2012年6月上旬に、旧ソ連・ヨーロッパ部分の最南端に位置する、コーカサス地方「グルジア」を訪れ、「伝統的食文化」の取材をして来ました。
まずは、ワインの生産地として有名な「カへチ地方」のブドウ農家さんに伺い、自家製の美味しいワインを頂きながら、「伝統的な家庭料理」の作り方を伝授して頂きました。
最初に、広々とした中庭に案内して頂き「豚肉の串焼き」に挑戦させて頂きましたが、シンプルに塩・胡椒を振ったものを「ブドウの枝」を薪にして焼くだけで、本当に香ばしく、美味しそうでした。農家のお爺さん曰く、「ブドウの枝を薪に使うことがポイント」だそうで、これが「旨さの秘訣」だそうです。
キッチンでは、目の前の畑で収穫した「豆やインゲン類」をスープで煮込んだり、「ナスとトマト」を軽く炒めた物、「チキン」の煮込み等を手際よく作っていきました。どれも、素朴な家庭料理ですから、特に手の込んだレシピではありませんが、食べてみますと、ホッと安心出来る味で、食材の旨さが引き出されており、しみじみと美味しかったですね。
「パン」も、自家製の小麦粉を使って焼かせて頂きましたが、食感と風味が良く、煮込み料理との相性も抜群でしたし、「チーズ」も自家製で、塩味が少し強いものの、パンと一緒に食べると、美味しかったですね。
デザートには、やはり自家製の「蜂蜜」と「ヨーグルト」を用意して頂きました。「蜂蜜」は、その美しい輝きを見ただけで、本物であることが分かりましたし、ヨーグルトとの相性も抜群で、とても美味しかったです。
ワインで有名な「カへチ地方」の農家さんに伺い「伝統的家庭料理」を伝授して頂きました
農家さんの周辺は、どこまでも続く広大なワイン用の「ブドウ畑」でした
農園内には「リンゴの木」もたくさん有り、まだ青い実をつけていました
自家製の美味しい蜂蜜を採取するための「手作りの蜂小屋」もありました
家族の一員である、毛並みの美しい「農耕馬」も、静かに草を食んでいました
農家のお爺さんと一緒に、ブドウの枝を薪にして「豚肉の串焼き」を焼かせて頂きました
キッチンでは、自家製の食材を使った「素朴で美味しい家庭料理」が次々に完成しました
農家のお父さん、一番下の息子さんと一緒に記念撮影させて頂きました
自家製の美味しくて濃厚な「カスピ海ヨーグルト」を、デザート用に盛り付け中です
農家の友人のみなさん達と、ワインを片手に楽しい食卓を囲ませて頂きました
「自家製ワイン」と「伝統的家庭料理」の相性は、抜群でした
「白ワイン」は、ロゼワインのように美しいピンク色でした
自家製の小麦粉で作った「パン」も、風味と香りがあって美味しかったです
手作りの「チーズ」は、塩味が強めですが、パンと一緒に食べると最高です
歌を披露してくれた可愛らしいお嬢さんも、お手伝いしてくれました
「自家製蜂蜜」の輝きを見ただけで、素晴らしさが分かりますよね!