2012年7月上旬に、上質なオリーブオイルと食材を求め、アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスを訪れました。市場やローカルマーケットも見て回りましたが、さすがに「南米のパリ」と呼ばれるだけあり、食材の品揃えの豊富さは、本場パリを凌ぐほどの素晴らしさでしたね。せっかく、地球の裏側のアルゼンチンで「上質のオリーブオイル」と出会えましたので、知人の紹介で現地のローカルレストランに伺いまして、「コグレ流和風オリーブオイルクッキング」を御披露させて頂くことになりました。日本からは、「コグレ流」に欠かせない「味噌」、「醤油」、「味醂」、「昆布・若芽」等を持参していましたので、現地の素晴らしい食材の数々を前にして、創作意欲が掻き立てられ、存分に腕を奮わせて頂きました(笑)。本来は、お店のスタッフのみなさんだけに食べて頂く予定だったのですが、興味津々で味見をした支配人さんが「これは美味しい!是非、一般のお客様にも食べて頂こう!」ということになりまして、気が付きましたら、すでに、客席に、私の料理が回っていました(笑)。
積極的な「ラテン系の乗り」って、いいですよね(笑)。思わぬサービスに、お客様達も大喜びで、私も、お客様の前で御挨拶させて頂きますと、一瞬にして「ヒーロー」になったようで、大喝采を頂きました。「ウケ」を狙ったわけではないのですが、サッカー・アルゼンチン代表のエース「メッシ」の10番のユニフォームを着ていましたので、「シェフ!メッシ!」の掛け声で、大いに盛り上がりました。「長時間かけて、アルゼンチンまで来て良かった!」と、つくづく思いましたね。「素晴らしい想い出」が出来まして、本当に感激致しました。
ブエノスアイレスのレストランで「コグレ流和風オリーブオイルクッキング」を御披露させて
頂きました
とても人気のあるレストランで、いつも多くの御客様で賑わっています
「骨付き牛バラ肉のグリル」を切り分けているところです。焼く前にオリーブオイルと醤油で
マリネしておきます
「野菜たっぷりのピザ」の隠し味には、味噌と味醂、オリーブオイルを使っています
「野菜のソテー」の仕上げにも、醤油とオリーブオイルを使っています
自家製パスタを持って支配人氏と記念撮影です。彼が「シェフ!メッシ!」と呼び始めました(笑)
「ジェラート用のコーンカップ」の生地にもオリーブオイルを加えました
楽しく雑談しながら、「皿洗いのお手伝い」もさせてもらいました
串焼きした肉類の盛り合わせにも「オリーブオイルと醤油」をかけて頂きます
「海苔と若芽が入ったキッシュタルト」にもオリーブオイルを使っています
「イカの味噌・オリーブオイル合え」も、香ばしさが良いと好評でした
「小玉葱のオリーブ醤油煮」は肉類の付け合わせとして喜ばれました
「パスタサラダ」の野菜類は醤油とオリーブオイルでソテーしています
白みそとオリーブオイルがベースの「ライスサラダ」も、ヘルシーさが
好評でした