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私の仕事の「頼もしい片腕」2つを御紹介させて頂きます

「出張料理人」である私にとりまして、無くては困る「頼もしい片腕」を2つ御紹介させて頂きます。
まずは、海外出張に欠かせない「スーツケース」ですが、御覧の大型スーツケースは20年以上前に購入し、一緒に世界中を飛び回った「大親友」です。多分、修理に出した回数は、15回以上で、先日コーカサスからの帰りの飛行機でも、大きな亀裂が入ってしまいました。使用年数が長すぎて、もはや保険の対象にもならず、修理も難しいことが判明しましたので、泣く泣く処分することにしまして、先程「350円分の粗大ごみシール」を貼りました。ここまで頑張ってくれた「大親友のスーツケース君」には、感謝の気持ちでいっぱいです。次回からは、「スカイブルーの新しいスーツケース君」が友達になりますが、こちらも大切に使って、楽しい思い出をたくさん共有したいと思っています(笑)。
もうひとつは、調理道具や食器類、食材を宅急便で地方に送る時に使う「段ボール箱」です。八百屋さん等で厚手のしっかりした段ボール箱を仕入れて、皿等が割れないように包材をぎっしり詰めて送るのですが、何度も使っているうちに、段ボール箱がすり減ったり、穴があいたりしますので、あたかも包帯でグルグル巻きにされた「ミーラ」のように、ガムテープで何重にも巻いて補強してあります。
以前、地方の仕事先から送り返した荷物の送り状が途中ではがれてしまい、普通ならば「迷子」になってしまうはずが、ちゃんと私のもとに届いて感動したことがあります。その理由を宅急便のドライバーさんにお聞きしましたら「(ガムテープでグルグル巻きになっている)箱を見れば、小暮さんのだとすぐ分かりますよ!」とおっしゃっていました。迷子にならずに、いつも重い荷物を入れて戻ってきてくれる年季の入った可愛い段ボール箱にも感謝の気持ちでいっぱいです。これからも宜しくお願いしますね!


20年以上使って、思い出深いスーツケースも、とうとう処分する時が
来ました。「350円分の粗大ごみ用シール」を貼った瞬間に、大切な
友人が去って行くような寂しさを感じました

先日伺った大阪の出張先から送り返した宅急便の荷物の一部です。出張先に伺う際には
食材等も加わりますから、この倍くらいの段ボール箱が必要になります。何だか、毎日
小さな引っ越し作業をしているような感じですね(笑)

ミイラのようにガムテープでグルグル巻きに補強された、食器用の段ボール箱です。かなり
年季が入っているのが分かりますか?

送り状や割れ物シール、ガムテープは、何度も重ね貼りしていますので、段ボール箱の
厚みも、毎回増してきます。この箱の通算移動距離もかなりなものですよね(笑)

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2012年06月24日 23:39に投稿されたエントリーのページです。

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