先日、南半球「チリ」の搾りたてオリーブオイル「ヌベロ」が、空輸で届きました。
普通、オリーブオイルは、オリーブの実を丸ごと潰して搾った後、水分とオイル分を完全に分離させるために、真空のタンクに入れて、3ヶ月ほど置くのですが、それをせずに、早く瓶詰めするのが「ヌベロ(ヌ―ボー、ニューと同じ意味)」なのです。イタリアなどの北半球で搾られた「ヌベロ」は、冬場に届きますから、南半球は、季節が逆であることが分かりますよね。
早速、温野菜やバケットにかけてみましたが、グリーン色が濃く、風味も豊かで、とても美味しかったです。私が普段、愛用している「ラビダ・クラシックレーベル」も、ポリフェノールが豊富で、グリーン色が濃い方なのですが、2種類を並べてみますと、チリの「ヌベロ」の色の濃さがよく分かりますよね。「ヌベロ」は、完全に水分が抜ける前に瓶詰していますので、早めに使い切ることもポイントです。
(左)普段、私が愛用しているイタリア・シシリアの「ラビダ・クラシックレーベル」
(右)南米・チリの搾りたてオリーブオイル「ヌベロ」ですが、「ヌベロ」のグリーン色の濃さが
良く分かりますよね
チリ産の「ヌベロ」をバケットに浸けて食べてみましたが、風味も良く、スパイシーで美味し
かったです。写真からも分かる、トロっとした感じが、質の高さを物語っていますね
温野菜に、チリ産の「ヌベロ」をかけて食べたら、「もう、最高!」でした(笑)オリーブオイルは
主役のあらゆる食材を引き立てる「名脇役」だということが、よく分かりますよ