先日、「奇跡のリンゴ」の映画を観てきました。
リンゴは、とてもデリケートな果物で、年に何度も農薬や肥料をやり、気の遠くなるほどの手間をかけてやらないと絶対に実らないと言われています。そんな中、壮絶な辛苦の果てに、自然農法・無農薬栽培で、甘くて美味しい「奇跡のリンゴ」を生みだした、青森県のリンゴ農家・木村秋則さんと、その御家族の愛情溢れる物語なのですが、とても感動的な内容で、館内には、ハンカチで目をぬぐう人も大勢いました。
農薬の代わりに、ワサビや酢、牛乳・・・等々、ありとあらゆるものを散布するのですが、まったく効果があがりません。そして、10年間苦しみ抜いた末に行きついたのが「土」だったのです。つまり、「土台を健康にすれば、薬を使わなくていい」ことに気がついたのです。「この真理」は、人間にも通じますよね。「薬を控え、生命力のある食材を頂くことの大切さ」を改めて実感致しました。
阿部サダヲさんと菅野美穂さんの名演技が素晴らしかったです
「無農薬栽培」が成功するまでの11年間は、想像を絶するほどの苦しみが続きました
感動的な「家族の絆と支え」があったからこそ、乗り越えられた11年間でした
青森県のリンゴ農家・木村秋則さんの、死を覚悟するほどの苦しみに耐えた後の笑顔は
「最高!」ですよね。木村さんのリンゴを、是非とも食べてみたいです