10月5日に、天草市内にあります「熊本県立苓明高等学校」に伺い、「オリーブ授業」をさせて頂きました。
メインテーマは、農作物を食い荒らす有害鳥獣のひとつ「イノシシ」と「オリーブオイル」を使った加工品の開発でしたが、日頃より、オリーブ栽培からオリーブ商品の加工製造まで、積極的に取り組んでいる苓明高校と天草市は、「オリーブに関する共同研究協定」を結んでいるために、今回の授業に参加して下さった、オリーブ加工製造を研究している「食品科学科」と「生活情報科」の生徒さん達16名も、最後まで、とても熱心で、真剣な表情でした。
「イノシシ」と言いますと、フランスでは、ジビエ(野鳥獣)の代表として、高級食材のひとつですので、基本的なことですが、しっかりと下味をつけ、EXVオリーブオイルでマリネしてから焼くことの大切さを、実習を通して学んで頂きました。
ソースにも、天草らしさを出すために、地元産の手造り味噌にEXVオリーブオイルを加えた和風テイストにしましたが、イノシシ肉との相性がとても良く、試食した先生方、生徒さん達からも「超美味しい!」と、大好評の笑顔が広がりました。ここで御紹介させて頂く数々の写真からも、その時の熱気が伝わっていますでしょうか。本当に、苓明高校のこれからの活動には、期待が高まると思いますし、面白くなりそうですね!私も、また伺える日を楽しみにしています。
天草市内にある「苓明高校」で、「イノシシ肉がテーマのオリーブ授業」をさせて頂きました
学校敷地内のビニールハウスの中では、「オリーブの苗」が多数、栽培されています
学校敷地内には、オリーブの実が成っている「樹齢10年位の木々」もありました
「生命力溢れる可愛らしいオリーブの実」を見かけると、本当に嬉しくなってきます(笑)
「イノシシ・オリーブ授業」に参加して下さった生徒さん達と、まずは記念の1枚です
今回使わせて頂いた、鮮度の良い「イノシシ肉のロースと、もも肉」ブロックです
みなさん緊張の面持ちの中、イノシシ肉とオリーブオイルの講習がスタートしました
新聞取材や、地元テレビ局のカメラも入り、夕方のニュースで早速、紹介されました
イノシシ肉には、しっかりと均等に、下味の天然塩、胡椒を振ることが大切です
焼く前にEXVオリーブオイルで、しっかりと肉をマリネしておくことも
ポイントですよ
「イノシシ・ハンバーグ」の生地にも、オリーブオイルを加えてよく混
ぜます
食品科学科の先生も、「イノシシ・ハンバーグ」を焼く作業に参加して下さいました
生活情報科の生徒さん達も、楽しそうに「イノシシ・ハンバーグ」を焼いてくれました
とても美味しい「味噌風味のオリーブオイルソース」を作っているところです
「イノシシ・ハンバーグ、味噌オリーブオイル風味ソース」が完成しました
「イノシシロースのステーキ、味噌オリーブオイル風味ソース」の完成です
完成度の高い「イノシシロースのステーキ」を持って、大満足の笑顔です(笑)
先生方も交えて「イノシシ・ステーキ」と「イノシシ・ハンバーグ」の試食タイムです
「イノシシ・ハンバーグ」は、早速、真空パックにして、冷凍保存の検証に入りました
大好評だった「イノシシ・オリーブ授業」の最後に、全員で記念撮影させて頂きました