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ドバイの大型ショッピングモールを歩きながら「ドバイの今」を肌で感じ取りました

2012年7月上旬にアラブ首長国連邦の「ドバイ」を訪れ、大型ショッピングモール「ドバイ・モール」を歩きながら、「ドバイの今」を肌で感じ取ってきました。
様々なメディアの事前情報によりますと「ドバイのバブルは既に弾けた」という声も多かったのですが、実際は、そんな感じは無く、活気があって楽しく有意義な取材になりました。
まずは、スィーツ編ですが、高級チョコレートのブランドショップが多いのには驚きました。王室御用達の「BATEEL」をはじめ、私の知らないブランドチョコレート店も色々ありましたが、特に面白いと思ったのが、ラクダのミルクで作ったチョコレートの専門店「AL NASSMA」というお店でした。
「さすがにドバイらしいなぁ」と思って、現地の方に「ラクダミルクのチョコレートを普通に食べていますか?」と質問しましたら「ドバイの人達は、食べないですよ!」とのことでした(笑)。確かに、値段も高いですし、あくまでも観光客の御土産用なのですね。私も、板チョコを買って食べてみましたが、「一瞬、クセがあるかな」という感じでしたね。
チョコレートショップの次に多いのが「ジェラート(アイスクリーム)ショップ」かもしれませんね。オーソドックスな「イタリア風ジェラート」から、シンプルな「アイスキャンディー」、トルコ式のピスタチオナッツをまぶした「伸びるアイスクリーム」まで、実に様々なタイプのジェラートが売られていて、どこのお店も老若男女を問わずに、長蛇の列でした。気温も40℃をはるかに超える猛暑ですし、イスラムの教えで、アルコールを飲まない人が殆どですので、当然のことながら、冷たいスィーツは人気商品になりますよね。
「ドバイ・モール」の中に「隣の国からわざわざ食べに来るファンがいるほど美味しい回転寿司のお店がある」と聞きまして、私も話のタネに入ってみました。料金システム等は日本とほぼ一緒なのですが、物凄い数のお皿の上に、写真のような丸いフタがしてあるのが不思議な感じでしたね。食べ物というよりも、工業製品が回っている感じがしました(笑)。生の寿司ネタは、マグロとサーモンくらいで、2カン乗った皿が500円前後と、かなり高めでしたし、味の方も(?)なのですが、いつも満席の人気なんですよね。「ドバイの人達に、本物の日本の寿司を食べさせてあげたいな」と思いました。
世界的に「食の安全性」や「ヘルシーな食」に対する意識が高まりつつあることを肌で感じていますが、ドバイでも、その意識の高さに感銘を受けました。「ドバイ・モール」の中には「オーガニック食材」だけを集めた大型スーパーがありまして、実に、多種多様な「オーガニックフード」が揃っているのです。私が得意とするオリーブオイルも、完全オーガニックで上質な物が揃っていましたし、日本製のソバやワカメ、ヒジキまでありました。今までに、世界90ヶ国近くを訪れている私ですが、これほどまでに充実した「オーガニックショップ」を見たのは初めてですね。「このお店を見るためだけにドバイを訪れてもいいな」と思うのは、私だけでしようか(笑)。
モール内には、水族館も併設されており、こちらの入り口も長蛇の列でしたが、メインの大きな水槽は、外からも無料で見れるようになっており「さすがドバイ!気前がいいね」と思いました(笑)。
屋上にも上がってみましたが、大きなオリーブの木が何本もあるのには、感激致しました。ドバイの人達もオリーブは好きですし、オリーブオイルは、お隣りのアブダビで生産されているようですね。
夜になりますと、地上828m、160階建ての超高層ビル「バージュ・ハリファ」を取り囲む人造湖では、ダイナミックな噴水ショー「ドバイ・ファウンテン」が30分ごとに行われていました。日が暮れても、蒸し暑さは相変わらずですので、湖の周りには、涼を求める人々でごった返していましたね。ラスベガス・ベラッジオ前の噴水ショーに似ているなと思っていましたら、ショーの構成は、同じ方が手掛けているようですね。セリーヌ・ディオンの曲が何ともショーにマッチしていて良かったです。


ラクダミルクのチョコレートは、いかにもドバイらしいですよね

王室御用達のチョコレート店「BATEEL」のショーウインドです

ドバイのジェラートショップは、オシャレな品揃えが多かったです

外は猛暑ですので、どこのジェラートショップも長蛇の列でした

観光客にも人気の回転寿司店ですが、味は(?)でしたね(笑)

一生懸命に太巻きを作る従業員さん達の手際は見事でしたよ

大型の「オーガニックショップ」には、かなりの品揃えがあり、嬉しくなってきました

完全オーガニックで上質のオリーブオイルも世界中から集められていました

日本製のワカメやヒジキ、ソバ、うどん、お茶までオーガニックが揃っていました

水族館も併設されており、メインの大きな水槽は、無料開放されています

ドバイ・モール内には「永遠の命の象徴」でもある大きなオリーブの木が何本もありました

ダイナミックな噴水ショーは、涼を求める人々で賑わっていました


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2012年07月12日 20:41に投稿されたエントリーのページです。

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