培していらっしゃるそうですが、まずは、透き通るように美しい薄黄色をまとったリンゴ「名月」を見せて頂きました。
長野県内では「食を通した地域活性化」の仕事を、今まで長くやらせて頂きましたので、大抵のリンゴの種類は、知っているつもりでしたが、「名月」との出会いは、初めてでしたので、興味津々、早速、ガブリとかじらせて頂きました(笑)。中には、上品な味わいの蜜がたっぷりと含まれており、何個でも食べたくなるような美味しさに感激致しました。
次に、「フジ」の畑も見せて頂きましたが、赤くて大粒のリンゴがたわわに実る様子は、見ていて本当に心地良かったですね。こちらも、もちろん、かじらせて頂きましたが、貫禄さえ感じられる、その美味しさには「日本一」、いや「世界一」の称号を与えてもいいくらいだと思いました。
「収穫祭」の会場となった御自宅にお伺いしますと、、今日の御料理を楽しみに、遠方から、はるばるいらして下さった方々もあり、早速、「焼きリンゴ」のレシピを御紹介させて頂きながら、みなさんにも御手伝いをして頂き、「コグレ流・オリーブオイル・マジック」で、砂糖不使用にもかかわらず、リンゴの持ち味である「甘さ」と「美味しさ」を充分に引き出した「絶品!焼きリンゴ」が完成致しました(笑)。「収穫祭」とは、「御先祖様から受け継いだ<自然の恵み>に感謝し、幸せで豊かなひと時をみなさんと共有させて頂く」とても貴重で素晴らしい時間なのですね。つくづく、そう思いました。
大皿に盛り付けられた「焼きリンゴ」が、何皿も食卓に並び、私の出張料理がスタートしましたが、とても和やかで楽しい雰囲気の中、最高に盛り上がった御食事会となりました。
食後には、御予約の段階からリクエストして頂いておりました、「大人の食育」がテーマの「ミニ講演会」もさせて頂きましたが、御参加して頂いたみなさんは、特に、食に対する意識の高い方々ばかりでしたので、前向きで活発な意見交換もあり、アッと言う間に時間が過ぎて、16時頃から始まった「収穫祭」が終了したのは、すでに日付が変わる寸前でした(笑)。
今回、こんなに素敵なイベントに呼んで下さり、大変に御世話になりました山本さん御夫妻をはじめ、御参加して下さったみなさまには、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に有難う御座いました。心より御礼を申し上げます。


※この美味しいリンゴを御希望の方は、山本さんのHP「三水の里(サミズのサト)」で検索してみて下さいね。


見事な「フジ・リンゴ」が、いっぱい実った農園の中で、山本さんと記念の1枚です

はじめて目にした薄黄色のリンゴ「名月(メイゲツ)」を前に、思わず、顔がほころびます(笑)

「名月」は、薄黄色の皮が透き通った感じで、上品な甘さが素晴らしかったです

「コグレ流・オリーブオイル・マジック」で、とても美味しい「焼きリンゴ」が完成しました!

「焼きリンゴ」の盛り付けも、みなさんが楽しそうに手伝って下さり、とても盛り上がりました


遠方から、楽しみに御越し頂いたみなさまもあり、食後も「大人の食育」の座談会で盛り
上がりました

「美味しいリンゴ作り」に頑張っていらっしゃる山本さんファミリーと、笑顔で記念の1枚です
フランス製の「コック帽」にサインを入れて、プレゼントさせて頂きました

NHK「ラジオビタミン」の御料理コーナー「私の愛情レシピ」に声だけの出演 (27)

NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、11月30日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「オクラと豆のモロッコ風サラダ」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
司会・進行役の村上信夫さんの軽妙な「ダジャレ」には、いつも「フッ」と笑ってしまうのですが、この日も「オクラだけに、お蔵(オクラ)入りさせずに、小暮さんのレシピで、どんどん作って下さいね」と言って頂き、とても有難かったです(笑)。
「モロッコ」と言いますと、北アフリカに位置しており、かつて、フランス領だったことからも、大地の恵みをシンプルに生かした美味しい料理が多く、人々は、エネルギッシュで明るく、元気に満ち溢れており、今の日本人が失いかけている「大切な何か」が「モロッコ」には、たくさんあるような気がして、何度訪れても楽しい「私も大好きな国のひとつ」なのです。
今回のレシピでは、「オリーブオイルとカレー粉、醤油の相性の良さ」を、是非とも、体験して頂けたら嬉しいですね。このドレッシングは、応用範囲が広いですから、シンプルなグリーンサラダやツナサラダ、豆腐サラダをはじめ、グリルした魚介類や肉類のソースとしても御使い頂けます。色々な食材や御料理に御試し頂き、「みなさま流の新しい美味しさ」を発見して頂くのも楽しいかと思います。
それでは、早速、レシピを御紹介させて頂きます。

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                       オクラと豆のモロッコ風サラダ
<材料・2人分>
(A)
オクラ   10本
(B)
大豆・ひよこまめ・レッドキドニー等の水煮、ある物で    150g
(C) 
オリーブオイル 40cc  醤油 15cc  塩・胡椒 各少々  カレー粉 8cc 

<作り方>
①オクラは、硬い部分を削り、軽くボイルしておく。
②手に入る豆を水煮にしておく。
③(C)を合わせて、ソースとする。
④皿に、オクラと豆を盛り、ソースをかける。


オクラと豆の持ち味を引き出す「カレーオリーブ醤油ソース」が絶妙な一皿です

オクラの代わりにインゲンやブロッコリー、カリフラワーでも美味しく出来ます

お酒のおつまみや御飯のおかずとして、豆類は、たくさん食べて頂きたいですね


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