7月下旬に、札幌近郊にある「有機栽培の農園」を訪れました。まずは、「とうもろこし畑」を見せて頂きましたが、どこまでも続く広大なとうもろこし畑に、「雄大な北海道らしさ」を実感致しました。農園の方のお薦めで、その場で、生のまま、かじらせて頂きましたが、とても甘くて美味しかったですね!新鮮なとうもろこしは、生でも美味しいことを初めて知りました(笑)。
「サクランボ」の木々も見事でした。真っ赤に完熟したサクランボは、「水門」という銘柄で、食べてみますと、甘味と酸味のバランスが良く、食べ始めると止まらなくなる程の美味しさでした。その他にも、大粒の「佐藤錦」をはじめ、「黄色いサクランボ」まであって、どれも本当に美味しかったですね。「梅の実」や「プラム」もありましたが、こちらは、まだ青く、これから完熟してゆくのが、すごく楽しみです。ハウスの方では「メロン」も、数種類、栽培されていましたが、愛情を込めて、とても丁寧に栽培されていることが、よく分かりました。「ブルーベリー」も、愛らしい実をたくさんつけていましたね。粒も大きく、完熟したものは、とても美味しかったです。
有意義で楽しかった試食を終え、中山峠の方に行きましたら、とても興味深い「ローカルな食材」を売っているプレハブのお店がありましたので、立ち寄ってみました。まずは、私も大好きな「山わさび」を発見し、早速、購入しましたし、「アカシアのハチミツ」も買いました。「アカシアのハチミツ」と言いますと、辻調理師専門学校時代に、ちょっとした伝説を作ってしまった思い出があります(笑)。それは、フランス三ツ星レストランの超有名なシェフの特別授業の時だったのですが、最前列に座った私は、事前に質問事項をたくさん用意していたにも関わらずに「神様」を目の前にして舞い上がってしまい、「メイジヤ(明治屋)のではダメですか?」と、真剣に質問してしまったのです。通訳をしていた辻調の先生は、呆れた顔をして「お前、なにを言いだすんだ!」という顔をしていましたし、教室中が、大きくどよめいたのをはっきりと覚えています。通訳の先生が、何とかフォローして下さり、事無きを得ましたが、その有名シェフは、授業の最後に、熱心に質問をした(?)私を指名し、特別に試食させて下さったことが、一生の思い出になっています。そして、先日、辻調に伺った時に、28年前の「その話題」になり、先生方からは「小暮!いまだに伝説として語り継がれてるでぇ」と言われてしまいました(笑)。まぁ、どんなエピソードでも、覚えて下さっているのは、嬉しいことですよね(笑)。
どこまでも続く広大な「とうもろこし畑」で、記念の1枚です。北海道は、本当に素晴らしい
「食材の宝庫」ですよね!
「サクランボ農園」には、数種類の美味しいサクランボが栽培されていました
真っ赤に完熟して、今が食べ頃の「水門」という品種のサクランボです
「プラム」は、まだ青く、もうしばらくしてから、旬を迎えます
「メロン」も、数種類、愛情を込めて丁寧に栽培されていました
「ブルーペリー」の可愛らしい木々も、たくさん植えられていました
「ブルーベリーの実」は、宝石のような色・形をしており、大粒で美味しかったですよ
中山峠のローカルなお店で「山わさび」や「地豆」等、興味深い食材をたくさん見つけました
28年前に辻調理師学校で「伝説」を作るきっかけとなった「アカシアのハチミツ」を見つけ
思わず購入致しました(笑)
白樺の木に寄生するキノコ「カバノアナタケ」です。とても高価な物で
煎じて飲みますと免疫力を高め、抗ガン作用もあるそうです。