開業間近で最注目されている「東京スカイツリー」の麓、隅田川で、「東京を世界に誇れる美しい都市へ」をスローガンに、幻想的な10万個の太陽光蓄電LED「いのり星」をホタルに見立て、放流するイベント「川とツリーが紡ぎだす光のシンフォニー」が5月6日の18時半から開催され、多くの参加者と見物客で賑わいました。
私も、地元の御客様から御招待頂きまして、「いのり星」を放流させて頂きましたが、想像以上に素晴らしい光景に遭遇出来ましたので、この「川と光の感動体験」を、今後是非とも、隅田川の恒例行事として定着させ、外国人を含めた多くの人々に「今後の東京は、どうあるべきなのか」を考えて頂くきっかけ作りになれば素敵だなと思いました。
「いのり星」の放流から少し遅れて、スカイツリーも、ゆっくりとライトアップされましたが、日本の伝統美ともいうべき「上品な和服のような濃淡さ」が素晴らしく、天の川のように煌めく「いのり星」とのコントラストも絶妙で、この瞬間を待ち望んでいた多くの人々から大歓声が上がりました。
私の簡易なデジカメで撮った写真ですが、何枚か御紹介させて頂きますので、雰囲気だけでもみなさまにお伝え出来たら嬉しいです。
帰りには、浅草駅近くの「神谷バー」に立ち寄り、軽く飲みながら、余韻に浸っていたのですが、たまたま合席になった、日本語が堪能なシリア人の男性と「オリーブオイル」の話題で意気投合しまして、私が以前に伺ったパルミラ遺跡近くのオリーブ園の話から、現在、内戦が続くシリアの国内情勢の話まで、話題は尽きずに、アッと言う間に閉店時間を迎えてしまいました(笑)。「想いは人を呼ぶ」と言いますが、思いがけずに楽しく有意義なひと時を過ごさせて頂き、素敵な51歳の誕生日となりました。
ちなみに、彼は、エルカシュさんと言いまして、シリアの有名メディアのプロデューサーだということも分かりました。そこで私は、こう申し上げ、約束させて頂きました。「内戦が終わったら、是非、シリアにも行かせて頂きますよ。もちろん、シリアの上質なオリーブオイルの味も分かっていますので、シリアの食材全般の取材をさせて頂き、PRの御手伝いをさせて下さいね!」と。
エルカシュさんは、ものすごく喜んで下さいましたが、多くの犠牲者が出ている内戦が1日でも早く終わり、平穏な時代が来ることを祈らずにはいられませんね。改めて「平和の有難味」を実感した、人生の節目の意義ある1日でした。
17時過ぎには台東区側から会場入りし、見易い場所をキープしま
した(笑)。まだ点灯前のスカイツリー、隅田川、墨田区役所を背に
して記念の1枚です
会場付近は、早くから多くの参加者、見学者でごった返していました。TVのインタビュー
撮影も多かったですね
隅田川に放流するために10万個用意された太陽光蓄電LED
「いのり星」と「特製ブレスレット」です
スカイツリーライトアップ前の19時頃に「いのり星」の放流が始まりました
ホタルに見立てた「いのり星」の数々に、人々の願いが込められています
19時半頃からスカイツリーは、ゆっくりと気品を漂わせ、ライトアップ
されました
多くの人々でごった返す中、吾妻橋近くから撮影した1枚です
「いのり星」を持って、墨田区側から記念の1枚です。「いのり星」は
水に浸かるとブルーに光ります
実際のツリー(左側)と、アサヒビール本社の壁面(右側)に映るツリー、合計2本が鏡のように
美しく見えます
浅草駅近く「神谷バー」の入り口です。ここで、余韻に浸りながら、軽く飲んでいました
合席で意気投合したシリア人のメディアプロデューサー・エルカシュさんと記念の1枚です
今後、シリアのオリーブオイルや食材のPRの御手伝いをさせて頂きます