昨年の9月中旬に高知県四万十市を訪れ、「玄米の美味しい食べ方」をテーマにした料理講習会を開催させて頂きました。7月の第1回目に引き続き、今回で2回目でしたが、「前回がとても分かり易く、楽しかったから、また申し込ませて頂きました(笑)」と言って下さる方がかなり多く、早くから予約して下さったみなさまで満員になってしまうほどの盛況ぶりを、とても有難く、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
今回のメニューは、オリーブオイルを入れて炊いた玄米御飯に、和風出汁の旨味を染み込ませたキノコと生姜を加えた「混ぜ御飯」と、四万十川河口付近で取れた新鮮なスズキをオリーブオイルと天然塩でマリネし、和風出汁で軽く煮てから、四万十川の川海苔が入ったソースをかけたヘルシーな一皿、それに、私が開発した「ブシュカンドレッシング」を絡めた、ざく切りキャベツの和風サラダの合計3品でしたが、いつものように笑顔溢れる楽しい雰囲気の中で、アッという間の2時間半でした。
それでは、早速、レシピを御紹介させて頂きます。
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キノコと生姜入り混ぜ御飯(玄米)
<材料・4人分>
(A)
キノコ各種(しいたけ、シメジ、舞茸、エノキ茸・・等) 各1パック
生姜 適宜(千切り・30g前後)
(B)
和風出汁 適宜(キノコ、生姜がかぶる位の量)
(C)
エキストラ・バージン・オリーブオイルを入れて炊いた玄米御飯 適宜
(玄米2カップ 水3カップ 塩少々 オリーブオイル15ccが基本分量)
<作り方>
①キノコ各種は、食べ易い大きさにほぐし、軽くボイルしておく。
②生姜は、千切りし、軽くボイルしておく。
③和風出汁で①と②を軽く煮て、しばらく置き冷ましする。
④オリーブオイルを入れて炊きあがった玄米御飯に③を混ぜ込む。
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白身魚の川海苔ソースかけ
<材料・4人前>
(A)
白身魚(切り身) 4枚
天然塩・胡椒 各少々
エキストラ・バージン・オリーブオイル 30-40cc
(B)
和風出汁 適宜(400cc前後)
水溶き片栗粉 少々
川海苔(乾燥した物) 適宜(3g前後)
<作り方>
①白身魚は、塩・胡椒を振り、エキストラバージンオリーブオイルをかけて15分位置き、その旨味を馴染ませる。
②鍋に和風出汁を軽く沸かし、①の魚をサッと煮る。
③魚を器に盛り、残った出汁は、強火で沸かして、水溶き片栗粉を加え、手早く混ぜて
軽くとろみをつける。
④あらかじめ、ほぐしておいた川海苔を加えて、ソースとする。これを魚にかける。
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ざく切りキャベツのオリーブ醤油風味
<材料・2人分>
(A)
キャベツ(又は白菜) 適宜
(B)
塩・胡椒 各少々 醤油(又はポン酢) 少々 白・黒炒りゴマ 各適宜
エキストラ・バージン・オリーブオイル 適宜
<作り方>
①キャベツ(又は白菜)は、ざく切りしておく。
②(B)を加えて混ぜる。
(今回は、私が開発した「ブシュカンドレッシング」を使用しました)
四万十市「玄米の美味しい食べ方」講習会のポスターです。
今回で2回目ですが、初回から受講されている方もかなりいらっしゃいました。
炊く前の玄米にオリーブオイルを加えるのがポイントです。
炊き立ての玄米にキノコと生姜を軽く混ぜ込みます。
思わず「美味しい笑顔」で記念の1枚です(笑)。
新鮮なスズキに塩・胡椒を振り、オリーブオイルでマリネしてから火を通しますと、冷めても
シットリとしてパサツキません。
和風出汁に四万十川の川海苔を加え、ソースを仕上げていきます。
食べる直前にオリーブオイルをかけますと、良い香りが広がり、旨味が際立ちます。
ざく切りキャベツに「ブシュカンドレッシング」をかけるだけで、美味しいサラダが出来ます。
御試食風景です。みなさんに満足して頂けて、嬉しかったです。
私がお薦めする世界№1のオリーブオイル「ラビダ」と「ブシュカンドレッシング」、それに
私の著書も、多くのみなさんに買って頂きました。