京都のお客様から、今年も素晴らしい加茂茄子を送って頂きました。
この茄子は、皮もしっかりとしたソフトボール型で、味わい深く、身がしっかりしているので、煮崩れることもありません。京野菜の伝統、奥深さが一番良く分かる野菜ではないでしょうか。旬の冬瓜と一緒に作る煮物は、温かくしても冷たくしても美味しい一品で、夏バテ防止、アンチエイジングにもピッタリです。
シンプルに素揚げして、お味噌を付けて食べても美味しいですね。今日は、オリーブオイルと塩だけを振り、220度のオーブンで香ばしく焼いてみました。茄子の旨味を引き出すコツは、写真のように、しっかりと焼き色を付けることです。このまま、何も付けずに食べてみましたが、オリーブオイルが茄子の旨味を充分に引き出してくれており、本当に甘くて美味しかったです。
いつでも、素晴らしい食材に出会うと、そのオーラに創作意欲が沸き、嬉しくなります。自然の恵み、生産者の方々へ、感謝の気持ちでいっぱいです。
出張料理のご依頼で、最近人気が有るのが、法事のお料理です。「なぜ、法事で?」と思われる方もいらっしるかもしれませんが、理由は簡単です。「久しぶりに親戚一同が集まる、折角の機会なのだから、美味しいお料理を食べたいね」と。元々、ボクの料理は、クリーム・バターを控えた、お野菜中心の和風テイストですので、小さなお子様から、御年寄りまで、皆様に喜んで頂いております。
後片付けまで致しますので、奥様は、接客しながら、座っているだけで良いのです。
先日、素敵なお庭の有るお寺様で、法事のお料理を作らせて頂きました。人数が多かったものですから、お運びは、お寺のスタッフの方々にして頂き、大好評の御食事会となりました。
「エコな番組で作ったお料理を紹介して下さい。」というリクエストを沢山頂きましたので、簡単にご紹介させて頂きます。
まずは、皮付き人参、キャベツの芯、皮付き大根、ブロッコリーの茎、ほうれん草の根元の部分を使った和風スープです。「エッ!皮ごとですか?」と言われそうですが、野菜の皮には、とても大切な抗酸化物質が豊富に含まれているのです。芯や茎の部分も、これから成長しようとするエネルギーの宝庫でして、子供達には積極的に食べさせたいですね。
試食した、ゲストの松村邦洋さんのコメントが面白かったです。野村監督のマネで「まさしく、野村再生工場やね」とか、北野武さんのマネで、司会の北野大さんに「アニキ!苦労した浅草時代が懐かしいねぇ」とか、アドリブの回転の速さに脱帽でした。
坂下千里子さん、ルー大柴さん達も、撮影の合間に「美味しい!ヘルシー!」と言って、完食して下さいました。
先日、出張料理で伺ったご家庭で、高校生の息子さんから「将来、独り暮らしでも困らないように、チャーハンを上手く作るコツを教えて下さい」と頼まれ、急遽、お料理教室を致しました。
まず、彼に作ってもらうと、火力が弱いために、ご飯がフライパンにこびりついて、お団子のようになってしまいました。
野菜炒めでも、ステーキを焼くのでも、卵焼きを作るのでも、大抵の失敗は、火力不足が原因です。
「でも、ウチのガス台は、火力が弱いから」と言われそうですが、初めに、フライパンから薄煙が出る位に熱くしておけば良いのです。あとは、一度に沢山の具材を入れないことです。沢山入れれば、温度が下がり、失敗の原因になりますので、2-3回に分けて作りましょう。天ぷらを揚げる時も同様です。初めは180度でも、一度に沢山揚げようとすれば、温度が下がり、上手く出来ません。
お料理のコツは、ちょっとしたことにありますので、ポイントだけは忘れないように致しましょう。
食欲をそそるおつまみをご紹介致しましょう。手前の黒いソースは、マヨネーズに黒の擦り胡麻と赤味噌を合わせた物で、水煮の豆を加えていまして、赤いソースは、玉葱とキノコが入ったトマトソースに一味唐辛子を少し加えています。
ポイントは、下のバケットなのですが、少し厚めにスライスしたら、たっぷりとバージンオリーブオイルをかけて、パンに染み込ませ、2種類のソースをかけて、粉チーズを振り、220度位のオーブンレンジで5分ほど焼きます。
ソースを作るのも面倒だと言う方は、パンにバージンオイルをかけ、少し、一味唐辛子と粉チーズを振って焼くだけでも結構です。冷えた白ワインにピッタリ合いますね。
あとは、オリーブオイルとバルサミコ酢をかけただけの、シンプルなグリーンサラダでも有れば、充分な食事にもなります。
先日、市場で見事なマッシュルームを見つけ、早速、色々な料理を作ってみました。
シンプルにオリーブオイルをかけてオーブン焼きした物も美味しかったですが、今回は、ヘルシーな万能ソースを御紹介いたしましょう。
キノコ(シメジ、シイタケ、マイタケでもOK)はみじん切りして、オリーブオイルで炒めます。途中で軽く、塩・胡椒・ガーリックパウダーを振り、適量の豆乳を加えて軽く沸かします。最後に、水溶きコーンスターチで濃度を整えたら出来上がりです。
簡単ですが、とても美味しく、フライパン焼きした魚やステーキ等、何にでも合うソースです。写真は、パスタにキノコソースを絡めた一品で、軽いながら、とてもリッチな味わいが楽しめます。
この時期、北海道の名物料理に「鮭のチャンチァ焼き」がありますが、鮭と味噌の相性は抜群ですよね。これを何とかイタリア風にアレンジしてみたくなり、味噌と相性の良い、チーズ、オリーブオイルを組み合わせて鮭のピザを作ってみました。
ポイントはソースなのですが、味噌に少量のトマトソースを加え、生クリームでまろやかさとコクを引き出します。具の野菜は、鮭、味噌と合う、キャベツのソテーした物をメインにして、シメジ、パプリカ等もお好みでのせます。最後にモッツァレラチーズとオリーブオイルをかけて、高温のオーブンで焼けば出来あがりです。ピザは手間が大変という方には、ピザ生地の代わりに、耐熱皿に直接、具材をのせる方法をお薦め致します。
楽天市場に「コグレのスローフード・セレクトショップ」を開設して、はや3ヶ月が経ちました。もう、皆様は、お立ち寄り頂きましたでしょうか?まだの方は、HPトップよりアクセス出来ますので、是非、ご覧下さいませ。
最近、購入して頂けるお客様が急激に増えて来ましたので、感謝とお礼の意味を込めまして、セレクトショップの商品を使った、「コグレ秘伝のカンタンレシピ」を特別にご披露させて頂きます。
まずは、「セミドライ・チェリートマト」と「EXV・オリーブオイル」が主役の、とても美味しいレシピを2品ご紹介致します。「EXV・オリーブオイル」は、セレクトショップの物であれば、どれでもOKです。
ちなみに、「EXV」とは、「エキストラ・バージン(無添加の一番搾り)」の略です。
---------レシピⅠ 「チェリートマトとモッツラレラチーズのカプリ風サラダ」(2人前)---------
(材料)
セミドライ・チェリートマト 8個 モッツラレラチーズ 1個 EXVオリーブオイル 大さじ3杯
セルフィーユ(パセリでもOK) 適宜 塩・胡椒 各少々
(作り方)
①モッツラレラチーズをスライスし、お皿に並べて、その上にセミドライ・チェリートマトをバランス良く盛り付ける。
②塩・胡椒を振り、EXVオリーブオイルをかけて、セルフィーユまたはパセリを添える。
・モッツラレラチーズの代わりに他のチーズを使ってもOKです。
・セルフィーユ、パセリが無ければ、のせなくてもOKです。
--------レシピⅡ 「チェリートマトとモッツラレラチーズのピザトースト」(2人前)-------------
(材料)
セミドライ・チェリートマト 8個 モッツラレラチーズ 1/2個 EXVオリーブオイル 大さじ3杯
バケット(2cm幅でスライスした物) 4枚 パセリ(みじん切り) 少々
(作り方)
①スライスしたバケット(食パンでもOK)にEXVオリーブオイルを塗る。
②モッツラレラチーズをスライスしてのせ、その上にセミドライ・チェリートマトをのせる。
③パセリのみじん切りを振り、200℃のオーブントースターで5分程焼く。
・モッツラレラチーズの代わりに他のチーズを使ってもOKです。
・パセリは、無ければ使わなくてもOKです。
今回は、「コグレ・セレクトショップ」の品揃えの中から、美味しい「アンチョビ・フィレ」を使ったカンタンレシピを2品、ご紹介致します。「アンチョビ」は、それ自体がメインになるのでなく、あくまでも主材料の味を引き立てる「優れ物の調味料」とお考え頂ければ、メニューのバリエーションは無限に広がりますので、是非、色々なお料理にお役立て下さいませ。
---------レシピⅠ 「アンチョビとモッツラレラチーズのサラダ仕立て」 (2人前)------------
(材料)
アンチョビ・フィレ 4本 モッツラレラチーズ 1個 EXVオリーブオイル 大さじ2杯
パセリ(みじん切り) 少々
(作り方)
①モッツラレラチーズをスライスし、お皿に並べる。
②アンチョビ・フィレをのせて、EXVオリーブオイルをかけ、お好みでパセリを振る。
・モッツラレラチーズの代わりに、他のチーズやお豆腐を使ってもOKです。
・EXVは、エキストラバージン(無添加の一番搾り)の略で、コグレショップのEXVオリーブオイルで
あればどれでもOKです。
----------レシピⅡ 「アンチョビとインゲンのイタリア風サラダ」 (2人前)-----------------
(材料)
アンチョビ・フィレ 3本 インゲン 200g EXVオリーブオイル 大さじ 3杯
(作り方)
①インゲンは、ボイルし、一口大の長さにカットして、お皿に盛る。
②アンチョビ・フィレを刻み、インゲンの上に散らす。
③EXVオリーブオイルをかける。
・インゲンの代わりに、ブロッコリーやアスパラガスを使ってもOKです。
・刻んだゆで卵をトッピングすると、豪華な感じになります。
今回は、「コグレ・セレクトショップ」の品揃えの中から、美味しい「ドライトマト」を使ったカンタンレシピを2品ご紹介致します。「ドライトマト」は、皆様にとりまして、あまり馴染みの無い食材かもしれませんが、例えば、干し椎茸が、生のそれよりも、旨味が増すのと同様に、生のトマトを手間暇かけて乾燥させて作る「ドライトマト」の旨味、コク、香りは、「食にうるさいイタリア人」を唸らすほどの美味しさで、「こだわりのドライトマト」が各地に沢山あります。そこで、「コグレ・セレクトショップ」では、イタリア各地から集めた「代表的なドライトマト」を何種類か、ご用意致しましたので、是非、その中から「お好みのドライトマト」を見つけて、「美味しいお料理作り」にお役立て下さいませ。
---------レシピⅠ 「ドライトマトとブロッコリー、カリフラワーのサラダ仕立て」 (2人前)---------
(材料)
ドライトマト 8個 EXVオリーブオイル 大さじ3杯 ブロッコリー 1/2房分 カリフラワー 1/2房分
(作り方)
①ブロッコリーとカリフラワーは、小房にカットし、ボイルしてお皿に盛る。
②ドライトマトをのせ、EXVオリーブオイルをかける。
・小松菜、ほうれん草などでも美味しく出来ます。
・オイルは、軽く温めてからかけると、香りがより引き立ちます。
・EXVは、エキストラバージン(無添加の一番搾り)の略で、コグレ・セレクトショップの物でしたら、どれで もOKです。
-----------レシピⅡ 「ドライトマトとオニオンのタマゴとじスープ」 (2人前)-----------
(材料)
ドライトマト 4個 セミドライ・チェリートマト 4個 玉葱(スライス) 1/2個 卵 1個
EXVオリーブオイル 適宜 パセリ(みじん切り) 少々
--以下、スープ用--
水 600cc 塩 小さじ1/2杯 醤油 大さじ1/2 杯 味醂 大さじ1/2杯 酒 大さじ1杯
(必要であれば)洋風ダシの素 小さじ1杯
(作り方)
①スープ用の材料をすべてお鍋に入れ、沸かす。
②ドライトマト、玉葱を加え、1分程煮て、溶き卵を流し込む。お好みで、パセリを散らす。
・使う野菜は、パプリカ、キャベツ、人参などでも良いです。
・仕上げにEXVオリーブオイルを加えると、スープの旨味、コクが増します。
今回は、「コグレ・セレクトショップ」の品揃えの中から、美味しい「トマトソース」を使った、カンタンレシピをご紹介致します。このトマトソースは、上質なトマトジュースを軽く煮詰めただけのピュアな味わいが素晴らしく、まずは、このまま、加熱せずに、デップなどのソースとしてお使い頂き、トマト本来のストレートな美味しさをご堪能頂きたいと思います。勿論、温めて、パスタや、グリルしたお魚、お肉料理に絡めてお召し上がり頂くのも良い方法で、おそらく、今までとは、トマトソースのイメージが変わるほどの美味しさを体験して頂けることと思います。
--レシピⅠ 「トマトソースとバジルペーストが決め手のクリームチーズのディップ」 (2人前)--
(材料)
トマトソース 大さじ3杯 バジルペースト 大さじ1杯 クリームチーズ 100g
セルフィーユ 適宜
(作り方)
①お皿にクリームチーズを盛り、トマトソースとバジルペーストを添える。
②あれば、セルフィーユをのせる。
・バジルペーストは、コグレセレクトショップの物をお使い下さい。
・スライスしたバケットやクラッカーにのせてお召し上がり下さい。
・クリームチーズの代わりに、無糖のヨーグルトにトマトソースをかけても美味しいです。
今回は、「コグレ・セレクトショップ」の品揃えの中から、美味しい「アンチョビ・ペースト」と「バジル・ペースト」、「セミドライ・チェリートマト」、「EXVオリーブオイル」を使った、カンタンで可愛らしいレシピをご紹介致します。これらの食材は、イタリアでは、調味料的な使い方をするのが一般的で、あくまで「脇役」なのですが、逆に言えば、「脇役がしっかりしているから、美味しい料理が出来る」のです。手抜きして素早く美味しい料理を作るには、「優れ物の調味料を使うこと」に限ります。その辺のコツを知っているイタリア人は、「アンチョビ・ペースト」や「バジル・ペースト」、「ドライトマト」、「EXVオリーブオイル」には、徹底して「こだわる」ことを私は知っています(笑)
---------レシピⅠ 「可愛らしい長芋のイタリア風サラダ」 (2人前)-----------
(材料)
長芋(1cm幅の輪切り) 6個 セミドライ・チェリートマト 2個 バジルペースト 小さじ2杯
アンチョビペースト 小さじ2杯 EXVオリーブオイル 大さじ3杯 セルフィーユ 適宜
(作り方)
①長芋は、生のまま、お皿に並べる。
②セミドライ・チェリートマト、バジルペースト、アンチョビペーストを長芋の上にのせ、EXVオリー
ブオイルをかける。あれば、セルフィーユを添える。
・長芋の代わりに、お豆腐でもOKです。
・EXVは、エキストラバージン(無添加の一番搾り)の略で、コグレセレクトショップのEXVオリーブオイルであれば、どれでもOKです。
・バジルペースト、アンチョビペースト、セミドライ・チェリートマトも、コグレセレクトショップの物を
お使い下さい。
-----------レシピⅡ 「ゆでたジャガイモのイタリア風・3色風味」 (2人前)-----------
(材料)
セミドライ・チェリートマト 4個 バジル・ペースト 大さじ2杯 アンチョビ・ペースト 大さじ1杯
EXVオリーブオイル 大さじ3杯 セルフィーユ(あれば) 適宜 ジャガイモ 3個
(作り方)
①ジャガイモは、ボイルしておく。
②ジャガイモが、まだ熱いうちに、セミドライ・チェリートマト、バジル・ペースト、アンチョビ・ペーストをのせ、EXVオリーブオイルをかけて、セルフィーユを添える。
・ジャガイモは、大きければ、ナイフで切り分けてお召し上がり下さい。
・アンチョビ・ペーストの代わりに、アンチョビ・フィレを使うのもOKです。(1-2枚)
・ジャガイモの代わりに、ボイルしたサツマイモやカボチャを使っても美味しく出来ます。
今回は、「コグレ・セレクトショップ」の品揃えの中から、美味しい「トマトソース」を使った「温かいお料理」をご紹介致します。この「トマトソース」は、そのまま加熱して、パスタや焼いたお魚、お肉にかけて頂いても結構ですが、ソースにEXVオリーブオイルでソテーした野菜を加えますと、彩りも良く、味に深みも出ますので、是非、手身近にある野菜を加えて、新しい美味しさをお楽しみ頂きたいと思います。
----------レシピⅠ 「ナスとピーマンのカンタン・ラタトゥイユ」 (2人前)------------
(材料)
トマトソース 120cc ナス 2本 ピーマン 3個 EXVオリーブオイル 大さじ3杯
塩・胡椒 各少々 バケット(幅1cmのスライス) 4枚
(作り方)
①ナスとピーマンは、一口大にカットし、EXVオリーブオイルでソテーする。
②ナスが色付いたら、トマトソースを加えて1分程沸かし、塩・胡椒で味を調える。
③スライスしたバケットにのせる。
・バケットが無ければ、直接、お皿にのせてもOKです。
・玉葱、ズッキーニ、パプリカも加えて作れば、プロ級です。
・EXVは、エキストラバージン(無添加の一番搾り)の略で、コグレセレクトショップのEXVオリーブオイルであれば、どれでもOKです。
---------レシピⅡ 「ナスとピーマンのシシリア風・トマトソースパスタ」 (2人前)----------
(材料)
レシピⅠの「ラタトゥイユ」 150g ペンネ 160g EXVオリーブオイル 適宜
(作り方)
①ペンネをボイルし、ラタトゥイユと合わせる。この時、お好みでEXVオリーブオイルを加える。
・ナスの入ったトマトソースを「シシリア風」と呼びます。
・パスタは、ペンネ以外の麺でもOKです。
カンタンレシピ(1)-(6)までで、「コグレ・セレクトショップ」の様々な「優れ物の食材」をご紹介させて頂きましたが、これらの中に少しでも、皆様のお料理作りのお役に立てる物があるならば、こんなに嬉しいことはありません。
今回は、「今まで使ってきた食材の応用編」ということで、やや手の込んだ(?)レシピをご紹介させて頂きます。
---------レシピⅠ 「ポテトとドライトマトのイタリア風・オーブン焼き」 (2人前)---------
(材料)
セミドライ・チェリートマト 4個 ドライトマト 4個 アンチョビ・フィレ 3枚 EXVオリーブオイル
大さじ3杯 ピザ用チーズ 大さじ2杯 ジャガイモ(ボイル) 2個 パセリ(みじん切り) 少々
(作り方)
①耐熱皿に、ボイルしてスライスしたジャガイモを並べる。
②セミドライ・チェリートマト、ドライトマト、アンチョビ・フィレをのせ、EXVオリーブオイルをかけて、ピザ用チーズ、パセリを振る。
③200℃のオーブン、またはオーブントースターに7-8分入れ、表面に焼き色を付ける。
・トッピングは自由ですので、パプリカや玉葱などをのせて頂いても結構です。
・ジャガイモの代わりに、スライスしたバケットや食パンを使っても美味しく出来ます。
今回は、「コグレ・セレクトショップ」の品揃えの中から、美味しい「バジル・ペースト」を使ってカンタンに出来る「メインディッシュ」をご紹介致します。この「バジル・ペースト」は、とても香りが良く、味にコクと深みがあって、茹で立てのパスタに絡めるだけでも、プロ級の「ジェノベーゼ・パスタ」になりますが、白身魚の切り身やチキン(特に胸肉)に「バジル・ペースト」を塗って、フライパンでサッと焼いて頂けば、いつものお魚やチキンが、高級レストランで食べるような、とても美味しい1品に変身しますので、是非、お試し下さいませ。ここでのポイントは、ただひとつ。強火で焼きますと、焦げ易いので、中火から弱火でゆっくり火を通して頂くのが、美味しく仕上げる「プロのコツ」です。
-------レシピⅠ 「メカジキのジェノベーゼ(バジル風味焼き)、ドライトマト添え」 (2人前)-------
(材料)
バジル・ペースト 大さじ3杯 ドライトマト 8個 EXVオリーブオイル 大さじ3杯 パセリ 適宜
メカジキ(切り身) 2枚
(作り方)
①メカジキにバジル・ペーストを塗り、EXVオリーブオイルとドライトマトを入れたフライパンで、ゆっくり焼く。
②お皿にメカジキとドライトマトを盛り、(あれば)パセリで飾る。
・魚の種類は、何でもOKです。
・切り身の厚さによって、火の通る時間は異なりますので、竹串を刺し、透明な汁が出ればOKです。
・魚の代わりにチキンを使っても美味しく出来ます。
今回は、「コグレ・セレクトショップ」の品揃えの中から、美味しい「セミドライ・チェリートマト」と「ドライトマト」、「EXVオリーブオイル」を使った本格的な1品、「真鯛のアクアパッツァ」をご紹介致します。
「アクアパッツァ」とは、「水で煮た料理」の意味ですが、それが有名レストランの名前になっているくらいポヒ゜ュラーで代表的なイタリア料理の1つです。
イタリアのレストランでは、かつて、魚料理よりも肉料理のメニューの方が圧倒的に多かったのですが、最近では、ヘルシー嗜好からか、新鮮なシーフードを使ったメニューが増えてきました。「白身魚のカルパッチョ(刺身)」などは、その典型ですね。私が現地で修行していた20数年前でしたら「カルパッチョ」は、「牛肉や鹿肉で作るもの」と決まっていましたので、まさかイタリア人も「白身魚のカルパッチョ」がメニューになるとは思いもしなかったでしょうし、実際、そのメニューが出始めた当時は、かなり「カルチャーショック」だったようですが、今では、どこのレストランでも、当たり前のように出されているのですから、この20数年の時間の流れには、とても興味深いものがあります。
---------------レシピⅠ 「真鯛のアクア・パッツァ、コグレ流」 (2人前)-----------------
(材料)
真鯛 1尾 セミドライ・チェリートマト 6個 ドライトマト 6個 EXVオリーブオイル 大さじ3杯
白ワイン 大さじ2杯 水 120cc パセリ 適宜 塩・胡椒 各少々
(作り方)
①フライパンにEXVオリーブオイル以外のすべての材料を入れ、フタをして中火で7-8分、真鯛を蒸し煮にする。
②2-3分経ったところで、旨味と香りを引き立たせるためにEXVオリーブオイルを加える。
③真鯛に火が通ったら、お皿にすべての具材を盛り付ける。
・火の通り具合は、魚の大きさにもよりますが、目玉の透明な部分が白くなれば、ほぼOKです。
・魚の種類は、白身魚であれば、何でもOKです。
・「コグレ流」のレシピ名は、「コグレこだわりのセレクト食材を使っていること」から付けました。
今回は、「コグレ・セレクトショップ」の品揃えの中から、天然の風味、香りが素晴らしく、とても美味しい「レモン風味のフレーバーオイル」を使ったレシピをご紹介致します。
この「レモンオイル」は、それ自体がすでに「美味しいドレッシングソース」で、例えば、サンマやアジの塩焼きに、少量のお醤油と一緒にかけて頂くと、その美味しさがストレートに分かります。また、冬場でしたら、生牡蠣のソースとしてお使い頂けば、生牡蠣の美味しさがグッと引き出され、何個でも食べられてしまいます。水炊きなどのお鍋のタレとして、ポン酢代わりにお使い頂くのもよいアイディアですね。
お刺身を食べる時のお醤油に少しレモンオイルを加えて頂きますと、お刺身のクセが無くなり、とても食べ易くなりますので、お刺身が苦手な方は(お刺身が好きな方も)、是非、お試し下さいませ。
これからご紹介致しますレシピは、シンプルに焼いたチキンに、ただ「レモンオイルをかけるだけ」なのですが、これが本当に美味しいのです。ビーフやポークのステーキにもよく合う「優れ物の万能ソース」である「レモンオイル」の美味しさを、是非、皆様にもお確かめ頂きたいと思います。
-----------レシピⅠ 「シンプルなチキンの塩焼き、レモンオイル風味」 (2人前)----------
(材料)
チキン(モモ肉) 2枚 塩・胡椒 各少々 EXVオリーブオイル 大さじ3杯
レモンフレーバーオイル 大さじ3杯 ドライトマト 6個 ブロッコリー、カリフラワー 各適宜
セルフィーユ 適宜
(作り方)
①チキンにしっかりと塩・胡椒を振り、EXVオリーブオイルとドライトマトの入ったフライパンで、皮面から7-8分かけ、香ばしく焼く。
②お皿にチキンとドライトマトを盛る。付け合せのブロッコリーとカリフラワーも、ボイルして添える。
③レモンフレーバーオイルをかけ、セルフィーユをのせる。
・チキンを焼く時にEXVオリーブオイルとドライトマトを使うのは、それらの旨味をチキンに含ませるためです。
・付け合せは、ソテーしたポテトやキノコなど、何でもOKです。
・チキンの代わりに、ビーフやポークを使うのもOKです。
・チキンの代わりに、お魚の切り身を使うのもOKです。
「パンプリアコーネ」という、イタリアの伝統菓子をご存知でしょうか?直訳しますと「酔っ払いパン」となるのですが、上質のブリオッシュ生地に、香り豊かな高級ワインを6種類ほど、それらの旨味だけを凝縮してブレンドした物を加えた、とても贅沢で美味しいお菓子で、イタリアでは、冬(クリスマス)の贈答品として、とても人気があります。
特に、イタリア・ボンチ社の「パンプリアコーネ」は、ひときわ美味しく、シーズンともなりますと、現地のイタリア人でさえも入手が容易でない「逸品」なのですが、この度「コグレ・セレクトショップ」では、ボンチ社の「パンプリアコーネ」を数量限定で、皆様にお分けすることが可能になりました。
見た目は、とてもシンプルなのですが、そこには、「食にこだわるイタリア人のエスプリ」が存分に込められており、長い歴史の中で、一時の流行りに左右されること無く、いつの時代でも、イタリア人に愛され続けてきた「正統派のお菓子」を、是非とも、イタリア人になった気分で、ハートで味わって頂けましたら嬉しく思います。ちなみに、賞味期限は2009年2月末までありますので、年末のギフトをお考えでしたら、早めのご購入をお勧め致します。
私は、日頃から、オリーブオイルはもちろんのこと、基本となる調味料は「高品質の良い物を使うこと」を心がけております。
特に、料理を極めますと、行き着くところは、「水と塩」だと思うのですが、最近、ミネラル豊富で、とても優れた塩「シルクパウダー」に出会い、玄米を炊く時には、必ず「シルクパウダー」を少量と、オリーブオイルを加えるようにしています。
「シルクパウダー」は、ボイルした野菜にかけても美味しいですし、お豆腐やお刺身にもすごく良く合います。
ミネラル不足になりがちな日常生活の中で、皆様にも、是非、お試し頂ければ、と思います。なかなか入手し難い品物なのですが、お問い合わせは《リツメー(株)・TEL03-5428-3386》までお願い致します。
「私が一番好きな洋菓子は?」と問われれば、間違いなく「マカロンです」と答えます。
私は、常々「マカロンを食べれば、そのお店の実力が分かる」というのが持論でして、「マカロン」には、パティシェの技量、お菓子に対する考え方の全てが集約されていると思います。
「では、どこのお店が美味しいのか?」と言いますと、個人的嗜好もあるかと思いますが、私は、宮城県多賀城市にあります名店「カズノリ・ムラタ」の「マカロン」が、日本一美味しいと思います。(日本中、すべてのケーキ屋さんを食べ歩いたわけではありませんが、私の「プロとしての味覚」から、「確実に、最高レベルであること」に間違いはありません)
実は、シェフの村田和範さんは、今から26年前のフランス修行時代からの「同じ釜の飯を食べた仲間」でして、当時から、彼の才能には、目を見張るものがありました。彼は、素材をとても大切にし、ケーキ全般、何でも美味しいのですが、特に、フランス修行時代に彼が作ってみせてくれた「アメ細工」は、繊細で素晴らしく、フランス人シェフからも高い評価を得ていました。
仕事で、仙台方面に行く時には、必ず、村田さんのお店に立ち寄り、情報交換をしながら、季節感のあるマカロンを食べるのが、とても楽しみなのですが、電話で注文すれば、全国に送って頂くことも可能です。もちろん、オーダーが入ってからの手作りですので、多少のお時間は必要ですが、是非、皆様も「本物のマカロン」をお試し下さいませ。
お問い合わせTEL 022-362-7767 村田さんまでお願い致します。
ちなみに、本日届いたマカロンをご紹介させて頂きますと、左上から時計回りに「抹茶」、「ローズ・フランボワーズ」、「カフェ・フィーグ(イチヂク)」、「レモン」、「ショコラ・フランボワーズ」、「マロン・カシス」です。
どのマカロンも、アーモンドの香りと上質のクリームのハーモニーが最高で、幸福感に浸れること、請け合いです。
この絶妙な味、食感は、「食べて頂かないと分らないほどの素晴らしさ」だと思います。
4月から「信濃毎日新聞」にて、毎月第3土曜日に「美味しさアップ!洋食の定番」というタイトルで、信州産の旬の食材とオリーブオイルを使った「コグレ流・ヘルシーレシピ」をご紹介させて頂いております。
この連載では、とても有難いことに、新聞社様のご好意で、かなり広いスペースを頂いておりまして、1000字程度のエッセイも、ライターさんを使わずに、自由に書かせて頂いておりますので、その部分をみなさまにもご紹介させて頂きます。4月のレシピは「アスパラガスと帆立貝のミモザ風サラダ」です。
ご挨拶
今月からこのコーナーを担当させて頂く、出張料理人・オリーブオイルのソムリエの小暮剛です。
日本全国、世界も70ヶ国以上の食文化の異なる地で腕を振るった経験を生かし、読者のみなさまに「今晩からでも作ってみたい!」と思って頂けるような、簡単で美味しく、ヘルシーなレシピと、そのコツを分かり易くご紹介させて頂きますので、宜しくお願い致します。
ミモザ風サラダ
春のそよ風が心地良く感じられる4月、ヨーロッパの街並みを歩いていますと、あちこちで、黄色く可憐なミモザの花を見かけます。
フランス料理では、春が旬の卵をボイルし、刻んで、グリーンの野菜にかけたサラダを「ミモザ風サラダ」と言い、家庭料理の人気定番メニューでもありますが、季節感があり、とてもお洒落なネーミングですよね。
「サラダ」と言いますと、脇役的なイメージがあるかもしれませんが、世界的に野菜中心の「ヘルシー志向」が高まる中、素材の組み合わせを工夫すれば、それ1品で充分に主菜になり得ますし、私の修行したフランス・リヨンの一流レストランでも、メニューの主菜の欄に「サラダ仕立て」のネーミングをよく見かけました。
アスパラガス
生命力に満ち溢れた「旬」の食材同士を組み合わせたお料理を食べることが、とても大切だと考えている私は、4月に長野県の特産品でもある「アスパラガス」を是非、使いたいと思いました。
アスパラガスは、色彩や食感も大切ですので、湯がきすぎないように注意して下さい。太さにも拠りますが、沸騰しているお湯に塩をひとつまみ加え、1分前後湯がいたら、素早く冷水で冷やすのがポイントです。
オリーブオイル
このレシピの最大のポイントは、ソースにエキストラバージンオリーブオイルとお醤油を合わせて使うことにあります。「情熱大陸」のイタリア収録でも、この和風ソースは大好評でした。
日本人初のオリーブオイルのソムリエでもある私は、みなさまの健康的で美味しい食生活のお役に立てるよう「オリーブオイルと和風の調味料を使ったヘルシーなレシピ」をこれからもご紹介させて頂きたいと考えておりますので、宜しくお願い致します。
エッセイは以上ですが、レシピも簡単にご説明させて頂きます。
①アスパラガスと帆立貝は、軽くボイルして、食べ易くカットします。
②ゆで卵とパセリをみじん切りしておきます。
③ソースがポイントなのですが、オリーブオイル2、バルサミコ酢1、お醤油1の割合で混ぜた物を
上からかけるだけです。
このレシピは、とても簡単で美味しいですから、是非、みなさまもお試し下さいませ。
今年の4月から信濃毎日新聞にて、毎月第3土曜日に連載がスタートしました「美味しさアップ!洋食の定番」、5月のメニューは「ビーフステーキ丼」でした。原稿は、すべて私が書いておりますので、その一部をご紹介させて頂きます。
先月、「情熱大陸」(TBS系)に出演し、学校給食のメニュー開発に携わるシーンが放送されました。私自身も、初めて給食室に入ったことで、学校給食にまつわる、様々な問題点が見えてきました。お子さん達の健やかな成長に欠かすことの出来ない「生命力に満ちた、地元の新鮮な食材」の美味しさをもっと教えてあげたいと強く思いました。
今回のメニューは、お子さん達も大好きなステーキですが、便利な食生活を続けていますと、どうしても「動物性の脂肪過多」になりがちですので、健康のバランスを保つために少量のエキストラ・バージン・オリーブオイルを入れて炊いた玄米を付け合せにしています。
玄米とエキストラ・バージン・オリーブオイルには、「排毒作用の成分」があり、体内を浄化する働きがありますので、食育の料理教室でも、必ず「オリーブオイル入り玄米ご飯」をお教えしているのですが、「学校給食では<完全玄米食>を実施しているところは無い」とお聞きしていたものですから、「情熱大陸」では、初めて「完全玄米給食」に挑戦致しました。その時は、ひじきも加えたのですが、お子さん達の反応は想像以上に良く、よく噛んで、美味しそうに食べてくれました。
今回のレシピでは、信州特産の「野沢菜」を軽くボイルし、少量のお醤油とエキストラ・バージン・オリーブオイルで下味を付けてから、炊き立ての玄米ご飯に混ぜ込みました。
このまま、おにぎりにしても美味しいですから、是非、お試し下さいね。
ステーキを美味しく焼くコツですが、まずは、焼く1時間以上前には、天然塩・胡椒を振って、じっくり天然塩・胡椒の旨みを染み込ませておいて下さい。
この後は、普通のオリーブオイルで焼いて頂いても結構ですが、一手間かけて、ガーリックオイルを作り、美味しいステーキを焼きましょう。ニンニクは厚さ1mm位にスライスし、オリーブオイルでゆっくり素上げすれば、ガーリックオイルとガーリックチップの出来上がりです。
焼く火加減ですが、分かり易く言いますと、フライパンにガーリックオイルを入れ、薄煙が立つくらい高温に加熱します。そして、お肉をのせたら、20秒くらいは、動かさずに、お肉の表面に香ばしい焼き色を付けます。これが、肉汁を逃がさずに美味しく焼くコツなのですが、裏返したら、さらに20秒くらいで、すぐに引き上げます。
この時点では、半分程度の火通りですが、暫く置きますと、余熱で丁度良い焼き加減になるのです。
白髪葱とパセリ、ガーリックチップをのせて完成ですが、ステーキの旨みも加わったガーリックオイルに少量のお醤油を加えた物が、相性抜群の美味しいソースとなります。
先日、プロ野球・阪神タイガースの下柳投手をはじめ、プロスポーツ界の第1線で活躍されているトップアスリート達の間で注目され、実践されている「ピラティス(体幹トレーニング)」の指導を精力的にされている人気インストラクター・本橋恵美さんからご連絡を頂きました。
「小暮さんのテレビやラジオを見聞きして<食や健康に対するこだわり>に、ものすごく共感し、是非とも、オリーブオイルと和のテイストを上手く融合させた、お野菜たっぷりのヘルシーなお料理を食べてみたいと思いました。」と、とても有難いお言葉を頂き、そのお食事会が、昨晩、都内の素敵な本橋恵美さん宅で実現致しました。
今回、ご参加頂いたみなさんは<食と健康>への意識がとても高い、マスコミ関係の方々が多かったのですが、「コグレ流創作料理」は、とても好評で嬉しかったです。特に「上質なオリーブオイルって、こんなにお醤油と合うんですね!」とか「良いオリーブオイルは、とても軽くて美味しいですね!」といった有難いコメントの数々は、本当に嬉しいですし、これから、もっと全国に普及させていく上での、何よりの<エネルギー>になりますね。
お食事を作りながら、本橋さんからも色々と貴重な「ピラティス」のお話をお聞き致しましたが、本当に共感出来ることが多く「是非とも、共著で本を出版出来たら素晴らしいですね!」と、またひとつ夢が広がりました。
1枚目の写真、私の右隣りが本橋さんです。お食事会の途中からは、「ピラティス」を実践されているグラビアアイドルの川村ゆきえさんにもご参加して頂き、食卓がより一層、華やかな雰囲気に包まれました。お料理の写真は、オリーブオイルで昆布締めした天然真鯛と鰹、海老のカルパッチョ仕立てですが、「情熱大陸」の給食シーンにも出て来た<.特製オリーブオイルドレッシング>をかけています。
ブログの更新が1ヶ月半以上無く、心配された全国の読者の皆様から「どうかしましたか?」というメールやお手紙を沢山頂きました。本当に有難く、感謝の気持ちでいっぱいです。
実は、6月21日に岩手県で仕事をした後に、急に体調を崩し、古川の救急病院から仙台の東北大学病院に緊急搬送されまして、13時間以上に及ぶ大手術をして頂き、それから6週間ほど、安静を保つために入院しておりました。現在は、自宅療養しておりますが、この辺の詳しい事は、改めてブログ内にてご報告させて頂きます。
このような事情もあり、ご紹介が遅くなりましたが、信濃毎日新聞にて4月から連載が始まりました「美味しさアップ!洋食の定番」6月分のレシピ&エッセイを掲載させて頂きます。
テーマは「ハーブ入りオムレツのプチトマトソース添え」です。とても美味しく、簡単に出来ますので、どうぞ、皆様もお試し下さいませ。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
6月も後半にはいり、真夏のような日差しが続くようになりますと、完熟したトマトの美味しい季節になります。
最近では、トマトの品種改良も進み、様々な色や形、大きさがあって、中にはフルーツのように甘いトマトもありますが、私は、シンプルに「ローストしたプチトマト」が大好きです。
その作り方のコツですが、プチトマトはヘタだけ取って、皮はむかずにオリーブオイルをかけ、200℃のオーブン(トースター)で5分ほど焼くだけです。もちろん、直火のフライパンにフタをして蒸焼きにしても構いませんが、焼き過ぎますと、溶けてペースト状になってしまいますので注意して下さい。
今回は、このローストしたプチトマトをオムレツの付け合せ兼ソース代わりにしましたが、卵との相性は抜群で、とても美味しく簡単ですから、是非、一度、お試し下さい。
オムレツの方には、香ばしさを出すためにパセリと白ゴマを加えましたが、バジルや大葉シソ、野沢菜などを加えてもいいですね。
お料理教室の生徒さんからもよく質問を頂くのですが、「オムレツをふんわり柔らかく作るコツ」は、「火加減」に尽きます。とにかく、最初から最後まで「強火」にして、一気に素早く仕上げることが大切です。
ステーキでも、野菜炒めでもチャーハンでも、基本は「強火」で、具材を入れる前のフライパンは、薄煙が出るくらいに熱くするのが鉄則なのですが、どうも焦げるのを恐れて弱火にしてしまう方が多いように思います。是非、度胸を決めて頑張りましょう(笑)
これは、余談になりますが、プロのシェフで、オムレツが嫌いな人が意外に多いのです。
「その理由は?」と言いますと、修行時代には、必ず、オムレツの練習をさせられるのですが、プロだって最初は初心者ですから、当然、失敗を重ねます。では、その「失敗作のオムレツはどうするのか?」食べ物ですから、捨てることは絶対に許されず、失敗作は、全て先輩達の目の前で、まかないの時に食べなくてはいけません。
1人前に3個の卵を使いますので、10回失敗すれば、30個の卵を食べることになるわけですが、これは、とてもきついことですので、早く食べないで済むように、必死になって技術を習得するわけですね。
そう考えますと、アマチュアであるみなさんが、数回チャレンジして巧く出来なくても、全然、気にする必要は無いのですが、せっかくのチャンスなのですから、繰り返し作ることで、是非とも、プロのコツを掴んで頂きたいですね。「強火を操る感覚」を覚えましたら、どんなお料理でも美味しく作れること、請け合いです。
6月上旬に船橋のコグレクッキングスタジオにて、ご高齢者向けのホスピタリティー溢れるケアで評判の「シルバーサービス・ポピンズ」様のスタッフの皆様を対象にしたお料理教室を開催致しました。
事前にリクエストして頂いたテーマは「ご高齢の皆様でも美味しく食べられるヘルシーメニュー」ということでしたが、このテーマは、私が最も得意とするところでして、色々なメニューアイディアが浮かび、絞り込むのに苦労致しました(笑)
ポイントは、お野菜やお魚中心でありながらも、物足りなさを感じることなく、満足して頂けるような味付けにすることが重要でして、今回も、上質のオリーブオイルと和風出汁が活躍致しました。
お魚料理では、身近に手に入るカレイを和風の煮付けに致しましたが、煮汁にオリーブオイルを加えることで、旨味とコクが増すことを知った受講者のみなさんは、とても喜んで下さいました。
玄米にも、古代米や雑穀と共にオリーブオイルと黒酢(バルサミコ酢)を入れて炊く方法を伝授させて頂きましたが、「玄米御飯のイメージが変わりました!今晩から早速実行します」との嬉しいコメントを頂きました。
和風の野菜スープには、仕上げにオリーブオイルをかけると旨味がアップすることを、ご試食の際に体験して頂きましたし、根菜類の煮物も、オリーブオイルを加えることで、根菜類の旨味が引き出されることを実感して頂きました。
最後に「上質のオリーブオイルは、そのまま、お肌に塗って頂いても良い、無添加で高級なお化粧品でもある」ことをお伝え致しますと、盛り上がりはピークに達し、全員の皆様が、笑顔で手やお顔に一生懸命にオイルを塗って下さいました。
私自身にとりましても、手際の良い皆様と共に、とても楽しいお料理教室となりました。次回もまた、皆様とお会い出来ることを楽しみにしております。
この度は、どうも有難う御座いました。心よりお礼を申し上げます。
5月30日に、さいたま市緑区のヤマハリビングテック様・埼玉ショールームに伺い「オリーブオイルがテーマのお料理教室」を開催させて頂きました。
メニューは「究極のグリーンサラダ」、「カンタンで美味しいプチトマトのトースト」、「ヘルシーな黒ゴマ・赤味噌パスタ」の3品でしたが、15名様限定の受講者の皆様は、完全予約制で、数日前からキャンセル待ちが出るほどの人気だったそうです。これは、本当に有難いことだと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
会場となりましたショールームには、プロの私から見ましても、とてもオシャレで機能的なシステムキッチンが完備されており、すごくお料理し易かったですし、受講者の皆様との距離も近かったものですから、とてもアットホームな雰囲気の中で、気軽に質問をして頂ながらのアッと言う間の90分間でした。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
今回の企画が大好評だったこともあり、12月19日には、ヤマハリビングテック様の川越ショールーム(川越市新宿町5-6-3・TEL049-238-6130)にて、「世界№1のオリーブオイルを使ったお料理教室」を開催致します。お近くの方がいらっしゃいましたら、是非、お越し下さい。お待ちしております。
大手スーパー様が主催の「オリーブオイル・健康セミナー」が全国6箇所で開催され、私がその講師を務めさせて頂きました。4月10日の福岡からスタートし、神戸、大阪と続きまして、5月19日には横浜、20日が東京で、6月3日の札幌が最終回でしたが、各会場共に、100名様を越す大盛況振りで、とても有難く思いました。
各会場共、ホテルの宴会場をお借りしたため、私のお料理レシピにつきましては、事前に都内のキッチンスタジオで撮影した物を大型スクリーンに映し出しながら、解説してゆく方法で進めさせて頂きました。その後、事前にレシピをお渡しし、ホテル側で作って頂いた「コグレ流・オリーブオイルが決め手のヘルシー料理」を受講者の皆様にご試食して頂いたのですが、正直に言いますと、福岡以外の5会場は、私のイメージとは程遠い味付けで、とても歯がゆい思いをしました。私の常識では、事前に、レシピを提供したシェフ(今回は私)に味のチェックをしてもらうのが当たり前だと思うのですが、なぜか各会場共に、間に入っている代理店様を通してお願いしたリクエストは拒否されてしまい、お客様のことを考えますと、とても不思議で複雑な気持ちになりました。
私は、プロとして、常に全力投球し、ベストなお料理でお客様に喜んで頂きたいと考えておりますが、確かに、他人に頼んで自分のイメージの物を作り出すのは、大変難しいことだと思います。だからこそ、レシピ提供者である私に味のチェックをさせて頂きたかったのですが・・・・・・。
でも、これでめげていては、本当のプロではありません!とにかく、皆様に満足してお帰り頂くために、トークの方は必死になって頑張りました(笑)
普段は絶対にお教えしない「プロの裏ワザ」まで、いくつもご披露させて頂きましたし、最後は、皆様と記念撮影して、120%以上(?)満足して頂けたのではないかと思います。
全国でご参加して頂いた皆様、本当に有難う御座いました。このご縁に心よりお礼を申し上げま
す。次回は是非、私が直接作ったお料理をお召し上がり下さいね。
最近は、日本全国の優れた食材を使ったメニュー開発など「地域活性化のお手伝い」をさせて頂くことが多くなりましたが、6月上旬には、加賀でホテルを経営されているオーナー様から直々にご依頼を頂きまして「石川県産・加賀野菜を主役にしたお料理」を作らせて頂きました。
私のお料理の特徴は、「仕込みに時間をかけて、丁寧に食材の持ち味を引き出すこと」に尽きますので、食材は3日ほど前に送って頂き、十分に吟味した上で、「素材を最大限に生かしたメニュー」を作らせて頂きました。
今回は、丁度この時期が旬の「加賀太キュウリ」、「赤皮カボチャ」、「加賀ナス」などを中心に使わせて頂きましたが、どの野菜にも、しっかりと力強い美味しさ、風味があり、久々に創造意欲を掻き立てられました。
お食事会場となった、六本木・ミッドタウンの素敵なマンションには、外国からのお客様もいらっしゃいましたが、とても気に入って下さり、「コグレさんのヘルシーなお料理を目的に加賀に行く価値が充分にありますね!」と、最大級のお褒めを頂きまして、とても嬉しかったです。
これからも、現状に満足することなく、更に「加賀野菜の持ち味を生かした美味しいお料理」を作り続けて行きたいと思いますし、定期的に加賀の方にも伺わせて頂きたいと思っております。
今回のチャンスを頂きました皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。本当に有難う御座いまし
た。今後共、宜しくお願い致します。
今回の出張料理で使わせて頂いた「加賀太キュウリ」と「加賀赤皮カボチャ」の下拵えについて、簡単にご説明させて頂きます。
「加賀太キュウリ」は、皮が硬いので、半分位皮を剥きまして、2-3mmの厚さで輪切りに致します。
中心部分の種も硬いので、くり貫きまして、軽く塩を振るのがポイントですが、塩には、旨味を引き出す大切な働きも有りますので、私は、上質の天然塩を使っています。
15分ほど置き、余分な水分を拭き取りましたら、オリーブオイルと少量の醤油をかけます。
これだけで食べても勿論美味しいのですが、彩りを考えて、炒りゴマや万能葱を添えても良いかと思います。
----------------------------------------------------------------------------------------------------
「加賀赤皮カボチャ」は、コクと旨味がある美味しいカボチャですが、まずは、一口大にカットしましたら下湯がきして、少し甘めの和風出汁で煮て、置き冷ましします。
このまま食べても美味しいのですが、今回は、テリーヌの具材として使ったり、メイン料理の付け合せに致しました。
今年は、コグレオリーブ農園のオリーブの実が沢山生りましたので、「自家製浅漬け」を作ることに致しました。
薄いアルカリ溶液を作り、そこに漬け込んで渋味を抜きますと、本当に美味しい「浅漬け」が出来るのですが、詳しい作り方をお知りになりたい方は、私の著書「オリーブ&ベリー・ファンブック」(草土出版社)をご覧下さいませ。
この「浅漬け」を作っておきますと、色々なお料理にお使い頂けます。もちろん、このまま、お酒のおつまみとしてお召し上がり頂いても美味しいですし、シンプルなグリーンサラダのトッピングにしても良いと思います。
しかし、私の一番のお薦めは、「お醤油ベースの和風味に合わせて頂くこと」です。
今回は、「根菜類の和風煮物」をご紹介させて頂きますが、和風出汁、お醤油、味醂などで、根菜類に下味を付けながらも、「上質のオリーブオイル」と「オリーブの実の浅漬け」を加えることで、数段、美味しさがアップ致しますことを、是非、みなさまにも体験して頂きたいと思います。
「上質のオリーブオイル」と「オリーブの実」には、野菜類のコク、旨味を引き出す力があるのですが、お肉系を加えなくても、充分に満足感のある1品に仕上がりますので、ヘルシーな美味しさを、色々とお試し下さいませ。もちろん、「自家製浅漬け」が手に入らない場合には、市販の瓶詰めを使って頂いても結構ですし、市販品には、グリーンとブラックが有りますが、どちらをお使い頂いても構いません。
6月20日には、岩手県一関市の「花と泉の公園」に伺い、国内屈指の素晴らしいベコニア観賞温室に隣接する園内のレストハウス「はずみ」で行われた結婚披露パーティーのお料理90人前を作らせて頂きました。
「今回のきっかけは?」と申しますと、私のHPをご覧になった「花と泉の公園」新社長の佐々木政典様の「直感、ひらめき」からスタートしています。
あれは今年の春先でしたが、佐々木様から、こんなお電話を頂きました。「小暮さんの<食を通じて全国を元気にしよう>という、ぶれない生き方には非常に共感致しました。何とか、岩手県を活性化するために協力してもらえませんか?」との、とても有難いお言葉。もちろん、私は「喜んで、やらせて頂きます!」と即答致しましたが、それからの佐々木様の行動力には本当に感激致しました。
数日後には、上京して頂き、都内で「これから、一関で何が出来るのか」を熱く語り合ったのですが、方向性が同じだったと言うこともあり、とても意気投合致しまして、色々なアイディアが出てきました。今回のウエディングも、そのひとつだったのですが、まさか、こんなに早く実現して頂けるとは思ってもいませんでした。
佐々木様ご自身でPR用のパンフレットを作成し、マスコミ各社にも掛け合って、自ら営業に走り回ったとのこと、本当に大変だったと思いますし、感動致しました。私の中から「これは、絶対に成功させなければいけないぞ!」との<熱い想い>が込上げてきたことは、言うまでもありませんし、準備を万端にして、当日を迎えるのが、とても楽しみでした。
前日に結婚披露パーティーが行われた「花と泉の公園」内のレストハウスで、翌21日には「健やかな子供を育てる食育」と題した<ランチ付き講演会>が開催され、多くの皆様にご参加して頂きました。
実は、この企画も、花と泉の公園・社長の佐々木様の発案で、「折角、岩手まで来てもらうんだから、結婚式だけで終わらせずに、少しでも多くの人に小暮さんを知ってもらいましょう」というのが、発想の原点でした。本当に有難いことですね。ここまで真剣に考えて下さる方は、中々いらっしゃいません。
この企画に関しましても、佐々木様がパンフレットを作り、自ら保育園や学校関係を回って営業して下さったのですが、初めのうちは、反応もイマイチで、苦労の連続。とても大変だったようです。
佐々木様から1週間前に途中経過のお電話を頂いたのですが「小暮さん、ごめんなさい。やっぱり、この辺は田舎なんです。反応が鈍くて困りました・・・。まだ、5人位しか集まっていないんです。」との元気の無いお声に、私は「佐々木さん、有難う御座います。本当に私の講演を聴きたいと思って下さる方が1人でもいらっしゃるのなら、私は、人数に関係なく、喜んでやらせて頂きます。今回は、初回ですし、回を重ねるごとにクチコミで人数が増えるように頑張りますので!」と即答致しました。
「エッ、本当ですか?そんなに言ってもらえるのなら!」と佐々木様も元気を取り戻し、直前の追い込みで30名様以上も集めて下さったのには、とても驚き、感激致しました。
当日のランチメニューは、「オリーブオイルが決め手の黒ゴマと大豆、赤味噌風味のヘルシーパスタ」と「地元産キャベツのシンプルサラダ」の2品でしたが、どちらも大好評で、レシピに関するご質問も沢山頂き嬉しかったです。
講演の方では、自然が豊かな岩手県で生活(成長)出来る有難味を地元の子供達に伝えたいことや、便利な食生活の裏側のお話、地球環境のお話など、いつものように多岐に渡りましたが、どの話題にも興味を示して頂き、有難かったです。
この機会を提供して下さった花と泉の公園の皆様、ご参加して頂いた皆様には、心よりお礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。また、お会い出来る日を楽しみにしております。
6月21日深夜から「解離性大動脈」の大手術をして頂きまして、集中治療室(ICU)のベットで麻酔から覚めたのは、翌日の夕方でした。
ドクターからは「手術は成功しましたよ。安心して下さいね。」との温かいお言葉を頂きましたが、それからの集中治療室での2週間は、本当に辛く、大変でした。
口には、高圧の酸素マスクを当てられ、体のあちこちには、点滴の管が付けられていて、殆ど身動き出来ない状態でした。(勿論、トイレにも行けません)
「点滴で、栄養分と水分の補給はされているから大丈夫ですよ」と言われてはいても、のどは渇き、水を飲めない辛さはかなりのものでした。数日後に、やっと氷を少しだけ、なめさせて頂いたのですが、その時の喜び、感動は、一生忘れられません。<そんな感動>が沢山あった2週間でした。
今、振り返りましても、確実に<私の人生観>は、この入院で変わったと思います。集中治療室でのきつく辛い経験を思えば、日常のあらゆることに<感謝の気持ち>を捧げずにはいられません。
普通にコップを持って水を飲めること、食べたい物を自由に食べられること、トイレに自分ひとりで行けること、廊下を自分の足で歩けること、熱いシャワーを浴びたり、お風呂に入れること、自分でページをめくって本や新聞を読めること、自分の意思で買い物が出来ること、自分で衣服を着れること・・・・・・・等々。
一般病棟に移り、点滴の管も殆ど外れて、身動きが自由になり、15日間の絶食から開放され、初めての病院食<おかゆ>を口に含んだ瞬間の感動も忘れられません。
<おかゆ>を一口含んだ瞬間に、全身が熱くなったのです。まさに「命ある食べ物」のエネルギーが確実に全身に広がって行く感覚は、初めての体験でしたし、改めて<人間の体は、命ある食べ物で出来ている>ことを実感致しました。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
入院中は、規則正しく、食事を出して頂き、体重もかなり減りましたが<病院食で改善すべき点>も見えてきました。
ある意味<学校給食が持つ問題点>とも重なりますが、形式的なカロリー計算と、成分分析にばかり重点を置くのは如何なものでしょうか?「合成の添加物に関しては、どうでもいいのですか?」と聞きたくなってしまいます。大切なのは「その食べ物に、どれだけの生命力があるのか」だと思うのです。
病院食で重要な意味合いを持つ<塩>の位置づけにも疑問を感じます。病院食では、1日当たり6g未満と決まっており、その結果、味気無い料理が多くなってしまうと思うのですが、塩の種類にまでは及んでおらずに、化学的に作られた精製塩だけを使っているような気がします。病院の売店で売られていたのも「食卓塩」や「アジシオ」でした。
<塩>にも色々な種類があります。海水を凝縮した天然塩には、人間の健康にとって欠かすことの出来ない旨味やミネラル分が豊富に含まれており、玄米中心の食生活を続けていれば、何ら問題の無いことが実証されています。
私は、毎食、おかゆや味噌汁、焼き魚等に、<上質の天然塩とオリーブオイル>を必ずかけて食べていましたが、毎朝の血液検査の結果も良好でした。
特に<オリーブオイル>に関しましては、ドクターの皆様や看護士の皆様も大変に興味を持たれて
おり、何度か、<ワンポイント・レクチャー>をさせて頂きましたが、主治医の先生からは「<食を通した健康作り>のために、病院食と売店の品揃えの改善も必要なので、これからは、是非とも、アドバイザーとしても病院に来て頂き、御協力をお願いします。」と、大変に光栄な御依頼を、退院する日に頂きました。
勿論、私の知識でお役に立てることがあれば、喜んで御協力させて頂きます。
なにしろ、仙台は、私が生まれ変わった<第2のふるさと>でもありますので、これからも末永く、宜しくお願い致します。
暦の上では、すでに秋ですが、まだ残暑が続いております。皆様、如何お過ごしでしょうか。
夏の暑さ、疲れから、食欲が減退していらっしゃる方も多いかと思いますので、身近な材料で簡単に作れる、美味しく、ヘルシーな<豆乳・カルボナーラ>をご紹介させて頂きます。私も、このパスタは大好きで、時々作っていますが、ポイントが1つありますので、それをお守り頂きまして、是非<プロの味>をお楽しみ下さいませ。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人前>
(A)
・卵黄 2個分 ・粉チーズ(パルメザン) 大さじ2-3杯 ・胡椒 小さじ1杯 ・塩 小さじ1杯 ・醤油 大さじ1杯 ・白ゴマ 大さじ1-2杯 ・豆乳大さじ2-3杯 ・オリーブオイル 大さじ2-3杯
(B)
・パスタ(今回はリングイネ) 200-250g
・青菜(今回は小松菜) 1/2束分
<作り方>
①(A)の材料すべてをお鍋に入れておく。
②パスタをボイルする。茹で上がりの30秒前に刻んだ青菜を加え、一緒にボイルする。
③青菜入りパスタの水気を切り、①と合わせる。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<ポイント>
・③のところで、パスタの余熱で卵黄のとろみを出すのが正しいカルボナーラの作り方ですが、濃度が付かない時には、お鍋を軽く加熱しながら、手早く混ぜて下さい。
ただし、加熱し過ぎますと、炒り卵になってしまいますので、その点だけ注意して下さい。
(卵の蛋白質は70℃前後で凝固し始めます。)
千葉県香取市に、英国ウエストサクセス地方の、緑濃い丘に建つ教会をイメージして造られた
<聖フランシスコ教会>が有るのをご存知でしょうか?
祭壇には、美術品としても価値の高いステンドグラスが18面も飾られており、選び抜かれた調度品の数々と共に、本場の荘厳な雰囲気を醸し出しています。
また、敷地内には、ロンドンから直輸入した、可愛らしい別館ゲストハウスも併設され、英国から丁寧に運ばれて来ました、古いレンガを敷き詰めた中庭広場に立ちますと、思わず、中世のヨーロッパにタイムスリップしたような<素敵な錯覚>に陥ります。
映画やドラマ、CMなどのロケ地としても人気が高く、私が伺った9月3日にも、TBS系のドラマの撮影が入っていましたが、撮影スタッフの人数の多さには、ビックリ致しました(笑)
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
先日、教会のオーナー様から、こんなご連絡を頂きました。「結婚式は、頻繁に行われ、とても好評なのですが、披露宴のお持て成しのお料理を作って下さるシェフがいなくて、困っていました。そんな時に<情熱大陸>や<ラジオビタミン>で、小暮さんのことを知り、「この人だ!」と思いました。披露宴の予約が入った時だけで構いませんので、来て頂けませんか?」との、大変に有難いお話。
しかも、この辺は、雄大な自然が多く残されており、有機野菜を含めた食材がとても豊富で、創造意欲も大いに掻き立てられます。是非、<地産地消のオリジナルメニュー>で、多くのお客様に喜んで頂きたいですね。
オーナー様は、とても行動力のある方で「では、早速、パンフレットを作りましょう!」ということになり、先日、教会に伺わせて頂き、<地元の食材を使ったお料理>の撮影と、ご試食をして頂きました。
お忙しい中、スタッフの皆様、全員にご試食して頂きましたが、「野菜中心で、こんなにサッパリしていれば、この辺のご老人でも、お箸で美味しく食べられますね!」とか「良いオリーブオイルは和風味にも合うのですね!」と、想像以上に大好評で、とても嬉しかったです。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
遠方からでも、いらして頂けるだけの価値がある、本当に素敵な教会です。皆様のお知り合いで、ここで結婚式を挙げてみたいと思われる方がいらっしゃいましたら、是非「小暮の紹介で!」と、お気軽にお問い合わせ下さいませ。今月末にも、ブライダルフェアーが開催される予定です。
<聖フランシスコ教会> TEL 0478-54-3790 までお願い致します。
先日、美味しいトウモロコシを栽培していらっしゃるお客様から、「ポップコーン用です(笑)」と、乾燥させたコーンを沢山送って頂きました。
早速、<ポップコーン作り>に挑戦してみましたが、せっかくのチャンスですから、色々なスパイスや調味料を使って、数種類のポップコーンを作ってみました。
ディズニーランドなどでも売っている<キャラメル風味>や<チョコレート風味>まで、遊び心で作ってみましたが、やっぱり、一番美味しかったのは、オリーブオイルを効かせた<塩・ブラックペッパー風味>でした。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
作り方は、とても簡単です。(市販の乾燥コーンでも、同じように出来ます)
まず、フタ付きの厚手の鍋を用意し、乾燥コーンと塩、胡椒、オリーブオイルを加えます。割合は、コーン100gに対して、塩大さじ1/2杯、胡椒大さじ1/2杯、オリーブオイル大さじ2杯くらいでしょうか。食べる方の嗜好にも拠りますので、調味料の割合は、大雑把で結構です。
あとは、フタをして、中火にかけるだけです。暫くしますと、ポコポコ跳ねる音がしますが、その音が止んだら出来上がりです。
この手作りポップコーンは、本当に美味しくて、一度食べだすと、手が止まらなくなりそうです(笑)
それに、何よりも嬉しい事は、一切、添加物、化学調味料を使用していないという点です。安全で美味しければ、お子様にも勧められますし、言うことは無いですよね。
ただし、美味しく作るポイントが、ひとつだけあります。調味料だけは、<上質の良い物>を使って下さい。
シンプルであれば、あるほど、素材の質に左右されるのは、料理全般にも言える<真理>だと思います。
先日、新幹線で広島市に伺い、植野様宅で法事のお料理を作らせて頂きました。
主催者の方からは、「愛媛県から95才のおじいちゃんが、小暮さんのお料理を楽しみに、久しぶりに来てくれるので、高齢者でも食べられるようなメニューでお願いします。」とのリクエストを事前に頂いておりましたので、何とか喜んで食べて頂けるように、色々とメニューには工夫を凝らしました。
メインとなる30種類程の野菜類は、地元産を中心に使わせて頂き、お魚料理では、瀬戸内海の天然真鯛を<和風のカルパッチョ仕立て>で出させて頂きましたが、参加された皆様もびっくりするほど、おじいちゃんの食欲は旺盛で、すべてのお料理を「美味しいねぇ!」と言って、楽しそうに完食して下さり、とても嬉しかったです。
私のお料理すべてに通じる<こだわり>は、クリームやバターを控え、お醤油や和風出汁とオリーブオイルを合わせて作る<新鮮でヘルシーな味わい>にあり、それこそが、老若男女、あらゆる年代層の皆様に美味しく食べて頂ける<出張料理ならではの醍醐味>だと思うのです。
それはまた、30才で出張料理人として独立し、18年間、ひとりで全国に伺い、色々な状況のご家庭で試行錯誤しながら、臨機応変にお料理させて頂いて来て、ようやく辿り着いた<確かな結論>でもあります。
これからも、初心を忘れずに、皆様に喜んで頂けるように益々頑張りますので、宜しくお願い致します。
この度は、心温まるお食事会でお料理させて頂き、本当に有難う御座いました。企画してご連絡を頂いた飯田様をはじめ、ご参加頂きました皆様には、心よりお礼を申し上げます。
そして、95才の西村様、またお会い出来る日を楽しみにしておりますので、どうぞこれからもお元気でお過ごし下さいませ。呼んで頂ければ、いつでも喜んで愛媛県までお料理を作りに伺わせて頂きます。
9月19日付けの信濃毎日新聞に、毎月第3土曜日に連載しております <洋食の定番・レシピ
とエッセー> 9月分が掲載されましたので、ご紹介させて頂きます。
今月のテーマは「秋野菜と豆がたっぷりのカレーライス」です。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
残暑厳しい夏が過ぎ、「味覚の秋、食欲の秋」になってきましたが、皆様の体調は如何でしょうか?私は、働き過ぎが原因(?)で、6月中旬に体調を崩し、生まれて初めて6週間の入院生活を体験致しました。そして、その間に自然の摂理に合った「命ある食べ物」を頂く大切さを改めて実感致しました。7、8月と2ヶ月間、連載をお休みさせて頂きましたが、その分、パワーアップ致しまして益々頑張りますので、これからも宜しくお願い致します。
今回は、洋食の定番・カレーライスをテーマに致しました。しかも、秋野菜と大豆がたっぷりと入った、ヘルシーで本格的なプロの味わいを皆様にも、失敗せずにお楽しみ頂けるようにレシピを工夫致しましたので、どうぞ、御期待下さい。
カレーの一般的な作り方と言いますと、すべての野菜を一度に油で炒め、水を加えてそのまま煮込みますが、野菜の固さは、それぞれ違いますので、一番固い野菜に火が通った時には、それより柔らかい野菜は、ボイルオーバーで、歯応えも無く、色があせて、溶けかけていたりしますが、それでは、せっかくの野菜の美味しさも半減してしまうのです。
4月に放送されました「情熱大陸(TBS系)」でも、私が野菜それぞれの歯応えを生かして、慎重に、種類別にボイルしているシーンが映し出されましたが、この「ひと手間」が美味しさの決め手になることを皆様にも知って頂けましたら有難いです。
ルーの美味しさにもこだわりました。今回のレシピのように、赤味噌とココア(またはチョコレートやコーヒー)を少し加えることで、落ち着いたプロの味に近付けることが出来ます。
このコツは、お料理教室の生徒さん達にも毎回お教えするのですが、その時に必ず出る質問があります。「先生、お味噌とココアは、どこのメーカーの物が良いのでしょうか?」
生徒さんは真剣なのですが、私は、思わず笑ってしまいそうになりながら、こう答えます。
「少し加えるだけなので、お家にある物ならば、メーカーは、どこのでも良いのですよ。」と。お味噌も赤味噌が無ければ、白味噌でも構いませんし、それも無ければ、お醤油を少し加えてみて下さい。ご飯に合う、日本人好みの落ち着いた味になりますので。
カレーの仕上げには、オリーブオイルを加えますと、野菜や大豆それぞれの美味しさが引き立ち、お肉が入っていなくても、グッとコクと満足感が増しますので、是非、これもお試し下さい。
今回は、野菜や大豆がたっぷりのヘルシーなカレーですので、ご飯も玄米に致しました。
玄米には、排毒作用があり、体内を活性化する働きがありますので、積極的に食べて頂きたいですね。水の量を玄米の5割増しにすれば、普通の炊飯器でも炊けますし、オリーブオイルを加えることで、時間が経ってもしっとりと美味しく食べられるようになります。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人前>
(A)
・玉葱 1/4個 ・人参 1/3本 ・カリフラワー 1/6個 ・カボチャ 1/8個
・ブロッコリー 1/6個 ・さつま芋 1/3本 ・パプリカ 1/3個
<注> 野菜類は、中サイズを基本とする。
(B)
・大豆(水煮) 大さじ4杯
(C)
・カレールー 80g ・水 500cc ・ココア(無糖) 大さじ1/2杯 ・オリーブオイル
大さじ1杯 ・赤味噌 大さじ1/2杯
(D)
・玄米 2合 ・水 3合 ・塩 少々 ・白ゴマ 大さじ1杯
・オリーブオイル 大さじ1杯
<作り方>
①(A)の野菜は、すべて一口大にカットし、それぞれ歯応えを残してボイルする。
②カレーのベースを作る。(C)をすべて合わせて鍋に入れ、沸かしておく。
③②に①と(B)を加え、煮崩れない程度にルーを絡ませながら温める。
④(D)の材料をすべて合わせ、3時間以上置いてから、炊飯する。
⑤お皿に④を盛り、③をかける。
10月に入り、朝晩の冷え込みも厳しくなってきましたが、皆様はお元気でお過ごしでしょうか?
畑では、霜が降りるほど寒くなってきますと、旨味と甘味が増してゆくのが<長葱>ですが、これからの時期の鍋料理には、欠かすことの出来ない秋野菜のひとつでもありますね。
スーパーマーケットの食料品売り場を歩いてみますと、色々な種類の「鍋料理用スープ」が並んでおり、興味もそそられますが、なるべく家庭料理では、ご家族の健康のために、化学調味料やもろもろの添加物は控えて頂きたいと願っておりますので、今回は「化学調味料を使わなくても、旬の食材を使うことで、これだけ簡単に美味しいスープが出来ること」を知って頂けましたら嬉しいです。
今回は、パスタに仕上げておりますが、このスープ(下記A)があれば、とても美味しい鍋料理にもアレンジ出来ますので、是非、お試し下さいませ。
------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人前>
(A)
・ハマグリ 200g ・長葱(斜め切り) 2本 ・日本酒 大さじ3杯 ・水 100cc ・天然塩 少々
・醤油 大さじ1杯 ・オリーブオイル 大さじ2杯 ・ニンニク(すり卸し) 大さじ1/2杯 ・白ゴマ 大さじ1杯
(B)
パスタ 200g
<作り方>
①お鍋に(A)の材料をすべて入れ、沸かして、ハマグリを開かせておく。ただし、煮すぎると、ハマグリが固くなるので、開いたら、すぐに火を止める。
②パスタを湯がき、①と合わせる。
信濃毎日新聞に毎月第3土曜日に連載しております「コグレ流・洋食の定番」、10月のメニューは、「信州ソバとキノコのイタリア風サラダ仕立て」です。
私が書きました<エッセーとレシピ>をご紹介させて頂きます。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
先日、出張料理の仕事で上田市に伺いました。あたり一面に広がる雄大な水田を見渡しますと、豊かに実った黄金色の稲穂が、あたかも「ふかふかなじゅうたん」をぎっしりと敷き詰めたように、とても美しく輝いていました。
私は、すがすがしく心地良い秋の風を肌で感じながら、昔ながらの手作業で一生懸命に「稲のかけ干し作業」をしてらっしゃる農家の方々の姿に感激し、しばらくの間、時が止まったように、思わず見入ってしまいました。
私も、以前から、長野県産のお米のファンでして、県内の農家の方から直接、玄米を送って頂いておりますが、いつもその美味しさ、品質の高さには感心しておりました。
今回、地元の農家のみなさんから、直接お話を伺うチャンスがあったのですが、「長野県は気候的に稲作に適しており、害虫も付き難いので、低農薬、無農薬での作業が可能なんですよ。」との、非常に嬉しいお言葉が印象に残りました。
もちろん、農家の方々の「仕事に対する真摯な姿勢や愛情」が、何倍も美味しくしていることは、言うまでもないことだと思います。
お昼には、別所温泉の近くで、手打ちそばとキノコ料理を頂きましたが、本当に信州そばとキノコの相性は抜群ですね。
私は、世界70ヶ国以上を巡り、「美味しい料理を作るには、地元産の食材同士を合わせることが大切」という「自然の摂理」を、世界中で身を持って体験してきましたが、今回もそれを実感致しました。長野県を訪れる度に、本当に「自然の恵み」に感謝の気持ちでいっぱいになります。
今回のレシピでは、信州ソバとキノコの美味しさを最大限に活かすために、ドレッシングの味付けは、簡単でシンプルに致しました。
ヘルシーで軽いオリーブオイルをベースにして、お好みでお酢やお醤油を適量加えて頂くだけなのですが、これが、とても美味しいので、是非、皆様もお試し下さい。
ちなみに、ヨーロッパにも「そば粉」を使ったお料理はたくさんあります。クレープやパンケーキ風にして、サワークリームやトマトソースをかけ、高級感を出すのでしたら、キャビアやフォアグラをのせたりもしますが、一般的な家庭のお惣菜としましては、マッシュポテトに混ぜて、煮込み料理の付け合せにしたり、湯がいて、すいとん風のスープにすることが多いようです。
「所変われば、品変わる」と申しますが、世界中どこでも、食文化の出発点は「地産地消」だと思いますので、皆様も、信州そばと地元産の食材を色々と組み合わせ、信州ならではの「美味しいレシピ」を増やしてみませんか。
------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人前>
(A)
・信州ソバ (茹でて)120g ・シメジ 1パック ・椎茸 1パック
(B)
・オリーブオイル 大さじ4杯 ・バルサミコ酢 大さじ2杯 ・お醤油 大さじ1杯
・塩・胡椒 各少々 ・白ゴマ 大さじ3杯 ・万能葱(小口切り) 大さじ3杯
<作り方>
①シメジ、椎茸は、一口大にカットし、ボイルしたら、しっかりと水気を切る。
②信州ソバは、湯がいてから冷水で手早く冷やし、しっかりと水気を切る。
③(B)をすべて合わせておく。
④すべての材料を合わせて混ぜる。
先週末は、神戸市灘区の竹島様宅に伺い、「お父様の10回忌の御法要」のお料理を作らせて頂きました。
ご家族だけのアットホームな雰囲気でのお食事会でしたが、とても元気で食欲旺盛なお子さん達が、みなさん「お料理大好き」で、本当に見ていて気持ちよいほど、楽しそうに、たくさん食べて下さいました。
特に、中学3年生の御長男さんからは「将来は、コグレさんのようなシェフになりたいので、どのように勉強すれば良いのか、是非、お話を聴かせて下さい!」と、積極的に色々と質問して頂き、お食事会終了後の「ミニ講演会」も、お食事会以上に、とても盛り上がりました。
竹島様の息子さん達のように、将来の夢を持ち、目を輝かせてお話を一生懸命に聴いて下さると、私もつい嬉しくなり、「失敗談を含めた、修行時代の経験談」にも熱がこもります(笑)
せっかくの機会なので、お話だけでなく「何か、簡単でヘルシーなレシピをプレゼントしよう」と思いまして、急遽、砂糖を一切使わない「リンゴのオリーブ煮」を、お子さん達の目の前で実演させて頂き、デザートにも添えさせて頂きましたが「本当にリンゴの風味が生きていて、美味しいですね!」と、絶賛して頂きました。
数年後に、逞しく成長したお子さん達にお会いするのが、とても楽しみです。「頑張って下さいね!応援していますよ」
私も、夢を追い続けて、一生懸命に勉強した10代の頃を思い出し、「初心」に戻れた気が致します。
この日のご縁を下さった菊田様にも心よりお礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。
また、お伺い出来る日を楽しみにしております。
6日の夜には、「金両醤油」さんの風情ある御自宅で、「おばあちゃんの85才のお誕生日を祝う会」が開かれ、私が地元食材だけを使って出張料理をさせて頂きました。
数時間前に自ら漁船に乗り、獲ってきた新鮮な魚介類を使って御料理するのは、私の長年の夢でしたが、それが、「オリーブ収穫祭」で訪れた小豆島で、思いがけずに実現出来たことは、とても有難く、本当に嬉しかったです。
定番の「地元野菜15種類と車海老のテリーヌ」も、野菜それぞれに力強さがあり、いつも以上に美味しく出来ましたし、鯛、平目、カワハギなどの新鮮な白身魚と、先程まで生きていた天然海老の「和風カルパッチョ仕立て」も、上質のオリーブオイルと金両さんの御醤油とのハーモニーが絶妙で、シンプルながら、しみじみと美味しかったです。
メインディシュには、小ぶりな鯛で「和風アクアパッツァ」を作ってみました。「アクアパッツァ」とは、イタリアの代表的な魚料理の名前ですが、基本的には、水とオリーブオイルだけで、新鮮な魚を丸ごと煮込みます。
シンプルな料理法ですが、上質のオリーブオイルを使いますと、本当に美味しく出来ますので、是非、皆様もお試し下さいませ。
次の(4)では、「和風アクアパッツァ」の作り方を解説させて頂きます。
小豆島の「金両醤油」さんで作らせて頂いた「和風アクアパッツァ」の作り方を簡単にご説明させて頂きます。
細かい調味料の配合などは、気にせずに、とにかく、良いオリーブオイルと御醤油、新鮮な魚を使って頂ければ、おそらく美味しく出来ると思います(笑)。是非、お試し下さいませ。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
<作り方>
①フタ付きの浅めのお鍋を用意し、ハラワタを除いた丸ごとの白身魚と、味に深みを出すためのアサリ、プチトマト、(あれば)オリーブの実の新漬けを各適宜加えます。
②上質のオリーブオイルとパセリのみじん切りを適宜加えます。ちなみに、オイルは多目な方が美味しくなります。
③御醤油を適宜加えます。
④水を魚が隠れる寸前くらいまで加えます。
⑤今回は、季節柄、旬の牡蠣も加え、フタをして5-6分煮ます。
⑥お皿に盛り、お好みで、オリーブオイルを振り掛け、香りを引き立てます。
信濃毎日新聞に毎月連載させて頂いております<コグレ流・洋食の定番>、11月は「サーモンの赤味噌チーズ焼き」です。
とても簡単で美味しいメニューですので、是非、皆様もお試し下さいませ。
エッセーとレシピを御紹介させて頂きます。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
秋も深まり、各地で初雪のニュースも耳にしますが、みなさまはお元気でしょうか?
先日、出張料理の仕事で、北海道の知床半島に行って来ました。
大雪が降り、凍えるほどの寒さでしたが、川岸を歩いてみますと、物凄い数の鮭が川を
懸命に遡上しようとしている姿がとても神秘的で、感動致しました。
地元の小売市場にも伺いましたが「秋鮭」の殆どは、塩漬けされた状態で売られています。
日本では「鮭=塩鮭(大衆食材)」のイメージが強いようで、なかなか高級レストランでは
メイン料理にしにくい印象がありますが、私が修行したフランスでは「サーモン」は、高級食材の代表選手で、三ツ星レストランの定番メニューには、必ずと言っていいほど、使われています。
パリの書店でも「お洒落なサーモン料理だけのレシピ本」が、何冊も並んでいるほどです。
私は、日頃から、フランスに負けない「上質のサーモン」を、全国で探し続けていましたが、思いもよらず、海に接していない長野県飯山市で、昨年出会うことが出来ました。
「信州サーモン」というブランド名もあるようですが、美しい紅色でキメの細かい肉厚な身は、まったくクセが無く、まずは、お刺身で食べてみて、そのとろけるような美味しさにびっくり致しました。
次に、フライパンで軽く焼いてみたのですが、適度な脂分もあるために、シットリとした味わいで、ヨーロッパの高級レストランで出されるサーモンにも負けない美味しさに感激致しました。
色々と「信州サーモン」を調べていきますと、長野県の水産試験場が10年以上の歳月をかけて研究し、開発されたものだそうで、長きに渡る御努力と御苦労には、心から敬意を表したいです。
このように素晴らしい食材に出会いますと、プロの料理人として、創作意欲が掻き立てられ、本当に嬉しくなります(笑)
「(信州)サーモン」と「信州味噌」の相性は抜群ですので、そこにアクセントとしてオリーブオイルと粉チーズ(パルメザンチーズ)を加え、シンプルに焼きますと、「高級レストラン」の味わいになりますので、是非、みなさまもお試し下さいませ。
ここで、ポイントがひとつだけあります。サーモンは、火を通し過ぎますと、固くなってしまいますので、7割ほど火を通す感覚で調理して下さい。余熱で丁度良い焼き加減になりますので。
ちなみに、焼いた身をほぐし、熱いご飯に載せて食べるのも美味しいことに気が付きました。
結局、私も「ご飯に鮭」が大好きなのです(笑)
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人前>
(A)
・鮭切り身 2枚 ・塩、胡椒 各少々
(B)
・赤味噌 大さじ1杯 ・味醂 大さじ1杯 ・オリーブオイル 大さじ1杯
(C)
・パルメザンチーズ(粉チーズ) 大さじ2杯
(D)
・なす 2本 ・オリーブオイル(焼き油として) 大さじ2杯
(E)
・パセリ(みじん切り) 大さじ1杯 ・白ゴマ 大さじ1杯
<作り方>
①鮭に塩、胡椒各少々を振っておく。
②(B)を合わせて良く混ぜ、①の上に塗る。
③②の上に(C)をかけて、200℃のオーブン(トースター)で7-8分焼く。
④なすは、厚さ5mm程度にスライスし、オリーブオイルで焼く。
⑤皿に④を盛り、③をのせて、パセリと白ゴマを振る。
今回のメニューは、「すべて、地元産の食材だけ」で作りました。
もちろん、野菜は、有機無農薬。さらに、魚介類もすべて近海で獲れた天然物ばかりですし、しかも、漁師さんの顔や考え方まで分っている。(笑)
今の時代、これって、物凄く贅沢なことだと思いませんか?
「完全なる地産地消」は、言うのは、たやすいですが、そう簡単に出来るものではないことを、私自身、全国を回って、身をもって実感しています。
小豆島には、それだけ豊かな自然、食文化が遺されていることの証だと思いますが、参加者の皆様からの有難い食材の差し入れも多く、お料理していて、本当に楽しく、勉強になりました。
この3日間、皆様の温かい御協力もあり、こんなにも喜んで頂けて、「本当に、このイベントを開催して良かった!」と、心より感謝しております。「来年もやりましょうね、土居さん!(笑)」
「NHKワールドTV」のスタッフの皆様も、長時間に及ぶ撮影を有難う御座いました。私も、機材を運ぶお手伝いを、何度か、させて頂きましたが、とても重く、特に、カメラマンさんと音声担当の方は、お疲れになったのではないでしょうか?番組も見させて頂きましたが、とても良い内容にまとめて頂きました。編集作業も大変だったと思いますが、担当ディレクターの常井さんの英語のナレーションも素晴らしかったです。
この番組を通して、全世界の皆様に「オリーブオイルと日本の伝統的な食文化の融合の素晴らしさ」をお伝え出来たのなら、こんなに嬉しいことはありません。
これからも、微力ながら「食を通した世界平和」の実現に向け、頑張りますので、宜しくお願い致します。
信濃毎日新聞に、好評連載中の「コグレ流・洋食の定番」、12月のメニューは「チキンと冬野菜のポトフ」です。
私が書いたエッセーとレシピを御紹介させて頂きますので、是非、皆様もお試し下さいませ。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
朝晩の冷え込みも厳しくなり、今年もあと数日となりましたが、皆様はお元気でしょうか。
寒い時期には、体を芯から温めてくれる「熱々の食べ物」が恋しくなりますが、そんな時に皆様でしたら、何を作られますか?「お鍋」や「おでん」でしょうか。
今回は、「チキンと冬野菜のポトフ」をご紹介させて頂きますが、分かり易く申し上げるならば、「西洋風おでん」と言ったところでしょうか。
私が修行したヨーロッパも、冬の寒さは厳しく、「ポトフ」は、冬場の食卓の団欒に欠かせない「熱々定番料理」のひとつです。
ただし、ヨーロッパでは、日本のようなバリエーションに富んだ練り物を加えることは無く、大抵はチキンやベーコンで出汁をとり、地元で収穫された玉葱、人参、じゃが芋を加えるくらいの、とても質素な内容なのですが、これが、しみじみ美味しくて、初めてフランスのリヨンで食べた時には、その奥深さに感動致しました。
私が働いていたリヨンの名門レストラン「メール・ブラジエ」でも、人気メニューのひとつに「地鶏のポトフ」がありましたが、朝一番の厨房では、幾つもの大きな寸胴鍋に水と天然塩を入れて沸かし、たくさんの地鶏を丸ごと茹でていくのが日課でした。
そのあとには、付け合せとなる野菜の下拵えをしてゆくのですが、ヨーロッパでは、日本のように「綺麗で同じサイズの物だけ」ということは有り得なく、キズがあったり、サイズや形がバラバラなのは当然でしたので、茹で加減を同じにするために、キズを除いたり、大きいものは半分に切ったりするのが、慣れるまでとても大変でした。(笑)
でも、自然の摂理に従えば、形や大きさが違うのは、ごく当たり前のことで、その命を頂く私達が、食材に対して感謝の気持ちを持ち、時間と手(愛情)をかけて食べ易く料理することが、とても大切なのではないでしょうか。
私も「食育活動」を通して、未来を担うお子さん達に、そのことを伝えて行きたいと思っています。
さて、今回のレシピのポイントですが、鶏肉には、ボイルする2時間以上前に塩・胡椒を振っておきます。こうすることで、生臭みの原因となる余分な水分を除くことが出来ますし、鶏肉本来の旨みを引き出すことが出来るのです。
加える野菜は、その時に手に入る物だけで結構ですが、歯応えも大切ですので、面倒でも、一種類ずつ下茹でしてから、スープに加えますと、見た目にも美味しそうで、華やかな感じになります。
そして、「仕上げにオリーブオイルをかける」のも大切なポイントです。こうすることで、グッと素材の旨みが引き立ち、食べた時の満足感が得られると思いますので、是非、お試し下さい。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人前>
(A)
・鶏もも肉 250g ・塩、胡椒 各少々
(B)
・水 600cc ・日本酒 大さじ3杯 ・醤油 大さじ2杯 ・味醂 大さじ2杯
・(出汁用)昆布 15g
(C)
・玉葱 1/2個 ・人参 1/2本 ・大根 1/6本 ・牛蒡 1/4本
・ブロッコリー 1/5個 ・カリフラワー 1/6個 ・カボチャ 1/8個
<注> 野菜類は、中サイズを基本とする。
(D)
・オリーブオイル 大さじ2杯
<作り方>
①鶏もも肉は、一口大にカットし、塩・胡椒を振っておく。
②(B)のすべての材料と、①を合わせて鍋に入れ、中火で20分ほど煮る。
③(C)の野菜は、それぞれ一口大にカットし、少し歯応えを残してボイルする。
④③のうち、ブロッコリー以外の野菜を②に加え、さらに10分ほど煮る。
⑤最後に、ブロッコリーを加え、軽く温めて出来上がり。
⑥器に盛り、お好みでオリーブオイルをかけて食べる。
11月上旬に「オリーブ収穫祭」を開催致しました小豆島から戻りますとすぐに、静岡県富士宮市に伺い、雄大な富士山の麓にある、別荘風の素敵なお宅で「法事のお持て成し」のお料理を作らせて頂きました。
「法事」と言いますと「フレンチ?それとも精進料理ですか?」との御質問を受けることがありますが、私のお料理は、元々、お野菜中心で、クリーム、バターを控えた和風テイストの食べ易いお味ですので、御高齢のお客様でも、お箸を使って安心して召し上がって頂けますし、逆に、お野菜を食べ慣れていない小さいお子さん達にも、親御さん達がビックリするほど好評ですので、幅広い年齢層の皆様が集まる「法事のお持て成し」には、ピッタリだと思います。
特に、お坊さんがお食事に参加される場合には、お坊さんに一番喜ばれるのも事実です(笑)。確かに、法事では、お寺の近くで頼む、ワンパターンの仕出し弁当が多いですからね。
「法事」の場合でも、お客様からリクエストがあれば、「オリーブオイル、ワンポイントセミナー」を開催致します(笑)。セミナーと申しましても、上質なオリーブオイルの風味の解説と、お化粧品としての効能をお話するだけなのですが、これがとても好評でして、今回の皆様も、一生懸命にお顔や手にオイルを塗って下さり、楽しい雰囲気の中で、その良さを実感して頂きました。
皆様、どうも有難う御座いました。このご縁に心から感謝しております。
1月4日発売の人気通販雑誌「通販生活」(カタログハウス社)2010年春号と、その別冊「ソロー」に、私が長時間かけて開発致しました「カレールー」と「デミグラスソース」が紹介されております。
両者とも、コンセプトは「日本人向きの、軽くてコクのあるテイスト」でして、贅沢にも、私が世界№1と認める、イタリア・シシリア産のエキストラ・バージン・オリーブオイル「ラビィダ」を惜しみなく使っているのが最大の特徴です。
自分で言うのもなんですが、「今までのルーやソースは、いったい何だったんだろう?」と思うほど、ピュアーな味わいで、本当に美味しくて、初めて完成品を試食した時には、感動致しました。
正直なところ、ここまで良い商品が出来るとは思っていませんでした(笑)。
「やっぱり、優れた素材にこだわらなくてはいけませんね!」改めて、そのことを実感致しました。
今回、「通販生活」で、ご購入して頂きますと、私オリジナルの「5種のレシピ集」が付いてくるのですが、どのレシピも失敗することなく、簡単に美味しく出来ますので、是非、皆様もお試し下さいませ。
「通販生活」と、その別冊「ソロー」で、私が開発致しました「カレールー」または「デミグラスソース」を御購入して頂きますと、特典として「コグレオリジナル・レシピ集」が、それぞれにプレゼントされます。
「カレー」と言いますと、ほとんどの皆様は「カレーライス」をイメージされると思いますが、ルーがとてもピュアーで、コクがあるのに軽い仕上がりのため、幅広いお料理に応用して頂く事が出来ます。
例えば、オリーブオイルと合わせてサラダの「ドレッシング」にしたり、マヨネーズに混ぜて「グラタン風」にすることも出来ます。ルーがあっさりしているために「パスタソース」や「炊き込みご飯(ドライカレー)の素」としても使えますので、このレシピ集をマスターして頂ければ、皆様のレパートリーは、どんどん増えていくこと、間違いなしです(笑)。
「デミグラスソース」も、同様です。オリーブオイルと合わせて「ドレッシング」にしたり、マヨネーズと合わせて「ピザソース」に応用することも出来ますし、ナポリ風パスタもデミグラスソースを加えることで、高級感のあるプロの味に変身致します(笑)もちろん、ハンバーグやステーキなどのソースとして、オーソドックスにお使い頂いても美味しいですし、ケチャップと合わせて「ハヤシライス」風にするのも良いアイディアです。是非、皆様もお試し下さいませ。
下の写真は、レシピ集の撮影風景ですが、とても美味しそうに撮影して下さった、カメラマンの島崎信一さんとも、最後に記念撮影致しました。島崎さん、また、機会がありましたら、宜しくお願い致します。
信濃毎日新聞に毎月連載させて頂いております「コグレ流・洋食の定番」は、おかげさまで、昨年も「簡単で、ポイントが分り易く、読者の皆様の評判が大変に良かった」とのコメントを頂きまして、とても嬉しく思っております。
今年も「ヘルシーで作りやすく、美味しいレシピ」を皆様に御紹介出来るように頑張りますので、宜しくお願い致します。
2010年のスタート、1月のメニューは「豆腐ハンバーグの本格デミグラスソース添え」です。
とても簡単に出来て、美味しいお料理ですので、是非、皆様もお試し下さいませ。
私が書きましたエッセーとレシピを御紹介させて頂きます。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
新しい年がスタートしましたが、皆様は如何お過ごしでしょうか?
私は、今年も「食」を通して、全国の皆様に「健康と笑顔」をお届け出来るよう頑張りますので、これからも宜しくお願い致します。
今月のメニューは「豆腐ハンバーグ」ですが、「ハンバーグ」と言えば、まさしく「洋食の定番」であり、カレー、ケチャプスパゲッティと並んで、お子さん達が最も大好きな料理のひとつですよね。(笑)
私の子供の頃(今から40年以上前)は、「ハンバーグ」という食べ物が、とても珍しく新鮮で、私も大好きな「ごちそう」でしたが、特に、近所の洋食屋さんで初めて食べた、粗刻みの挽肉の食感が残る「手作りハンバーグ」の味が最高で、今でも忘れることが出来ません。(笑)
学校給食の人気メニューのアンケートでも、全国的に必ずベスト3に入るのが、この「ハンバーグ」ですが、最近の便利な食生活を続けていますと、どうしても動物性脂肪の取り過ぎになってしまいますので、食育活動の一環として「学校給食のメニュー開発」にも携わらせて頂くようになった最近では、何とか「ヘルシーなハンバーグ」を作れないものかと、ずっと考えてきました。
「こんにゃくハンバーグ」や「野菜たっぷりのハンバーグ」、「豆が主役のハンバーグ」、「マグロや鰯のハンバーグ」等、色々と作ってみましたが、今回は、ヘルシーで美味しい「豆腐ハンバーグ」を御紹介させて頂きます。
作り方を簡単に御説明させて頂きますと「水切りした豆腐と挽肉を混ぜるだけ」なのですが、この混ぜ方がとても重要なのです。
豆腐は、柔らかいですから、混ぜ過ぎますと、形も無くなり、食感も単調になって、その存在感が消えてしまいますので、軽く合わせる程度にして、豆腐の塊を所々残すようにして下さい。こうすることで、肉の旨みと豆腐の旨みの両方を味わうことが出来て、食べた後の満足感に繋がるのです。
ソースにも拘りました。せっかくの美味しい豆腐ハンバーグなのですから、美味しいソースを添えれば完璧ですよね。(笑)
ベースとなるデミソースだけでは、味に奥行きがありませんので、赤ワインと味醂、トマトピューレ、オリーブオイルを加えることで、更に味に深みを持たせることが出来て、簡単にプロの味になりますので、是非、皆様もお試し下さい。
付け合せには、今回のような温野菜、プチトマト以外にも、自由な発想で、グリーンサラダ等、たっぷりの旬の野菜を添えて頂きますと、彩りも鮮やかで、よりヘルシーな一品に仕上げることが出来ます。
お料理の腕前を上げるコツは「創意工夫」と「チャレンジ精神」ですから、既成概念に捉われずに、色々と試して「新しい味」を楽しんで下さいね。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人前>
(A)
・合挽肉 80g ・木綿豆腐(水切りして) 80g ・玉葱(みじん切り) 1/3個
・卵 1個 ・塩・胡椒 各少々
(焼き油として)
・オリーブオイル 大さじ2杯
(B)
・デミソース(市販) 60g ・赤ワイン 大さじ4杯 ・味醂 大さじ2杯
・トマトピューレ 大さじ1杯半 ・オリーブオイル 大さじ2杯
(C)
(付け合せとして)
・ブロッコリー 適宜 ・プチトマト 6個
<作り方>
①(A)の材料をすべて合わせ、よく混ぜて成型し、オリーブオイルで焼く。
②(B)をすべて合わせて沸かし、ソースとする。
③(C)のブロッコリーは、ボイルしておく。
④皿に①を盛り、(C)を添えて②のソースをかける。
「食育の講演会」で伺いました、船橋市の「学校給食展」の会場では、同時に「小・中学校給食の献立サンプル」の展示もされていました。
もちろん、全種類の献立を拝見させて頂きましたが、そのレベルの高さには驚きました。
教育委員会の方から、その理由を色々と教えて頂いたのですが、まずは、センター給食に頼ることなく、すべての学校で「自校給食」を実施している点、これは凄いことだと思いました。
コスト面だけで考えれば、センターで一括調理の方が、コスト減につながりますので、全国的にセンター調理が主流になりつつありますが、デリバリーの時間分だけ確実に調理時間が減る訳ですから、手間のかかる良い食材を丁寧に調理することがとても難しくなります。
また「自校調理」であれば、食べ手の子供達の顔(嗜好)も見え、各学校の栄養士さんのオリジナリティーが出し易くなり、結果として出来立ての「美味しい給食」につながることは間違い無いと思います。
そして、地元生産者のみなさんの協力体制も見習うべきところがあります。船橋市では、積極的に地元の食材を使うように心がけており、生産者のみなさんとの信頼関係も良好とのこと、これは、とても大切なことです。
給食のサンプルのいくつかを写真で御紹介させて頂きますが、最初の3枚は小学校の給食で、後半の3枚は中学校です。どれも本当に美味しそうでした。これで、味見も出来たら最高ですね(笑)。
昨年11月15日に、静岡県沼津市の老舗お茶屋さんに伺い、「七五三のお祝い」のお料理を作らせて頂きました。
静岡県は、日本を代表する「お茶の名産地」としても有名ですが、今回お伺いしましたお茶屋さんの周りも豊かな自然と、綺麗に刈り込まれた茶畑に囲まれ、グリーン色の茶葉が太陽の光にきらきらと輝く風景には、時の経つのも忘れ、しばらく見入ってしまうほどの美しさでした。
お店ののれんをくぐらせて頂きますと、地元産の上質なお茶の香ばしい香りに包まれ、出迎えて下さった元気の良いお子さん達にもテーブルセッティングやお料理を運ぶお手伝いをして頂きながら、とても和やかで楽しい雰囲気の中でのお食事会になりました。
お料理は、大皿盛りでご用意させて頂きましたが、地元産の食材を中心にして、和のテイストとオリーブオイルを隠し味に使ったヘルシーなメニューは、皆様に好評で、とても作り甲斐がありました。
その中でも、特に評判の良かったメニューを2品御紹介させて頂きますと、上から7番目の写真「地鶏と風呂吹き大根のサラダ仕立て、オリーブオイルがベースの梅・白ゴマドレッシング添え」、8番目の写真「天然海老の和風マリネ、自家製切干大根と牛蒡、人参のサラダ添え」は、どちらかと言いますと「大人好みの味」なのですが、お子さん達にも好評だったのが、ある意味、意外で、とても嬉しかったです。
お食事会の後には、美味しいお茶を頂きながら、親御さん達と、そのお話をしたのですが、普段から地元の食材を使った「手作りの伝統的なお食事」をされていて、お子さん達もそれが大好きだとのことでした。
「子供が好きな物」でなく、「親が、食べさせたい物(食べて健康になる物)」を作る。
これこそが本当の「食育」ですよね!
このお話をお聞きしまして、とても感動致しました。お子さん達の将来が楽しみです。
この度は、素晴らしいご縁を頂きまして有難う御座いました。心よりお礼を申し上げます。
昨年11月の下旬に、神奈川県真鶴町で有機無農薬の上質な柑橘類を栽培していらっしゃる素敵な農園に伺わせて頂き、目前の相模湾で獲れた新鮮な地魚を使って、存分にお料理させて頂きました。
素晴らしいロケーションの農園に到着しますと、まずは、完全無農薬のレモンだけを入れたお湯を飲ませて頂いたのですが、これが、本当に香りも良く、とても美味しくてビックリ致しました。「レモンが本来持つ生命力」が、体の中に広がる感じがよく分かりました。「みかん狩り」もさせて頂きましたが、こちらも香りが良く、自然な甘味が凝縮していて、とても美味しかったです。
地魚は、種類も豊富で、「どう料理しようか?」と、楽しいアイディアが色々と浮かびましたが、素材がとにかく素晴らしいので、シンプルに、レモン汁とオリーブオイル、御醤油だけでドレッシングを作り、メインは「和風カルパッチョ仕立て」にすることに致しました。
食器類もお客様が素晴らしい物をお持ちでしたので、「和風カルパッチョ」には、迷わずに「古伊万里」をお借りし、盛り付けてみましたのが、下の写真です。「本当に素晴らしい1品になった!」と、自画自賛しております(笑)。
真鶴半島も一周しまして、漁港やお店など、色々とご案内して頂きましたが、自然が豊かで、素朴な感じがとてもいいな、と思いました。
特に、半島先端からは、相模湾と駿河湾を一望することが出来まして、雄大な自然の恵みに感謝の気持ちでいっぱいになりましたが、先端のレストハウス「ケープ真鶴」を覗いてみますと、どうも暗い感じがしまして、内情を伺いますと、「2階がクローズされている」とのこと。レストランのメニューも特徴が無く、とても、もったいない気が致しました。
このレストランを、豊かな地元の食材を使って、私がメニュー開発し、もっと多くの人々に楽しんで頂けるように活性化出来たなら、「どんなに素晴らしいだろう!」と思います。いつの日にか、夢が実現しますことを楽しみにしております(笑)。
この日のご縁を下さった皆様、本当に有難う御座いました。心よりお礼を申し上げます。
昨年12月の初めに、宮城県栗原市の人気洋菓子店「パレット(高橋寛社長)」さんに伺い、地域の特産品である「ずんだ豆」を使った商品開発をさせて頂きました。
「ずんだ豆」と言いますと、甘いペーストにして御餅にのせた「ずんだ餅」が有名ですが、「今回は、(スィーツでない)お料理で」とのリクエストを頂きましたので、まずは、「ポタージュスープ」を作ってみました。
作り方としましては、オイルでスライスした玉葱を炒め、ずんだ豆とスープ(又は水)を加えて、軽く煮込み、ミキサーにかけてから、お好みで生クリームか牛乳を加えて仕上げるのですが、ポイントとなるオイルは、地元産の上質な一番搾りの「なたね油」を使わせて頂きました。
「なたね油」も、上質な物は、エキストラ・バージンオリーブオイルと同じような風味があり、それ自体が完成されたソースですので、普段から私も、オリーブオイルを使う感覚で、上質な「なたね油」を使っております。
「ずんだ豆」は、軽くボイル致しますと、自然な甘味、旨味が際立ちますので、それを生かすために、今回のレシピでは、旨味を補うためのスープは使わずに、水と塩、胡椒だけでシンプルに味付け致しましたが、仕上げに、少量の牛乳を加えただけで、本当に美味しい「ポタージュスープ」が出来上がりました。
「自然の恵みを頂く」とは、まさにこの事だと思えるくらいに「ずんだ豆」の美味しさが生かされており、是非、皆様にも、この美味しさを体験して頂きたいと思っておりますが、「商品」として完成するまでには、もう少し時間がかかりそうですので、ご期待頂きながら、しばらくお待ち下さいませ。
宮城県栗原市の人気洋菓子店「パレット」さんで行われた「ずんだ豆」の商品開発では、「なたね油」の他にも、漢方由来の餌で健康的に飼育されております、地元特産の上質な「漢方牛」も使わせて頂きました。
「パレット」さんでは、石窯で焼いた美味しいパンも販売されておりますので、湯引きした「漢方牛」と「ずんだ豆」を合わせ、「パニーニサンドイッチ」を作らせて頂きましたが、美味しさのポイントは、ベースとなるマヨネーズでした。
「なたね油」で、マヨネーズを作ってみたのですが、普通のマヨネーズに比べ、風味も良く、コクがあるのに軽い仕上がりになり、ボイルした「ずんだ豆」や湯引きした「漢方牛」との相性も抜群で、想像以上に、とても美味しい「パニーニサンドイッチ」が完成致しました。
その他には、「ずんだ豆と地卵で作ったプリン」も、自然な甘味が心地良く、試食したスタッフのみなさんからも好評でした。
最後に、御協力して頂きましたみなさんと、お店の前で記念撮影させて頂きましたが、左端が「パレット」の高橋寛社長で、右端の女性が、上質な「なたね油」を提供して下さった「長崎高原ファーム」の狩野さんです。
この度のご縁を下さった皆様には、心より感謝の気持ちでいっぱいです。本当に有難う御座いました。
これからも、栗原市の「食を通した活性化」のために頑張りますので、宜しくお願い致します。
私も、よく使わせて頂いておりますが、森永乳業(株)さんが、北海道産の人気商品「クラフト・モッツラレラチーズ」の販売を始めて、昨年が、ちょうど10周年でした。
昨夏、その記念イベントとして「おうちにまるごと北海道プレゼント」というキャンペーンを実施されまして、大変有難いことに、私にも声をかけて頂きました。
その内容と言いますと、全国の当選者10組のお宅にコグレが伺い、「モッツラレラチーズと北海道産の食材を使った、ヘルシーなコース料理をお楽しみ頂く」ということで、12月中旬に静岡市のお宅からスタート致しまして、山形、高松、金沢、大阪、名古屋、東京、横浜と続き、今後、2軒のお宅に伺います。
最初の写真は、記念すべき1軒目、静岡市のお宅です。普段、食の細い1才前後のお子さんが、お野菜中心で和風テイストの私のお料理を本当によく食べて下さり、「やっぱり、美味しければ、子供も食べるんですね!」と、親御さん達も大変に感激のご様子でした。私も、本当に嬉しかったです(笑)。
「モッツラレラチーズ」は、御醤油味との相性がとても良いものですから、今回は、オリーブオイルがベースの和風ドレッシングをかけたお刺身サラダに、スライスした「モッツラレラチーズ」を添えさせて頂きましたが、こちらも大好評でした。
お魚料理には、北海道産の真鱈を使わせて頂きました。和風出汁がベースのさっぱりとしたソースには、香り高い生のりを加え、お好みでオリーブオイルをかけてお召し上がり頂きましたが「和風出汁とオリーブオイルの相性の良さ」は、1才前後のお子様にも分って頂けたようで、ほぼ完食して頂けたのには、私も正直、驚きましたが、同時に、小さなお子さんへの「食育」の大切さも改めて実感致しました。
今回、伺わせて頂いた全国の皆様、本当に有難う御座いました。また、お会い出来る日を楽しみにしております。
そして、今回のチャンスを頂いた森永乳業(株)様、スケジュール調整等をして頂いた南様にも心よりお礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。
今後も、「クラフト・モッツラレラチーズ」を愛用させて頂きますので、末永く宜しくお願い致します。
五島市の特産品として、忘れてはいけない物に「五島手延べうどん」があります。
その昔、五島は遣唐使の帰港地でもあり、海賊王直の根拠地だったこともあって、そこで生産される「五島手延べうどん」のルーツは、かなり古く、「8世紀頃に中国から入って来た」と伝えられています。
大自然豊かな五島の地で、良質の小麦粉と多量のミネラル分を含んだ天然塩だけで丹精込めて練り上げ、隠し味に五島産の上質な椿オイルを使用して、じっくり時間をかけながら熟成させた、まさに日本が誇る「伝統的なスローフード」、素晴らしい「食の文化遺産」だと思います。
しかし、そこまで惚れ込み、感動しているのは、もしかしたら、私だけでしょうか(笑)?「灯台、元暗し」と申しますが、意外に地元のみなさんにとりましては、ごく身近にある普通の食べ物で、そこまで考える方は、いらっしゃらないのかもしれませんね(笑)。
「五島手延べうどん」の会社にも伺わせて頂きましたが、工場内は小麦粉と椿オイルの良い香りに包まれており、手作業で丁寧に伸ばされ、乾燥中の麺は、とても艶やかで美しかったです。
「柚子胡椒」も、とても美味しい手作り品に出会うことが出来ました。地元産の有機無農薬の柚子と、天然塩が味のベースとなっており、自然な旨味と辛味がダイレクトに伝わってきます。
翌日の「椿オイルクッキング講習会」では、この「柚子胡椒」と「椿オイル」のマリアージュ、相性の良さをご披露させて頂くことに決めました。翌日のイベントが、参加される皆様に喜んで頂けそうで、とても楽しみになってきました(笑)。
快く「五島手延べうどん」の工場を見学させて下さいました「うまか食品(株)」の土岐社長様、柚子胡椒をご提供して下さった「五島椿物産館」の本岡様、どうも有難う御座いました。心よりお礼を申し上げます。
「五島手延べうどん」の歴史は、8世紀から始まります
歯応え良く、アゴ(小魚)の出汁がとても美味しいうどんです。
「うまか食品」さんの工場内です
天然塩が決め手の「柚子胡椒」です
優れた食材が揃う「五島椿物産館」の本岡さんとご一緒に
「椿オイルの料理への活用法」がテーマの講演&試食会で御紹介させて頂いたメニューは「白身魚のカルパッチョ、椿オイル風味」、「椿オイルで香り付けする、和風野菜スープ」、「椿オイルを入れて炊く、玄米サラダ」の3品でした。
まずは「白身魚のカルパッチョ、椿オイル風味」の解説をさせて頂きます。
今回の白身魚は、地元産の天然黒鯛でしたが、ポイントは、お刺身用にスライスして、お皿に並べた後に、軽く天然塩を振っておくことです。そうすることにより、魚のクセが抜け、椿オイルソースをかけた時の「馴染み」が良くなります。
ソースは、「椿オイル」がベースで、5種類用意させて頂きました。4枚目の写真を御覧頂きますと、右上のグリーンのソースから時計回りに「+柚子胡椒」、「+白味噌」、「+ワサビ醤油」、「+生のり」で、中央は「+レモン汁」です。
ご試食会では、参加された皆様に、ご自由に、お刺身やトマト、グリーンサラダにかけて頂きました。
黒鯛のお刺身には、柚子胡椒と椿オイルを1対2で合わせたソースをかけました
地元のみなさんにお手伝いして頂いた仕込み風景です
ご試食用の各テーブルごとに5種類のソースを用意致しました
ソースは、すべて上質の「椿オイル」がベースです
とても美味しいカルパッチョの完成です
「椿オイルを入れて炊く、玄米サラダ」の解説をさせて頂きます。
「玄米」には、排毒作用があり、健康食品として世界中から注目されておりますが、普通の炊飯器で炊ける、その炊き方は、とても簡単です。
ポイントは、「玄米の量の5割り増しの水を加えて、2時間以上浸すこと」だけなのですが、さらに、古代米や雑穀ミックス、炒りゴマ、黒酢(バルサミコ酢)、天然塩と「椿オイル」を各適宜加えて頂きますと、もう、完璧で、とても美味しい玄米御飯が炊けます。
私は、出張に出る際には、必ず、この玄米御飯を炊き、海苔を巻いたおにぎりを作って持参致します。
保存料、添加物ゼロにも関わらずに、4-5日は持ちますし、毎日食べ続けても飽きることはありません。
「食べ物の命を、有難く頂いている」という感覚で、本当に私の「元気の源」です(笑)。
特に、男性に多いのですが、「玄米は、ボソボソして、ヌカ臭いから苦手だ」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、「椿オイル」や「オリーブオイル」を加えて炊くことで、ヌカ臭さも消え、時間が経っても、しっとりと美味しさが保たれます。
今回は、予めボイルしておいた野菜を炊き上がりに混ぜ込みましたが、こうすることで、「散らし寿司」や「ライスサラダ」にアレンジして頂くことも出来ます。
トッピングを色々と工夫することで、バリエーションも広がりますし、「椿オイルを入れて炊く玄米御飯」を、是非「日常の健康的な食事」として、お試し下さいませ。
毎日食べても飽きない、玄米サラダです
炊く前の玄米に「椿オイル」を加えるのがポイントです
「椿オイル」の量は、お好みで加減して下さい
ボイルした野菜を炊き上がりの玄米に加えます
信濃毎日新聞に、毎月好評連載中の「コグレ流・洋食の定番」2月のメニューは「簡単で美味しいビーフシチュー」です。
私が書きましたエッセーとレシピを御紹介させて頂きますので、皆様も是非、お試し下さいませ。
----------------------------------------------------------------------------------------------------
今から25年前のフランス修行中に、私が最も尊敬しておりますフレンチの偉大なる名シェフ、ポール・ボキューズ氏に「フランス料理とは?」と、大胆に質問したことがあります。
それに対するボキューズ氏の答えは明快で、「基本的に、ワインとバターとクリームを使って、旨みを凝縮して作るのがフランス料理」とのことでした。
確かに、レストランの厨房では、次々に高価なワインを贅沢にもお鍋にたっぷりと入れてほとんど水分が無くなるまで煮詰め、途中で出汁等を加えながら、仕上げに生クリームやバターを足して、高級なソースに仕上げていきます。
フランス料理の定番「ビーフの赤ワイン煮(ブッフ・ブルギニョン)」も、まさしく同じ手順で作りますが、これをご飯に合う洋食にアレンジしたのが「ビーフシチュー」だと思います。
「ビーフシチュー」も、本来は、時間をかけて出汁から作っていくお料理なのですが、限られた時間と予算の中で作らなくてはいけない家庭料理では、それは難しいですから、今回は、とっておきの「裏ワザ」をご紹介させて頂きます(笑)。
まずは、ベースとなるソースですが、デミソースや赤ワインと相性の良い味醂やトマトピューレ、オリーブオイルを一緒に加えて沸かすことで、味にコクと深みを持たせます。
さらに、赤味噌を加えることで、ご飯にも合う「洋食」になるのです。
お肉も工夫します。通常は、大きめの塊を、時間をかけて煮込んでいくのですが、素早く仕上げるために、今回はスライスした牛肉を使いました。オリーブオイルで、サッとあぶるように焼き、ソースに絡めれば、煮込むことなく作れます。逆に、スライスした牛肉は、煮込んでしまいますと、固くなりパサつきやすいですから、注意して下さいね。
もし、塊のお肉を使う場合には、少し強めに塩・胡椒を振って1時間以上置き、強火で表面をしっかりと焼いて旨みを閉じ込めてから、ソースに加えてゆっくり煮込んで下さい。煮込む時間は、塊の大きさに拠りますので、初めて作る場合には、味見しながら固さをチェックして下さい。
付け合せの野菜は、家庭料理の定番である人参、玉葱、じゃが芋を使いましたが、もちろん、彩りを考えて、ブロッコリーやカリフラワー、パプリカ、菜花、アスパラガス等を加えて頂いても結構です。その際、各野菜は、歯応え良くボイルしておき、シチューの完成間際に加えて頂くのが、見た目も綺麗で美味しく仕上げる秘訣です。
完成した「ビーフシチュー」の写真を見ますと、解説が無ければ、ただの「肉じゃが」にも見えますが、「素朴な家庭料理らしくて美味しそうだな」と思ったのは、私だけでしょうか(笑)?
「百聞は一見にしかず」是非、お試し下さいませ。美味しさは私が保証致します(笑)。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人前>
(A)
・デミソース(市販) 80g ・赤ワイン 大さじ4杯 ・味醂 大さじ2杯
・水 大さじ3杯 ・トマトピューレ 大さじ2杯 ・オリーブオイル 大さじ2杯
・赤味噌 大さじ1杯
(B)
・牛肉(スライス) 120g ・塩・胡椒 各少々
(焼き油として)
・オリーブオイル 大さじ2杯
(C)
(付け合せとして)
・人参 1/2本 ・玉葱 1/3個 ・じゃが芋 1個
<作り方>
①(A)を合わせて沸かす。
②(B)の牛肉には、塩・胡椒を振り、オリーブオイルでサッと焼く。
③(C)の野菜は、それぞれ一口大にカットし、ボイルしておく。
④①に②と③を加え、軽く煮る。
簡単で美味しい「家庭版・ビーフシチュー」です
牛スライス肉は、強火で軽くあぶる程度に焼きます
撮影は、船橋の私のスタジオで行いました
ソースに赤味噌を入れると御飯に合う味になります
昨日、九州より、私が大好きな春の味覚「空豆」が届きました。
「空豆」と言いますと、普通は、サヤを開き、中の身を塩茹でに致しますが、私のお薦めは、サヤごと焼いて頂く方法です。
直火に網を載せ、そのまま焼いて頂いても結構ですが、中まで火が通る前に、周りだけ焦げやすく、慣れるまでは、火加減の調節が難しいものですから、オーブンレンジがありましたら、200℃で約12分ほどローストして頂きますと、簡単に仕上げることが出来ます。
焼き上がりましたら、熱いうちに、サヤを開き、シンプルに椿オイル(又は、オリーブオイル)と、天然塩をかけてお召し上がり頂くのが、一番美味しい食べ方だと思いますが、美味しいのは、身だけではありません(笑)。
サヤの内側も、是非、スプーンですくって食べてみて下さい。トロリとした食感と、春の香りに満ち溢れた滋味が、私は、大好きです。
「旬の味覚を味わえる幸せ」を是非、皆様も実感してみて下さいませ。
空豆をオーブンプレートに並べます
200℃のオーブンで約12分間、ローストします
熱いうちに、サヤを開くと、春の香りが満ち溢れます
上質の椿オイルかオリーブオイルをかけます
天然塩を振ってお召し上がり下さい
信濃毎日新聞に毎月1回、連載させて頂いております「コグレ流・洋食の定番」、3月のメニューは「大人好みのナポリタン・スパゲッティー」です。
私が書きましたエッセーとレシピを御紹介させて頂きますので、是非、皆様もお試し下さいませ。
----------------------------------------------------------------------------------------------
春の訪れを感じる3月も中旬になりましたが、皆様は如何お過ごしでしょうか?
今月のメニューは、子供達も大好きな「ナポリタン・スパゲッティー」です。
4月から小学生になるお子さん達も大勢いらっしゃると思いますが、新しい生活、特に「学校給食」を楽しみにしているお子さん達は多いのではないでしょうか?
私も「学校給食」は、大好きで、毎朝、献立表をチェックしてから登校するほどでした(笑)。
最近は「食育推進委員」として、「学校給食の御指導」をさせて頂く機会が多くなりましたが、全国的に「ナポリタン(ケチャップ)・スパゲッティー」は、子供達に人気があります。
確かに、私も好きでしたし、大人になった今でも、「オムライス」や「ナポリタン」を食べたくなることが、時々ありますが、さすがに最近は、ケチャップだけで味付けした物は、甘すぎるなと思います。
何とか「大人向けの美味しいナポリタン」が出来ないものかと、色々試作していくうちに「デミソースやオリーブオイルとの相性の良さ」に気が付きました。
デミソースやオリーブオイルを加えることで、ケチャップの甘さが引き締まり、コクと旨みの奥深さが際立ちまして、まさしく「大人好みの味」になるのです。
全国に出張料理の仕事で伺い、お子様向けにこのレシピで「ナポリタン」を作ることがあるのですが、主役のお子さん達以上に、親御さん達が喜んで食べて下さるのは、とても嬉しいですね(笑)。本当に、作り甲斐のある1品です。
付け合せの野菜は、春らしく彩り豊かなパプリカと玉葱に致しましたが、パプリカや玉葱の自然な甘味と、引き締まった味わいのソースとの相性も抜群です。
もちろん、他にも、季節ごとの野菜をご自由にお使い頂ければ、美味しいバリエーションは、さらに広がりますね。これからの時期、菜花やアスパラガス、ブロッコリー、空豆等もお薦めですし、秋には、キノコやナスもいいですね。
ところで、「ナポリタン」とは、「イタリアのナポリ風」という意味ですが、実際にナポリに行きましても、このような味のパスタは見当たりませんでした(笑)。現地のレストランで「ナポリタン・パスタ」をリクエストしますと「何、それ?」といったリアクションが返ってきます(笑)。
いずれにしましても、ナポリはトマトの名産地であり、美味しいオリーブオイルもありますので、そのイメージから、日本では「(トマト)ケチャップ」で作ったパスタを「ナポリタン(ナポリ風)」と呼び始めたのではないかと思います。
私は、世界中を回り「世界の食文化」を見て来ましたが「(実際とは異なる)イメージからのネーミング」は、意外に多いことに気が付きます。
今度、ナポリに行く機会がありましたら、是非、日本のケチャップを持参し、現地でお料理教室を開催して「ナポリタン・パスタ」を逆輸出して来たいと思っています(笑)。
----------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人前>
(A)
・デミソース(市販) 30g ・ケチャップ 大さじ3杯 ・白ワイン 大さじ2杯
・オリーブオイル 大さじ2杯
(B)
・玉葱(スライス) 1/3個 ・パプリカ(赤・黄) 各1/2個 ・ピーマン 2個
(C)
・スパゲッティー(今回は、リングイネ使用) 200g前後
<作り方>
①(A)を合わせて沸かす。
②(B)は、すべて細切りし、軽くボイルしておく。
③①と②を合わせる。
④茹で立てのパスタと③を合わせて出来上がり。
パプリカと玉葱の旨味が引き出された「ナポリタン」です
出張料理でも好評な1品です
調味料は、事前に合わせて「味を決めておく」のもポイントですね
具材がすべてフライパンに入ったら、手早く仕上げましょう
桜もほぼ満開で、春の陽気が心地良かった昨日(4月3日)は、神奈川県藤沢市の「ヤマハリビング・藤沢ショールーム様」に伺い、「春を味わうクッキングショー」を開催させて頂きました。
メニューは「菜花(春野菜)のミモザ風サラダ」と「黒ゴマ&味噌風味のパスタ」の2品でしたが、どちらも上質のオリーブオイルが主役で、食材も身近にあり、簡単に美味しく出来ますことから、ご来場頂きました皆様には「今晩、早速、作ってみます!」と、とても好評で嬉しかったです。
特に、昨日は、土曜日だということもあり、小さなお子様連れのご家族も多かったものですから、真剣な表情のお子様達にも分り易く、「食育」のお話なども交えながら、ユーモラスで、楽しい雰囲気の中での「クッキングショー」を心掛けましたが、やや苦味のある菜花や、大人好みの黒ゴマ&味噌ソースも、残すことなく、すべてのお子様に、美味しそうに完食して頂けたことには、とても感激致しました。
おそらく「料理が出来上がるまでのプロセス」を、お子様達に見せてあげることで「食への興味と安心感」が増すのではないでしょうか。
このことは「食」に携わる者として、とても勉強になりますし、今後は、「お子様向けの御料理教室」にも、さらに力を注いでいきたいなと思いました。
この貴重なご縁を下さった「ヤマハリビング」のスタッフの皆様、本当に有難う御座いました。
心よりお礼を申し上げます。キッチンも機能的で、とても使いやすかったです。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------
菜花(春野菜)のミモザ風サラダ
<材料・2人前>
(A)
・菜花(又はアスパラガス) 10本
・ゆで卵 1個
(B)
・エキストラバージン 大さじ2杯
オリーブオイル
・バルサミコ酢 大さじ1杯
・醤油 小さじ1杯
・白炒りゴマ 大さじ1杯
<作り方>
①菜花は、ボイルし、一口大にカットする。
②ゆで卵は、みじん切りする。
③(B)をすべて合わせてソースとする。
④皿に①と②を盛り、③のソースをかける。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
黒ゴマ&赤味噌風味のパスタ
<材料・4人前>
・エキストラバージン 大さじ2杯
オリーブオイル
・赤味噌 大さじ1杯
・味醂 大さじ2杯
・ガーリックパウダー 少々
・日本酒 大さじ2杯
・黒すりゴマ 大さじ3杯
・ごま油 大さじ1杯
・水溶き片栗粉 少々
--------------------------------------
・パスタの麺 適宜
<作り方>
①お鍋に水溶き片栗粉以外の材料を入れ、ゆっくり木べらで混ぜながら煮溶かしてゆく。
②味を整え、水溶き片栗粉でとろみを付ける。
③パスタにかける。
・ステーキやグリルした魚のソースにしても良い。
広い空間が心地良い、素敵なショールームです
2回のクッキングショーは、各回60分間で、満席でした
たくさんのお客様にお越し頂きました
間近で、御覧頂けるのも、ショールームの良さです
お子さん達の真剣で楽しそうなな表情には、感激致しました
今回のメニューの2品です
ご参加頂いた皆様、本当に有難う御座いました
昨年12月17日には、群馬県昭和村に伺い、「地場食材」がテーマの料理講習会を開催させて頂きました。
会場となりました「昭和村ゴルフ場レストハウス」には、小雪もちらつく冬場であったにも関わらずに、生産者のみなさまが、直接持参して下さった新鮮な食材が豊富に揃い、改めて、「昭和村の豊かな自然の恵み」を実感致しました。
主催者でもあります「昭和村商工会」の方々を中心に、30名様ほどのみなさまに御参加して頂いた料理講習会は、和やかな雰囲気の中で、楽しく進めさせて頂きましたが、地元「上毛新聞社」の取材もあり、今回の企画をきっかけに、「昭和村の素晴らしさ」を全国にPR出来ましたら、とても嬉しく思います。
今回のメニューでは、30種類以上の新鮮な「地場野菜」を中心に使わせて頂きましたが、その他にも、地元の特産品である「生こんにゃく」や、高級ブランドとなりつつある「上州和牛」の上質なロースも贅沢に使わせて頂き、創造意欲が大いに掻き立てられ、本当に料理人冥利に尽きる思いで、感激致しました。
この場を御提供して下さったみなさまには、心より感謝の気持ちでいっぱいです。
代表的なメニューを簡単に御説明させて頂きますと、そのまま食べても美味しい「生こんにゃく」は、赤味噌とオリーブオイル入りのデミグラスソースで軽く煮込んでみました。ここに、ソテーしたお肉や野菜を加えれば、本当に美味しいメインディッシュになります。
「上州和牛」は、オリーブオイルで20分ほどマリネし、強火で軽く焼いて、「炒りゴマ入りの赤味噌ソース」を添えましたが、ベースとなる濃厚な和風出汁と赤ワイン、そして、仕上げに加えるオリーブオイルが、美味しさの決め手となります。
講習会の後には、マイクロバスをチャーターして頂き、参加者全員が沼田市街の居酒屋に移動して、忘年会を開いて頂きました。
この仕事をしていますと、御客様の忘年会の御料理を作ることは多いですが、自分も参加出来る忘年会の経験は、殆ど無いものですから、とても新鮮で、講習会以上に盛り上がり、とても嬉しかったです(笑)。
2次会まで企画して下さった「昭和村商工会」のみなさま、本当に有難う御座いました。とても楽しい年の瀬になりました。
今後共、長いお付き合いを宜しくお願い致します。
会場となりました「昭和の森ゴルフ場・レストハウス」の外観です
寒さ厳しい中、沢山のみなさまに御参加して頂きました
地場産の玄米には、オリーブオイルと白ゴマを入れて炊きました
昭和村商工会の女性スタッフのみなさまにお手伝いして頂きました
「生こんにゃく」の赤味噌&デミソース煮込みです
「上州和牛」は、上質のオリーブオイルでマリネしてから、強火でサッと焼くのがコツです
御飯にも合う「上州和牛ステーキ」の「炒りゴマ入り、赤味噌ソース」です
信濃毎日新聞に毎月連載させて頂いております「コグレ流・洋食の定番」、4月のメニューは、「菜花と焼きリンゴのサラダ」です。
私が書きましたエッセーとレシピを御紹介させて頂きますので、是非、皆様もお試し下さいませ。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
寒かった冬から、少しずつ季節が変わり、新芽の芽吹く春になりました。
4月は、新年度のスタートでもありますが、みなさまは如何お過ごしでしょうか?
今月のメニューは、秋から冬が旬のリンゴと、春これからが旬の菜花を使ったサラダ仕立てです。
普通ならば、我々、プロのシェフは、今が旬の食材だけを集めてメニューを組み立てますが、季節の変わり目でもある4月にふさわしく、これから「旬のバトンタッチ」をする長野県産の食材同士をうまく組み合わせた料理は出来ないものかと考えた末に完成したのが、このメニューです。
世界中を回っている私からみましても、日本の果物のレベルは、最高の水準だと思っていますが、その中でも、私自身、毎朝欠かさずに食べております長野県産のリンゴの美味しさは、本当に素晴らしいと思います。自然の恵み、生産者のみなさんの地道な努力には、心から敬意を表したいですね。
そのリンゴに軽く塩、胡椒をまぶし、オリーブオイルを絡ませてからオーブンで焼きますと、リンゴが持つ自然の甘味が引き出され、少しほろ苦味のある菜花との相性が抜群に良くなります。オーブンが無い場合には、フライパンにフタをして、蒸し焼きにして頂いても結構です。
ちょうど1年前に私が出演しましたテレビ番組「情熱大陸」(TBS系)の中で、学校給食のメニュー開発をするシーンがありましたが、「ほろ苦い菜花」をどうやって子供達に美味しく食べてもらえるかがテーマでした。
実際には、試作にも長時間を費やし、かなり悪戦苦闘しましたが、常にカメラが脇にありますので、むやみに弱音を吐くことも出来ずに、何とか、美味しいドレッシングを完成させることが出来ました(笑)。
オリーブオイルとお醤油、煮詰めた味醂がベースの、やや甘いドレッシングを絡ませた菜花は、彩りも美しく、味も良くて、本番の給食では、野菜嫌いのお子さん達にも、予想以上に食べてもらうことが出来まして、教室中に笑顔が広がり、本当に嬉しかったです。
「苦味」と「甘味」。この相反する味覚のバランスを、お子さん向けに取ることが、とても難しいのですが、「苦味」は、ある意味「春の味」でもあるわけですから、ひとりでも多くのお子さん達に「明るく、素晴らしい春」が訪れることを願いながら、「春の味」を少しずつ好きになって頂けるように、これからも、学校給食のメニュー開発を頑張りたいと思っております。
こんなことを書いていましたら、先日、松本城の近くで食べさせて頂いた地元産の「たらの芽」や「ふきのとう」の、ほろ苦い天ぷらが食べたくなってきました(笑)。
やっぱり、長野県の春は最高ですね(笑)!
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人前>
(A)
・菜花 8本
(B)
・リンゴ 1個
・塩、胡椒 各少々
・オリーブオイル 大さじ3杯
(C)
・オリーブオイル 大さじ2杯
・醤油 大さじ1杯
・バルサミコ酢 大さじ1杯
・白炒りゴマ 大さじ1杯
<作り方>
①菜花は、一口大にカットして、ボイルしておく。
②リンゴは、一口大にカットして、塩、胡椒を振り、オリーブオイルを絡ませてから200℃のオーブンで8分前後かけて焼く。
③(C)を合わせて、ソースとする。
④皿に菜花と焼いたリンゴを盛り、ソースをかける。
冬から春への「旬のバトンタッチ」がテーマの1品です
私のスタジオでの撮影風景です。
リンゴには、まず先に、軽く天然塩を振ります
上質のオリーブオイルを絡ませてから、オーブンで焼きます
仕上げに、ソースとして、上質のオリーブオイルをかけます
バルサミコ酢と御醤油、白ゴマを適宜かけて完成です
お子さん達にも食べて頂きたい「春の1品」です
昨年の12月22日には、名古屋市緑区有松町の歴史ある呉服店「竹田嘉兵衛商店」様で、「展示会のお持て成し」の御料理を作らせて頂きました。
昼・夜各50名様の完全予約制でしたが、両方とも、キャンセル待ちが出るほどの人気だったそうで、集客に走り回って下さったスタッフの皆様には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
御食事会の後には、中庭にある蔵を改造した、モダンな別会場で、ジャズのミニコンサートも開かれ、「クリスマスパーティー」も兼ねていましたので、いつも以上に御洒落をしたお客様に大勢お集まり頂き、とても華やかな雰囲気の中での御食事会となりましたが、何しろ、「1度に50名様分のフルコース料理」ということで、皿数も多く、油断やミスは絶対に許されませんでしたので、いつも以上に集中し、気合が入ったことは、言うまでもありません(笑)。
「それを1人でこなすのですか?」との御質問をよく頂きますが、御料理は、すべて私ひとりで作ります。
ただし、盛り付けまで1人でしますと、時間がかかり過ぎ、せっかく熱々に仕上げた御料理も冷めてしまいますので、盛り付けだけは、主催者様の従業員の方々に手伝って頂きます(笑)。
細かいお話になりますが、交通費・宿泊代等の諸経費は、基本的に御客様のご負担になりますので、それで御迷惑をおかけしないために、全国どこでも、私1人で伺うようにしていますので、私のアシスタントさんは、「いつも初対面の素人さんばかり」なのです(笑)。
最初の頃は、思わぬハプニングも、色々ありましたが、20年近く続けてきた今では、度胸も付き(笑)、気持ちも丸くなって、どんな方がお手伝いにいらしても大丈夫です(笑)。おかげさまで、初心者の皆様への御指導は巧くなったと思いますね(笑)。
いずれにしましても、私は、本当に全国の皆様に支えて頂き、ここまで来ることが出来ました。日々、「感謝、感謝」の気持ちでいっぱいです。
今回の「竹田嘉兵衛商店」でも、普段は、呉服の販売をしていらっしゃる、多くの従業員の皆様にお手伝いして頂きましたが、皆様の手際の良さには驚きました。
ある年配の従業員さんに、その理由をお聞きしましたら「年中、お持て成しをしているから、慣れているんですよ(笑)」との頼もしいお言葉。確かに「習うより慣れろ」ですね。
私も、夢中で仕事を覚えた修行時代の「初心」を思い出し、感激致しました。
今回、お世話になりました皆様、本当に有難う御座いました。心よりお礼を申し上げます。
また、皆様にお会い出来る日を楽しみにしております。
歴史のある呉服店「竹田嘉兵衛商店」様の外観です
雰囲気のある正面入口で記念撮影させて頂きました
建物は、名古屋市の重要文化財に指定されています
従業員の皆様に、手際よく盛り付けをして頂きました
テーブルセッティングも華やかな感じに致しました
1品ごとに御料理の説明をさせて頂きました。ウエイターさんも呉服店の従業員さんです
肌寒い日でしたが、皿洗いは、外で頑張って頂きました。本当に感謝致します
2009年4月12日に放送されました「情熱大陸」(TBS系)に出演させて頂いてから、丁度、1年が経ちました。(「ユーチューブ」で御覧頂けるようです)
放送後の反響は、私の予想を遥かに上回るものでして、全国の皆様から「感激しました!」とか「勇気を頂きました!」といった内容のメールやお手紙を、本当に沢山頂きました。
もちろん、本業でもあります「出張料理」や「食育関係の講演会」の御予約、お問い合わせも増えまして、本当に有難く思っております。
「番組内で紹介されていた、独創的で美味しそうな御料理を詳しく教えて下さい。」とのリクエストも、多数頂きましたので、これから何回かに分けまして、御説明させて頂きたいと思います。
今回の撮影は、半年以上前の2008年10月上旬から始まり、御協力頂いたにも関わらずに、番組内で全く御紹介出来なかった皆様も大勢いらっしゃいます。そんな皆様へも、感謝の気持ちを込め、当ブログ内で、撮影中の様子等を御紹介させて頂きたいと思っております。
今、思い返しましても、私は、本当に多くの皆様に支えて頂き、ここまで来ることが出来ました。私ひとりが出来ることなど、微々たるものだとは思いますが、これからも、「食」を通して、皆様に恩返しが出来ますよう、精一杯頑張りますのて゛、応援を宜しくお願い致します。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
まずは、番組の冒頭で御紹介させて頂きました、千葉県内のお宅での「法事の出張料理」の模様です。
御客様は、40名様以上とのことでしたので、着席ビュッフェ(大皿盛り)の形式にさせて頂きましたが、御料理は、デザートまで入れまして、全部で9品御用意させて頂きましたので、盛り付けから皿洗いや後片付けまで含め、かなり大変でした。
もちろん、いつものように、アシスタントは使わずに、私ひとりで、すべてをこなしましたが、寒い日であったにも関わらずに、汗びっしょりで動き回っているシーンが印象的でした(笑)。
「情熱大陸」出演記念のポストカード、私の宝物です
御野菜中心のヘルシーな御料理は、大好評でした
撮影は、2台のカメラで行われました
法事のお宅でお作りした御料理を、1品ずつ御紹介させて頂きます。
基本的には、上質のオリーブオイルと御醤油や和風出汁をベースとした「コグレ流創作料理」ということになりますが、御野菜は、必ず30種類以上使うことを心がけておりまして、老若男女、どなたにも安心して美味しく食べて頂ける御料理をお作りしております。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
季節野菜15種類と帆立貝、才巻海老が入った特製テリーヌ、和風コンソメゼリー添え
15種類の御野菜は、それぞれ別々に味を調整した和風出汁で下煮してあります。つなぎは、溶き卵と帆立貝のすり身、和風出汁です。人気定番メニューのひとつです。
イタリアンの定番「カプレーゼ」のアレンジです。モッツラレラチーズの代わりにクリームチーズを使うのがポイントです。
鰹は、秘伝のタレに半日程、漬け込んでいます。切干大根とごぼう、人参の和風サラダと一緒にお召し上がり頂くと、とても美味しいです。
天然海老は、和風出汁で軽くボイルしています。ソースには、上質なオリーブオイルと醤油、バルサミコ酢を使って、シンプルに仕上げています。刻んだゆで卵をかけるのが「ミモザ風」です。
このオリジナルソースは、オリーブオイルで作ったマヨネーズに梅肉、赤シソ、白ゴマ、和風出汁を加えて仕上げます。シーフードにも合う万能ソースです。
トマトソースのベースには、上質なオリーブオイルを惜しみなく使っていますので、とても美味しいパスタに仕上がりました。
ソースのベースは、上質のオリーブオイルと白味噌、黒ゴマ、ひじき、豆類です。パスタ以外にも、ステーキや焼き魚のソースとしてお使い頂けます。
和牛のフランス・リヨン風クネル仕立て、赤味噌入りカレーソース添え
私が25年前に修行したフランス・リヨン地方の名物料理「クネル」(「洋風はんぺん」とでも言いましょうか)をコグレ流にアレンジ致しました。お箸でちぎれるくらい柔らかく、とても好評です。
「アズキとバナナとサツマ芋で作ったココナッツ風味のムースケーキ」と「ゴマ風味のパウンドケーキ」、「セイロンティーで煮込んだプルーン」の3種類ですが、どれも素材を見ながら、料理感覚で作りますので、決まったレシピが無いのです(笑)。添えてあるミントは、我が農園で、無農薬で栽培しておりますので、安心して葉も食べて頂けます。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
これらの他には、コグレお薦めの美味しいオリーブオイルと、焼き立てのバケットをご用意致しました。(御飯をご希望される場合には、ご自由に御客様の方で炊いて頂きます。)
「情熱大陸」で、「法事のお持て成し」の次に御紹介させて頂きましたのが、都内中野区のパーティースペースで、2008年11月に開催されました「ボジョレーヌーボーパーティー」て゛の「出張料理」の模様でした。
主催者でもあります古川様御夫妻とは、私が独立して、この仕事を始めたばかりの20年程前からのお付き合いで、日頃から大変に御世話になっておりまして、10年前には、御夫妻の「結婚披露パーティー」の御料理を、文京区の「鳩山会館」で作らせて頂きました。
今回の撮影日は、丁度「ボジョレーヌーボー」が、解禁になってすぐの週末でしたので、「ヌーボーワインに合う御料理」がテーマでした。
会場は、レンタルスペースということで、キッチンらしいキッチンは無く、配膳台は、会議室用のテーブルを2台使わせて頂き、「お鍋」をする時に使うような、ホームセンターで売っている「家庭用のカセットコンロ」も3台持ち込んで、御料理させて頂きましたが、急ごしらえの仮設キッチン(?)を御覧になった参加者の皆様は、「へぇー!こんな設備で、御料理が出来るのですか?」と、とてもびっくりした様子でした(笑)。
お出しして好評だった御料理は(2)で御紹介させて頂きますが、有難いことに、御客様は、まったくテレビカメラを気にすることも無く(笑)、ボトルは、どんどん空になり、パーティーは、とても盛り上がりまして、私自身も楽しく御料理させて頂きました。
ご参加頂いた皆様と記念撮影させて頂きました。
「家庭用のカセットコンロ」が大活躍致しました(笑)。
とんなに調理が忙しくても、1品ごとに解説するのが「コグレ流」です。
「美味しいオリーブオイル」を持参し、焼き立てのパンに漬けてお召し上がり頂きました。
「仮設キッチン」での盛り付けにも、気合が入ります(笑)。
「ボジョレーヌーボーパーティー」で作らせて頂いた御料理を御紹介させて頂きます。
普段の出張料理でも、「このワインに合う御料理を・・・」とのリクエストを頂くことがありますが、フレンチの発想では、「ソースのベースに、御客様がお飲みになるのと同じワインを使うのがベスト」との、鉄則があります。
つまり、今回で申しますと、「ボジョレーヌーボー・ワイン」を、いかに御料理作りのプロセスの中に取り込んでゆくのかが、ポイントになります。それでは、1品ずつ、御説明させて頂きます。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
野菜たっぷりの洋風卵豆腐、帆立貝と天然海老入りの軽いマヨネーズソースとボジョレーヌーボーを加えたトマトソース、和風コンソメゼリー添え
ポイントは、上質のオリーブオイルで作った、軽いマヨネーズソースと、煮詰めた「ボジョレーヌーボー」を加えたトマトソースとの、酸味とコクのバランスです。とても評判の良い「自信作」なのですが、その美味しさを文章で表現するのは難しいですね(笑)。一度、お召し上がり頂くのが一番だと思います(笑)。
和風出汁と真鯛がベースの、白菜と長葱、モズク入り、地ハマグリのヘルシースープ
このスープのポイントは、鰹節と昆布で取った濃厚に和風出汁に、真鯛の御頭を加えて、さらに旨味を凝縮し、最後に地ハマグリを加えて贅沢に仕上げるところにあります。このまま飲んでも、とても美味しいスープなのですが、上質なオリーブオイルを加えますと、さらに風味が良くなり、軽い味わいの「ボジョレーヌーボー」との相性も抜群に良くなります。
真鱈のムニエル、ツブ貝の入った、ブロッコリーのピューレと生海苔の和風ソース添え
ソースに工夫を凝らした1品です。ベースは、濃厚な和風出汁なのですが、ソースのとろみは、くず粉(吉野くず)で付けます。そこに刻んだブロッコリーと生海苔、ツブ貝を加えて軽く沸かせば出来上がりなのですが、仕上げの香り付けに上質のオリーブオイルを加えますと、軽い味わいの「ボジョレーヌーボー」との相性がとても良くなります。
真鱈は、オリーブオイルでマリネし、強火のフライパンで一気に焼くのがコツです。
フレンチの王道をアレンジした「地鶏のボジョレーヌーボー煮込み」
フレンチの定番「地鶏の赤ワイン煮込み」を「ボジョレーヌーボー」で作ってみました。番組内でも、煮汁の中に惜しみなく「ヌーボー」を注ぎこむシーンが紹介されましたが、赤ワインは、香味野菜(人参、セロリ、玉葱、ニンニク)や、鶏肉等と一緒に煮込むことで、それらの旨味が凝縮、一体化し、新たな旨味に変化します。これこそが、伝統的なフレンチのエッセンスなのですが、「ボジョレーヌーボー」を飲みながら食べる、この煮込み料理は、最高に美味しいと思います(笑)。
「ボジョレーヌーボー」で作った、洋梨のコンポート(シロップ煮)、煮汁で作ったゼリー添え
私が修行した、フランス・リヨン地方は、まさしく「ボジョレーワイン」の名産地でして、地元のレストランやお菓子屋さんに行きますと、「ボジョレーワイン」を煮込んで作った、フルーツのコンポート(シロップ煮)が必ず数種類有りました。特に、秋に作られる「洋梨のコンポート」は、フランス人も大好きですが、今回のデザートでは、そんなフランス修行時代を思い出して、再現してみました。
コンポートに使う洋梨は、「生で食べるには固めの物」を選ぶのがポイントです。
御料理1品ずつの撮影にも気を配り、かなりの時間を費やしました。
信濃毎日新聞で、毎月、好評連載中の「コグレ流・洋食の定番」、5月のメニューは、フランス南東部の素朴で美味しい郷土料理を、コグレ流にアレンジ致しました「アスパラガスとポテトのミルクグラタン」です。
今月も、私が書きましたエッセーとレシピを御紹介させて頂きます。
とても美味しく、簡単に出来ますので、是非、皆様もお試し下さいませ。
----------------------------------------------------------------------------------------------------
今月のメニューは、今が旬の「アスパラガス」と相性の良い「じゃが芋」を使った「ミルクグラタン」です。
「グラタン」と言いますと、ゆっくりと時間をかけ、小麦粉とバターを弱火で炒めて作る「ホワイトソース」を使うのが一般的だと思いますが、今回は、シンプルに、牛乳だけで煮込んで仕上げる、フランスの伝統的なレシピを御紹介させて頂きたいと思います。
フランス修行中の25年前に、日本では手に入らない食材を求めて、アルプスの山々と豊かな大自然に囲まれたフランス南東部の「ドフィーヌ地方」を旅したことがあります。
その時にも「気候・風土が、信州と似ているなぁ!」と思ったのですが、「ドフィーヌ地方」は、酪農地帯としても有名で、ワインに合う、とても美味しい「フレッシュチーズ」や、「濃厚でコクのある乳製品」が沢山有りました。
街中のレストランやお惣菜屋さんには「ドフィーヌ風ポテトグラタン」というメニューが必ず有り、何軒かで試食してみたのですが、じゃが芋の旨みを生かした、軽い仕上がりのグラタンは、とても新鮮で美味しかったです。
レシピを尋ねますと「生のじゃが芋をスライスし、地元産の牛乳だけで煮ている」とのこと。まさしく「シンプルの極み」で、本当に「目からウロコ」でした(笑)。
今回のレシピでは、ご飯のおかずにもなるように、牛乳と相性の良い「白味噌」を加えてみましたが、これは、私のアレンジです(笑)。でも、フランス人は、新しい物(味)が大好きですから、「白味噌風味」は、逆輸出したらヒットするかもしれませんね(笑)。
「じゃが芋」を煮る時のポイントが1つだけあります。牛乳を強火で一気に沸かしますと、脂肪分が分離しますので、火加減は、中火位に弱めて、ゆっくりと煮ていって下さい。煮上がりの目安は、竹クシが通ればOKです。
耐熱皿に移し、オーブンに入れて仕上げる際には、コクを出し、焼き目を付き易くするために、溶いた卵黄や生クリームを加える方法もありますが、このあたりのアレンジは、御自由にしてみて下さいね。
ソテーしたチキンやシーフード、パスタなどを加えれば、これ1品で「メインディッシュ」にもなりますが、今回は、長野県の特産品でもあり、今が旬の「アスパラガス」を添えてみました。
このように、季節ごとの野菜の自然な色が加わりますと、彩りも綺麗ですし、美味しさもアップしますので、皆様も色々と身近な食材をトッピングして頂き、新しい美味しさを発見してみてはいかがでしょうか。例えば、先月御紹介させて頂いた、焼きリンゴや菜花をはじめ、玉葱、空豆、インゲン、パプリカやプチトマトなどもこのグラタンに良く合います。このように考えますと、結局、長野県産のほとんどの食材でアレンジが出来るわけです。「素晴らしい地産地消」ですよね(笑)。
----------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人前>
(A)
・アスパラガス 6本
(B)
・じゃが芋 3個
・牛乳 250cc
・白味噌 大さじ1杯
・塩、胡椒 各少々
(C)
・粉チーズ 大さじ2杯
<作り方>
①アスパラガスは、一口大にカットし、ボイルしておく。
②じゃが芋は、皮をむき、一口大にカットしてから、牛乳、白味噌、塩、胡椒を加えて、中火で10分位煮る。
③耐熱容器に①と②を盛り、粉チーズを振ってから、220℃のオーブンで、焼き色が付くまで10分程度かけて焼く。
シンプルですが、とても美味しいミルクグラタンです。
牛乳と相性の良い白味噌を加えるのがポイントです。
パルメザンチーズを振って、オーブンで焼きます。
牛乳に白味噌を入れるシーンの撮影風景です。
ミルクのコクと、香ばしい香りが食欲をそそります。
5月26日発売の人気雑誌「自遊人」(7月号)に特集記事が掲載されております。
「おうちごはん・プレミアム」というタイトルでして、5回連載の第1回目は「春の金沢」です。
その前書きを少し引用させて頂きます。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
一流シェフが全国津々浦々を巡り、その土地ならではの最高の旬の食材を探し、現地で腕を振るったら、どんなメニューが生まれるのか。そんな夢のような企画が「出張料理人・小暮剛シェフ」と調理家電のトップメーカー、パナソニックのコラボレーションで実現した。第1回は、加賀百万石の栄華が薫る金沢を訪ねる・・・・・。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
という内容でして、こんなに素晴らしいご縁を頂いたことに、本当に感謝しております。
詳しくは、是非、書店にて「自遊人」を、直接手にお取り頂き、御覧頂きたいと思いますが、簡単に内容を御説明させて頂きたいと思います。
今回のメイン食材であります「加賀野菜」は、加賀太きゅうり、加賀蓮根、さつま芋など15品目がブランド認定されておりまして、それらをパナソニック社製の、高性能で使い易い「IHホットプレート」を使わせて頂きながら、インスピレーションで御料理させて頂き、食材の生産者の皆様に、目の前で御試食して頂きました。
その際の生産者の皆様のコメントも、大変に興味深い内容でしたので、詳しくは、紙面を御覧下さいませ(笑)。
私自身も、何度か仕事で、金沢に来させて頂いておりますが、今回の取材・撮影を通しまして、さらに「金沢の魅力」に触れることが出来ました。
今回の取材・撮影に、心良く御協力して下さった地元の皆様、本当に有難う御座いました。
心よりお礼を申し上げます。そしてまた、お会い出来る機会を楽しみにしております。
私自身も、以前から「自遊人」の読者であり、大ファンです(笑)。
パナソニック社製のIHホットプレートは、本当に使い易いです。
金沢(石川県)は、魅力的な食材の宝庫です。
近江町市場内の調理室をお借りしての撮影でした。
特集は4ページに渡り、文章も丁寧で、写真も、とても綺麗です。
オリーブオイルとバルサミコ酢が決め手の、とても美味しいホットサラダです。
新鮮な加賀野菜と豊かな海の幸が織り成す、滋味深い1品が完成致しました。
コグレの自信作「オリーブオイルを入れて炊く美味しい玄米御飯」です。
金沢(石川県)は、美味しいお米の産地でもあります。
「情熱大陸」では、南イタリア・シシリアの名門オリーブ農園「ラビダ家」のヴィッラ(築200年以上のお城)のキッチンをお借りして、翌日に迫ったホームパーティーの仕込みを、額に汗しながら、徹夜でするシーンが紹介されました。
日本からは、伝統的な和の食材や調味料(玄米・昆布・鰹節・醤油・味醂・日本酒・本ワサビ・柚子胡椒・白ゴマなど)もスーツケースに入れて持参し、まずは、鰹節と昆布で「和風出汁」を引くところから、仕込みはスタート致しました。
日本からの素材ではありますが、水も日本からというわけにはいきませんので、水は、地元のミネラルウォーターを使わせて頂きましたが、イタリアの水は石灰分を含む硬水ですので、出汁も微妙に味わいが異なり、微調整するのに、とても苦労致しました(笑)。
一口大にカットして、歯応え良くボイルした、彩りの美しい各種野菜には、その苦労して引いた和風出汁を加えて、半日ほど漬け込んだのですが、野菜の種類・持ち味に応じて、和風出汁の味加減も少しづつ変化させましたので、広い調理台の上には、和風出汁と野菜の入った20個位のお鍋やボールが、所狭しと並び、その迫力あるシーンも、しっかりと映し出されておりました。
「ラビダ家」には、料理が大好きで、撮影中も、ぴったりと私の側から離れずに、楽しそうに仕込みを手伝って下さった、10才になる息子さんがいらっしゃいます。
お刺身サラダ(ワサビ醤油風味のカルパッチョ)用に、新鮮な黒鯛を仕入れたのですが、その下拵えも息子さんに手ほどきしながら、手伝って頂きました。
私が、簡単に説明しますと、すぐに上手に捌けるようになったのには、驚きましたが(笑)、「好きこそ物の上手なれ」なのですね。感心致しました(笑)。
3枚卸しにした黒鯛の身は、昆布とオリーブオイルで3時間ほど、マリネしたのですが、これが、普通の昆布〆よりも遥かに美味しく、「和と洋のコンビネーションの妙」に、とても感動致しました。
デザートは、一切の砂糖を使わずに、少しの塩とオリーブオイルだけまぶして焼いたリンゴと柿(イタリア語でも柿は「カキ」です)のグラタンにしたのですが、この焼きリンゴが、本当に甘くて美味しく、撮影スタッフのみなさんにも大好評でした。
ここまで、仕込みは、ほぼ完璧に出来ましたので、翌日の御食事会本番が、楽しみになってきました。
(実は、翌日、予想外のアクシデントが起きるのですが・・・。)
日本から持参した「和の調味料・食材」の数々です。
ラビダ家の10才になる息子さんにもお手伝いして頂きました。
前日の仕込みは、徹夜作業になりましたが、楽しかったです。
お刺身用の黒鯛は、昆布とオリーブオイルでマリネしました。
歯応えを残してボイルし、和風出汁に浸けておいた、彩り良い野菜の数々です。
リンゴは、少しの塩とオリーブオイルをまぶして焼きました。
信濃毎日新聞で、毎月、好評連載中の「コグレ流・洋食の定番」6月のメニューは、「信州サーモンのカルパッチョ」です。
とても簡単に出来て、美味しい御料理ですので、是非、皆様もお試し下さい。
今月も、私が書きましたエッセーとレシピを御紹介させて頂きます。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------
今月のメニューは「信州サーモンのカルパッチョ」です。
6月も半ばを過ぎますと、蒸し暑さで、食欲のわかない日もあるかと思いますが、そんな時に、サッパリと食べられて、お勧めなのが、今回のメニューです。
「カルパッチョ」は、イタリア料理の代表的な前菜のひとつですが、日本語に訳しますと「オリーブオイルをかけたお刺身」と言ったところでしょうか。
本来、「カルパッチョ」とは、ビーフや鹿肉等、赤身のお肉を生の状態で薄切りし、軽く塩・胡椒を振ってから、オリーブオイルをかけて食べる、素朴な家庭料理でした。
実際に、今から25年前の私の修行時代には、イタリアのどこの地方を訪れても、「カルパッチョ」と言えば、「お肉」でしたが、最近では、白身魚やマグロ等のお刺身を使った、ヘルシーな「シーフードのカルパッチョ」が、欧米諸国で大人気です。
「なぜ、このような流れになって来たのか?」と申しますと、実は、「日本のお刺身文化」の影響が、かなりあるのです。
交通の便が良くなり、情報網も広がって「食の文化交流」が進んできますと、「ヘルシーな日本の食文化」に興味を持ったシェフ達が、世界中から訪れるようになります。
特に「会席料理の繊細で芸術的な盛り付け」や、「職人技が冴える寿司」等は、欧米から来たシェフ達には、とても新鮮なようで、その美味しさ、技を脳裏に焼き付けて帰国すると、自分達のレストランで、早速、再現してみます。
昔と違い、どんなに内陸部であろうとも、その日のうちに新鮮な魚介類が手に入るようになり、「シーフードカルパッチョ」も、簡単に美味しく出来るわけですから、当然、刺身に違和感の無いお客様の反応も良く、今や「日本から逆輸出したメニュー」が、欧米諸国の「看板メニュー」になっているのです(笑)。
今回は、以前から使ってみたいと思っていました「信州サーモン」のカルパッチョです。皆様は、「信州サーモン」を食べたことがありますでしょうか?
長野県の水産試験場が、約10年の歳月をかけて開発したと聞いていますが、美しい紅色でキメの細かい肉厚な身は、サーモン独特のクセがまったく無く、程よく脂も乗っていますので、お刺身にしますと、とろけるような美味しさに驚きます(笑)。
今回のレシピでは、サーモンの美味しさを生かすために、ドレッシングソースはシンプルに致しましたが、お好みでワサビや卸し生姜、ゆず胡椒等を適宜、加えて頂いても結構です。
ここで、ポイントがひとつだけあります。ソースをかける前に必ず、お刺身に塩・胡椒を軽く振って下さい。こうすることで、お刺身とソースの味の馴染みが良くなり、美味しさが引き立ちます。これは、他のお刺身を使う場合でも同じことですので、是非、皆様も色々とお試し下さい。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人前>
(A)
・信州サーモン(刺身用) 150g前後
・塩、胡椒 各少々
(B)
・オリーブオイル 大さじ2杯
・醤油 大さじ1/2杯
・レモン汁 少々
(C)
・プチトマト 6個
・万能葱(小口切り) 大さじ1杯
・白炒りゴマ 少々
<作り方>
①サーモンはスライスして、皿に盛り、軽く、塩、胡椒を振っておく。
②(B)を合わせたソースをかける。
③カットしたプチトマト、万能葱、白炒りゴマを盛る。
サッパリとしていて、美味しい「信州サーモン」のカルパッチョです。
お刺身は、スライスして、広げるようにお皿に盛ります。
ソースをかける前に塩を振っておくのがポイントです。
塩は、上質な天然塩を使うと、美味しさがアップ致します。
夏場で、食欲が無い時にもお薦めの1品です。
徹夜で仕込みを間に合わせ、いよいよ出張料理当日です。
まずは、テーブルセッティングから始めましたが、ラビダ家に古くから伝わる、シシリアの伝統的な陶器の飾り皿を中心に置きまして、シンプルなテーブルコーディネートを心がけました。
メニューもイタリア語とフランス語を交えて、手書き致しましたが、睡眠不足で、頭がボーッとしていましたので、スペールが正しかったか、どうかは、よく分かりませんでした(笑)。
キッチンでは、初日から懐いてくれていた、10才になる息子さんが、私の隣で、一生懸命に盛り付けを手伝ってくれたのですが、撮影が始まり、カメラマンさんから、離れて着席するように言われますと、とても悲しそうな表情をしていたのが、印象的でした。
彼は、将来、料理の道に進めば、きっと一流のシェフになれるだろうと確信していますが、何しろ、貴族のひとり息子さんですから、そうも行かず、いずれは、シシリアの社交界を背負って立つ、立派な人物になるのだろうな、と秘かに想いを巡らせたりもしました。
1品目の前菜は「野菜と天然海老の和風マリネ、搾り立てオイルとゴマソースの2色仕立て」でしたが、ここで、思わぬハプニングに遭遇致しました。
各野菜は、それぞれの歯応え、美味しさを味わって頂けるように、細心の注意を払いながら、ボイルし、一晩、和風の出汁に浸けておいた「自信作」なのですが、何と、7名様中4名の方が、殆ど手を付けずに残されたのです。
今まで、20年近く出張料理を続けて来ましたが、こんなに残されたのは、初めてでしたので、本当に驚きました。思わず、撮影をストップさせようかと思ったくらい、びっくり致しました。
南イタリア、特に、シシリアの料理は、野菜を何でもクタクタに煮込む傾向が強くて、せっかく美味しい素材の味を台無しにしているような気がしていましたので、今回は、あえて、コグレ流の野菜料理で、その美味しさに気付いて欲しいと思っていたのですが、結果は、御覧の通り、そう甘くはありませんでした(笑)。
異国の長きに渡る食文化を変えることは、そう簡単ではないことを、改めて実感致しましたが、野菜料理に自信はありましたので、正直なところ、ショックも大きかったです(笑)。
今回は、コース仕立てで、2品目をすぐに出さなければいけませんでしたので、「反省」は、一瞬にして、次の「黒鯛のお刺身サラダ、ワサビ醤油風味の搾り立てオイルかけ」の盛り付けに全力を注ぎましたが、撮影をこのまま続けて良いものなのか、心は大きく揺らぎ、内心は、かなり半信半疑でした。
シンプルなテーブルコーディネートを心掛けました。
イタリア語とフランス語を交えた、手書きのメニューです。
息子さんも、プレゼントした帽子をかぶり、一生懸命にお手伝いしてくれました。
ラビダファミリーが集まった、和やかな雰囲気の御食事会でした。
手間暇かけて、野菜の歯応えと旨味を生かした1品なのですが・・・。
コグレ流の、野菜の美味しい歯応えを伝えたかった「自信作の前菜」で、いきなりつまずき、「こんな間抜けなところを全国放送されてしまったら、私の料理人人生も終わりだな!」とか、様々な感情が込み上げてくるなかで、カメラの前では、冷静を装いながら、2品目の「黒鯛のカルパッチョ、ワサビ醤油風味のオリーブオイルソースかけ」を仕上げていきました。
「昆布締め」にオリーブオイルを使うシェフは、おそらく、私くらいだと思うのですが、これが、本当に美味しいのです(笑)。
不思議なもので、美味しい物(黒鯛の昆布&オリーブオイル締め)を一口食べますと、それまで落ち込んでいても、気持ちが段々、前向きになってくるんですよね(笑)。「命ある食べ物のパワー」は、凄いと思いました。
静岡県産の大きな本ワサビを、築地の道具屋さんで仕入れた鮫皮ですり卸し、ワサビ醤油を作ってから、搾り立てのオリーブオイルと混ぜれば、ドレッシングソースの出来上がりなのですが、昆布&オリーブオイル締めした黒鯛との相性は最高で、「これなら大丈夫だろう!」と祈るような気持ちで、食卓を覗きますと、全員がアッという間に完食して下さっており、私とみなさんの目が合うやいなや、「ミスターコグレ、ファンタスティック!」とか「ブラボー!」といった絶賛の声が上がり、ホッと致しました(笑)。
「命のある食材」は、いつも私を裏切らずに、こうして助けてくれるのです。「命のある食材に、感謝、感謝」ですね。
3品目には、「地元野菜とハーブがたっぷりと入ったムール貝の和風コンソメスープ」をお出ししたのですが、野菜は、少し軟らかめに煮まして、仕上げに搾り立ての濃厚なオリーブオイルを回しかけますと、香りとコクが一気に際立ち、極上のスープが完成致しました(笑)。
このスープも、みなさんに完食して頂けたのですが、特に、最初の前菜を残された御老人が、最後の一滴まで、パンに浸けて食べて下さったのには、感激致しました。
これだから、出張料理人は、辞められませんよね(笑)。
ワサビ醤油とオリーブオイルの相性が最高の「黒鯛のカルパッチョ」です。
「黒鯛のカルパッチョ」は、全員がアッという間に完食して下さいました。
仕上げに加えるオリーブオイルが決め手の「和風コンソメスープ」です。
コース仕立ての御料理は、前菜2品、スープと進み、次は、メインディッシュの「地鶏のソテー、柚子胡椒風味の搾り立てオリーブオイルソース添え」です。
付け合せの野菜は、1品目と同じように、彩り良く、歯応えを残して、出汁の旨味を浸み込ませた物にする予定だったのですが、それでは、また、残される可能性を肌で感じましたので、急遽、オリーブオイルで柔らかく素揚げしてお出しすることに致しました。
番組内では、額に大粒の汗を浮かばせながら、フライパンでブロッコリーを素揚げしているシーンが紹介されましたが、このあたりでは、全神経をブロッコリーに集中させており、カメラがあることさえ忘れて、調理に没頭しておりました(笑)。
その他、シシリア産の大きなナスも、素揚げして、香ばしく色付けましたし、日本から持参した、玄米のこしひかりは、オリーブオイルとバルサミコ酢を入れて、お鍋で炊き、野菜や豆を加えて、サラダ風に仕上げました。
この、急遽、調理法を変えたメインディッシュも、全員の皆様に完食して頂き、やっと、肩の荷が降りた気が致しました。
最後のデザートでは、リンゴに一切の砂糖を使わずに、軽く塩を振りかけ、オリーブオイルを馴染ませてオーブンで焼いた物と、完熟した柿をグラタン仕立てにしたのですが、これも、大好評で、息子さんは、「おかわり」までしてくれました(笑)。
すべてのコース料理を出し終え、客席に伺って、なぜ、1品目の野菜を残されたのか、ニューヨークから来て下さった、高齢の御夫妻にお伺いしてみました。このシーンも番組内で紹介されましたが、やはり、柔らか目の方がお好きだとのこと。体調も万全ではなかったようです。
予想はしておりましたが、理由をお聞き出来て、スッキリ致しました(笑)。
今回も、壁にぶち当たりながら、何とか乗り越えて行くという、貴重な経験をさせて頂くことが出来ました。
この経験を大きな財産として、今後に生かして行きたいとは思いますが、「南イタリアのみなさんに野菜本来の美味しい食べ方を伝えたい」という、熱い気持ちに変わりはありませんので、これからも地道に、壁にぶち当たることを恐れずに、頑張りたいと思っております。
皆様も、応援を、どうぞ宜しくお願い致します(笑)。
急遽、料理法を変えた「地鶏のソテー、柚子胡椒風味のオリーブオイルソース」です。
料理法を変えたメインディッシュは、全員に完食して頂きました。
デザートは「焼きリンゴと柿のグラタン仕立て」、オリーブオイルが決め手です。
御食事会のお礼に、貴重な「手書きの絵画」を頂きました。
息子さんには、一生懸命に楽器の演奏をして頂き、感激致しました。
「情熱大陸」の後半では、千葉県南房総市の岩井小学校で、学校給食のメニュー開発に携わるシーンが紹介されました。
私は、2007年より、南房総市の「食育推進委員」に任命して頂きまして、そのご縁から、南房総市には、定期的に伺い、講演会や料理教室等をさせて頂いております。
(詳しくは、ブログ内「食育・講演活動」を御覧下さい。)
学校給食に携わる皆様向けの講演会も、何度か、させて頂いておりますが、実際に給食室の中に入り、御指導させて頂くのは、今回が初めてでした。
まずは、「給食の現状」を見学させて頂いたのですが、給食室に入らせて頂くことで「見えてきたもの」が沢山ありました。
「地産地消が理想」とは、誰もが思うことですが、現状では、輸入の冷凍食材や、出来合いの加工食品、化学調味料、缶詰等も使わざるを得ないことに気付きました。
その理由としましては、まず、「コストの問題」があります。各自治体により、多少の差は、あるようですが、南房総市の場合には、小学校で、1食あたり、なんと220円の予算しかないのです。
牛乳が1パック50円位で、必ず付けなければいけないそうですので、それを差し引いた170円で、主食とおかず2品、デザート(又はフルーツ)を作らなければならないのです。これは、至難のワザ、本当にビックリです!
「調理時間の問題」もあります。番組内で、若い栄養士さんとの打ち合わせの場面が出てきましたが、私が「前の日から、出汁や野菜の下ごしらえ等、しっかりと準備して・・・・。」と申しますと、強い口調で「それは出来ません!」と、一蹴されてしまうシーンがありました(笑)。乾物の豆を前日から水に浸けて戻すこともダメだそうで、輸入物の、添加物の入った豆の缶詰を使っている現状は、如何なものかと思いますね。
岩井小学校の場合は、まだ、敷地内に給食室がある、数少ない「自校給食」ですので、食材の搬入が8時半頃にあり、9時頃から調理を開始しますと、2時間半位は、調理に費やせますが、外部からデリバリーして来る「センター給食」の場合には、輸送時間が差し引かれますので、1時間半から2時間弱で、すべてを完成させなければなりません。
このような状況での大量調理では、地元の、新鮮で栄養価の高い食材を使いたくても、なかなか、その下拵えに時間をかけられないことに歯がゆさを感じているのは、私だけではないと思います。
その他には「調理設備の問題」もあります。基本的には、大きな「お釜」で調理するのですが、その数が少ないために、同時進行で一気に仕上げることが出来ません。1つ1つの工程が終わるまで、気長に「お釜」の順番待ちをしなくてはならないのも、「大量調理の難しさ」ですね。それこそ、「お釜」を使う順番を間違えたら、とても時間内に終了しませんので、綿密な調理手順の打ち合わせも必要になってきます。
いずれにしましても、学校給食の現場に携わっていらっしゃる皆様の御苦労は、並大抵のものではないことが、よく分かりました。
日頃から、こうして頑張っている皆様の努力に報いるためにも、今後に繋がり、お手本となるような「完成度の高いメニュー」を、私が考えなくてはいけません。心の奥底から、「やる気」がみなぎってきました(笑)。
給食時間が始まりますと、全クラスを回り、子供達の食べている様子を見させて頂きましたが、とても美味しい「根菜類の煮物」や、「野菜料理」を食べる前からお鍋に戻しに来る子供達が多いことに驚きました。
このあたりのシーンも番組内で紹介されましたが、私が子供達に理由を尋ねますと「美味しくないから!」と、即答されたのが印象的でした。これは、早く何とかしなくてはいけませんね(笑)。
数少ない「自校給食」を実践している、南房総市立岩井小学校です。
「学校給食」には、冷凍野菜を使わざるを得ない現状があります。
限られた時間内での大量調理は、とても大変です。
各教室では、子供達が助け合いながら盛り付けしていきます。
子供達と一緒に、楽しく給食をごちそうになりました。
私が、苦心しながら考えました「学校給食のメニュー」を御紹介させて頂きます。
2番目の写真が、2009年3月3日に作らせて頂いた「コグレ流・給食メニュー」なのですが、左下より時計と逆回りに「菜花の和風オリーブオイルソース合え」、「100%玄米のひじき御飯」、「和風ミネストローネスープ」、「鰆の味噌焼き」、そして、雛祭りの日でしたので、「雛あられ」と、定番の「牛乳」を付けさせて頂きました。(牛乳に関しましては、出さない日があっても良いのでは、と思っておりますが、必ず出すのが、決まりだそうですので・・・。)
「情熱大陸」内では、多くの子供達が苦手な「菜花料理」に、スポットが当てられました。
「どうしたら、食べてもらえるのだろうか?」夢に出てくるほど、考えましたが、やはり、私が得意とする「オリーブオイルを使った、和風ソース」で勝負しようと心に決めました(笑)。
まずは、地元・南房総市富山で、「菜花」を作っていらっしゃる農家の朝倉さんを訪ね、いつものように、畑の真ん中で、採れ立ての「菜花」をかじらせて頂きました。
朝倉さんの「菜花」は、多少の苦味の中にも、旨味、甘味があり、「これは、いけるかも!」と、直感致しました(笑)。
ここからは、早かったです(笑)。試作用の「菜花」を頂きましたら、すぐに船橋の自宅に戻り、軽くボイルして、オリーブオイルが決め手の和風ソースを絡めてみたのですが、「菜花」のほろ苦味とオリーブオイルのコクが上手く融合して、とても美味しい1品になりました。
それから数日後の3月3日、いよいよ、給食室での大量調理が始まりましたが、最初は、緊張しつつも、作業が佳境に入りますと、カメラがあることも忘れ、無我夢中で、大きなお釜に向き合っていました(笑)。
「あと2時間後には、子供達の反応が分るのだ」と思いますと、期待半分、不安半分ではありましたが、生産者のみなさんをはじめ、多くの方々の気持ち、愛情が込められた給食ですので、「その想い」だけは、確実に伝えたいと、一生懸命に頑張りました。
菜花の生産者、朝倉さんの畑に伺い、素材のチェックを致しました。
私が考えました、化学調味料を一切使わない、地産地消の「給食メニュー」です。
新鮮な菜花を、まずは、食べ易くカット致します。
大きなお釜で、彩り良く、歯応えを残してボイル致します。
オリーブオイルが主役の和風ドレッシングソースの完成です。
ボイルした菜花と、特製ソースを合わせて、よく混ぜます。
子供達が運び易いように、クラスごとに小分け致します。
「コグレ流・給食メニュー」のひとつ、「野菜たっぷり、和風ミネストローネスープ」では、「一切の化学調味料を使わないこと」にも、こだわりました。
手間は、かかりますが、昆布と鰹節、天然塩だけで出汁を取り、たっぷりの野菜や干し海老などを加えることで、「自然の旨味」を、最大限に引き出しました。
まずは、野菜を食べ易い大きさにカットするところからスタート致しましたが、何しろ大量調理です
ので、人海戦術、「時間との戦い」でした。
ここで、ポイントがひとつあります。各野菜は、それぞれに固さが異なるわけですから、手間でも、別々に、時間差を設けてボイルすることで、「各野菜が持つ美味しさ、歯応え、彩りを最大限に引き出すこと」がとても重要です。野菜嫌いな子供達のためには、「美味しそうに見せること」も大切な要素ですからね(笑)。
子供達の健やかな成長のために欠かせない栄養素のひとつが「カルシウム」ですが、私の持論は、天然塩や、味噌、醤油などの発酵食品、干し海老、海藻類等から「カルシウム」、「ミネラル分」を頂くことです。
出来合いの便利な食生活を続けていますと、体内で潤滑油的な役割をする「ミネラル分」が、欠乏してしまい、せっかくの栄養分を吸収出来なくなって「キレる」、「低体温」など、様々な問題に繋がってしまうのです。
そのような理由から、今回は、多少、コストがかかりましたが、「干し海老」を、途中で惜しみなく加えました。
この頃から、給食室内は、「自然な、食欲をそそる良い香り」に包まれ、「早く、子供達の美味しい笑顔が見たい」と思いながら、醤油、味醂等を加えて、スープの仕上げにかかりました(笑)。
時間との戦いの中で、スープ用の野菜をカットしていきました。
時間差でボイルするために、各野菜は、別々に準備しておきます。
パプリカを加えると、濃厚で上質なコンソメスープのような味わいになります。
干し海老を惜しみなく加え、栄養価(カルシウム)を高めました。
子供達の笑顔を楽しみに、完成したスープを小分けしていきます。
「情熱大陸」番組内では、子供達の苦手な「菜花の料理」を中心に、撮影が進められましたが、今回の「コグレ流・給食メニュー」で、最も特筆すべきは、「<100%の玄米御飯給食>を日本で初めて実施したこと」だと思っております。
白米の中に、少しだけ発芽玄米を混ぜている学校は、長野県上田市辺りにあるようですが、「玄米だけの御飯」を学校給食に出しているところは、全国を調べましても、なぜか、ありませんでしたので、「今回は、何としても、100%玄米御飯を実現しよう!」と、秘策を練っておりました(笑)。
岩井小学校では、富津市内の「マスヤ」さんという、米飯専門業者に、御飯はお任せしているとのことでしたので、何度か、マスヤさんに通い、最初は「玄米100%は、絶対に不可能だ」とおっしゃっていた社長様を、なんとか説得致しまして、試作を数回させて頂きました。
オリーブオイルや天然塩、玄米、黒米までも、私が自腹で用意致しまして、プレッシャーのかかる中での試作でしたが、普段、作業に携わっておられるスタッフのみなさんに、「なぜ玄米であり、オリーブオイルなのか?」を理解して頂くところから始めまして、最後は、みなさんに、心良くお手伝いして頂くことが出来まして、本当に有難かったです。
ここで、玄米が炊けるまでの工程(ライン)の御説明を簡単にさせて頂きます。
まずは、玄米と黒米を混ぜた物に、玄米の5割増しの水を加えて、半日ほど置きます。
そこに、天然塩とオリーブオイルを混ぜて釜に移し、フタをして、ベルトコンベアのようになっている直火のオーブンの中を、約40分かけて、ゆっくりと移動させながら、炊いてゆきます。
炊き上がった釜のフタを開けますと、玄米とオリーブオイルの香ばしい、美味しそうな匂いが立ち
込め、スタッフのみなさんからも歓声が上がりました。
早速、全員で試食致しましたが、とても美味しく炊けており、「これなら大丈夫ですね!」との意見でまとまりまして、やっと安心致しました(笑)。
心良く御協力して下さった米飯業者「マスヤ」さんのスタッフのみなさんです。
玄米と黒米には、5割増しの水を加えて、半日以上置きます。
私が持参した、シシリア産のオリーブオイルと天然塩です。
玄米をしっとり、美味しくするために、オリーブオイルを加えます。
オリーブオイルと天然塩、5割増しの水が入ったお釜です。
お釜にフタをして、直火のベルトコンベア式オーブンに通します。
ベルトコンベア式オーブンの内部です。
約40分かけ、炊き上がった玄米御飯のお釜がオーブンから出て来ました。
炊き上がった玄米御飯は、美味しそうな、香ばしい匂いに包まれています。
保温機能に優れた、デリバリー用の容器に、ほぐしながら移します。
試食したみなさんからは「本当に美味しい!」とのコメントが寄せられました。
何度も、試行錯誤を重ねた「100%玄米御飯の給食」でしたが、いよいよ2009年3月3日、「本番の日」を迎えました。
朝、10時過ぎには、米飯業者の「マスヤ」さんから、炊き立ての「オリーブオイルと黒米入り玄米御飯」が、保温用の青い容器に入れられて、無事に届けられました。
野菜スープ用に出汁を取った残りの昆布と鰹節は、ミネラルたっぷりですから、捨てることなく、細かく刻み、ひじき、人参、油揚げと一緒に醤油と味醂で煮ておき、届いたばかりで熱々の玄米御飯に、サックリと混ぜ込んで行きました。
すると、玄米御飯と、具材の美味しそうな匂いが給食室中に漂い、今までの苦労も忘れて、なんだか、急に幸せな気持ちになってきました(笑)。
本当にたくさんの人々の「熱い想い」、「子供達に対する愛情」が込められた玄米御飯ですから、「不味いわけが無い」と、自信をもって、カメラの前で味見してみましたが、やっぱり美味しかったです(笑)。
配膳の15分前になり、クラスごとの容器に小分けしながら、子供達が、楽しそうに、喜んで完食してくれる姿をイメージしまして、それが現実のものとなるよう、内心、ドキドキしながら、秘かに、祈っておりました(笑)。
玄米御飯に混ぜ込む「ミネラルたっぷりの具材」を煮ているところです。
「マスヤ」さんに届けて頂いた、炊き立ての「100%玄米御飯」です。
玄米御飯に「ミネラルたっぷりの具材」を、素早く混ぜ込みます。
美味しそうな匂いが、給食室全体に漂ってきました。
ついつい、子供達の配膳の手伝いをしてしまいます(笑)。
子供達は、協力し合いながら、手際よく配膳をしてゆきます。
子供達の元気な笑顔を見ると、本当に嬉しくなります(笑)。
暑い日が続いておりますが、みなさまは、お元気でしょうか?
先日、JALの機内食のメニュー開発の仕事で、ドイツのフランクフルトを訪れましたが、ドイツも、昼間は35℃以上の猛暑でした。ただし、ヨーロッパは、空気がとても乾燥しているために、ジメッとした感じは無く、朝晩は、比較的過ごしやすかったです(笑)。ドイツでの活動の模様は、「海外出張日誌」を御覧下さいませ。
この時期、食欲が減退している方も多いかと思いますが、信濃毎日新聞に毎月、連載させて頂いております「コグレ流・洋食の定番」、7月のメニューは、とてもサッパリとしていて食べ易い「夏野菜のトマト煮(ラタトゥイユ)」ですので、是非、みなさまもお試し頂き、「夏野菜の力」で、この夏を乗り切って頂けたら嬉しいです(笑)。
今月も、私が書きましたエッセーと、レシピを御紹介させて頂きます。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
今月のメニューは「夏野菜のトマト煮(ラタトゥイユ)」です。
7月に入りますと、夏の強い日差しを浴びて栄養価も増し、彩りも鮮やかで生命力に満ち溢れた元気な野菜たちが、所狭しと市場に並び、プロの料理人である私は、大いに創造意欲が掻き立てられ、美味しい野菜料理を存分に食べて頂きたいと思うのですが、残念なことに、これからの時期は、夏バテで食欲が減退してくるお客様も多くなり「サッパリとした御料理を少しだけ」というリクエストを頂くこともあります。
そんな時に、必ず作らせて頂くメニューのひとつが、この「夏野菜のトマト煮」なのです。見た目には、ボリューム感があるように思われる方もいらっしゃるかと思いますが、複雑な調味料や動物性の脂肪は、一切使っておらず、基本的には、フレッシュトマトと上質のオリーブオイルだけで煮込みますので、とてもサッパリとしており、夏野菜の美味しさをストレートに味わうことが出来まして、いつも評判を頂いております。
「夏野菜のトマト煮」は、フランスでは「ラタトゥイユ」とも呼ばれ、どこの地方のレストランでも、定番人気料理のひとつです。
この御料理の優れた点は、冷たくすれば、前菜やお酒のおつまみにもなりますし、熱々に温めれば、パスタやグリルした魚介類、肉料理のソース、付け合せとしても美味しく召し上がって頂くことが出来ることです。
例えば、「ラタトゥイユ」を絡めたパスタをお召し上がり頂けば、それ1品で、主食として、野菜も充分に摂って頂くことが出来ますので、お手軽な週末のブランチなどにもお薦めですし、「ラタトゥイユ」と一緒に食べる魚介類や肉料理も、しみじみと美味しいものです。
「ラタトュイユ」は、毎日食べても飽きない、家庭料理の定番でもありまして、その作り方も色々です。
一番簡単で、ポピュラーな作り方は、カットした野菜すべてをオリーブオイルで軽く炒め、粗刻みしたトマトを加えてフタをして、蒸し煮にする方法ですが、これでは、野菜の歯応えや美味しさを生かすことが難しく、大抵は、クタクタに煮過ぎて、色もあせてしまいます。
私がお薦めするレシピは、手間でも、各野菜を別々に、歯応えを残してボイルし、ある程度完成させておいたトマトソースに加えて、軽く煮込む方法なのですが、このようにすれば、彩りも良く、各野菜の美味しさをそれぞれに味わうことが出来ますので、是非、お試し下さい。
今回の器は、私の出張料理のお客様でもあり、新進気鋭の若手陶芸家として長野市内で活躍中の小池智久氏に製作して頂いた物です。和洋折衷な斬新さが私は大好きで、使わせて頂いておりますが、彼に限らず、夢を無心で追いかけている若者達に出会いますと、自分の修行時代を思い出し、つい応援したくなるのです(笑)。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人前>
(A)
・完熟トマト(中) 3個
・オリーブオイル 大さじ3杯
・塩・胡椒 各少々
・ガーリックパウダー 適宜
(B)
・なす 2本
・玉葱 1個
・パプリカ(赤・黄) 各1個
・ピーマン 2個
・ズッキーニ 1本
<作り方>
①種を取り、粗刻みしたトマトと(A)の材料をすべて合わせ、トマトの水分が半量になる位まで煮詰める。
②(B)の野菜は、すべて食べ易い大きさにカットし、下湯がきしておく。なすは、お好みで皮をむいても良い。
③①と②を合わせ、軽く煮て出来上がり。
フランス家庭料理の人気定番「ラタトゥイユ」です。
予め彩り良くボイルした野菜に、トマトソースを加えます。
軽く煮立たせたら、置き冷ましにして、野菜に旨味を浸み込ませます。
私のスタジオでの撮影風景です。
冷やせば「前菜」に、温めれば「主菜」になります。
左が、長野市の陶芸家・小池智久氏です。
7月26日発売の人気雑誌「自遊人」(9月号)に特集記事が掲載されております。
「おうちごはん・プレミアム」というタイトルでして、5回連載の第2回目は「夏の北海道・石狩」で
す。その前書きを少し引用させて頂きます。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
一流シェフが全国津々浦々を巡り、その土地ならではの最高の旬の食材を探し、現地で腕を振るったら、どんなメニューが生まれるのか。そんな夢のような企画が「出張料理人・小暮剛シェフ」と調理家電のトップメーカー、パナソニックのコラボレーションで実現した。第2回は、食材の宝庫、北海道・石狩を訪ねる・・・・・。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
という内容でして、こんなに素晴らしいご縁を頂いたことに、本当に感謝しております。
詳しくは、是非、書店にて「自遊人」を、直接手にお取り頂き、御覧頂きたいと思いますが(笑)、簡単に内容を御紹介させて頂きます。
今回のテーマ食材は、「紫アスパラガス」と「望来豚(モーライポーク)」でした。
パナソニック社製の、とても機能が充実しており、高性能の「電気圧力鍋」を使わせて頂き、御料理させて頂いたのですが、食材にも恵まれまして、とても楽しく、美味しい経験をさせて頂きました。
味付けのポイントとしましては、地元産の手作り味噌や、鮭醤油など、伝統的調味料に上質なオリーブオイル(今回は、アルゼンチン産)を加えることで、素材の持ち味を活かそうと考えたのですが、予想以上に、とても美味しく、ヘルシーな2品が誕生致しました(笑)。
御協力して頂いた、地元の生産者のみなさま、本当に有難う御座いました。
心より、お礼を申し上げます。
是非、みなさまも、この美味しさを、お試し下さいませ。
7月26日発売の人気雑誌「自遊人」9月号に特集されています。
紙面の一部、石狩の生産者のみなさまを訪ねている風景です。
今回の2品です。詳しいレシピは、本誌を御覧下さいませ。
「紫アスパラガス」の生産者・田中様御夫妻です。
「望来豚」の生産者・笠谷様です。
暑さ厳しい毎日ですが、みなさまは、お元気でお過ごしでしょうか。
今月上旬には、日中の最高気温が45℃以上にもなる、猛暑のイスラエルに行って来ました。
「永遠の命の象徴」として、世界中の人々から崇められております、樹齢2000年以上のオリーブの木々に出会うことが、主な目的でしたが、イエス・キリストが昇天された場所としても有名な、エルサレムの神殿近くの「オリーブ山」の麓に、その巨木は凛々しく、威厳のあるオーラを放ちながら存在しておりまして、本当に感動致しました。詳しくは、「海外出張日誌」を御覧下さいませ。
さて、信濃毎日新聞に、毎月好評連載中の「コグレ流・洋食の定番」、8月のメニューは「イタリア風豆腐サラダ」です。
暑い日々ですから、コンロ(火力)を使うのは最小限にして、簡単に美味しく作って頂き、たっぷりとお召し上がり頂くことで、夏バテ防止のお役に立てましたら、とても嬉しいです(笑)。
今月も、私が書きましたエッセーとレシピを御紹介させて頂きます。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
残暑厳しい日々が続いておりますが、皆様は、如何お過ごしでしょうか。
暑い夏ほど、栄養のある物をしっかり食べて、夏バテを防止したいものですが、なるべくならば、キッチンでも、室温を上げるコンロを使わずに、簡単に美味しく調理出来たらいいですよね(笑)。
「コンロを使わない料理」と言いますと、皆様は、どんなメニューを思い浮かべますか?
「冷奴」や「冷やしトマト」、「オニオンスライス」等が、夏の定番かなと思うのですが、如何でしょうか。
今月のメニューでは、それらを贅沢に(?)一皿にまとめてみました(笑)。題して、「イタリア風豆腐サラダ(冷奴)」です。
基本的には、ペーパータオル等で水切りした豆腐に、オリーブオイルと醤油をかけるだけで、「イタリア風冷奴」の出来上がりなのですが、これが、実に美味しくて、私も、よく頂いております。
今回は、ここに、トマトやオニオンスライス等のトッピングをしてゆくわけですが、トマトは、スライスしましたら、まず、軽く塩・胡椒を振ってからオリーブオイルのソースをかけるのが、ポイントです。
玉葱は、スライスしましたら、しばらく水にさらしておきますと、えぐ味が消えて、食べ易くなります。えぐ味が消えましたら、シャキッとさせるために、ザル漉しして、しっかり水分を切るのも大切なことです。
盛り付け方は、自由にして頂いて結構なのですが、せっかく「イタリア風」と命名致しましたので、イタリアの国旗をイメージしまして、豆腐とトマトを交互にサンドするように盛り付けてみました。
あとは、玉葱スライスや鰹削り節、万能葱等をのせれば出来上がりのはずでしたが、イタリアの国旗のイメージであるならば、もう少しグリーンが欲しいですし、これ1品で、ご飯のおかずにするには、少し物足りないかなとも思いまして、軽くボイルしたインゲンも添えてみました。
今回のテーマは、「暑い日に、一切、コンロを使わないレシピ」のはずでしたが、結局、コンロのお世話になってしまいました(笑)。
でも、料理作りに「絶対」はありませんので、皆様のアレンジで、完全にコンロを使わないのであれば、インゲンの代わりに、干し海老やジャコ、ザー菜、アボガド、きゆうり、ツナ、キムチ等をトッピングしてみるのも良いアイディアだと思います。
「豆腐サラダ(冷奴)」が、トッピングによって、中華風やコリアン風であったり、無国籍風であったりしても楽しいですよね。
皆様も、色々と試して、是非、美味しい「我が家の1品」を作ってみて下さいね。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人前>
(A)
・豆腐 1丁
(B)
・トマト 1個
・塩・胡椒 各少々
・インゲン 60g
(C)
・玉葱スライス 1/3個分
・鰹削り節 大さじ2杯
・万能葱 適宜
(D)
・オリーブオイル 大さじ2杯
・醤油 大さじ1杯
<作り方>
①豆腐は、ペーパータオル等に包んで、水切りしておく。
②トマトは、スライスし、軽く塩・胡椒を振っておく。
インゲンは、下湯がきして、食べ易い長さに切っておく。
③器にインゲンを敷き、スライスした豆腐とトマトを交互に盛る。
④(C)を盛り、(D)をかける。
簡単に出来て、とても美味しい「イタリア風豆腐サラダ」です。
豆腐は、木綿・絹どちらでもOKですが、水切りしておくのがコツです。
コグレクッキングスタジオでの、自然光を活かした撮影風景です。
トッピングをアレンジすることで、色々なお味をお楽しみ下さい。
いよいよ、南房総市立・岩井小学校の生徒さん達に、私が、苦心しながら開発した給食を食べて頂く時間がきました。
まずは、放送室に入らせて頂き、マイクを通して、全校のみなさんに、本日のメニューの説明と、簡単なご挨拶をさせて頂きました。
その後、生徒さん達の反応が気になり、限られた時間の中で、全クラスを回らせて頂いたのですが、みなさん、最高の笑顔で、とても美味しそうに食べてくれて、ホッと致しました(笑)。
オリーブオイルがベースの和風ドレッシングをかけた「菜花」も、殆どの子供達は、完食してくれましたし、オリーブオイルを入れて炊いた「玄米御飯」も、違和感なく、食べてもらえました。
鰹節と昆布、干し海老等で、手間をかけ、きちっと出汁を取って作った「野菜スープ」も、大好評でしたし、改めて、「自然の摂理に沿った、命ある食べ物を頂く」という「自分の方向性」は間違っていないことを確信致しました。
御協力して頂いた、岩井小学校の職員のみなさま、本当に有難う御座いました。心よりお礼を申し上げます。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
給食作りの3日後には、南房総市立・富浦小学校に伺わせて頂き、卒業間近の6年生のみなさんに「食育・料理教室」をさせて頂きました。「情熱大陸」のラストシーンです。
メニューは、「ざく切り生キャベツのサラダ」と「きちんと出汁を取って作る野菜スープ」、「オリーブオイルを入れて炊く玄米御飯」そして、私の料理人人生の原点でもあります「目玉焼き」でした(笑)。
いつものことながら、子供達の「一生懸命に美味しく作ろうとする、真剣な眼差し」には、心打たれます。
子供達に料理を教えることで、私自身も「初心」に戻ることが出来ますので、これからも、呼んで頂ければ、全国、どこにでも伺い、将来のある全国の子供達と交流して行きたいと思っております。
「情熱大陸」回想録は、ここまでとなりますが、収録に携わった8ヶ月半の間に、本当にたくさんのみなさまのお世話になりましたし、とても素晴らしい経験の連続でした。重ね重ね、心よりお礼を申し上げます。本当に、有難う御座いました。
この経験を今後に活かし、「食」を通して、みなさまに恩返しが出来るよう、これからも頑張りますので、応援を宜しくお願い致します。
生徒さん達の感想が聞きたくて、全クラスを回りました。
殆どの生徒さん達が、私のメニューを完食してくれました。
「美味しい笑顔が溢れる給食」とても嬉しいですね。
富浦小学校で「食育・料理教室」を開催致しました。
私の料理人人生の原点でもある「目玉焼き」を指導中です。
「オリーブオイル入り玄米御飯」も大好評でした。
最後にサプライズで、有難い「お礼の言葉」を頂き、感激致しました。
時間は、遡りますが、今年1月下旬に、群馬県沼田市の歴史と風情のある「老神温泉」に伺い、地元で温泉旅館を経営しているみなさんを対象とした「プロ向けの料理講習会」を開催させて頂きました。
主催は、日頃からお世話になっております、沼田市東部商工会様でしたが、頂いたリクエストとしましては「地元食材、特に、夏に冷凍した美味しいトマトを使って、ここにしかない名物料理を作り、何とか、老神温泉を活性化させたい」とのこと。
私も、かなり時間をかけ、冷凍トマトを使って色々と試作を繰り返しましたが、やっと完成したメニューが「地元野菜が主役の、和風トマトフォンデュー」でした。
「トマトフォンデュー」と言いますと、難しい洋風料理をイメージされる方もいらっしゃるかもしれませんが、普段、旅館で水炊きなどに使っている「土鍋」を使い、野菜も一度、下湯がきした物を竹串に刺しておきますので、どなたにも楽しみながら召し上がって頂くことが出来まして、我ながら、「素晴らしいメニューが誕生した」と、自画自賛しております(笑)。
もちろん、ベースとなるソースには、こだわりました。オリーブオイルも、私が世界一美味しいと認める、イタリア・シシリア産の物を、惜しみなく贅沢に使い、和風の出汁も加えまして、「老若男女、どなたでも安心して美味しく食べられる味」に仕上げました。
講習会当日には、地元旅館の女将さん達にも、楽しい雰囲気の中で、盛り付け等を手伝って頂きましたが、お味の方も、みなさまに気に入って頂けまして、とても嬉しかったです(笑)。時間をかけて試作した甲斐がありました。
これからも、日本全国に伺い「食を通した地域活性化」のお手伝いを、積極的にさせて頂こうと思っておりますので、応援を宜しくお願い致します。
歴史と風情のある群馬県「老神温泉」で料理講習会を開催しました。
盛り付けも温泉旅館の女将さん達にお願いしました。
「地元産もち豚と白菜のしゃぶしゃぶサラダ」の盛り付け風景です。
「究極(?)のトマトソース」を土鍋に盛っているところです。
地元の冷凍トマトで作った「和風トマトフォンデュー鍋」の完成です。
トッピングは、色取り取りの地元産食材が主役です。
お手伝いして頂いた温泉旅館の女将さん達と記念撮影です。
8月の末に青森県八戸市の「さくら野百貨店」に伺い、宝飾展に来て頂いた御客様へのお持て成しの御料理を作らせて頂きました。
百貨店の催事会場をお借りして、完全予約制の、1回限りの御食事会でしたが、募集開始早々から、定員の60名様を大幅に上回る予約が入るほどの大人気だったそうで、本当に有難く、勧誘に走り回って下さった主催者「ミワ宝飾店」のみなさまには、感謝の気持ちでいっぱいです。
ビュッフェ形式の御食事会でしたら、私ひとりでこなすことも出来ましたが、今回は、「コース仕立てのお持て成し」でしたので、主催者様の計らいで、八戸プラザホテルのレストランスタッフのみなさまに御協力して頂きまして、無事に御食事会をこなすことが出来ました。
細かい段取りを含め、八戸プラザホテルのみなさまには、完璧にお手伝いをして頂きました。
さすがは、プロですね(笑)。今後も、出張料理の仕事で、一緒に全国を回らせて頂きたいくらいです(笑)。レストランスタッフのみなさまにも、改めて、お礼を申し上げます。
気持ち良く御料理をさせて頂きまして有難う御座いました。今後とも、宜しくお願い致します。
八戸市の老舗、さくら野百貨店の外観です。
華やかな雰囲気の宝飾展会場の入口です。
お手伝いして下さった、八戸プラザホテルのみなさんです。
今回も、世界№1のオリーブオイルをお楽しみ頂きました。
60数名分の盛り付け風景は、迫力があります。
明るく和やかな雰囲気での御食事会となりました。
私のトークコーナーも盛り上がり、大好評でした。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、9月7日から毎週火曜日に5週間連続で、「声の出演」をさせて頂きます。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間になりますが、先日、1回目の放送がありました。
メニューは「ソバとキノコのイタリア風サラダ仕立て」でしたが、お聴き下さった方は、いらっしゃるでしょうか?「えっ!映像の無いラジオで料理番組?」と不思議に思われるかもしれませんが、実は、ラジオの方が、長く記憶に残るそうなのです。
なぜかと申しますと、テレビのように映像がある場合、漠然と見過ごしてしまうことが多々ありますが、音だけですと、その分、集中してイメージしますので、長く記憶に残るわけでして、例えば、私が昨年5月に同番組の「ときめきインタビュー」に生出演させて頂き、お話した内容を、今でも、私の御客様の多くの方々が、良く覚えていて下さることからも、その理由は、容易に理解出来ます。
今回の御料理は、残暑厳しく、食欲の湧かない日にもピッタリの1品でして、作り方も簡単で、とても美味しく、私も大好きな定番メニューですので、是非、みなさまもお試し下さいませ。
レシピを簡単に御紹介させて頂きます。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人前>
(A)
・そば (茹でて)120g ・シメジ 1パック ・椎茸 1パック
(B)
・オリーブオイル 大さじ4杯 ・バルサミコ酢 大さじ2杯 ・お醤油 大さじ1杯
・塩・胡椒 各少々 ・白ゴマ 大さじ3杯 ・万能葱(小口切り) 大さじ3杯
<作り方>
①シメジ、椎茸は、一口大にカットし、ボイルしたら、しっかりと水気を切る。
②そばは、湯がいてから冷水で手早く冷やし、しっかりと水気を切る。
③(B)をすべて合わせておく。
④すべての材料を合わせて混ぜる。
翌日でも美味しく食べられる「ソバとキノコのイタリア風サラダ仕立て」です。
作りながら、ひとりでしゃべりますので、まずは、レシピの確認です。
最初にソバを茹でて、冷水で冷まします。
レシピを見て、ひとりで分り易く解説しながら、ソバとキノコを合わせます。
オリーブオイルも加え、塩と胡椒で、最後に味を整えているシーンです。
まだ残暑厳しい9月の上旬に、とても風情のある「蔵の町」、長野県須坂市に伺い、宝飾展にいらした御客様へのお持て成しの御料理を作らせて頂きました。
まずは、仕入れのために、近くの青果店に行ってみたのですが、秋の風を感じさせてくれる、地元で収穫したての色鮮やかなりんごやブドウ、梨などが、本当に美味しそうに並べられており、確実に季節が移り変わりつつあることを実感致しました。
会場となりました、老舗の呉服店「綿幸様」にも、130年以上も前に作られたという、歴史のある素敵な蔵と建物があり、今回の御食事会場も、その中の一室、とても重厚感のある和室だったのですが、そこから一望できる日本庭園風のお庭も、大変に素晴らしく、招かれた御客様も、とても喜ばれていました。
メニューは、地元産の野菜類が中心となり、上質のオリーブオイルをアクセントに使った、和風仕立ての「コグレ流・創作料理」でしたが、御客様の目の前での「御料理やオリーブオイルの説明」も大好評で、和やかな雰囲気の中、とても楽しい御食事会になりました。
昨年から企画し、集客して下さった「綿幸様」のみなさま、素晴らしいご縁を有難う御座いました。心よりお礼を申し上げます。
是非、また、歴史のある素晴らしい空間で御料理させて頂ける日を楽しみにしております。
須坂市の素敵な老舗呉服店「綿幸様」が、出張料理の会場でした。
今回の「宝飾展のお持て成し御食事会」のポスターです。
地元産の色とりどり「秋の味覚」の数々です。
和室に仮設キッチンを作り、盛り付けの風景です。
重厚感と雰囲気のある和室での御食事会でした。
オリーブオイルがテーマの「ミニ・トークショー」も大好評でした。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、9月7日から毎週火曜日に5週間連続で、「声の出演」をさせて頂いております。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間になりますが、先日、14日に2回目の放送がありました。メニューは「リンゴのオリーブオイル焼き・サラダ仕立て」でしたが、お聴き下さった方は、いらっしゃるでしょうか?
作り方は、とても簡単で、「食育の御料理教室」でも、よく作らせて頂く、人気メニューの1つです。
この御料理のポイントは、一切の砂糖を使わずに、リンゴに軽く天然塩を振って、オリーブオイルで焼くだけなのですが、砂糖を使った時以上に、とても甘くて美味しい「焼きリンゴ」が出来ますので、是非、みなさまもお試し下さいませ。オリーブオイルには、「素材の旨味、甘味を引き出す力があること」を実感して頂けると思います。
番組内で御紹介させて頂いたレシピは、以下の通りです。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人前>
(A)
・リンゴ 1個
・天然塩 少々
・オリーブオイル 30cc
(B)
・サニーレタス 葉3-4枚分
・塩・胡椒 各少々
(C)
・オリーブオイル 大さじ2杯
・バルサミコ酢 大さじ1杯
・醤油 小さじ1杯
(D)
・白炒りゴマ 大さじ1杯
<作り方>
①りんごは、一口大にカットし、天然塩とオリーブオイルを絡ませて200℃のオーブンで約5分間ローストするか、フライパンで香ばしく焼く。
②サニーレタスは、一口大にちぎり、軽く水にさらしてから、水切りして、しばらく冷蔵庫で冷やす。
③皿に①と②を盛り、サニーレタスに軽く塩・胡椒を振る。
④(C)を合わせてソースとし、サニーレタスの上からかける。
⑤全体にゴマを振って出来上がり。
砂糖は使わずに、とてもヘルシーで美味しい「焼きリンゴのサラダ仕立て」です。
ひとりで解説しながら、リンゴをフライパンでソテーしているところです。
リンゴは、やや多目のオリーブオイルで、香ばしく焼くのがポイントです。
レタスは、水切りしたら、冷蔵庫でしばらく冷やすと、シャキッとします。
朝晩、めっきり涼しくなり、ようやく秋の気配を感じる今日この頃ですが、みなさまは、夏バテせずに、お元気でお過ごしでしょうか。
信濃毎日新聞に、毎月好評連載中の「コグレ流・洋食の定番」、9月のメニューは「豆と野菜たっぷりのライスコロッケ」です。イタリアでは、どの地方に行きましても、必ずメニューにあり、人気の高い「温かい前菜の定番」ですが、ご家庭でも、簡単に出来て、とても美味しい御料理ですので、是非、みなさまもお試し下さいませ。
今月も、私が書きましたエッセーとレシピを御紹介させて頂きます。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
今月のメニューは、「豆と野菜たっぷりのライスコロッケ」です。
イタリア各地のレストランでは、温かい前菜の定番として、とてもお洒落で、人気のある1品なのですが、実は、マンマ(お母さん)の知恵が詰まった家庭料理「リゾット」が、その原点なのです。
「リゾット」とは、お米の入ったお鍋に出汁とチーズやバターを少しずつ加えながら、歯応えを残して炊いてく「洋風おじや」とでも言いましょうか。多めに作って残りますと、乳脂肪分が入っているために、冷えて固まりますが、それを丸めてパン粉の衣を付け、フライにしたものが、「ライスコロッケ」なのです。
残り物を無駄にせず、新しいメニューに変身させて、家族に喜んでもらおうとする、マンマの「愛情溢れた素晴らしい知恵」、家庭料理ならではですね。
みなさまも、このように、残り物を無駄にせず、新しい料理にアレンジすることはありますでしょうか?
例えば、肉じゃがを潰して、コロッケにすると美味しいですし、残りご飯で作った焼きおにぎりも、私は大好きです(笑)。
くず野菜を炒めて、卵焼きの具にしたり、出汁を取った後の昆布と鰹節を刻んで、オリーブオイルと醤油で炒め、ふりかけにするのもいいですね。みなさまも、美味しいアレンジメニューをお持ちでしたら、是非、教えて下さいね。
「リゾット」は、基本的にお米が主役の御料理ですが、コロッケにした時の彩りや味のバランスを考えまして、今回は、豆やミックス野菜を多めに加えています。
もちろん、魚介類やチキン等の肉類を加えて頂ければ、ボリューム感も出て、これ1品でメインディッシュにすることも出来ますし、自由な発想で、色々な具材の取り合わせをお楽しみ下さい。
揚げ物と言いますと、「どうしても爆発して中身が出てしまう」といった類の、お悩みの相談を頂くことがありますが、ポイントは、揚げ油の温度を180℃から200℃にしっかり保つことが大切なのです。では、どのようにすれば、適温を保てるのでしょうか?
家庭用のコンロは、プロ用に比べて、火力が充分ではありませんので、一度にたくさん揚げないことです。お腹をすかせた御家族にせかされると、一度に、たくさん揚げたくなりますが、それでは、急に温度が下がってしまいます。慌てずに、少しずつ揚げることが適温を保つことにつながるのです。
どうしても、一度にたくさん仕上げなければならない時には、予め、やや強火で、表面だけ焼き色を付けておき、まとめてオーブンで中まで火を通す方法もありますが、ひとつずつ、丁寧に揚げていくほうが、時間(愛情)をかけている分だけ美味しいと思います(笑)。
-------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人前>
(A)
・大豆水煮 80g
・ミックスベジタブル 100g
・ホワイトソース 100g
・オリーブオイル 大さじ2杯
・ピザ用チーズ 60g
・トマトケチャップ 大さじ2杯
・カレー粉 大さじ1杯
・ご飯 120g
(B)
・小麦粉 適宜
・溶き卵 適宜
・パン粉 適宜
・揚げ油 適宜
<作り方>
①(A)を合わせて、チーズが溶けるまで炒める。
②①を冷まし、食べ易い大きさに丸める。
③小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけて、180℃の油で揚げる。
イタリアでも人気の「ライスコロッケ」は、温かい前菜の定番メニューです。
ピザ用チーズを加えることで、コクと旨味が増し、丸め易くなります。
バットに広げて冷ました具材を、食べ易い大きさに丸めていきます。
魚介類や肉類を加えれば、主菜(メインディッシュ)にもなります。
180℃の油で、衣がキツネ色になるまで、しっかりと揚げます。
完成した御料理の、自然光を活かした撮影風景です。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、9月7日から毎週火曜日に5週間連続で、「声の出演」をさせて頂いております。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間になりますが、本日、21日に3回目の放送がありました。メニューは「オリーブオイルが決め手!根菜類の煮物」でしたが、お聴き頂けましたでしょうか?
作り方は、とても簡単で、「食育の御料理教室」でも、よく作らせて頂く、人気メニューの1つです。
これから、寒くなってきますと、根菜類の旨味が増し、「旬」を迎えます。根菜類には、冷えた体を温める「自然の力」がありますので、みなさまも、積極的に食べて頂き、健康的な毎日をお過ごし頂けることを願っております。
それでは、番組内で御紹介させて頂いたレシピを掲載させて頂きます。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・3-4人前>
(和風出汁用)
A
・水 1500cc
・天然塩 大さじ1/2杯
・醤油 大さじ1杯
・味醂 大さじ2杯
・日本酒 大さじ2杯
・出汁昆布 3-5g
-------------------------------------------------------------------
B
・鰹削り節 3-5g
=============================================
(具の野菜)
・大根(中) 1/3本
・人参(中) 1本
・ゴボウ 1/2本
=============================================
(仕上げ用)
・エキストラバージン 大さじ3杯
オリーブオイル
・ごま油 大さじ2杯
・味醂 大さじ3杯
・醤油 大さじ2杯
<作り方>
①出汁を取る。まず、Aを合わせて沸かし、Bを加えてしばらく煮た後にザル漉ししておく。
②根菜類は、すべて、食べ易い大きさに切り、下湯がきしてから①に移し、3-4分煮ておく。
③鍋に仕上げ用調味料と、出汁をきった根菜類を入れて沸かし、4-5分煮れば出来上がり。
オリーブオイルが素材の持ち味を引き出す「根菜類の煮物」です。
根菜類を前にして、録音前に、ひとりでしゃべるメニューの確認です。
味付けの基本となる「和風出汁」をザル漉ししているところです。
仕上げにオリーブオイルなどを加えて、軽く煮れば出来上がりです。
講演会の後には、会場となりました、品川プリンスホテル・アネックスタワーの大宴会場で、盛大な親睦会が、ビュッフェ形式で開催されました。
殆どの宴会料理は、ホテルサイドで作って頂いた物でしたが、私も、少しスペースを頂きまして「オリーブオイルと御醤油のコラボで、日本酒に合う、簡単で美味しいおつまみ」をテーマに、何品か御披露させて頂きました。具体的には、「真鯛のお刺身」、「冷奴」、「きゅうりの糠漬け」、「新潟・栃尾の厚揚げ」をそれぞれ、小皿に盛りまして、あとは、テーブルに置いたオリーブオイルと御醤油を、御客様に、御自由にかけて頂くだけという、本当に簡単なものでしたので、御客様の反応が、とても気がかりで心配でしたが、親睦会が始まりますと、殆どのみなさまが、真っ先に私のコーナーに殺到致しまして、かなり多目にご用意させて頂いた御料理も、アッという間に無くなってしまいました(笑)。
今回の私のメニューは、本当に簡単、シンプルで、「こんなの、プロの料理じゃないよ!」と、お叱りを受けるかとも思っていたのですが、実際は、予想以上に大好評で、安心致しました(笑)。
その後は、ハンドマイクとオリーブオイルを両手に持ちまして、みなさまのテーブルをすべて回らせて頂いたのですが、ここでも、私のアイディアで、「大胆な試み」をさせて頂きました(笑)。
みなさまの食べていらっしゃる、和・洋・中、様々な御料理を覗かせて頂きまして、瞬間の判断で、「そこにオリーブオイルをかけたら、もっと美味しくなりますね」と言いながら、私が直接、オリーブオイルをかけてゆくのです(笑)。最初は、みなさん、驚かれるのですが、これは、本当に盛り上がりました。
お寿司やお刺身、天ぷら、ざるソバから、魚介類の煮込み、ローストビーフ、水餃子のような点心、デザートのフルーツにまて゛、色々な御料理にオリーブオイルをかけさせて頂いたのですが、それを御覧頂いたみなさまからは「オリーブオイルは、イタリアンだけでなく、本当に身近な料理にも合うんですね!」とか「日本酒とオリーブオイルがこんなに相性がいいとは、感激です!」といった、有難いコメントを頂きまして、本当に嬉しかったです。
私自身も、今回のパフォーマンスで気が付いたことがあります。それは「日本酒もオリーブオイルも、長い歴史の中で、我々の食卓と心を、いつも豊かにしてくれ、楽しく幸せなひと時を過ごすのに欠かせない、大切な伝統的食文化のひとつである」ということです。
難しいことは考えずに、カジュアルに日本酒を楽しむファン(特に女性)が増えますように、微力ながら、私もPRさせて頂きたいと思っております。
この度の素晴らしいご縁を下さった「朝日酒造様」には、心より御礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。今後共、宜しくお願い致します。
私が御提案する「日本酒に合う、和風オリーブオイルクッキング」の御試食コーナーです。
「御醤油とオリーブオイルのバランスの良さ」を、御説明しているところです。
多くのみなさまに、御試食して頂き、「日本酒との相性の良さ」に大好評でした。
リンゴや梨、オレンジなどのフルーツとオリーブオイルは、良く合います。
オリーブオイルとマイクを持って、各テーブルを回らせて頂きました。
お寿司にも、「御醤油とオリーブオイル」がよく合います。
中華の点心には、「マスタードと御醤油、オリーブオイル」がよく合います。
お刺身には、「ワサビ醤油とオリーブオイル」がよく合います。
「ローストビーフのソースにもオリーブオイル」がよく合います。
楽しい雰囲気の中で頂く銘酒「越州」は、また格別の美味しさですね(笑)。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、9月7日から毎週火曜日に5週間連続で、「声の出演」をさせて頂いております。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間になりますが、昨日、28日に4回目の放送がありました。メニューは「サーモンのみそチーズ焼き」でしたが、お聴き頂けましたでしょうか?
作り方は、とても簡単で、「食育の御料理教室」でも、よく作らせて頂く、人気メニューの1つです。
オリーブオイルと味噌、チーズの相性は、抜群で、いつもの鮭の切り身が、とてもオシャレで美味しい御料理に変身しますので、是非、みなさまもお試し下さいませ(笑)。
------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人前>
(A)
・鮭切り身 2枚 ・塩、胡椒 各少々
(B)
・味噌 大さじ1杯 ・みりん 大さじ1杯 ・オリーブオイル 大さじ1杯
(C)
・パルメザンチーズ(粉チーズ) 大さじ2杯
(D)
・なす 2本 ・オリーブオイル(焼き油として) 大さじ2杯
(E)
・パセリ(みじん切り) 大さじ1杯
<作り方>
①鮭に塩、胡椒各少々を振っておく。
②(B)を合わせて良く混ぜ、①の上に塗る。
③②の上に(C)をかけて、200℃のオーブン(トースター)で7-8分焼く。
④なすは、厚さ5mm程度にスライスし、オリーブオイルで焼く。
⑤皿に④を盛り、③をのせて、パセリを振る。
オリーブオイルと味噌、チーズの相性が抜群の「サーモンのみそチーズ焼き」です。
まずは、鮭の切り身に軽く天然塩を振っておくのがポイントです。
オリーブオイルと味噌、みりんを合わせた「特製ソース」を鮭に塗ります。
香ばしく焼いたら、仕上げにパセリのみじん切りを散らします。
鮭以外の魚介類やチキンなどの肉類でも美味しく応用出来ます。
9月26日発売の人気雑誌「自遊人」(11月号)に特集記事が掲載されております。
「おうちごはん・プレミアム」というタイトルでして、5回連載の第3回目は「高知県・四万十川特集」
です。その前書きを少し引用させて頂きます。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
一流シェフが全国津々浦々を巡り、その土地ならではの最高の旬の食材を探し、現地で腕を振るったら、どんなメニューが生まれるのか。そんな夢のような企画が、「超一流の出張料理人・小暮剛シェフ」と調理家電のトップメーカー、パナソニックのコラボレーションで実現した。金沢、北海道に続き、第3回を迎えた今回は、「日本最後の清流・四万十川」の景観も美しい高知県を訪ねる・・・・・。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
という内容でして、こんなに素晴らしいご縁を頂いたことに、本当に感謝しております。
詳しくは、是非、書店にて「自遊人」を、直接手にお取り頂き、御覧頂きたいと思いますが(笑)、簡単に内容を御紹介させて頂きます。
今回のテーマ食材は、「天然うなぎ」と「ぴゅあトマト」でした。
「天然うなぎ」とは、四万十川で育った「ニホンウナギ」のことでして、グアム島近くのマリアナ諸島沖で産れた稚魚が回遊してきて四万十川を遡り、そこで5-10年過ごします。
ちなみに、蒲焼に使われる大きさに育つまでの期間は、養殖では、10ヶ月ほどですが、天然物は5-6年かかるそうです。自然の旨味が凝縮した「天然うなぎ」は、最高の味わいでした。
「ぴゅあトマト」とは、高知空港から、四万十川に向かう途中にある仁淀川町の標高800-900mの高原で、水分を極限まで控え、糖度8以上に育てた、こだわりのフルーツトマトのことでして、夏から秋にかけて収穫されます。甘味が強いだけでなく、酸味と旨味とのバランスが絶妙でした。
高知県は、殆どが山地で、台風が直撃しやすいなど、とても厳しい自然条件ですが、地元の人々は、自然を敬い、受け入れて、自然と巧く共存しており、伝統の漁法や食文化を守り続けている点でも、大変に素晴らしいなと、深く感銘を受けました。
高知県でお世話になったみなさま、貴重な体験をさせて頂きまして、本当に有難う御座いました。心より御礼を申し上げます。
只今、好評発売中の人気雑誌「自遊人」11月号を是非、御覧下さい。
今回のテーマ食材は、高知県の「天然うなぎ」と「ぴゅあトマト」でした。
四万十川沿いの食事処「四万十屋さん」で御料理させて頂きました。
地元のみなさまに「コグレ流・創作料理」を楽しんで頂きました。
「天然うなぎ」と「ぴゅあトマト」で3品を作らせて頂きました。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、9月7日から、毎週火曜日に、5週間連続で、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でしたが、先日、10月5日に5回目の放送がありました。メニューは「野菜たっぷり、和風ミネストローネスープ」でしたが、お聴き頂けましたでしょうか?
作り方は、とても簡単で、「食育の御料理教室」でも、よく作らせて頂く、人気メニューの1つです。
ポイントは、「鰹節と昆布で正しく出汁を取ること」と、「コクと旨味がアップするパプリカを入れること」、「仕上げに、上質のオリーブオイルを加えて、食べた時の満足感を出すこと」の3点です。
これからの寒い時期にお薦めですので、是非、お試し下さいませ。
レシピを御紹介させて頂きます。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・3-4人前>
(スープ用)
A
・水 1500cc
・天然塩 小さじ2杯
・醤油 大さじ1杯
・味醂 大さじ2杯
・日本酒 大さじ2杯
・出し昆布 3-5g
-------------------------------------------------------
B
・鰹削り節 3-5g
=========================================
(具の野菜)
・キャベツの葉 2-3枚
・人参(中) 1/2本
・玉葱(中) 1/3個
・パプリカ(赤・黄) 各1/2個
==========================================
(仕上げに)
・エキストラバージン
オリーブオイル 大さじ1-2杯
<作り方>
①まず、スープを作る。Aを合わせて沸かし、Bを加えて火を止める。
②①をザル漉ししておく。
*残った鰹節と昆布は、刻んで、オリーブオイル等で炒め、「万能ふりかけ」にする。
③具の野菜は、すべて、食べ易い大きさにカットし、下湯がきしておく。
④②に③を加え、軽く沸かしてオリーブオイルを加え、出来上がりです。
とてもシンプルでヘルシー、オリーブオイルが決め手の和風野菜スープです。
まずは、鰹節と昆布がベースの和風スープを作ります。
具の野菜は、スプーンですくえる大きさにカットしてボイルしておきます。
只今、好評発売中の人気雑誌、「自遊人」11月号内の私の特集コーナーでは、高知県・四万十川の魅力的な食材、「ぴゅあトマト」と「仏手柑(ブシュカン)」、そして「天然ウナギ」がテーマでした。
「ぴゅあトマト」とは、高知空港から、四万十川に向かう途中にある仁淀川町の標高800-900mの高原で、水分を極限まで控え、糖度8以上に育てた、こだわりのフルーツトマトのことでして、夏から秋にかけて収穫されます。甘味が強いだけでなく、酸味と旨味とのバランスが絶妙でして、今回は、究極のトマトソース作りに挑戦することに致しました。
「仏手柑」は、四万十周辺の各家の庭先に100年以上前から、品種改良されずに植えられている、とても生命力の強い柑橘類でして、地元では、刺身に添えたり、果汁を焼酎に入れたりして、食卓に欠かせないものなのですが、殆ど外部には流通していないそうです。「仏手柑」を丸ごとかじってみましたが、皮も種も、すべて美味しくて、びっくり致しました。今回は、「天然ウナギ」にのせて、オリーブオイルをかけ、一緒に焼いてみることに致しました。
「天然うなぎ」とは、四万十川で育った「ニホンウナギ」のことでして、グアム島近くのマリアナ諸島沖で産れた稚魚が回遊してきて四万十川を遡り、そこで5-10年過ごします。
ちなみに、蒲焼に使われる大きさに育つまでの期間は、養殖では、10ヶ月ほどですが、天然物は5-6年かかるそうです。自然の旨味が凝縮した「天然うなぎ」は、私が考案致しました、蒲焼のタレと生クリームを合わせて煮詰めた特製ソースとの相性も抜群で、高級フランス料理かと思えるほどの、最高の味わいでした(笑)。撮影の様子を写真で御紹介させて頂きます。
「ぴゅあトマト」の生産者のみなさんと、標高900mにあるハウスにて。
朝晩の気温差が、美味しいトマト作りの秘訣だそうです。
四万十周辺で、美しい「オクラの花」を見つけました。
温暖の地、高知県ならではの、見事な「オクラ」ですね。
撮影に御協力して頂いた「四万十屋」さんの風情ある店構えです。
「四万十屋」板長の佐田さんには、「天然うなぎ」のすべてを教えて頂きました。
「仏手柑」生産者の大塚様(左)、「四万十屋」社長の田村様と御一緒に。
生命力溢れる、素晴らしい「天然うなぎ」に感激致しました。
「天然うなぎ」とオリーブオイルの相性の良さは、絶妙でした。
「蒲焼のタレと生クリーム、オリーブオイル」がベースのオリジナルソースも大好評でした。
「究極のトマトソースペンネ」と「天然うなぎのコグレ流ソースかけ」の完成です。
「仏手柑」を乗せて焼いた、シンプルな「天然うなぎ」も美味しかったです。
御試食風景、左からお二人目は、川漁師暦50年の山崎さんです。
「今年の夏の猛暑は何だったのか?」と思うほど、朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたが、みなさまは、風邪など引かずに、お元気でお過ごしでしょうか?
信濃毎日新聞に、毎月好評連載中の「コグレ流・洋食の定番」、10月のメニューは「カボチャと玉葱のソテー(リヨネーズ)」です。
私も修行時代を過ごした、フランス・リヨン地方の伝統的な郷土料理なのですが、ご家庭でも、簡単に出来て、とても美味しい1品ですので、是非、みなさまもお試し下さいませ。
今月も、私が書きましたエッセーとレシピを御紹介させて頂きます。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
10月も中旬になり、日々、秋の深まりが感じられるようになってきましたが、みなさまは如何お過ごしでしょうか?
先日、出張料理の仕事で、風情ある蔵の町、須坂市に伺ったのですが、長野電鉄の須坂駅の構内に、地元の生産者のみなさんが持ち寄った、色取り取りで新鮮な農産物を販売する、無人の青空市場風の売店があるのを発見し、思わず、足を止めて、見入ってしまいました。
新物のリンゴや梨、ブトウなども美味しそうでしたが、なんと言いましても、「カボチャ」の種類の多さにはびっくり致しました。
何しろ、色も、普通の緑色の物から、赤身がかった物、黄色やオレンジ色の物まで、実に沢山あり、形や大きさも、丸い物から長細い物まで、大小さまざまで、とても興味深かったです。「ここは、ヨーロッパの市場かな?」と、錯覚しそうなほどでした(笑)。
今月の末には、ここ数年で根付いてきました「ハロウィン・パーティー」を楽しむ方々もいらっしゃると思いますが、この時にも、お面のようにくりぬいた「カボチャ」が登場致します。世界的にも、「カボチャ」は、秋を代表する食材のひとつなのですね。
今が旬の「カボチャ」には、緑黄色野菜の代表選手として、これから寒くなる時期に、体を、ゆっくりと温めてくれる「自然のエネルギー」が豊富に含まれていますので、特に、冷え性の女性や、育ち盛りのお子さん達には、積極的に食べて頂きたいですね。
夏が旬の食材には、夏の暑さで火照った体を冷やす力があるのと同様に、秋や冬が旬の食材には、外の寒さで冷えた体を温めてくれる力があります。このことからも「旬を大切にすれば、自然と健康でいられる」という、とてもシンプルで、上手く出来た「自然の摂理」の奥深さを改めて実感し、「身近な自然の恵み」、「旬の食材」に感謝の気持ちを込めて、毎日、美味しく頂きたいものですね。
今回のメニューは、とても簡単に出来て、私も大好きな「カボチャと玉葱のソテー」です。
軽く素揚げした「カボチャ」や「じゃが芋」などに、玉葱のソテーを合わせた料理を、フランスでは「リヨネーズ(リヨン風)」と言いますが、私も修行時代を過ごした、フランス・リヨン地方は、玉葱の名産地であると同時に、世界的に有名な「美食の地」であることから、玉葱の美味しいソテーを合わせた料理を「リヨネーズ(リヨン風=美食風)」と言うのだと思います。フランスでは、家庭でもレストランでも、よく食べられている、人気の「定番料理」のひとつであることには、間違いありませんし、私も、修行時代の賄いで、よく作らされました(笑)。
ポイントは、「カボチャ」にしっかりと焼き色が付くまでソテー(素揚げ)することと、「玉葱」も、ゆっくりとソテーして、充分に甘味を引き出すことだけですので、是非、みなさまも「今が旬の美味しいカボチャ」で、お試し下さいませ。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人前>
(A)
・カボチャ(中) 1/4個
・オリーブオイル 大さじ3杯
・塩・胡椒 各少々
(B)
・玉葱(中) 1/2個
・オリーブオイル 大さじ1杯
・塩・胡椒 各少々
(C)
・パセリみじん切り 少々
・白炒りゴマ 少々
<作り方>
①カボチャは、種を取り、厚さ5mmくらいの薄切りにする。
②フライパンにオリーブオイルを入れ、①をきれいな焼き色がつくように焼く。
③仕上げに塩・胡椒を振り、フライパンから取り出しておく。
④玉葱は、厚さ3mmくらいの薄切りにする。
⑤フライパンにオリーブオイルを入れ、④がしんなりするまで炒める。
⑥仕上げに軽く、塩・胡椒を振り、③を加える。
⑦カボチャが崩れないように軽く炒め合わせ、パセリみじん切りと白炒りゴマを仕上げに加える。
とても簡単で美味しい「カボチャと玉葱のソテー(リヨネーズ)」です。
カボチャは、しっかりとキツネ色になるまで焼いて、甘味を引き出します。
私のスタジオでの、自然光を活かした撮影風景です。
お酒のおつまみにもなり、御飯のおかずにもなる、今が旬の1品です。
今週末は、個人の御客様から、ホームパーティーでの出張料理の御依頼を頂き、千葉県山武市に伺いました。
御予約は、有難いことに、1年以上前から頂いていたのですが、その時のリクエストは「有機無農薬の安全な野菜類を中心にして、肉類は一切使わないで下さい。」という、はっきりとしたものでした。
「出来れば、食事は、安全で美味しい物を・・・」と、漠然と思われる方は多いと思うのですが、今回の御客様のように、「食」に対して、しっかりと勉強されており、ぶれない価値観をお持ちになって、リクエストして下さる方は、まだまだ少ないものですから、普段は、私の方に、メニュー内容をお任せ頂きまして、「野菜を30種類位使い、クリーム・バター等の動物性の脂肪を極力控えて、オリーブオイルを隠し味にした、コグレ流のヘルシーな御料理」を作らせて頂いております。
今回のメニューの幾つかを簡単に御説明させて頂きますと、最初の前菜には、「地元産の有機無農薬野菜を15種類と、帆立貝、車海老を使ったテリーヌ」を作らせて頂きました。
15種類の野菜は、下拵えとして、それぞれの美味しさ、歯応えを生かすために、味付けを微妙に変えた和風の出汁で、1種類ずつ別々に煮てあります。つまり、このテリーヌを作る時には、キッチンに15個のお鍋が並ぶということになるのです(笑)。とても手間がかかる1品ですが、それだけに、いつも喜んで頂けるものですから、気が付くと、出張料理を始めた20年前から作り続けている「私のスペシャリテ(自信のある1品)」となっていました。
「もずくの入った、ハマグリの和風スープ」も、評判の良い1品です。ベースは、真鯛風味の和風の出汁で、これ自体も、とても美味しいのですが、さらに、ハマグリの旨味がプラスされますと、「極上の絶品スープ」に変身致します(笑)。もちろん、モズクや長葱、キャベツ等との相性も抜群なのですが、ここに、上質のオリーブオイルを少し加えますと、香りも際立ち、また違った美味しさをお楽しみ頂くことが出来ます。
メインディッシュは、白身魚(鱈)の御料理でしたが、ソースには拘りました。カリフラワーと玉葱を上質のオリーブオイルで炒めて、和風の出汁を少し加え、ピューレ(ペースト)状にした物をベースに、キノコとほうれん草を加えた2色ソースでしたが、クリーム・バターは一切使わずに、カリフラワーの旨味を生かした、本当にシンプルで美味しいソースが完成致しました(笑)。
キッチンでは、御料理しながらも、御客様の反応がとても気になりまして、幾度となく、客席をうかがいましたが「美味しい笑顔と会話」で満ち溢れており、ホッと安心致しました。
帰り際には、素敵なお宅の玄関前で、皆様と記念撮影をさせて頂き、全員でお見送りまでして頂きまして、とても恐縮しましたが、嬉しかったです。また、新しい御料理で、皆様とお会い出来る日を楽しみにしております。
この度は、大切に保存して頂いておりました「15年前の私の新聞記事(朝日新聞のインタビュー)」と、昨年5月「NHKラジオビタミン・ときめきインタビュー」の出演をきっかけに、私の出張料理に声をかけて頂きまして、本当に有難う御座いました。この長きに渡る御縁に、心より御礼を申し上げます。
見晴らしの良い、素敵なキッチンでの盛り付け風景です。
私のスペシャリテ「15種類の野菜と車海老・帆立貝のテリーヌ」です。
オリーブオイルとの相性抜群の「もずくとハマグリの和風スープ」です。
新鮮な鱈は、多目のオリーブオイルで蒸し焼きにします。
カリフラワーとほうれん草、キノコの旨味を生かした御料理です。
明るく開放感のあるお部屋での御食事会でした。
御料理のサービィスから御説明まで、私が致します。
御客様と、玄関前で記念撮影させて頂きました。
夜の街を歩きますと、澄んだ空気に、クリスマスのイルミネーションが輝きを増し、朝晩の冷え込みも一段と厳しくなってきましたが、みなさまは、風邪など引かずに、お元気でお過ごしでしょうか?
信濃毎日新聞に毎月好評連載中の「コグレ流・洋食の定番」、11月のメニューは「根菜類の煮物入り和風パスタ」です。
「根菜類の和風煮物とパスタ」とは、一見、ミスマッチのように思われるかもしれませんが、実は、ご家庭でも簡単に出来て、とても美味しい1品ですので、是非、みなさまもお試し下さいませ。
今月も、私が書きましたエッセーとレシピを御紹介させて頂きます。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
秋も深まり、「今年の夏の猛暑はなんだったのか?」と思うほど、寒さも厳しくなってきましたが、みなさまはお元気でお過ごしでしょうか?
先月のエッセーでも書かせて頂きましたが、「自然の摂理」というものは、実に上手く出来ていまして、夏が旬の食材には、夏の暑さで火照った体を冷やす力があるのと同様に、秋や冬が旬の食材には、外の寒さで冷えた体を温めてくれる力があります。
つい忘れがちなことですが、「地元産の旬の食材」を有難く大切に頂くことで、いつまでも、みなさまが健康的にお過ごし頂けることを願って、いつもレシピを考えています(笑)。
寒さが厳しくなるにつれ、旨味を増す食材に、大根、人参、ごぼう、レンコン等の「根菜類」があります。今回のレシピでは、それらの「根菜類」を、オリーブオイルを隠し味にした和風の煮物に仕立てたのですが、最後にパスタ(今回は、ペンネというマカロニ)と合わせることで、「根菜類」が苦手な方にも「和洋折衷の新しい味」をお楽しみ頂けるのではないかと思っています(笑)。
パスタといいますと、普通は「イタリアン」、つまり、トマトソースやクリーム系のソースを絡めた御料理をイメージされる方も多いかと思いますが、実は、醤油や味噌などの和風調味料と、オリーブオイルの相性が、物凄く良いために、それらを組み合わせた「和風パスタ」は、付け合せとして加える野菜等の食材を変えていくことで、無限に「美味しいバリエーション」が広がっていきます。実際に、欧米の一流レストランの厨房には、大抵「ソイ・ソース(醤油)」と「オリーブオイル」があり、「エッ!」と思うような、様々なメニューにまで、本当に上手く取り入れられています。
発想を柔軟にすれば、普段、みなさまが食べていらっしゃる「和風の家庭料理」も、オリーブオイルを加えることで、「新しいパスタ料理」になりますので、色々とお試し下さい。
例えば、「すき焼き」や「もつの煮込み」、「ひじきの煮物」、「鯖の味噌煮込み」、「野菜炒め」、「カレー」等にも、オリーブオイルを加えれば、「美味しいパスタソース」になりますし、「具沢山の味噌汁」にオリーブオイルと細めのスパゲッティを加えれば、美味しい「スープパスタ」が出来ます(笑)。みなさまの御家庭でも「新しい和風パスタ」が出来ましたら、是非、教えて下さいね。
最後に、「オリーブオイルの種類のお話」を少しさせて頂きます。日本では、御値段が高めな「エキストラ・バージン・オリーブオイル」と、御値段が安めの「ピュア・オリーブオイル」の2種類があり、前者は「一番搾りで混ざり物、一切無し」、後者は「添加物で化学処理したオイルを混ぜてある」と覚えて下さい。「どちらが健康的で美味しいのか?」と言えば、当然、前者が上質ですし、私は、いつも前者だけを使っていますが、家庭料理では、コスト的なこともありますので、上手く使い分けて頂ければと思います。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人前>
(A)
大根(中) 1/10本 人参(中) 1/2本 レンコン(中) 1/3節 ごぼう 1/4本
(B)
オリーブオイル 大さじ2杯 ごま油 大さじ1杯 醤油 大さじ2杯 味醂 大さじ1杯
日本酒 大さじ1杯 塩・胡椒 各少々
(C)
ペンネ(マカロニ) 70g パセリのみじん切り 少々 白炒りゴマ 少々
<作り方>
①(A)の根菜類は、ごぼう以外は、皮をむき、一口大にカットしてボイルする。
②フライパンに(B)をすべて入れて軽く沸かし、①を加えて、絡ませるように煮る。
③ペンネを湯がき、②に加えて、軽く煮る。
④仕上げに、パセリのみじん切りと白炒りゴマを加える。
サッパリとしていて、とても美味しい「根菜類の煮物入り和風パスタ」です。
私のスタジオでの自然光を生かした撮影風景です。
根菜類は歯応えを大切に、固い物から順番にボイルしておきます。
今が旬の根菜類をたくさん食べて頂きたいですね。
熊本の地鶏「天草大王」の鶏舎の次には、山田さんが経営する「天草元気黒豚の牧場」に伺いました。
五和町御領の鬼の城公園に隣接する山に、その牧場はあるのですが、ほとんど自然の状態で放牧されている黒豚のパワーに最初は、ビックリ致しました(笑)。
まずは、体長1m程の子豚達がぴったりとくっついて昼寝中の洞穴の入口に近づいてみたのですが、人の気配を感じると、すぐに、物凄い勢いで、しかも集団で、砂煙を巻き上げながら、豚舎の中を逃げ回るのです。
そうかと思うと、ある程度大きくなった豚達は、のんびりと池の中で水浴びしていたり、泥を掻き出して作った、自分専用の寝床で爆睡しており、我々が近づいても、ビクともせずに、本当にマイペースで、なんだか羨ましい限りでした(笑)。
一番奥の最も豚舎らしい小屋に近づきますと、そこには、生後間もない、可愛らしい子豚達が、体長2m位ありそうな巨大な親豚達に、優しい眼差しで見守られながら、スヤスヤ眠っており、その風景が、とても微笑ましくて、親子豚の強い絆を実感致しました。
「ところで、餌は、何を食べているのだろう?」と思いましたら、何と、いたる所に置いてある、かなりの量の栗の実やサツマ芋をボリボリとかじっており、山田さんにお聞きしましたら「時々、蒸した玄米も食べさせている」とのこと。
これは、どんぐりを、ある期間だけ食べさせていることで世界的に有名な、スペインのブランド豚<イベリコ>にも「全然負けていないではないか!」と、かなり感激致しました(笑)。
翌日の料理教室では、スライスした黒豚肉をしゃぶしゃぶのように軽く湯がき、オリーブオイルと醤油を絡ませてみたのですが、これが、本当に美味しかったです。<イベリコ豚>に負けていませんでした。
山田さん、これからも「安全・安心で美味しい黒豚」を宜しくお願い致します。
私も微力ながら「天草元気黒豚」のPRをさせて頂きます。
「天草元気黒豚牧場」を経営されている山田豊喜さんと御一緒に。
自然な状態でのんびり生きている「天草元気黒豚」です。
牧場内の池で水浴びを楽しむ「天草元気黒豚」です。
餌には、地元産の栗の実やサツマ芋、時々蒸した玄米も。
屋根付きの豚小屋で、親豚に守られて眠る子豚達です。
料理教室では、スライスした黒豚のロースをしゃぶしゃぶ風にしました。
オリーブオイルと醤油を絡ませた「天草元気黒豚」は、とても美味しかったです。
山田さんの「天草元気黒豚牧場」の次に伺ったのが、山﨑保さんのデコポン農園でした。
早速、見事なデコポンを試食させて頂きましたが、「今まで私が食べてきたデコポンは何だったのだろうか?」と思うほど、皮は薄くて、果実は大粒、皮をむいた瞬間に良い香りが、あたり一面に広がり、本当に美味しくて、まさに「目からウロコ」でした(笑)。
この優れもののデコポンは、このまま食べるのが一番良いとは思ったのですが、この自然の甘味、旨味を活かし、砂糖は一切使わないで、何かヘルシーなスイーツは出来ないものかと考えてみました。
そして、地元の食料品店を巡っているうちに、突然ひらめいたのが「コッパ(地元産の干し芋)とデコポンのオリーブオイル焼き」です(笑)。
コッパは、こちらでは、蒸してお餅に混ぜたりするようですが、私は、なるべく手間をかけずにシン
プルに作ろうと思い、コッパの下拵えは、形が崩れないように、薄めの和風出汁で軽く煮るだけにしました。
実は、この和風出汁がポイントなのですが、もちろん、甘くない、おでんや煮物に使うような普通の出汁を用意します。その醤油ベースの塩加減を含んだコッパとデコポンの甘味、オリーブオイルのコクが見事に融合して、極上のスイーツが出来る・・・(笑)。これが、私の計算でしたが、砂糖を一切使わずに、思った通りの美味しくてヘルシーなスイーツが完成致しました。
天草滞在の最終日に開催されました講演会でも、参加者のみなさまに試食して頂きましたが、大好評で、とても嬉しかったです。
その他には、デコポンやユズ等の柑橘類の絞り汁とオリーブオイルを1対3で合わせれば、簡単に、美味しいドレッシングが出来ることも実演させて頂きましたが、その際には、空のペットボトルを使うと、道具が少なくて、しかも、保存にも便利だという「プロの裏ワザ」も御披露させて頂きました(笑)。
今回のデコポンのように、優れた食材に出会いますと、創造意欲が掻き立てられまして、色々なアイディアが浮かぶものだということが、よく分りました。
デコポン生産に携わっていらっしゃる山﨑さんをはじめ、生産者のみなさまには、心より御礼を申し上げます。本当に、素晴らしい機会を有難う御座いました。
素晴らしいデコポンの生産者、山﨑保さんと記念の1枚です。
皮は薄く、果実は大粒で香り豊かな、美味しいデコポンです。
砂糖不使用のヘルシースイーツ「コッパとデコポンのオリーブオイル焼き」です。
コッパ(干し芋)は、薄めの和風出汁で軽く煮ておくのがポイントです。
コッパの上にデコポンの薄切りを乗せ、オリーブオイルをかけて焼きます。
お手伝いのみなさんに、手際良く盛り分けて頂きました。
ペットボトルを使った、簡単で美味しい柑橘系ドレッシング作りの実演中です。
オリーブオイルと柑橘系ジュースを3対1で合わせるだけで美味しいドレッシングの完成です。
山﨑保さんの「デコポン農園」の次に伺ったのは、美味しい「柚子胡椒」を手作りしていらっしゃる加工グループ「芹生の杜」鳥羽瀬さんの工房でした。
早速、手作りの「柚子胡椒」を見せて頂きましたが、グリーン色がとても鮮やかで、フタを開けますと、柚子のフレッシュな香りが立ち上り、それは、今までの柚子胡椒のイメージとは、まったく違うものでした。じっくり時間をかけて天日干しした天然塩と柚子の絞り汁、青唐辛子だけが原料なのですが、「生きている感じ」とでも言うべきなのでしょうか、「柚子胡椒」からにじみ出る力強さが感じられて、とても感動致しました。
もちろん、試食もさせて頂きましたが、辛味の中に旨味、コクが感じられて、しみじみと美味しく、まさに「目からウロコ」でした(笑)。
翌日の料理教室では、天然ブリのお刺身に、この柚子胡椒を塗り、オリーブオイルをかけた「カルパッチョ」を実演させて頂きましたが、こちらも大好評で、とても嬉しかったです。
「芹生の杜」で生産に携わっていらっしゃるみなさま、本当に美味しい柚子胡椒を有難う御座いました。これからも、是非、この品質を維持出来ますように、手間暇を惜しまずに頑張って下さい。
私も、微力ながら、応援させて頂きます。
上質な柚子胡椒を手作りしている工房「芹生の杜」に伺いました。
出来立ての柚子胡椒が入っている大瓶を見せて頂きました。
フタを開けますと、新鮮な柚子の香りが部屋中に広がりました。
時間をかけて海水を天日干しした天然塩が味の決め手かもしれません。
美味しい柚子胡椒の小売用の小瓶です。
ブリの刺身に柚子胡椒を塗り、オリーブオイルをかければ「カルパッチョ」の完成です。
背の青い魚と柚子胡椒、オリーブオイルの相性は抜群です。
天草市五和町では、9月1日から12月31日まで「アワビ祭り」が開催されているということを事前に教えて頂いておりましたので、「アワビ」は、最も興味のある食材のひとつでした。
二江の美しい海で「アワビの養殖」をされている中元さんの船に伺い、生簀から上がったばかりの「アワビ」を見せて頂きましたが、あまりの元気の良さに一瞬たじろいでいますと、中元さんの方から笑顔で「丸かじりしてみますか?」との有難いお言葉を頂きました。
「丸かじり」なんて贅沢なことは、今までしたことがありませんでしたが、近くに水道があるわけでもなく、このまま、洗わずに食べることを考えますと、「大丈夫かな?」とも思いましたが、こんなチャンスはめったにありませんから、喜んで「丸かじり」させて頂きました(笑)。
私の中で、「養殖アワビは固い物」というイメージがあったのですが、このアワビは、食べていて心地よい弾力を持ちながらも、まったく固くないのです。海水の塩加減も絶妙のハーモニーで、こんなに美味しい「アワビ」を食べたことはありませんでしたので、その理由を中元さんにお聞きしますと、やはり「環境、餌の違いによる」ことが分りました。「この養殖アワビ」でしたら、天然物にも全然負けていませんし、育った環境次第で、こんなにも美味しくなることがわかり、ここでも私は「目からウロコ」でした(笑)。
翌日の料理教室では、お手伝いのみなさんに手際良く、アワビの下処理をして頂き、身の方は、大勢のみなさんでも試食して頂ける様にスライスしまして、軽くボイルしておきました。
深緑色が鮮やかな「肝」は、ザル漉しして、ペースト状にしてから、醤油少々と煮切った味醂、オリーブオイルを加えて、ソースを作り、最後にアワビの身と合わせました。とてもふくよかな味わいで、オリーブオイルを入れて炊いた玄米御飯とも良く合い、美味しかったですね。
中元さん、本当に美味しいアワビを御提供して下さり、有難う御座いました。「アワビ丸かじり」の醍醐味は、一生忘れません(笑)。
年末まで、「秋の天草アワビ祭り」は開催されています。
天然物に負けてない「養殖アワビ」を持ってポーズです(笑)。
生命力の強い、中元さんが育てた「養殖アワビ」です。
とても贅沢な「活けアワビの丸かじり」は、最高の味わいでした。
アワビ漁師の中元公広さんと記念の1枚です。
二江のきれいな海で、天然物に近い環境で養殖されているアワビの生簀です。
お手伝いのみなさんには、さすがに慣れた手つきで下拵えしてもらいました。
裏漉したアワビの肝と、スライスして軽くボイルしたアワビの身です。
アワビの肝には、オリーブオイルを加えて、特製ソースを作りました。
特製ソースとアワビの身を合わせているところです。
「アワビの特製肝入りオリーブオイルソース和え」です。
木口さんの天然塩の工房に近い、五和町通詞島の美しい海岸沿いを歩いていましたら、丁度、潮が引いた岩場に、地元の人達が、次々に下りて行き、しゃがんで作業をしている姿を目にしました。
好奇心旺盛な私は、もちろん岩場に下りて行き、何をしているのかお尋ね致しますと「小さな天然の牡蠣を採っている」とのこと。岩場に目を凝らしますと、確かに、小さな牡蠣の殻が、たくさんへばりついているのです。
「これは、私もやりたい!」と、即座に思い、殻を開けるための斧(オノ)をお借りして、小さな牡蠣の殻を開け始めたのですが、これが、かなりの重労働でした(笑)。何しろ、牡蠣の身は、アサリくらいの大きさしかありませんでしたので、それなりの量をとるには、かなりの根気が必要です。
それでも、私は頑張りまして(笑)、自分ひとりが食べられるくらいの量を収穫し、醤油とオリーブオイルをかけて食べてみたのですが、とても滋味深く、地元産の焼酎との相性も抜群でした(笑)。
天草市五和町は、本当にいたる所に、何気なく、優れた食材があり、私にとりましては「食材の宝島」にいるようで、益々、天草の大ファンになりました(笑)。
岩場に張り付いた「天然牡蠣」の収穫は、初めての経験でした。
小さい殻を開けるのは、かなり大変でしたが、楽しかったです。
殻は小さくても、中の身は、香り高く、ふっくらとしていました。
夢中になって頑張り、これだけ収穫出来ました。
天然の牡蠣と醤油、オリーブオイルの相性は、抜群でした。
オリーブオイルと相性の良い醤油を求めて、五和町鬼池にある名門醸造元「池崎しょうゆ」さんに伺いました。
こちらは、地元で100年以上続く、老舗の醤油醸造所でして、今回、説明して下さった製造部主任の池嵜謙五さんが5代目にあたるそうです。
早速、蔵の中を見せて頂きますと、年代物の熟成樽があったり、丸太の柱には、酵母菌が付いていたりして、醤油作りの歴史の重みが、ヒシヒシと伝わってきました。
味のベースとなる「もろみ」も、樽から直接、試食させて頂きましたが、滋味深く、とても美味しかったです。
醤油は、「うすくち」、「こいくち」、「さしみ用」の3種類を用意して頂き、それぞれ鯛のお刺身に浸けて食べさせて頂きましたが、オリーブオイルとの相性が良いことは、すぐに分かりました。
翌日の料理教室でも、これらの醤油は、大活躍致しました(笑)。例えば、醤油とオリーブオイルを同割り(1対1)で合わせた物を用意しておき、白身魚のお刺身や豆腐、白菜の浅漬け、ゴボウや大根の煮物、しゃぶしゃぶポーク等にかけて試食して頂きましたが、参加して頂いたみなさんからは、大絶賛して頂きまして、謙五さんも、とても嬉しそうでした。
このように、みなさんが笑顔になれる空間に、いつも立ち会える私は、本当に幸せ者だと思いますし、この「笑顔の輪」を、これからも<食>を通して、世界中に広げて行きたいと思っております。
御協力して下さった「池崎しょうゆ」のみなさま、本当に有難う御座いました。今後共、宜しくお願い致します。
「池崎しょうゆ」さんの暖簾(のれん)の前で記念の1枚です。
醸造蔵の中には、歴史を感じさせる熟成用の木樽もありました。
醤油の味の基本となる「もろみ」が入った木桶(おけ)です。
酵母菌が付いた丸太の柱からも、醤油作りの歴史が感じられます。
3種類の美味しい醤油ともろみを、お刺身に浸けて試食させて頂きました。
豆腐と醤油、オリーブオイルの相性は、抜群です。
鯛のお刺身には、山葵醤油とオリーブオイルをかけました。
天草市五和町滞在の最終日(11月21日)には、コミュニティーセンターの大ホールで「地元天草の食材が主役の和風オリーブオイルクッキングでヘルシーに!」と題した講演会が開催されました。
実は、この日は、地元での大イベント「天草マラソン大会」と重なっておりましたので、そちらに借り出された方も多く、主催者の皆様も「小暮先生には申し訳ありませんが、30-40人集まるかどうか、微妙なところです・・・」と、数日前から大変に恐縮されていました。
私としましては、たとえ数人でも、来て下さった方々に大満足して頂き、その方々のクチコミで、次に繋がるように全力投球するだけですから、まったく気にしてはいませんでしたが、やはり、講演会の当日になりますと、入場者数が気になり、何度も、ソワソワしながら、会場を覗いてしまいました(笑)。
そんな時でも、大ホールから少し離れたキッチンでは、お手伝いのみなさんが本当に手際良く、前日の料理教室で実演させて頂いた料理を忠実に再現して下さり、どんどん御試食用の盛り付けが進んでおりまして、アッと言う間に、40食分の準備が終了していました。「素晴らしい!」ですね(笑)。
ちなみに、御試食用メニューは、かなり豪華版に致しました。何しろ、マラソン大会にはタッチせずに、こちらを優先して来て下さる「数少ない、本当に有難いみなさま」なのですから、それなりの恩返しをしなければいけませんよね・・・(笑)。「ブリのカルパッチョ」、「大根とゴボウの煮物」、「白菜の浅漬け」、「冷奴」、「玄米おにぎり」、「デコポンとコッパのスイーツ」、「焼き立てのパケット」・・・・。これらすべてに、コグレお薦めの世界№1極上オリーブオイルをかけて食べて頂く・・・。「凄いですよね!(笑)」
開演まで、まだ少しの時間がありましたので、余裕で、お手伝いのみなさんと記念撮影したり、著書にサインしたりしていたのですが、開演直前になって、流れが急変してきました(笑)。
主催者の方がキッチンに駆け込んで来るやいなや「小暮先生、大変です!100人を越えそうな勢いです!テーブルも足りないし・・・!」と、かなり慌てていらしたので、盛り付けの追加に関しましては、前日にお会いしたばかりのお手伝いのみなさんを全面的に信頼して、お任せし、私は会場内のテーブル設営にまわりました(笑)。
実は、今回、お手伝いして頂いた方々は、普段から、手作りで美味しい「お惣菜やお弁当」を作っていらっしゃる「加工グループ」のみなさんでしたので、いわば立派なプロですから、本当に助かりました。「頼もしかったです!(笑)」
これから全国で開催される「食のイベント」に、アシスタントとして一緒に回って頂きたいくらいですね(笑)。
遅れて来られたみなさまの中には、楽しみにしていらした御試食が、まったく無かった方もいらしたようで、多目に用意していなかったことを、かなり悔やみましたが、是非とも、次回に御期待して頂けましたら幸いです。
講演会では、天草の豊かで上質な食材の活用方法のお話から、世界の食文化のお話まで、実に様々な話題で、楽しくお話させて頂きまして、アッと言う間の100分間でしたね。しかも、講演会の最後には「私を天草市五和町の名誉町民にして下さい!」などと、かなり調子に乗ってしまい、拍手喝采を頂きましたが、それだけ、天草市五和町は、私にとりましても「魅力的な町である」ということですので、今後とも、宜しくお願い致します。
講演会が終了し、天草空港に向かう途中で、遅めの昼食として、野菜がたっぷりの「ちゃんぽん」を頂いたのですが、とてもサッパリとしていて美味しかったです。「天草市のちゃんぽんも、かなり有名」とのことですので、次回は、是非「ちゃんぽんに合うオリーブソース」の開発もさせて下さい(笑)。
夢は、どんどん広がりますが、主催者のみなさま、今回は、大変に貴重な御縁を頂きまして、本当に有難う御座いました。心より御礼を申し上げます。
オリーブカラーの講演会のポスターを、町の各所に貼って頂きました。
講演会場となった五和町コミュニティーセンターの入口にて。
演題をバックに、お気に入りのオリーブオイルを持って。
オリーブオイル入りの玄米御飯も美味しく炊けました。
御試食用の盛り付けも、本当に手際良くして頂きました。
オリーブオイルが主役のかなり豪華な御試食メニューです。
お手伝いして下さった「加工グループ」のみなさんと記念の1枚です。
予想以上に多くのみなさまに御参加頂き、有難かったです。
「和風オリーブオイルクッキング」の御試食も大好評でした。
講演終了後には、オイルと著書を多くのみなさまに買って頂きました。
次回は、是非「ちゃんぽんに合うオリーブソース」の開発もさせて下さい(笑)
11月25日発売の人気雑誌「自遊人」(1月号)に特集記事が掲載されております。
「おうちごはん・プレミアム」というタイトルでして、5回連載の第4回目は「新潟県・南魚沼特集」です。その前書きを少し引用させて頂きます。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
一流シェフが全国津々浦々を巡り、その土地ならではの最高の旬の食材を探し、現地で腕を振るったら、どんなメニューが生まれるのか。そんな夢のような企画が、「超一流の出張料理人・小暮剛シェフ」と調理家電のトップメーカー、パナソニックのコラボレーションで実現した。金沢、北海道、四万十川に続き、第4回を迎えた今回は、本誌のホームグラウンドとも言える新潟へ出張し、小暮シェフに最高の料理を作ってもらう・・・・・。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
という内容でして、こんなに素晴らしいご縁を頂いたことに、本当に感謝しております。
詳しくは、是非、書店にて「自遊人」を、直接手にお取り頂き、御覧頂きたいと思いますが(笑)、簡単に内容を御紹介させて頂きます。
今回のテーマ食材は、「和豚もちぶた」と「南魚沼産コシヒカリ」でした。
「自遊人」は、お米に拘っている出版社でして、都内から南魚沼にオフィスを移し、農業生産法人まで立ち上げていますので、「コシヒカリ」は外せない食材のひとつなのです(笑)。
実際に、JAS有機認証を受けている最高ランクの「コシヒカリ」を使わせて頂きましたが、本当に炊き上がりが素晴らしく、お米が透き通っていて、まさに「銀シャリ」そのものでした。「この御飯があれば、あとは何も要らない!」ほどの美味しさに感激致しました。
「南魚沼産コシヒカリ」というだけで十分にブランド力があるのに、それに胡坐(あぐら)をかかずに、より安全で美味しいお米を作るために、手間暇のかかる有機栽培に挑む農家のみなさんの努力には、本当に頭が下がる思いです。今回の撮影では、コシヒカリ生産者の阿部さんと松井さんにもお越し頂きましたので、私も、いつも以上に気合と愛情を込めて御料理させて頂きました(笑)。
もうひとつの食材「和豚もちぶた」と、それから作った発色剤や保存料を使っていない「自家製ベーコン」も、とても上質で美味しかったです。今回は、ホットプレートの蒸し鍋を使わせて頂き、地元産の肉厚な「八色しいたけ」や、甘味たっぷりの「白菜」と共に、「蒸し料理」を作らせて頂きましたが、本当に、素材の持ち味が生かされて、シミジミと美味しく、改めて「新潟・魚沼の食の豊かさ」を実感致しました。
「蒸し料理」に使った後の出汁を味見してみました。はじめはシンプルだった和風出汁ですが、素材の旨味が見事に凝縮された「極上のスープ」に生まれ変わっており、私のインスピレーションで、赤味噌とオリーブオイルを加えてみますと、さらに美味しい「蒸し料理の絶品ソース」が誕生致しました。
「極上のスープ」と「最高のコシヒカリ」」で、最後に「リゾット」も作らせて頂きましたが、こちらも大好評で、本当に美味しかったです。
素材と調理器具が良いと、本当にシンプルな調理方法でも「美味しい最高の料理」が出来ることを、読者のみなさまにも実感して頂けましたら嬉しく思います。是非、「素材を生かした美味しさ」を体験して頂き、料理のレパートリーを増やして下さいね(笑)。
人気雑誌「自遊人」1月号は、コグレの「新潟・魚沼特集」です。
「南魚沼産コシヒカリ」と「和豚もちぶた」が、テーマ食材でした。
初めて「稲刈り」をさせて頂き、米作りの大変さがよく分りました。
自遊人本社(南魚沼)で御料理させて頂きました。
優れもののホットプレートで簡単に「美味しい蒸し料理」も出来ます。
キッチン全体が、美味しそうな匂いと笑顔に包まれていました。
「和豚もちぶたの蒸し物」と「新米と極上スープの贅沢リゾット」を作らせて頂きました。
「もちぶた蒸し汁」に赤味噌と上質のオリーブオイルを加えて「極上ソース」の出来上がりです。
最高のコシヒカリ「銀シャリ」と「和豚もち豚の蒸し物」は、毎日でも食べたくなる美味しさです。
左からコシヒカリ生産者の松井さん、阿部さん、もち豚卸し問屋の小倉さんです。
極上の新米と蒸し汁で作った「贅沢リゾット」も最高に美味しかったです(笑)。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、12月8日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「生白菜と生えのき茸の和風サラダ」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
「えっ!映像の無いラジオで料理番組?」と不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、ラジオの方が、長く記憶に残るそうなのです。
なぜかと申しますと、テレビのように映像がある場合、漠然と見過ごしてしまうことが多々ありますが、音だけですと、その分、集中してイメージ出来ますので、長く記憶に残るわけでして、例えば、私が昨年5月に同番組の「ときめきインタビュー」に生出演させて頂き、お話した内容を、今でも、多くの方々が、良く覚えていて下さることからも、その理由は、容易に理解出来ます。
今回の御料理は、寒くなるにつれ旨味が増す白菜とえのき茸を「生」で食べて頂くという、とても大胆な御料理ですが、作り方も簡単で、実に美味しく、私も大好きな定番メニューですので、是非、みなさまもお試し下さいませ。
レシピを簡単に御紹介させて頂きます。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2-3人前>
(A)
白菜 3-4枚 えのき茸 1パック
(B)
<トッピング用>
かいわれ大根 1/2パック ジャコ 大さじ3杯 玄米フレーク 大さじ3杯
(C)
<ドレッシング用>
(Ⅰ)
ニンニクすり卸し 大さじ1杯 生姜すり卸し 大さじ1杯 醤油 大さじ2杯
味醂 大さじ2杯 日本酒 大さじ2杯
(Ⅱ)
エキストラバージンオリーブオイル 50CC
<作り方>
①白菜は、細切り、えのき茸とかいわれ大根は、ほぐして、それぞれ軽く水ですすぎ、水切りしておく。
②ドレッシングを作る。(Ⅰ)の調味料を全て鍋に入れて、ひと煮立ちさせ、置き冷ましする。
③冷めた②に(Ⅱ)を加えて混ぜる。
④皿に(A)を盛り、③をかけて、(B)のトッピングをのせる。
シンプルで美味しい「生白菜と生えのき茸の和風サラダ」です。
「生野菜」には、免疫力を高める酵素が豊富に含まれています。
お刺身等をトッピングすれば、豪華なメインディッシュにもなります。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、12月15日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「寒ブリのステーキ・ホットマヨネーズソース」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
寒さが一段と増す、この時期の「ブリ」は、お刺身や塩焼き、煮物等、どのように料理しましても美味しいですが、今回は、ステーキのようにワイルドに焼いて食べて頂く方法を御紹介させて頂きます。
------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・4人前>
(A)
ブリ切り身 4切れ 塩・胡椒 各少々
(焼き油として)オリーブオイル 大さじ3杯
(B)
たまねぎ(スライス) 1個分
(C)
マヨネーズ 大さじ4杯 ホットマスタード(又は和からし) 大さじ3杯
醤油 少々 パセリ(みじん切り) 大さじ2杯
<作り方>
①ブリに塩・胡椒を振り、暫く置いてから、フライパンにオリーブオイルを熱し、表面をカリッと色付けて焼く。
②たまねぎは、なるべく薄くスライスし、水にさらして辛味を抜いて水切りしておく。
③(C)を合わせてソースを作る。
④ブリを皿に盛り、ソースをかけて、たまねぎを乗せる。
マスタードソースとの相性が抜群の「寒ブリのステーキ」です。
マスタードの代わりに「柚子胡椒」を使っても美味しく出来ます。
今年もあと1週間となり、朝晩の冷え込みも一段と厳しくなってきましたが、みなさまは、風邪など引かずに、お元気でお過ごしでしょうか?
信濃毎日新聞に毎月好評連載中の「コグレ流・洋食の定番」、12月のメニューは「チキンの白味噌風味クリームシチュー」です。
「クリームシチュー」をご家庭で本格的に美味しく作るには、それなりのテクニックと手間がかかるものですが、今回、御紹介させて頂く、とっておきの「裏ワザ」を使って頂きますと、ご家庭でも簡単に出来て、とても美味しい1品になりますので、是非、みなさまもお試し下さいませ。
今月も、私が書きましたエッセーとレシピを御紹介させて頂きます。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------
朝晩の冷え込みも厳しくなり、今年もあと数日となりましたが、みなさまは、如何お過ごしでしょうか?
今月のメニューは、「チキンのクリームシチュー」ですが、ポイントは、生クリームやバターを使わずに、少量のホワイトソースに、白味噌、醤油、味醂、日本酒といった、みなさま御馴染みの「和風調味料」を加えることで、「ご飯のおかずにもなる洋食」に仕上げたことです。ホワイトソースと、味噌、醤油などは、とても相性が良いことを、みなさまにも知って頂き、グラタン等の色々な御料理に応用して頂けましたら有難いです。
「私が初めて食べたフランス料理」と言えば、忘れもしません、小学校1年生の時(今から43年前)に、地元にオープンしたての洋食屋さんで、初めてパンと一緒に食べた「チキンのクリームシチュー」でした(笑)。とてもクリーミーでコクがあり、当時の私にとりましては、「この世の中に、こんなに美味しいものがあったんだ!」と、本当に衝撃を受けました(笑)。デザートで食べさせてもらった、バタークリームでない本物の生クリームを使った、とろけるような「イチゴのショートケーキ」にも、感動致しましたが、どうやら、これが、「私がフランス料理のシェフを目指すきっかけになった<原体験>」かもしれませんね(笑)。
フランス・リヨンでの修行時代には、フレンチの神様、ポール・ボキューズ氏からも直々に「フランス料理の真髄は、ワインとクリームとバターを使うことにある」と教えて頂きまして、夢中で、クリーム、バターを使った、伝統的なフランス料理を吸収して帰国したのですが、今から20年前に「出張料理人」として独立し、日本全国を回らせて頂くようになりましてから、大きな壁にぶち当たりました。
クリーム、バターを使った濃厚な御料理ばかりですと、特に、年配のお客様は、途中でギブアップしてしまい、最後の「メイン・ディッシュ」まで辿り着かないのです。
「お腹がいっぱい」というよりも、普段食べ慣れていない「動物性の脂肪」に、「胸がつかえてしまう」感覚なんですね。
この壁を乗り越えるために、数年間、かなり悩みましたが、辿り着いた結論は、「日本人が食べるフランス料理なのだから、<日本流=コグレ流>にアレンジすればいいじゃないか」ということでした。
それからは、クリーム、バターの代わりに、上質のエキストラ・バージン・オリーブオイルを使うようになり、味噌、醤油と言った「和風調味料」も積極的に「隠し味」として加えることで、老若男女、どなたにも喜んで頂ける「コグレ流・和風フレンチ」が誕生したのです(笑)。
私の「シェフとしての歴史」のエッセンスが詰まった「白味噌風味のクリームシチュー」を、今年の最後に、是非、お楽しみ下さいませ(笑)。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人前>
(A)
鶏もも肉 2枚 塩・胡椒 各少々 ガーリックパウダー 少々
(B)
人参(中) 1本 玉葱(中) 1個 じゃが芋(中) 2個
(C)
ホワイトソース 大さじ3杯 オリーブオイル 大さじ2杯 白味噌 大さじ1杯
味醂 適宜 日本酒 適宜 醤油 適宜
(D)
パセリみじん切り 少々 白炒りゴマ 少々
<作り方>
①鶏もも肉は、1枚を4等分くらいにカットし、塩・胡椒とガーリックパウダーを振って20分以上置く。
②野菜類は、皮をむき、一口大にカットしておく。
③お鍋に①を入れ、表面が隠れるくらいの水を加えて、中火で15分間煮る。
④鶏肉だけで15分間煮た後に、人参だけを加えて3分間煮る。
⑤さらに玉葱、じゃが芋を加えて、じゃが芋が柔らかくなるまで煮る。
⑥ホワイトソースとオリーブオイル、白味噌を加えて、味付けをする。
⑦お好みで、味醂、日本酒、醤油なども加え、味を整える。
⑧仕上げに、パセリみじん切りと白炒りゴマを加える。
味噌、醤油が入り、御飯にも合う「チキンのクリームシチュー」です。
コグレクッキングスタジオでの自然光を活かした撮影風景です。
野菜類は、火が通りにくい順番に加えていくのもポイントです。
私の出張シェフとしての歴史が詰まった「クリームシチュー」です。
12月24日に、銀座にあり、外国人観光客に人気の老舗旅館「銀座吉水」さんを会場にした「トークイベント」が開催されました。
テーマは「いのちをいただく」でして、進行役は「NHKラジオビタミン」でもお馴染みの人気アナウンサー・村上信夫さんなのですが、村上さんは、明治学院大学の大先輩でもありまして、とても尊敬しており、日頃から大変にお世話になっております。
私が、昨年5月27日に番組内のインタビューコーナー「ときめきインタビュー」に生出演させて頂いた時も、全国のリスナーのみなさまからの好反響が、想像を絶するほど大きく、改めて「ラジオの持つ力」の凄さ、素晴らしさを実感させて頂きましたが、今回も、御予約の早い段階でキャンセル待ちが出るほどの大盛況になり、本当に有難く、感激致しました。
50名様を越える御客様でぎっしり埋まった地下の会場では、まずは、村上さんのクリスマスをテーマにした絵本の朗読からスタート致しました。村上さんの、心根に染み入るような朗読は、何度聞いても素晴らしく、御客様も、いきなり大満足の御様子でした。
その後「コグレサンタの登場です!」という、村上さんのかけ声と共に私が客席後方から登場しますと、大きな拍手が会場中に響き渡り、トークショーがスタート致しました。「出張料理の面白いエピソード」から「食育のお話」、「海外の食文化やオリーブオイルのお話」、「将来の夢や目標のお話」まで、いつものように熱く語らせて頂きましたが、途中で、私が、一切の砂糖を使わずに作った「リンゴのオリーブオイル焼き」をサプライズメニューとしてお出ししますと、「自然の甘味でとても美味しいです!」という歓声もあがり、一気に美味しい笑顔に包まれて、和やかな雰囲気の中での本当に楽しいトークショーになりました。
後日、数人の御客様から頂いた、御礼の御葉書やメールで分ったのですが、岡山県をはじめ、遠方からお越し下さった御客様も多く、「精一杯、頑張ってよかった!」と、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
最後には、いらして下さった御客様全員に、感謝の気持ちを込め、私お薦めのオリーブオイルと、直筆メッセージ入りの記念のカードを直接お渡しさせて頂きましたが、多くのみなさまから「今日は、最高に楽しかったです!」とか「素敵なクリスマスプレゼントです!」と言って頂き、とても嬉しかったです。
お忙しい年の瀬にお越し下さったみなさま、そして、記念すべき日に声をかけて下さった村上さんに、重ね重ね、心より御礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。
どうぞ、みなさま良い御年を御迎え下さいませ。
外国人に人気の老舗旅館「銀座吉水」さんでのトークイベントでした。
キャンセル待ちが出るほど大勢のみなさまにお越し頂き大盛況でした。
村上信夫さんの司会・進行は絶妙で、つい本音で喋ってしまいます(笑)。
90分間がアッという間の、笑顔が絶えない、とても楽しいトークショーでした。
トークショー終了後の、満足感漂う(笑)、貴重なツーショット写真です。
サプライズメニューの「りんごとアンズのオリーブオイル焼き」も好評でした。
プレゼントに御用意させて頂いた、私お薦めのオリーブオイルとカードです。
御化粧品としても最高級のトルコ産エキストラバージンオリーブオイルです。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、記念すべき新春第1回目の1月4日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「真鯛風味のモズクのスープ」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
寒さが一段と増している今日この頃ですが、真鯛風味の美味しい和風スープに、モズクと上質のオリーブオイルを加えて頂きますと、しみじみとさらに美味しく、心の底まで温まり、穏やかで幸せな気持ちに包まれること請け合いですので、どうぞ、みなさまもお試し下さいませ。
------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・3-4人分>
(A)
真鯛のアラ 2尾分 水 800CC 日本酒 100CC 出し昆布 3-5g
天然塩 少々 醤油 少々 味醂 少々
(B)
もずく 100g 長葱 1本
(C)
エキストラバージンオリーブオイル 大さじ3杯
<作り方>
①鍋に(A)を入れ、強火で5-6分位沸かして、ザル漉し、鍋に戻す。
②モズクは、食べ易い長さにカットし、長葱は、斜め切りして①に加える。
③軽く沸かし、(C)を加える。
御飯を加えれば美味しい雑炊にもなる「真鯛風味のモズクのスープ」です。
魚臭さが出ないように強火で一気に沸かして仕上げるコツです。
都内のキッチンスタジオをお借りしての番組出演でした。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、1月11日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「うなぎの蒲焼・和風クリーム煮」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
この御料理は、絶対に失敗することなく、どなたでも、高級フランス料理のような美味しいクリームソースを作ることが出来ますので、ホームパーティーでの「大切な御客様へのお持て成しの切り札」として、是非、お役立て下さいませ(笑)。もちろん、このソースがあれば、うなぎ以外の食材にも活用することが出来ますので、みなさまのレパートリが広がることも期待しております。
------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・3-4人分>
(A)
うなぎの蒲焼 3串分 ほうれん草 1束分
(B)
蒲焼のタレ 50cc 生クリーム 150cc エキストラバージンオリーブオイル 30CC
(C)
白炒りゴマ 少々
<作り方>
①うなぎの蒲焼は、串を抜き、食べ易い大きさにカットする。
②ほうれん草は、下湯がきしてから、食べ易い大きさにカットする。
③鍋に蒲焼のタレ、生クリーム、オリーブオイルを加え、軽く沸かしてから①と②を加えて2-3分煮る。
④仕上げに白炒りゴマを散らす。
どなたでも失敗無く、美味しく作れる「うなぎ蒲焼の和風クリーム煮」です。
材料も、身近にある物ばかりですが、生クリームは、上質な物をお使い下さい。
フライパン1つあれば、美味しく出来るのも嬉しいですね。
ホームパーティーでのお持て成しにピッタリの1品です。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、1月18日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「帆立貝の和風カルパッチョ(お刺身マリネ)」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
このレシピで作れば、絶対に失敗することなく(笑)、どなたでも、お洒落なイタリアンレストランで出されるような、美味しい「カルパッチョ」を作ることが出来ますので、ホームパーティーでの大切な御客様への「お持て成しの切り札」として、また、手軽な「白ワインのおつまみ」として是非、作ってみて下さいね。もちろん、白身のお刺身やサーモン、マグロ、イワシなどでも、同じように美味しく出来ますので、旬のシーフードを色々使って、みなさま流の「オリジナル・カルパッチョ」を自由な発想でお楽しみ頂けましたら嬉しく思います。
早いもので、今回で「愛情レシピ」への出演が10回目となりましたが、私の知り合いからも「段々、ラジオクッキングでのしゃべり方が上手くなってきたね(笑)」とか「すごく分り易くていいですね!」といった有難いコメントも頂いていますし、NHKのスタジオの方には、毎回、大勢のリスナーのみなさまから「コグレさんのレシピで作ると、本当に簡単で美味しいです!」という、とても有難いメールやファクスが何百通も届いているそうでして、心より感謝の気持ちでいっぱいになりますが、実は、毎回、苦労の連続なのです(笑)。
ラジオですから、あまりレシピは、複雑にしたくないのですが、プロの料理人である私としましては、プロの高度な技、コツなどを詳しく述べたい、御披露したいという気持ちも、かなりありますし、手間をかけた方が、より美味しくなるのは分っているのですが、リスナーのみなさまに、「今晩、早速作ってみたい」と思って頂くには、出来るだけシンプルなレシピにして、余分な物を削ぎ落さねばならず、これは、簡単なようで、かなりの勇気と決断力が必要です。
これからも、苦しみながら(笑)「シンプルだけど美味しい」レシピを考えていきますので、どうぞ、御期待下さいませ。逆境に強い私です、頑張りますよ!(笑)
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・3-4人分>
(A)
刺身用帆立貝 200-250g 天然塩・胡椒 各少々
(B)
エキストラバージンオリーブオイル 50CC 醤油 15CC とんぶり 大さじ1杯
白炒りゴマ 大さじ1杯
(C)
プチトマト 6個 パセリ 少々
<作り方>
①帆立貝を、1個あたり2-3枚にスライスして皿に並べ、軽く、塩・胡椒を振る。
②(B)を合わせてソースとし、①にかける。
③トッピングとして、カットしたプチトマトとパセリを散らす。
オリーブオイルと醤油のソースが絶妙なハーモニーの「帆立貝の和風カルパッチョ」です。
材料も、身近にある物ばかりですが、帆立貝の代わりに他のシーフードでもアレンジ出来ます。
これからも「シンプルで美味しいレシピ」をみなさまに御紹介出来るように頑張ります。
まだまだ、朝晩の冷え込みが厳しい日々が続いておりますが、みなさまは、風邪など引かずに、お元気でお過ごしでしょうか?
信濃毎日新聞に毎月好評連載中の「コグレ流・洋食の定番」、新年最初のメニューは「魚介類の和風ブイヤベース」です。
「ブイヤベース」をご家庭で本格的に美味しく作るには、それなりのテクニックと手間がかかるものですが、今回、御紹介させて頂く、幾つかの「ポイント」を御理解して頂きますと、ご家庭でも簡単に出来て、とても美味しい1品になりますので、是非、みなさまもお試し下さいませ。
今月も、私が書きましたエッセーとレシピを御紹介させて頂きます。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
新しい1年がスタートしましたが、皆様は、如何お過ごしでしょうか。
今年も「食」を通して、全国の皆様に「笑顔と健康」をお届け出来るように頑張りますので、宜しくお願い致します。
今月のメニューは「魚介類の和風ブイヤベース」ですが、「ブイヤベース」とは、簡単に申しますと、南フランスやイタリアの地中海沿いでよく作られている、トマトやニンニク、サフラン、オリーブオイルが入った、大小色々ある地魚の「漁師鍋」のことです。
「ブイヤベース」を楽しみに、南フランスを訪れた方々からは「魚臭くて、味が濃く、あまり美味しくなかったです」との感想を、よく耳に致しますが、何しろ、ヨーロッパの「漁師料理」ですから、作り方も大ざっぱなのです(笑)。
では、どこが大ざっぱなのでしょうか?ある程度、魚介類の扱いに精通した日本人である私の作り方と比較してみましょう。
まず、鍋に入れる魚の種類ですが、私は、基本的に、クセの少ない白身魚を選ぶのに対して、現地では、市場に出荷出来ないような、網にかかった色取り取りの雑魚を、とにかく、ハラワタも抜かずに、丸ごと、煮込みます。このハラワタがくせ者でして、弱火でコトコト煮込んでいますと、どんどん臭いがきつくなってきますので、これをカモフラージュするために、ニンニクやサフランといった香辛料をたくさん入れるようになったのかもしれませんね。日本では、ハラワタを抜かずに煮込むことは、まず、無いですから、食文化の違いは面白いものですね。
煮込む時間もポイントです。魚料理の基本は、魚臭さを出さないように、火加減を強め、短時間で仕上げることが大切なのですが、現地では、大きな鍋で何時間も煮ていたりしますから、魚臭くなるのは、当然かもしれませんね。
もちろん、腕の良いシェフのレストランに行けば、美味しい「ブイヤベース」に巡り合うことも出来ますので、御旅行の際には、リサーチをお忘れなく(笑)。
今回は「和風仕立てのブイヤベース」ですので、サフランは使わずに、サッパリとお召し上がり頂ける様に工夫致しました。今が旬の牡蠣を仕上げに加え、淡白な白身魚と、旨味が凝縮している牡蠣との相性の良さをお楽しみ頂きたいと思いますが、この他には、鱈の白子や海老、蟹、信州サーモンなどを加えても美味しそうですね。
「火の通し過ぎ」にだけは注意して頂きまして、美味しい「皆様流・和風ブイヤベース」で身体も心も暖まり、寒いこの時期を、健康的にお過ごし下さい。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・3-4人前分>
(A)
水 500cc 日本酒 50cc 味醂 20cc 醤油 20cc 天然塩 少々 出汁昆布 5g
ガーリックパウダー 少々 エキストラ・バージン・オリーブオイル 40cc
(B)
白身魚(切り身) 3-4枚 プチトマト 12個
(C)
牡蠣(むき身) 12個
(D)
パセリ(みじん切り) 大さじ2杯
<作り方>
①(A)を合わせて沸かし、スープのベースを作る。
②①に(B)を入れて、2-3分間煮る。
③(C)を加えて、さらに30秒ほど煮たら火を止め、余熱で牡蠣にふっくらと火を通す。
④仕上げに、(D)を散らす。
シンプルでとても美味しい「和風ブイヤベース」です。
紙フタをして、強火で一気に、ふっくらと仕上げるのがコツです。
パセリを仕上げに加えることで、香りと風味が一段とアップ致します。
私のスタジオでの自然光を活かした撮影風景です。
信州サーモンでも美味しく出来る「魚介類の和風ブイヤベース」です。
1月26日発売の人気雑誌「自遊人」(3月号)に特集記事が掲載されております。
「おうちごはん・プレミアム」というタイトルでして、5回連載の最終回は「鹿児島県・桜島特集」です。その前書きを少し引用させて頂きます。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
一流シェフが全国津々浦々を巡り、その土地ならではの最高の旬の食材を探し、現地で腕を振るったら、どんなメニューが生まれるのか。そんな夢のような企画が、「超一流の出張料理人・小暮剛シェフ」と調理家電のトップメーカー、パナソニックのコラボレーションで実現した。金沢、石狩、四万十川、魚沼に続き、第5回(最終回)を迎えた今回は、冬の鹿児島・桜島へ出張し、小暮シェフに最高の料理を作ってもらう・・・・・。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
という内容でして、こんなに素晴らしいご縁を頂いたことに、本当に感謝しております。
詳しくは、是非、書店にて「自遊人」を、直接手にお取り頂き、御覧頂きたいと思いますが(笑)、簡単に内容を御紹介させて頂きます。
今回のテーマ食材は、「海の桜勘(おうかん)」というブランドの「カンパチ(養殖)」と「桜島大根」でしたが、「海の桜勘」は、桜島の南にある垂水市漁業協同組合が、とても美しく波の穏やかなな鹿児島湾で、お茶と焼酎の酒粕を混ぜたエサを与え、健康的に育てているカンパチでして、人間の体にも良い「カテキン・ビタミンE」を多く含んでいるために、鮮度が長く保たれ、刺身で食べても、まったくクセが無く、コレステロールが少ないのが特徴です。
もちろん、水質や養殖履歴が分るトレーサビリティで安全管理も徹底しており、世界的に天然の魚が減っている現状で「循環型の健全に育てる漁業」に積極的に取り組む姿勢には、とても感銘を受けましたし、応援させて頂きたいなと思いました。
「桜島大根」は、鹿児島の伝統的な野菜のひとつでして、大きい物は、30kg以上にもなり「世界一大きな大根」として、ギネスブックにも登録されています。
8-9月に種をまき、12-2月に収穫しますが、繊維が少ないので、キメが細かく、甘味があって、とても美味しい大根です。1月上旬に、撮影で畑に伺った時には、丁度、収穫の真っ最中でして、畑脇の農道には、人の頭くらいある大きさの立派な大根がたくさん並べられており、かなり壮観で、迫力がありました(笑)。
今回のメニューは、「海の桜勘のグリル、桜島大根おろしソース」と、「茶葉をエサにした茶美豚(チャーミートン)のサイコロステーキ、野菜ディップソース」の2品でしたが、どちらも、上質のオリーブオイルを隠し味にしており、素材の美味しさがストレートに伝わる、とても美味しい御料理が、完成致しました。
撮影場所となりました、垂水魚協の味処「桜勘食堂」で、普段、ランチの調理をしているスタッフのみなさまにも試食をして頂きましたが、とても好評で「いつもと同じ食材なのに、シェフが作ると、こんなに美味しくなるのですね!」とか「是非、コグレ先生に、ここの食堂のメニュー開発もお願いしたいです!」との、有難い御言葉も頂きまして、とても嬉しかったです(笑)。
今回のパナソニック様とのコラボレーションで、全国に伺わせて頂き、たくさんの生産者のみなさまとの御縁を頂きましたし、各地で、初めて手にする優れた食材に出会い、毎回が感動の連続でした。
このチャンスを下さった「自遊人」の副編集長・西澤さんをはじめ、毎回、沖縄から出てきて、素晴らしい写真を撮って下さった名カメラマンの飯野さん、食とお酒の知識が豊富なライターの桑畑さん、脇でいつも応援して下さった博報堂の相良さん、大変にお世話になりまして、有難う御座いました。
心より御礼を申し上げますと共に、また、このチームで仕事が出来る日を楽しみにしております。
1月26日発売の人気雑誌「自遊人」3月号に「鹿児島・桜島特集」が紹介されています。
「海の桜勘(おうかん)」というカンパチと「桜島大根」が、テーマ食材でした。
鹿児島でも、生産者のみなさまの「食に対する熱い想い」を実感致しました。
パナソニックの「オーブンレンジ」と「フードプロセッサー」は、かなりの優れものです。
素材の持ち味が生かされた、とても美味しいメニューが2品、完成致しました。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、1月26日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「パエリア風炊き込みご飯」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
このレシピで作れば、絶対に失敗することなく(笑)、どなたでも、お洒落なスペインレストランで出されるような、美味しい「パエリア」を作ることが出来ますので、ホームパーティーでの大切な御客様への「お持て成しの切り札」として、是非、作ってみて下さいね。
今回のレシピは、基本的なものでして、使った具材もシンプルなものばかりでしたが、海老や蟹、ムール貝やハマグリ、アサリなどの旬のシーフードを色々加えて頂ければ、見た目も豪華になり、美味しさも一段とアップ致しますので、是非、みなさま流の「オリジナル・パエリア」を自由な発想でお作り頂けましたら嬉しく思います。
------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2-3人分>
(A)
玄米 2カップ 水 3カップ エキストラバージンオリーブオイル 30CC
カレー粉 30CC ガーリックパウダー 15CC トマトピューレ 15CC
天然塩・胡椒 各少々
(B)
しいたけ 4枚 たまねぎ 1/2個 赤パプリカ1個 ピーマン 3個
エキストラバージンオリーブオイル 40CC 塩・胡椒 各少々
<作り方>
①玄米は、研がずに、軽く、レシピ外の水ですすいでから、(A)の他の調味料と共に炊飯器に入れて、普通に炊く。
②(B)の具材は、一口大にカットして、(B)の調味料で炒める。
③①が炊けたら、②を混ぜ込み、出来上がり。
炊飯器で簡単に出来て、とても美味しい「パエリア風炊き込みご飯」です。
玄米は、5割増しの水を入れて炊くのがポイントです。
具となる野菜類は、オリーブオイルで炒めておき、仕上げに合わせます。
お好みのシーフードを加えれば、豪華な一品になります。
仕事先で「私達に、こんなに美味しい御料理を作って下さるコグレシェフは、普段、何を食べているのですか?」という御質問を頂くことが、よくあります(笑)。
正直なところ「紺屋の白袴」ではありませんが、自分のために時間をかけて料理をすることは、あまりありません(苦笑)。仕事で朝から晩まで、御客様の御料理を作り、さらに自分のために作るとなると、一日中仕事をしている感じになってしまいますし、私にとっての食事時間は、唯一のリラックスタイムでもありますので、気分転換を兼ねて、近くの「定食屋さん」などで、焼き魚などのシンプルな和定食を注文することが、多いですね(笑)。
それでも、長期出張で外食が続いた後には、「オリーブオイルを入れて炊いた玄米御飯」が恋しくなり、家での食事は、もっぱら「玄米御飯と具沢山の御味噌汁」が定番になっております。
最近、とても美味しい「出汁入り味噌」を見つけました。もちろん、合成添加物や化学調味料は不使用で、これを使えば、鰹節と昆布で出汁を取る手間も省け、簡単に、美味しくて健康的な御味噌汁を作ることが出来ます。
最近の私のお気に入りは、この出汁入り味噌で作るパスタ「和風カルボナーラ」です。本当に簡単で、美味しく、毎日食べても飽きないくらいです。
このレシピとプロセス写真を御紹介させて頂きますので、是非、みなさまもお試し下さいませ。
なお、この「万能出汁入り味噌」を購入ご希望の方は、安全で美味しい調味料全般を扱っていらっしる「(株)TAC21」さんまでお問い合わせ下さい。TEL 046-872-4811です。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人分>
(A)
出汁入り味噌 大さじ3杯 卵黄 2個分 粉チーズ 大さじ3杯
エキストラ・バージン・オリーブオイル 大さじ4杯 白炒りゴマ 大さじ2杯
(B)
パスタ全般 (今回はリングイネ) 200g
<作り方>
①(A)を合わせておく。
②湯がき立てのパスタと①を合わせて、素早く混ぜる。
毎日食べても飽きない美味しさの「出汁味噌入り和風カルボナーラ」です。
粉チーズ、卵黄、出汁入り味噌を合わせておきます。
さらに上質のオリーブオイルを加えます。
粉チーズ、卵黄、出汁入り味噌、オリーブオイルが入った状態です。
白炒りゴマを加え、良く混ぜておきます。
茹で立てのパスタを加え、手早く混ぜます。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、2月10日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「カボチャのリヨン風ソテー」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
カボチャと玉葱の相性が良く、シンプルながら、とても美味しい御料理ですので、是非、みなさまもお試し下さいませ。
10日の番組内でも、進行役の村上信夫さんから告知して頂きましたが、明日2月11日に、蕨市民会館より3時間に渡って生放送されます「鎌田實先生のいのちの対話」にゲスト出演させて頂きます。
テーマは「いのちを頂く」でして、私自身も、とても楽しみにしております。是非、みなさまもお聴き頂けましたら有難いです。
開演は、午前8時40分で、終演は、午前11時50分の予定です。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・3-4人前>
(A)
カボチャ 1/2個 たまねぎ 1-2個 塩・胡椒 各少々
(B)
オリーブオイル 80cc 醤油 少々 パセリ(みじん切り) 大さじ2杯
白炒りゴマ 大さじ2杯
<作り方>
①カボチャは、種を取り、厚さ5mm位でスライスする。
②たまねぎは、厚さ3mmでスライスする。
③多目のオリーブオイルで、カボチャにしっかりと焼き色を付けて焼き、熱いうちに塩・胡椒を振る。
④たまねぎも、オリーブオイルで、しんなりと甘味が出るまでソテーし、軽く塩・胡椒を振り、醤油を加えて、味を整える。
⑤③と④をフライパンの中で合わせ、パセリと白ゴマを絡ませる。
カボチャと玉葱の相性の良さ、美味しさを実感出来る「リヨン風ソテー」です。
カボチャの他にも、ジャガイモやサツマイモでも美味しく出来ます。
2月11日「鎌田實先生のいのちの対話」に出演させて頂きます。
少しづつ、朝晩の冷え込みが和らぎ、春の足音も聞こえてきましたが、みなさまは、風邪など引かずに、お元気でお過ごしでしょうか?
信濃毎日新聞に毎月好評連載中の「コグレ流・洋食の定番」、2月のメニューは「野菜たっぷり和風ミネストローネ」です。
「ミネストローネ」をご家庭で美味しく作るには、それなりのテクニックと手間がかかるものですが、今回、御紹介させて頂く、幾つかの「ポイント」を御理解して頂きますと、ご家庭でも簡単に出来て、とても美味しい1品になりますので、是非、みなさまもお試し下さいませ。
今月も、私が書きましたエッセーとレシピを御紹介させて頂きます。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2月に入りましても、まだまだ寒い日が続いておりますが、みなさまは、如何お過ごしでしようか。寒い時には、体を温めてくれるような、具だくさんのスープが飲みたくなりますが、今回のメニューは、そんな時にお薦めの「和風ミネストローネスープ」です。
「ミネストローネスープ」と言いますと、イタリアでは、季節の野菜をオイルで炒め、お好みでトマトや豆類も加えて、チキンやビーフで取った出汁を加えて煮込む方法が一般的ですが、ややもしますと、野菜がクタクタに煮え過ぎてしまい、何を食べているのか分からない時があります。特に、南イタリアでは、その傾向が強いように思います。
南イタリアの市場を訪れますと、太陽光をいっぱいに浴びて、本当に色取り取りで美味しそうな野菜がたくさんあるのですが、日本人である私の感性からしますと、どうも、その持ち味を活かしきれていない野菜料理が多いような気が致します。
南イタリアでは、夏場の最高気温が40℃を超えることがよくありますので、冷蔵庫の無かった昔は、日持ちさせるために、クタクタになるまで、よく火を通したのかもしれませんが、今は、冷蔵技術も進み、その心配はありませんので、もう少し、野菜の歯応えや色合いを活かした料理法にした方がいいと思うのですが、長い歴史の中で培われてきた食文化を、そう簡単に変えることは出来ませんので、せめて、日本で食べるイタリア料理だけは、野菜の美味しさを最大限に引き出していきたいものです。
今回のレシピでは、その辺を考慮致しまして、野菜は、オイルで炒めずに、歯応えと色合いを活かして、軽くボイルしておきます。
ベースとなりますスープも、野菜の旨味を引き立たせるために、控え目な味わいの「和風出汁」を使います。
「これだけで、満足感のある味わいになるのだろうか?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、野菜の中では、「パプリカ」がポイントとなります。
「パプリカ」は「和風出汁」との相性も良く、「パプリカ」の果肉やエキスが「和風出汁」に溶け込みますと、上質のコンソメスープのような味わいになるのです。
そして、さらに、キャベツや人参、玉葱の旨味、甘味が加わりますと、サッパリしていながら、コクのある美味しいスープが簡単に出来ますので、是非とも、みなさまには、お試し頂きたいと思います。
私は、オリーブオイルのソムリエとして、和風料理に、オリーブオイルを使うことをお勧めしてきましたが、今回の和風仕立てのスープとの相性も抜群ですので、お召し上がりになる時に、スプーン1杯位のオリーブオイルを混ぜてみて下さい。
1種類のスープで2度、違った美味しさをお楽しみ頂くことが出来ると思います。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・3-4人分>
(A)
水 1500cc 天然塩 小さじ2杯 醤油 大さじ1杯 味醂 大さじ2杯
日本酒 大さじ2杯 出し昆布 3-5g
(B)
鰹削り節 60g
(C)
キャベツの葉 2-3枚 人参(中) 1/2本 玉葱(中) 1/3個
パプリカ(赤・黄・緑) 各1/3個
(D)
エキストラ・バージン・オリーブオイル 大さじ2-3杯
<作り方>
①まず、スープを作る。Aを合わせて沸かし、Bを加えて火を止める。
②①をザル漉ししておく。
③(C)の野菜は、すべて、食べ易い大きさにカットし、下湯がきしておく。
④②に③を加え、軽く沸かしてオリーブオイルを加え、出来上がり。
野菜の旨味がストレートに味わえる「和風ミネストローネスープ」です。
仕上げに上質のオリーブオイルを加えることが、美味しさのポイントです。
キッチンで、ポイントとなるプロセスカットの撮影中です。
私のスタジオでの、自然光を活かした撮影風景です。
御飯を入れれば、美味しい雑炊にもなり、お子様達の朝食にもお勧めです。
4月に入り、各地から桜の便りも届き始めておりますが、みなさまは、風邪など引かずに、お元気でお過ごしでしょうか?
信濃毎日新聞に毎月好評連載中の「コグレ流・洋食の定番」も、いよいよ最終回となりました。
3月のメニューは「炊き込み風シーフードパエリア」です。
「パエリア」を本場スペインと同じように、御家庭で美味しく作るには、それなりのテクニックと手間、道具類が必要になってきますが、今回、御紹介させて頂く、幾つかの「ポイント・裏ワザ」を御理解して頂きますと、御家庭でも簡単に出来て、とても美味しい1品になりますので、是非、みなさまもお試し下さいませ。
今月も、私が書きましたエッセーとレシピを御紹介させて頂きます。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
一昨年の4月から2年間に渡り連載させて頂きました「洋食の定番」も、今回が最終回になりました。今まで、御愛読して下さったみなさまには、感謝の気持ちでいっぱいです。
この連載を頂くようになりましてから、その取材のために何度も長野県を訪れましたが、行く先々で、素晴らしい食材と、生真面目で、心の温かい生産者のみなさんに出会うことが出来ました。今では、私も長野県の気候、風土、食文化の大ファンになりまして、自称「長野県の食文化応援団長」を名のっております(笑)。
これからも、「食を通した地域活性化」のお手伝いを喜んでさせて頂くつもりですので、宜しくお願い致します。
さて、今回のメニューは「炊き込み風シーフードパエリア」ですが、「パエリア」と言いますと、スペインを代表する人気定番メニューのひとつで、みなさんも、その名前は、ご存知かと思います。
一般的には、平たいフライパンのような鍋を直火に乗せ、オリーブオイルで、お米と具材を軽く炒めてからスープを注ぎ、グツグツと煮込めば出来上がりなのですが、具材やスープを変えることで、何種類ものバリエーションが広がります。地元スペインでは、イカ墨入りの真っ黒な「パエリア」や、お米の変わりにパスタを使った「ヌードルパエリア」もあるくらいで、自由な発想さえあれば、みなさま流の美味しい「パエリア」が出来ると思いますので、是非、チャレンジしてみて下さいね。
でも、パエリア用の鍋は、そう簡単に手に入るわけではありませんし、直火で上手く炊き続けるには、それなりのテクニックも必要となりますので、今回は、失敗せずに出来る「取って置きの裏ワザ」をお教え致しましょう(笑)。
ポイントは、炊飯器を使い、炊く前にオリーブオイルをはじめとした調味料を入れてしまうことです。本来ならば、色と香り付けの「サフラン」も入れたいところですが、「サフラン」は、とても高価で、なかなか手に入りませんので、「カレー粉」で代用致します。
「パエリア」は、スペインの定番家庭料理でもあり、アレンジも自由なわけですから、身近にある食材を気軽に使えばよいと思います。
シーフードも、スペインでは、新鮮なムール貝が安く買えますので、それを使うことが多いですが、日本では、なかなか手に入りませんので、「あさり又はハマグリ」で代用致します。
これからの時期、歓送迎会等のおもてなしや、ホームパーティーをされる機会も増えると思いますが、そんな時に、お洒落な1品として、「炊き込み風シーフードパエリア」を作って頂けましたら、みなさんに喜んで頂けること請け合いです(笑)。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2-3人分>
(A)
あさり(又は蛤) 200g むき海老 150g 水 3カップ 日本酒 60cc
(B)
玄米 2カップ (A)の煮汁 3カップ エキストラバージンオリーブオイル 30CC
カレー粉 30CC ガーリックパウダー 15CC トマトピューレ 15CC
天然塩・胡椒 各少々
(C)
しいたけ 4枚 たまねぎ 1/2個 パプリカ(赤・黄) 各1/2個
ピーマン 3個 エキストラバージンオリーブオイル 40CC 塩・胡椒 各少々
<作り方>
①(A)の食材をすべて鍋に入れ、沸かして、あさりと海老に火を通し、しばらく置き冷まししてから、煮汁と具材を分けておく。
②玄米は、研がずに、軽く、分量外の水ですすいでから、(B)の他の調味料と共に炊飯器に入れて、普通に炊く。
③(C)の具材は、一口大にカットして、(C)の調味料で炒める。
④②が炊けたら、①のシーフードと③を混ぜ込み、出来上がり。
身近な食材で美味しく作れる「炊き込み風シーフードパエリア」です。
シーフードは、しばらく煮汁に浸け込むと、身がふっくらとします。
野菜類は、オリーブオイルで、彩り、歯応えを残し炒めておきます。
炊飯器で炊いた玄米と具材を、最後に混ぜ合わせます。
私のスタジオでの、自然光を活かした撮影風景です。
ホームパーティーやお弁当にも最適なメニューで、私も大好きです。
4月2日に、船橋市アンデルセン公園・子供美術館内のキッチンで「春の子供クッキング教室」が開催されました。
私が講師として伺うのは、今回で2回目(前回は2009年4月)なのですが、2年ぶりに参加して下さったお子さん達も多く、とても嬉しかったです。それにしても、お子さん達の成長は、早いものですね(笑)。
今回のメニューは、春らしく「菜花のミモザ風サラダ」と「春キャベツと桜海老の和風パスタ」の2品にさせて頂いたのですが、参加して下さった18名のお子さん達は、6才から12才と、かなり年齢(技量)の幅があるため、「みなさんが楽しく作れるメニュー」を考えるのに、実は、かなりの時間を要しました(笑)。
実際の各テーブルでは、年上のお兄ちゃん、お姉ちゃん達が、とても楽しそうに、年下のお子さん達に優しく教えている場面もあり、見ていて、とても微笑ましかったです(笑)。
それにしましても、今回、参加して下さったお子さん達の「目の輝き」、「真剣さ」には、感激致しました。
最初の私のデモンストレーションの時にも、お子さん達は、遠慮することなく、テーブルの周りを取り囲み、私のすべての動きを、1つも漏らすことなく脳裏に焼け付けようと、真剣な眼差しを注いで下さり、その目の輝きに、私の方が圧倒されそうになりながら、相手がお子さんであることを忘れて、全身全霊を込め、全力で御指導させて頂きました(笑)。
あとで館長さんにお聞きしましたら、今回の予約申し込みは、受付開始と同時に、アッと言う間に埋まってしまい、キャンセル待ちも多かったそうでして、感謝、感謝、とても有難いですね。
「菜花」といいますと、私が「情熱大陸」の番組内で、学校給食のメニュー作りの際に、どのようにして子供達に食べてもらうか、試行錯誤するシーンがありましたが、今回の「菜花」は、美術館の職員の方が、御自身の家庭菜園で栽培されている新鮮なものを御提供して頂きました。
生で食べても、とても美味しい「菜花」でしたが、周りで見学されていた、ある親御さんから、突然、「野菜嫌いなウチの子が、2品とも完食しました!」と、興奮気味におっしゃって頂きまして、会場全体が、微笑ましい笑顔でいっぱいになり、とても素敵な「クッキング教室」となりました。
今回の簡単なレシピも御紹介させて頂きます。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
菜花のミモザ風サラダ
<材料・4人分>
(A)
菜花 8-12本 ゆで卵 3個 白炒りゴマ 大さじ2杯
(B)
マヨネーズ 大さじ3杯 ケチャップ 大さじ1杯 醤油 小さじ1杯
<作り方>
①菜花は、2-3等分に切り、ボイルしておく。
②卵は12分ボイルの固ゆでにして、粗刻みする。
③(B)を合わせてソースをつくる。固ければ、水少々で伸ばす。
④皿に菜花を盛り、③のソースをかけてから②の卵と白炒りゴマを散らす。
・菜花が無ければ、ブロッコリーで代用致します。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
春キャベツと桜海老の和風パスタ
<材料・4人分>
(A)
春キャベツ 1/4個分 スパゲッティー 300g
(B)
エキストラバージンオリーブオイル 120cc 赤味噌 大さじ1杯
水 大さじ1杯 醤油 大さじ1/2杯 味醂 大さじ1/2杯
(C)
桜海老 大さじ4杯 鰹削り節 大さじ3杯
<作り方>
①春キャベツは、3cm四方に粗刻みしておく。
②スパゲッティーを湯がく。湯がき終わりの30秒前に①も加えて、一緒にボイルする。
③(B)を合わせてソースとする。
④②と③を合わせてから、(C)を加え、混ぜ合わせる。
前回の写真が入った「春の子供クッキング」のポスターです。
子供達の真剣な眼差しに、私も気合が入りました(笑)。
「将来は、コグレさんのようなシェフになりたい!」というお子さんもいました(笑)。
「ゆで卵の正しい切り方」の御指導中です。
「キャベツの湯がき方」のコツを御指導中です。
とても楽しく盛り上がった、「試食タイム」です。
「菜花のミモザ風サラダ」の出来上がりです。
「春キャベツと桜海老の和風パスタ」の出来上がりです。
「キッズ料理教室」は、これからも全国で、続けたいですね(笑)。
3月2日に、私が以前から開発に携わらせて頂いている、高知県四万十市の「仏手柑(ブシュカン)ドレッシング」の御披露目パーティーが、都内のスタジオで開催されました。
「仏手柑」は、四万十市の長い歴史の中で、人の手が一切加わることなく、自然に生き続けている柑橘類でして、その「生命力に溢れた美味しさ」を、是非、全国の皆様に知って頂きたく、オリーブオイルのソムリエでもある私が「世界№1」と認める、南イタリア・シシリア産の最高級オリーブオイル「ラビダ」を贅沢に使って、「究極のドレッシングとポン酢」を作らせて頂いたのを記念して、日頃から御世話になっております皆様を御招待させて頂いたのですが、私の想像以上に、皆様には、喜んで頂けまして、とても嬉しかったです(笑)。
使わせて頂いた食材にも、かなりこだわりました。そのすべては、高知県より直送して頂いたのですが、「四万十川の天然うなぎ」や、とても美味しい地鶏「土佐ジロー」、そして、自然農法の有機野菜や、大月町の「ブリのへら寿司(押し寿司)」、究極の干し芋「ひがしやま」等、どの食材の生産者の皆様も、取材を通して知り合いとなり、意気投合した、顔の分る「郷土愛と情熱に満ち溢れた方々」ばかりでして、今回は、単に「食材」としてではなく、そんな生産者の皆様の、伝統的食文化に対する「尊敬の念や心意気」の部分を、なんとしても御紹介させて頂きたかったのです(笑)。
この日の模様は、現在発売中の人気雑誌「自遊人」5月号でも、2ページに渡り、御紹介して頂いておりますので、是非、こちらも御覧下さいませ。
<コグレお薦めの商品のお問い合わせ先>
「百年ドレッシング」、「天然川海苔」は TEL 0880-36-2828 (四万十屋さん)
「ブリのへら寿司」、「ひがしやま」は TEL 0880-73-1610 (大月町ふるさと振興公社)
今回の企画のために、とても素敵な特大ポスターを作って頂きました(笑)。
私の写真まで入れて頂き、少々照れくさい(笑)、商品のボトルです。
仏手柑の強さ「百年の生命力」が、商品のコンセプトです。
素晴らしい食材を前に、胸躍るキッチンでの仕込み風景です(笑)。
シンプルで美味しい「高知産・春キャベツの百年ドレッシングがけ」です。
うなぎのイメージが変わるほど美味しい「四万十産・天然うなぎの百年ドレッシングがけ」です。
コラーゲンたっぷりでコクのある「高知地鶏・土佐ジローの百年ドレッシングがけ」です。
大月町の伝統的ブリの寿司「へら寿司」と「四万十川の天然川海苔」を使った「お茶漬け仕立て」です。食べる時に「百年ドレッシング」をかけるのが美味しさの秘密です。
大月町の究極の干し芋「ひがしやま」と、四万十産「ポンカン」を使った「カナッペ仕立て」です。
「ひがしやま」は、「百年ドレッシング」をかけて温めるのがポイントです。
四万十産・天然うなぎの1品と「百年ドレッシング」を持って、記念の笑顔です(笑)。
日頃から大変に御世話になっております「チーム仏手柑」の、田村様(右)と大塚様です。
和やかな雰囲気の中で、高知県の魅力に触れ、とても素敵な御披露目会となりました。
皆様に喜んで頂けて、こんなに楽しいパーティーは、何回してもいいですね(笑)。
人気雑誌「自遊人」5月号でも、2ページに渡り、この日の模様が紹介されています。
「仏手柑・百年ドレッシング・ポン酢」の発売は、6月からの予定です。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、4月12日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「イカと新玉葱のスペイン風ソテー」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
今が旬の新玉葱とイカ、オリーブオイルとの相性が、とても良く、シンプルながら、簡単に美味しく作れる御料理ですので、是非、みなさまもお試し下さいませ。
レシピを御紹介させて頂きます。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人分>
(A)
イカ(刺身用) 250g 新玉葱(中サイズ) 1個
(B)
エキストラバージンオリーブオイル 大さじ4杯 塩・胡椒 各少々
醤油 少々
(C)
パセリ(みじん切り) 大さじ2杯 レモン(くし型カット) 2個
<作り方>
①イカは、薄皮をむき、軽く筋切りして、食べ易い大きさにカットしておく。
②玉葱も、食べ易い大きさにカットしておく。
③フライパンを強火で熱し、①と②を(B)でサッと炒める。
④仕上げにパセリを加え、皿に盛り、カットレモンを添える。
今が旬の新玉葱とイカ、オリーブオイルの相性は、抜群です。
材料も身近にあるものばかりですので、是非、お試し下さいませ。
ビールや白ワイン、冷酒にもぴったりの1品です(笑)。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、4月20日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「菜の花のミモザ風サラダ仕立て」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
春先のこの時期にフランスを訪れますと、各地で、黄色く可憐な「ミモザの花」を目にすることが出来ます。
私も、先日、フランスに行っておりましたが、パリのお花屋さんの店先にも、沢山の「ミモザの花」が、綺麗に並んでおりました。
御料理では、今が旬の卵をボイルし、粗刻みして、サラダ等に添えることを「ミモザ風」と表現致します。
今回は「菜の花」と「オリーブオイル、醤油」との相性の良さもお楽しみ頂きながら、シンプルで、簡単に美味しく作れる、この御料理を、是非、みなさまもお試し下さいませ。
早速、レシピを御紹介させて頂きます。
------------------------------------------------------------------------------------------------------
菜花のミモザ風サラダ仕立て
<材料・2人分>
(A)
菜花 8本
(B)
エキストラバージンオリーブオイル 大さじ2杯 バルサミコ酢 大さじ1杯
醤油 小さじ1杯
(C)
ゆで卵 2個 白炒りゴマ 大さじ1杯 パセリみじん切り 大さじ1杯
<作り方>
①菜花は、ボイルし、一口大にカットする。
②ゆで卵は、みじん切りする。
③(B)をすべて合わせてソースとする。
④皿に①を盛り、③のソースをかける。
⑤(C)を上からかける。
3月下旬に、パリの花屋さんで見つけた「ミモザの花」です。
とても簡単で美味しい「菜の花のミモザ風サラダ仕立て」です。
アスパラガスやインゲン、ブロッコリーでも、美味しく出来ます。
菜の花とオリーブオイル、醤油の相性の良さもお楽しみ頂けます。
私は、1985年にフランス・リヨンの名門レストラン「メール・ブラジエ」で修行させて頂いたのですが、その時に一緒に働いていた仲間が、「故郷のアルザス地方で、レストランをオープンした」との嬉しい知らせを頂きまして、2011年3月下旬にアルザス地方・ストラスブールにあるお店に伺いました。
「ストラスブール」と言いますと、フランスの北西部、ライン川を挟んだドイツとの国境近くにありまして、地理的にも文化的にも、ドイツの影響がとても濃いところです。
美しい街並みを歩きますと、ドイツ風の木骨組みと漆喰で構成された風情のある建物が多く、彼のレストランも、そんな木骨組みの歴史ある建物の中にありました。
私は、日本からの御土産に、味噌、醤油、味醂、鰹削り節、オリーブオイル等を持参しまして、アルザスの名物料理である「シュークルート」や、肉とじゃが芋の重ね焼き「ベックオフ」」等を、いつものようなコグレ流に、和風の調味料やオリーブオイルを融合させながら、アレンジして作らせて頂きました(笑)。
とても好評でしたが、その詳しいレポートは、「海外出張日誌・西ヨーロッパ編」から、御覧下さいませ。
木骨組みと漆喰の伝統的なアルザス風の建物の中にレストランはあります。
機能的なキッチンの中で、スタッフのみなさんと記念の1枚です。
コグレ流・和風アルザス料理「ベックオフ(肉とポテトの重ね焼き)」です。
オリーブオイルが決め手のコグレ流「和風シュークルート」を持って。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、4月27日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「春キャベツと桜海老の和風パスタ」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
春先のキャベツは、とても柔らかく、自然の甘味、ビタミンもたっぷりですので、特に、お子さん達には、たっぷりと食べて頂きたいものですね。
この日から、東京・お台場の「ビックサイト」で、大規模な「ホビークッキングショー」が始まり、私もナビゲーターとして携わらせて頂きましたが、会場では、多くの御来場頂いた皆様から「NHKラジオを聴いていますよ!」とか「コグレさんのレシピで作ったら、すごく美味しかったです!」といった感動的なコメントを頂き、とても嬉しかったです。
今回は「春キャベツ」と「オリーブオイル」、「味噌、醤油」との相性の良さもお楽しみ頂きながら、シンプルで、簡単に美味しく作れる、この御料理を、是非、みなさまもお試し下さいませ。
早速、レシピを御紹介させて頂きます。
------------------------------------------------------------------------------------------------------
春キャベツと桜海老の和風パスタ
<材料・4人分>
(A)
春キャベツ 1/4個分 スパゲッティー 300g
(B)
エキストラバージンオリーブオイル 120cc 赤味噌 大さじ1杯
水 大さじ1杯 醤油 大さじ1/2杯 味醂 大さじ1/2杯
(C)
桜海老 大さじ4杯 鰹削り節 大さじ3杯
<作り方>
①春キャベツは、3cm四方に粗刻みしておく。
②スパゲッティーを湯がく。湯がき終わりの30秒前に①も加えて、一緒にボイルする。
③(B)を合わせてソースとする。
④②と③を合わせてから、(C)を加え、混ぜ合わせる。
季節感いっぱいで、とても美味しい「春キャベツと桜海老の和風パスタ」です。
材料も身近で揃うものばかりですが、オリーブオイルは、上質な物がいいですね。
アンチョビやガーリック、一味唐辛子等を少し入れると、大人の味になります(笑)。
<今後の放送予定>
5月3日 新ジャガのイタリア風粉ふき芋
5月10日 イチゴと湯引き帆立貝のサラダ仕立て
5月18日 白味噌風味の豆乳カルボナーラパスタ
5月26日 イカと新玉葱のスペイン風ソテー
国会中継や緊急ニュースが入り、番組が延期されることもあります。御了承下さいませ。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、5月3日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「新じゃがのイタリア風粉ふき芋」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
春先に出回る「新じゃが芋」は、自然の甘味、ビタミンもたっぷりでして、特に、皮にも旨味がありますので、お子さん達には、丸ごと、ダイナミックに食べて頂きたいものですね。
今回は「新じゃが芋」と「オリーブオイル」、「粒マスタード」との相性の良さもお楽しみ頂きながら、シンプルで、簡単に美味しく作れる、この御料理を、是非、みなさまもお試し下さいませ。
早速、レシピを御紹介させて頂きます。
------------------------------------------------------------------------------------------------------
新じゃがのイタリア風粉ふき芋
<材料・2人分>
(A)
新じゃが芋(中サイズ) 3個 塩・胡椒 各少々
(B)
エキストラバージンオリーブオイル 大さじ4杯 粒マスタード 大さじ2杯
醤油 少々
(C)
パセリみじん切り 大さじ1杯
<作り方>
①じゃが芋は、皮付きのまま、食べ易い大きさにカットして、ボイルする。
②茹で上がったら、水気を切り、鍋に戻して、塩・胡椒を加えながら、粉が吹くように乾煎りしておく。
③(B)を合わせてソースとする。
④器に②を盛り、③をかける。
⑤パセリのみじん切りを散らす。
とても簡単で美味しい「新じゃがのイタリア風粉ふき芋」です。
材料も身近で手に入るものばかりですので、是非、お試し下さいませ。
「新じゃが」は、皮付きのまま、空揚げにしても美味しいですね。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、5月10日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「いちごと湯引き帆立貝のサラダ仕立て」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
春先に出回る「いちご」は、自然の甘味、ビタミンもたっぷりでして、帆立貝等の旨味が凝縮した貝類を合わせた「軽いサラダ」は、フランス、イタリア辺りでも、春の定番、人気オードブルのひとつです。
今回は「いちご」と「オリーブオイル」、「帆立貝」との相性の良さもお楽しみ頂きながら、シンプルで、簡単に美味しく作れる、この御料理を、是非、みなさまもお試し下さいませ。
早速、レシピを御紹介させて頂きます。
------------------------------------------------------------------------------------------------------
いちごと湯引き帆立貝のサラダ仕立て
<材料・2人分>
(A)
イチゴ 10個 帆立貝(刺身用) 6個
(B)
エキストラバージンオリーブオイル 大さじ3杯 バルサミコ酢 大さじ1杯
塩・胡椒 各少々
(C)
フレッシュミント 適宜
<作り方>
①イチゴは、ヘタを取っておく。
②帆立貝は、食べ易い大きさにカットし、霜降り程度に、サッとボイルする。
③(B)を合わせて、ソースとする。
④皿に、①、②を盛り、③をかけて、ミントを散らす。
冷えたシャンパンにピッタリの春の定番「いちごと湯引き帆立貝のサラダ仕立て」です。
この時期のいちごは、甘味、ビタミン共に豊富ですので、是非、お試し下さいませ。
フルーツを御料理にうまく取り入れることで、華やいだメニューのバリエーションが広がります。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、5月18日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「白味噌風味の豆乳カルボナーラパスタ」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
「カルボナーラ」をうまく作るコツは、火加減にあります。茹で立てのパスタとソースを合わせる時には、直火にかけずに、パスタの持つ余熱で、クリーミーに仕上げて下さい。
このコツさえ覚えておけば、いつでも簡単に美味しい「カルボナーラ」が出来ますので、是非、みなさまもお試し下さいませ。
レシピを御紹介させて頂きます。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
白味噌風味の豆乳カルボナーラパスタ
<材料・2人分>
(A)
スパゲッティー 200g
(B)
卵黄 2個分 粉チーズ 大さじ1杯 白味噌 大さじ1/2杯 豆乳 大さじ3杯
エキストラバージンオリーブオイル 大さじ2杯 塩・胡椒 各少々
(C)
白炒りゴマ 大さじ2杯 パセリみじん切り 大さじ1杯
<作り方>
①(B)を合わせてソースとする。
②スパゲッティーをボイルし、熱々を①と合わせる。
③仕上げに(C)を加える。
とてもヘルシーで美味しい「白味噌風味の豆乳カルボナーラ」です。
材料も身近に揃うものばかりですが、オリーブオイルは、上質な物をお勧め致します。
私も大好きで、毎日食べても飽きない美味しさです。
私が、昨年からナビゲーターを務めさせて頂いております「ホビークッキングフェア2011」が、4月27-29日の3日間、東京・お台場のビックサイトで開催され、12万人近い御客様に御来場して頂きました。
特に、今回は、震災直後ということで、昨年出店して頂き大好評でした、東北各地の生産者の皆様のキャンセル等もありまして、開催直前は、本当にバタバタで、かなり寂しい想いもしておりましたが、そんな中、開催3日前になりまして、大変な状況下にもかかわらずに、勇気と不安を抱えながら、急遽、出店して下さった被災地の皆様がおられます。先の見えない原発被害の真っ只中にある福島県の生産者の皆様と、津波ですべてが流されてしまった宮城県石巻市の生産者の皆様です。
フェアの2日前に、そのことを知った私は、全身に鳥肌が立つほどの、体の芯から燃え上がるような「熱い気持ち」が、ふつふつと湧き上がりまして、何とか、出店して下さった皆様の「想い」に、誠意を込めて、全力でお応えしたいと思いました。
私も、毎日、特設ステージにて「オリーブオイルでアンチエイジング」というテーマの講演会&デモンストレーションをさせて頂きましたが、毎回、立ち見が出るほど、沢山の皆様に御参加して頂きまして、とても嬉しかったです。
今回の御試食で大好評だった特別メニューには、福島県の「えごまふりかけ」と、宮城県の「赤味噌」を、ふんだんに使わせて頂きました。
そこに「私達も被災地のみなさんのために、是非、食材で協力させて下さい!」と申し出て下さった、秋田県・佐藤養悦本舗さんの「手作り稲庭うどん」と、JA筑前あさくら・博多万能ねぎ部会さんの新鮮な「万能ねぎ」、そして、いつもお世話になっております、八王子市・ミヤ恒産さんの「上質なオリーブオイル」をコラボさせて頂きまして、「赤味噌・えごま・万能ねぎ風味のコグレ流・稲庭うどんのサラダ仕立て」を完成させることが出来ました。地域、食材のジャンルは違っても、「正しい食を通して、社会に貢献して行こう!」という<熱い想い>、<方向性>は、みなさん一緒ですので、このように素晴らしいメニューを誕生させることが出来たのだと思います。
ホビークッキングショーの3日間で培われた沢山の「絆」を、これからも大切にして、この「食を通した絆」を揺ぎ無いものにして行きたいものだと強く思いましたし、それが、ナビゲーターでもある私の使命、役割りだと思います。
気持ち良く、最高の食材を御提供して下さったみなさまには、感謝の気持ちでいっぱいです。
心より御礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。
私も「オリーブオイルでアンチエイジング」がテーマの講演会をさせて頂きました。
毎回、満員のステージでは、その熱気に私の講演にも、つい力が入りました(笑)。
被災地支援のメニュー作りに協力して下さった、素敵な出展者みなさんです。
試食が大好評だった「赤味噌・えごま・万能ねぎ風味の稲庭うどんのサラダ仕立て」です。
ステージ裏では、スタッフのみなさんに手際よく、盛り付けを手伝って頂きました。
宮城県石巻市から大変な被害の中、勇気を持って急遽出店して下さった「高砂味噌」さんです。
左から2人目「佐藤養悦本舗」さんの「稲庭うどん」は、本当に美味しかったです。
「博多万能ねぎ」さんには、食材の他、義援金の方でも、かなり御協力して頂きました。
上質なオリーブオイルのスペシャリスト「ミヤ恒産」中村社長にもお世話になりました。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、6月7日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「カブの和風オリーブオイル焼き」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
「カブ」は、その旨味、甘味を引き出す「オリーブオイル」との相性が良く、すぐに火が通ることも嬉しいですね(笑)。
この御料理は、もちろん御飯のおかずにもなりますし、ホットサラダ感覚で食べて頂いたり、トーストしてマヨネーズを塗ったパンに挟んで、サンドイッチにして頂いても美味しいです。
早速、レシピを御紹介させて頂きます。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
カブの和風オリーブオイル焼き
<材料・2人分>
(A)
カブ(中サイズ) 5個
(B)
エキストラバージンオリーブオイル 大さじ4杯 塩・胡椒 各少々
醤油 少々
(C)
白・黒炒りゴマ 各大さじ1杯
<作り方>
①カブは、皮付きのまま、厚さ1cm位でスライスする。
②フライパンにオリーブオイルを熱し、①をキツネ色になるまで焼く。
③塩・胡椒、醤油を加えて仕上げる。
④皿に盛り、白・黒炒りゴマ2種類をかける。
シンプルながら、とても美味しい「カブの和風オリーブオイル焼き」です。
材料も手に入り易い物ばかりですが、オリーブオイルは、上質の「エキストラバージン」を
お薦め致します。
御飯のおかず以外にも、サラダ感覚で、「パン」と合わせて、洋風にお召し上がり下さい。
<次回放送予定日>
6月22日 「焼きパプリカとクリームチーズのサラダ仕立て」
2011年5月上旬に、中国の大連に伺い、地元の大手食品会社の皆様を対象に「コグレ流・中華風オリーブオイルクッキング」を御披露させて頂きました。
実は、このようなチャンスは、今まで中国本土では、ありませんでしたので、失敗は許されませんから(笑)、本番の数日前から大連入りし、地元の「洋風レストラン」を何軒もはしごして、「どの程度のオリーブオイルが使われているのか」のリサーチをしたり、伝統的なローカル市場や外資系のスーパーマーケット等も時間をかけて回り、地元食材の味のチェックや、大連の人々の「食の嗜好」をとても興味深く、楽しみながら、入念に調査させて頂きました。
その努力が実り(笑)、5月5日の御食事会では、初めてオリーブオイルを口にしたみなさんにも大好評で、かなり盛り上がり、これから大連のような地方都市でも、急速にオリーブオイルの需要が拡大してゆくことを実感致しました。
今後、中国全土で、「コグレ流・オリーブオイルクッキングを正しく普及させ、日中の<食>の架け橋になる」という夢を実現出来る日も「そう遠くはない」と思いましたし、これから中国で「<食>を通してお役に立てる機会」が、かなり増えそうで、とても嬉しいですね(笑)。
そのような大連での活動の模様や、上海、香港の「最新マーケット情報」を6回に分け、「海外出張日誌・東アジア編」にてレポートさせて頂きましたので、HPトップページからアクセスして頂き、是非、御覧下さいませ。
大連の大手食品会社「友蘭集団・本部レストラン」を会場に、大盛況の御食事会でした
オリーブオイル以外の食材は、すべて地元のローカル市場で揃え、調味料は、和風・中華
風をミックスして、野菜中心のヘルシーな「コグレ流・オリーブオイルクッキング」が完成致
しました
大連のローカル市場は、「素晴らしい食材の宝庫」で、創造意欲が掻き立てられました(笑)
香港・上海の高級食料品店にも伺い、オリーブオイルをはじめとした「最新マーケット情報」
もレポートしています。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、6月22日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「焼きパプリカとクリームチーズのサラダ仕立て」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
オリーブオイルで焼くことで、充分に甘味・旨味の引き出されたパプリカと、コクがあり、リッチな味わいのクリームチーズとの相性の良さが抜群で、バケツトにクリームチーズを塗り、焼いたパプリカをのせてお召上がり頂くと、本当に美味しいです(笑)。
良く冷やしたシャンパンやビール、日本酒にも合いますし、バケット2枚で挟んで、サンドイッチにすれば、豪華な御弁当にもなりますね。
早速、レシピを御紹介させて頂きますので、是非、皆様も御試し下さいませ。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
焼きパプリカとクリームチーズのサラダ仕立て
<材料・2人分>
(A)
赤・黄パプリカ 各1個
(B)
エキストラバージンオリーブオイル 大さじ4杯 塩・胡椒 各少々
(C)
クリームチーズ 120g バケット(スライス) 適宜
<作り方>
①赤・黄パプリカは、種を抜き、幅2cm程度で縦にカットする。
②フライパンにオリーブを熱して①を焼き、仕上げに塩・胡椒を振る。
③皿にクリームチーズと②を盛り、スライスしたバケットを添える。
とても美味しい「焼きパプリカとクリームチーズのサラダ仕立て」です。
冷えたシャンパンやビール、日本酒とも、よく合います(笑)。
お好み焼きのソースで、世界的に有名な「オタフクソース」さんのイベント「第14回活力フェア・お好み焼き提案会」の会場で、「お好みソースの可能性」と題した講演&講習会を6月21、22日の2日間に渡り、合計4回させて頂きました。
会場となったのは、台東区の産業貿易センタービルのワンフロアでしたが、「お好み焼き」や「焼きそば」、「たこ焼き」の鉄板が、所狭しと数十台並び、毎日、数百人の御客様(今回は、お好み焼き店経営者様に限定)に御来場頂いて、会場中が、かなりハイテンションな熱気に包まれておりました(笑)。
私とオタフクソースさんの御縁は、昨年と今年の「ホビークッキングショー」に御参加して頂いて以来ですが、それ以前から、私自身「オタフクソース」の愛用者でもありました(笑)。
講演会でも、申し上げたのですが、私の場合は、「オタフクソース」を「和風のデミグラスソース」と位置づけて使っておりまして、例えば、「カレー」や「ビーフシチュー」の仕上げに加えたり、「ナポリタンパスタ」や「チキンライス」、「ハヤシライス」の隠し味として使うことが多いのです。
最近では、オリーブオイルとの相性の良さにも注目し、サラダのドレッシングに応用することもありまして、今回は、そのような経験に基づくお話と実演を、分かり易くさせて頂きました。
実演では、「お好みソース」と「オリーブオイル」を1対2で合わせ、シンプルにざく切りキャベツにかけて、御試食して頂きましたが、これが想像以上に大好評でして、御客様からの積極的な御質問等もあり、かなり盛り上がりまして、持ち時間の40分間がアッと言う間に過ぎてしまい、ホッと致しました(笑)。
「コグレ提案のお好み焼きブース」の方では、「お好みソース」だけを塗ったお好み焼きに、マヨネーズ等の代わりに、「オリーブオイル」をかけて、サッパリとヘルシーにお召上がり頂く方法を御紹介させて頂きましたが、こちらも、いつも長蛇の列が出来ていて、「お好み焼きのプロ」である社員さんからの評判も、かなり良く、私お薦めのオリーブオイル「ラビダ」を、その場で購入された方も、沢山いらして、とても嬉しかったです。
写真から、会場の熱気が伝わっていますでしょうか(笑)。
私の出番が終わり、汗をぬぐい、冷たい水を頂きながら、窓の外に目を移しますと、雲ひとつ無い快晴の空の下に、完成間近の「スカイツリー」が良く見えました。
東京近郊に住んでいながら、これほど、間近で見たことが有りませんでしたので、とても感激し、思わずシャッターを押してしまいました(笑)。
連日、大盛況だった「オタフクソース」さんの「活力フェア・お好み焼き提案会」でした
「お好み焼き」と「オリーブオイル」の相性は、抜群で、とても美味しいですよ(笑)
「お好みソース」と「オリーブオイル」の組み合わせで、新しい味のレパートリーが増えます
超満員の会場では、大型のテレビモニターも設置され、皆様に手元を御覧頂けました
2日間で合計4回の「講演&講習会」は、いずれも大盛況で、かなりの熱気に包まれていました
「講演&講習会」では、ドレッシングのバリエーションを増やすコツも解説させて頂きました
「オタフクソース」の社員さん達にも、御試食の盛り付けを手伝って頂きました
「お好みソース」と「オリーブオイル」を1対2で合わせた「ざく切りキャベツサラダ」です
浅草に近い会場からは、完成間近の「スカイツリー」が、良く見えました
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、7月13日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「ズッキーニの和風カルパッチョ」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
番組内でも、申し上げたのですが、以前、イタリアのフィレンツェ、大聖堂の近くにあるローカールレストランで「ズッキーニのカルパッチョ」というメニューを、初めて目にしました。
普通、「カルパッチョ」と言いますと、「お肉かお魚の刺身にオリーブオイルをかけたもの」を意味しますので、「ズッキーニが主役のカルパッチョ」は、私にとりましても、とても衝撃的でした(笑)。
もちろん、そのお店では、定番の人気メニューでしたので、私も迷わずに注文しましたが、大きなお皿全体に敷き詰められた、薄切りのズッキーニの上には、刻んだクルミとブルーチーズ(ゴルゴンゾーラ)が散らしてあり、味付けは、上質な塩・胡椒と、地元産の香り豊かなオリーブオイルがかけられているだけでした。
まさに「シンプルの極み」だと思いましたが、プロの私からみても「絶妙な美味しさ」で、印象深い逸品でした。素材を大切にする、本場イタリア料理の真髄に触れられた気がしまして、とても感激したことを、今でもはっきりと覚えています(笑)。
そんなこともあり、ズッキーニが旬の「この時期」に、全国の皆様にも、「ズッキーニのカルパッチョ」を是非、御紹介させて頂きたいと思っていたのですが、御飯のおかずにもなるように、コグレ流にアレンジさせて頂いたのが、本日のシンプルレシピなのです。
塩は、出来れば、ミネラルたっぷりの天然塩を使って頂きたいですし、醤油も、じっくりと時間をかけた天然醸造の物がいいですね。番組内では、お薦め調味料の銘柄までは、御紹介出来ませんので、普段、私が愛用している調味料を写真で御紹介させて頂きます。
是非、皆様も御試し下さいませ。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
ズッキーニの和風カルパッチョ
<材料・2人分>
(A)
ズッキーニ 1本
(B)
塩・胡椒 各少々 オリーブオイル 40cc 醤油 15cc
(C)
鰹削り節 少々 白炒りゴマ 少々
<作り方>
①ズッキーニは、厚さ3mm位にスライスし、皿に、重ならないように並べる。
②塩・胡椒を振り、5分位置いてから、オリーブオイルと醤油をかける。
③鰹削り節と白炒りゴマをかける。
シンプルで、とても美味しい「ズッキーニの和風カルパッチョ」です
素材を生かしたシンプルな御料理ほど、「調味料の質」が「味の決め手」になります
お酒のおつまみや御飯のおかずとして「生のズッキーニ」の美味しさを御試し下さい
6月13日に、私が以前から開発に携わらせて頂いている、高知県四万十市の「仏手柑(ブシュカン)ポン酢」の御披露目・御試食会が、風光明媚な四万十川沿いにあります、天然うなぎ料理の老舗「四万十屋さん」で盛大に開催されました。
「仏手柑」は、四万十市の長い歴史の中で、人の手が一切加わることなく、自然に生き続けている柑橘類でして、その「生命力に溢れた美味しさ」を、是非、全国の皆様に知って頂きたくて、一切の添加物を使わない「究極のポン酢」を、試行錯誤を重ねて、作らせて頂いたのです。
今回は、発売日が決定したのを記念して、日頃から御世話になっております、地元の皆様を御招待させて頂いたのですが、私の想像以上に、皆様には、喜んで頂けまして、とても嬉しかったです(笑)。
使わせて頂いた食材にも、もちろん、こだわりました(笑)。それらのすべては、地元産の新鮮な物を御用意して頂いたのですが、なにより嬉しかったことは、私も、以前に取材に伺わせて頂き、意気投合した、いわば、顔と御名前の分かる生産者の皆様が、日頃から四万十の自然を敬い、情熱を注いで作っていらっしゃる物ばかりを集めて頂き、それらの食材からにじみ出る「オーラ」に、料理人として、大いに創造意欲が掻き立てられましたし、この瞬間に、この空間で御料理させて頂けることに、心から感謝の気持ちでいっぱいになりました。
これから、私も、この「仏手柑ポン酢」を、大いに宣伝させて頂くつもりですが、単に「食材・調味料」としてではなく、そんな生産者の皆様の「四万十の伝統的食文化に対する<尊敬の念>や<心意気>」の部分を御紹介させて頂くことが大切なのではないかと思っています。
この「ポン酢」を購入御希望の方は、「お問い合わせフォーム」より、私の方まで御連絡下さいませ(笑)。
「仏手柑ポン酢」の御披露目・御試食会は、四万十屋さんで盛大に開催されました
海に近い四万十川で獲れた黒鯛には「天然・川海苔のポン酢ソース」
と「オリーブオイル」をかけました
手作り豆富には、蕪とじゃこをのせ、「ポン酢」と「オリーブオイル」をかけて、サラダ感覚で
ブロッコリーとカリフラワーには「梅・赤シソ・白胡麻入りのポン酢ソース」を合わせました
冷やし中華には「ポン酢」と「オリーブオイル」をかけるのが、抜群の相性で、美味しいです(笑)
「仏手柑ポン酢」のラベルには、仏手柑の枝を持つ私の写真も入って
います(笑)
生命力のエネルギーに満ち溢れた「仏手柑の美味しさ」を是非とも
御体験して下さい
御試食会中に「四万十の伝統的食文化」をテーマにした、私の講演もさせて頂きました
「四万十の伝統的食文化」を全国に発信し「日本中を<食>で、元気にしたい」と思っています
私は「四万十の伝統的食文化」に感銘を受けておりまして、ついついスピーチにも熱が
入ります(笑)長時間撮影して下さった、せいぶ印刷の都築さん、有難う御座います(笑)
「とても有意義で楽しく、美味しい時間」に、みなさんの笑顔が溢れていました(笑)
四万十屋さんから望む、四万十川沿いの美しい夕日には、心より感激致しました
訪れる度に、高知県四万十市は、本当に素晴らしい所だと思います
2011年6月下旬にスペインのバルセロナを訪れ、「本場のシーフードパエリア作り」に挑戦致しました(笑)。
日中の最高気温は42℃まで上昇し、こちらも異常気象のようで、かなりの暑さでしたが、頑張って「究極の美味しいシーフードパエリア」を完成させることが出来たと思います(笑)。
まずは、大切な材料の仕入れですが、港からも近いランブラス通りにある、大規模なバルセロナ市民の台所「サン・ジュセップ市場」に伺い、「新鮮なシーフード」はもちろんのこと、「上質なサフラン」や「完熟トマト」、「風味豊かなオリーブオイル」に至るまで、すべてにおいて満足の出来る食材を、一度に仕入れることが出来ました。
海岸沿いにあり、私も大好きで、何度も通っている、地元でも大人気のレストラン「マリーナ・モンチヨ」のキッチンをお借りし、顔馴染みでもある、このレストランのシェフと共に、大きなパエリア鍋で作り始めますと、美味しそうな匂いに誘われて、このお店のスタッフのみなさんが次々に集まり始め、結局、スタッフのみなさんの試食会のようになってしまいました(笑)。
まずは、充分に冷やした地元産のスパークリングワイン「カバ」で乾杯し、私が、パエリアをサーブして食事が始まりますと、アッという間に笑顔が広がり、ラテン系のみなさんの盛り上がりは、かなりパワフルで、とても楽しいひと時でした(笑)。
夕方になり、少し日差しが和らいだ頃に、未だ未完成のガウディの代表作「サクラダ・ファミリア」まで、2時間かけて歩いてみました。肌に受ける潮風がとても心地良く、バルセロナにいることを実感致しましたが、久しぶりに見る「サクラダ・ファミリア」は、かなりのスピードで作業が進んでいるようでした。現地の方に、そのことをお尋ねしましたら、「2010年の11月7日にローマ法王がいらっしゃり、その際にミサが出来るように、コンピューターを導入し、急ピッチで作業が進められた」とのこと。
「生誕の門」にある、外尾悦郎さん作の彫刻「6体の天使像」等も、美しく輝いていました。
バルセロナ市民の台所「サン・ジュセップ市場」は、いつも大賑わいです
市場内、綺麗なディスプレイの八百屋さんでは「完熟トマト」を買いました
場所柄、魚屋さんも多く「新鮮なシーフード」が、輝いて並んでいました
「上質なオリーブオイル」や「スパイス」も、市場内には豊富にあります
地元でも人気のレストラン「マリーナ・モンチョ」で「パエリア」を作らせて頂きました
顔馴染みのシェフと一緒に「究極のシーフードパエリア作り」に挑戦です(笑)
大鍋でのパエリア作りは「強火が決め手」で、かなりの迫力でした(笑)
甲殻類で出汁を取り、新鮮なシーフードを惜しみなく使うのが「美味しさの秘密」です(笑)
完成した「パエリア」を持って、ラテン系で陽気なボーイさんと記念の1枚です(笑)
スタッフのみなさん向けの「試食会」は、大好評で、アッと言う間に大鍋が空になりました(笑)
ガウディの代表作「サクラダ・ファミリア」は、建設工事が急ピッチで
進んでいました
「生誕の門」にある、外尾悦郎さんの彫刻「6体の天使像」も、夕日に
美しく輝いていました
2011年6月下旬に、スペインのバスク地方・ビルバオを訪れ、フランス修行時代の仲間がシェフを務めるレストランで、「最新のバスク料理」に挑戦致しました(笑)。
バスク地方と言いますと、フランスとの国境沿いに位置しており、食文化の面でも、両国の影響を受けておりまして、とても多彩で美味しい料理が多く、美食を愛するグルメな人々にとりましては、一度は訪れたい「美食の聖地」なのです(笑)。
私も、以前から、バスク地方を訪れたいと思っていましたが、ようやく念願が叶いまして、「バスクの美食と食文化」を存分に堪能させて頂きました(笑)。
そのお店ごとのメニューがユニークで、とても興味深かった「<多彩なピンチョス>を楽しむバル巡り」も、本当に楽しくて、病み付きになりそうでしたが、まずは地元のローカル市場の模様と、友人のレストランで、一緒に作らせて頂いた「最新のバスク料理」2品のレポートをさせて頂きたいと思います。
まず、前菜の「焼きトマトのゼリーがけ」ですが、とても繊細な味付けで、日本の懐石料理的な印象でした。いわゆる、ボリューム感があり、大胆な盛り付けの「古典的なバスク料理」とは、かなりかけ離れたイメージでしたが、これが、今の流行なのでしょうね。
メインは、バスク料理では、よく使われる食材「豚肉」を使った「ローストポークの焼きメロン添え」でしたが、一切のソースは無く、天然塩だけをかけて食べます。こちらも、懐石料理に近い発想だと思いましたが、「低カロリーなヘルシーさ」を追求してのことだそうです。ヘルシー志向は、今や、世界的な傾向なのですね。
普段は、私自らメニューを考え、料理させて頂いていますが、たまには、他のシェフの料理を作らせて頂くのも、刺激になり、良い勉強になります(笑)。
今回のレポートは、「海外出張日誌・西ヨーロッパ編」でも、詳しくアップしていますので、そちらも是非、御覧下さいませ。
友人がシェフを務めるビルバオのレストランで「最新のバスク料理」を作らせて頂きました
スタッフも多く、とても繊細で手間のかかる仕込みや盛り付けが多かったです
前菜の「焼きトマトのゼリーソース」は、日本の懐石料理のような印象でした
メインは「ローストポークの焼きメロン添え」でしたが、一切のソースが無く、ヘルシーな1品
でした
地元・ビルバオのローカル市場には、「キノコの専門店」もありました
「手長海老」をはじめ、新鮮な魚介類も豊富に揃っていました
バスク地方では、舌の上でとろける上質な「イベリコ生ハム」も味わうことが出来ます
2011年6月下旬に、スペインのバスク地方・サンセバスチャンを訪れ、「バスク地方伝統のピンチョス」の取材をして来ました。
バスク地方と言いますと、スペインとフランス両国に文化圏がまたがっているために、食文化も多彩で、グルメな人々にとりましては「美食の聖地」と言えるかもしれませんね(笑)。
サンセバスチャンは、大西洋「ビスケー湾の真珠」と称されるほど、美しい町でして、19世紀に、ハプスブルク家の王妃「マリア・クリスティーナ」が保養地として以来、高級避暑地としても、その名を知られています。
私が訪れた6月下旬は、異常気象と言えるほどの猛暑が続き、昼間の最高気温が、なんと42℃以上にもなっていましたので、貝殻のように半円形で美しい海岸「コンチャ(貝殻)海岸」には、連日、海水浴客が各地から集まり、大賑わいでした。
「ピンチョス」とは、薄く切ったバケットの上に、様々な具を盛り合わせたり、串で刺した、いわば「バスク風のタパス(おつまみ)」とでも言いましょうか。
サンセバスチャンでは、町なかを歩いていますと、いたるところにバル(居酒屋)があり、それぞれのお店には、近所の顔馴染みの人々が集まり、賑っていますが、特に、旧市街の中心部である「憲法広場」や、その周辺に碁盤の目のように広がっている路地には、バルが密集しています。
私は、念願叶って、やっと来ることの出来たサンセバスチャンなのですから、3日間の滞在中、旧市街にある、すべてのバルを巡り、「すべてのピンチョス」のチェックをしようと心に決めました(笑)。
そして、旧市街を端から端まで歩き回り、面白そうな「ピンチョス」は、すべて写真を撮らせて頂きましたが、3日間でその枚数は、800枚を越えていました(笑)。
もちろん、800種類の「ピンチョス」を、すべて試食したわけではありませんが、個性的なものは、プロの意地にかけて、殆ど、食べました(笑)。
余談になりますが、「お腹いっぱいな時に食べても美味しいと思うものは、本物だ」というのが、私の持論でして、その意味では、見た目はシンプルながら、とても美味しい物が多かったと思います。
スペースの関係上、すべての写真を御紹介することは出来ませんが、私の印象に残った、代表的な「ピンチョス」のいくつかを御紹介させて頂きます。
「ビスケー湾の真珠」とも称されている、サンセバスチャンの美しい海岸です
42℃を越える猛暑が続き、「コンチャ海岸」は、海水浴客で大賑わいでした
まだ空いている「バール」で、昼間から味わう「地ビール」は、最高に美味しいですね(笑)
フルーツを加えた赤ワイン「サングリア」も、食前酒にはピッタリです
20時過ぎから地元客で賑わい始め、ピーク時には、身動きも取れないほどです(笑)
店内に入りきらない人々は、グラス片手に、大勢、外で談笑していました(笑)
憲法広場では、民族衣装のみなさんのショーが、盛大に開催されていました
「アングーラス(うなぎの稚魚)」は、バスク地方の名物ですが、最近は希少価値ですね
「オリーブ&アンチョビ」は、どのお酒にも合う、軽いピンチョスの定番です
「スペインオムレツのバケットサンド」も、シンプルながら美味しい1品です
「オイルサーディン&パプリカ」は、鰯が新鮮で、とても美味しいです
「スモークサーモン&クリームチーズ」は、フレンチの定番でもあります
「アスパラガスのグリル」は、バジルソースとの相性も抜群でした
「タコのガルシア風(オイル煮)」は、柔らかくて美味しい定番メニューです
「ソーセージのトマト煮込み」は、素朴で美味しい「伝統的バスク料理」の代表です
春巻きの皮を使って、見た目も御洒落な「創作風ピンチョス」も人気でした
「バスク風イカ墨ソース」は、とてもコクがあって美味しかったです
「特別オーダー」も受けてくれる、グリル担当のシェフと記念の1枚です
2011年6月下旬に、フランス側のバスク地方・バイヨンヌを訪れ「チョコレートのルーツ」を探って来ました。
その歴史を紐解きますと、バイヨンヌは、古代ローマ時代には、街道筋の町として、また、12-15世紀には、貿易港を中心に栄え、長い時間の中で「誇り高きバスク文化の中心都市」としての役割を担ってきたのです。
そして、17世紀に入り、アメリカ大陸からスペインに伝えられた「カカオ」が、ピレーネ山脈を越えて、バイヨンヌの港に運ばれて来るようになり「フランスで最初のチョコレート工場」がバイヨンヌに誕生しました。つまり、世界に名だたるフランスのチョコレート文化が最初に花開いたのが、ここ、フレンチバスク地方のバイヨンヌなのです。
そのようなわけで、バイヨンヌの街並みを歩いていますと、どこからともなく、ほんのりと甘いチョコレートの香りが漂ってくるほど、個性的なチョコレート屋さんが沢山あります(笑)。
今回は、数ある老舗の中で、地元でも評判の良い2店を御紹介させて頂きます。
まずは、「アトリエ・ドゥ・ショコラ」なのですが、このお店のチョコレートは、全体的に甘さ控え目で、とても食べ易いです。ここの「スペシャリテ(人気のある商品)」は、なんと「ミックス唐辛子風味の板チョコ」だそうでして、早速、試食してみましたが、ベースとなるビターチョコレートと「ミックス唐辛子」の相性が、想像以上に良く「今までのチョコレートに対する概念が、根底から覆されるほどの衝撃」とでも言いましょうか、まさに「目からウロコ」でした(笑)。
もう1店は「ショコラ・ファクトリー」でして、こちらのチョコレートは、甘味もしっかりとした基本に忠実なチョコレートが揃っています。フルーツ等のフレーバーを加えた物もあり、味や形のレパートリーは、かなりありまして、選ぶのに、迷いそうです(笑)。
店内のインテリア、ディスプレイも、とても御洒落な感じで、外から見ますと「ここは、ハイセンスな美容院ではないか」と、間違えそうな雰囲気でした(笑)。
バイヨンヌの老舗「アトリエ・ドゥ・ショコラ」のシンプルな外観です
チョコレートの専門家「ショコラティエ」の資格を持つ店員さんと記念の1枚です
「チョコレートのブーケ」も人気商品で、希望するチョコレートを御洒落に詰めてくれます
私が購入した「ブーケ」の中身は、こんな感じで、薄く延ばした
チョコレートが入っていました
「ミックス唐辛子入りのチョコレート」は、目からウロコの美味しさ
でした(笑)
地元でも人気の「チョコレート・ファクトリー」の看板です
店内は、斬新なディスプレイですが、チョコレートは、基本に忠実な味わいです
色々なフレーバーや形のチョコレートがあり、選ぶのに迷ってしまいます(笑)
以前、マクロビオテックの久司道夫先生から、こんなお話を聴いたことがあります。
「1858年2月11日、ピレーネ山脈のすそ野、ルルドのポー川のほとりにある洞窟の近くに、薪を集めに来た14歳の少女がいた。その名は、ベルナデット・スービルー。突然、彼女の前に現れた聖母マリアは、その後17回に渡って同じ場所に出現し、ある日<泉に行って水を飲み、顔を洗いなさい>と命じた。洞窟近くの地面を掘ると泉が湧き始め、その湧き水によって病気が治癒する奇跡が何度も起きた。それから、この小さな町は、年間170ヶ国から600万人が集まるカトリック最大の巡礼地、特に、病を持つ人々にとって重要な聖地となった・・・・。」
2011年6月下旬に、ピレーネ山脈を挟んで、スペインとフランスに広がるバスク地方を訪れた私は、何としても「ルルドの奇跡」を体験したいと思っていました。
もちろん「ルルドの湧き水」も、マリア様をかたどったボトルに汲んで、その場で飲ませて頂きましたが、ルルドの地で、私のフランス修行時代の仲間だった女性シェフが、レストランを経営していることを思い出し、そちらに伺って「ルルドの湧き水を使った<命のスープ>」を3品作らせて頂きました。
そのひとつは、「田舎風・豆のスープ」でして、特に、出汁を加えることもなく、水と天然塩、豆の味を生かした、とても素朴で美味しい、家庭料理の定番スープです。仕上げに、オリーブオイルを加えますと、グッと味が引き立ちます。
次は、甲殻類で出汁を取り、少し手間をかけた「シーフードコンソメスープ」ですが、こちらも、食べる瞬間にオリーブオイルをかけますと、フワッと香りが広がり、極上の味わいになります。
3品目は、ブロッコリーとほうれん草、ポテトをベースにした「青野菜のポタージュスープ」です。
「ポタージュスープ」と言いますと、普通は、生クリームやバターでコクを出すのですが、今回は、オリーブオイルを使い、あえて、動物性の脂肪を一切使いませんでした。逆に言えば、生クリームやバターに頼らなくても充分に美味しく、体に優しい味わいに出来たのです。
これも「ルルドの奇跡」ではないでしょうか。
聖母マリアが出現したとされる洞窟です。「奇跡の泉」は、マリア像の左下奥にあり
今もこんこんと水が湧いています
世界中から訪れた人々が、容器を持参し、洞窟の脇で色々な
想いを胸に「奇跡の湧き水」を汲んで行きます
地元で購入した「マリア像型のボトル」にも「奇跡の湧き水」を
汲ませて頂きました
復活祭から10月15日まで、毎晩行われる「ろうそく行列」に参加させて頂きました
行列の先頭は「神秘的なマリア像」でして、信者に担がれ、静かに大聖堂前の広場を一周
します
雨模様にも関わらず、大勢の人々が参加した「ろうそく行列」です。「ルルドの大聖堂」まで
歩きます
最後に大聖堂前の広場で、敬虔なミサが行われます。病気の人、車椅子の人、それを押す
青年、看護婦さん、シスター、一般の方々。この空間では、すべての人々の「熱い祈り」と
「強烈なエネルギー」がうねりとなり夕闇の空に舞い上がって行くようでした
「ルルドの湧き水」で「命のスープ」を作らせて頂いた、私の仲間が経営するレストランの
外観です
キッチンで、御手伝いして頂いたシェフのみなさんと記念の1枚です。スープの試食も
大好評でした(笑)
水と塩が決め手の「田舎風・豆のスープ」です。仕上げにオリーブオイルを加えると、旨味
が引き立ちます
甲殻類の出汁で贅沢に作った「シーフード・コンソメスープ」です。上質のオリーブオイル
と共に「絶品」でした(笑)
動物性の脂肪を一切加えない「青野菜のポタージュスープ」です。ヘルシーでコクがあり
「体に優しい味わい」でした
2011年2月13日に、熊本県天草市に伺い、「オリーブ料理コンテスト」の審査委員をさせて頂きました。
天草市では、以前から「オリーブの島づくり」を目指しておりまして、素晴らしい自然の恵み・天草の食材に感謝の気持ちを込め、数年後には、地元でも生産されることになるであろう「上質のオリーブオイル」を、家庭料理に上手く取り入れることで「日々の食生活を、より美味しく、よりヘルシーにして頂く」ことを目的として、初めて開催された「コンテスト」なのです。
正直なところ、私の中では、初めての試みですから、エントリーする方は少ないだろうと思っていたのですが、何と、25品もの出展があり、感激致しました。しかも、すべての御料理のレベルが高く、本当に美味しくて、甲乙付け難く、採点には、かなり苦労致しました(笑)。
本来ならば、3位まで、つまり、ベスト3の御料理を選べば良いのですが、これが「困難の極み(笑)」でして、絞り込むことが出来ずに、あれこれ迷っているうちに、時間だけが、どんどん過ぎてゆくものですから、多少の焦りを感じながら、私の独断で、急遽「特別賞」を4名様に差し上げることに致しました(笑)。
今回の受賞作品を写真で御紹介させて頂きますが、今、見返しても、それらの美味しさの記憶が、鮮明に蘇ってきます(笑)。これは、本物ですね。
「オリーブ料理コンテスト」の会場となった、五和町の「おおくす」は、木造りの素敵な空間
でした
まずは、完成した料理の撮影をして、後日、御洒落な「レシピ集」にまとめられます
初回にも関わらずに、25品ものハイレベルな「オリーブオイルクッキング」が集まりました
すべての料理を試食させて頂きましたが、どれも甲乙付け難く、審査に悩みました(笑)
1位「干し野菜のオリーブ炒め」は、干し野菜とオリーブオイルの
相性が抜群でした
2位「タコサラダ」は、レモン汁とオリーブオイルのソースが絶妙で
美味しかったです
3位「ゆずとおからのオリーブケーキ」は、おからとゆず、オリーブ
オイルのバランスが良かったです
特別賞「高菜まんじゅう」は、オリーブオイルで炒めた高菜が美味しかったです
特別賞「かきもちのオリーブソース」は、香ばしい揚げもちとオリーブ
ソースの相性が良かったです
特別賞「干し野菜サラダ」は、カリカリに炒めた干し野菜にオリーブ
ソースが良く合っていました
特別賞「ボタン鍋」は、オリーブオイルを入れた煮汁が美味しかった
です
エントリーした皆さんの目が、あまりにも真剣なので、審査発表は、内心ドキドキでした(笑)
入賞した皆さんには、コック帽子とオリーブオイルにサインを入れてプレゼント致しました
入賞した皆さんにもコック帽子をかぶって頂き、記念の1枚です
審査発表のあとは、一般来場者の皆さんも含めて、楽しく美味しい「試食タイム」でした(笑)
「料理コンテスト」終了後に、同会場で「オリーブオイル」をテーマにした講演をさせて
頂きました
講演後に行われた「著書とオリーブオイルの販売・サイン会」も、大好評で嬉しかったです(笑)
◎「第2回オリーブ料理コンテスト」が8月6日に天草市五和町通詞島の「総合交流ターミナル・ユメール」で10時から開催されます。
◎さらに、前日の5日には「五和町コミュニティーセンター」で、「食育の講演会」が19時半から開催されますので、お近くの方は、御気軽に御越し下さいませ。
詳しくは、天草市五和支所・TEL0969-32-1111まで、お問い合わせ下さい。
7月20日に、高知県四万十市を訪れ、四万十市雇用創造促進協議会様の御依頼で「玄米の美味しい食べ方」をテーマにした講演&講習会を開催させて頂きました。
通常でしたら、四万十市に伺う場合には、移動に時間がかかるために、その前日に、羽田から高知空港まで飛行機を利用し、路線バスでJR高知駅に出て、そこから特急列車で中村駅まで行くのですが、「19日には、大型で進行がゆっくりの台風が高知県を直撃する」とのことで、四国方面への飛行機は、全便欠航となりまして、急遽、「陸路で、行けるところまで行く」ことになりました(笑)。
まずは、羽田空港から東京駅に戻り、新幹線で岡山駅まで行ったのですが、この時点で、既に、大荒れの天候、どしゃ降りでして、そこから先へは、瀬戸大橋も閉鎖され、四国に渡る方法は皆無でしたので、仕方なく、岡山駅前のホテルに泊まり、翌朝の移動に賭けることにしました。
そして、翌朝ですが、「高知方面のJRは、夕方まで運休」とのこと。講習会は、14時からの予定で、キャンセル待ちが出るほど、多くの皆様が期待して、楽しみに待っていて下さるので、延期するわけにもいかずに、どんな手段を取っても、辿り着かねばならず、「道路は通行可能」の情報を得まして、慌てて、岡山駅前の高速バス乗り場に、汗だくになりながら、駆け込みました(笑)。しかし、現実は、厳しく、四国方面行きの高速バスは、すべて、午後の便まで満席でした。
再び、岡山駅にもどり、時刻表を食い入るように見ていましたら、四国の玄関口・高松まで行く在来線があることに気が付きまして、とりあえず、先のことは考えずに、ぎゅうぎゅう詰めの車内に飛び乗りました。この電車も、かなり遅れましたが、何とか、高松駅に辿り着きまして、そこから、駅前の高速バス乗り場にダッシュしました(笑)。ここからは、幸運にも、高知駅行きの高速バスに乗ることが出来ましたが、高知駅から先のJRは、未だストップでしたので、主催者の方に連絡し、高知駅まで片道3時間かけて、車で迎えに来て頂きました。
やっとのことで高知駅前で合流した時には、既に、昼の12時を回っており、大急ぎで会場に向かっても、到着は15時過ぎですので、講習会のスタート時間を「断腸の思い」で、16時に遅らせて頂きました。
大汗をかきながら、会場となった「四万十市中央公民館」の調理実習室に駆け込みますと、開始時間の変更を知らなかった参加者のみなさんが何人かいらして、一瞬、空気が重かったのですが、私が、まず遅れたお詫びをして、一緒に下準備をして頂くことにしました。
私は、とにかく夢中で、色々と「プロならではの段取り」で指示を出しながら、一刻でも早く開始出来るように「御客様だということを考えずに(笑)」御手伝いして頂いたのですが、これが、御手伝いして下さったみなさんにとりまして、逆に、とても新鮮で楽しかったようで、「貴重な体験が出来たこと」を感謝されてしまいました。四万十市のみなさんは、本当に心温かく、有難いですね(笑)。
講習会では、地元の米農家・福留壮さんが提供して下さった「有機無農薬の上質な玄米」を使わせて頂きました。
玄米には、その5割増しの水と、オリーブオイルを加え、普通の炊飯器で、普通に炊けばいいのですが、これが、大好評で、講演&講習会は、とても盛り上がりました。
スタート時間が遅れたことで、途中で帰られる方々も多いかなと思っていたのですが、みなさん全員が最後まで残って下さり、積極的に受講して頂きまして、感謝の気持ちでいっぱいです。
今回の陸路での移動を経験し、どんな方法でも四万十市に来れることが分かりましたし、ゆっくり走るバスや在来線の車窓の景色を眺めていますと、改めて、高知県、そして四万十市の雄大な自然とその恵みが実感出来まして、本当に心癒されます。時間に余裕があるならば、バスや在来線での移動もよいものですね(笑)。その時には、是非、今回のレシピで炊いた「美味しい玄米のおにぎり」を持参したいものです。
なにしろ、今回は、ハプニングの連続で時間が無く、行きは車中で「コンビニのおにぎり」しか食べられなかったものですから(笑)。
「玄米の美味しい食べ方」がテーマの「講演&講習会」が四万十市で開催されました
台風の影響で2時間遅れでスタートしましたが「講演&講習会」は
大好評でした(笑)
四万十市とその周辺では「有機無農薬の上質なお米」が作られて
います
「玄米とオリーブオイルの相性の良さと、その必要性」のお話をしているところです
5割増しの水に数時間浸けた玄米を炊飯器に移し、オリーブオイルを加えます
私の著書にも、美味しく玄米を炊く方法や、バリエーションが詳しく解説されています
「生のズッキーニ」に、ポン酢とオリーブオイルをかけると「美味しい御飯の友」になります
参加したみなさんにも「ズッキーニの和風カルパッチョ」を作って頂きました
香り豊かで、美味しい玄米の炊き上がりに歓声が沸きました(笑)
バルサミコ酢を加えて炊いた方には、野菜も混ぜ込み「ライスサラダ風」にしました
米農家の方々をはじめ、男性の参加者も多く、試食も大好評で盛り上がりました(笑)
8月6日に天草市五和町通詞島にて、「第2回オリーブオイル料理コンテスト」が開催されました。
2月に開催された初回よりもエントリー数が増え、しかも、どの料理も季節感が豊かで、プロの私からみましても、かなりハイレベルなものばかりで、審査するのが本当に大変でした(笑)。
特に、優勝作品の「地魚と地元野菜のブイヤベース」は、本場南フランスをしのぐ、本格的な美味しさでしたし、オリーブソースが決め手の「地元野菜たっぷり・ちゃんぽん」も、とても美味しかったです。
この2品を作って下さった宮崎文子さんは、五和町鬼池で、民宿「光浜荘」を経営されており、みずからも毎日キッチンに立ち、日々、地産地消にこだわった愛情溢れる料理で、訪れた御客様に喜んで頂いています。私も、何度か、その料理を頂いたことがありますが、はるかに民宿のレベルを越えた素晴らしい味わいに、とても感激致しました。
9月からは、天草市恒例の「あわび祭り」が始まりますが、そのPRの一環として、この「ブイヤベース」を和風にアレンジしたものを、私が開発させて頂きまして、11月まで、五和町の光浜荘さん、イルカ館さんで味わうことが出来ます。「遠くから車に乗ってでも、食べに来る価値のある料理」ですので、天草市におでかけの際には、是非、御試し下さいませ(笑)。
光浜荘さんの連絡先は、 TEL0969-32-0034
イルカ館さんの連絡先は、 TEL0969-33-0085 です
「第2回オリーブオイル料理コンテスト」は、かなりハイレベルでした(笑)
天草市五和町通詞島の温泉施設「ユメール」さんが会場でした
レシピ集を作るために、すべての料理の写真とレシピを記録します
前回を上回るエントリー数とレベルの高さに感動致しました
彩り豊かな料理の数々は、今すぐにレストランで出せそうですね(笑)
優勝した民宿・光浜荘の宮崎文子さんと記念の1枚です
優勝作品の「地魚と地元野菜のブイヤベース」は、本格的な美味しさでした(笑)
「地元野菜たっぷりのちゃんぽん」は、特製オリーブオイルソースとの相性が抜群でした(笑)
9月からの「あわび祭り」を記念して、私が開発した「和風ブイヤベース」は、光浜荘さん
イルカ館さんで食べることが出来ます。超!お薦めですよ(笑)
「第2回オリーブオイル料理コンテスト」での、入賞作品を御紹介させて頂きます。
準優勝は、「パリッと焼いたそうめんサラダ」でしたが、夏に食べたいトマトやオクラ、きゅうり、みょうが、生姜等のヘルシー食材がたっぷり入ったオリーブオイルソースと、香ばしいそうめんの相性が抜群でした(笑)。カップレタスを器にして、見た目も涼しげで良かったです。これは、飲食店で出せば、ヒットメニューになりそうですね。
3位は、「うつぼのホルモンサラダ」でした。うつぼの白身は、とても淡白で美味しいですが、ホルモン(腸)の湯引きは、私も初めて食べました(笑)。うつぼのホルモンは、それ自体が新鮮で、丁寧な下処理もしてありましたので、クセも無く、心地よい食感で美味しかったです。ポン酢とオリーブオイルを合わせたソースとの相性も良かったですね。この1品を作って下さった方は、コンテストの会場となった、天然温泉施設「ユメール」内のレストランのキッチンで働いていらっしゃるそうでして、事前にリクエストすれば、レストランでも出して頂けるそうです。
当初の予定では「3位まで」ということでしたが、今回も、ハイレベルな作品ばかりでしたので、3品だけに絞りきれずに、この他4名の方に「特別賞」を差し上げることに致しました(笑)。
1品目は、「焼いた豆腐のイタリアンホットサラダ」です。まず、地元産のやや固めの豆腐をオリーブオイルで焼き、香ばしさを引き出して、ソースとの絡みを良くしたところが素晴らしいですね。玉葱の甘味とトマトのコクを生かしたソースには、食感も心地良いキュウリのソテーを加えており、センスの良さを感じます(笑)。
2品目は、「大葉シソのジェノベーゼ・アンチパスト」です。「ジェノベーゼ」とは、一般的に、バジルとオリーブオイルを合わせてペーストにしたものを指しますが、和風に大葉シソで代用した柔軟な発想が素晴らしいと思います。オリーブオイルで焼いた季節野菜やシーフードとの相性も見事でした。ビールやワイン以外にも、焼酎や日本酒とも合いそうですね(笑)。
3品目は、「完熟トマトのオリーブ風味・冷製ポタージュスープ」です。トマトのコクや甘味とオリーブオイルのバランスが良く、毎日飲んでも飽きない美味しさでした(笑)。野菜嫌いな子供達でも、このヘルシースープなら飲んでもらえそうですね。
4品目は、「切り干し大根が入ったお饅頭」です。第1回コンテストでは、オリーブオイルでソテーした高菜が入ったお饅頭を出展して頂き、とても美味しかったのですが、今回は、切干大根を使って、さらにパワーアップしたような美味しさでした(笑)。これは、地元の加工グループ「わだちの会」のみなさんの作品でして、この他にも何品かエントリーして頂きましたが、どれも高水準で美味しく、もはやプロのレベルだと思いました。自然の恵み豊かな天草の伝統的食文化に工夫を加え、さらに美味しい料理を作ろうとしているみなさんの姿勢は、本当に素晴らしく、感動致しました。
その他、審査対象にはなりませんでしたが、とても豪華な「和風シーフードパエリア」を、民宿イルカ館さんが差し入れして下さいました(笑)。何と、天然の魚はもとより、大きな天然の車海老とサザエまで入っており、それらの旨味が凝縮したパエリアは、本場スペインをしのぐ美味しさでした。もはや、民宿のレベルではないですね。「素晴らしい!」のひとことです(笑)。
コンテストに御参加下さったみなさん、本当に感動を有難う御座いました。みなさんの愛情に溢れた作品から、多くのことを学ばせて頂きました。11月に、またお会い出来ることを楽しみにしております。
ハイレベルな作品ばかりで、審査して3品選ぶのに苦労しました(笑)
準優勝の「パリッと焼いたそうめんサラダ」は、飲食店のヒットメニューになりそうですね
3位の「うつぼのホルモンサラダ」は、地元ならではの新鮮な味わい
が素晴らしかったです
特別賞の「焼いた豆腐のホットサラダ」は、素材の持ち味を見事に引き出していました
特別賞の「大葉シソのジェノベーゼ」は、大葉シソとオリーブオイル
の相性が抜群でした
特別賞の「完熟トマトとオリーブの冷製スープ」は、お子さん達にもお薦めです
特別賞の「切干し大根のお饅頭」は、オリーブオイルでソテーした
切干大根が美味しかったです
民宿イルカ館さんが差し入れして下さった「和風シーフードパエリア」は、豪華、絶品でした
コンテストの最後は、みなさんで楽しい試食会、とても盛り上がりました(笑)
食べた感想をコメントし合うのは、とても良い勉強になり、レベルアップにつながりますね
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、8月29日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「イタリア風冷やし中華」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
番組も、長い夏休みが終わり、後半戦のスタート初日でしたので、村上信夫さんと神埼ゆう子さんの軽妙なトークを、久々に満喫された方も多かったのではないでしょうか(笑)。
前回の「ズッキーニの和風カルパッチョ」も、かなり反響がありましたが、今回のレシピも、「ポン酢とオリーブオイルを合わせて冷やし中華のタレにする」という発想がユニークで、とても好評だったようです。
このように、ラジオは、リスナーのみなさんからの反応が、すぐにストレートに伝わってくるのがいいですよね。それだけに、毎回が真剣勝負で、気は抜けませんが・・・(笑)。これからも、みなさんのお役に立つ簡単で美味しいレシピを御紹介させて頂きますので、宜しく御願い致します。
番組内では、ブランド名は、申し上げられませんでしたが、今回使わせて頂いたポン酢は、私が、高知県四万十市で、一切の添加物を入れずに商品開発させて頂いた「ブシュカンポン酢」でした。最近、発売になり、おかげさまで、その味の良さ、インパクトの強さから、好調に売れているようですが、試食して下さった、本物の味が分かる番組スタッフのみなさんの評判も良く、「このポン酢、どこで買えますか?」という質問が多くて、とても嬉しかったです。御希望の方は、是非、「お問い合わせフォーム」から御連絡を御願い致します。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
イタリア風冷やし中華
<材料・2人前>
(A)
中華麺 140g
(B)
オリーブオイル 70cc ポン酢 50cc 味醂(煮切) 10cc
(C)
炒り卵 2個分 トマト(スライス) 1個分 キュウリ(細切り) 1本分
鰹削り節 少々 白炒りゴマ 少々
<作り方>
①中華麺をボイルし、冷水に落として、よく冷やしてから、水分を切る。
②(B)を合わせたタレを絡めて、皿に盛る。
③炒り卵、トマト、キュウリの順番で盛り付け、鰹削り節、白炒りゴマを散らす。
ポン酢とオリーブオイルの相性が抜群で、とても美味しい「イタリア風冷やし中華」です
オリーブオイルも「上質のエキストラバージン」を使うと、味、香りが引き立ちます
毎日食べても飽きない美味しさの冷やし中華で、残暑を乗り切りましょう(笑)!
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、9月7日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「いわしの和風カルパッチョ」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
今までにも、何度か「カルパッチョ」を御紹介させて頂きましたが、基本的に「カルパッチョ」とは、「赤身のお肉や、魚介類のお刺身にオリーブオイルをかけたもの」を意味します。それはとてもシンプルで、ヘルシー感があり、素材の持ち味が生かされた、欧米諸国でも人気の前菜メニューなのですが、素材が何であれ、美味しく作るポイントがひとつあります。
まずは、お刺身をお皿に、重ならないように並べ、オリーブオイルをかける前に、天然の美味しい塩を軽く、振っておくことです。こうすることで、余分な水分が抜け、その分、塩の旨味が溶け込み、オリーブオイルの馴染みも良くなります。
是非、このポイントをお守り頂き、いわしと柚子胡椒、オリーブオイルの三位一体の美味しさを、みなさまもお楽しみ下さいね。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
いわしの和風カルパッチョ
<材料・2人分>
(A)
刺身用鰯(フィレ) 8尾分 塩・胡椒 各少々
(B)
オリーブオイル 40cc ゆず胡椒 15cc
(C)
万能葱(小口切り) 少々 白炒りゴマ 少々
<作り方>
①鰯のフィレ(3枚卸しにした状態)を1口大にカットし、皿に、重ならないように盛り、
軽く、塩・胡椒を振る。
②鰯にゆず胡椒を塗り、オリーブオイルをかける。
③上から、万能葱と白炒りゴマを散らす。
柚子胡椒とオリーブオイルの相性が抜群の「いわしの和風カルパッチョ」です
シンプルな御料理ほど、素材の鮮度、調味料の質が大切になってきますね
この和風カルパッチョは、御飯やトーストしたパンにのせて食べても美味しいですよ(笑)
暑さ厳しい8月中旬に、朝日酒造さんの銘酒「久保田」を扱う、埼玉県内の有力酒販店さんの女性スタッフのみなさまを対象にした研修会が、都内南青山の御洒落なレンタルスペースで開催され、私も講師として参加させて頂きました。
メインテーマは「久保田の温度別・味わいの変化を楽しみながら実感する」ということでして、「最高ランクの久保田」を、何種類も冷やして試飲して頂きながら、私が創作したコース仕立ての「久保田に合う、和風オリーブオイルクッキング」をお楽しみ頂くという、日本酒ファンには堪らない素敵な勉強会になりました(笑)。
「日本酒」と言いますと、どうしても、CMの渡哲也さんのような「渋い男性が楽しむお酒」というイメージが強いのですが、今回のように、明るい女性中心の食卓で、みなさんが日本酒を楽しむ様子は、「<華>があって、本当にいいものだなぁ!」と思いました(笑)。
試飲&御食事会も時間が進み、佳境に入りますと、中には、ほろ酔い加減の方もいらして、かなり打ち解けた雰囲気になりますが、そこは、さすがに「お酒のプロ」のみなさまです。すべての料理を出し終え、私のトークショーが始まりますと、一生懸命に私のトークやレシピをメモされる方々ばかりで、最後の質疑応答も、時間がオーバーするくらい、大変に盛り上がりまして、とても嬉しく、感激致しました。
私も、車の運転がなければ、みなさんと一緒に、美味しい久保田の冷酒を頂きながら、お話ししたかったのですが、そこは、グッと堪えまして、汗を拭いながら、ミネラルウォーターを飲んでいました(笑)。
このように素晴らしい「御食事会&トークショー」を企画して下さった、朝日酒造のみなさま、本当に有難う御座いました。心より感謝し、御礼を申し上げます。
次回は、是非、受講者として「電車」で伺わせて頂きます(笑)。
高級ブティックが並ぶ南青山の路地を入った、御洒落なレンタルスペースが会場でした
設備の整ったキッチンで、「天然海老とズッキーニの和風カルパッチョ」の盛り付け中です
オリーブオイルは、世界№1のシシリア産「ラビィダ・クラシックレーベル」を使いました
銘酒「久保田」との相性は、抜群に良く、至福の時間を過ごすには最適です(笑)
オリーブオイルと醤油がベースの「極上ソース」をかけた1品は、みなさまから絶賛されました
私のコメントのすべてを熱心にメモされる様子は、とても有難く、感謝の気持ちでいっぱい
になりました
日本最高レベルの銘酒「久保田」のボトルを持つ私は、本当に嬉しそうですね(笑)
主催者の「朝日酒造様」、「埼玉県久保田会」の女性スタッフのみなさまと記念の1枚です
この度、サイエンス関連の某社様から御依頼を頂き、JAXA(宇宙航空研究開発機構)様のイベント等で販売する「イカロス・クッキー」を、宮城県栗原市の超人気パティスリー「パレット」さんが製作することになり、私も商品開発のアドバイザーとして、友情参加させて頂きました。
発売されて約2ヶ月が経ちましたが、その美味しさは、口コミで広がり、かなり話題になっているようです(笑)。
まずは、商品に添えられていた「イカロスのストーリー」を、簡単に御紹介させて頂きます。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
100年もの間、世界のどの国も叶えられなかった<夢>を、日本の若者達が成功させました。
ヨットが風を受けて進むように、太陽の光を帆に受けて宇宙を自由自在に進む「宇宙ヨット」。
これは、100年前に考えられた「夢のような宇宙船」。
燃料無しで、太陽の光さえあれば進むことが出来るこの航行法に、今まで、ロシア、アメリカなど、世界の宇宙開発国が何度もチャレンジしてきました。
しかし、長い間、どの国も成功させることは出来ずに「SFの世界の話」と言われ続けてきました。
2010年5月、この宇宙ヨットの実現を目指し、種子島から「日本の宇宙ヨット<イカロス>」が打ち上げられました。
100年の夢に挑戦したのは、日本の20代、30代の若手研究者達。
プロジェクト立ち上げから、たった2年半、低予算にも関わらず、何と「見事成功!」
この功績を世界は高く評価し、絶賛しました。
「燃料無し」ということは、今まで行くことの出来なかった、遠い宇宙の彼方まで飛んで行くことが出来るので、「宇宙大航海時代の始まりだ!」と、話題を呼びました。
是非とも、次世代を担う、日本の優秀な若者達の偉業を称え、これからも応援していきましょう!
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
如何でしょうか?素敵なストーリーですよね(笑)。
私は、「パレット」さんが「イカロス・クッキー」製作の御依頼を頂いた時に、このストーリーを初めて知りまして、とても感動致しました。このような素晴らしい企画に参加させて頂いて、本当に心より感謝しております。
7月の末に、相模原市のJAXA研究場内で、一般のみなさまを対象にしたイベントが開催され、そ
の時に、このクッキーが御披露目されたのですが、用意した1500個は、アッと言う間に完売したそうです。
嬉しいですね(笑)。お買い上げ頂いたみなさまにも、御礼を申し上げます。
このクッキー、素材には、ものすごく拘っておりまして、バターは、上質なフランス産の発酵バターを、惜しみなく使っています。この美味しさは、口コミで広がり、御客様からの御要望が多い人気商品となったため、今後も、「パレット」さんで、引き続き販売されることになりました。東北支援の意味合いも込め、是非、みなさまも、御試し下さいませ。
パレットさん TEL 0228-22-8010
私も宮城県栗原市の人気パティスリー「パレット」さんのアドバイザーとして、商品開発に
友情参加させて頂きました(笑)
一緒に苦労しながら、真剣に開発させて頂いたスタッフのみなさんと、記念の1枚です
上質な発酵バターのサクサク感が絶妙な「イカロス・クッキー」が誕生致しました!
東北支援の意味合いも込め、是非、本物の味を御試し下さいませ
10月に入り、朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたが、みなさまは、如何お過ごしでしょうか?
私の母校、大阪・阿倍野にあります辻調理師専門学校には、卒業生のネットワーク「コンピトゥム」という会がありまして、年に一度、学校や卒業生の動向もふんだんに盛り込まれた情報誌「コンピトゥム」が発行されます。
毎年「我々の仲間が、どんなお店をオープンさせた」とか「海外のどこで頑張っている」とかいう貴重な情報を、この本で知ることが、とても楽しみであり、良い刺激になるのですが、今年は「料理のチカラ」という表紙のタイトル通りに「今、料理と料理人に出来ることは何かを考えること」が、最大のテーマでした。
私も、海外を含めた全国に何万人といる卒業生の代表として、紹介して頂きまして、とても有難く光栄に思っています。
早速、誌面の写真と本文を御紹介させて頂きます。
--------------------------------------------------------------------------------------------
<コグレの代表的料理で、チカラのある一品は・・・>
季節野菜15種類と帆立貝・才巻海老で作った特製テリーヌ 和風コンソメゼリー添え
<本文>
この「テリーヌ」は、私が「出張料理人」として独立した20年前から今日に至るまで、試行錯誤しながら「人気定番メニュー」として作り続けている、私の分身のような料理のひとつです。「テリーヌ」と言いますと、つなぎに生クリームや動物性の脂肪を使うのが一般的ですがこの料理では、少量の卵を除いては、一切の動物性の脂肪を使っていません。
出張料理を始め、全国津々浦々の一般家庭に伺うようになりますと、レストランにいては経験することのないような「厚い壁」にぶち当たります(笑)。
いわゆる一般的なクリーム・バターをふんだんに使ったフランス料理だけでは通用しないことが、目の前で御客様の反応がストレートに分かる出張料理を始めてよく分かりました。
特に、私の出張料理の御客様は、年齢層も高いために、定番のリッチなフレンチでは、メインディッシュに辿り着くまえにギブアップされてしまうのです。満腹というよりも、普段食べ慣れていない動物性の脂肪が、喉もと辺りで引っかかってしまう感じなのでしょうね(笑)。そこで、私は、色々と考え、フレンチの技法・方程式は、そのままに、食材や調味料を和風にするようにしたのです。ただ、ハレの日の御食事ですから、やはり、食後の満足感は欲しい。「では、何を使えばよいのか?」丁度、その頃、イタリア・シシリアの名門オリーブ園から、御招待して頂き、現地で世界最高レベルのオリーブオイルに出会う機会に恵まれました。オリーブは「永遠の命の象徴」であり、その生命力に満ちた植物性のオリーブオイルを隠し味に使うようになりますと、日本全国の老若男女、あらゆる世代の皆様に受ける「新しい味わい」が誕生致しました。オリーブオイルは、それ自体が持つ力で、淡白な素材の美味しさ、持ち味を充分に引き出してくれるのです。
その典型が、このテリーヌでして、15種類の野菜や帆立貝、才巻海老は、それぞれ和風の出汁で丁寧に煮ておき、オリーブオイルでマリネしてから型に詰めます。手間暇は、かなりかかりますが、素材に愛情を込めることで生まれる「料理の力」をパワーにして、これからも全国の皆様に笑顔をお届け出来るように頑張ります。
辻調理師専門学校の同窓会誌「コンピトゥム」には、卒業生の
動向が満載です。ちなみに、表紙の写真は、昭和30年、家族
連れで賑うデパートのレストラン風景です
私も、第一線で活躍中の「辻調を代表する先輩方」と一緒に紹介して頂き、とても光栄です
私の「チカラのある料理」の象徴は、「季節野菜15種類の和風テリーヌ」です
クリーム・バターを使わずに「ヘルシーな和風仕立て」に作るのが
プロの技であり、ポイントです
この記事を見て、疎遠になっている仲間から近況報告が入ることを期待しています(笑)
日本フードコーディネーター協会の会報誌「FCAJジャーナル2011(Vol.90)」に、私のインタビュー記事が掲載されていますので、早速、その内容を御紹介させて頂きます。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
老若男女に支持される料理を提供、全国を飛び回る
出張料理人 ・料理研究家・オリーブオイルのソムリエ 小暮 剛
フランス料理の修業を経て独立し、全国各地の一般家庭に出向いて料理を提供している小暮剛さん。口コミで評判が広がり、著名人のファンも多数。現在は料理研究家、オリーブオイルのソムリエとしても活躍されています。
−店を構えない、出張料理というスタイルを取られたのはなぜですか?
元々私が料理の世界に入ったのは、「自分の作る料理で日本全国の人々を笑顔にしたい」と思ったからです。30歳になったら店を持つことを目標に、まずは経営の勉強をするために大学へ入り、その後、調理師学校で料理を学んでフランスや東京のレストランで修業しました。しかし、いざ独立を考えた時、「店には、地方に住む人や小さな子ども、身体の不自由な老人など、食事に来たくても来られない人が多い。それでは自分の夢が叶えられないのではないか」と思うようになったのです。そこで、どんな人にも自分の料理が食べてもらえる方法を模索し、1992年、31歳の時に出張料理人として独立しました。最初の3-4年は、フリーペーパーに取材してもらったり、自分でチラシを作って配るなど、色々宣伝をしましたが、まったく反応がなく、苦しい状態が続きました。しかし、友人や先輩からお客様を紹介してもらい、そこから徐々に口コミで評判が広がっていったのです。当時は和食の出張料理はありましたが、フレンチの出張料理人は殆どいなかったため、テレビや雑誌などでも取り上げられ、地方からも依頼が来るようになりました。
−一般家庭のキッチンで調理をする苦労はありますか?
包丁やまな板、鍋、皿など、使う機材は一式持ち込みます。家庭の熱源だと火力が弱い場合があるので、カセットコンロを持参することもあります。また、特に最新のキッチンだと、皿を何枚も並べて盛りつけができる、広くて平らなスペースが意外と少ないんです。これは現場に行ってみないとわからないことなので、使えるスペースはどこでも使い、場合によっては、空き箱や板で作業台を作るなど、臨機応変に対応しています。料理の完成度を考えれば現場で一から調理するのがベストなのですが、長時間お客様のキッチンを占拠するわけにもいきません。ある程度まで自分の厨房で仕込み、現場には食事の開始時間の1時間前に入るようにしています。移動は、関東圏内でしたら車が基本で、遠方の場合は機材や食材を宅配便で送ります。
−料理はどのようなものが好まれるのでしょうか。
新築祝い、誕生日、結納、結婚式、法事といった、老若男女、幅広い年齢層が集う慶弔行事に呼ばれることが多く、お年寄りから小さいお子さんまで、すべての客層に合う味つけを意識しなければなりません。実は、これが非常に難しいのですが、味噌や醤油、鰹と昆布で取った和風出汁など、食べ慣れた和のテイストを隠し味に取り入れると、たいていの方に喜んでいただけます。また、バターや生クリームの代わりに上質なオリーブオイルを使い、野菜を多用してヘルシーな料理を意識しています。飲み物も、お客様の嗜好は様々で、自由に用意して頂いていますが、和の要素やオリーブオイルを使った料理は、どんな飲み物とも合い、とても好評です。
−求められる能力、成功のポイントを教えてください。
ある程度の調理経験を積んだ人であれば、出張料理はすぐにでも始められます。しかし、長く続けるには、食事をより楽しんでもらえるような話術、雰囲気作りが必須。料理をサービスする時やゲストから質問があった場合など、ユーモアを交えながら分かり易く説明して、食後に“何倍も楽しかった”と感じてもらえるよう意識しています。そうすることで、次回のリピートや口コミによる新規の依頼にもつながっていきます。
−出張料理以外にもさまざまな分野で活躍されていますね。
地方の活性化のため、特産品を生かした商品開発や、機内食のメニュー開発、料理教室など、料理研究家としての仕事の依頼を頂くようになり、今ではそちらの活動の割合が多くなってきました。出張料理で様々な家庭の台所を目にした経験から食育の重要性を感じ、最近では講演や子ども向けの料理教室にも力を入れています。出張料理で鍛えた話術がこんなところで生かせていますね(笑)。長年食の仕事に携わり、その恩返しとして正しい食の知識を広めたいと思っています。
TSUYOSHI KOGURE
1961年千葉県生まれ。明治学院大学卒業後、辻調理師学校に入学。’84年に卒業して渡仏、リヨンの有名レストランで修業を積む。’86年に帰国し、日比谷「南部亭」、青山「KIHACHI」、「セラン」に勤める。’92年に出張料理人として独立。その後、企業の商品・メニュー開発や料理教室、食育教室、講演なども行う。オリーブオイルの研究にも取り組み、2005年にはイタリア・シチリア州の名門オリーブ農園より日本人初の「オリーブオイルのソムリエ」の称号を授与される。各メディア出演、著書多数。
http://www.kogure-t.jp
(料理)
料理は前菜、スープ、魚、肉、デザートを基本に、予算に応じたコース内容で提供。主食のパンや御飯は、食事会の趣旨に合わせ、お客様に用意してもらうことが多い。写真は新鮮な帆立貝を、オリーブオイルで作ったマヨネーズであえたもの。つけ合わせの各種野菜は和風出汁とオリーブオイルでマリネしている。
「FCAJジャーナル2011(Vol.90)」は、秋をイメージした表紙が
とても御洒落ですね
テレビ、ラジオ以外での「出張料理に関するインタビュー」は
久しぶりです(笑)
プロフィール用の写真は、私のスタジオの「オリーブの木々」の前で撮影して頂きました(笑)
先日、出張料理で伺ったお宅の奥様から、やや遠慮気味に、こんな御質問を頂きました。
「ヨーロッパ旅行に行った友人から、フォアグラの缶詰をもらったのですが、どのようにして食べたらいいのか分からないので、教えてもらえますか?」と。
確かに、フォアグラの美味しい食べ方を御存知の方は、あまりいらっしゃらないですよね(笑)。御土産に頂いて、困っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
普通でしたら、クラッカーやトーストしたパンにのせて食べるのが一般的ですが、それでは、どうしても、缶詰独特のレバー臭があったりして、苦手な方もいらっしゃると思いますので、今回は、美味しく召し上がって頂くための、私の「裏ワザ」を御紹介させて頂きます(笑)。
フォアグラといいますと、「フランス料理の定番」というイメージが強いのですが、実は、味噌、醤油といった「和風テイスト」との相性が物凄く良いのです。
今回は、身近にある「出汁入り味噌」を使いましたが、さらに、上質のオリーブオイルや粉チーズを加えることで、缶詰臭は消え、高級フランス料理店で出されるような「美味しいフォアグラ」に変身しますので、是非、みなさまも、フォアグラが手に入るようでしたら、御試し下さいませ。ちなみに、フォアグラ以外でも、アン肝やツナ、茹でたチキン等で美味しく作ることが出来ます。
早速、レシピを御紹介させて頂きます。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
フォアグラの和風パスタ
<材料・2人分>
(A)
フォアグラ(缶詰) 100g エキストラ・バージン・オリーブオイル 50cc
出汁入り味噌(市販) 40cc 粉チーズ(パルメザン) 大さじ3杯
(B)
パスタ(リングイネ等) 200g
(C)
白炒りゴマ 大さじ2杯
<作り方>
①パスタを湯がき、素早く水気を切る。
②パスタが熱いうちに、味をみながら、オリーブオイル、出汁入り味噌、粉チーズ、フォアグラの順番で混ぜ込む。
③器に盛り、お好みで、出汁入り味噌、白炒りゴマを振りかける。
※フォアグラの代わりに、アン肝やツナ、チキン等を使っても美味しく出来ます。
ヨーロッパ、特にフランス土産の定番でもある「フォアグラの缶詰」です
そのまま、クラッカーやパンに塗って食べるのが、一般的で簡単ですね
フォアグラと、和風テイストの味噌、オリーブオイルの相性は抜群なのです(笑)
まずは、熱々のパスタに「上質のオリーブオイル」を絡めます
味を見ながら「出汁入り味噌」を加えていきます。これだけでも充分に美味しいですよ!
「粉チーズ」を加えることで、味にまろやかさが出て、フォアグラの旨味を引き立てます
「フォアグラ」を加え、あまり形を崩さないように、軽く混ぜ合わせます
完成です!是非、みなさまも高級レストランのような味わいをお楽しみ下さいね
10月1日に、藤沢市にあります「ヤマハリビング様のショールーム」に伺い、クッキングショーを開催させて頂きました。
こちらでのイベントは、今回で3回目になりますが、毎回、大好評でして、「前回も、前々回も、とても美味しくて楽しかったから!(笑)」と、オリーブオイルの大ファンで「皆勤賞」の御客様も大勢いらして下さり、1時間あまりのクッキングショー計2回は、かなり盛り上がりまして、凄く嬉しかったです(笑)。
メニューは、「ざく切りキャベツのオリーブ醤油風味サラダ」と「出汁入り味噌のカルボナーラパスタ」の2品でしたが、どちらも「サッパリしていて美味しいですね!」と、大変に喜んで頂けまして、一生懸命に頑張った甲斐がありました(笑)。
特に、私が、高知県四万十市で試行錯誤しながら商品開発させて頂いた「ブシュカンポン酢」も、このイベントの数日前に完成し、この日が初御披露目になりましたが、即興で作らせて頂いた「キャベツサラダのブシュカンポン酢風味」も、思った以上に好評で、早速、私お薦めのオリーブオイル「ラビィダ」と「ブシュカンポン酢」を数本ずつ購入して下さった御客様もいらして、とても有難く、感激致しました。
今回も、レシピを御紹介させて頂きますので、是非、みなさまも御試し下さいませ。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
ざく切りキャベツ(又は白菜)のオリーブ醤油風味
<材料・2人分>
(A)
キャベツ(又は白菜) 適宜
(B)
塩・胡椒 各少々 醤油(又はポン酢) 少々 白・黒炒りゴマ 各適宜
エキストラ・バージン・オリーブオイル 適宜
<作り方>
①キャベツ(又は白菜)は、ざく切りしておく。
②(B)を加えて混ぜる。
--------------------------------------------------------
出汁入り味噌のカルボナーラ
<材料・2人分>
(A)
出汁入り味噌 大さじ3杯 卵黄 2個分 粉チーズ 大さじ3杯
エキストラ・バージン・オリーブオイル 大さじ4杯 白炒りゴマ 大さじ2杯
(B)
パスタ(リングイネ) 200g
<作り方>
①(A)を合わせておく。
②湯がき立てのパスタと①を合わせて、素早く混ぜる。
ヤマハリビング様のショールームには、魅力的なキッチンアイテムが多数揃っています
こちらでのクッキングショーは、今回で3回目ですが、毎回大盛況で嬉しいです(笑)
「なぜ今、オリーブオイルクッキングが重要なのか」の説明から、クッキングショーはスタート
しました
「味噌とオリーブオイルの相性の良さ」の説明には、思わずチカラ
が入りました(笑)
「ブシュカンポン酢風味のキャベツサラダ」を、即興で作りました
塩を振り、「ブシュカンポン酢」と「オリーブオイル」をかけて混ぜれば完成です
予想以上に美味しくて大好評だった「ブシュカンポン酢風味のキャベツサラダ」です
オリーブオイルが決め手の「出汁入り味噌風味のカルボナーラ」も、簡単に美味しく出来
ました
とても美味しく出来た2品を持って、思わず「会心の笑顔」です(笑)
毎回、楽しみにして来て下さるオリーブオイルファンの御客様が殆どで、有難いですね(笑)
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、10月18日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「イタリア風豆富サラダ」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
季節の変わり目であるこの時期、食欲の落ちている方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな時にお薦めしたいのが、栄養バランスの良い、このメニューです(笑)。
食材も、身近で手に入る物ばかりですし、簡単に出来て彩りも良く、食欲増進に繋がること請け合いです。
早速、レシピを御紹介させて頂きます。
----------------------------------------------------------------------------------------------------
イタリア風豆富サラダ
<材料・2人分>
(A)
木綿豆富 1丁
(B)
トマト(中) 2個 塩・胡椒 各少々
(C)
オリーブオイル 40cc 醤油 25cc
(D)
みょうが 2個 大葉 3枚 白炒りゴマ 少々
<作り方>
①豆富は、ペーパータオルで包み、水切りしてから、幅1cm位のスライスにする。
②トマトは、ヘタを取り、幅1cm位のスライスにして、塩・胡椒を振る。
③豆富とトマトを交互に盛り付け、オリーブオイルと醤油を合わせたソースをかける。
④刻んだみょうがと大葉、白炒りゴマを上から散らす。
イタリアの国旗をイメージして、赤色、白色、緑色の食材をバランスよく使いました(笑)
身近で手に入る食材ばかりですが「上質なオリーブオイル」を使うのが、美味しさの秘訣です
オリーブオイルと醤油の相性が抜群の「豆富サラダ」は、私も大好きです
醤油の代わりに、私が開発した「ブシュカンポン酢」を使うと、さらに
美味しくなります(笑)
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、10月25日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「海藻とシラスの和風サラダ」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
このコーナーでは、毎回、オリーブオイルと醤油等の和風テイストを組み合わせた「簡単で美味しいレシピ」を御紹介させて頂いておりますが、今回のメニューも、ミネラルたっぷりで、毎日食べ続けても飽きない美味しさですので、是非、みなさまも御試し下さいませ。
番組内では、進行役の村上さんが「日本人初のオリーブオイルソムリエでもある小暮さんは、今年で50才なのですが、毎日、顔にオリーブオイルを塗っていて、本当に、お肌がツルツルなんですよね(笑)。<オリーブオイルは、食べて良し、お肌に塗って良し>を、毎日実践しているようですよ。」とコメントして下さり、とても有難く嬉しい反面、少々気恥ずかしい気も致しました(笑)。
ちなみに、私が毎日、顔に塗っているオリーブオイルは、イタリア・シシリア産の「ラビィダ・クラシックレーベル」でして、私だけが、ラビィダさんから直々に販売の許可を頂いておりますので、御希望の方は、私のHPのトップページからお問い合わせ下さいませ。
では、早速、レシピを御紹介させて頂きます。
----------------------------------------------------------------------------------------------------
海藻とシラスの和風サラダ
<材料・2人分>
(A)
海藻ミックス 80g
(B)
レタス 1/2個
(C)
シラス(または桜海老) 30g
(D)
オリーブオイル 50cc (米)酢 20cc 醤油 20cc 塩・胡椒 各少々
白炒りゴマ 30cc
<作り方>
①海藻ミックスは、水で戻し、水切りしておく。
②レタスは、細切りし、1分程度水にさらして、水気を切り、冷蔵庫でしばらく冷やして、パリッとさせる。
③(D)を合わせて、ソースとする。
④皿に、レタス、海藻、シラスを盛り、③のソースをかける。
ミネラルたっぷりで、とても美味しい「海藻とシラスの和風サラダ」です
材料も、身近で揃う物ばかりですが、海藻は、ワカメだけでもOKです
これからの時期は、レタスの代わりに、細切りした白菜を使っても美味しいですよ(笑)
ここ数日、秋らしい青空が広がり、各地からは、紅葉の便りも届くようになりましたが、みなさまは、如何お過ごしでしょうか?
「味覚の秋」ということで、「出張料理・最近の人気メニュー」を2品御紹介させて頂きます。
まずは、「根菜類が主役の洋風卵豆富、帆立貝が入った軽いオリーブマヨネーズソース添え」ですが、レンコンやクワイ、ゴボウ等が入った卵豆富は、シャキシャキとした食感も心地良く、老若男女、あらゆる年代層のみなさまに好評です(笑)。白いソースは、上質のオリーブオイルと卵黄だけで作ったマヨネーズソースなのですが、少し豆乳を加え、濃度調節をしています。湯引きした帆立貝の甘味と、軽いマヨネーズソースの相性は抜群で、パンに浸けて食べますと、その美味しさがよく分かります。
さらに、完熟トマトの赤いソースと、根菜類を煮た和風出汁がベースの、素材の旨味が凝縮したコンソメゼリーを添えますと、それらの酸味、コクが見事なハーモニーを醸し出し、見た目にも美しく、完成度の高い1皿になります(笑)。
2品目は、「オリーブオイルで焼いたりんごとドライマンゴー、天然海老のサラダ、バルサミコ風味」です。
「東北地方の安全で良い食材は、積極的に使わせて頂く」のが、私のポリシーですので、今回のりんごも東北産のフジを使わせて頂きました。一切の砂糖は使わずに、軽く天然塩を振って、上質のオリーブオイルで焼いただけのりんごなのですが、本当に甘くて美味しいのです。オリーブオイルには、このように、素材の旨味、持ち味を引き出す力があることが、よくお分かり頂けると思います。
これをサラダに仕立てたのて゜すが、湯引きした天然海老と、低温のオーブンで乾燥焼きしたマンゴーを添えますと、さらに焼きリンゴの旨味が引き立ち、上質のオリーブオイルとバルサミコ酢を3対1で合わせただけのシンプルなドレッシングとの相性も良く、毎日でも食べたくなる、美味しいサラダの完成です(笑)。
先週末には、神奈川県川崎市のマンションに伺い、御誕生日会の御料理を作らせて頂きました。
お集まり頂いた人数が多かったために、テーブルとソファーの2箇所に分かれての御食事会でしたが、アットホームで和やかな雰囲気の中、とても盛り上がりまして、作り甲斐がありました(笑)。
御客様の中には、関西や九州から、この日の御料理を楽しみに、わざわざ来て下さった方もいらっしゃり、次回は、宮崎県に伺うことも決定しまして、本当に有難く、嬉しい限りです。
この御食事会を企画して下さった西村様と古川様には、感謝の気持ちでいっぱいです。
心より御礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。
「根菜類が主役の洋風卵豆富、帆立貝が入った軽いマヨネーズソース添え」です
仕込みには、かなりの時間を費やしますが、最後の盛り付けにも細心の注意を払います
「焼きリンゴとドライマンゴー、天然海老のバルサミコ風味・サラダ仕立て」です
オリーブオイルで焼いただけのりんごは、砂糖不使用でも、とても甘くて美味しいです
テーブルとソファーに分かれても、アットホームな雰囲気で、かなり盛り上がりました(笑)
1皿ごとの御料理の説明にも、熱心に耳を傾けて頂き、とても有難かったです
全国から私の御料理を楽しみに御参加して頂いたみなさまと記念の1枚です
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、11月2日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「シシリア風トマトのステーキ」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
南イタリアに位置するシシリアは、野菜や魚介類が新鮮で豊富なことでも有名ですが、野菜料理に関しましては、大胆シンプルな料理法でありながら、素材の持ち味を生かした美味しい物が多いのが特徴かもしれませんね。
例えば、シシリアの青空市場を歩いていますと、丸ごと焼いたパプリカやトレビス(赤キャベツに似たサラダ菜)等が売られていたりします。
これは、かなり手抜きな料理ではないかと思いながら、食べてみますと、意外にも、素材の旨味が充分に引き出され、とても美味しいのです。
今回のメニューでは、トマトを使って、シシリア風に大胆シンプルに仕上げたステーキ仕立てをお楽しみ頂きたいと思います。
では、早速、レシピを御紹介させて頂きます。
----------------------------------------------------------------------------------------------
シシリア風トマトのステーキ
<材料・2人分>
(A)
トマト 3個
(B)
オリーブオイル 40cc ニンニク(みじん切り) 1かけ分 塩・胡椒 各少々
(C)
パセリ(みじん切り) 少々
<作り方>
①トマトは、ヘタをくりぬき、上下2等分にカットする。
②フライパンにオリーブオイルを熱し、トマトをステーキのように、両面焼く。
③トマトは、皿に盛り、フライパンにニンニクを加えて、軽く炒める。
④トマトの上から、フライパンに残ったオイルとニンニクをかけて、軽く塩・胡椒を振り、パセリを散らす。
大胆シンプルな料理法による「シシリア風トマトのステーキ」は、とても美味しいです
材料も身近で揃うものばかりですが、オリーブオイルは、上質な物を使うのがコツですね
ステーキやグリルした魚料理等の付け合せにしても美味しいですよ
11月14日に、地元船橋市の船橋中学校に伺い、御父兄対象の「家庭教育セミナー」の講師をさせて頂きました。
講演のテーマは「脳を育てる朝食」でして、4品のヘルシーな御料理を作らせて頂きながら、楽しく和やかな雰囲気の中で、「食の大切さ」のお話をさせて頂きました。
まずは、簡単にレシピの解説をさせて頂きます。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
① <オリーブオイルを入れて炊く玄米御飯>
完全栄養食であり、デトックス(排毒)作用に優れた玄米とオリーブオイルを一緒に炊き込んだ「玄米御飯」は、ヌカ臭さも無く、冷めてもシットリと美味しくて、私も自宅にいる時には、欠かさず食べています。動物性の脂肪を控えている私にとりましては、まさに「パワーの源」なのです(笑)。
②<野菜たっぷりの和風ミネストローネスープ>
海のミネラルが豊富に含まれている「昆布」や「天然塩」、「鰹削り節」がベースの和風スープに、緑黄色野菜をたっぷりと加えて作るヘルシーなスープです。仕上げに、上質のオリーブオイルを加えることで、野菜の旨味も充分に引き出され、満足感のある美味しいスープになります。
③<ざく切りキャベツのオリーブ醤油風味サラダ>
新鮮なキャベツをざく切りし、まずは、天然塩を振ることで、その旨味を引き出します。さらに上質のオリーブオイルと醤油、またはポン酢を加えることで、本当に美味しいサラダが、簡単に出来ます。
④<リンゴのオリーブオイル焼き>
一口大にカットしたリンゴに軽く天然塩を振り、オリーブオイルで焼くことで、砂糖をまぶした以上に甘くて美味しい「焼きリンゴ」が出来ます。これを荒刻みすれば、砂糖不使用のヘルシーな「リンゴジャム」にもなります。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------
御参加頂いた30名のみなさまは、すべての御料理に興味津々で、熱心にメモを取りながら、最後まで真剣に御覧頂きました。
<食>にまつわる色々なお話を、約2時間、ユーモラスに笑いを交えながらさせて頂き、同時進行で4品を作らせて頂きましたが、最後の御試食タイムでは、オリーブオイルをふんだんに使っていながら、軽くてアッサリとしたヘルシーな味わいに「オリーブオイルを使った御料理が、こんなに簡単で美味しいとは思いませんでした!」と、多くのみなさまが感激の御様子で、「今晩、早速、作ってみます(笑)」との、嬉しい御言葉も頂きました。
玄米御飯は、各テーブルに炊飯器を置き、炊き立てをお召上がり頂きましたが、私が「この玄米御飯は、冷めても美味しいですよ!」と申し上げますと、自然発生的に、みなさんがラップを取り出し、多目に炊いて残った玄米御飯で「おむすび」を作り始めました。「是非、帰宅した子供に食べさせます」と、嬉しそうに微笑むお母さん達の表情が、とても素敵でした。
「家族の健康を考えて作る、愛情溢れた家庭料理っていいなぁ」と、改めて思いましたし、これからも、このような「食育活動」を積極的にして行きたいと思いました。
このイベントを開催するにあたり、御協力頂いた役員のみなさま、本当に有難う御座いました。
心より御礼を申し上げます。
船橋中学校での「家庭教育セミナー・食育講演会」は、2年前に続き
今回で2回目です
御父兄のみなさまには、最後まで熱心に講演を聴いて頂き、有難かったです
食育の料理教室では、たっぷりの有機野菜と玄米、上質の天然塩、オリーブオイルを使う
のが、コグレ流です
玄米を炊く時には、初めからオリーブオイルを加えるのがポイントです
海のミネラルたっぷりの和風出汁が、野菜スープのベースになりますので、ていねいに
出汁を取ります
野菜の切り方やボイルする時のコツを、ユーモラスに実演、説明中です
野菜たっぷりのスープの仕上げに上質のオリーブオイルを加えるのもポイントです
当初、予定には無かった「オリーブ風味・焼きリンゴ」の実演中です(笑)
砂糖不使用でも甘くなる「オリーブオイルマジック」に、みなさん興味津々でした
焼きリンゴは、粗刻みすれば、砂糖不使用の美味しいジャムになります
この3品が出来れば、1日のスタートにふさわしい「完璧な朝食」になりますね
子供達への御土産に、冷めても美味しい「玄米おむすび」を一生懸命に作って頂きました
愛情たっぷりで可愛らしい「玄米おむすび」が完成しました
御手伝いして頂いた役員のみなさま、本当に有難う御座いました
11月26日に長野県上水内郡飯綱町の山本リンゴ園さんに伺い、「収穫祭」の御料理を作らせて頂きました。
まずは、新潟県との県境にそびえる雄大な山々を遠くに望む絶景の中、見事なリンゴが実っている農園を2箇所見学させて頂きました。
山本さんの農園では、9種類のリンゴを手塩にかけて栽培していらっしゃるそうですが、まずは、透き通るように美しい薄黄色をまとったリンゴ「名月」を見せて頂きました。
長野県内では「食を通した地域活性化」の仕事を、今まで長くやらせて頂きましたので、大抵のリンゴの種類は、知っているつもりでしたが、「名月」との出会いは、初めてでしたので、興味津々、早速、ガブリとかじらせて頂きました(笑)。中には、上品な味わいの蜜がたっぷりと含まれており、何個でも食べたくなるような美味しさに感激致しました。
次に、「フジ」の畑も見せて頂きましたが、赤くて大粒のリンゴがたわわに実る様子は、見ていて本当に心地良かったですね。こちらも、もちろん、かじらせて頂きましたが、貫禄さえ感じられる、その美味しさには「日本一」、いや「世界一」の称号を与えてもいいくらいだと思いました。
「収穫祭」の会場となった御自宅にお伺いしますと、、今日の御料理を楽しみに、遠方から、はるばるいらして下さった方々もあり、早速、「焼きリンゴ」のレシピを御紹介させて頂きながら、みなさんにも御手伝いをして頂き、「コグレ流・オリーブオイル・マジック」で、砂糖不使用にもかかわらず、リンゴの持ち味である「甘さ」と「美味しさ」を充分に引き出した「絶品!焼きリンゴ」が完成致しました(笑)。「収穫祭」とは、「御先祖様から受け継いだ<自然の恵み>に感謝し、幸せで豊かなひと時をみなさんと共有させて頂く」とても貴重で素晴らしい時間なのですね。つくづく、そう思いました。
大皿に盛り付けられた「焼きリンゴ」が、何皿も食卓に並び、私の出張料理がスタートしましたが、とても和やかで楽しい雰囲気の中、最高に盛り上がった御食事会となりました。
食後には、御予約の段階からリクエストして頂いておりました、「大人の食育」がテーマの「ミニ講演会」もさせて頂きましたが、御参加して頂いたみなさんは、特に、食に対する意識の高い方々ばかりでしたので、前向きで活発な意見交換もあり、アッと言う間に時間が過ぎて、16時頃から始まった「収穫祭」が終了したのは、すでに日付が変わる寸前でした(笑)。
今回、こんなに素敵なイベントに呼んで下さり、大変に御世話になりました山本さん御夫妻をはじめ、御参加して下さったみなさまには、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に有難う御座いました。心より御礼を申し上げます。
※この美味しいリンゴを御希望の方は、山本さんのHP「三水の里(サミズのサト)」で検索してみて下さいね。
見事な「フジ・リンゴ」が、いっぱい実った農園の中で、山本さんと記念の1枚です
はじめて目にした薄黄色のリンゴ「名月(メイゲツ)」を前に、思わず、顔がほころびます(笑)
「名月」は、薄黄色の皮が透き通った感じで、上品な甘さが素晴らしかったです
「コグレ流・オリーブオイル・マジック」で、とても美味しい「焼きリンゴ」が完成しました!
「焼きリンゴ」の盛り付けも、みなさんが楽しそうに手伝って下さり、とても盛り上がりました
遠方から、楽しみに御越し頂いたみなさまもあり、食後も「大人の食育」の座談会で盛り
上がりました
「美味しいリンゴ作り」に頑張っていらっしゃる山本さんファミリーと、笑顔で記念の1枚です
フランス製の「コック帽」にサインを入れて、プレゼントさせて頂きました
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、11月30日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「オクラと豆のモロッコ風サラダ」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
司会・進行役の村上信夫さんの軽妙な「ダジャレ」には、いつも「フッ」と笑ってしまうのですが、この日も「オクラだけに、お蔵(オクラ)入りさせずに、小暮さんのレシピで、どんどん作って下さいね」と言って頂き、とても有難かったです(笑)。
「モロッコ」と言いますと、北アフリカに位置しており、かつて、フランス領だったことからも、大地の恵みをシンプルに生かした美味しい料理が多く、人々は、エネルギッシュで明るく、元気に満ち溢れており、今の日本人が失いかけている「大切な何か」が「モロッコ」には、たくさんあるような気がして、何度訪れても楽しい「私も大好きな国のひとつ」なのです。
今回のレシピでは、「オリーブオイルとカレー粉、醤油の相性の良さ」を、是非とも、体験して頂けたら嬉しいですね。このドレッシングは、応用範囲が広いですから、シンプルなグリーンサラダやツナサラダ、豆腐サラダをはじめ、グリルした魚介類や肉類のソースとしても御使い頂けます。色々な食材や御料理に御試し頂き、「みなさま流の新しい美味しさ」を発見して頂くのも楽しいかと思います。
それでは、早速、レシピを御紹介させて頂きます。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
オクラと豆のモロッコ風サラダ
<材料・2人分>
(A)
オクラ 10本
(B)
大豆・ひよこまめ・レッドキドニー等の水煮、ある物で 150g
(C)
オリーブオイル 40cc 醤油 15cc 塩・胡椒 各少々 カレー粉 8cc
<作り方>
①オクラは、硬い部分を削り、軽くボイルしておく。
②手に入る豆を水煮にしておく。
③(C)を合わせて、ソースとする。
④皿に、オクラと豆を盛り、ソースをかける。
オクラと豆の持ち味を引き出す「カレーオリーブ醤油ソース」が絶妙な一皿です
オクラの代わりにインゲンやブロッコリー、カリフラワーでも美味しく出来ます
お酒のおつまみや御飯のおかずとして、豆類は、たくさん食べて頂きたいですね
11月上旬に熊本県天草市立御領小学校に伺い、6年生の生徒さん達を対象に「オリーブオイル」がテーマの特別授業をさせて頂きました。
天草市の職員の方々との事前の打ち合わせでは「子供達は、人見知りをして、おとなしいかもしれませんが、気にしないで下さいね」と、アドバイスをして頂いていたのですが、実際には、とても明るく積極的で、そのパワーと目の輝きに圧倒されそうになってしまいました(笑)。なんだか、都会の子供達が失いかけている「大切なもの」を、天草の子供達は、しっかりと持っているような気がして、とても嬉しくなってきましたし、たくさんのエネルギーを子供達から貰えた気がしました。
みなさまにも、その時の写真を御覧頂きながら、「特別授業の楽しかったひと時」を共有して頂けましたら有難いです。
伝統ある天草市立御領小学校の正門前で、記念の1枚です。
天草市では、「オリーブを通した地域活性化」に積極的に取り組んでおり、教室にも
オリーブに関する掲示物がたくさん有りました。
子供達に見てもらおうと、船橋市のコグレオリーブ農園から
実のついたオリーブの枝と、世界№1のオリーブオイルを
持参致しました。
まずは、「天草市の豊かな自然の恵みと感謝の気持ち」のお話からスタートしました
実のついたオリーブの枝を見てもらいながら、逆境に負けずに育つ「オリーブの生命力の
強さ」のお話を、熱くさせて頂きました。
子供達は、とても真剣に私の目を見ながら、お話を聞いてくれました。後方には
テレビカメラ3台、新聞取材も入り、教室内は、かなりの熱気に包まれていました。
ざく切りキャベツにオリーブオイルと天然塩、醤油を加えれば、美味しい「キャベツサラダ」
が、すぐに出来ます。子供達も、楽しい授業に、みな笑顔です(笑)
子供達は、とても積極的で、地元の美味しい天然塩や、キャベツ自体の味を確かめる
ために、どんどん手が伸びて、嬉しそうに味見してくれました。
中身がフワフワのオムレツのつくり方を指導しているところですが、真剣な眼差しの
子供達の前で失敗するわけにいかず、実は、とてもプレッシャーを感じていました(笑)。
出来立てのオムレツを半分に切って、中身がトロトロなことを確認しているところです。
ここでも、子供達の歓声は、凄かったですね。
試食を前に、オリーブオイルと醤油をかけて、これをソースとしますが、絶品ですよ!
教育長様をはじめ、市の職員の皆様や先生方にも御試食して頂きました。
世界№1のオリーブオイルをパンに浸けての試食中です。「美味しい!」と多くの子供達
から歓声があがりました。「このオリーブオイルは、顔に塗ってもいいんだよ」と言いますと
嬉しそうに競うように顔中に塗りまくる子供達もいて、とても微笑ましかったですね(笑)。
私が作った見本のオムレツとキャベツサラダです。家に帰って、早速、家族のために作って
くれた子供達もいたようです。
当日の模様を伝える熊本日日新聞の記事と、後日、女子生徒さんから頂いた御手紙です。
「小暮先生に教えて頂いたオムレツを作ると、家族にとても喜ばれました。これからも、
家で、オリーブオイルを使った料理をたくさん作ろうと思っています。私も、色々な勉強
をして、海外に行きたいです。」
最高に嬉しいコメントですね!みなさんが健やかに成長出来るように、これからも、ずっと
応援させて頂きますよ!嬉しい御手紙を本当に有難う御座いました。
この度の貴重な御縁を下さいました教育委員会の岡部教育長様、そして、御領小学校の
平野校長先生や天草市五和支所の職員の皆様、心より御礼を申し上げます。有難う御座
いました。
これからも、他の小・中学校でも、このような機会を頂けましたら、喜んで伺わせて頂きます
ので、宜しく御願い致します。
11月4日の午前中に、熊本県天草市立御領小学校の6年生を対象にして「オリーブオイルの特別授業」をさせて頂き、大好評でしたが、実は、この日は「オリーブオイルを使った給食」の初御披露目の日でもありました。
数ヶ月も前から、五和学校給食センターの栄養士のみなさまと、打ち合わせやアドバイスをさせて頂き、いよいよ本番となったわけですが、子供達の配膳を見守る担当栄養士の先生の表情からは、かなり緊張されている様子が伝わってきました。
結果として、「オリーブ給食」は、とても美味しく、生徒さん達も大満足で、大成功でしたし、かなり頑張って頂いたことがよく分かりましたが、後でお聞きしましたら、「夜も寝られぬほど、ドキドキしていた」そうでして、「これで、ゆっくり眠れますね、素晴らしかったですよ!これからも子供達のために頑張って下さいね!」と申し上げますと、嬉しそうに微笑んで下さいました。
とても楽しかった給食の時間が終わり、そろそろ生徒さん達とお別れという時に、5分ほど時間を頂いて、こんなメッセージを最後に贈らせて頂きました。
「天草に住む君達の周りには、御先祖様が遺して下さった、こんなにも素晴らしい自然の恵みがあり、何よりも嬉しいことは、御両親、先生方をはじめ、たくさんの人達が、君達を愛し、健やかな成長を温かく見守ってくれているんだよ。この天草に生まれ育ったことに誇りを持ち、君達も将来は、この天草の地から、全国に元気を発信して下さいね!」
私自身も、心が洗われた1日でした。みなさまに、心より感謝を申し上げたい心境です。
本当に有難う御座いました。
いよいよ「オリーブ給食」のスタートです。あたり一面、美味しそうな匂いが漂っていました。
生徒さん達は、手際よく盛り付けをしていきます。
私も思わず、40年前の楽しかった給食の時間を思い出しました(笑)
本日の素晴らしい「オリーブ給食メニュー」です。
①魚のオリーブ焼き→天草産のハガツオにオリーブオイルとカラシ入りのマヨネーズを塗って、オーブンで焼きました。身がシットリ、ジューシーでクセも無く、美味しかったです。
②野菜たっぷり和風ミネストローネ→オリーブオイルで野菜を炒め、ボリューム感を出した美味しいスープです。御飯を加え、雑炊にしてもいいですね。
③ひじきサラダと麦御飯→オリーブ料理と一緒に食べるのには、とても良い組み合わせでした
その他、料理教室で使った地元産の天日干しの天然塩の美味しさを知った生徒さん達は、麦御飯にまぶして美味しそうに食べていました。積極的でいいですよね。
「小暮先生のガイドで、地元の生産者巡りをしたいです!」という声も上がり、嬉しいかぎりです。
是非、実現したいですね(笑)。
私も小学生時代にタイムスリップしたようで、美味しく楽しく給食を頂きました。
同じテーブルの生徒さん達からも、色々と素朴な質問を受け、貴重な経験になりました。
地元テレビ局のインタビューも受けまして、「食の大切さ」に関するコメントをしました。
生徒さん達とお別れの時、5分だけ時間を頂いて、「熱いエール」を贈らせて頂きました。
天草市教育委員会・教育長の岡部先生、御領小学校校長の平野先生と記念の1枚です。
企業や団体等で、社内誌や機関紙を編集するための実務情報、及び、自社の社内報等に転載できる原稿を提供する会報誌「月刊コミ・サポ」12月号の特集ページに「大人の食育・日頃の食生活を見直しませんか」と題した原稿を書かせて頂きました。
会員企業様は、地方自治体を含め、200社以上にのぼるとのことでしたので、その影響力を考慮に入れまして、かなり時間をかけ、気合を入れて書かせて頂いたつもりです(笑)。
早速、その内容をみなさまにも御紹介させて頂きます。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
「大人の食育」日頃の食生活を見直しませんか
私が住んでいる千葉県・船橋周辺では、最近、皮膚科の病院が、目につくようになってきました。こんなに同じような病院が増えたら、患者さんの奪い合いになって、経営が大変なのではないかと思ってしまいますが、実際は、そうではありませんでした。
夕方、各病院の待合室を覗きますと、どこもアトピーやアレルギーに悩まされている女子中学生、高校生達たちでいっぱいなのです。
日々、医療技術は進歩しているはずなのに、いったい、この現状は、どういうことなのでしょうか?私もたいへんにビックリしています。と言うのも、私が小学生だった40年前には、アトピーという言葉さえありませんでした。
1970年代前半に、アメリカから、ファーストフードやファミリーレストラン、コンビニエンスストアといった、いわゆる生産効率重視のシステムが入ってきて、急激に日本の食文化は、大きく変化してしまいました。ハンバーガーやフライドチキンなど、いわゆる欧米で人気の食文化がどんどん押し寄せてきたのです。1970年代以前には、ハンバーガーなどのファーストフードを食べる機会はほとんど無く、「ご飯と味噌汁」に代表される「伝統的な和食」が、日本人の元気の源だったのです。みなさんは、昔からの当たり前の和食を食べていますか?
いつでも簡単に購入できる「便利な食生活」を続けていますと、知らぬ間に人工的に作られた「合成添加物=薬」を体内に溜め込むことになります。これは、本当にリスキーなことです。なぜならば、薬単体では、OKな物でも、複数をまとめて摂ることによって、原因不明の副作用に悩まされることになるからです。合成添加物は、今摂取して、すぐに反応が出るものではありませんが、大体、30年後にさまざまな原因不明の病気が発症する可能性がありますので、日々の食生活を継続的に注意していかなくてはなりません。
では、私たちは何を積極的に食べれば良いのでしょうか?私のお薦めは、完全栄養食である玄米とエキストラ・バージン・オリーブオイルです。これらは、両方とも、デトック(排毒)作用に優れており、体内に蓄積した自然でないものを外に出す働きがあり、自然の生命力に満ち溢れているのです。
私は、日本人初の「オリーブオイルのソムリエ」として、世界80ヶ国以上を回らせていただき、オリーブオイルが、どれだけ世界中の人々の役に立っているのかを見てきましたが、特に、印象深いのは、昨夏訪れたイスラエルです。日中の最高気温は、46℃以上にもなり、ほとんど雨が降ることもない砂漠状態のエルサレムのゴルゴダの丘のふもとには、いまだに実を付け続けている樹齢2千年以上のオリーブの巨木があります。「オリーブは、永遠の命の象徴」とも言われていますが、これほどまでに過酷な環境の中でも命を繋いでいける、その生命力を我々人間は、もっと有難くいただくべきだと思うのです。
幸いにも、オリーブオイルは、味噌・醤油など、和テイストの調味料との相性が抜群なので、日本人の体質に合った伝統的な和食に、上手くオリーブオイルを取り入れていただくことで、より健康的な食生活を実現することができると思います。
ちなみに、食育の講演会では、最初からオリーブオイルを入れて炊いた玄米をご試食していただくこともありますが、シットリ感が増し、冷えても美味しいと好評です。
食のお話を始めますと、ついつい熱が入りますが、この続きは、ぜひ、みなさまのところでさせていただきたいと思います(笑)。お気軽にお問い合わせしてくださいね。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、12月12日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「なすと長芋の和風オリーブオイル焼き」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
今年の5月に、中国の大連に伺い、オリーブオイルを知らない現地のみなさんに「オリーブオイルクッキング」のデモンストレーションと、その試食会をさせて頂きました。
大連の新鮮な食材の持ち味を引き出す「コグレ流・オリーブオイルマジック」が大好評で、とても、やり甲斐を感じたのですが、特に、上質のオリーブオイルを使い、長芋となすをステーキ感覚で香ばしく焼いて、焼き油であるオリーブオイルと醤油をかけただけの一皿に感激していた方々が多かったのが、印象的でした。
普段、馴染みのある食材でも、「油の質」が変わるだけで、こんなにも美味しくなることを、大連のみなさんには実感して頂けたことと思います。
今回は、そんな思い出のあるレシピを御紹介させて頂きます。
------------------------------------------------------------------------------------------
なすと長芋の和風オリーブオイル焼き
<材料・2人分>
(A)
なす 2本 長芋 200g
(B)
オリーブオイル 70cc
(C)
塩・胡椒 各少々 醤油 25cc 白炒りゴマ 20cc
<作り方>
①なすは、ヘタを取り、縦4等分にカットする。
②長芋は、皮をむき、ナスに合わせて、棒状にカットする。
③フライパンにオリーブオイルを熱し、長芋となすをキツネ色になるまで焼く。
④皿に長芋となすを盛り、残ったオリーブオイルに塩・胡椒、醤油、白炒りゴマを加えてソースとし、上からかける。
オリーブオイルで香ばしく焼くことで、素材の旨味が見事に引き出されます
材料は、身近なものばかりですが、オリーブオイルは、上質な物を使うのがポイントです
グリルした魚介類や肉類の付け合せとしても、美味しく食べて頂けます。
熊本県天草市立御領小学校での「オリーブオイル特別授業」の翌日11月5日には、天草市五和町のコミュニティーセンター「おおくす」にて、地元の食材が主役の「オリーブオイルクッキングショー」が、昼・夜の2部制で開催されました。どちらの回も大盛況で、とても有難く、嬉しかったのですが、その時の模様を2回に分けて御報告させて頂きます。
まずは、作らせて頂いた6品のレシピを簡単に解説させて頂きたいと思います。
「オリーブオイルクッキングショー」の会場となったコミュニティーセンター「おおくす」の前で
記念の1枚です。
使わせて頂いた食材は、殆どが地元産で、簡単に買うことが出来る物ばかりです。
① ざく切りキャベツのオリーブ醤油風味サラダ
ざく切りしたキャベツに軽く塩・胡椒を振り、醤油とオリーブオイルを適宜加えて混ぜれば
出来上がりです。今回は、炒り胡麻とアミ(小海老)をトッピングしました。
② さつま芋の粉ふき芋、オリーブ柚子胡椒ソースかけ
地元産の美味しいさつま芋を茹でて、空炒りし、粉ふき芋にしてから、オリーブオイルと柚子
胡椒を2対1で混ぜた物をかけるだけなのですが、さつま芋の甘味とオリーブオイル、柚子
胡椒の相性が抜群です。
③ 新鮮なイカと玉葱のソテー、オリーブ醤油、柚子風味
新鮮なイカと玉葱を、オリーブオイルでサッとソテーし、仕上げに醤油を少し加えれば出来
上がりです。食べる時に、柚子かレモンを絞って下さい。
シンプルですが、しみじみ美味しい1品です。
④ アオサ(海藻)と細葱の和風スープ、オリーブオイル風味
醤油ベースの和風スープに細葱とアオサを加え、仕上げにオリーブオイルを適宜かければ
出来上がりです。オリーブオイルは、和風テイストとの相性がとても良いのです。
⑤ 味噌オリーブ風味のカルボナーラパスタ
まずは、味噌に酒と味醂を加えてペースト状にし、卵黄と粉チーズ、オリーブオイルを
加えたソースのベースを作っておきます。
ここに、茹で立ての熱々パスタを加えてサッと混ぜれば出来上がりです。
今回は、炒り胡麻とアミをトッピングしましたが、個人的に私も大好きなパスタのひとつです。
⑥ 焼きリンゴのオリーブオイル風味
砂糖を一切使わないのに、本当に甘くて美味しい焼きリンゴです。リンゴに軽く塩を振り
オリーブオイルを絡ませて焼くだけなのですが、オリーブオイルがリンゴの旨味を見事な
までに引き出します。
「オリーブオイルクッキングショー」に御参加して下さったみなさまと記念撮影させて頂き
ました。
多くの方々から「どれも簡単で美味しいですね!」とか「今晩、早速作ってみます!」と言って
頂きとても嬉しかったです(笑)。
お声がかかれば全国に伺い、オリーブオイルの普及活動をさせて頂いておりますが、天草市のみなさまの「オリーブオイル」や「日頃の食と健康」に対する意識の高さは、私が思うに「日本一」ではないでしょうか。
今回の「オリーブオイルクッキングショー」でも、御参加下さったみなさまの、すべてを吸収しようとする「真剣な眼差し」から、それを肌で感じましたし、当然のことながら、御指導させて頂く私のモチベーションも急上昇し、かなりハイテンションで、昼の部、夜の部2回とも全力投球させて頂きました(笑)。
そんな「クッキングショー」でのデモンストレーションの模様を、写真を交えながら、解説させて頂きたいと思います。
世界№1のオリーブオイル「ラビィダ」と味噌・オリーブ風味のパスタを持って記念の1枚です。
まずは、世界№1のオリーブオイルの美味しさをパンに浸けて体験して頂きます。
本当に上質で美味しいオリーブオイルは、サラッと軽く、ポリフェノールが持つ草の香りが
します。
ざく切りキャベツに醤油とオリーブオイルを加えたサラダの盛り付けです。
シンプルですが、とても美味しいので、みなさまも是非、御試し下さい。
アオサと細葱が入った和風スープの仕上げにオリーブオイルを
加えると、風味が増して、とても美味しくなります。
柚子胡椒とオリーブオイルの相性も抜群で、粉ふき芋の旨味・甘味を引き立てます。
砂糖を一切使わない「焼きリンゴ」ですが、とても甘くて美味く出来ますので、みなさまも
是非御試し下さい。
「イカと玉葱のオリーブ醤油風味ソテー」の盛り付け風景です。
食材が新鮮であれば、サッと出来るシンプルな料理がいいですね。
パスタ用の「味噌・オリーブソース」を作っているところです。このソースは、万能で魚の
切り身に塗って焼けば、美味しい味噌漬けのようになります。
夜の部にもたくさんのみなさまに御参加して頂き、とても有難く、嬉しかったです。
2時間半と、かなり長丁場の「クッキングショー」でしたので、ユーモラスで楽しい雰囲気作り
を心がけました(笑)。
御参加して下さったみなさんの真剣な「熱視線」には、かなり緊張しましたが、全力投球
させて頂きました(笑)。本日は、御来場頂き、本当に有難う御座いました。
このように貴重で素晴らしい「オリーブオイルクッキングショー」を開催して下さった天草市
五和支所のスタッフのみなさまにも、心より御礼を申し上げます。有難う御座いました。
11月6日に、熊本県天草市五和町のコミュニティーホール「おおくす」を会場にして、第3回オリーブ料理コンテスト「うまか天草ん家庭料理大集合」が開催されました。
第1回目は、今年の2月13日に、第2回目は、8月6日に開催され、短期間にも関わらずに、回を追うごとに、すべての作品が、急激にレベルアップしておりまして、今回エントリーして頂いた作品も、プロ顔負けの、かなり高水準な物ばかりでした。
毎回、痛感するのですが、本当に甲乙付け難く、今回も審査するのが、とても大変でした(笑)。
今まで出展して頂いたメニューばかりを出す「地産地消レストラン」を、天草市内にオープンさせたら、絶対に繁盛すると思うのですが、みなさまは、どう思われますでしょうか?
御料理写真を交えながら、入賞作品の簡単な解説を、2回に分けてさせて頂きたいと思います。
審査が始まる前の会場内は、ギャラリーのみなさんが見守る中、やや張り詰めた空気が
流れていました。
審査記入用のボードを片手に試食のスタートですが、見ただけで分かるレベルの高さに
内心、感心しきりでした。
見た目も素晴らしく、食べても美味しい御料理の数々に、思わず笑顔がほころびます(笑)。
優勝した「玄米ライスバーガー」にかぶりついているところです。
あまりの美味しさ、レベルの高さにビックリしました。
審査は、2時間近くの長丁場でしたので、ギャラリーのみなさんへの
サービスも兼ねて、審査をしながら、1品ごとに長所の解説をさせて
頂きました。
実は、急に思いついて、即興でやらせて頂いたのですが、これが
想像以上に大好評で盛り上がり、やってよかったです(笑)。
優勝作品の「有機野菜たっぷり玄米ライスバーガー」です。玄米には、オリーブオイルや
雑穀を入れて炊いているので、冷めてもシットリと美味しく、和風出汁で歯応え良く煮てから
オリーブオイルでグリルした根菜類の数々は、どれも、その持ち味が生きており、プロ顔負け
のかなり完成度が高い作品でした。とてもヘルシーで、毎日でも食べたくなりますね(笑)。
墨で筆書きした「お品書き」も、素晴らしかったです。
見事優勝した山下真由美さんと記念の1枚です。前夜は、ほぼ徹夜して頑張って下さった
そうです。
準優勝の「秋刀魚の和風ピザ」です。照り焼き系のやや甘いタレと
オリーブオイルを上手く組み合わせており、秋刀魚や長葱、チーズ
との相性も抜群でした。
このピザなら、魚嫌いの方でも美味しく食べられると思いますし
チキンで応用してもいいですね。
この味わいは、学校給食のメニューにも、是非、取り入れたいですね。
見事準優勝の山田ゆかりさんと記念の1枚です。山田さんは、本当に御料理が大好きで
いつも身近な食材を使って、新しいメニューを考えているそうです。
3位の「具だくさんワイワイパエリア」と「柿サラダ」です。「パエリア」は
もう10年以上作り続けているとのことで、安心感のある美味しさでした。
味のポイントとなる出汁も、リッチなシーフードベースにオリーブオイル
を加え、サフランをたっぷりと利かせた、とても上質な物であろうことは
容易に想像出来ましたし、オリーブオイルで炒めた具材の火の通し方
も完璧でした。
「柿サラダ」は、シンプルながら、オリーブオイルとみじん切りにした
玉葱の相性が抜群でした。
見事3位入賞の酒井美津子さんと記念の1枚です。酒井さんの美味しいパエリアを囲む
ホームパーティーに参加させて頂きたくなりました(笑)。
「オリーブ料理コンテスト」では、本来、3位までを表彰させて頂く予定だったのですが、エントリーして頂いたみなさんの作品のレベルが、あまりにも高かったものですから、急遽、特別賞を5名様に差し上げることに致しました。
特別賞に輝いたみなさんの作品を、御料理写真を交えながら、簡単に解説させて頂きます。
第3回「オリーブ料理コンテスト」で、見事入賞されたみなさんと記念の1枚です。
フランス製の「トック(コック帽子)」に私のサインを入れてプレゼントさせて頂きました。
特別賞の「イクリクリームのロールケーキ」です。
「イクリ」とは、地元・城河原特産のベリー系のフルーツなのです
が、その自然な甘味と酸味を上手く生かしたロールケーキでして
バターの代わりにオリーブオイルを加えて作った軽いスポンジも
シットリとして美味しく、イクリクリームとのバランスも良かったです。
特別賞の「御飯に合う肉味噌」です。
地元産の上質な白味噌と黒豚を主材料に、オリーブオイルを
上手く合わせた保存の効く家庭の味、いわゆる「おかず味噌」
なのですが、これが、シンプルながら、しみじみ美味しいのです。
オリーブオイルと味噌の相性が抜群で、御飯以外にも、パンや
パスタ、野菜サラダ等にも合いそうですね。
特別賞の素晴らしい2品「イクリクリームのロールケーキ」と「肉味噌」を作って下さった田口
久美子さんと記念の1枚です。
特別賞の「天草の豊かな自然の恵みづくしプレート」です。
この一皿にバランス良く盛られている品々から、いかに天草が
素晴らしい食材の宝庫であるかが分かり、楽しくなってきますね。
マクロビオテックをベースにして、オリーブオイルを上手く使った
美味しくヘルシーな御料理の数々でした。
特別賞の「自家製スモークサーモン・香草オリーブソース」です。
上質なサーモンには、天草産の天日塩で、まろやかな下味を付けており、スモークの
加減も絶妙で、香草(ディル)風味のオリーブオイルソースとの相性も抜群でした。
シャンパンか、良く冷えた白ワインを飲みながら食べたくなりますね。
特別賞の素晴らしい2品「天草の豊かな自然の恵みづくしプレート」と「自家製スモーク
サーモン・香草オリーブソース」を作って下さった松田美司子さんと記念の1枚です。
特別賞の「秋刀魚の胡麻衣・オリーブ焼き」です。
秋刀魚に胡麻をつけて、オリーブオイルで香ばしく焼くことにより
魚臭さが無くなり魚嫌いな子供達でも、これなら美味しく食べられ
そうですね。御弁当のおかずにしても良いですし、是非とも、学校
給食のメニューに加えて頂きたい一品ですね。
スナック感覚でも食べられますので、お酒のおつまみにも最高です。
特別賞の「里芋の梨味噌オリーブソースかけ」です。
「梨のすりおろしと味噌、オリーブオイルを合わせたソース」は、プロの私から見ましても
「目からウロコ」の美味しさでした。味噌とオリーブオイルの相性の良さは、日頃から
みなさまにお伝えして来ましたが、まさか、そこに「梨のすりおろし」を加えたら、こんなに
美味しくなるとは、想像もつきませんでした。本当にビックリの美味しさでした。脱帽です(笑)。
特別賞の素晴らしい2品「秋刀魚の胡麻衣・オリーブ焼き」と「里芋の梨味噌オリーブソース
かけ」を作って下さった加工グループ「わだちの会」の岡田のぶ子さんと記念の1枚です。
「わだちの会」さんは、第1回目からプロのレベルで、今回も、他に「ごぼうのきんぴら入り
わだち饅頭」をエントリーして下さいましたが、これも完成度が高く、とても美味しかったです。
特別賞の「柚子胡椒味噌オリーブソースをかけた温野菜」です。
このソースも、私自身、初めて出会う味わいで、本当に美味しくて
「目からウロコ」だったのですが、作り方をお聞きしますと、柚子胡椒
と味噌、オリーブオイルを混ぜてから、何と「柿酢」を隠し味に入れる
のだそうです。まったく想像がつきませんでした。素晴らしいですね!
審査委員の私の方が、たくさん勉強させて頂きました。
特別賞の「オリーブの新漬けが入ったイタリア風タコ飯」です。
新鮮なタコやオリーブ、きのこの旨味が凝縮した、美味しいイタリア風炊き込み御飯とでも
言いましょうか。オリーブオイルを入れて炊いていますので、冷めてもシットリと美味しく
おむすびにしたり、御弁当にもいいですね。添えてある自家製の御漬物もオリーブオイルを
かけて食べると、すごく美味しかったです。
特別賞の素晴らしい2品「柚子胡椒味噌オリーブソースをかけた温野菜」と「オリーブの
新漬けが入ったイタリア風タコ飯」を作って下さった大西美穂子さんと記念の1枚です。
味の美味しさも勿論ですが、盛り付けや見せ方も素晴らしく、もはやプロのレベルですね。
特別賞の「天草大王(地鶏)の叩き風カルパッチョ」です。
上質な天草大王の叩きに柚子胡椒とオリーブオイルをかけるだけ
という、とてもシンプルな1品ですが、天草大王の下味となる塩の
振り方が正確で、天草大王の旨味を充分に引き出していますし
焼き方も、皮は、パリッと香ばしく、身の方は、ジューシーにと
教科書通りで良かったです。それにしても、柚子胡椒とオリーブ
オイル、天草大王の相性は、本当に素晴らしいですね。
特別賞の素晴らしい「天草大王(地鶏)の叩き風カルパッチョ」を作って下さった永田由美
さんと記念の1枚です。永田さんは、第1回目から、天草大王にテーマを絞ってエントリー
し続けて下さいましたが、3度目にしてやっと入賞することが出来ました。その間の努力
には、心より敬意を表したいと思います。本当に、入賞おめでとうございます!
寒さ厳しい朝晩には小雪がちらつく12月上旬に、福島県白河市の「ひらはら呉服店」様に伺い、3日間に渡って宝飾展のおもてなしの御料理を作らせて頂きました。
実は、この企画は、3月下旬に開催される予定だったのですが、3月11日に大震災に見舞われ、ずっと延期されておりました。
御客様の中には、その被害に遭われた方々も多く、開催計画自体が完全消滅しても、おかしくはないところなのですが、平原隆志社長様の「今年は、大変なことが色々あったけれども、最後は、美味しい食卓を囲んで頂き、皆様に笑顔になって頂いて、来年を元気で明るい年にしましょう!」という強い御意思のもと、こうして実現することが出来たのです。
このお話を、事前にファッションメーカーのホワイトベアーさんからお聞きした私は、その瞬間に全身に鳥肌が立ち、熱いアドレナリンのようなものが沸き立つ感じで「御客様全員に200パーセントの大満足と、心の底からの笑顔をお届けしよう!」と、固く決心したのです。
出張に伺う数日前から、厳しい検査で安全が確認された福島県産の食材を買い集め、普段以上に心を込め、時間をかけて仕込みをさせて頂きました。
御食事会場には、素敵な和風庭園を見渡すことが出来る、ひらはら様の落ち着いた個室が用意されまして、毎回2-6名様ずつの貸切り状態で、1日8回に分け、和やかな雰囲気の中、笑顔溢れる楽しい御食事会にすることが出来たのではないかと思います。
最終日には、ささやかな打ち上げを兼ね、温かいコタツを囲んで、福島県古殿町の美味しい原酒「豊国」を頂きました。御酒のおつまみには、近所の方が差し入れして下さった新鮮なキャベツをざく切りして、醤油とオリーブオイルをかけただけのサラダと、地元産の美味しいリンゴにオリーブオイルをかけて焼いたものを私がササッと作らせて頂きましたが、両方とも日本酒に合い、コタツを囲んだ販売スタッフのみなさんにも喜んで頂けました。
私は、今までにも、出張料理ではもちろんのこと、郡山市に本部のあるヨークベニマルさんの御惣菜全般の商品開発をさせて頂いたり、食を通した地域活性化の仕事で、福島県のあらゆるところに伺わせて頂いておりまして、本当に福島県のみなさまには、大変に御世話になってきました。
まだまだ、風評被害が残る中、自分に出来ることは何なのかをいつも考えていますが、食を通して正しい情報を全国のみなさまにお伝えして行くと共に、福島県を含めた東北各地のみなさまに「美味しい笑顔と元気をお届けしてゆく」これが、私の使命であり、生涯のライフワークだと、改めて実感しております。
今回の素晴らしい企画を実現して下さった平原様、そして、ホワイトベアー社の中山様、市田(株)の青柳様、小泉様、本当に御世話になりまして有難う御座いました。
心より御礼を申し上げますと共に、来年も宜しく御願い致します。
福島県白河市の「ひらはら呉服店」様の前で平原様と記念の1枚です。
ファッションメーカー・ホワイトベアーさんのオシャレなコートのコーナーです。
素敵なバッグとジュエリーのコーナーは、市田(株)さんの担当です。
キッチンの御手伝いは、ひらはら様のスタッフの方がして下さいました。
福島県産の安全な食材で作った「季節野菜のテリーヌ・和風コンソメゼリー添え」です。
福島牛で作った「リヨン風クネル」は、平原様の和食器に盛り付けさせて頂きました。
「リヨン風クネル」は、とても柔らかく、出張料理の人気メニューの
ひとつで、今回も大好評でした。
御食事会は、社長の平原様の御挨拶から始まります。「今年は、色々大変でしたが、年の
終わりに、小暮シェフの美味しい御料理で笑顔になって頂きたいのです。」というフレーズ
には感動致しました。
1日8回、3日間で24回の御食事会でしたが、すべての御客様と笑顔で記念撮影させて頂き
ました。
90才を過ぎてもお元気な社長のお母さん、タツさんは、毎日、自家製の白菜の御漬物を
用意して下さいました。仕事の合間にコタツに入り、私も美味しく頂きました(笑)。
最終日には、温かいコタツを囲み、販売スタッフのみなさんと、ささやかな打ち上げ会を
致しました。地酒が、とても美味しかったです。
平原社長自らお酌して下さり、恐縮してしまいました。タツさんや社長が話して下さる福島の
昔話がとても興味深く、楽しかったです。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、1月10日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「カブと生海苔の和風スープ煮」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
畑に霜が降りるほど朝晩の寒さが厳しいこの時期、カブは、数段に甘味が増して、とても美味しくなるのですが、このカブと生海苔は、とても相性が良く、さらに、それらのどちらとも相性が抜群なオリーブオイルを仕上げにかけることによって、和風のサッパリとした味わいにコクと深みが増し、食べた後に満足感が残る、素晴らしい1品になりますので、是非、みなさまも御試し下さいませ。早速、レシピを御紹介させて頂きます。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
カブと生海苔(アオサ)の和風スープ煮
<材料・2人分>
(A)
カブ(中サイズ) 5個
(B)
和風出汁 500cc
(以下の材料を合わせて沸かし漉す)
水600cc 塩3g 醤油10cc 味醂15cc 日本酒10cc 出し昆布3g
鰹削り節 15g
(C)
生海苔(アオサ) 適宜
(D)
エキストラ・バージン・オリーブオイル 20cc
<作り方>
①カブは、皮付きのまま、食べ易い大きさのクシ型にカットしておく。
②和風出汁を沸かし、①を加えて、30秒位煮る。
③生海苔(アオサ)を加えて器に盛り、オリーブオイルをかけて食べる。
和風出汁で煮たカブと生海苔、オリーブオイルの組み合わせは、とても相性が良く
美味しいですよ!
生海苔が無い時には、刻んだワカメを加えても美味しく出来ます。
私は、玄米御飯を加えて、雑炊風にして食べるのも大好きです。
新しい年が始まり、2週間が過ぎましたが、みなさまは、如何お過ごしでしょうか。
1月8日(日)には、東京都葛飾区立石にあります「かつしか立石住宅展示場」様でのイベント「新春家づくり応援フェア」に呼んで頂き、イベント会社様が用意して下さったキッチン付き大型トラックの中で、世界№1のオリーブオイル「ラビダ」を贅沢に使った「オリジナルスープパスタ」を、先着60名様に作らせて頂きました。
この日は、朝から冷え込みが厳しく、風もありましたので、御客様が来て下さるのか、とても
心配でしたが、御昼頃から、パスタを楽しみに御家族連れのみなさまが大勢来て下さり、とても嬉しかったです。
スープパスタの味付けにつきましては、和風出汁をベースにして、モズクと白菜、人参、パプリカ
等を加え、仕上げに惜しみなく世界№1のオリーブオイル「ラビダ」を加えました。
オリーブオイルと和風出汁の相性は、元々抜群なのですが、特に「ラビダ」を加えますと、軽さの中に、とても深いコクが生まれ、その絶妙な美味しさは、実際に食べて頂かないとなかなか分からないかもしれませんね(笑)。御客様からも「こんなに美味しいスープパスタは、初めてです!」とか「野菜嫌いな子供が完食しました!」と言って頂くなど、大好評で、有難かったです。
さらに、この日は、私が開発した究極の「ブシュカンドレッシング」のプレゼントもあり、すべての御客様は、ダブルで大満足な御様子でした。
このイベントを企画して下さった関係者のみなさま、本当に貴重な御縁を頂き、有難う御座いました。心より御礼を申し上げますと共に、次回を楽しみにしております。
とても素敵なモデルハウスが並ぶ「かつしか立石住宅展示場」のイベントに伺うのは
今回で2回目です。
「新春家づくり応援フェアー」開催中の会場内で「オリジナルスープパスタ」サービスと
「ブシュカンドレッシング」プレゼントをさせて頂きました。
イベント会社様が用意して下さったキッチン付きの大型トラック内で作らせて頂きました。
トラックとは思えないほど御洒落な外観ですよね。
大型トラック内のキッチン設備は、かなり本格的で、すごく仕事
しやすかったです。
具だくさんのスープパスタの仕上げには、世界№1のオリーブオイル「ラビダ」を加えました。
御客様全員に御挨拶させて頂き、オリーブオイルの説明もさせて頂きました。
私が高知県四万十市で開発させて頂いた究極の「ブシュカン
ドレッシング」もプレゼントさせて頂きました。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、1月17日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「タラと温やっこの和風小松菜ソースかけ」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
私は、タラを入れた湯豆腐が大好きでして、寒い冬場には、よく食べるのですが、今回のレシピは、それをアレンジさせて頂きまして、小松菜とオリーブオイルを加え、彩りの良いオシャレな1品に仕上げました。
毎日でも飽きない美味しさですので、是非、みなさまも御試し下さいませ。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
タラと温やっこの和風小松菜ソースかけ
<材料・2人分>
(A)
タラ(切り身) 80g前後を2枚 塩 少々
(B)
木綿豆腐(または焼き豆腐) 1丁
(C)
和風出汁 500cc
(以下の材料を合わせて沸かし漉す)
水600cc 塩3g 醤油10cc 味醂15cc 日本酒10cc 出し昆布3g
鰹削り節 15g
(D)
小松菜(小口切り) 1/3束分
(E)
水溶き片栗粉(水と片栗粉は1対1) 少々
(F)
エキストラ・バージン・オリーブオイル 20cc
<作り方>
①生タラに軽く塩を振り、3分ほど置いて、ペーパータオルで浮き出た水分を拭き取る。
②木綿豆腐(または焼き豆腐)を幅2cm位でカットする。
③小松菜は、ボイルして、充分に水分を絞り、小口切りする。
④鍋に和風出汁を沸かし、①と②を加えて火を通し、手早く器に盛る。
⑤残った出汁に③を加え、軽く沸かして、水溶き片栗粉で少しトロミをつける。
⑥仕上げに、オリーブオイルを加え、④の上からかける。
寒い冬場には、毎日でも飽きない「タラと温やっこの和風小松菜ソースがけ」です。
タラの代わりに、冬が旬の牡蠣や寒ブリでも美味しく出来ます。
オリーブオイルが素材の旨味を引き立てますので、是非、御試し下さいませ。
昨年12月4日に宮崎市・野村循環器内科クリニック様に伺い、病院に併設されております多目的ホールを会場に「オリーブオイルでアンチエイジング<心と体を健康にする食事、安心・安全があなたの人生を豊かにする>」と題した講演and料理ショーを開催させて頂きました。
会場の広さの関係で、当初は、30名様限定の予定でしたが、とても有難いことに、募集開始早々から、定員をはるかに上回り、キャンセル待ちが出るほどの人気ぶりでしたので、急遽、席数を
ぎりぎりの40席に増やし、超満員のみなさまの前で講演andデモンストレーションをさせて頂きました。その時の大変に盛り上がった会場の様子を、写真を交えながら、レポートさせて頂きたいと思います。
12月4日の朝早く、雲ひとつ無い快晴の宮崎空港に降り立ちました。
オープンしたての野村循環器内科クリニック様の外観は、まるでレストランのように御洒落
でした。
この素晴らしい講演and料理ショーを企画して下さった野村勝政先生と記念の1枚です。
クリニックの明るいスタッフのみなさまとも記念撮影させて頂きました。
この素敵なパンフレットは、野村先生の手作りだそうです。
クリニックのスタッフのみなさまには、御試食用料理の盛り付けもして頂きました。
この日の御試食メニューは、オリーブオイルを入れて炊いた玄米、キャベツのオリーブ醤油
風味サラダ、オリーブ風味の焼きリンゴ、パンにつけて美味しいオリーブオイルの4種類
でした。
会場が超満員になるほど大勢のみなさまに御越し頂き、本当に感謝しております。
講演and料理ショーは、笑いあり、とても和やかな雰囲気の中で行われました。
オリーブオイル入り玄米の反響は大きく、炊き上がりを、身を乗り
出して御覧になる方々が多かったです。
砂糖を一切使わなくても、甘くて美味しい「リンゴのオリーブオイル
焼き」は、みなさまにもお薦め致します。
御試食頂いた4品は、すべてが大好評で満足して頂き、嬉しかったです。
野村勝政先生とスタッフのみなさまには、心より御礼を申し上げますと共に、次回も宜しく
御願い致します。
昨年の9月中旬に高知県四万十市を訪れ、「玄米の美味しい食べ方」をテーマにした料理講習会を開催させて頂きました。7月の第1回目に引き続き、今回で2回目でしたが、「前回がとても分かり易く、楽しかったから、また申し込ませて頂きました(笑)」と言って下さる方がかなり多く、早くから予約して下さったみなさまで満員になってしまうほどの盛況ぶりを、とても有難く、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
今回のメニューは、オリーブオイルを入れて炊いた玄米御飯に、和風出汁の旨味を染み込ませたキノコと生姜を加えた「混ぜ御飯」と、四万十川河口付近で取れた新鮮なスズキをオリーブオイルと天然塩でマリネし、和風出汁で軽く煮てから、四万十川の川海苔が入ったソースをかけたヘルシーな一皿、それに、私が開発した「ブシュカンドレッシング」を絡めた、ざく切りキャベツの和風サラダの合計3品でしたが、いつものように笑顔溢れる楽しい雰囲気の中で、アッという間の2時間半でした。
それでは、早速、レシピを御紹介させて頂きます。
---------------------------------------------------------------------------------------------
キノコと生姜入り混ぜ御飯(玄米)
<材料・4人分>
(A)
キノコ各種(しいたけ、シメジ、舞茸、エノキ茸・・等) 各1パック
生姜 適宜(千切り・30g前後)
(B)
和風出汁 適宜(キノコ、生姜がかぶる位の量)
(C)
エキストラ・バージン・オリーブオイルを入れて炊いた玄米御飯 適宜
(玄米2カップ 水3カップ 塩少々 オリーブオイル15ccが基本分量)
<作り方>
①キノコ各種は、食べ易い大きさにほぐし、軽くボイルしておく。
②生姜は、千切りし、軽くボイルしておく。
③和風出汁で①と②を軽く煮て、しばらく置き冷ましする。
④オリーブオイルを入れて炊きあがった玄米御飯に③を混ぜ込む。
--------------------------------------------------------------
白身魚の川海苔ソースかけ
<材料・4人前>
(A)
白身魚(切り身) 4枚
天然塩・胡椒 各少々
エキストラ・バージン・オリーブオイル 30-40cc
(B)
和風出汁 適宜(400cc前後)
水溶き片栗粉 少々
川海苔(乾燥した物) 適宜(3g前後)
<作り方>
①白身魚は、塩・胡椒を振り、エキストラバージンオリーブオイルをかけて15分位置き、その旨味を馴染ませる。
②鍋に和風出汁を軽く沸かし、①の魚をサッと煮る。
③魚を器に盛り、残った出汁は、強火で沸かして、水溶き片栗粉を加え、手早く混ぜて
軽くとろみをつける。
④あらかじめ、ほぐしておいた川海苔を加えて、ソースとする。これを魚にかける。
--------------------------------------------------------------
ざく切りキャベツのオリーブ醤油風味
<材料・2人分>
(A)
キャベツ(又は白菜) 適宜
(B)
塩・胡椒 各少々 醤油(又はポン酢) 少々 白・黒炒りゴマ 各適宜
エキストラ・バージン・オリーブオイル 適宜
<作り方>
①キャベツ(又は白菜)は、ざく切りしておく。
②(B)を加えて混ぜる。
(今回は、私が開発した「ブシュカンドレッシング」を使用しました)
四万十市「玄米の美味しい食べ方」講習会のポスターです。
今回で2回目ですが、初回から受講されている方もかなりいらっしゃいました。
炊く前の玄米にオリーブオイルを加えるのがポイントです。
炊き立ての玄米にキノコと生姜を軽く混ぜ込みます。
思わず「美味しい笑顔」で記念の1枚です(笑)。
新鮮なスズキに塩・胡椒を振り、オリーブオイルでマリネしてから火を通しますと、冷めても
シットリとしてパサツキません。
和風出汁に四万十川の川海苔を加え、ソースを仕上げていきます。
食べる直前にオリーブオイルをかけますと、良い香りが広がり、旨味が際立ちます。
ざく切りキャベツに「ブシュカンドレッシング」をかけるだけで、美味しいサラダが出来ます。
御試食風景です。みなさんに満足して頂けて、嬉しかったです。
私がお薦めする世界№1のオリーブオイル「ラビダ」と「ブシュカンドレッシング」、それに
私の著書も、多くのみなさんに買って頂きました。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、1月25日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「牡蠣と白菜・長葱の和風オリーブ風味鍋」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
牡蠣と白菜、長葱の相性は、とても良く、さらに仕上げに上質のオリーブオイルを加えることで、満足感のある美味しい1品が簡単に出来ますので、是非、みなさまも御試し下さいませ。
早速、レシピを御紹介させて頂きます。
------------------------------------------------------------------------------------------------------
牡蠣と白菜・長葱の和風オリーブ風味鍋
<材料・2人分>
(A)
落とし牡蠣 200g 白菜 1/4株 長葱 1/2本
(B)
和風出汁 700cc
(以下の材料を合わせて沸かし漉す)
水700cc 塩5g 醤油15cc 味醂20cc 日本酒20cc 出汁昆布5g 鰹削り節30g
(C)
エキストラ・バージン・オリーブオイル 40cc
(D)
白炒りゴマ 適宜 万能葱(小口切り) 適宜
<作り方>
①牡蠣は、軽く水洗いしてヌメリ取る。
②白菜は、食べ易い大きさにカットし、長葱は、幅1cm位の斜め切りにして、両方共、軽くボイルしておく。
③土鍋に(B)を入れ、②を加えて軽く沸かす。
④沸いたら牡蠣と(C)を加え、フタをして軽く蒸しながら、牡蠣に火を通す。
⑤仕上げに、適宜(D)を加える。
シンプルながら、毎日でも飽きない「牡蠣と白菜・長葱の和風オリーブ風味鍋」です。
ふっくらとした牡蠣が出回るこの寒い時期に、是非作って頂きたいメニューです。
仕上げにオリーブオイルを加えることで、美味しさがグッとアップ
致します。
天然塩とオリーブオイルは、上質な物を使うのが、美味しさの秘訣
ですね。
私が開発させて頂いた「ブシュカンポン酢」をかけてお召上がり頂く
のもお薦めです。
味噌や豆板醤、胡麻油等をお好みで加えて、みなさま流の美味しい牡蠣鍋をお楽しみ
下さいませ。
2012年1月下旬にタイの首都バンコクを訪れ、「庶民の台所」と言われているローカル市場を歩いてみました。
開放感のある市場内には、新鮮で色鮮やかな野菜や果物類が豊富に並んでおり、奥の方では、魚介類や肉類の販売コーナーもあって、かなり見応えのある市場でした。
市場の入口付近には、美味しそうな御惣菜の屋台や、魚介類を焼いて売るお店もあり、とても活気があって、見ているだけでも楽しくなってきます(笑)。
世界各地で市場を訪れますと、その国の食文化はもちろんのこと、その背景にある国内情勢や経済情勢までもが見えてくるものですが、ここバンコクでは、世の中の流れに関係なく、肩の力を抜いて「伝統的食文化」を守っている様子が、肌で感じられ、それがとても心地良く、改めて、タイの食文化の奥深さを実感致しました。
タイ国内を歩いてみて発見したことなのですが、人々が集まる場所や建物の入口には、必ず、神様を祀った御社がありまして、その前で手を合わせる人々をよく見かけます。
このローカル市場の入口付近にも、大きな菩提樹の木があり、その隣りに素敵な御社がありました。
「神様に祈り、今、この時に感謝の気持ちを持って生きる。」そんな心の豊かさを持つタイの人々の感性と食文化が益々好きになりました。
バンコク市内にある明るい外観のローカル市場です
入口付近には、御社があり、神様を祀っています
フルーツの種類は多く、とてもカラフルです
人参や唐辛子だけでも、多種類あります
ハーブ系を含め、青野菜の種類は豊富です
日本ではあまり見かけない野菜もかなりあります
タイを代表するシャンツァイ(香菜)も新鮮でした
手作りの唐辛子味噌も色々と売られています
新鮮な魚介類の販売コーナーもあります
いわし等の小魚を発酵させた調味料もあります
御惣菜を売る屋台には、美味しそうな料理がたくさん並んでいます
新鮮な海老や魚をダイナミックに丸ごと焼いて売っていました
先週末は、神奈川県藤沢市の御客様宅に伺い「結婚記念日のおもてなし」の御料理を作らせて頂きました。
この日のメニューには、私自ら市場で仕入れた上質な地ハマグリや天然ヒラメ、鰹、車海老、帆立貝、ツブ貝、生海苔、もずく等、豊かな海の幸、自然の恵みをふんだんに使わせて頂きまして、どの御料理も和風の味わいでありながら、オリーブオイルとの相性も良く、「とてもヘルシーで食べ易いですね!」と、みなさまに喜んで頂くことが出来ました。
御食事の後には、私も御客様のテーブルに御邪魔させて頂き、美味しい御茶を頂きながら、食にまつわる色々なお話をさせて頂きまして、かなり盛り上がったのですが、その中でも、特に、印象に残ったのが、保育園にお勤めの御客様からの「子供達のアトピーや食物アレルギー」に関するお話でした。
私が子供だった40年前には、「アトピーや食物アレルギー」という言葉自体、聞いたことがありませんでしたが、最近の子供達を取り巻く「食の現状」は、かなり大変で、「何を食べさせたらいいのか分からない」と、深刻に悩んでいらっしゃる御父兄が多いことを改めて知りました。
「健康になるための正しい食」の啓蒙活動をさせて頂いている私としましては、一刻でも早く、そのような悩みをお持ちのみなさまのところに伺い、アドバイスさせて頂きたいと思っているのですが、なかなか、保育園や小学校などから声をかけて頂けない現状を歯がゆく思っています。
いずれにしましても、自然の摂理に合った「生命力のある食べ物」例えば、オリーブオイルや玄米、豆類、海藻、有機野菜、発酵調味料等々を頂いて、我々人間は「命をつながせて頂いている」ことを再認識し、感謝の気持ちだけは、忘れないようにしたいものですね。
話題がそれましたが、今回の素敵な結婚記念日のおもてなしに呼んで下さった御客様には、心より御礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。また、お会い出来る機会を楽しみにしております。
見晴らしの良い高台にある素敵なお宅で「結婚記念日のおもてなし」の御料理を作らせて
頂きました
キッチン風景のビデオを撮る息子さんに、御料理の説明をさせて頂いているところです
船橋の中央市場で仕入れた上質な地ハマグリをスープに入れます
「モズクと春キャベツの入った地ハマグリの和風スープ」です
このスープに、オリーブオイルを加えますと、さらに旨味と香りが
アップします
「ヒラメのムニエル、ツブ貝とキノコ入り生海苔・吉野くずソース」です
生海苔の入った和風ソースとオリーブオイルの相性も抜群です
昨年11月下旬に、千葉県船橋市立海神中学校に伺い、PTA向け「食育講演会and試食会」を開催させて頂きました。
タイトルは、教頭先生と御相談させて頂き「食べ物の命を頂いて、命を繋ぐことの大切さを学ぶ」とさせて頂いたのですが、講演会当日に、会場となった家庭科室に入らせて頂きますと、オリーブカラーのグリーンをベースに、オリーブの実をあしらった、とても素敵な横断幕が張られていることに、まず感動致しまして、思わず、教頭先生と役員のみなさまにお集まり頂き、いきなり横断幕を持っての記念撮影となりました(笑)。
講演会の流れとしましては、まず「便利な食生活の裏側のお話」から始まり、「では、何をどのように食べたらいいのか」を、デモンストレーションを交えながら解説させて頂くのですが、あまり固いお話ばかりでは、印象に残りませんので、時にジョークを入れさせて頂き、楽しく笑って頂きながらの120分間でした。
それでは、写真と共に、講演会の模様をレポートさせて頂きます。
オリーブをあしらった素敵な横断幕を持って、教頭先生や役員のみなさまと記念の1枚です
「便利な食生活の裏側のお話」を真剣に聞いて下さるPTAのみなさまです
玄米と、その5割増しの水が入った炊飯器にオリーブオイルを入れて炊きます
ダジャレで笑いを取りながら、和風出汁をしっかりと漉しているところです
野菜がたっぷり入ったスープの仕上げに上質なオリーブオイルを
加えます
みなさんと一緒に楽しく「オリーブ醤油風味のキャベツサラダ」の盛り付けです(笑)
この日の御試食メニューは、「野菜たっぷり和風ミネストローネスープ」と「オリーブオイル
を入れて炊いた玄米御飯」、「ざく切りキャベツのオリーブ醤油風味サラダ」、「オリーブ
オイルで焼いた焼きリンゴ」の4品です
先生方も交えての御試食風景ですが、とても好評で盛り上がりました
講演会の終わりに、綺麗なお花と、海神中学校のマーク入りのタオルを頂きました
この会を企画して下さった教頭先生をはじめ、役員のみなさまには、心より御礼を申し上げ
ます。本当に有難う御座いました。
NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、2月21日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「ぶりのステーキ・みそオリーブオイルソース」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
今が旬のブリと味噌の相性は、とても良く、さらに仕上げに上質のオリーブオイルと粉チーズ(パルメザン)を加えることで、パンにも御飯にも合う、とても美味しい1品が簡単に出来ますので、是非、みなさまも御試し下さいませ。
早速、レシピを御紹介させて頂きます。
------------------------------------------------------------------------------------------------------
ブリのステーキ・みそオリーブオイルソース
<材料・2人分>
(A)
ブリ(100g前後の切り身) 2枚 塩・胡椒 各少々
(焼き油として)エキストラ・バージン・オリーブオイル 30cc
(B)
味噌 大さじ1杯 味醂 20cc 日本酒 20cc
粉チーズ(パルメザン) 大さじ1/2杯
(C)
エキストラ・バージン・オリーブオイル 30cc
<作り方>
①ブリの切り身に塩・胡椒を振り、5分程置いて、浮き出た水分をペーパータオルで 拭き取る。そして、オリーブオイルで香ばしく焼く。
②鍋に(B)を入れて良く混ぜながら軽く沸かす。そして、荒熱を取り(C)を混ぜて、ソースとする。
③皿に①を盛り、②のソースをかける。
味噌と粉チーズ、オリーブオイルの相性が抜群の「ぶりのステーキ・みそオリーブオイル
ソース」です
このソースは簡単に出来て、ブリ以外の魚介類全般やチキン、ポーク等の肉類にも、良く
合います
この御料理は、パンにも御飯にも良く合い、冷めても、味が馴染んで美味しいですから
魚が苦手な方でも喜んで食べて頂けると思います
全国のリスナーのみなさまに惜しまれながら、3月19日で終了してしまう、NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、2月29日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「タコと長葱のギリシャ風ソテー」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
この日の関東・甲信地方は、本州南海上を東に進む低気圧の影響などで、未明から雪が降りだし、都心では、交通機関の乱れもあったようですが、日頃から温暖で、滅多に雪になることの無い千葉県船橋市にあります私の「クッキングスタジオandオリーブ園」も、午前中は、御覧のような雪景色でした。
なかなか雪化粧したオリーブ園を見られる機会はありませんので、思わず、カメラを持ち出し、私が愛情をかけて栽培している、40本近いオリーブの木々の写真を撮ってみました。
1日でも早く暖かくなることを願いながらも「雪化粧したオリーブの木々も、可憐でいいものだなぁ」と、ひとり御満悦の私は、本当にオリーブにゾッコンなのだと、つくづく思いました(笑)。
今回のメニューですが、タコと長葱の相性は、とても良く、そこに上質のオリーブオイルと醤油を加えることで、パンにも御飯にも合う、とても美味しい1品が簡単に出来ますので、是非、みなさまも御試し下さいませ。
タコが無ければ、イカ、海老、帆立貝などで代用していただいても結構ですが、ポイントは、ひとつ。とにかくフライパンを薄煙が出るほど熱くして、一気に仕上げることが大切です。
早速、レシピを御紹介させて頂きます。
------------------------------------------------------------------------------------------------------
タコと長葱のギリシャ風ソテー
<材料・2人分>
(A)
ゆでタコ(スライス) 200g前後 長葱(斜め切り) 1本分
(B)
エキストラ・バージン・オリーブオイル 40cc 塩・胡椒 各少々
ガーリックパウダー 少々 醤油 少々
(C)
パセリ(みじん切り) 少々 レモン(くし型) 1/2個分
<作り方>
①タコは、厚さ2-3mmで斜めにスライスし、長葱は、食べ易い大きさに斜め切りする。
②フライパンを充分に熱くしてオリーブオイルを加え、長葱を炒めてからタコを加える。
③塩・胡椒、ガーリックパウダー、醤油で、素早く味を整える。
④皿に盛り付け、パセリみじん切りを散らして、くし型にカットしたレモンを添える。
日頃から温暖な千葉県船橋市にあります、私のオリーブ園のオリーブの木々も、美しく雪
に覆われていました
私が愛情をかけて栽培しているオリーブの木々は、40本以上ありまして、昨年は、バケツ
6杯分のオリーブの実を収穫することが出来ました
パンにも御飯にも合う「タコと長葱のギリシャ風ソテー」は、強火で一気に仕上げるのがコツ
です
タコの代わりにイカや海老、帆立貝等を使っても、美味しく出来ますし、長葱の代わりに玉葱
等を使って頂いても結構です
この番組に出演させて頂けるのも、あと数回ですが、最後まで、笑顔で頑張ります(笑)
昨年11月中旬に高知県四万十市を訪れ、地域食材でもあります「鹿肉」を使った料理講習会を開催させて頂きました。
ヨーロッパでは、「鹿肉」と言いますと、秋のジビエシーズンには、高級食材の代表として、一流レストランのメニューに登場することが多く、牛肉よりもクセがありませんので、どのような調理法にも合い、とても食べ易いのが特徴です。
高知県では、自然環境の変化からか、鹿が増え過ぎる傾向にあり、最近では、人里に下りて来て、農作物を食い荒らす被害も多くなり、農家のみなさまにとりましては、深刻な問題になりつつあります。
そこで、一般の方々にも、その料理方法を知って頂き、鹿肉の消費量を増やすことで、農作物の被害を減らしていくことを目標に、今回の料理講習会が開催されました。
メニューは、「スライスした鹿肉のオリーブ生姜炒め」と「鹿フィレ肉のステーキ、味噌オリーブソース」の2品でしたが、御参加頂いたみなさまの評判も良く、これから鹿肉料理が、家庭料理の定番として普及していけばいいなと思いました。
早速、レシピを御紹介させて頂きます。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
鹿肉スライスのオリーブ生姜炒め
<材料・3人分>
(A)
鹿肉(スライス) 300g 塩・胡椒・ガーリックパウダー 各少々
しょうが(みじん切り) 大さじ1杯 醤油 30cc
エキストラ・バージン・オリーブオイル 50cc
(B)
玉葱(スライス) 1個分 エキストラ・バージン・オリーブオイル 20cc
(C)
白炒りゴマ 大さじ2杯
<作り方>
①スライスした鹿肉に(A)の食材を加えてよく混ぜ、10分以上置いて味を馴染ませる。
②フライパンを高温に熱し、オリーブオイルで玉葱を軽くソテーしてから、①を加えて
さらにソテーし、素早く皿に盛る。
③白炒りゴマを上からかける。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
鹿肉のステーキ・味噌オリーブソース
<材料・3人分>
(A)
鹿肉(フィレかロース) 100g前後でカットした物を3枚
塩・胡椒・ガーリックパウダー 各少々
(鹿肉の漬け込み用に)
エキストラ・バージン・オリーブオイル 40cc
(B)
赤味噌 大さじ1杯 日本酒 20cc 味醂 20cc 水 20cc
エキストラ・バージン・オリーブオイル 50cc
(C)
白菜(細切り) 適宜
<作り方>
①鹿肉に塩・胡椒・ガーリックパウダーを振り、10分位置いてから、エキストラ・
バージン・オリーブオイルをかけてマリネしておく。
②白菜は、細切りにして、軽く水ですすぎ、水切りしておく。
③(B)の材料をすべて鍋に入れ、軽く沸かしながら、混ぜ合わせ、ペースト状にする。
④フライパンを高温に熱し、①を焼く。
⑤皿に②を盛り、その上に④をのせて、③をかける。
「鹿肉」がテーマの講習会には、早くから申し込みが殺到しまして
すぐに満席になったそうです。有難いですね
高知県産の上質な鹿肉フィレのブロックとスライスしたものを用意して頂きました
値段は、和牛フィレよりもかなり安いですが、高品質で美味しく、お勧めの食材です
ステーキ用にカットした鹿肉には、丁寧に塩・胡椒・ガーリックパウダーで下味をつけ
オリーブオイルをかけてマリネしておくことで「プロの味」になります
スライスした鹿肉にも、丁寧に下味をつけ、みじん切りした生姜を混ぜ込んでから、オリーブ
オイルをかけておくのが、美味しさの秘訣です
強火で香ばしく焼いた「鹿フィレステーキ」には、味噌とオリーブオイルで作った特製ソース
が良く合います。下には、生の白菜の千切りを敷いています
「鹿フィレステーキ」のベストな焼き加減は、カットした時に、中がピンク(ロゼ)色くらいが
いいですね
「スライスした鹿肉のオリーブ生姜炒め」は、御飯のおかずに最適ですし、下味がしっかり
ついているので、冷めても美味しく、御弁当にもお勧めです
デモンストレーション用に鹿肉をカットしているところです。黙々と調理するのではなく
ウイットに富んだトークで、会場を盛り上げることも、かなり大切ですね(笑)
「鹿肉ステーキ」の焼き方の御指導中です。ポイントは、とにかく、強火に熱したフライパン
で表面は香ばしく、中はジューシーになるように、一気に焼き上げることが重要です
御参加頂いたみなさまと御一緒に楽しい雰囲気の中「スライス鹿肉の生姜・オリーブ炒め」
を作らせて頂きました
鹿肉と相性の良い「リンゴのオリーブオイルソテー」を作っている
ところです
みなさまも、是非「美味しい鹿肉料理」にチャレンジしてみて下さいね
昨年11月23日には、高知県四万十市の物産館「サンリバー」さんに伺い、小雪ちらつく寒さの中、入口付近の軒下に特設会場を設け、「農商工連携イベント」の講師をさせて頂きました。
その内容は、地元産のヒット商品4アイテムに、コグレ流のひと工夫を加え、さらに美味しく召し上がって頂くヒントをお教えするというものでしたが、とにかく寒い日でしたので、御客様に集まって頂けるかどうかが、とても心配でした。
今回、使わせて頂いた商品は、私が開発させて頂いた「ブシュカンポン酢andブシュカンドレッシング」とJAさんの企画による「ゆず甘酢」そして「野菜のかりんとう」、「栗の渋皮煮」の4品でしたが、どれも、とても美味しく、レベルの高い商品ばかりですので、それらのイメージを損なわずに、より美味しくするレシピを考えるのは、かなり大変でした(笑)。
それでは、イベントの模様を、写真を交えながら、解説させて頂きます。
このイベントは、地元「一條神社」のお祭りに合わせて企画されました
私のコーナーのパンフレットですが「既存の商品にアレンジを加える」という企画は初めて
でしたので、内心ドキドキでした(笑)
高知県のゆるキャラ「カツオ人間」君には、頭をかじられそうになりました(笑)
私が開発させて頂いた「ブシュカンポン酢andブシュカンドレッシング」も登場致しました
販売用のボトルには、私のサインを入れさせて頂きました
「ブシュカンドレッシング」を使って「白菜サラダ」を作らせて頂きました
JAさん企画の「ゆず甘酢」は、ゆずの果肉が多くて、美味しいと思います
「ゆず甘酢」と、ボイルしたブロッコリーで、和え物を作らせて頂きました
「野菜のかりんとう」は、シンプルに素材の旨味が感じられ、ヘルシー感があります
「野菜のかりんとう」には、四万十産川海苔の入った和風ソースをかけさせて頂きました
「栗の渋皮煮」は、大粒で栗の旨味が生かされており、とても贅沢な味わいです
「栗の渋皮煮」は、味噌とオリーブオイルを加えたパスタのトッピング
にしました。栗の甘味と味噌の塩味、オリーブオイルのコクが、三位
一体となって、思いがけずにとても美味しいパスタが誕生致しました
会場は、物産館「サンリバー」さんの軒下でした。折りたたみテーブルにプロパンガスを用
いた仮設キッチンで、御料理させて頂きましたが、こういう状況は、得意です(笑)
生の白菜とブシュカンドレッシングを合わせ、サラダを仕上げているところです
地元のみなさまには、手際よく盛り付けの御手伝いをして頂きまして、有難う御座いました。
寒さ厳しい中、大勢のみなさまにお集まり頂きまして、本当に感謝、感激です
祭日ということで御家族連れも多く、小さいお子さん達にも喜んで頂けて良かったです
今回の企画に携わって頂き、私に声をかけて下さったすべてのみなさまに、心より御礼を
申し上げます。貴重な御縁を頂きまして、本当に有難う御座いました
2月11日に開催されました「オリーブの島づくり講演会」の会場・ポルト周辺では、「天草・食の祭典」も同時開催されていました。
ポルトを取り囲むように続くアーケード内には、日頃から大変に御世話になり、私もよく知る、こだわりの生産者のみなさんや加工グループのみなさん達が、小雪ちらつく寒さにも負けずに、頑張って御商売されている姿があり、私も、講演会直前まで、引き寄せられるように各ブースを回らせて頂きました。
天草は「食の宝庫」、「宝島」だと称されていますが、今回、出店して頂いている商品を見渡しましても、充分に、それが納得出来ます。
それでは、写真を交えながら、会場の様子をレポートさせて頂きたいと思います。
天草海道博のゆるキャラ「キャプテン海道くん」のお出迎えに、会心の笑顔の私です(笑)
中央の特設ステージでは、地元の可愛らしいお子さん達による伝統芸能が繰り広げられて
いました。たくさんのご家族連れが楽しそうに御覧になっていて、素晴らしい雰囲気でした
自然農法による「生命力に満ちた野菜や柑橘類」、「モリンガ茶(ハーブティー)」なども
大人気でした
自然農法生産者の馬場照昭さんと、彩農園の竹内陽子さんには、大変に御世話になって
います
とてもカラフルな天草名物「ひおぎ貝」の網焼きも、帆立貝に似た食感で美味しいですね
何と言っても、「天草のアワビ」は、良いえさを食べているので、風味があって柔らかく
最高に美味しいですよ!
「天草大王」のカレーです。何と贅沢なんでしょう!しみじみと地鶏の
美味しさを味わうには最適かもしれませんね
手打ちの「だご麺」は、軽い味噌仕立てのスープとの相性も良く、会場でも人気がありました
私は、このように素朴な味わいで、コシのある麺類が大好きです。おかわりしたい気分
でしたが、講演開始時刻が迫っていましたので、1杯にしておきました(笑)
天草の食文化で、全国に誇れる素晴らしいことのひとつに「加工グループさん達のレベルの
高さ」があります。この日も、早くから完売してしまった加工グループさんもあり、すごいなと
思いました
2月11日に天草市内で開催されました「オリーブの島づくり講演会」の直前2日間は、天草市二江にあります天草漁協様に伺い、地元で獲れる海産物とオリーブオイルのコラボによる新商品の開発の御手伝いをさせて頂きました。
まず、初日には、朝から漁船に乗せて頂き、沖合いの漁場や、なまこの素潜り漁などを見学させて頂きましたが、改めて、漁師さん達の命懸けの仕事ぶりに間近で接し、「オリーブオイルを使った商品開発も、命懸けで真剣にやらなくては失礼になるぞ」と、気持ちを引き締めました。
その後、簡単な打ち合わせのために作業場に伺いますと、加工担当の江上さんが、あまりにも新鮮で美味しそうな「うつぼ」を捌いていましたので、思わず、それを使わせて頂くことをお願いし、即興で3品ほど試作させて頂きました。
まず、作らせて頂いたのが、中骨を軽く煮出して作った「スープ」なのですが、物凄くコラーゲンが豊富で、本当にコクと旨味があり、オリーブオイルとの相性も抜群で、これでラーメンでも作ったら、大ブレークするだろうなと思いました。
次に、「カルパッチョ」を作らせて頂きましたが、地元産の上質な昆布「クロメ」のペーストと醤油、オリーブオイルの組み合わせが最高に美味しくて、これを「カルパッチョ」のソースに致しました。
このソースをかけますと、上品な白身魚である「うつぼ」の旨味が存分に引き出され、パンにも御飯にも合う完成度の高い1品に仕上がりました。
最後に作らせて頂いたのが、「うつぼ」の、味噌・醤油・オリーブオイルソテーなのですが、少し焦げた味噌・醤油の風味がうつぼの旨味を何倍にも増幅させて、これも本当に美味しかったです。
早速、これらを御試食して頂いた江上さんの満足そうな笑顔が、私にも嬉しくて、今日は、予定外の試作でしたが、させて頂いて良かったとつくづく思いました。
江上さん、色々な御準備をして頂き、有難う御座いました。心より、御礼を申し上げます。
「天草漁協・五和支所」様で、2日間に渡り商品開発の御手伝いをさせて頂きました
二江漁港から漁船に乗せて頂き、漁の現場を見学させて頂きました
見渡す限り、美しい色の海が続き、天草の自然の豊かさを実感致しました
なまこの素潜り漁も見せて頂きましたが、本当に命懸けだと思いました
見た目とは違い、「うつぼ」は、上品で美味しい白身魚なのです
「うつぼ」は、身も皮も内臓も、余すとこ無く、美味しく食べられます
「クロメ(昆布)」入りオリーブオイルソースを「うつぼ」の刺身にかけているところです
完成した「うつぼのカルパッチョ」を持って、江上さんと記念の1枚です
皮つきのまま細切りした「うつぼ」を、オリーブオイルと味噌・醤油でマリネし、強火で
一気に炒めているところです
完成した「うつぼの味噌・醤油炒め」を持って、記念の1枚です。加工場中に食欲をそそる
美味しそうな香りが漂っていました
即興で完成させた「うつぼ料理3品」です。食べたら元気になれる逸品ばかりです
熊本県天草漁協・五和支所様の海産物とオリーブオイルをコラボさせた新商品の開発・御指導2日目は、五和町漁村センター内のキッチンで、市の関係者のみなさまにも大勢お越し頂き、賑やかな雰囲気の中で行われました。
前日に引き続き、食材の下準備は、加工担当の江上さんにお願い致しましたが、かなり気合を入れて頂き、10種類以上の魚介類を準備して頂きました。
この日、御指導させて頂いた「万能ソース」は、大きく分けて3種類でした。
まずは、オリーブオイルに味噌と酒粕を加えたソースを作らせて頂いたのですが、これは、カルパッチョ(刺身)用にもなりますし、味噌漬け用にもなる、大変に使い勝手の良いソースです。最後の御試食でも一番評判が良かったのが、このソースでした。
次に作らせて頂いたのが、オリーブオイルに柚子胡椒とメカブのペーストを混ぜ込んだソースです。
メカブを加えることで、色合いも綺麗になりますし、ボリューム感も増します。思った以上に美味しいソースになりました。
最後は、シンプルに、オリーブオイルと醤油を混ぜ合わせただけのソースなのですが、複雑さが無い分、素材の持ち味がよく分かり、これもなかなか美味しかったです。
いずれにしましても、オリーブオイルは、もちろんエキストラ・バージンの高品質なものを使うことが、美味しさの決め手になります。
では、写真を交えながら、解説させて頂きます。
「天草市五和町漁村センター」内のキッチンで御指導させて頂きました
試作用に御用意して頂いた新鮮な魚介類は、10種類以上になり
ました
オリーブオイルと味噌、酒粕を混ぜているところです。関係者のみなさまには、まず、ソース
だけの味を確かめて頂きました
オリーブオイルと味噌、酒粕の相性は、抜群に良いのです
ブリの切り身に「味噌・酒粕・オリーブオイルソース」を塗ってみました。このまま、お刺身
として食べても美味しいですし、普通の味噌漬けのように焼いても美味しいです
開きにしたアジやイサキ、カサゴ等にも「味噌・酒粕・オリーブオイルソース」を塗ってみま
した。しばらく味を馴染ませてから焼きましたら、オリーブオイル効果で、身は、しっとりと
柔らかく、風味があって、とても美味しかったです
オリーブオイルに柚子胡椒とメカブのペーストを加えたソースも作らせて頂きました。
彩りも綺麗で、とても美味しい「カルパッチョ(刺身)用ソース」になりました
「ブリのカルパッチョ、柚子胡椒・メカブ風味」の完成です。パンにも御飯にも御酒にも合う
逸品です
本日の試作品は、すべて真空パックにして、冷凍保存の耐久性を検証致します
漁協や天草エアー、市の関係者のみなさまにも大勢お越し頂き、御試食して頂きました
どのソースも大好評で「あとは、売り方ですよね」とか「小暮さんPR宜しくお願いします!」
といったコメントが多かったです
関係者以外の地元のみなさまにも、モニターとして、御試食に加わって頂きました
多くのみなさんが「味噌味が慣れていて美味しい」とおっしゃっていました
「なまこ」には、オリーブオイルと醤油だけを加えて混ぜてみましたが、歯応えも良く
とても美味しかったです
「カワハギ」や「あおりイカ」の刺身には、オリーブオイルと醤油だけをかけてみましたが
素材の旨味が引き出されて、とても美味しかったです。このまま、軽くあぶってもいいですね
とても大きな「アナゴ」には、「味噌・酒粕・オリーブオイルソース」を塗って焼きましたが
とても香ばしくて、好評でした。
本当に美味しいと「美味しい!」以外のコメントが、なかなか出ないものですね(笑)
全国のみなさまに惜しまれながら、3月19日に「NHKラジオビタミン」が最終回を迎えました。
私も、2009年の5月には「ときめきインタビュー」にスタジオ生出演させて頂いたり、2011年の2月には「鎌田實先生のいのちの対話」に出演させて頂きまして、人一倍愛着のある番組でしたので、終了してしまうことが、とても残念です。
同じ気持ちの「ラジビタ・ファン」が全国にたくさんいらっしゃると思うのですが、是非、司会・進行役だった村上信夫さんには、違う形で、また、我々に御元気な美声を聞かせて頂きたいものですね。
レギュラーとして出演させて頂いた「私の愛情レシピ」の未放送分が3回ありますので、そのレシピを御紹介させて頂きます。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
大根のシャキシャキサラダ
<材料・2人分>
(A)
大根(中サイズ) 1/3本分
(B)
味噌 大さじ1杯 味醂 20cc 日本酒 10cc 水 20cc
(C)
エキストラ・バージン・オリーブオイル 40cc
(D)
ジャコ(またはシラス干し) 大さじ2杯 鰹削り節 少々
貝割れ大根 適宜
<作り方>
①大根は、幅2cm前後・長さ5cm前後のバトン状に切り、軽くボイルしておく。
②(B)を合わせて鍋に入れ、ひと煮立ちさせて冷ましてから、オリーブオイルを加える。
③器に①を盛り、②をかけてから、(D)をのせる。
2009年5月27日に10時から1時間の「ときめきインタビュー」に生出演させて頂きました
村上信夫さんと神埼ゆう子さんの軽妙なトークで、毎朝、全国のみなさんに元気を与えて
下さいました
インタビューの途中、スタジオ内で「簡単オリーブオイルクッキング」を御披露させて頂き
ましたが、御試食も大好評でした
2011年2月11日には「鎌田實いのちの対話」に生出演させて頂きました
会場となった蕨市民会館は、小雪ちらつく中、大勢のみなさまにお越し頂き、とても盛り上
がりました
大根のシャキシャキ感が美味しいヘルシーサラダです
材料も身近な物ばかりですので、是非、お試し下さいませ
この美味しいソースを覚えれば、他の野菜でも応用出来ます。みなさんも、是非、野菜を
たくさん食べて健康になりましょう!
全国のみなさまに惜しまれながら、3月19日に「NHKラジオビタミン」が最終回を迎えました。
私も、2009年の5月には「ときめきインタビュー」にスタジオ生出演させて頂いたり、2011年の2月には「鎌田實先生のいのちの対話」に出演させて頂きまして、人一倍愛着のある番組でしたので、終了してしまうことが、とても残念です。
同じ気持ちの「ラジビタ・ファン」が全国にたくさんいらっしゃると思うのですが、是非、司会・進行役だった村上信夫さんには、違う形で、また、我々に御元気な美声を聞かせて頂きたいものですね。
レギュラーとして出演させて頂いた「私の愛情レシピ」の未放送分が3回ありますので、そのレシピを御紹介させて頂きます。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
カリフラワーのオリーブ醤油風味焼き
<材料・3人分>
(A)
カリフラワー(中サイズ) 1個
(B)
エキストラ・バージン・オリーブオイル 40cc 塩・胡椒 各少々
醤油 15cc
(C )
白・黒炒りゴマ 各少々
<作り方>
①カリフラワーは、小株に切り分け、サッとボイルしておく。
②フライパンにオリーブオイルを熱し、①をキツネ色になるまで香ばしく焼く。
③器に②を盛り付け、残ったオリーブオイルに、塩・胡椒と醤油をいれてソースとし
カリフラワーの上からかける。
④白・黒の炒りゴマをお好みで散らす。
「カリフラワーがこんなに美味しかったんだ!」と、再確認して頂けるような御料理です
出来ればオリーブオイルは、上質な物を使った方が、不思議なくらい美味しく出来ますよ
カリフラワーの香ばしさが、堪らなく食欲をそそりますね(笑)
全国のみなさまに惜しまれながら、3月19日に「NHKラジオビタミン」が最終回を迎えました。
私も、2009年の5月には「ときめきインタビュー」にスタジオ生出演させて頂いたり、2011年の2月には「鎌田實先生のいのちの対話」に出演させて頂きまして、人一倍愛着のある番組でしたので、終了してしまうことが、とても残念です。
同じ気持ちの「ラジビタ・ファン」が全国にたくさんいらっしゃると思うのですが、是非、司会・進行役だった村上信夫さんには、違う形で、また、我々に御元気な美声を聞かせて頂きたいものですね。
レギュラーとして出演させて頂いた「私の愛情レシピ」の未放送分が3回ありますので、そのレシピを御紹介させて頂きます。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
ごぼうのフリット・バルサミコソース
<材料・2人分>
(A)
ごぼう(斜め切り) 1/2本
(B)
エキストラ・バージン・オリーブオイル 40cc
(C)
バルサミコ酢 20cc 醤油 10cc
(D)
白炒りゴマ 適宜
<作り方>
①ごぼうは、幅1cm位の斜め切りにして、柔らかくなるまでボイルする。
②キッチンペーパーで充分に水気を拭き取り、オリーブオイルで香ばしく焼く。
③オリーブオイルの余熱を取り、(C)、(D)を加えて、ごぼうにその旨味を染み込ませる。
シンプルに牛蒡の美味しさを味わえる御料理で、私も大好きな1品です
繊維質のある野菜を、オリーブオイルと一緒にたくさん食べて下さいね
「私の愛情レシピ」のコーナーでは、2年間御世話になりました。聴いて下さったリスナーの
みなさま、NHKのみなさまには、心より御礼を申し上げます。本当に有難う御座いました
静岡県内で、その美味しさから大人気の「ラーメンショップ」4店舗を経営されている「サークルJ(有)」の川崎順子社長様から直々に御依頼を頂き、「究極のスモーク焼き豚」と、その焼き豚を使った「究極のバケットサンドイッチ」を開発させて頂きました。
本社のある焼津市は、「鰹節発祥の地」としても知られていますが、「ならば、その鰹節の燻し方で美味しい焼き豚が出来ないだろうか?」というのが、発想の原点でした。
そして、かなりの時間と試行錯誤を経て、いよいよ「究極のスモーク焼き豚」が完成したわけです
が、それだけではなく、さらに、その焼き豚を使った「バケットサンドイッチ」までも開発させて頂いたのです。
「何で、ラーメン屋さんでサンドイッチなの?」と、不思議に思われる方も多いと思いますが、私が注目したのは、ラーメンショップさんの大人気定番メニュー「味噌ラーメン」の「秘伝の味噌ダレ」でした。
この「味噌ダレ」とオリーブオイルを合わせたら、絶対に美味しい「味噌オリーブソース」が出来ますので、これをサンドイッチのソースにしようと考えたのです。
「ラーメン屋さんが作る焼き豚サンドイッチ」って、とても面白いし、注目されますよね(笑)。
はやい話が、普段、味噌ラーメンに使っている「味噌ベース」に、私がセレクトさせて頂いた上質のオリーブオイルを加えた物をバケットサンドに塗るわけですが、これが、絶妙の美味しさで、試作品を食べたスタッフのみなさんも感激していました(笑)。
先日、ポスター用の撮影を静岡1号店(TEL 054-256-7701)でして来ましたので、その様子を御紹介させて頂きます。
「焼き豚」は、全4店舗で、「バケットサンド」は、静岡1号店でのみ販売していますので、みなさまも、是非、ラーメンショップさんで、その美味しさを体験してみて下さいね。
ラーメンショップ焼津本社 TEL 054-625-2207
静岡市駿河区東新田の「静岡1号店」で、ポスター用の撮影を致しました
スモーク加減が絶妙で、本当に美味しい「スモーク焼き豚」の完成です!
人気ラーメン屋さんが作る「焼き豚サンド」って、とても魅力的です
よね(笑)
客席を利用して、楽しい雰囲気の中、撮影用「焼き豚サンド」の制作中です
味噌ラーメン用の「秘伝味噌」とオリーブオイルで作ったソースが決め手です
撮影場所も、客席を利用し、自然光をうまく取り入れる工夫をしました
ラーメンショップさんは、4店舗とも大人気で、ラーメンを作るスタッフのみなさんの手際の
良さに感心しました
私の指導に熱心に耳を傾けて頑張って下さった「静岡1号店」店長の福原さんと記念の1枚
です。彼からのリクエストで、コック帽子にサインを入れてプレゼントしました
お店の看板の前で、ポスター用に、川崎社長、福原店長と3人でポーズを決めました
川崎社長と「究極のスモーク焼き豚」を持って、記念の1枚です
是非、みなさまも食べに来て下さいね
「究極の焼き豚サンド」は、静岡1号店のみで、ランチタイムに販売
されます。詳しくは、お店にお問い合わせ下さいませ
3月31日に、船橋市アンデルセン公園内「食のアトリエ」で、毎年恒例の「春のキッズ・クッキングスクール」が開催されました。
小学生のお子さんなら何年生でも参加出来るこのイベントは、毎回、とても人気がありまして、今回も事前予約制でしたが、大勢の目を輝かせたお子さん達にお集まり頂き、とても嬉しかったです。
中には、毎年参加して下さるお子さん達も多く、毎年の成長ぶりを拝見出来るのは、講師である私の楽しみのひとつになっていますし、遣り甲斐も感じますね。
今回のメニューは、「玄米ちらし寿司」と「玉葱・ワカメスープ」でしたが、材料に余裕がありましたので、即興で「オムレツ」と「ワカメサラダ」も作らせて頂きました。
最後の御試食タイムでは、どの御料理も本当に大好評で、美味しそうに「おかわり」するお子さん達が多く、一緒に御試食して頂いた親御さん達の評判も良くて、ホッと安心致しました。
私がメニューを作るうえでのポリシーは、「毎日でも飽きない、健やかな成長に役立つ健康メニュー」であることが大前提ですので、今回も、玄米やオリーブオイル、海藻類、緑黄色野菜をたっぷり使わせて頂きましたが、早速、それらのレシピを御紹介させて頂きますので、みなさまも、是非、お試し下さいませ。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
玄米ちらし寿司とワカメスープ
<材料・2人前>
(A)
玄米 2カップ 水 3カップ 天然塩 小さじ1杯 醤油 大さじ1杯
バルサミコ酢 大さじ3-4杯 エキストラバージンオリーブオイル 大さじ2杯
白炒りゴマ 大さじ3杯
(B)
ミックスベジタブル 120g 赤・黄パプリカ(1cm弱のさいの目切り) 各1/4個
(C)
和風出汁 500cc
(以下の材料を合わせて沸かす)
水 500cc 醤油 15cc 味醂 20cc 天然塩 5cc 日本酒 30cc
和風出汁の素(出来れば無添加の物) 15cc
(D)
玉葱(スライス) 1/2個分 ワカメ 適宜
(E)
卵 2個 天然塩 少々 エキストラバージンオリーブオイル 10cc
(F)
刻みのり 適宜
<作り方>
①2時間以上前から(A)の材料をすべて炊飯器に入れて、浸けておく。そして、スイッチオンして炊く。炊き上がりの味を見て、酸味が足りなければ、お好みでバルサミコ酢を足して混ぜておく。
②(C)をすべて合わせて鍋に入れ、沸かし、さいの目切りしたパプリカとミックスベジタブルを軽く煮て、置き冷ましする。そして、ザル漉ししておく。
③残った出汁を鍋に戻して沸かし、(D)のスライスした玉葱とワカメを入れて、スープとする。
④(E)で、炒り卵を作る。卵に天然塩を加えて良く混ぜ、フライパンにオリーブオイルを
入れて中火にし、素早くかき混ぜながら作る。
⑤玄米御飯にパプリカ入りミックスベジタブルを加えて混ぜ、器に盛る。その上に炒り卵をのせ、お好みで刻みのりを散らす。ワカメスープと一緒に食べましょう。
お子さん達と作った「玄米ちらし寿司」と「玉葱ワカメスープ」です
オリーブオイルと醤油を加えただけの「ワカメサラダ」ですが、お子さん達に大人気でした
お子さん達から元気をもらって、会心の笑顔で記念の1枚です
デトックス作用のある玄米には、先に調味料を加えて炊くのがポイントです
その他の食材も身近に揃えられて、手間のかからない物ばかりです
小さいお子さん達も熱心で、親御さんに抱っこしてもらいながらの参加です
スープの作り方「プロのワザ」を熱心に見ているお子さん達です
お友達が作る「炒り卵」を真剣な表情で見ているお子さん達です
踏み台に乗って一生懸命に頑張っているお子さんです
お母さんに寄り添ってもらいながらも、こんなに小さなお子さんでも、やれば出来るのです
ね!「炒り卵」が完成した瞬間に、お兄さん、お姉さん達から拍手をもらって本当に嬉しそう
でした。このような体験が大切なのですね!
オムレツ作りを見守るお子さん達は興味津々、本当に真剣でした
最後の盛り付けまで、ずっと集中して見てくれたお子さん達は、本当に偉かったと思います
一生懸命に頑張ってくれたお子さん達と、充実の笑顔で記念の1枚です
無邪気なお子さん達と囲む食卓は、本当に楽しくて童心に戻れますね
どの御料理も「美味しい!」と言って、おかわりしてくれるお子さんが多くて、嬉しかったです
NHK総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」でお馴染みの村上信夫さんが、「ラジオビタミン」終了を機に、35年間御活躍を続けたNHKを退職されることになりまして、その「お疲れ様会」が、インテリアコーディネーターとして人気の近藤典子さん宅を会場に、昨日(4月7日)開催されました。
もちろん、その御料理は、「ラジオビタミンで成長させて頂いた」と言っても過言ではない私が、喜んで担当させて頂きました。
実は、前日の夕方、出張先の熊本県上天草市から戻り、急いで仕込みに取り掛かったのですが、かなり気合が入っていましたので、結局、仕込みが終了したのは、外が明るくなってきた朝方で、徹夜になってしまいました。それから、船橋の中央市場に行って、鮮度が重要なフルーツや地ハマグリ等を買い揃え、少し、仮眠を取ってから、都内の会場に向かったのですが、気合を入れて集中していますと、疲れは全く感じないものですね(笑)。
御世話になってきた村上さんには、何かの形で感謝の気持ちをお伝えしたくて、この日のためだけの「特製ポストカード」を製作致しました。ラジオビタミンのイメージカラーでもある「黄色」と「茶色」をベースにしたのですが、自分でも気に入っており、裏には、御参加頂く方々全員に自筆メッセージを入れさせて頂きました。
村上さんからは、「嬉しいね!それにしても、コグレちゃんは、いつもマメだね!(笑)」と、最高の賛辞を頂き、嬉しかったです。
御食事会が始まりますと、参加されたみなさんが、それぞれに、番組の思い出やエピソードを語り、それに村上さんが応える形で、興味深いお話をたくさんして下さり、私もオープンキッチンで御料理させて頂きながら、しっかりと聞き耳を立てていました(笑)。この御食事会でのトーク内容を番組にしたら、かなり面白いだろうなと思ったのは、多分、私だけではないと思います(笑)。
そして、本日の午前10時から文化放送で、村上さんと鎌田實先生のトーク番組「日曜日は、がんばらなくていい!」がスタートしました。毎週日曜日のレギュラー番組で、午前10時から30分間です。
私も、本日の第1回目を聴かせて頂きましたが、おふたりの軽妙で味わい深いお話は、いつもながらに絶妙で、アッと言う間の30分間でした。村上さんは、放送生活35年目にして、初めて民放ラジオに御出演されて「提供は・・・・。」と、スポンサー名を読み上げていらっしゃいましたが、「初体験」の感想は、如何だったのでしょうか。今度、お聞きしてみたいと思います。
この日のためだけに製作したポストカードです。「ラジオビタミン」で大きく成長させて頂き
ました
御食事会に御参加して頂いたみなさまに、心を込めて自筆メーツセージを書かせて頂き
ました
村上信夫さんと「ラジオビタミン・特製カード」を持って、記念の1枚です
私も「村上さんとラジオビタミン」の思い出やエピソードをお話させて頂きました
広々としたオープンキッチンで御料理させて頂きながら、みなさんの会話に聞き耳を立てて
いました(笑)
ワインと御食事が進むにつれ、トークもかなり盛り上がり、とても楽しかったです
近藤典子さんの粋な計らいで、ハート型の素敵なバースデイケーキが用意されました
「今日から村上さんは、新しい世界に生まれ変わりました!」
村上信夫さん、近藤典子さんと、会心の笑顔で記念撮影です!
それぞれに「村上さんとラジオビタミン」には思い入れが深いみなさんと記念の1枚です
まだ雪が降り続き、寒さも厳しい3月24日に札幌市南区の「芸術の森スタジオ」に伺い、世界的に有名なジャズギターリストの渡辺香津美さん御夫妻とコラボさせて頂き、題して「特別な夜会」を開催させて頂きました。
「芸術の森スタジオ」には、あの坂本龍一さんが絶賛したと言われる素晴らしいスタジオがあることはもちろんですが、オシャレな暖炉付きのレストランスペースや宿泊施設も完備しており、私が第一部で、地元産の食材をふんだんに使わせて頂いたフルコースディナーをみなさまにお楽しみ頂き、リラックスして頂いたところでスタジオに場所を移し、渡辺香津美さん御夫妻の素晴らしいギター演奏とピアノを御堪能頂くという、とても贅沢な趣向でして、まさに「特別な時間」を、御参加して下さったみなさまと共有させて頂くことが出来ました。
御紹介させて頂く写真の数々から、その時の楽しかった様子がみなさまにも伝わりますでしょうか。
まだ雪が降り続く札幌市南区の「芸術の森スタジオ」でジャズギター
の渡辺香津美さん御夫妻とコラボさせて頂きました
この日のためにユニフォームまで揃えて頑張って下さった御手伝いのみなさんです
みなさまに喜んで頂けるように、テーブルコーディネートにも趣向を凝らしました
こんなに新鮮で特大なボタン海老を初めて見ました。さすがに北海道ですね!
オリーブオイルでマリネした白身魚のカルパッチョを盛り付けているところです
「北海道産・海の幸づくしの和風カルパッチョ」です。ボタン海老の迫力がすごいでしょ!
完成した御料理を持って、会心の満足顔で記念の1枚です(笑)
ワインも進み、和やかな雰囲気の中、御客様の前では、御料理の解説もさせて頂きました
私のちょうど前に、渡辺香津美さん御夫妻が座っていらっしゃいました
各テーブルを回らせて頂き、すべての御客様と記念撮影させて頂きました
みなさまから感謝の御言葉を頂き、とても嬉しかったです
4月20日に福島県須賀川市に伺い、「木の家・KUMIKO」展示場を会場にして「安全な福島産食材を美味しく食べるためのオリーブオイルセミナー」を開催させて頂きました。
須賀川市と言いますと、風情ある城下町の面影が各所に残されており、とても素晴らしい場所なのですが、震災の被害は、県内でも特に大きかったために、崩壊した蔵や建物も多く、まだまだ傷跡は、完全には癒えていませんでした。
今回の企画は、NHK・ラジオビタミンのご縁で実現したもので、喜んで友情出演させて頂きましたが、いつも以上にアドレナリンが沸き上がり、全力投球させて頂きましたので、超満員の1日2回のセミナーにお越し頂いたみなさまには、大満足して頂けたことと思います。
地元生産者の方々は、近い将来「福島産の食材は、世界一厳しい安全検査を受け、世界一安全・安心である」というブランドを作り上げるために、必死で日々頑張っていますので、私も、全力で応援させて頂き、そのウエーブを日本全国に広げて行きたいと思っています。
今回のセミナーには、生後7ヶ月のお子さん「ゆうき君」を抱っこして御参加下さった、ひとりの若いお母さんがいらっしゃいました。この地での子育てに不安を感じ、遠方に移動された方々も多いなかで、健やかな成長を願い、すり潰した玄米御飯等を食べさせながら、一生懸命に「ゆうき君」を育てているお母さんには、心から敬意を表したいと思いました。「ゆうき君」は、長時間のセミナー中も、ぐずることなく、落ち着いた表情で、とても偉かったです。「頼もしさ」すら感じられました。
地元で生活している、明るく元気なお子さん達は「将来の財産」なのですから、我々大人が、良い形でバトンタッチ出来るような準備をしなくてはいけませんよね。
「是非とも、みんなで、日本(の食)を良くして行きましょう!」それが、私の願いであり、ライフワーク
です。どうか、応援を宜しくお願い致します。
風情ある城下町、福島県須賀川市にある「木の家KUMIKO」の入り口で、記念の1枚です
日本の伝統工法により、釘一本も使っていない「エコの極み」木造住宅です
会場入り口、セミナーのポスターの前で、お客様のお越しを待ちながら、記念の1枚です
2階から見たキッチン風景ですが、いい感じですよね
室内全体に漂う「木の香り」に癒されました
有機栽培のキャベツにオリーブオイルと醤油をかけただけのサラダです
この日のメニューは「オリーブオイルを入れて炊いた玄米御飯」と「キャベツのオリーブ
醤油かけサラダ」の2品です
御参加頂いたみなさまには、真剣にお話しを聞いて頂きました
椅子から床に座り直し、御試食のスタートです
オリーブオイルは「とても軽くて美味しい!」と、大好評でした。早くも、「オリーブオイル
セミナー第2弾」をリクエストされるお客様が多く、とても嬉しかったです
生後7ヶ月の「ゆうき君」を抱っこして記念の1枚です。福島産の安全な食材で、健やかに
成長してゆくことを願っています!
大地震の被害が無かったKUMIKOの秘密を分かり易く説明する1級建築士の嶋影健一
さんと折笠正和さんです。日本の伝統工法は、素晴らしいですね!
セミナーが終わり、駅までの道すがら、翠ヶ丘公園の素晴らしい桜並木を見ることが出来
ました。もうすぐ満開ですね!
4月20日に福島県須賀川市に伺い、「木の家・KUMIKO」展示場を会場にして「安全な福島産食材を美味しく食べるためのオリーブオイルセミナー」を開催させて頂きました。
その前日には、食材の仕入れと準備のために、郡山市開成2丁目にあります自然食品のお店「とみや」さんに伺いました。
「とみや」さんには、徹底して、全国から厳しい放射能検査に合格した食材ばかりが集められておりまして、その品揃えには、本当に感心致しました。スタッフのみなさんも、よく勉強されており、知識も豊富で、素晴らしいお店です。このようなお店が、全国に出来ればいいなと、つくづく思いますね。
今回のセミナーでは、地元産の安全で美味しい玄米と、キャベツを使わせて頂くことにしましたが、他にも、素晴らしい食材がたくさんあって、ワクワク嬉しくなってきました(笑)。
セミナー会場は、住宅展示場であり、電気の許容量も限られていますので、お言葉に甘え、オリーブオイル入り玄米御飯は、当日の朝、「とみや」さんで炊いて持ってきて頂くことになりました。
私は、「とみや」さんとは、初対面でしたが、色々なリクエストを、快く受けて下さり、本当に有難かったです。やっぱり、大切なのは「人と人の絆」なのですね。私も、この御縁を大切にしたいと思います。
打ち合わせも終わり、お店を出る時に、同じ敷地内に雰囲気のある建物があることに気がつきま
した。かつては、イベントスペースとしても使われていたそうですが、昨年の震災で半崩壊してしまい、これから時間をかけて修復されるとのことでした。この建物がリニューアルオープンした際には、是非とも、日本一安全・安心な地元食材をふんだんに使わせて頂き、御料理させて頂きたいなと思います。
セミナー前日の夜には、須賀川市内の飲食店で、主催者の折笠さん、羽生さんと、打ち合わせを兼ねた懇親会をさせて頂きました。おふたりとも、お酒が大好きということで、地酒を頂きながら、とても盛り上がり、楽しい御食事会になりました。
今回も、素晴らしい御縁を頂いたみなさまには、感謝の気持ちでいっぱいです。心より御礼を申し上げますと共に、これからも「福島の食」を応援させて頂きますので、宜しくお願い致します。
全国からの安心・安全な食材だけを扱う自然食品のお店「とみや」さんの入り口です
「安全な食」に対する知識も豊富なスタッフのみなさんと記念の1枚です
「とみや」さんには、全国から厳しい検査に合格した食材だけが集められています
「アトピー除去食品」も多種類あり、アトピーに悩む方々の頼もしい味方です
今回のセミナーでは、安全で美味しい「玄米」と「キャベツ」を使わせて頂きました
「玄米の美味しい炊き方」の御指導中です。「玄米」の5割増しの水を入れますと、普通の
炊飯器でも美味しく炊けます
「玄米」を炊く前に、天然塩とオリーブオイルを加えるのがポイントです
「とみや」さんの御協力で、翌日のセミナー会場に、美味しく炊けた玄米御飯を持って来て
頂きました
セミナー前夜には、主催者のみなさんと、打ち合わせを兼ねた懇親会をさせて頂きました
地元産食材が主役の美味しい御料理と地酒を充分に堪能させて頂き、楽しいひと時でした
玄葉光一郎外相の御実家は、福島県田村市で地酒を造っていらっしゃるそうで、早速
玄葉さんの銘酒「あぶくま」を頂きました。本当に、日本酒らしい味わいで美味しかったです!
4月22日の夕方から、渋谷のレストラン「DIVERTA」を会場にして、宮崎県出身者や宮崎県が大好きな人達が集まるイベント「ノンジョルノ(飲んでるかい?)・ミヤザキ2012」が、盛大に開催されました。
私も、日頃からお世話になっております、宮崎市内の高級スーパーマーケット・フーデリーのカリスマ企画部長、宮田理恵さんからお誘いを頂きまして、「OLIVE JAPAN2012」の直後に、急遽、会場に駆けつけましたが、開場前にも関わらずに、レストラン前の歩道には、FACEBOOK等で知ったという、多くの若者達が集まっており、もしかして、私などは、場違いなのではないかと、一瞬思ってしまいました。
この企画は、色々な意味で、実に面白いなと思ったのですが、宮田さんにお聞きしましたら、なんと、宮田さん自身が発案者だそうでして、会場のシェフに相談して、即決で決めてしまったそうです。
日頃から、宮田さんの行動力には、一目置いていましたが、250人を超える、こんなに大きなイベントを大成功させてしまう宮田さんのパワーを私も見習わなければいけないなと思いました。
このイベントは、簡単に言えば、宮崎産の食材を使った美味しい料理と宮崎産の美味しい御酒を楽しみながら、宮崎好きな参加者同士が親睦を深めるという、とてもシンプルでありながら、実は、ものすごく奥の深いパーティーであることに気がつきました。
なぜかと言いますと、宮崎県の「地産地消」をこんなにも分かり易く、普段「地産地消」とは無縁であろう全国の若者達に伝える方法は、たぶん、他には無いだろうと思いますし、何よりも、楽しみながら、自然に学べるというのがいいですよね。
プログラムも、かなり思考を凝らしていまして、会場のスクリーンには、生産者のみなさんの飾らない生の声が映し出されていましたし、地元人気DJ氏のお笑いコーナーや、これから巣立つ弾き語りのミュージシャンの卵が、ゆるキャラ君と演奏したり、極め付けは、花魁姿の女性までもが会場に現れ、大歓声が上がっていました。この花魁さんは、宮崎市中央通り「OTENBar」のママさんだそうで、5月4日に開催される「花魁道中」というイベントのPRのために来て下さったそうです。着物の重さをお聞きしましたら、おそらく15㎏くらいはあるとのことでした。本当に、お疲れ様でした。ママさんからのお誘いも頂きましたので、次回、宮崎に伺った時には、普段着のママさんを拝見しに行きたいと思います。
このイベントの成功の裏には、スタッフとして頑張って下さった大勢のみなさんがいらっしゃることもよく分かりましたし、スポンサーのみなさんも心良く人気商品を大盤振る舞いで提供して下さっていたのには、感動致しました。改めて、みなさんの宮崎県に対する愛情の深さを実感致しました。私も、素晴らしい空間と時間を共有させて頂けたことに心より感謝を申し上げます。本当に有難うございました。
「ポンジョルノ(こんにちは)」と「飲んじょるの?(飲んでるの?)」をかけ合わせた造語ですが
絶妙ですよね。雑誌「アエラ」に売れそうですね(笑)
250人以上の若者でする「乾杯」は、ものすごいパワーと熱気で、圧倒されそうでした(笑)
店内は、超満員で、こういう状況に居合わせたことはあまりないものですから、とても新鮮
な感じでした
レストランの外では、上質な宮崎産の地鶏やポークの炭火焼きも
振る舞われました
宮崎県らしく海産物も豊富でした。サザエの壺焼きや原木椎茸のグリルは、絶品でしたね
「スティック野菜のバーニャカウダ風」や「青菜の白和え」、「きんぴらごぼう」、「トマトと
チーズのカプレーゼ」等々、メニューも豊富で、すべて美味しかったです!
会場内のスクリーンでは、地元生産者のみなさんの飾らない生の声も映し出され、御料理
が益々美味しく感じられました
レストランモナリザの河野透シェフ、宮田理恵さん、県商工観光労働部の甲斐さんと記念
の1枚です。河野シェフも私も、同じ1985年にフランスで修業していました。当時、人気
絶頂の名シェフ、ジョエル・ロブュション氏と3人で撮って頂いた写真があり、河野シェフも
それを覚えていてくれました
艶やかな花魁の登場に、会場中が大歓声に包まれました。
実は、宮崎市内「OTENBar」のママさんでして、5月4日の
イベント「花魁道中」のPRのために来て下さいました
4月26日から28日まで、お台場のビックサイトで開催されました「ホビークッキングショー」には、13万3千人以上のみなさまにお越し頂き、おかげ様で大盛況でした。3年前から「ナビゲーター」の大任を仰せつかっている私も、少しは、お役に立てたかなと、内心ホッと致しました(笑)。
今年の「ホビークッキングショー」にも、たくさんのドラマがありましたが、その模様は、後日、何回かに分けてレポートさせて頂きますので、御期待下さいませ。
「ホビークッキングショー」直後の29日には、有難いことに、木更津市で新築祝いの御料理30名様分を作らせて頂くチャンスを頂きました。実は、3週間程前に、はじめて私のHPを通してお問い合わせ頂いた際には、「3日間のホビークッキングショー」で燃え尽きて、その翌日である29日は「仕事にならないのではないか?」と心配になり、丁重にお断りしたのですが、「80歳代のおばあちゃんから、小さなひ孫さん達まで、4世代が揃う」ことをお聞きしまして、「こんなハレの日に御料理させて頂くチャンスを逃してはいけない!」と思い直し、すぐに御受けさせて頂きました。
ホビークッキングショーが28日の17時に閉会しますと、マラソンランナーがスタートするかのような勢いで、すぐに御世話になりました各ブースを回り、手短に御挨拶させて頂きまして、打ち上げ会にも顔を出さずに失礼させて頂き、事前に発注しておいた食材を各お店に買いに走り回りました。
その日の仕込みは、延々と続き、気が付きましたら、結局、徹夜していましたが、気合い充分で車に乗り込み、木更津市の会場に向かいました。
今回は、大皿盛りのビュッフェスタイルということで、まずは、前菜類をすべて盛り付けてから、御食事会はスタートしました。そして、頃合いを見て、スープ、温かい魚料理、肉料理、デザートと続いたのですが、どの御料理も好評で良かったです。
特に、小さなお子さんが「オリーブオイル、美味しい!」と言って、喜んでパンに浸けて食べてくれたのには感激しました。「本物の味」は、小さなお子さんでも分かるのですね!
思っていた通りに「4世代が、同じ食卓を囲み、楽しく食事をする光景」は、とても素晴らしかったですし、このように幸せな時間を過ごす醍醐味を、少しでも多くの全国の方々に知って頂けたら嬉しいですね。
この日、御世話になりました春木様御夫妻には、心よりお礼を申し上げます。有難う御座いました。
盛り付けが完成した前菜の前で記念の1枚です
新作!「自家製スモークチキンと季節野菜の春サラダ仕立て」です
パンに浸けて頂くための世界№1オリーブオイル「ラビダ」を注いでいるところです
御食事会は、和やかな雰囲気の中で行われ、食べ方も色々でした。イスに座っている方、
床に直接座った方など、それざれのみなさんが楽しくリラックスして御食事されていました。
これが出来るのも、出張料理の良さですよね!
魚料理、ヒラメをフライパンで焼いているところです。小さなお子さん達が、近寄ってきて
興味津々で見ていました
「ヒラメのムニエル、キノコ入り生海苔ソース」の出来上がりです。上から、オリーブオイル
をかけると更に香りが引き立ちます
4世代揃ったみなさんと記念撮影させて頂きました。こんなに素敵なハレの日に時間を共有
させて頂き、とても嬉しかったです
帰り際に、鯉のぼりが風になびく中庭で、もう一度、記念撮影させて頂きました。とても良い
思い出になりました。春木様、有難う御座いました
昨日(4月30日)は、パナホーム(株)千葉支社様からの御依頼で、千葉県佐倉市の素敵な新築の御宅に伺い「新築祝いの御料理」を作らせて頂きました。
パナホーム(株)千葉支社様からは、今までにも何度か、このような御依頼を頂いておりますが、パナホーム様で新築された御客様に「コグレの出張料理をプレゼントさせて頂く」という、何とも粋で素晴らしい企画に、御参加頂いた御近所の御友人のみなさま方も、大変に喜んで下さいました。
御料理は、もちろん、いつものように有機野菜を30種類以上使い、オリーブオイルと和のテイストを融合させた「コグレ流創作料理」でしたが、御料理を作ることも大好きなみなさまでしたので、各皿ごとに詳しいレシピの解説をさせて頂きまして、御客様からは「ただ食べるだけのレストランと違って、美味しい料理を頂きながら、作り方まで教わって、しかも、楽しいエピソードも聴かせてもらって、何だか3倍得した気分よね!」と、絶賛して頂きました。
ワインは、御客様の方で御自由に御用意して頂きましたので、そちらの方も進み、まさに「ホームパーティーの醍醐味」を満喫して頂けたのではないでしょうか。たまには、休日の昼下がりに、貸切りシェフを呼んで、このように贅沢な時間を過ごすのもいいですよね。私も逆の立場でこのような時間を過ごせたらいいなと思いますね(笑)。
食後には、誰からとなく「せっかくだから、素敵な御家を見学させて頂きましようよ!」という話になり、一緒に食卓を囲んだパナホーム様の解説で、「御宅見学ツァー」も、盛り上がりました。
この素晴らしい企画を御提案して下さったパナホーム(株)千葉支社のみなさま、そして、私の御料理をお召し上がり頂いたみなさま、本当に有難う御座いました。心よりお礼を申し上げます。
御料理を作るのも、お出しするのも、後片付けも、私がすべて致します(笑)
御客様からは、熱心にレシピについての御質問を頂きまして、私もユーモアを交えながら
お応えさせて頂きました
人数の関係で、テーブルと和室に分かれての御食事会でしたが、ホームパーティーの
良さで、両方を自由に行き来しながらの楽しいパーティーになりました
この日のメニューで一番人気のあった「初ガツオと天然エビ、切干大根の和風サラダ」です
もちろん、オリーブオイルがベースの美味しいドレッシングの作り方もお教え致しました
食後には、自然発生的に「新築の御宅拝見ツァー」が実施されました。もちろん、パナホーム
さんがガイド役で、隅々までこだわったデザイン・作り方に、みなさまも感心していました
杉並区高井戸東にあります「浜田山住宅公園」にて、GWの5月3・4日に「出張シェフ・コグレのパスタサービス」という企画が実施されています。各日、先着100名様に、コグレ自ら御客様の前で腕をふるい、出来たてのパスタを無料でお召し上がり頂くという「夢のような企画(笑)」なのですが、あいにく、初日の昨日は、嵐のような大雨でして、風も強く、会場として設営したテントさえも飛んでしまいそうで、御客様の出足もまばらでした。
それでも、14時過ぎに、少し小降りになりますと、この企画を楽しみにして下さっていた御客様が、御家族連れで40名様くらい来て下さり、やっと仕事をしている気分になりました(笑)。
つくづく「我々、飲食に携わる人間は、御客様あっての仕事だよな!」と思いましたし、悪天候にも関わらずに来て下さった御客様には、「来て良かった!コグレに会えて良かった!」と思って頂けるように、一生懸命、心をこめてパスタを作らせて頂きました。
ちなみに、初日のメニューは「世界№1のオリーブオイルで作る、究極のトマトソースペンネ」でして、贅沢に、世界№1のオリーブオイル「ラビダ・クラシックレーベル」を使わせて頂きました。自分で言うのもなんですが「これ、本当に美味しいですよ!」
2日目の本日は、11時より「和風スープパスタ」を作らせて頂きます。お近くの方は、どうぞお越し下さいね。
本日の会場「浜田山住宅公園」は、環八から少し入った閑静な住宅街にあります
御覧のような「土砂降りの雨の中」でも、朝から頑張りましたよ(笑)
いつもお世話になっているイベント会社「フォーリーフ(株)」飯田恵行さん手書きの看板の
前で「究極のトマトソースペンネ」を持って記念の1枚です
テントの中の仮設キッチンでは、プロパンガスとカセットコンロを並
べて作らせて頂きました。プロですから、どんな場所でも美味しく
作れますよ!(笑)
「世界№1のオリーブオイルで作った究極のトマトソースペンネ」艶と輝きが美味しさの証です
こんな悪天候でも来て下さるお客様は、本当に「神様」ですよね!有難いです。感謝をこめて
作らせて頂きました
杉並区高井戸東にあります「浜田山住宅公園」にて、GWの5月3・4日に「出張シェフ・コグレのパスタサービス」という企画が開催されました。各日、先着100名様に、コグレ自ら御客様の前で腕をふるい、出来たてのパスタを無料でお召し上がり頂くという「夢のような企画(笑)」なのですが、あいにく、初日の3日は、嵐のような大雨でして、風も強く、会場として設営したテントさえも飛んでしまいそうで、御客様の出足もまばらでした。
そして翌日の4日は、お昼過ぎまで絶好の快晴でしたので、かなり多くの御客様にお集まり頂きまして、「世界№1のオリーブオイルを仕上げに加えた和風スープパスタ」をお楽しみ頂きました。
この日の御客様は、オリーブオイルに関心のある方が多く、色々な御質問を頂きましたが、和風スープにオリーブオイルを加えることが新鮮に感じられたようで、「あっさりした和風スープに、ものすごくコクと旨味が加わりますね!」と、感激された方々も多く、嬉しかったです。
隣りの会場では、大きな「ふたこぶラクダ」が来場し、「御客様に乗って頂いて写真を撮る」というイベントも開催されましたが、ラクダ君にとっても、この晴天の暖かさが気持ち良かったようで、仕事そっちのけで、地面に寝転がり、じゃれている仕草が面白かったですね。
イベント会社「フォーリーフ」の飯田さん手書きの看板の前で記念の
1枚です
この日のメニューは「世界№1のオリーブオイルを仕上げに加えた和風スープパスタ」です
もずくと春キャベツ、白菜、エノキ茸が、たっぷりと入っています
仮設キッチンで、プロパンガスとカセットコンロを使って、御料理させて頂きました
御家族連れのお子さん達も大勢来て下さり「美味しったです!」と、元気よく言ってくれたのが
嬉しかったです
お昼のピーク時には、行列が出来るほど多くのみなさまにお越し頂きました
会場を歩いていたキャラクター君と記念の1枚です
「ラクダに乗って記念撮影しよう!」コーナーもあり、お子さん達に人気でした
ラクダ君もぽかぽか陽気が嬉しくて、寝転びながら、じゃれていました(笑)
「母の日」の前日でもあります5月12日に、横浜市港南区の「京急百貨店・上大岡店様」に伺い、「母の日スペシャル・パパのための料理教室」の講師をさせて頂きました。
御参加頂いたみなさまの中には、普段から料理を作るのが大好きで、ものすごく手際の良いお父さんもいらっしゃいましたし、「ヘルシーなオリーブオイルの使い方を勉強したい」と、真剣にメモをとられるパパもいらっしゃいました。
土曜日ということもあり、御家族連れで御参加して下さった方々は、親子の共同作業を「めったに無いことなので、すごく新鮮でいいですね!」と、とても嬉しそうに料理されていましたし、逆に、奥様が旦那様やお子さん達の包丁さばきを心配そうに見つめるシーンもあり、短い時間の中で、本当にたくさんのドラマに出合うことが出来まして、私自身もすごく勉強になり、楽しかったです。
会場の様子を何枚かの写真で御紹介させて頂きますが、和やかで楽しかった様子をみなさまにもお伝えすることが出来ましたら嬉しいです。
早速、「簡単で美味しい」この日のレシピも掲載させて頂きますので、是非、今日は、お母さんや奥様にたくさんの感謝の気持ちを込めて、男性のみなさまにキッチンに立って頂けましたら有難いですね。「全国の男性のみなさま、心を込めて頑張りましょう。料理は、愛情ですよ!」
最後に、今回の素晴らしい御縁を下さった京急百貨店様、企画会社「無限」の長谷部勤様、オフィス甲田の甲田清人様、御手伝いして下さったスタッフのみなさまには、心よりお礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。次回は是非、「キッズ・クッキングスクール」を企画しましょう!
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
トマトとクリームチーズのサラダ(カプレーゼ)
<材料・4人分>
(A)
完熟トマト(中サイズ) 3個 天然塩・胡椒 各少々
(B)
クリームチーズ 150g前後 エキストラバージンオリーブオイル 60cc
(C)
フレッシュバジル(またはイタリアンパセリかパセリ) 適宜
<作り方>
①トマトは、クシ型に切り、ヘタを取り除いて、天然塩と胡椒を軽く振る
②トマトを皿に盛り、一口大にカットしたクリームチーズをバランスよく添える
③エキストラバージンオリーブオイルをかけて、バジルか(イタリアン)パセリを添える
※クリームチーズの代わりに、モッツアレラチーズや豆腐を使っても良いです
※トマトの代わりに、プチトマトを使っても美味しいですよ
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
春キャベツと桜海老の味噌オリーブソースパスタ
<材料・4人分>
(A)
春キャベツ 1/4個分 スパゲッティー 300g
(B)
エキストラバージンオリーブオイル 120cc 赤味噌 大さじ1杯
水 大さじ1杯 醤油 大さじ1/2杯 味醂 大さじ1/2杯
(C)
桜海老 大さじ4杯 鰹削り節 大さじ3杯
<作り方>
①春キャベツは、3cm四方に粗刻みしておく。
②スパゲッティーを湯がく。湯がき終わりの30秒前に①も加えて、一緒にボイルする。
③(B)を合わせてソースとする。
④②と③を合わせてから、(C)を加え、混ぜ合わせる。
京急百貨店・上大岡店様の折り込みチラシに掲載された
「パパのための料理教室」の告知記事です
「トマトとクリームチーズのカプリ風サラダ」は、とても簡単で美味しいですよ!
「カプリ風サラダ」の材料です。クリームチーズの代わりに豆腐を使ってもいいですね。
その際には、醤油を少しかけます
「春キャベツと桜エビの味噌オリーブソースパスタ」です。このレシピも簡単で美味しい
ですよ!味噌とオリーブオイルの相性の良さを是非とも体験して下さいね
「味噌オリーブパスタ」の材料も、身近で手に入るものばかりですので、是非、作ってみて
下さいね!味噌の種類を変えると味のバリエーションも広がります
急きょ、アドリブで作った「キャベツサラダ」です。キャベツにオリーブオイルと醤油を3対1で
入れて混ぜるだけですが、とても美味しいサラダですよ。カツオ削り節をトッピングで加え
ました
出来立ての「キャベツサラダ」を御試食して頂いているところです。2歳になる小さなお子
さんの「キャベツおいしい!」の一言で、会場がリラックスムードに包まれました(笑)
「トマトサラダ」のデモンストレーション中です。オリーブオイルをかける前に、天然塩を
かけておくのがポイントですよ!
トマトとチーズ、オリーブオイルの相性は、抜群ですよね!
「パパがんばって!」と声援を送る小さなお嬢ちゃんがパパの応援団長です。微笑ましい風景
ですよね。素敵です!
手際良く料理しているお父さんに、思わず「飲食業ですか?」と聞いてしまいました。まったく
違う御仕事らしいです(笑)
普段は柔道に没頭している息子さんを心配そうに見つめるお父さんです。なかなか良い
包丁さばきでしたよ!
一生懸命にパパの御手伝いをする4歳のお譲ちゃんです。バジルの並べ方を真剣に考え
ている姿が可愛らしかったですね!
私が見本を作っている時からテンションが高く、人一倍熱心だった
息子さんです。この情熱を、これからも持ち続けて頑張ってほしい
ですよね!
「オリーブオイルが大好きなんです」とおっしゃるお父さんです。この日も、お土産のオリー
ブオイルをしっかりと握りしめ「これから奥さんと娘にも作りますよ!」と、嬉しそうでした
アシスタントをして下さったみなさんと記念の1枚です
今回の素晴らしい御縁を下さったイベント企画会社の長谷部さんと甲田さんです。プロレス
のポスターではありませんよ(笑)
私の著書「パーティー料理40」にサインを入れてプレゼントさせて頂きました
4月上旬に熊本県上天草市の千原光明様宅に伺い、地元産の新鮮な食材をふんだんに使わせて頂きながら御料理させて頂きました。
一般的に、出張料理の御予約は、女性(奥様)から頂くことが多いのですが、今回は、御主人様自ら御連絡を下さいまして、「奥様へのバースディプレゼントとして、奥様には内緒で、何か記念になることをしたいのです。」という御相談を頂きました。
私は、「なんて素晴らしい御主人様なのだろう!」と感動しながら、一生懸命に思考を凝らしまして、「それならば、御料理やお菓子作りが大好きだという息子さんとお譲さんに共演して頂こう!」と思ったのです(笑)。もちろん、事前に打ち合わせをさせて頂くわけでもなく、いわゆる「ぶっつけ本番」ですから、果たして「吉と出るか、凶と出るか・・・」内心は、ドキドキだったのですが、御食事会当日に、お子さん達にお会いしますと、私と一緒に御料理出来る嬉しさが体全体から溢れている感じで、目も輝いており、これなら大丈夫だと安心致しました(笑)。
仕込みは、スープ作りから始めましたが、おふたりとも、興味津々で、大きなお鍋を真剣に覗き込んでいました。続いて、地元産の新鮮な車海老をサッとボイルし、殻をむくのを手伝って頂いたのですが、最初は、慣れない手つきで苦労しながらも、本数をこなすうちに、コツが掴めたようで、最後には、プロ並みに綺麗に殻をむけるようになりました。
下ごしらえした車海老やアワビ、ヒラメのお刺身には、それぞれオリーブオイルをかけてマリネしておくのですが、それも手伝って頂き、いよいよ、御食事会のスタートです。
「天草の海の幸満載のお刺身サラダ(カルパッチョ)」がテーブルに置かれますと、誰からともなく「いつもの車海老なのに、なぜ、こんなに美味しいのですか?」という御質問を頂きました。
私は、すかさず「お子さん達の愛情が込められているからですよ!」と、お答えしたのですが、それには、みなさん納得の表情でした。この様子を御覧になっていた御主人様は、本当に嬉しそうな満面の笑顔で、私までもが嬉しくなってきました。「千原さん、作戦大成功ですね!」
「好きこそモノの上手なれ」ということわざがありますが、全国のお子さん達には、何でもいいから、好きで夢中になれるモノを見つけて、突き進んでほしいですよね。これからは、「ナンバーワンよりオンリーワン」が必要とされる時代だと思いますので。
この度は、おふたりの「将来の名シェフ」にお会いすることが出来まして、私も初心を思い出すことが出来ました。このように素晴らしい御縁を下さった千原様には、感謝の気持ちでいっぱいです。心よりお礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。
上天草市の千原様宅で「奥様へのバースディプレゼント」として出張料理をさせて頂きました
地元産の新鮮で見事な車海老やアワビ、ハマグリ、ヒラメ等を使わせて頂きました
御料理が大好きな千原様のお子さん達には、仕込みから御手伝いして頂きました
上手に下ごしらえした車海老を持った「将来の名シェフ」おふたりと記念の1枚です
殻をむいた車海老には、上質なオリーブオイルをかけてマリネしておきます
アワビも軽くボイルし、スライスしてからオリーブオイルでマリネします
マリネした車海老とヒラメを持って、これから盛り付け開始です!
お子さん達との共演で完成した「天草の海の幸満載のお刺身サラダ(カルパッチョ)」です
小さなお子さんも食卓を囲んで楽しめるのが「出張料理の良さ」ですよね!
頑張って御手伝いして下さった息子さんには、フランス製のシェフ帽子(トック)にサインを
入れてプレゼントさせて頂きました
「将来の名シェフ」を抱っこして記念の1枚です。もしかしたら、ものすごい御宝写真になる
かもしれませんね(笑)!
4月上旬、満開の桜が美しい熊本県上天草市の「あまくさ四郎観光協会」様より御招き頂きまして、上天草市の豊かな自然の恵みを視察、体験、満喫させて頂きました。その素晴らしかった模様を何回かに分けてレポートさせて頂きます。
まずは、嵐のような強風と激しい雨が降り続く3日の早朝に、「あまくさ四郎観光協会」千原光明会長様の御案内で、市内の漁港2ヶ所を訪れました。行きの車中で、千原様からは「この悪天候ですから、今日は、殆ど水揚げが無いかもしれませんね」とお聞きしまして、「まぁ、雰囲気だけでも味わえればいいかな」と思っていたのですが、漁港に到着致しますと、確かに漁獲量は少ないのかもしれませんが、天然の伊勢海老や旬の桜鯛、サヨリをはじめ、活けのイカやフグ、コノシロ、昆布類等々、本当に、バランス良く、色々な種類の魚介類が並んでいて、感激致しました。
「競り」の様子も見学させて頂きましたが、本当に活気があって面白く、この場面を観光客のみなさんに見て頂いたり、一般市民の方々が気軽に利用出来る「朝市」を、農産物も含めて開催したら、漁業に対する理解も深まると思いますし、何よりも、新鮮な地元産の食材を安く買うことが出来たなら、どんなに素晴らしく、喜ばれることか、勝手に色々と想像を巡らせていました(笑)。
そうしている間にも、次々に「コノシロ漁」から戻った小型ボートが岸壁に横付けされまして、大量の「コノシロ」が、大きなケースに移し替えられ、山積みされていきます。ボートに近づいて、漁師のみなさんに色々なお話を伺ったのですが、驚いたのは、こんな重労働を年老いた御夫妻ふた
りだけでされているケースが多いのです。命がけで、腰痛と闘いながら頑張っても「コノシロ」は、安値で取引され、家畜のエサに回されてしまうような現状の中で、なかなか若い後継者が育たない環境は、早急にどうにかしないといけないなと思いますね。
天草には、「コノシロ」を丸ごと1尾使った美味しい姿寿司もあります。「コノシロ」は、「シンコ→コハダ→コノシロ」と名前の変わる、縁起の良い出世魚でもありますし、天草、ひいては、日本の伝統的食文化には、欠かせない貴重な食材です。
大量に獲れた時には、私が得意とするオリーブオイルを使った加工品を作るのもいいかもしれませんね。「オイルサーディン」のような「オイルコノシロ」とか、オリーブオイルと麦味噌を合わせて「味噌漬け」にするとか、ゆず胡椒とオリーブオイルを使って「カルパッチョ」を作るとか・・・・。アイディアは、いくらでもありますので、何とか、漁師さん達の苦労に報いて、後継者を育てるためにも、「コノシロ」に付加価値を付ける工夫をしたいですね!「あまくさ四郎観光協会」のみなさま、いつでも御連絡をお待ちしております(笑)。
「あまくさ四郎観光協会」千原光明会長様の御案内で、上天草市の活気ある漁港2ヶ所を
見学させて頂きました。
とても威勢の良い「競り風景」です。観光客のみなさまにお見せしたら、とても喜ばれ、漁業
に対する理解も深まると思うのですが、如何でしょうか?
全国的な悪天候にも関わらずに、素晴らしい「天然の伊勢海老」が水揚げされていました
とても美しい「天然の桜鯛」です。このくらいのサイズが塩焼きには最高ですね!
春を呼ぶ「サヨリ」も、輝いていました。お刺身にオリーブオイルと醤油をかけて食べたい
ですね
市場のいけすで、「生きている紋甲イカ」を見たのは、初めてかもしれません!
「ブイヤベース(フランス版・漁師鍋)」に入れたら美味しそうな小魚もたくさん有りました
水揚げされたばかりで新鮮な「コノシロ」を持って、満面の笑顔です!
「コノシロ」は、大量に獲れ過ぎて、想像を絶する安値で取引きされ
ているのが現状です。漁師さん達の生活を守るためにも、付加価値
の付けられる「加工品」の開発が必要だと思いました。オリーブオイ
ルを使って、色々な物が出来そうな気が致します
漁協で見つけた歴史を感じる「いけす」です。「競り」の無い日には、ここに活けの「コノシロ」
を泳がせ、一般市民や観光客のみなさんに「網ですくい放題」買って頂くのは如何でしょうか?
漁師さんから頂いた「コノシロ」を、宿泊先の「ろまん館」さんで、早速
お刺身と塩焼きにして頂きました。もう、最高に贅沢な朝食でしたよ!
朝からお酒を頂きたい気分でしたね(笑)。
4月15日に、宮崎市佐土原町にありますメンタルクリニック「ピア・メンタルささき病院」様が経営されているレストラン「カフェ・トリエステ」に伺い、「オリーブオイルで健康な食生活」をテーマにした講演会&御試食会を開催させて頂きました。
今回は、レストラン横に併設されたパン工房「アトリエ・トリエステ」のオープンを記念しての催しだったのですが、早くから定員をオーバーするほどの御予約を頂きまして、御来場頂いたみなさまには、感謝の気持ちでいっぱいです。ちなみに、この2つの施設では、「心の障害を抱えた人々が、レストラン業務やパン作りを通して自立し、社会参加を目指している」ということも、事前にお聞きしていましたので、そのような方々に「何とか勇気と自信を持って明るく頑張って頂けるようなお手伝いをさせて頂こう!」と、心に決めていました。
講演会前日の14日には、このレストランのアドバイザーをされている「トラットリア・トシ」の宮崎シェフにもお越し頂きまして、「コグレプロデュースの期間限定特別メニュー」のレシピ作りに立ち会って頂きました。
私の考えたメニューは、いつも通りの和のテイストとオリーブオイルを融合させた「コグレ流」でして、メニュー名は「宮崎産麦味噌風味のオリーブオイルソース・春パスタ」だったのですが、仕込みでいきなり、カツオ削り節と昆布で和風出汁を取り、日本酒や味醂、醤油で味を整えたものですから、正統派イタリアンを作っていらっしゃる宮崎シェフは、かなり驚かれていました(笑)。
一連の仕込みを、最初は一歩引いて見ていた宮崎シェフですが、試作品が完成し、御試食して頂きますと「いいですね!」と、笑顔で合格を頂き、ホッと致しました。結局、このパスタは、4月末まで、ランチメニューに載せたのですが、「定番メニューにしてほしい!」というリクエストが出るほど大好評だったようで安心致しました。
講演会当日の御試食メニューは「オリーブオイルで炊いた玄米御飯」、「豆腐のカルパッチョ」、「ズッキーニの刺身」、「トマトサラダ」、「ブロッコリーのミモザ風サラダ」、「高級オリーブオイル・ラビダが入ったパン」の6種類でして、どれも、上質のオリーブオイルさえあれば、簡単に美味しく出来るものばかりでした。
御参加下さったみなさまの多くは、1品ずつ口に運びながら、一生懸命にメモを取って、しっかりと味を覚えようとして下さり、その真剣な表情には、とても感激致しました。
このように素晴らしい御縁を下さった佐々木達郎院長先生御夫妻、そしてスタッフのみなさまには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。心よりお礼を申し上げます。有難う御座いました。
また、お伺い出来る日を楽しみにしております。
「ピア・メンタルささき病院」様が経営されているイタリアンレストラン「カフェ・トリエステ」と
パン工房「アトリエ・トリエステ」です。どちらも素晴らしいお店でして、佐土原町の隠れた
穴場になること間違い無しですよ!
「カフェ・トリエステ」の入口付近で、スタッフのみなさまと記念の1枚です。中央が、この
レストランのアドバイザー「トラットリア・トシ」の宮崎シェフです
宮崎シェフは、和風出汁を作り始めた私にビックリしていましたが、完成したソースを試食
して頂きますと、納得した表情で「美味しいね!」と言って下さいました(笑)
特製パスタソースの製作中です。麦味噌を和風出汁で溶かし、オリーブオイルを加えます
期間限定特別メニューの「麦味噌オリーブオイル風味の春パスタ」です。おかげさまで
大好評でした!
ポスター用に(?)「コグレ特製・春パスタ」を持って、会心の笑顔で記念の1枚です(笑)
講演会のタイトルは、スタッフの方のお父さんが心を込めて書いて
下さった「力作」です
超満員の会場で、簡単な「オリーブオイルクッキング」のデモンストレーションを交えながら
講演させて頂きました
御試食中のみなさまは、和やかな雰囲気の中でも、味を覚えようと真剣な様子でした
ワンプレートに盛り付けられた「オリーブオイルクッキング」です。どれも簡単で美味しい
ですよ!
私の講演中に、後ろの厨房では、スタッフ総出で完璧な盛り付け
作業をして頂きました。みなさん、有難う御座います!
佐々木達郎院長先生御夫妻と記念の1枚です。素晴らしい御縁を有難う御座いました!
本当に手際良く、丁寧にお手伝いして下さったスタッフのみなさんと記念の1枚です。
先日、熊本県上天草市の御客様から、とても見事な「天然の渡り蟹」を送って頂きました。
早速、8分間ボイルして頂きましたが、殻を開きますと、中には、ずっしりと重くキメの細かい身と卵がたくさん詰まっておりまして、「今まで食べていた渡り蟹は何だったのか?」と思うほどの美味しさでした。
先月上旬には、実際に上天草市に伺い、こだわりの生産者のみなさんを取材させて頂きまして、「天草の豊かな自然の恵み」を満喫させて頂きましたが、これほどまでにバランス良く、海の幸、山の幸に恵まれている場所は、「とても貴重な自然遺産」だと思いますので、これからも、環境保護に全力を注いで頂いて、「豊かな自然の恵み」を全国に発信し続けて頂けたら嬉しいですね。私も、是非、その御手伝いをさせて頂きたいと思っています。
この渡り蟹は、もちろん、そのまま食べても美味しかったですが、上質のオリーブオイルを少しかけますと、さらに風味が増し、至福の美味しさになりました。是非、みなさまも、チャンスがありましたら、天草を訪れ、豊かな自然の恵みを堪能してみて下さいね。一度でも天草を訪れましたら、再度、訪れたくなるのが天草の魅力、素晴らしさだと思います。
上天草から、とても見事な「天然の渡り蟹」が届きました。こんなにずっしりと重く大きな
渡り蟹は初めて見ました!
ぴったり8分間ボイルしますと、殻の色も鮮やかなオレンジ色に変化します
キメの細かな身が、ぎっしりと詰まっており、上質なタラバガニを食べているようでした
濃厚な旨味が凝縮した卵も絶品でした。口の中で甘くトロける感じが最高でしたよ!
そのままでも美味しい渡り蟹ですが、上質のオリーブオイルをかけますと、さらに風味が
広がり、至福の味になります。天草の豊かな自然の恵みには、本当に感謝・感激ですね!
「ホビークッキングフェア2012」のメインステージでは、私も毎日「オリーブオイルでアンチエイジング」と題したセミナーを開催させて頂きました。
午後には、ナビゲーターとしての仕事もありましたので、「セミナーの開始時間は午前中」と早かったのですが、有難いことに3日間とも満席となり、立ち見の御客様もかなりいらっしゃる中で、御参加頂いたみなさまには、「タイプの違う2種類のオリーブオイルのテイスティング」をして頂いたり、「オリーブオイルを入れて炊いた玄米御飯の御試食」をして頂きました。さらには「御化粧品としての使い方」や「簡単レシピ」を熱心に書き留めながら聴いて頂きまして、終了後には、大満足の笑顔が広がっていました。
テイスティング用のオイルは、実がグリーンのうちに絞った「早摘みオイル」と、完熟させてから絞った「熟成オイル」の2種類を御用意させて頂きましたが、プロ好みの「早摘みオイル」の人気が圧倒的に高く、かなり、オリーブオイル好きなみなさまにお集まり頂いたようで、その点も嬉しかったですね。
期間中、毎日開催された私のオリーブオイルセミナーは大好評で有難かったです
今回のセミナーでは、トルコ№1のオリーブオイル「ラーレリー」を使わせて頂きました
会場は、超満員となり、みなさまには、本当に熱心に受講して頂きました
セミナーは、楽しい雰囲気の中で、ユーモアを交えながら進めさせて頂きました
オリーブオイルを入れて炊いた玄米御飯は、本当に美味しくてお薦め
ですよ!
御試食用の玄米御飯には、福島産の美味しい「ドライトマト」と「えごまふりかけ」を添え、
テイスティング用のオリーブオイルは「早摘みタイプ」と「熟成タイプ」の2種類を御用意
させて頂きました
ステージ裏での盛り付け風景です。スタッフのみなさまには、限られた制約の中でよく
頑張って頂きました
手際良くアシストして下さったスタッフのみなさんと記念撮影させて頂きました。
7月21日(土)に、ホテルタイプの家族葬式場「スペースアデュー」様で、「オリーブオイルde精進料理」と題したイベントが開催されます。
「スペースアデュー」様では、各フロアごとに、とても素晴らしい内装と設備を完備しており、久々に集った近親者のみなさまが、心から安らぎ、素晴らしい思い出作りが出来ますように細かい配慮、雰囲気作りをしておりまして、私も、全フロアを見学させて頂きましたが、本当に感動致しまた。まさに「目からウロコ」とでも言いましょうか、これからの法事は、このような「他には無い自分達だけのスタイル」が主流になっていくような予感が致します。
今後、「スペースアデュー」様に御予約頂ければ、私が直接、会場に伺い、みなさまの法事の御料理を作らせて頂くことも決定致しました。詳しくは「スペースアデュー」で検索して頂きますと、ホームページ内で館内の映像も御覧頂くことが出来ます。
7月21日のイベントでは、見応えある家族葬式場の見学と、実際の法事で作らせて頂く御料理の御試食会も予定されています。もちろん「オリーブオイルde精進料理」と題した「ミニトークショー」もさせて頂きますので、御時間の合う方は、是非、お越し下さいませ。会場で御待ちしております。
「メトロガイド・7月号」に掲載されている「スペースアデュー」様でのイベント告知の記事です
「オリーブオイルde精進料理」と題した御法要料理の試食会とトークショーが開催されます
「スペースアデュー」様は、上野駅からも徒歩10分程度の昭和通り沿いにあります。詳しく
は、ホームページを御覧下さいね
昨日(6月16日)は、「パナホーム・千葉支社」様の御紹介で、千葉市中央区の御客様宅に伺い、「新築祝い」の御料理を作らせて頂きました。
御予約の段階で「2歳と3歳の小さいお子様がいらっしゃる」ことをお聞きし、親御さんからは「どうしましょうか?」との御相談を頂いていたのですが、せっかくの機会ですから、いわゆる「お子様ランチ的なもの」ではなく、大人と同じコース料理を「量を半分にして」お出しすることに致しました。
おそらく、お子様達にとりましては、「初めての味」ばかりだったと思うのですが、時間をかけて見事に完食して頂き、感激致しました。「本物の美味しさ」は、小さなお子様達にも分かって頂けるのですね(笑)。
これからも、お声がかかれば、全国に伺い、大切な味覚が発達途中のお子様達に「ごまかしの無い本物の味」を伝えて行きたいと思っています。
今回の素晴らしい御縁を下さった「パナホーム・千葉支社」のみなさまには、心より御礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。
パナホーム千葉支社様の御紹介で、千葉市中央区の御客様宅に伺い「新築祝い」の
御料理を作らせて頂きました
広々と開放感のあるオープンキッチンは、とても機能的で、御料理しやすかったです
小さなお子様達には、奥のソファー席に座って食べて頂きました
小さなお子様用には、御覧のようなワンプレートに盛り付け致しました。如何でしょうか?
デザートは「アズキとチョコレートのココナッツ風味ムース」に、季節のフルーツを添えました
有機栽培の大きなプルーンは、セイロンティーで軽く煮てあります
6月18日に新潟県上越市に伺い、味噌作りの老舗「山本味噌醸造所」様からの御依頼で、伝統的製法による味噌作りの工程で出る上澄み液「味噌た゛まり」を使った「和風オリーブオイルソース」の商品開発をさせて頂きました。
上越市といいますと、知る人ぞ知る「上質な発酵食品の名産地」なのですか゜、さらにその知名度を上げ、「日本人の健康作りに欠かせない発酵食品で上越市全体を活性化させたい」との「熱い想い」を山本幹雄専務様から直々に伺い、私も心動かされまして、今回の御指導が実現したのです。
御試食用に用意して頂いた食材は、その殆どが地元産でして、あらためて「上越市の自然の恵みの豊かさ」を実感致しましたし、実際に「和風オリーブオイルソース」との相性は、どれも抜群で、本当に嬉しくなりました(笑)。
「味噌だまり」と「オリーブオイル」は、1対3で合わせ、そこに煮切った味醂を少し加えれば、美味しい「和風オリーブオイルソース」が完成するのですが、「味噌だまり」自体に旨味と甘味、コクが凝縮されていますので、作り方はシンプルながら、「とても味わい深い逸品」になったと思います。
次回は、8月後半に伺い、「味噌」と「オリーブオイル」の組み合わせで、色々な可能性を探り、新商品の開発をさせて頂く予定なのですが、どのような新商品が出来るのか、今から本当に楽しみです(笑)。
今回の素晴らしい御縁を頂いた山本様、そして上越商工会議所の渡部様、上越ものづくり振興センターのみなさまには、心より御礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。
今回の会場となった「上越テクノスクール」の入り口にて記念の1枚です
御試食用に用意して頂いた素晴らしい野菜のすべては、地元産です
「コールラディ」というカブに似た野菜も地元で作られています
「和風オリーブオイルソース」との相性も抜群でしたよ!
「味噌だまり」と「オリーブオイル」を使った特製ソースの製作中です
が、山本味噌・山本専務様の表情は真剣そのものでした
「特製和風オリーブオイルソース」の完成です。とても美味しく
完成度の高い逸品になりました!
シンプルにボイルした「鶏のささみ」は、多めのオリーブオイルと味噌だまりでマリネしておく
と、さらに美味しさがアップします
約2時間で、これだけの御料理を完成させました。ビールか地酒でもあれば、御試食会と
いうよりも、パーティー気分になってきますね(笑)。
御参加頂いたみなさまと記念撮影です。素晴らしい御縁を有難う御座いました
1品ずつ、調理のポイントを解説させて頂きましたが、「味噌だまり」と「オリーブオイル」の
相性の良さに、みなさん興味津々な御様子でした
直江津駅近くにある山本味噌様のショップに伺い、人気商品の「雪ん子味噌」を見せて
頂きました
6月22日に大阪市浪速区大国に伺い、「ホワイトベアー」様で開催された「ファッションショー&展示会」にいらした御客様に「おもてなしの御料理」を作らせて頂きました。
完全予約制で、ランチ、ディナーとも、各30名様限定でしたが、アッという間に予約は満席になったそうで、本当に有難く思っています。
いつもそうなのですが、全国どこに行く時でも、基本的には私ひとりでして、今回も、御料理は、すべて私が心を込めて作らせて頂きましたが、御食事時間には制約がありましたので、盛り付けやサーヴィス、洗い物は、ホワイトベアー様の若いスタッフのみなさまに御協力して頂きました。ホワイトベアー様のスタッフのみなさまは、本当に一生懸命で、しかも気配りが出来て、「失敗は許されない、ぶっつけ本番の大切な御食事会」でしたが、完璧に御手伝いして頂き、御客様も大満足の御様子でした。
御食事会では、世界を飛び回っている私の面白いエピソードや、食育の話題、オリーブオイルのお話など、トークショーさながらに、しゃべらせて頂き、とても和やかで楽しい雰囲気の中での御食事会となったと思います。ここに御紹介させて頂く数々の写真から、みなさまにも、楽しい雰囲気を感じ取って頂けましたら嬉しいです。
この素晴らしい御縁を頂いたホワイトベアー社長の中村幹男様をはじめ、スタッフのみなさまには、心より御礼を申し上げます。次回も、もっと楽しんで頂けるようなメニューを御用意させて頂きますので、宜しくお願い致します。本当に有難う御座いました。
大阪市浪速区大国にあります「ホワイトベアー」様で、「ファッション
ショー&展示会」に来て下さったお客様に「おもてなしの御料理」を
作らせて頂きました
早くから御予約して下さった御客様には、感謝の気持ちでいっぱいです。全力を出し切って
楽しんで頂きました
パテーションで区切り、会議室用のテーブルにプロパンガスを置いた仮設キッチンで
御料理させて頂きました
普段は、事務系の仕事をされている女性スタッフのみなさんにも盛り付けや洗い物の
御手伝いをして頂きました
御食事中には、私の著書からレシピを御紹介させて頂いたり、オリーブオイルの簡単な
使い方の説明などもさせて頂きました
世界№1のオリーブオイル「ラビダ・クラシックレーベル」を御肌に塗って頂き、その心地
良さを体験して頂きました
御食事会の最後には、各テーブルを回らせて頂き、御客様と御一緒に記念撮影させて
頂いたり、自筆サインを入れた記念のカードをプレゼントさせて頂きました
かつて「料理天国(TBS系)」をはじめ、数々の有名料理番組にも出演されていた私の辻調理師専門学校時代の恩師、肥田順先生が定年退職され、フランスでの修業経験もある息子さんと共に、昨年、大阪市西区阿波座1丁目に「びすとろぽたじぇ」というフレンチレストランを開業されました。
私も、早くからお伺いしたかったのですが、やっと念願叶い、先日、お店に行かせて頂き、感動の「本格的フランス料理とワイン」を堪能させて頂きました。
店内に入りますと、天井が高くて開放感があり、キッチンを取り囲むようにして作られている幅の広いカウンター席が、気分をリラックスさせてくれまして、ゆっくりと美味しいフレンチを頂くには絶好の空間だと思いました。
まずは、パンとともに出して頂いた「リエット(お肉のパテ)」にしびれました(笑)。こんなに軽くて美味しい「リエット」は、初めてです。白ワインが止まらなくなりますね。
前菜は、特別に「盛り合わせ」にして頂きましたが、どれも丁寧に作られていて、益々ワインが止まらなくなりました(笑)。
そして、お魚料理ですが、フランスの3つ星レストランで出されるような逸品に感動致しました。上質なサーモンにお魚のムースを乗せて焼き上げ、ソースには、サーモンとの相性が抜群のヴェルモット酒をべースにしたクリームソースが添えられています。思わず、私の27年前のフランス・リヨンでの修業時代の味覚の記憶が蘇ってきまして、本当に嬉しかったです。「本物の味」は、何年経っても色あせることはないのですね!しかも、その御料理は、私の目の前で、憧れの恩師が、私のためだけに作って下さっているのですから、もう、最高ですよね。この私の興奮ぶりを理解して頂けますでしょうか(笑)。つくづく、辻調理師専門学校に通って良かったなと思いましたね。
メインの仔牛を使った御料理もインパクトがあって美味しかったです。こんなにコクのある丁寧な作りのソースを頂くのは久々でしたし、もう、赤ワインが止まらなくなりそうでした(笑)。
最後は、デザートですが、息子さんから「お好きな物をお好きなだけどうぞ!」と言って頂き、これまたフランスの3つ星レストランのサービスと一緒であることに感激致しました。もちろん、私だから特別にということではなく、すべての御客様にこのような高レベルのサービスをされていることに感動致しました。
私が近所に住んでいましたら、毎週でも来たくなるような、素晴らしいお店です。「本格的なフレンチと美味しいワインをリーズナブルに」お楽しみ頂きたい方には、期待を裏切らないお薦めのお店ですので、是非とも宜しくお願い致します。
お問い合わせ先 TEL 090-7875-9568 びすとろぽたじぇ
地下鉄「本町」22番出口を出て、徒歩1分の場所に「びすとろ
ぽたじぇ」はあります
広々としたオープンキッチンを眺めながらの食事は最高に贅沢ですよね!
特別に作って頂いた「前菜の盛り合わせ」です。どれも丁寧に作られていて、白ワインとの
相性も抜群でした
私の嬉しそうで御満悦な表情から、お店の素晴らしさが伝わりますでしょうか(笑)
フランス・リヨン修業時代を思い出す逸品「サーモンスフレのヴェルモットソース」です
もう、最高の美味しさで、白ワインが止まらなくなりました!
肥田先生の息子さんにデザートの盛り合わせを作って頂きました。フランス3つ星レストラン
と同じサービスに感激致しました
「好きな物を好きなだけ」選べるデザートは、どれも最高の美味しさでした!
恩師の肥田先生と息子さん、私で記念撮影させて頂きました
2012年7月上旬にアラブ首長国連邦の「ドバイ」を訪れ、現地でも人気急上昇中のオリーブオイルを使ったドレッシングの作り方や、その活用方法の御指導をさせて頂きました。
基本的にドバイ人は、すべて国家公務員であり、男性は白い民族衣装を着ていますので、私も、まずは、スパイス市場内の衣装店を訪れ、民族衣装をオーダーメイド致しました(笑)。
そして、それを着て街中を色々と歩き回りましたが、現地人から見ると、何かが滑稽らしくて、ニヤニヤ笑っている人や、不思議そうな顔をして見つめる人も多かったのですが、いつものごとく、そのリアクションを楽しませて頂きました(笑)。言葉の通じない国々では、その国の民族衣装を着ることで、言葉意外のコミュニケーションが生まれ、楽しい交流が出来るものなのですよね。
今回、伺った洋風レストランのキッチンスタッフのみなさんも、アルバイトが多いようで、あまり英語が通じなかったのですが「コグレ流オリーブオイルクッキング」を開始しますと、とても真剣な眼差しで貪欲に吸収しようとする姿勢がひしひしと伝わり、嬉しかったですね。
御試食タイムは、レストランのホールスタッフのみなさんも交えて、和気あいあいとさせて頂きましたが、「オイルを変えるだけで、こんなに美味しくなるとはビックリです!」と言ったコメントが多く、かなり盛り上がって良かったです。
御指導の最後には、レストランのオーナー氏から「コグレさん、ドバイでシェフをしませんか?ドバイでは一夫多妻制ですから、4人まで奥さんを持つことが出来ますよ(笑)!」と、ユニークな勧誘をして頂きましが、それには、アラブ語やイスラム教の習得諸々が必要ですし、やんわりと御断りして来ました(笑)。
スパイス市場内の民族衣装店で白い衣装をオーダーメイド致しまし
た。似合いますか?(笑)
ドバイの大型ショッピングモール内で、何本もの大きな「オリーブの
木」を見つけました。ドバイの隣国「アブダビ」では、オリーブオイル
も生産しているようですね
ゴールド市場内も、民族衣装で歩きました。何人もの方々から笑顔で声をかけられましたよ
日本の協力で完成した世界一の無人運転鉄道「ドバイメトロ」にも乗ってみました
埋立地に出来た巨大リゾートホテル「アトランティス・ザ・パーム」にも行ってみました
ドバイを代表する7ツ星ホテル「バージュ・アル・アラブ」近くのビーチから記念の1枚です
ドバイ旧市街のスパイス市場では、初めて見るスパイスも多く、とても興味深かったです
御指導に伺ったレストランのキッチンスタッフのみなさんと記念撮影させて頂きました
ハーブミックスに上質のオリーブオイルを加えてドレッシングソースの制作中です
オリーブオイルと醤油、粒マスタードで作った特製ドレッシングソースが好評でした
アラブ料理の定番「ひよこ豆のペースト」にもオリーブオイルを加えて旨味を増しました
グリーンサラダには、バルサミコ酢と醤油入りのオリーブオイルソースをかけてみました
レストランスタッフのみなさんと意見交換しながらの試食タイムは
かなり盛り上がりましたよ
ミントとレモン汁を加えた白ワインカクテルが、オリーブオイル
クッキングと抜群の相性でした
2012年7月上旬にアラブ首長国連邦の「ドバイ」を訪れ、大型ショッピングモール「ドバイ・モール」を歩きながら、「ドバイの今」を肌で感じ取ってきました。
様々なメディアの事前情報によりますと「ドバイのバブルは既に弾けた」という声も多かったのですが、実際は、そんな感じは無く、活気があって楽しく有意義な取材になりました。
まずは、スィーツ編ですが、高級チョコレートのブランドショップが多いのには驚きました。王室御用達の「BATEEL」をはじめ、私の知らないブランドチョコレート店も色々ありましたが、特に面白いと思ったのが、ラクダのミルクで作ったチョコレートの専門店「AL NASSMA」というお店でした。
「さすがにドバイらしいなぁ」と思って、現地の方に「ラクダミルクのチョコレートを普通に食べていますか?」と質問しましたら「ドバイの人達は、食べないですよ!」とのことでした(笑)。確かに、値段も高いですし、あくまでも観光客の御土産用なのですね。私も、板チョコを買って食べてみましたが、「一瞬、クセがあるかな」という感じでしたね。
チョコレートショップの次に多いのが「ジェラート(アイスクリーム)ショップ」かもしれませんね。オーソドックスな「イタリア風ジェラート」から、シンプルな「アイスキャンディー」、トルコ式のピスタチオナッツをまぶした「伸びるアイスクリーム」まで、実に様々なタイプのジェラートが売られていて、どこのお店も老若男女を問わずに、長蛇の列でした。気温も40℃をはるかに超える猛暑ですし、イスラムの教えで、アルコールを飲まない人が殆どですので、当然のことながら、冷たいスィーツは人気商品になりますよね。
「ドバイ・モール」の中に「隣の国からわざわざ食べに来るファンがいるほど美味しい回転寿司のお店がある」と聞きまして、私も話のタネに入ってみました。料金システム等は日本とほぼ一緒なのですが、物凄い数のお皿の上に、写真のような丸いフタがしてあるのが不思議な感じでしたね。食べ物というよりも、工業製品が回っている感じがしました(笑)。生の寿司ネタは、マグロとサーモンくらいで、2カン乗った皿が500円前後と、かなり高めでしたし、味の方も(?)なのですが、いつも満席の人気なんですよね。「ドバイの人達に、本物の日本の寿司を食べさせてあげたいな」と思いました。
世界的に「食の安全性」や「ヘルシーな食」に対する意識が高まりつつあることを肌で感じていますが、ドバイでも、その意識の高さに感銘を受けました。「ドバイ・モール」の中には「オーガニック食材」だけを集めた大型スーパーがありまして、実に、多種多様な「オーガニックフード」が揃っているのです。私が得意とするオリーブオイルも、完全オーガニックで上質な物が揃っていましたし、日本製のソバやワカメ、ヒジキまでありました。今までに、世界90ヶ国近くを訪れている私ですが、これほどまでに充実した「オーガニックショップ」を見たのは初めてですね。「このお店を見るためだけにドバイを訪れてもいいな」と思うのは、私だけでしようか(笑)。
モール内には、水族館も併設されており、こちらの入り口も長蛇の列でしたが、メインの大きな水槽は、外からも無料で見れるようになっており「さすがドバイ!気前がいいね」と思いました(笑)。
屋上にも上がってみましたが、大きなオリーブの木が何本もあるのには、感激致しました。ドバイの人達もオリーブは好きですし、オリーブオイルは、お隣りのアブダビで生産されているようですね。
夜になりますと、地上828m、160階建ての超高層ビル「バージュ・ハリファ」を取り囲む人造湖では、ダイナミックな噴水ショー「ドバイ・ファウンテン」が30分ごとに行われていました。日が暮れても、蒸し暑さは相変わらずですので、湖の周りには、涼を求める人々でごった返していましたね。ラスベガス・ベラッジオ前の噴水ショーに似ているなと思っていましたら、ショーの構成は、同じ方が手掛けているようですね。セリーヌ・ディオンの曲が何ともショーにマッチしていて良かったです。
ラクダミルクのチョコレートは、いかにもドバイらしいですよね
王室御用達のチョコレート店「BATEEL」のショーウインドです
ドバイのジェラートショップは、オシャレな品揃えが多かったです
外は猛暑ですので、どこのジェラートショップも長蛇の列でした
観光客にも人気の回転寿司店ですが、味は(?)でしたね(笑)
一生懸命に太巻きを作る従業員さん達の手際は見事でしたよ
大型の「オーガニックショップ」には、かなりの品揃えがあり、嬉しくなってきました
完全オーガニックで上質のオリーブオイルも世界中から集められていました
日本製のワカメやヒジキ、ソバ、うどん、お茶までオーガニックが揃っていました
水族館も併設されており、メインの大きな水槽は、無料開放されています
ドバイ・モール内には「永遠の命の象徴」でもある大きなオリーブの木が何本もありました
ダイナミックな噴水ショーは、涼を求める人々で賑わっていました
7月21日に、台東区下谷にあります都内で唯一のホテル型「家族葬・式場」スペースアデュー様に伺い、「オリーブオイルde精進料理」と題した御試食会を開催させて頂きました。
最近では、地元にこだわらずに「近親者だけで家族葬をしたい」と思われる方々が増えており、スペースアデュー様でも「御客様それぞれの心に残る法要のおもてなし」を、日頃から心がけていらっしゃることから、私に声をかけて頂き、今回の企画が、すぐに実現したのですが、コースでお出しする御料理を、少しずつ全品お召し上がり頂き、1品ごとに解説させて頂きながら、普段の出張料理の時と同じように「面白トーク」も交えて、和やかな雰囲気の中で楽しく進行させて頂きました。御来場頂いた御客様の殆どの方々が、御家庭でもオリーブオイルを使っていらっしゃるようで、「オリーブオイル・ミニセミナー」のコーナーでは、活発な質疑応答もあり、とても嬉しかったですね。結婚式や御誕生日会も含め、こうして、みなさまの人生の節目の大切な時間を共有させて頂けることをものすごく有難く思っていますし、これからも、みなさまの素晴らしい思い出作りの御手伝いが出来ますように、精一杯頑張りますので、宜しくお願い致します。
この度の貴重な御縁を頂いたスペースアデュー様には、心より御礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。そしてまた、素敵な空間で御料理させて頂けることを楽しみにしています。
スペースアデュー様は、上野駅からも徒歩10分の便利な場所にあります
今回の御試食会「オリーブオイルde精進料理」のポスターです
40名様限定の完全御予約制でしたが、早くから満席になるほど大盛況でした
オリーブオイルセミナーも、かなり盛り上がり、嬉しかったですね
カセットコンロを使っての「フル稼働」は私の得意とするところです(笑)
配膳の御手伝いをして下さった、スペースアデューのスタッフのみなさんです
御試食して頂いた御料理の数々ですが、時間の関係で、使い捨て皿も使わせて頂きました
素敵なお部屋を御案内させて頂きます。こちらは、3階の「光しのぶ部屋」ですが、日中は
明るい日差しが入り、まるで南フランスのリゾートホテルにいるような解放感があります
こちらは、4階の「雲のゆく部屋」ですが、京都の高級和風旅館のような落ち着いた佇まいが
素晴らしく、近親者、御家族でお過ごし頂くには、最高のお部屋だと思います
このような素晴らしい空間で、これからも御料理させて頂けることを誇りに思っています
京都から、見事な「賀茂ナス」が届きました。早速、オリーブオイルをかけて焼き、味噌とオリーブオイルがベースの和風パスタに合わせてみましたが、賀茂ナスのしっかりとした食感や甘味と、味噌、オリーブオイルのコクが相乗効果を生み、とても美味しい逸品となりました。
早速、レシピを御紹介させて頂きます。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
賀茂ナスの和風味噌オリーブオイルソースパスタ
<材料・2人分>
(A)
味噌 40cc 水 80cc 味醂 20cc
(B)
エキストラ・バージン・オリーブオイル 100cc 粉チーズ(パルメザン) 20cc
白・黒炒りごま 各10cc
(C)
賀茂ナス 1個 (焼き油として)エキストラ・バージン・オリーブオイル 60cc
塩・胡椒 各少々
(D)
パスタ(リングイネ等) 200g
<作り方>
①(A)を合わせて沸かし、味噌を液体状にする
②(B)と①を合わせておく
③(C)の賀茂ナスは、食べ易い大きさにカットしてオリーブオイルをふり、オープンかフライパンで焼いて、熱いうちに塩・胡椒を振っておく
④(D)のパスタをボイルし、お湯を切って、②と合わせる
⑤仕上げに③の賀茂ナスを加えて、軽く混ぜる
※賀茂ナスが無ければ、米ナスや普通のなすを使ってもOKですよ
賀茂ナスにオリーブオイルをかけ、オープンかフライパンで焼いて、熱いうちに塩・胡椒を
ふっておくのがポイントです
賀茂ナスのしっかりとした食感や甘味と、味噌、オリーブオイルのコクの、相性の良さを
お楽しみ下さいね
猛暑の続く7月中旬に大阪・心斎橋の「シカンコウ」様に伺い、「ファッションフェスタ2012」と題した3日間の宝飾展示会にいらした御客様への「おもてなしの御料理」を作らせて頂きました。
いつものように、本番前日から会場入りし、仮設キッチンの設営から始めましたが、諸々の事情により、調理は、簡易なIHヒーターとカセットコンロしか使えずに、仕込みから、とても時間がかかり、大変苦労致しました(笑)。
当日は、フルコースの御料理を1回当たり30名様弱、しかもランチの限られた時間内に2クールこなさなくてはならずに、私ひとりでは、到底無理ですから、私の母校である辻調理師専門学校にお願いして、優秀な学生さんを2名紹介して頂き、アシスタントとして、盛り付けや皿洗い等をして頂きました。その他にも、サービス専門の方をケータリング会社からお願いし、私を含めた6名体制で、何とか3日間を乗り切ることが出来ました(笑)。
御食事会では、御料理の説明は勿論のこと、オリーブオイルの効能のお話しや、海外を含めた出張先での面白いエピソード等、様々な話題で盛り上げさせて頂き、みなさまに喜んで頂きました。今回も、素晴らしい御縁が広がったことに感謝しています。主催者のシカンコウ様、そして、御紹介して下さったホワイトベアー様、東邦時計様には、心より御礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。また、みなさまと一緒にお仕事させて頂けるチャンスを楽しみにしています。
大阪・心斎橋の「シカンコウ」様で、宝飾展示会の「おもてなしの
御料理」を作らせて頂きました
御食事会場のテーブルセッティングも完了して、御客様をお待ち
しているところです
御食事中には、御料理の説明は勿論のこと、様々な話題のトークで楽しんで頂きました
私の著書「オリーブオイルクッキング」と、私イチオシのオリーブオイル「ラビダ」を持って
記念の1枚です
辻調理師専門学校からの御紹介でアシスタントをして下さった優秀なおふたりです
会場の制約で、簡易なIHヒーターとカセットコンロを使っての調理は大変でした(笑)
御料理には惜しみ無く、世界№1のオリーブオイル「ラビダ」を使わせて頂きました
御手伝いして下さったみなさんには、御礼の気持ちを込め、御客様と同じ御料理を食べて
頂きました
28年前に、大阪・阿倍野の辻調理師専門学校(略して辻調)に1年間通っていた私にとりまして、大阪は「心のふるさと」でして、いつでも「初心」を思い出させてくれる、楽しい想い出がたくさん詰まった「パワースポット」なのです(笑)。
先月、仕事で、久々に大阪を訪れた際に、「その懐かしの場所」を歩いてみましたので、気楽に読んで頂けましたら有難いです。
まずは、「黒門市場」です。ここには、関東では見たこともない「関西ならではの高級食材」もたくさんありますので、辻調在学中には、何度も仲間と訪れて、食材の勉強をさせて頂きました。特
に、卒業料理展用にテリーヌを何本も作った時には、先生方の試食審査があるわけでもないのに、わざわざ「天然ヒラメ」を何キロも注文したことを忘れられません(笑)。今から思えば、とても高価な出費で、もっと安い魚でも良かったのにと思いますが、それだけ当時は「純粋でひたむき」だったのですね(笑)。
「道頓堀」も、当時は「大阪らしさ」が凝縮していて、とても楽しい想い出の場所でしたね。久々に訪れてみましたら、グリコの看板をはじめとして、昔からあった物は、すっかり減ってしまい、オシャレで今風の看板や建物ばかりが目立っていました。すごく寂しい気もしますが、これも時間の流れだから、仕方ないですね。「えびす橋」に立ち、脇の靴屋の店員さんにカメラのシャッターを
押してもらったのですが、「御兄さん、どこから?」と、気軽に声をかけてくれるあたりは、フレンドリーで大阪らしいなと思いました。
えびす橋から見て、ものすごく目立つ遊園地の観覧車のような建物がありましたので、近づいてみましたら、何と「ドンキホーテ」だったのですが、この派手さは、大阪ならではですよね。「コナモンミュージアム」をはじめ、飲食店から薬局に至るまで、色々なお店の看板が立体的で派手なのも大阪らしくて、久々に見る「インパクトの強さ」でした(笑)。
「道頓堀」と言いますと、「くいだおれ太郎くん」が有名ですが、もう引退して、ここにはいないと思っていましたら、旧くいだおれ会館から30mほど行ったところに「節電モード」で立っていて、まさかの再会に感動致しました。この日も、相変わらずの人気者でして、カメラを持った大勢の観光客に囲まれていましたね。
お昼になり、道頓堀から「天王寺」に移動致しました。ここには、どうしても立ち寄りたい「餃子の王将」があるからです(笑)。28年前の辻調時代には、学生専用の民間の寮(辻調直営ではありません)に入っていたのですが、どうも食事が美味しくなくて、食が細り、どんどん痩せてしまいました。顔色も悪くなり、辻調の先生から病院に行くことを勧められたのですが、町医者の先生が面白い方で、「王将の餃子を毎日食べなさい」と言うのです。私は、その教えを守り、ほぼ毎日、天王寺駅前の王将に通って「餃子」を食べ、無事に辻調を卒業することが出来ました。それからは、関西に来ると必ず「餃子の王将」に入ってしまうほどの大ファンなのです。この日も、私の指定席である13番テーブルに座り、「葱・ニンニク多めのマーボ豆腐」と「両面焼きの餃子2人前」を特注し、ビールを飲みながら、至福の時間を過ごさせて頂きました(笑)。
ほろ酔い加減で、次に向かったのは、阪神対巨人戦が行われる甲子園球場でした。阪神梅田駅に着きますと、すでにタイガースのユニホームを着たファンがたくさんいて、ここから、応援はスタートするのですね(笑)。甲子園では、心地良い浜風を肌で感じながら、熱狂的なタイガースファンの応援を見るのが大好きなのです。球場は、外観がきれいになりましたが、昔からの応援グッズや食べ物は相変わらずの人気で、私も、1皿500円の「名物・甲子園カレー」を食べましたが、懐かしい味でしたね。試合は、白熱した熱戦で、とても面白かったです。久々の大阪を満喫することが出来て、本当に楽しい1日でした。
「黒門市場」には、関西の高級食材もあり、辻調時代には、よく通って勉強しました
「道頓堀」には、大阪らしさが凝縮していて、とても好きな場所のひとつです
「えびす橋」に立って記念撮影しましたが、だいぶ雰囲気は変わっていましたね
「道頓堀川」で一番目立っていたのが「ドンキホーテの観覧車」でした
「コナモンミュージアム」が新しく出来ていましたが、看板がかなり
派手ですよね
思いがけずに「くいだおれ太郎くん」と再会することが出来て嬉し
かったです(笑)
辻調時代に毎日通った、懐かしの「餃子の王将・天王寺駅前店」です
なぜか私の指定席である13番テーブルから見た店内ですが、当時の様子そのままですね
私がよく特注していた「葱・ニンニク多めのマーボ豆腐」と「両面焼き
の餃子2人前」です
阪神梅田駅から熱狂的なタイガースファンの応援はスタートするのですね(笑)
日本酒をはじめ、お弁当からオニギリに至るまで、タイガースのロゴが入っているのは
さすがですね
伝統の一戦、阪神対巨人戦は、いつも満員の観衆の中、盛り上がって楽しいですよ
この日は、初めて「アルプススタンド」で観戦しましたが、浜風が心地良かったですね
トッピング無しで1皿500円の「名物・甲子園カレー」は、とても懐かしい味でした
両軍のファンが仲良く並んで応援出来るのも「アルプススタンド」の良さですね
7回には、甲子園名物の「ジェット風船」も夜空を舞いました。ドームでない球場の良さですね!
2012年6月下旬にブラジルのリオデジャネイロを訪れ、ブラジルの食文化の取材をして来ました。
ブラジルを代表する料理と言いますと、肉の塊に岩塩を振りかけて焼き上げたブラジル風バーベキュー「シュハスコ」が有名でして、その専門店を「シュハスカリア」と言いますが、私も、地元で
の評判が高い「シュハスカリア」に伺い、汗びっしょりになりながら、大型ストーブの前で、大きな塊の肉を焼かせて頂きました。普段は、ローストビーフを焼く時でも、温度設定をきちっとしたオープンを使うものですから、経験と感覚が頼りの炭焼きグリルは、コツがつかめるまで、かなり大変でしたね(笑)。
このお店では、どの肉も食べ放題でして、肉好きなブラジル人のお客様がいつもおかわりの列を作っていましたが、人気の部位は「クッピン」という、コブ付き牛のコブの部分の肉でした。私も、その珍しい部位の肉を食べてみましたが、とても固くてビックリでした(笑)。日本人は、肉の美味しさを「柔らかくて美味しい」と表現しますので、これは、日本人には無理だなと思いましたね。
世界を回ると、色々な食文化、食の価値観があるものだということを、改めて実感致しました。
付け合わせの野菜、豆類は、それ自体がとても美味しいので、シンプルにグリルしたり茹でて、ハーブを混ぜただけの料理が多かったですね。野菜料理は、日本人にも合う優しい味わいで良かったです。
リオデジャネイロで有名な「シュハスカリア」に伺い、ブラジル風バーベキュー「シュハスコ」
を焼かせて頂きました
オープンを使わずに、炭火だけで大きな肉の塊を焼き上げるのは、かなり大変ですね
「自家製の腸詰め」を炭火で焼くと、とても香ばしくなり、美味しかったですよ
付け合わせには、シンプルにグリルした野菜がとてもよく合いますね。オリーブオイルを
かけたら最高です!
チーズと香味野菜、オリーブを合わせたサラダもサッパリとしていて、肉料理と良く合います
「蒸しカボチャ」にハーブを合わせたものですが、素材の良さが生きていて美味しいですね
「地豆の茹で煮」ですが、これもシンプルに豆の美味しさが楽しめて良かったです
デザートには、シナモンシュガーを振っただけのバナナが良く合いますね
2012年6月下旬にブラジルのリオデジャネイロを訪れ、ブラジルの食文化の取材をして来ました。
今でも人気の「ブラジルの伝統料理」と言いますと、開拓時代に奴隷が食べたとされる「黒豆を煮込んだポタージュスープ(カウデフュージョン)」や「黒豆とクズ肉の煮込み(フュージョントロペイド)」が有名なのですが、私も現地のシェフにお願いしまして、それらを一緒に作らせて頂きました。
「コストと時間をかけずに、栄養(カロリー)のある物を奴隷達に食べさせる」という発想から生まれたからでしょうが、黒豆は、シンプルに水だけで煮込み、カロリーをアップさせるために、ラードをかなりたくさん加えて仕上げるスープには、「色々な想い」が込められているのだと思いました。
スープのアレンジバージョンとして、牛や豚のクズ肉を加えて煮込む料理にも、同じことを感じました。どちらも、作り方は簡単ですが、そこに込められた「想い」は、決して単純なものではないことを忘れてはならないと思いますね。
「黒豆とクズ肉の煮込み」の付け合わせには「焼きパイン」が合うことも知りました。サトウキビから作ったブランディー「カサッシャ」を飲みながら頂くそれらの料理は、とても美味しく、奴隷制度が無くなった今でも、食べ続けられている理由がよく分かりました。
その他には、ブラジルの朝食の定番「ポン・デ・ケージョ」も作らせて頂きました。
これは、マンジョーカという芋の澱粉を加えて作る、たこ焼きに似た形のチーズパンなのですが、モチモチしていて、とても美味しいのです。それぞれに「家庭の味」があるようですので、色々と食べ比べてみたかったですね(笑)。
ブラジル料理には、オリーブの実も良く使われますので、オリーブオイルを使った「万能・野菜ドレッシング」の作り方を、今回の御礼に御披露させて頂きましたが、ステーキ等のソースとしても応用できますので、色々と活用して頂けたら嬉しいですね。
リオデジャネイロの有名レストランで「ブラジルの伝統料理」を作らせて頂きました
仕込んだソースのペースやパン生地等が並んでいます
焼きあがった「ポン・デ・ケージョ」は、見た目「たこ焼き」のようですね
私が作った「万能・野菜オリーブオイルソース」は、ステーキソースにも応用出来ます
「黒豆のポタージュスープ」には、パセリ、玉葱、炒ったラード等を
加えて食べます
サトウキビのブランディー「カサッシャ」と「ブラジル伝統料理」の
相性は抜群ですよ
「黒豆とクズ肉の煮込み」も、シンプルながら、とてもコクがあり、美味しかったです
「黒豆とクズ肉の煮込み」の付け合わせには、「焼きパイン」がよく合います
2012年7月上旬に、上質なオリーブオイルや食材を求め、アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスを訪れました。以前から、アルゼンチン産の天然塩やワイン、オリーブオイルの質が高いことは知っていましたが、実際に現地では、どの程度の物があるのか知りたくなり、ブラジルからラン航空で、アルゼンチンに入りました。
現地の市場やマーケットでは、確かに、かなりの種類のオリーブオイルやテーブルオリーブが売られていましたが、日本では売られていない銘柄が多く、とても興味深かったですね。試食用に15種類ほどのオリーブオイルを購入しましたが、すべてピン類ですので、かなり重く、スーツケースの重量オーバーが気になりましたが、帰りの空港で交渉しまして、何とか持ち帰ることが出来ました(笑)。
その他、ワインも安くて美味しい物がたくさんありましたが、さすがにワインは、スーツケースに入れますと、気圧と温度の変化で、風味が劣化しますので、現地での試飲だけに致しました。
南米は、肥沃な大地が多いですから、野菜や果物類も、新鮮なものが種類豊富にありましたね。
ブエノスアイレスの街中を歩いていますと、さすがに「南米のパリ」と言われるだけありまして、フランス風の建物が多く、テラスのあるカフェやケーキ屋さんもオシャレなお店が多かったですね。
28年前のフランス修業時代を思い出し、この地で、アルゼンチンの豊富な食材と上質なオリーブオイルを使った「コグレ流オリーブオイルクッキング」を御披露させて頂くことになりました。
ブエノスアイレスは「南米のパリ」と言われるだけあり、街中には御洒落なカフェもありました
「HAVANNA」は、チョコレートショップの老舗で、日本の「とらや」のようなお店です
野菜類は、新鮮で上質なものが南米全土から集まり、種類豊富に揃っています
花野菜やトマトもあります。中央にあるのは「水カボチャ」で、スープ用にします
イモ類や玉葱が山積みされていて、さすがに南米らしいですね
「南米のパリ」らしく、フルーツ類も色とりどり、種類豊富に揃っていましたね
「オリーブオイル」は、本当に風味が良く高品質な物がたくさんありました
日本では珍しい「缶入りのオリーブオイル」もたくさんありましたね
「テーブルオリーブ」も、色々な種類、形状の物が揃っていました
アルゼンチン産ワインだけでも、こんなに豊富に揃っています
「エンパナーダ」という具だくさんのパイは、アルゼンチンのスナックの代表格です
スポンジ生地にホワイトチョコレートをかけた、現地で人気のお菓子です
2012年7月上旬に、上質なオリーブオイルと食材を求め、アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスを訪れました。市場やローカルマーケットも見て回りましたが、さすがに「南米のパリ」と呼ばれるだけあり、食材の品揃えの豊富さは、本場パリを凌ぐほどの素晴らしさでしたね。せっかく、地球の裏側のアルゼンチンで「上質のオリーブオイル」と出会えましたので、知人の紹介で現地のローカルレストランに伺いまして、「コグレ流和風オリーブオイルクッキング」を御披露させて頂くことになりました。日本からは、「コグレ流」に欠かせない「味噌」、「醤油」、「味醂」、「昆布・若芽」等を持参していましたので、現地の素晴らしい食材の数々を前にして、創作意欲が掻き立てられ、存分に腕を奮わせて頂きました(笑)。本来は、お店のスタッフのみなさんだけに食べて頂く予定だったのですが、興味津々で味見をした支配人さんが「これは美味しい!是非、一般のお客様にも食べて頂こう!」ということになりまして、気が付きましたら、すでに、客席に、私の料理が回っていました(笑)。
積極的な「ラテン系の乗り」って、いいですよね(笑)。思わぬサービスに、お客様達も大喜びで、私も、お客様の前で御挨拶させて頂きますと、一瞬にして「ヒーロー」になったようで、大喝采を頂きました。「ウケ」を狙ったわけではないのですが、サッカー・アルゼンチン代表のエース「メッシ」の10番のユニフォームを着ていましたので、「シェフ!メッシ!」の掛け声で、大いに盛り上がりました。「長時間かけて、アルゼンチンまで来て良かった!」と、つくづく思いましたね。「素晴らしい想い出」が出来まして、本当に感激致しました。
ブエノスアイレスのレストランで「コグレ流和風オリーブオイルクッキング」を御披露させて
頂きました
とても人気のあるレストランで、いつも多くの御客様で賑わっています
「骨付き牛バラ肉のグリル」を切り分けているところです。焼く前にオリーブオイルと醤油で
マリネしておきます
「野菜たっぷりのピザ」の隠し味には、味噌と味醂、オリーブオイルを使っています
「野菜のソテー」の仕上げにも、醤油とオリーブオイルを使っています
自家製パスタを持って支配人氏と記念撮影です。彼が「シェフ!メッシ!」と呼び始めました(笑)
「ジェラート用のコーンカップ」の生地にもオリーブオイルを加えました
楽しく雑談しながら、「皿洗いのお手伝い」もさせてもらいました
串焼きした肉類の盛り合わせにも「オリーブオイルと醤油」をかけて頂きます
「海苔と若芽が入ったキッシュタルト」にもオリーブオイルを使っています
「イカの味噌・オリーブオイル合え」も、香ばしさが良いと好評でした
「小玉葱のオリーブ醤油煮」は肉類の付け合わせとして喜ばれました
「パスタサラダ」の野菜類は醤油とオリーブオイルでソテーしています
白みそとオリーブオイルがベースの「ライスサラダ」も、ヘルシーさが
好評でした
2012年6月上旬に、旧ソ連のヨーロッパ部分の最南端に位置するコーカサス地方「アゼルバイジャン」を訪れ、カスピ海沿岸の一般家庭で、「本物のカスピ海ヨーグルト」と「バター」の作り方を教わって来ました。日本でも、数年前に「カスピ海ヨーグルト」がブームになりましたが、現地での、各家庭ごとに受け継がれている「我が家流の作り方」には興味深いものがありました。
まず、ベースとなるヨーグルトですが、「タネ」と「ミルク」を1対3で合わせ、15℃前後に保ちながら2時間以上置きますと固まってきます。ヨーグルトに水ときゅうり、香草のディルを加えた物を「アイランド」と呼び、ヨーグルトに水と塩、ディルとお米を加えて30分程度煮た物は「ドブハム」と言い
ます。ヨーグルトは、そのまま食べるだけでなく、色々な物を加えた「ヨーグルト料理」が多かったのは、新鮮な発見でしたね。
「本物のバター」も作らせて頂きました。その伝統的製法とは、長細いツボにヨーグルトと水を3対1で加えて、フタをし、ひたすら2時間かけてシェイクするだけなのですが、これには、根気が必要ですね。2時間経ち、ツボの中から、固まりかけたバターを取り出した時の感動は、今でも忘れら
れません(笑)。早速、完成したバターをパンに塗って食べてみましたが、本当にピュアな感じがして美味しかったです。
何でも便利になってゆく世の中ですが、家族が力を合わせ、手間暇かけて作る「本物の美味し
さ」を、次の世代に受け継いでいくことが大切なのだと改めて思いました。
カスピ海沿岸のお宅で「カスピ海ヨーグルト」の正しい作り方を
教えて頂きました
手前が「牛乳」、奥が「カスピ海ヨーグルトのタネ」です。3対1で
合わせます
教えて下さったお父さんと、出来立ての「カスピ海ヨーグルト」を持って記念の1枚です
カスピ海ヨーグルトに「ディル」や「キュウリ」を加えた物を「アイランド」と言います
ツボに「ヨーグルト」と「水」を3対1で入れてシェイクすると「バター」が出来ます
出来立てのバターをパンに塗って食べてみました。最高の美味しさでしたね!
2012年6月上旬に、旧ソ連・ヨーロッパ部分の最南端に位置する、コーカサス地方「アゼルバイジャンの首都「バクー」を訪れ、伝統的食文化の取材をして来ました。この辺りは、かつて、隊商が行き交う「シルクロード」の中継地として栄えた歴史がありますので、食文化にも、その影響を感じることが出来ました。
現地の食卓に必ず登場する「定番料理」の一皿目と言いますと、まずは、何の味付けもされてい
ない、「たっぷりの新鮮なハーブと、トマト、キュウリの盛り合わせ」ですね。特に、ドレッシングソ
ースをかけるわけでもなく、軽く塩を振って食べるのですが、慣れてくると病みつきになってくるから不思議です(笑)。次に出てくるのが、「地元産の塩味が効いたチーズ」です。このチーズは、それだけで食べますと、本当に塩辛いですから、味の付いていないトマトやキュウリと一緒に食べるのが良さそうです。パンに挟むのもいいですね。
その後からは、いわゆる「料理らしい物」が出てきます(笑)。「焼きナスとトマトの和え物」は、シン
プルながら、とても美味しいですし、トルコやギリシャにもありそうな「挽肉のナス包み」も、酸味の効いたソースとの相性が良く、安心して食べられる味ですね。インドのタンドリーチキンに似た「鶏肉のグリル」や、アラブ諸国の定番料理でもある、ミンチ肉を棒状にして焼いた「ケパブ風の料理」も、トルティーヤのような生地に巻いて食べますと、すごく美味しかったです。「ハーブたっぷりの白身魚のスープ」も、サッパリしていて食べ易かったですね。上からオリーブオイルをかけたくなりました(笑)。「サージ」と言う、肉の鍋焼き料理も、素材の持ち味が味わえて美味しかったです。具たくさんで、見た目も華やかですし、様々な食材の旨味を鍋底の方で吸収した「じゃが芋」が、特に絶品でした。「サージ」に必ず添えられるチェリーには、加熱すると甘くなる「料理用」があることも、初めて知りました。「パン」も、色々な種類を頂きましたが、小麦粉の旨味が生きていて、美味しかったですね。
スイーツ系では、「ホワイトチェリーのシロップ煮」や「アーモンド風味の焼き菓子」、「クルミとココ
ナッツのケーキ」等を頂きましたが、どれも素朴な美味しさでしたね。全体的に、甘味が強いので、さっぱりとしたミントティー等を飲みながら頂くのが良さそうです。
かつての隊商宿「キャラバンサライ」をレストランにしており、タイムスリップしたようですね
中庭にも隊商宿の面影が残されていて、「水タバコ」があったり、とても興味深かったです
かつての「ラクダ小屋」も、開放的で、とてもオシャレな客席になっていました
レストランの中庭も、夜になると心地良い風が通り、雰囲気がグッと良くなります
美味しい地ビールを飲みながら、「アゼルバイジャンの定番料理」を
堪能しました
アゼルバイジャン産の「美味しい赤ワイン」の銘柄です
たっぷりの新鮮なハーブと、トマト、きゅうりを、そのまま頂くのがアゼルバイジャン流です
塩分の強い地元産のチーズも、数種類が食事の最初に出てきますが、オリーブオイルを
かけたら、まろやかになりそうですね
「焼きナスとトマトの和え物」は、とてもシンプルで、美味しかったです
トルコ辺りにもある「挽肉のナス包み」は、酸味のあるソースで食べます
インド風の「タンドリーチキン」や「ケパブ」、「野菜のグリル」もシンプルで美味しいです
「ハーブたっぷり白身魚のスープ」には、オリーブオイルをかけたくなりますね(笑)
「サージ」という、肉と野菜の鍋焼き料理も、旨味が引き出されて美味しかったです
生では甘くなく、加熱すると甘くなる「料理用のチェリー」があることを初めて知りました
「サージ」の美味しい音と香りに思わずVサインです(笑)
「パン」も、小麦の旨味が生きていて美味しかったですね
「ホワイトチェリーのシロップ煮」は、とても珍しいですよね
「アーモンド風味の焼き菓子」は、素朴な味わいで良かったです
やや甘めのスィーツには、サッパリとした「ミントティー」が良く合います
ココナッツとクルミがベースのケーキも、地元で人気の1品です
2012年6月上旬に、旧ソ連・ヨーロッパ部分の最南端に位置する、コーカサス地方「グルジア」を訪れ、「伝統的食文化」の取材をして来ました。
まずは、ワインの生産地として有名な「カへチ地方」のブドウ農家さんに伺い、自家製の美味しいワインを頂きながら、「伝統的な家庭料理」の作り方を伝授して頂きました。
最初に、広々とした中庭に案内して頂き「豚肉の串焼き」に挑戦させて頂きましたが、シンプルに塩・胡椒を振ったものを「ブドウの枝」を薪にして焼くだけで、本当に香ばしく、美味しそうでした。農家のお爺さん曰く、「ブドウの枝を薪に使うことがポイント」だそうで、これが「旨さの秘訣」だそうです。
キッチンでは、目の前の畑で収穫した「豆やインゲン類」をスープで煮込んだり、「ナスとトマト」を軽く炒めた物、「チキン」の煮込み等を手際よく作っていきました。どれも、素朴な家庭料理ですから、特に手の込んだレシピではありませんが、食べてみますと、ホッと安心出来る味で、食材の旨さが引き出されており、しみじみと美味しかったですね。
「パン」も、自家製の小麦粉を使って焼かせて頂きましたが、食感と風味が良く、煮込み料理との相性も抜群でしたし、「チーズ」も自家製で、塩味が少し強いものの、パンと一緒に食べると、美味しかったですね。
デザートには、やはり自家製の「蜂蜜」と「ヨーグルト」を用意して頂きました。「蜂蜜」は、その美しい輝きを見ただけで、本物であることが分かりましたし、ヨーグルトとの相性も抜群で、とても美味しかったです。
ワインで有名な「カへチ地方」の農家さんに伺い「伝統的家庭料理」を伝授して頂きました
農家さんの周辺は、どこまでも続く広大なワイン用の「ブドウ畑」でした
農園内には「リンゴの木」もたくさん有り、まだ青い実をつけていました
自家製の美味しい蜂蜜を採取するための「手作りの蜂小屋」もありました
家族の一員である、毛並みの美しい「農耕馬」も、静かに草を食んでいました
農家のお爺さんと一緒に、ブドウの枝を薪にして「豚肉の串焼き」を焼かせて頂きました
キッチンでは、自家製の食材を使った「素朴で美味しい家庭料理」が次々に完成しました
農家のお父さん、一番下の息子さんと一緒に記念撮影させて頂きました
自家製の美味しくて濃厚な「カスピ海ヨーグルト」を、デザート用に盛り付け中です
農家の友人のみなさん達と、ワインを片手に楽しい食卓を囲ませて頂きました
「自家製ワイン」と「伝統的家庭料理」の相性は、抜群でした
「白ワイン」は、ロゼワインのように美しいピンク色でした
自家製の小麦粉で作った「パン」も、風味と香りがあって美味しかったです
手作りの「チーズ」は、塩味が強めですが、パンと一緒に食べると最高です
歌を披露してくれた可愛らしいお嬢さんも、お手伝いしてくれました
「自家製蜂蜜」の輝きを見ただけで、素晴らしさが分かりますよね!
2012年6月上旬に、旧ソ連・ヨーロッパ部分の最南端に位置する、コーカサス地方「グルジア」を訪れ、「伝統的食文化」の取材をして来ました。
首都「トビリシ」では、現地で人気のローカルレストランを食べ歩き、「グルジアの食文化」を存分に体験させて頂きました。
早速、料理の写真と共に、簡単な解説をさせて頂きたいと思います。
どこのお店でも、生の「トマト」と「きゅうり」は、なぜか最初に必ず出されますね
「スルクン」と言う、カッテージチーズを巻いたグルジア風の美味しいクレープです
「焼きナス」にクルミのペーストを塗るのがグルジア風で、とても美味しい前菜です
きゅうりや唐辛子、ハーブの「ピクルス」も、ビールによく合うおつまみの定番ですね
キャベツとツナの「マヨネーズ合えサラダ」も、シンプルながら、グルジアで人気です
ホウレン草の「マヨネーズ合えサラダ」も、グルジアでよく出される前菜のひとつですね
ハーブ風味の「野菜コンソメスープ」は、控え目ながらコクがあり美味しかったです
「ポークのトマト煮込み」ですが、ハーブがアクセントとなり、かなりアッサリしていました
グルジア風水餃子「ヒンカリ」は、旨味たっぷり「小籠包」のようで美味しかったです
レストランの厨房では、大人気メニュー「ヒンカリ」作りにフル回転していました
「ヒンカリ」は、大鍋で大胆に茹でますが、この煮汁が美味しそうですよね
「マッシュルームのオリーブオイル煮」は、ガーリック・唐辛子風味で香ばしかったです
「グルジア風の前菜」を盛り合わせたお皿を持って、記念の1枚です
「ポテトフライ」が、とても甘くてコクがあり、美味しかったですね
グルジア風チーズパイ「ハチャブリ」も、お店ごとに個性があり、興味深かったですね
「ローストチキン」は、カリッと焼いた後からガーリックを塗るのがグルジア風です
デザートとしての「フルーツの盛り合わせ」も、新鮮で、かなり斬新な盛り付け方ですね
ローカルレストランでは、華麗な民族舞踊を鑑賞しながら食事することが出来ます
2012年6月上旬に、旧ソ連・ヨーロッパ部分の最南端に位置する、コーカサス地方「アルメニア」を訪れ、「伝統的食文化」の取材をして来ました。
首都エレバンの郊外「ガルニ村」では、現地で人気の農家レストランに伺い、伝統的なアルメニアのパン「ラバッシュ」を作らせて頂きました。シンプルなパン生地を麺棒で薄く延ばし、薪が燃料の窯の内側に貼り付けて焼くのですが、似たような焼き方のパンは、中央アジア・シルクロード近くの国々でも見かけたことがありますので、おそらく、食文化の交流もあったのだろうと思います。
パン焼き窯の隣には、大きなグリル用の炉があり、日本でいう「つくね」のような「ケパブ」とか「ポークの串焼き」、「セバン湖産のマスのグリル」等も焼かせて頂きました。
まだ、ガス、電気の無かった古代から、加熱調理の基本は、薪で火をおこしての「グリル」だったことを再認識しましたし、普段は、便利なオープンを使っていますので、慣れるまでは、火加減が大変でしたが、「美味しくなるように、料理に愛情を込める」という初心を思い出すことが出来まして、とても貴重な経験になりました。
アルメニアの伝統的製法によるパン「ラバッシュ」の生地を延ばしているところです
「窯の内側に貼り付けて焼く」という原始的な方法が、とても新鮮で楽しかったです
焼き上がった薄い「ラバッシュ」は、とても香ばしくて美味しかったですよ
レストランの支配人氏と一緒に「ポークの串焼き」を焼かせて頂きました
スパイシーポテトを添えた「ケパブ」は、現地のみなさんも大好きです
大きな網に挟んで「セバン湖産のマス」を皮面からカリっと焼いて行きます
歴史を感じさせる、石造りの「パン焼き小屋」と「グリル用の炉」です
昼から晩まで、様々な食材を上手にグリルしているスタッフのみなさんです
美味しそうに焼き上がった「マスのグリル」を持って、記念の1枚です
御覧の前菜は、メインディッシュと一緒に食べても美味しかったですね
デザートは、アップルジャムを挟んだ甘いパンですが、素朴で良かったです
農家レストランの中庭で、解放感に浸りながらの楽しい食事は、最高ですね!
2012年6月上旬に、旧ソ連・ヨーロッパ部分の最南端に位置する、コーカサス地方「アルメニア」を訪れ、「伝統的食文化」の取材をして来ました。
首都エレバン郊外のローカルレストランでは、現地で人気の「伝統的なアルメニア料理」にオリーブオイルのアレンジを加えた料理を作らせて頂きまして、それが、思った以上に大好評で、嬉しかったです(笑)。特に、和食も大好きというシェフとオーナー氏は、私の作る料理のすべてに興味津々で、帰り際には「是非とも、期間限定でもOKなので、今後もこのレストランで指導して欲しい!」という大変に有難いオファーを頂きました。アルメニアを含めたコーカサス地方は、自然の恵みも豊かですし、まだまだ食文化の面で、発展してゆく余地は十分にありますので、タイミングをみて、また伺いたいと思いました。
アルメニア郊外のローカルレストランで、シェフとオーナー氏です
キッチンスタッフのみなさんは、とてもフレンドリーで良かったです
大きな布袋に入った「自家製ヨーグルト」は、デザートや料理に使います
「ヨーグルト」は、とても濃厚で、上質なクリームチーズのようでした
「ポテトのオープン焼き」にも、オリーブオイルが良い相性でしたね
「テーブルオリーブの実」も、アルメニアでは前菜として人気があります
上質なチキンやポーク、野菜類を「炭火でグリル」すると美味しいですよ
肉類は、「オリーブオイルでマリネ」しておくと、美味しさがアップします
グリル担当のみなさんとも、すぐに親しくなり、記念撮影させて頂きました
「地粉で作ったパン」は、とても風味が良くて、しっとり美味しかったですよ
キッチンスタッフの女性達は、サービスも兼任でよく働き、大忙し
でしたね
冷えた「地ビール」も、コクと旨味があり、アルメニア料理に合って
いました
「地元産の野菜中心の前菜」は、オリーブオイルとの相性が抜群に良かったです
「アルメニア風の雑炊」にも、仕上げにオリーブオイルをかけて食べました
オリーブオイルでマリネした「ポークのグリル」は、香ばしくて最高でしたよ
「トルマ」という「挽肉のブドウの葉包み」も、地元で人気の逸品でしたね
「自家製バニラアイスクリーム」は、ものすごく濃厚で美味しかったですよ
地元産のスイートな「ザクロ酒」は、ボトルもユニークで、食後酒に最適です
9月に入っても暑さ厳しい毎日ですが、みなさまは、お元気でしょうか?
御客様から、よく「ズッキーニを使った簡単レシピを教えて下さい」とのリクエストを頂きますので、「生ズッキーニと昆布佃煮の和風カルパッチョ」を御紹介させて頂きます。
ズッキーニは、食べ易い大きさにスライスして、軽く天然塩を振っておきます。そこに、昆布の佃煮を適宜のせて、上質のオリーブオイルをかければ出来上がりなのですが、見栄えを考えて、今回は、炒りごまと鰹削り節をトッピングしてみました。
すぐに食べれば、サラダ感覚で、ズッキーニの歯応えを楽しめますし、タッパー等に入れて半日置けば、オリーブオイルと昆布の旨味が染み込んで、しっとりとした浅漬けのようになります。
御飯に載せて食べたら最高ですよ!(笑)「生で食べるズッキーニの美味しさ」を、是非、お試し下さいね(^_^)v
ズッキーニは、生のままスライスし、軽く天然塩を振って、昆布佃煮を適宜乗せます
そこに、上質のオリーブオイルを適宜かければ出来上がりです
見栄えを考えて、炒りごまや鰹削り節をかけると美味しさもアップしますよ!
タッパー等に入れて半日置くと、オリーブオイルと昆布の旨味が馴染み、浅漬けのように
なります。是非、御飯に乗せて食べて下さいね!
2012年8月下旬に、イタリアの首都・ローマを訪れ、「伝統的食文化」の取材をして来ました。
「イタリア版ファストフード」と言いますと、「ピザ」や「パニーニ(サンドイッチ)」が有名ですが、お店によって、形や味わいも様々でして、それが、とても興味深かったですね。
特に、美味しくて個性的だったお店の商品の一部を、ここで御紹介させて頂きます。
まずは、ローマ・テルミネ駅近くの大型市場「ビクトリア・マーケット」内のパン屋さんです。さすがに、人気市場内に出店しているだけあって、どれも美味しくて、いつも長蛇の列が出来ていました。フレッシュチーズやハーブをふんだんに使った「贅沢なピザ」をはじめ、シンプルな「オリーブのフォッカチャヤ」、「紙のように薄く延ばしたピザ」等、どれも個性的で美味しかったです。
ローマの街中、各所にある、チェーン展開のパン屋さんも人気でした。ここのお店では、「ボリューム感が売り」のようでして、「クロワッサン」も大きかったですし、「フランクフルトソーセージやフライドポテトを巻き込んだピザ」、「チキンカツとフライドポテトを巻き込んだピザ」、「具沢山のトルティーヤ」等々、どれも大型で味も良かったですね。「フレッシュジュース」も数種類用意してあり、大きなピザを食べながら飲むフレッシュジュースに「イタリア」を実感致しました(笑)。
この時期のローマは、昼間の気温が40℃近くにもなるために、冷たいドリンク類を売る屋台やジェラートショップも大人気でしたね。
一方で、外国のファストフード店も各所にあり、特に「寿司バー」は、大人気でした。中には、「シャンパンと寿司をコラボさせた」カウンター式のオシャレなお店もあり、ここでも、ヘルシー志向の高まりを実感致しました。
ローマ・テルミネ駅近く「ヴィクトリア市場内」で、美味しいパン屋さんを見つけました
イタリアらしく「フレッシュチーズやハーブを贅沢に使ったピザ」も人気がありましたね
シンプルながら美味しい「オリーブ風味のフォッカチャヤ」です
「ミートソースやチーズを乗せて薄く延ばしたピザ」もありました
ローマ各所で、チェーン展開しているパン屋さんは「ボリューム感が売り」でした
「フランクフルトソーセージやポテトフライを包み込んだ巨大ピザ」には驚きましたね(笑)
イタリアらしく「チキンカツやポテトフライを包み込んだ巨大ピザ」も人気商品でした
「具沢山のトルティーヤ」と「ズッキーニたっぷりのピザ」は、アッサリしていて美味しいです
「シーフードパニーニ(サンドイッチ)」も御覧のようなボリューム感ですが、食べ易いですよ
少し甘めの「フレッシュジュース」も数種類あり、ピザとセットで購入することが出来ます
猛暑のローマでしたので、冷たい飲み物を売る屋台は、いつも長蛇の列でしたね
「イタリアのジェラート」は、種類も豊富で美味しくて、食べ比べも楽しかったですよ
シャンパンとコラボさせた、カウンター式の「オシャレな寿司バー」も人気でしたね
マグロの寿司は、サーモンと共に人気商品で、「ヘルシー志向の高まり」を実感しました
9月に入り、秋の味覚「イチジク」が美味しい季節となりました。
先日、和歌山県の生産者の方から、見事な「イチジク」を送って頂きましたので、簡単なレシピを御紹介させて頂きます。
イチジクは、皮付きのまま、半分にカットして、軽く天然塩と胡椒を振ります。ちなみに、胡椒は、粗挽きのブラックペッパーが、香りも良く、お薦めです。5分程度置いて、塩・胡椒が馴染みましたら、上質のオリーブオイルをかけて出来上がりなのですが、フレッシュハーブのミントがあれば、添えて頂きますと、彩りも鮮やかになりますね。
オリーブオイルをかけてすぐに食べますと、イチジクのストレートな美味しさを楽しめますし、半日ほど置きますと、オリーブオイルの旨味や胡椒の香りが融合して、味わい深い逸品となります。
是非、みなさまも、上質のオリーブオイルで「旬の味覚」を楽しんで下さいね(^_^)v
「イチジク」をカットして、軽く天然塩と粗挽きのブラックペッパーを振ります
5分程置いてから、上質のオリーブオイルを適宜かければ出来上がりです
フレッシュミントを添えますと、色鮮やかになり、美味しさもアップします
まだ残暑厳しい9月上旬に、札幌市内の呉服問屋「大松(株)」様に伺い、呉服展示会の「おもてなしの御料理」を作らせて頂きました。
2年前の1月にも伺わせて頂き、今回が2回目でしたので、顔馴染みの御客様も多く、「コグレさんから前に分けてもらったオリーブオイル、美味しくて評判いいわよ!」とか「毎日、顔に塗っているから、お肌ツルツルになったでしょ(笑)」とか、親しみの込もった「嬉しいお言葉」をたくさん頂きました。
御料理の内容に関しましても、北海道産の食材をメインにした「コグレ流ヘルシークッキング」で、みなさまに喜んで頂くことが出来まして、本当に良かったです。
この素晴らしい御縁を下さった「大松(株)」様には、心より御礼を申し上げますと共に、次回も、北海道産の食材をふんだんに使ったメニューで、今回以上に喜んで頂けるように、精一杯頑張りますので、宜しくお願い致します。
札幌市内の呉服問屋「大松(株)」様で「おもてなしの御料理」を作らせて頂きました
素晴らしい着物が並ぶ会場の一角に御食事会場を作り、御料理させて頂きました
御食事会場で、私お薦めのオリーブオイル「ラビダ・クラシック」を持って記念の1枚です
前菜の「切干大根の和風サラダ」には、道内産の帆立貝や天然エビをたっぷり使いました
「和風野菜ミネストローネスープ」の味の決め手は、羅臼昆布と上質のオリーブオイルです
呉服展示会場の片隅に作った特設キッチンでは、小型の「カセットコンロ」が大活躍でした
その柔らかさが大好評だった「北海道産和牛のクネル仕立て」の
盛り付け中です
「新物のリンゴの赤ワイン煮」と「バイヨンヌ産チョコレートのムース」がデザートでした
「コグレお薦めの世界№1オリーブオイル」と「著書」の販売コーナーも大好評でした
仕事が終わって外に出ますと、ライトアップされた「時計台」が素敵に輝いていました
2012年8月下旬に、イタリアの首都・ローマを訪れ、「伝統的食文化」の取材をして来ました。
ローマの夏は、とても暑いですから、涼しくなる夕方からオープンする「ナイトマーケット」がありまして、場所によっては、お子さん向けの遊園地も併設し、深夜まで営業しているところもありました。
私も、早速、ローマ近郊の大規模な「ナイトマーケット」に行って来ましたが、ここでも「伝統的な食文化」を垣間見ることが出来まして、とても楽しかったです。
まずは「スィーツ」ですが、アーモンド生地で作った「マジパン細工」が、色々ありました。バナナやオレンジ、栗etc。実に巧く作ってあり、日本の緻密な「和菓子」に通ずるところがあるように思いました。
香ばしく炒ったナッツ類にキャラメルを絡ませた「ヌガー類」も、良い匂いがしていました。ヌガー職人のおじさんが、鉄板の上にナッツとキャラメルを流しこみ、ヌガー作りの実演をしていましたが、あまりの手際の良さに、しばらく見惚れてしまいました。
トッピングが色鮮やかで、イタリアらしいドーナツがたくさん並んでいる「ドーナツ屋さん」もありました。店員さんにカメラを向けますと、陽気にポーズをとってくれまして、「ラテン系の明るいノリ」
に、私まで嬉しくなってきました(笑)。
日本でいうところの「駄菓子屋さん」もありましたが、ディスプレイがとてもユニークで、子供達が好きそうな「おもちゃ」がぶら下がっていたりして、「おもちゃ屋さん」と間違えそうでしたね。
「鉢植えのオリーブの木」を売っているお店もあるのには、驚きました。「さすがは、イタリアの首都・ローマ!」ですよね。
「オリーブオイル」を売っているお店もありましたが、「白トリュフ風味のオリーブオイル」は、ちょっと珍しいので、試食用に購入しました。
「イタリア版ファストフード」のお店も、色々あって興味深かったですね。
まずは、イタリア人も大好きな「トリッパ(牛の臓物)屋さん」ですが、トマトソースでじっくり煮込んだトリッパは、本当に美味しそうでした。お客さんのリクエストに応じて、パンに挟んでくれたり、そ
のまま、器に入れてくれたりして、「素朴なイタリア家庭料理の原点」を見たような気がします。
「クレープ屋さん」も、お店(屋台)の作りからしてオシャレな感じでしたね。トッピングのチョコレートソースをたっぷりかけるのが「イタリア流」です。
「巨大なシュー生地を揚げているお店」もありました。トッピングには、シナモンシュガーやチョコレートソースをたっぷりとかけていましたが、そのボリューム感は、かなりのものでしたね。
「屋台のお店」には、「組み立て式のもの」と「移動車を利用したもの」がありましたが、特に、移動車は、イタリアらしくユニークなデザインのものが多くて、興味深かったです。
「ホットドック屋さん」も人気がありました。挟む物も「ソーセージ」以外に「野菜のマリネ」であったり、「子豚の丸焼き」であったりして、自由な発想で「ホットドックを楽しんでいる」ようでしたね。
最後に「パニーニ(ホットサンド)屋さん」ですが、このホットサンドは、イタリアでは、定番中の定番でして、「ナイトマーケット」の数ある飲食店の中でも、かなりの人気でした。
それにしましても、イタリアの子供達は、本当に元気ですね。すでに、23時を過ぎていましても、たくさんの子供達が、歓声を上げながら、隣の遊園地で明るく遊んでいましたよ(笑)。「子供達の元気」も、このような「イタリアの伝統的食文化」が「源」なのでしょうね。
ローマ近郊の「ナイトマーケット」は、遊園地も併設していました
アーモンド生地で作った「マジパン細工」は、完成度が高いですね
ナッツ類にキャラメルを混ぜた「ヌガー」は、イタリアでも人気です
ヌガー職人のおじさんが、鉄板の上で「ヌガー作り」を実演していました
「ドーナツ屋さん」も、ラテン系のノリで、明るくポーズしてくれました
おもちゃ屋さんのようなディスプレイの「イタリア版駄菓子屋さん」です
「オリーブの鉢植え」を売っているところが「イタリアらしい」ですよね
とても珍しい「白トリュフ風味のオリーブオイル」も売っていましたよ
「イタリア家庭料理の原点」を感じる「トリッパ(牛の臓物)屋さん」です
「クレープ屋さん」も、イタリアらしく、オシャレな作りで人気でした
「巨大な揚げシュー」には、たっぷりのシナモンシュガーが良く合います
「屋台用移動車」のデザインも、イタリアらしくユニークだと思いました
イタリア式「ホットドック屋さん」では、トッピングも色々ありました
「子豚の丸焼き」も、ホットドックのトッピングとして大人気でした
「パニーニ(ホットサンド)屋さん」は、いつも行列が出来ていました
「パニーニ」は、「イタリア版ファストフード」の定番中の定番ですね
6月下旬のブラジル滞在中には、「スィーツ」の食べ歩きもかなり致しました。そして気が付いたのですが、「どこで食べても、ブラジルのプリンは、濃厚で美味しい」のです。その理由を考えてみました。かつて、ブラジルは、ポルトガル領でした。ポルトガルと言いますと、「エッグタルト」をはじめ、卵を使った美味しいスィーツが多いですから、その流れを汲んでいるのでしょうか。また、ブラジルは、鶏肉の生産量が世界的に多いことでも有名ですので、卵の質もいいのでしょうか。ミルク、生クリームといった乳製品の脂肪分も影響しているかもしれませんね。この写真は、リオで食べた美味しいプリンなのですが、もし、みなさんがブラジルに行く機会がありましたら、「濃厚で美味しいプリン」を食べてみて下さいね。
「ブラジルのプリン」は、どこで食べても濃厚で美味しくて、感激致しました
秋の味覚「さんま」が美味しい季節になりました。
普通は、塩焼きにして、大根卸しに醤油をかけて食べますが、ここに、上質のオリーブオイルを加えると、さらに美味しさがアップします。
色々な機会に、「オリーブオイルと醤油の組み合わせは、相性抜群である」ことを申し上げていますが、「大根卸し」との相性も抜群ですので、是非、お試し下さいね。
「食育」の講演で、全国に伺わせて頂いていますが、「魚離れ」の傾向は、年々広がっているようでして、学校給食に「小魚まるごとのから揚げ」等を出しますと、「魚に目(顔)がある!」と、泣き出してしまう、新入学のお子さんもいるようです。「魚は、小骨があるから嫌だ」と言われることもありますが、私が子供の頃には、小骨がつかえますと、お祖母ちゃんが「御飯を呑みこみなさい」と言っていました(笑)。魚には、良質なタンパク質とカルシウムが豊富に含まれていますし、何よりも「日本の伝統的な食文化」を語るうえで、「魚料理」は、「無くてはならないもの」なのです。「日本の伝統的食文化」とは、日本人が健康的に生きて行くために「必要なもの」、「無くてはならないもの」ですので、長い歴史の中で、今まで受け継がれ、残されてきたのです。
「焼き立てのさんま」は、本当に美味しいですから、もっともっと食べましょう!それが、「日本の伝統的食文化」を支えて、命懸けで頑張って下さっている漁師さん達を応援することにもつながるのですからね。
猛暑が続く8月下旬に、熊本県天草市五和町のコミュニティーホール「おおくす」を会場にして、天草市・上天草市の中学校・家庭科の先生方を対象に「オリーブ授業」をさせて頂きました。
まずは、「オリーブ全般のお話」からスタートし、実際に地元産の食材を使った「オリーブオイルクッキング」10品を、アドリブを交えながら、楽しい雰囲気の中で、作らせて頂きました。
前日には、早朝から牛深漁港に伺い、「鮮魚」はもちろんのこと、「練りウニ」や「雑節」、「焼きかまぼこ」、「すりみ」に至るまで、本当にバリエーションに富んだ食材を頂いて来ましたので、私自身も創作意欲が掻き立てられ、とても有意義で楽しい授業となりました。
今回の「オリーブ授業」の模様を、料理写真を交えながら解説させて頂きますので、みなさまも「オリーブオイルクッキングのコツ」を、何かしら掴んで頂けたら嬉しく思います。
10月からは、ほぼ毎月、各学校に伺わせて頂き、直接、お子さん達を対象にした「オリーブ授業」もさせて頂きます。目を輝かせた、明るく元気なお子さん達に会えることは、本当に楽しみです。
少しでも、食を通して、お子さん達に「夢」や「目標」を持ってもらえたなら、こんなに嬉しいことはありません。
この素晴らしい御縁を作って下さった天草市、上天草市の関係者のみなさまには、感謝の気持ちでいっぱいです。心より御礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。
家庭科の先生方を対象にした「オリーブ授業」は、「なぜ、オリーブオイルなのか?」のお話
からスタートしました
「天草産の食材の素晴らしさ」、「地産地消の大切さ」の御説明をしているところです
ここに並んでいる調味料、食材は、すべて「天草産」です。素晴らしいですよね!
前日に牛深漁港で頂いた「鮮魚の数々」も、惜しみなく使わせて頂き、感謝、感激です!
「オリーブ授業のメイン」、これから「玄米」に、オリーブオイルを
入れて炊くところです
炊き上がった「オリーブ玄米」です。美味しくて、「デトックス作用に優れた逸品」です
「鰹の刺身」には、まず軽く塩を振り、オリーブオイルをかけるのがポイントです
醤油とオリーブオイルを1対3の割合でかけた「鰹の和風カルパッチョ」です
ゆず胡椒を適宜塗り、オリーブオイルをかけた「鰹の和風カルパッチョ」です
「切干大根」は、まず、和風出汁で軽く煮て、味を馴染ませるのがコツです
出汁を切り、オリーブオイルを絡ませた「オリーブ風味・切干大根サラダ」です
とても美味しく出来た「切干大根サラダ」を持って、会心の笑顔の1枚です(笑)
牛深名物「焼きかまぼこ」に、オリーブオイルと醤油を1対1でかけます
「焼きかまぼこ」とオリーブオイル、醤油の相性は、とてもいいので、お試し下さいね
バケットに「練りウニ」とオリーブオイルを塗って食べると、すごく美味しいですよ!
「ざく切りキャベツ」に、醤油とオリーブオイルを合わせたシンプルサラダです
「和風出汁」は、「雑節」数種類と「昆布」で取ると、すごく美味しいですよ。ザル漉しして
「アオサ」と「長葱」を加え、仕上げにオリーブオイルを適宜加えます
「白身魚のすり身」にオリーブオイルをかけてマリネしておきます
「白身魚のすり身」をフライパンで焼くだけで、とても美味しいですよ
「きびなご」には、塩・胡椒を振り、オリーブオイルをかけておきます
「きびなご」は、多めのオリーブオイルで素揚げするように焼きます
「きびなご」の下には、オリーブオイルでソテーしたキャベツを敷きます
「シイラ」のフィレには、塩・胡椒を振り、オリーブオイルでマリネしておきます
「シイラ」のソテーには、味噌とオリーブオイルを合わせたソースをかけます
受講して下さった天草、上天草市の中学校「家庭科の先生方」と記念の1枚です
「試食会」には、天草市の関係者のみなさまにも御参加頂き、かなり盛り上がりました
すべて、天草産の食材が主役の「オリーブオイルクッキング」の数々です
6月中旬に新潟県上越市に伺い、味噌作りの老舗「山本味噌醸造場」様からの御依頼で、伝統的製法による味噌作りの工程で出る上澄み液「味噌た゛まり」を使った「和風オリーブオイルソース」の商品開発をさせて頂きました。
上越市といいますと、知る人ぞ知る「上質な発酵食品の名産地」なのですか゜、さらにその知名度を上げ、「日本人の健康作りに欠かせない発酵食品で上越市全体を活性化させたい」との「熱い想い」を山本幹雄専務様から直々に伺い、私も心動かされまして、この御指導が実現したのです。
「味噌だまり」と「オリーブオイル」は、1対3で合わせ、そこに煮切った味醂を少し加えれば、美味しい「和風オリーブオイルソース」が完成するのですが、「味噌だまり」自体に旨味と甘味、コクが凝縮されていますので、作り方はシンプルながら、「とても味わい深い逸品」になったと思います。
そして、昨日(9月12日)、2回目の御指導で上越市に伺ったのですが、「味噌だまりオリーブオイルソース」と、古くから上越の食文化を支えてきたブランド野菜である「上越野菜」を組み合わせることで、まずは、地元のみなさまにも「味噌だまりオリーブオイルソース」の美味しさ、素晴らしさを知って頂こうと、「上越野菜」を使ったレシピ開発をさせて頂きました。
使わせて頂いた「上越野菜」は、この時期に揃う「高田白瓜」、「仁野分生姜」、「正善寺みょうが」、「頸城(くびき)おくら」、「ばなな南瓜」、「錦糸瓜」、「ずいき」、「丸茄子」の8種類でしたが、どれも「生命力に満ちた素晴らしい物」ばかりでしたので、大いに創造意欲が掻き立てられ、御料理の作り甲斐がありました。
会場には、生産者のみなさま、JA様、市役所のみなさまをはじめ、「上越ケーブルテレビ」様や、地元有名新聞3社の記者の方々にも取材にお越し頂きまして、今回のプロジェクトに対する「関心度の高さ」を肌で感じましたし、素晴らしい食材で試作をしていくうちに、「成功への道筋」が、頭の中で鮮明になってきました。
完成した御料理は、全部で7種類でしたが、基本的には、素材とソースの良さを引き立たせるために、必要以上には手を加えずに、シンプルで美味しい「逸品」になりました。
御試食頂いたみなさまからは、「いつもの野菜が、こんなに美味しくなるのですね。家族も喜びます!」とか「毎日食べても飽きないですね。今晩、早速作ってみます!」といった有難いお言葉を頂き、とても嬉しかったです。
いつも思うことなのですが、「まずは、地元の方々に、その土地の伝統的食文化の素晴らしさを知って頂き、実践して頂くこと」が、大切なのです。ややもすると、カッコ良さだけを追求し「遠い都会のマネ」をしてしまいがちですが、「地に足をしっかり付けて、その土地の伝統をしっかり受け継ぐこと」が、何よりもの魅力になり、地域活性化にもつながるのです。
今回の素晴らしい御縁のきっかけを頂いた山本様、そして上越商工会議所の渡部様、上越ものづくり振興センターのみなさまには、心より御礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。
全部で16品目が「上越野菜」に認定されていますが、今回は、8種類が揃いました
どれも新鮮、個性的で、生命力に満ち溢れた「素晴らしい野菜ばかり」です!
「上越野菜」の生産者のみなさまに、「料理作りのポイント」を簡単に説明しています
「上越ケーブルテレビ」のニュースコーナーでも、大きく取り上げて頂きました
「上越ケーブルテレビ」様には、上越野菜の下拵えから、丁寧に撮影して頂きました
JA様、市役所のみなさま、地元有名新聞3社の記者のみなさまにも来て頂きました
下拵えでカットした「上越野菜」は、白瓜と丸茄子以外、すべてボイルしておきます
「ずいき(芋がら)」や「みょうが」もボイルしてから、和風出汁に浸けて
おくのがポイントです
「錦糸瓜」は、茹でると、御覧のように、細い錦糸のように、奇麗にほぐれるのが特徴です
どれも、初めて作る物ばかりでしたので、山本さんと味見しながら
仕上げて行きました
「高田白瓜」と「正善寺みょうが」、「仁野分生姜」の浅漬けにソースを合わせました
「丸茄子」は、オリーブオイルで香ばしく素揚げしてから、ソースをかけました
素揚げした「丸茄子」が熱いうちに、軽く塩を振り、ソースをかけているところです
ボイルしてほぐした「錦糸瓜」にソースを加えて、しっかり味を馴染ませます
「錦糸瓜の味噌だまりオリーブオイル風味」の完成です。錦糸瓜とソースの相性の良さを
大絶賛されました!
「頸城おくら」は、大きくても柔らかくて風味があるのが特徴です。ボイルしてから、しばらく
出汁に浸し、ソースと合わせました
地元では「ずいき」は、ボイルして酢漬けにするのが定番ですが、今回は、出汁で煮て味
を含ませてから、ソースと合わせました。「茄子のお浸し」ような味わいで美味しかったです
参加者の中には「ずいき(芋がら)は、戦後によく食べさせられ、美味しいイメージが無かった
けれど、これはすごく美味しくて、イメージが変わりました!」と言う方もいらっしゃいました
「みょうが」は、ボイルして出汁を含ませてから、ソースと合わせました。丸ごと食べても
美味しいですよ!
「ばなな南瓜」は、ボイルしてから出汁で軽く煮て、ソースと合わせました。煮過ぎると、すぐ
に柔らかくなり、水っぽくなりますので、煮加減がポイントになります
これが、究極の「味噌だまりオリーブオイルソース」です
上越市の伝統的食材との相性は、抜群ですよ!
山本さんと、完成した御料理を持って記念の1枚です。これからも、この「万能ソース」の
可能性を追求して行きたいと思います
御参加頂いたみなさまと、完成した御料理の前で、試食中に記念撮影させて頂きました
最後まで丁寧に撮影して下さった「上越ケーブルテレビ」の奥山さん
「山本味噌醸造場」の山本さんと記念の1枚です
9月22日から3日間、北海道・函館市を訪れ、「食を通した地域活性化の御手伝い」をさせて頂くための下調べとして、「地元の方々お勧めの有名店」を食べ歩いてみました。
まずは、テレビで何度も紹介され、超有名な、函館駅前の朝市会場に隣接する「どんぶり横丁」に行ったのですが、どこも似たりよったりで、「ここに入りたい!」という直感が湧かずに、思わず苦し紛れで、近くの土産物屋のおばちゃんに、お勧めを聞いてみましたら、意外な返事が返ってきました。「海鮮どんぶりなんて、ただ刺身を乗せただけで、値段も高いから、私らは、まず食べないねぇ」とのこと。確かに、その通りだと思いましたが、「では、どこがお勧めですか?」と聞きましたら、「ここから、函館山方面に10分位歩くと、赤レンガ倉庫が有って、その中の<まるかつ水産>という回転寿司は、回転寿司としては、やや値段は高めだけれど、鮮度抜群で美味しいよ!」とのこと。結局、「朝市のどんぶり」は、食べずに、「まるかつ水産」に直行致しましたが、確かに「まるかつ水産」の寿司は、はるかに回転寿司のレベルを超えていて、感動の連続でした。このお店が船橋にあったら、毎日通ってしまうかもしれませんね(笑)。
次に伺ったのは、函館山の麓にある、創業開始が昭和10年の老舗「来々軒」です。ここは、入り口の「レトロさ」に惹かれて、衝動的に入ったお店なのですが、ウエイトレス役のおばちゃんが、とてもチャーミングで、このお店が長続きしている理由のひとつだろうなと思いました。周りのお客さん達は、塩ラーメンを頼んでいましたが、なぜか「この内装に合うのは、オムライスしかない!」と思い、オムライスを注文しました。ここのオムライスは、とてもシンプルながら、子供の頃を思い出す味で、しみじみ美味しかったですね。
今度は、函館駅前に戻り、かつて、ロックグループ・グレーのみなさんも通っていて、マクドナルドよりも人気が高いというハンバーガーショップ「ラッキーピエロ」に行きました。ここの人気№1「チャイニーズチキンバーガー」と「ホタテフライバーガー」を注文しましたが、両方とも、すごいボリュームでびっくりしました。しかも、かなりソース(たれ)の味が濃いのです。これでは、せっかくの素材の持ち味が生かされないのではないかと思い、地元のみなさんにお聞きしましたら「濃い味は、函館の伝統かもしれません」とのこと。思わず、函館の子供達の健康状態が気がかりになってしまいました。また、ある方にお聞きしましたら、これだけ、地元では、近海で水揚げされるイカをはじめ、新鮮な海の幸に恵まれているのに、学校給食の現場では、冷凍のイカリングや輸入物の海産物を使っているとのことでした。
子供達は、将来の日本を背負う「大切な財産」なのですから、我々大人が、「正しい食」に導いていかなければなりません。しかし、全国的に「子供達を取り巻く食の現状」は、どうも逆行しているように思います。アトピー、アレルギー、子供の成人病・・・etc。このままでは、絶対にいけませんよね。これだけ豊かな「自然の恵み」という財産がある函館で、「食育」を含めた「食を通しての地域活性化」が実現出来なければ、他の地域では、もっと出来ないと思います。是非、函館で、「成功事例」を作り、全国へ、その道筋を発信して頂きたいと思います。そのためのお手伝いでしたら、私も喜んでさせて頂きますので、函館市関係者のみなさま、宜しくお願い致します。
函館最後の夜に、スペイン創作料理のレストラン「バスク」に伺いました。深谷シェフが愛情込めて作って下さる一皿一皿が心に響きました。地元産の食材を丁寧に料理されるシェフの姿勢から、改めて「初心」を思い出すことが出来ました。「テクニックよりも、素晴らしい食材に、時間と愛情を込めること」が、一番大切なのですね。このことは、「子育て」にも通じるのではないでしょうか。心が温かくなった函館最後の夜でした。御案内して下さった、関係者のみなさまには、心よりお礼を申し上げます。本当に有難うございました。
まずは、メディアにもよく登場する、函館朝市に隣接する「どんぶり横丁」に伺いました
どんぶり屋さんのショーウインドーには、たくさんの海鮮丼のサンプルが有りました
赤レンガ倉庫街にある回転寿司「まるかつ水産」は、いつも超満員
の人気店です
「まるかつ水産」の、かなりインパクトのある看板をあちこちで見かけました
「まるかつ水産」の店内です。かなり新鮮で魅力的な寿司の数々に感激しました
「さんまの炙り」は、本当に美味しくて、回転寿司のレベルをはるかに上回っていました
ライトの関係で、茶色っぽく見えますが、とても甘くて美味しい「イカのにぎり」でした
函館山の麓にある、創業・昭和10年の「来々軒」は、地元民にも愛
されています
向かい合わせの赤くレトロなシートとテーブルが、たまらなく素敵な店内でした
迷わずに頼んだ「オムライス」は、昔懐かしい味がして、とても嬉しかったです
函館駅近くの超人気バーガー店「ラッキーピエロ」の人気の秘密も探りました
人気№1の「チャイニーズチキンバーガー」は、かなりのボリューム感で、味も濃かったです
「ホタテフライバーガー」も、かなり濃いソース(タレ)の味で、素材の持ち味が生かされて
いなかったのが残念ですね
「地産地消」を実践している創作スペイン料理のレストラン「バスク」は、予約でいっぱいの
人気店です
「前菜の盛り合わせ」ですが、どれも愛情が込められた逸品ばかりで感激しました
深谷シェフ手作りの「極上の生ハム」を、シェフ自らスライスして頂き
ました
脂肪分が溶けかけているのが、「高品質の証」ですが、ヨーロッパでも少ないですね
バケットに乗せて食べると、口の中でフワッと溶け、最高の味わいでした
バスク地方の名物料理「イカスミソースをかけたヤリイカ」は、本場を凌ぐ美味しさでした
9月22日から3日間、北海道・函館市を訪れ、「食を通した地域活性化の御手伝い」をさせて頂くための下調べとして、赤レンガ倉庫街にある「豊かな自然の恵みを活かした御土産屋さん」や、函館駅周辺で開催されていた大規模な食のイベント「函館グルメサーカス」に伺い、楽しいひと時を過ごさせて頂きました。
また、「日本3大夜景」のひとつとして有名な「函館山からの絶景」も、昼間に見ますと、夜とは違った迫力、美しさがあり、とても素晴らしかったですので、こちらの御紹介もさせて頂きます。
まずは、「函館山展望台」ですが、函館駅前からスタートし、超人気の朝市や赤レンガ倉庫街を見ながら歩いていくうちに、「ロープウェー乗り場」に到着致します。函館山に登るのは、30年ぶりでして、しかも前回は、夜でしたので、ロープウェーから見える周りの景色がとても新鮮で、感激致しました。
展望台から見える海岸線は、左右ほぼ同じようなカーブを描いており、私が大好きなスペイン・バスク地方のサンセバスチャンにある「コンチャ(貝殻の形をした)海岸」を思い出しました。函館の地形は、そういう意味では、まさしく「ダブル・コンチャ海岸」ですね!
函館山の麓には、異国情緒漂う教会や、レトロな建物が多く、小路の脇では、スケッチを楽しむ方々もいらして、そんな風景を見ながら、目的地を定めずに「ブラリ歩き」するのも楽しいですね。
「函館グルメサーカス」の会場に到着しますと、どこのブースも、大盛況の人だかりでした。地元関係者のみなさんに御案内して頂き、会場中を見せて頂きましたが、どの出店者もレベルが高く、本当に感心致しました。やはり、函館は「豊かな食材の宝庫」なんですね!
函館の対岸に位置する青森県のブースも興味深かったですね。特に、高級マグロで有名な大間のブースでは、「マグロバーガー」が、超人気で、開店1時間で完売してしまったそうです。
私も、食べさせて頂きましたが、プロの厳しい目で見ますと、まだ「絶対的な美味しさ」に辿り着いていませんでしたので、少し辛口なコメントをさせて頂きました。やはり「大間」というブランド名を付けるなら、「マグロの美味しさ」を前面に出すべきなのですが、どうも、濃いソースの味が際立ってしまっており、主材料が何か分からないのはNGですよね(笑)。「大間」関係者のみなさん、是非、私と一緒に「日本一美味しいマグロバーガー」を開発しましょうね。
辛口のコメントの後には、御覧のように、手ぬぐいを頭から巻いて、大間スタッフのみなさんと記念撮影させて頂きました。似合いますでしょうか(笑)。
「函館山ロープウェー」に乗り、日本を代表する夜景で有名な展望台に行きました
スペイン・バスク地方のサンセバスチャン「コンチャ海岸」を凌ぐ美しさでした
昼間に見渡す「函館の雄大な絶景」も、かなり迫力があって素晴らしいですよ
函館山の麓には「カトリック元町教会」をはじめ、異国情緒漂う建物が多いです
函館駅周辺では、食のイベント「函館グルメサーカス」が開催されていました
どこのブースも、大盛況で、御当地グルメは「売れ切れ!」が続出していました
パックに入った「いかめし」も、味のレベルが高く、御土産品として、大人気でした
はじめは驚きましたが、「いかめしキャラメル」も、意外に美味しかったですよ(笑)
「かにまん」は、蟹の身がたくさん入っており、期待以上の完成度の
高さでした
定番人気商品の「函館ラーメン」には、色々なブランド・味がありましたね
「大間マグロバーガー」の包み紙には、「マグロ一筋」のロゴが入っていました
発想はすごく良いのですが、「絶対的な美味しさ」には、まだ努力が必要ですね(笑)
「マグロ一筋・大間あおぞら組」のみなさんと、記念撮影させて頂きました
私の住む船橋には、「安くて美味しい寿司屋さん」が何軒もあり、仕事の帰りに、よく立ち寄るのですが、必ず、私お気に入りのEXV(エキストラ・バージン)オリーブオイル「ラビダ・クラシックレーベル」を持参して、寿司ネタとの相性を楽しんでいます。
基本的には、醤油と同量のEXVオリーブオイルを合わせて、寿司に付けて食べるのですが、これが、素材の持ち味を生かし、とても美味しいので、是非、みなさまもお試し下さいね。特に、これからの時期の「アン肝」にEXVオリーブオイルと醤油をかけますと、「上質なフォアグラ」のような美味しさで、何貫でも食べたくなること請け合いです(笑)。
その他の食べ方としましては、「イカ」や「白エビ」、「生シラス」、「帆立て貝」等、淡泊で繊細なネタには、上質な天然塩を軽く振り、醤油は付けずにEXVオリーブオイルだけを付けて食べると、その持ち味、美味しさが、より鮮明になり、感動すると思いますね(笑)。
「寿司だけでは、アッサリし過ぎて物足りない」とおっしゃる方でも、EXVオリーブオイルを付けた寿司をお召し上がり頂きますと、コクがあり、満足感にも繋がりますので、これを機会に、魚介類をたくさん食べて頂けると嬉しいですね。
お馴染みの寿司屋さんには「マイ・オリーブオイル」を持参して、ネタとの相性を楽しみます
醤油とEXVオリーブオイルを1対1で合わせ、寿司に付けて食べると美味しいですよ!
「アン肝」とEXVオリーブオイルの組み合わせは、上質なフォアグラ以上の美味しさです!
「味覚の秋」ですね!青果店には、色々な種類の美味しそうな「(洋)梨」が並んでいますが、「小暮流オリーブオイルマジック」で、いつもの梨をもっと美味しく食べる「裏ワザ」を御紹介致しましょう。
梨は、皮付きのまま、食べ易い大きさにスライスし、芯の部分だけ取り除いておきます。そこに、天然塩と粗引きのブラックペッパーを少々振り、EXVオリーブオイルをかければ出来上がりなのですが、ワインのおつまみとしても最高に合いますし、朝、食欲の無いお子さん達の朝食としてもお勧めです。
「フルーツだけでは物足りない」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、EXVオリーブオイルをかけることで、栄養価も高まり、満足感にも繋がりますので、是非、お試し下さいね。オーブンレンジで軽く温めても美味しいですよ。上質のオリーブオイルと一緒に、今が旬の美味しいフルーツをたくさん食べて、免疫力をアップさせましょうね。
用意する食材は、たったこれだけです。「カンタンに美味しく」が基本ですよね(^_^)v
「梨」に軽く天然塩とブラックペッパーを振り、上質のオリーブオイルをかけるだけです
オープンレンジで軽く温めても美味しいですよ。色々な「梨」で試してみて下さいね
「秋の味覚・イチジク」が、美味しい季節になりました。「イチジク」は、カットして、軽く天然塩とブラックペッパーを振り、EXVオリーブオイルをかけるだけでも美味しいのですが、これをバケットに乗せて焼くと、さらに何倍も美味しくなりますので、その「秘伝のコツ」をお教え致しましょう。
まずは、スライスしたパケットにEXVオリーブオイルを馴染ませ、その上に、カットしたイチジクを乗せます。そこに、天然塩とブラックペッパーを軽く振って、さらにEXVオリーブオイルをかけます。これを220℃に熱したオープンに入れ、約7分間で焼き上がれば完成です。
焼き立てのアツアツを食べますと、イチジクの香り、旨味が口の中に広がり、本当に美味しくて、感動すること請け合いです(^_^)vワインのおつまみとしても最高ですし、週末のブランチ等にも最適ですね。是非、みなさんも、イチジクが美味しいこの時期に、お試し下さいませ。
材料は、これだけですが、本当に美味しくなりますので、是非お試し下さいね(^_^)v
スライスしたパケットに、EXVオリーブオイルを浸み込ませておきます
カットしたイチジクをバケットに乗せ、軽く天然塩を振っておきます
粗引きのブラックペッパーも適宜かけておきます
さらにEXVオリーブオイルをイチジクの上からかけておきます
オープンに入れて、旨味を引き出せるように焼きます
220℃で約7分かけて焼くのが目安ですね
御覧のように香ばしく焼ければ完成です
大皿に盛ると華やかな感じになりますね
美味しい「イチジクのオリーブオイル焼き」を持って、記念の1枚です
秋にイタリアを訪れますと、青果市場には、濃いオレンジ色の「完熟した柿」が、たくさん売られています。
イタリア語でも「柿」は、「カキ(CAKI)」と呼びますが、食べ方は、まさにイタリア流で、とてもオシャレですので、みなさまにも御紹介させて頂きます。
まず、完熟した柿にナイフを入れて、皮をはぎ、EXVオリーブオイルをかけながら、スプーンで果肉と混ぜて、そのまま、アイスクリームを食べる要領で、食べます。または、トーストしたパンに載せ、ジャムの感覚で食べることもあります。一般的なジャムは、砂糖がものすごく入りますが、この食べ方ですと、一切の砂糖を加えていないにも関わらずに、とても甘くてコクがあり、ヘルシーで美味しいのです。
是非、みなさまも、青果店で、完熟した柿を見つけましたら、お試し下さいね。「目からウロコ」の美味しさに感動しますよ(笑)。
イタリアでは、完熟した柿(CAKI)をスプーンですくって食べます。少し凍らせると、美味しい
シャーベットになりますよ!
皮をむき、上質なEXVオリーブオイルをかけて食べると最高の美味しさです
EXVオリーブオイルは、惜しまずに、たっぷりかけた方が美味しいですね(笑)
この素晴らしい色ツヤを見ただけで、美味しいことが分かりますよね
砂糖不使用のヘルシーなジャムとして、パンに載せて食べても美味しいですよ!
福島県のお客様から、美味しい「なすとウリの粕漬け」を送って頂きました。普通は、このまま、御飯のお供として食べますが、ここに、上質なEXV(エキストラバージン)オリーブオイルをかけますと、さらに美味しさがアップして、お子様でも食べられるくらいマイルドな味わいになりますので、みなさまも、是非、お試し下さいね。これからの季節、日本人の元気の源でもある「発酵食品」をたくさん美味しく食べて、厳しい寒さを乗り切りましょう!
一見、ミスマッチのようですが、粕漬けとオリーブオイルの相性は、抜群なのです
粕漬けに、上質のオリーブオイルをたっぷりかけるのが、美味しさアップのポイントです
お好みで、炒りごまをかければ、出来上がりです。お茶漬けに乗せても、いいですね
日本人の元気の源である「発酵食品」を美味しく食べて、さらに健康になりましょう!
10月31日に、NHK総合テレビ「ゆうどきネットワーク(全国ネット)」に出演させて頂きました。テーマは「オリーブオイル・家庭料理への活用術」でしたが、番組内で御紹介させて頂いた「和風オリーブ料理・3品」は、どれも大好評で、全国のみなさまから、レシピのお問い合わせを頂いていますので、早速、写真の解説付きで、御紹介させて頂きます。
まずは、「お刺身の和風カルパッチョ」です。今回は、撮影場所である熊本県天草産の「天然ブリ」を使わせて頂きましたが、お刺身は、白身でも赤身でも、同じ手順で、美味しく作ることが出来ます。「カルパッチョ」とは、イタリア語の料理名ですが、簡単に言いますと「お刺身にオリーブオイルをかけた物」を意味します。ポイントは、オリーブオイルのソースをかける前に、天然塩を軽くかけて馴染ませることだけですので、是非、みなさまも、身近で買えるお刺身を使って、作ってみて下さいね。
-------------------------------------------------------------------------------------------------
NHK お刺身の和風オリーブオイル風味「カルパッチョ」
<材料2人分>
お刺身(白身でも赤身でもOK) 200g前後 天然塩 少々 醤油 大さじ1杯
エキストラバージンオリーブオイル 大さじ1杯 白・黒炒りごま 各少々
小葱(小口切り) 少々
<作り方>
①お刺身を重ならないように皿に並べる
②軽く天然塩を振り、約5分置いて、EXVオリーブオイルと醤油を1対1で合わせた物をかける
③お好みで、炒りごまや小口切りした小葱をかける
※天然塩を振り、その旨味を馴染ませてから、EXVオリーブオイルと醤油をかけるのがコツです
※空のペットボトルを利用し、最初からEXVオリーブオイルと醤油を1対1で合わせておくと便利です。使う時によく振ってからかけると良いですよ
※イタリア料理では、お刺身にオリーブオイルをかけたものを「カルパッチョ」といいます。ソースに、ワサビやゆず胡椒を混ぜてもいいですね
オリーブオイルが決め手!超カンタンに出来て美味しい「お刺身の和風カルパッチョ」です
材料は、身近で揃うものばかりですが、オリーブオイルは、上質な物を使いましょう!
まず、お刺身は、お皿に重ならないように並べます
ミネラルたっぷりの天然塩を、全体的に軽く振り、5分程度置いて馴染ませます
空のペットボトルに、醤油とオリーブオイルを1対1で合わせ、シェイク
してかけると、手軽でいいですよ
レポーターの角田京子さんと、完成した「カルパッチョ」を持って、記念の1枚です
10月31日に、NHK総合テレビ「ゆうどきネットワーク(全国ネット)」に出演させて頂きました。テーマは「オリーブオイル・家庭料理への活用術」でしたが、番組内で御紹介させて頂いた「和風オリーブ料理・3品」は、どれも大好評で、全国のみなさまから、レシピのお問い合わせを頂いていますので、早速、写真の解説付きで、御紹介させて頂きます。
2品目は、「チキンソテー・味噌オリーブオイルソース」です。今回は、あえて、低価格のブロイラー鶏胸肉を使わせて頂きましたが、フライパンで焼く前に、下味の天然塩と黒胡椒を丁寧に振りかけて、オリーブオイルも馴染ませることで、高級な地鶏のような美味しさになりますので、是非、みなさまもお試し下さいね。
ソースにも、オリーブオイルと味噌を使いますが、オリーブオイルと味噌は、とても相性が良く、このソースをマスターして頂ければ、パスタやディップのソース、鍋物のタレ、炒め物等に幅広くお使い頂けますので、多めに作ってストックしておくと便利ですよ。
-------------------------------------------------------------------------------------------------
NHK 鶏肉のソテー味噌オリーブオイルソース
<材料2人分>
鶏肉 250g前後 天然塩 少々 黒胡椒 少々
エキストラバージンオリーブオイル 大さじ2杯
(ソース用に)
味噌 大さじ1杯 味醂 大さじ1杯 日本酒 大さじ1杯
エキストラバージンオリーブオイル 大さじ2杯
(仕上げに)
小葱(小口切り) 少々
<作り方>
①鶏肉は、食べ易い大きさにカットし、天然塩と黒胡椒を軽く振っておく。約5分してからEXVオリーブオイルをかけて馴染ませる
②フライパンを充分に熱くして、①の鶏肉を焼く
③ソースを作る。鍋に、味噌と味醂、日本酒を入れて、火にかけ、ペースト状にする。そこにEXVオリーブオイルを加えて混ぜる
④皿に鶏肉を盛り、ソースをかけてから、お好みで小葱を散らす
※鶏肉に、しっかりと下味をつけることで、臭いもなく、美味しさもアップします
※オリーブオイルを馴染ませてから焼くことで、シットリとした味わいになり、冷めても固くなりません
「チキン胸肉のソテー・味噌オリーブオイルソース」です
食材は、身近で揃う物ばかりですが、オリーブオイルは、上質な物を使いたいですね
食材をひとつずつ丁寧に解説しているシーンですが、かなり時間がかかりました
チキンは、食べ易い大きさにカットして、天然塩、黒胡椒を振り、オリーブオイルに浸けて
おきます
鍋に、ソースの材料をすべて入れて、軽く沸かしながら混ぜていき
ます。多めに作ってストックするといいですね
完成した料理を撮影しているところですが、美味しそうに見えるように、ライティングには気
を使います
レポーターの角田京子さんと、完成した和風オリーブ料理2品を持って、記念撮影しました
10月31日に、NHK総合テレビ「ゆうどきネットワーク(全国ネット)」に出演させて頂きました。テーマは「オリーブオイル・家庭料理への活用術」でしたが、番組内で御紹介させて頂いた「和風オリーブ料理・3品」は、どれも大好評で、全国のみなさまから、レシピのお問い合わせを頂いていますので、早速、写真の解説付きで、御紹介させて頂きます。
3品目は、「オリーブオイルを入れて炊く玄米ご飯」です。今回の3品の中では、このメニューが、私のイチオシでして、是非とも、デトックス作用に優れた玄米とオリーブオイルを合わせた「最強ヘルシー玄米ご飯」を毎日の食卓にご用意して頂けたら嬉しいですね。玄米にオリーブオイルを加えることで、ヌカ臭さも無く、シットリとして、冷めても美味しいですから、おむすびにして頂くのもいいと思います。
-------------------------------------------------------------------------------------------------
NHK オリーブオイルを入れて炊く玄米ご飯
<材料2人分>
玄米 2カップ 水 3カップ 天然塩 小さじ1杯 醤油 大さじ1杯
エキストラバージンオリーブオイル 大さじ1杯 白炒りごま 大さじ2杯 鰹削り節 5g
<作り方>
①玄米は、とがずに、軽くすすぎ、すべての材料と一緒に炊飯器に入れて30分以上置く
②普通の白米炊飯モードで炊く
※水の量は、玄米の5割増しと覚えて下さい
※EXVオリーブオイルを加えることで、ヌカ臭さも無く、冷めてもシットリと美味しくなります
※玄米もEXVオリーブオイルもデトックス(排毒)作用に優れています。小暮も毎日食べて健康です!
「オリーブオイル入り玄米ご飯」の炊き上がりです。古代米や雑穀を入れてもいいですね
食材も、身近な物ばかりですが、オリーブオイルは、上質な物がお勧めですよ
玄米とオリーブオイルを一緒に炊くことのメリットを丁寧に説明して
いるところです
炊く前の炊飯器にオリーブオイルや、他の調味料も、すべて入れておきます
長時間かけて、やっと3品を作り終え、これから試食風景の撮影です
カメラが回る前に、何をコメントしようか、考えているところです(笑)
試食が始まりました。本当に3品とも美味しくて、ふたりとも、かなり食べましたね(笑)
美味しい「和風オリーブオイルクッキング」に、思わず会話も弾んで、盛り上がりました
10月4日に、熊本県天草市立河浦中学校に伺い、全校生徒さん137名と教職員のみなさまの前で「食育オリーブ講演会」を開催させて頂きました。テーマは「オリーブで、天草に生まれ育った幸せを実感しよう!」でしたが、このタイトル、分かりやすくていいですよね。私が思いつきました(笑)。
河浦中学校は、熊本県から「学校給食・食育推進校」に指定されておりまして、木下えり子校長先生をはじめ、学校全体をあげて歓迎して頂き、感激致しました。地元のテレビ局や新聞記者のみなさまにも取材して頂けましたし、本当に遣り甲斐のある楽しい一日でした。
大聖堂のように開放的で高い天井が印象的な「食堂」に、3学年全員が集まっての講演会でしたが、時間も2時間と長かったものですから、とにかく飽きずに最後まで聴いて頂けるように、あるサプライズ企画を思いつきました(笑)。それは何かと言いますと、各学年の生徒さんの代表に前に出て来てもらい、私の指導のもとで「いきなり、キャベツサラダを作ってもらう」のですが、校長先生に御相談しますと「この辺の子供達は、シャイで控え目ですから、誰も出て行かないと思いますよ」とのことでした。でも、私には、絶対に盛り上がって成功するという確信がありました(笑)。それは、「給食の時間」にさかのぼりますが、私と同じテーブルに「一流のイタリアンシェフになりたい!」という、とても元気の良い男子生徒さんがいたのです。彼の話は、とてもユニークで、この時に「彼を河浦中のスターにしよう!」と思いついたのです(笑)。「作戦」は、見事に成功しました!まずは、2年生代表として彼を指名しますと、会場全体のボルテージが一気に上がり、1年生と3年生も、釣られるように多くの立候補がありました。3名の男子生徒さん達に前に来てもらい、「デモンストレーション」がスタートしますと、134名全員が、彼らの周りに集まり、それはもう、すごい熱気に包まれました。動画に撮って、みなさんにお見せしたかったですね(笑)。
見事に「キャベツサラダ」が完成しましたら、全員で試食タイムです。まずは、上質のオリーブオイルをパンにたっぷり浸けて食べてもらいました。続いて、事前に家庭科室で作っておいた「キャベツサラダ」を試食し、最後に、オリーブオイルをたっぷりと顔や手に塗ってもらいました。気がつきますと、先生方も一生懸命にオリーブオイルを塗っていましたね(笑)。
講演中は、会場中を歩き回り、生徒さん達のリアクションを見て回りましたが、「希望に満ちた目の輝き」が素晴らしく、あくびをしているような子は、誰もいませんでしたね。アッという間の2時間で、質問タイムも、かなり盛り上がりました。まだまだ、この空間を生徒さん達と共有していたかったのですが、最後に、女子生徒さんから、全員を代表して「御礼のことば」を頂きました。本当に素直に思った今日の感想を、飾らずに述べてくれまして、感激しました。もう、涙が出そうでしたね。
帰り際の校長室では、木下校長先生や教頭先生から「我々教員も感動しました!小暮先生の経験談は、単なる食育に留まらずに、子供達にとっての貴重なキャリア教育にもなりますね!是非、また来年もお願いします」と言って頂き、有難かったです。今日のこの素晴らしい御縁を下さった、天草市関係者のみなさまには、心よりお礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。
またお伺い出来る日を楽しみにしております。
家庭科室で「キャベツサラダ」の準備をしていましたら、木下えり子校長先生と、家庭科
担当の井添先生がいらして、「私達も小暮先生とキャベツを切りたいです!」ということに
なり、一緒に手伝って頂きました。このメンバーの中で、ひとり勇気のある女子生徒さん
も有難う御座いました(笑)
「キャベツサラダ」の仕上げには、上質のEXVオリーブオイルをたっぷりと加えます
生徒さん達の試食用「キャベツサラダ」の完成です。ボイルした地元産キクラゲも入れました
講演がスタートしました。テーマは「オリーブで天草に生まれ育った幸せを実感しよう!」です
生徒さん達が飽きないように、会場中を歩き回りながらの「熱のこもった講演」でした
各学年の代表に出て来てもらい「キャベツサラダ」のデモンストレーションのスタートです
全生徒さん達が取り囲み、かなりの熱気で盛り上がった様子が伝わっていますでしょうか
「キャベツサラダ」の完成に、会場中から拍手喝采が湧き上がり、大成功の企画でした(笑)
笑顔で楽しそうに「EXVオリーブオイル」を一生懸命に手に塗っている生徒さん達です
顔にもたっぷりと「EXVオリーブオイル」を塗り込んでいる男子生徒さん達です
講演会の最後に、代表の女子生徒さんから、飾らない素直な言葉で「御礼」を言って頂き
ました。感動で、涙が出そうでしたね。「みんな、天草のために頑張ろうね!」
みなさま、11月に入り、朝晩の冷え込みも厳しくなってきましたが、お元気でお過ごしでしょうか。
これからの時期にお勧めしたい、身も心も温まる「チキンの味噌オリーブ風味煮込み」のレシピを御紹介させて頂きます。このメニューは、冬場の出張料理の定番人気メニューでもありますので、是非、コツを覚えて作ってみて下さいね。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
チキンの味噌オリーブ風味煮込み
<材料2人分>
鶏もも肉 500g 天然塩 少々 黒粗挽き胡椒 少々 EXVオリーブオイル 30cc
(ソース用に)
ドゥミグラソース(市販OK) 600cc 水200cc 味噌 20g EXVオリーブオイル 30cc
(付け合わせ)
豆のクリーム煮や温野菜、ソテー野菜など、御自由に添えて下さい
<作り方>
①鶏肉にしっかりと塩・胡椒を振り、15分程度置いてから、オリーブオイルをかけて馴染ませる
②ソース用の材料をすべて鍋に入れて沸かす
③①の鶏肉を強火のフライパンで香ばしく焼く
④③の鶏肉を②に入れて30分程度煮込む
⑤お好みの付け合わせと一緒に皿に盛る
<ポイント>
※焼く前に、しっかり下味を付け、オリーブオイルでマリネすることで、ふっくら柔らかく仕上がります
※チキンを焼く時には、ステーキのように「強火で一気に、まわりを香ばしく」と覚えて下さい
※ドゥミグラソースが無ければ、ビーフシチューの素でもOKですよ
※30分以上煮込むと、身崩れし、固くなり易いです
これからの寒い時期にお勧めの「チキンの味噌オリーブ風味煮込み」です
塩・胡椒をしっかり振り、オリーブオイルをかけておくと、ふっくら柔らかく仕上がりますよ
強火のフライパンで、表面をしっかり香ばしく焼くと、煮込んでも、旨味が逃げません
ドゥミグラソースに味噌を入れることで、味に深みが出てきます
味の決め手は、やはり、味噌と相性の良い「上質のオリーブオイル」を加えることですね
チキンは、30分以上煮込むと身崩れしてしまいますから、気をつけましょう
「出張料理の人気定番メニュー」を、是非、「超カンタンレシピ」で作ってみて下さいね!
10月7日に、熊本県上天草市の絶景「パールサンビーチ」で、海辺の音楽祭「海音」が、今回初めて開催されました。出演アーチストは、青山テルマさん、土岐麻子さん、青木カレンさん、バードさんをはじめ、そうそうたる豪華メンバーでしたが、この会場で、日頃から私も応援させて頂いているカフェ&居酒屋「サン・はらいっぱい」のオーナー、渡邊さん御夫妻が、「どんぶり物の食事」を販売されるということで、私も、急遽、メニュー開発のお手伝いをさせて頂きました。
当日は、雲もほとんど無いほどの快晴で、絶好のコンサート日和でしたが、渡邊さん御夫妻の頑張りもあり、「味噌オリーブ風味の炙りカンパチ丼」は、とても評判が良く、かなり売れまして、本当に有難かったです。
今回は、私のアイディアで、各ミュージシャンの楽屋テントにカセットコンロ持参で伺い、ミュージシャンのみなさんの目の前で、カンパチを炙り、「出来立ての熱々丼」を食べて頂くことを思いつきました。いわゆる「突撃隣の・・・」では、ありませんが、とにかく、天草の美味しい自然の恵みを、遠方からいらしたみなさんに楽しんで頂いて、次回以降につなげられたらいいなと思ったのです。私も、経験がありますが、このような時のお弁当は、冷たくなった出来あいの物が多く、がっかりすることがよくあります。ミュージシャンのみなさんに気持ち良く歌って頂くためにも、「天草のおもてなしって凄いよ!」と言われるくらい「ハートを込めよう」と思いました(笑)。
おかげさまで、この作戦は、大成功でした。特に、バックミュージシャンの方々は「我々みたいな裏方にまで、こんなにして頂いて、超感激です!」と言って下さり、嬉しかったですね。
このサプライズに立ち会って下さった、上天草・あまくさ四郎観光協会の千原光明会長様とは「来年は、ウエルカムパーティーの御料理も仕切らせて頂こう!」と、密かに計画中です(笑)。
今回、御協力して下さった多くのみなさまに、心よりお礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。来年も、宜しくお願い致します。
今回のコンサート会場は、大自然に囲まれた絶景、上天草市の「パールサンビーチ」でした
どこまでも透き通る海、白い砂浜、ここで千人以上が集まるコンサートが開催されました
カフェ&居酒屋「サン・はらいっぱい」オーナーの渡邊さん御夫妻と頑張りました!
おかげさまで「味噌オリーブ風味の炙りカンパチ丼」は、大好評で、かなり売れました
CMソングで人気のシンガー土岐麻子さんの目の前でカンパチを
炙っているところです
オリーブオイルが大好きな土岐麻子さんと、完成した「カンパチ丼」を持って記念撮影です
観光協会の千原会長、渡邊さん、バックミュージシャンの方々と記念撮影させて頂きました
バックミュージシャンの方々も「最高のおもてなしですね!」と、物凄く感激して下さいました
素敵なオープニングを飾った、熊本で活躍中のシンガーソングライターMICAさんです
ジャズシンガーの青木カレンさんも、「炙りカンパチ丼」を気に入って
下さり、ラジオ番組のオファーも頂きました
パールサンビーチの夕日が沈む瞬間は、コンサートも佳境で、とても美しく、感動的でした
11月14日に千葉県袖ヶ浦市立長浦中学校に伺い、PTAのみなさん向けに「食育講演&オリーブ料理教室」を開催させて頂きました。
企画して下さった御父兄代表・役員のみなさんが、本当に一生懸命に勧誘から頑張って下さいましたので、「食の意識が高いみなさま」に大勢御集り頂きまして、とても素晴らしい「講演会&料理教室」になったと思います。
今回のメニューは、定番の「キャベツざく切りサラダ」と「オリーブ玄米御飯」でしたが、もちろん、キャベツは地元産、そして、玄米は、何と、校長先生である石橋健彦先生が、御自分の田んぼで愛情込めて作られた「コシヒカリ」を使わせて頂いたのです。これは、失敗出来ませんよね(笑)。初めて使う家庭科室の炊飯器で旨く炊けるのか、かなり心配でしたが、役員のみなさんは、そんな私の気持ちを察知して下さり、前日にわざわざ来校して、試作して下さったそうで、このお話しを聞いた時には、本当に感激致しました。
私は、つね日頃、世の中がどんなに進歩しても、「人の心を動かすのは、人の心しかない」と思っていますので、この日のエピソードには、かなり心動かされまして、「いつも以上に情熱を込めた講演会」になったことは、言うまでもありません(笑)。お忙しいはずの校長先生と教頭先生も、最初から最後まで、メモを取りながら私の講演を聴いて下さり、試食もして下さって、このお姿にも、感激致しました。
御紹介させて頂く写真の数々から、この会場の様子を、みなさまにもお伝え出来たら、この上なく嬉しいですね。
この素晴らしい御縁を下さった、長浦中学校の石橋校長先生、板垣教頭先生をはじめ、役員のみなさんには、心よりお礼を申し上げます。本当に、素晴らしい時間を共有させて頂きまして有難う御座いました。次回は、元気で明るい生徒さん達にも講演させて頂けたら光栄です。
超満員の会場で「親と子の食育」がテーマの「講演&オリーブ料理教室」をさせて頂きました
校長先生が作られた「コシヒカリの玄米」にEXVオリーブオイルを加えているところです
真剣な表情で受講して下さるみなさんに心打たれ、私の講演にも、つい熱が入ります(笑)
「オリーブオイルの美肌効果」のお話の時に、実際に手にEXVオリーブオイルを塗って頂き
その気持ち良い浸透性を体験して頂きました
ペットボトルを活用して、「簡単にドレッシングを作る方法」を御紹介しているところです
時には「笑い」を交えながら、でも「真剣なデモンストレーション」は、大好評で良かったです
完成した「ざくぎりキャベツサラダ」と、お勧めEXVオリーブオイルを持って笑顔の1枚です
役員のみなさんには、企画の段階から、本当によくサポートして頂き、感激致しました
校長先生が愛情込めて栽培された「コシヒカリ玄米」も、すごく美味しく炊き上がりました
役員のみなさんは、とても段取り良く、試食用御料理の盛り付けをして下さいました
「オリーブオイル入り玄米御飯」と「ざくぎりキャベツサラダ」の2品を作らせて頂きました
校長先生も、大満足の御様子で御試食して下さり、「太鼓判」を押して頂きました(笑)
一般書店では完売しており、購入出来ない私の著書や、世界№1のEXVオリーブオイル
「ラビィダ・クラシックレーベル」の販売もさせて頂きました
講演終了後には、多くのみなさんに著書やオリーブオイルを買って頂き、有難う御座います
最後は、御参加頂いたみなさんと「記念撮影会」になり、講演の感想を聞かせて頂いたり
して、とても楽しく盛り上がりました(笑)
大変お世話になった板垣教頭先生をはじめ、役員のみなさんと記念撮影させて頂きました
本当に、みなさん有難う御座いました。このチームで全国を回りたいですね(笑)
11月14日に千葉県袖ヶ浦市立長浦中学校に伺い、PTAのみなさん向けに「食育講演&オリーブ料理教室」を開催させて頂きました。
企画して下さった御父兄代表・役員のみなさんが、本当に一生懸命に勧誘から頑張って下さいましたので、「食の意識が高いみなさま」に大勢御集り頂きまして、とても素晴らしい「講演会&料理教室」になりました。その直後には、サプライズ企画として、1年生の教室を「電撃訪問」させて頂
き、「ミニ・キャリア教育」の授業をさせて頂きながら、明るく元気な生徒さん達と一緒に「給食」まで食べさせて頂きました。
生徒さん達と同じテーブルで給食を頂いている間にも、「質問コーナー」は続きまして、次から次へユニークな質問が飛び出し、とても楽しかったですね(笑)。特に、「どうしたら、小暮先生のよう
に大きくなれますか?」とか「勉強の成績をアップさせるには、どうしたらいいですか?」とか「どういう仕事を選んだらいいですか?」といった質問は、中学生のお子さんらしくていいなと思いましたね。
私からの答えは、かいつまんで言いますと「あらゆることに感謝の気持ちを持ち、御両親や自分を大好きになること」、「命ある物を頂いて、命をつないでいるという自然の摂理を自覚すること」、「自分の好きなことを通して、大きな夢を持ち、必ず実現出来ると信じること」、「玄米御飯と味噌汁の和食を毎日1回は食べること」等々でした。ひとりの生徒さんから「午後の授業もして下さい!」との意見が出ますと、教室中が盛り上がり、もう少し、みなさんと一緒にいたかったですね。
次回は、全校生徒さん達向けの講演会もさせて頂けると思いますので、私も、その日を楽しみにしています。この場に立ち会って下さった板垣教頭先生、担任の岸先生、大変にお世話になりまして有難う御座いました。心よりお礼を申し上げます。
1年生の教室を「電撃訪問」させて頂き、「ミニ・キャリア教育」の授業をさせて頂きました
とても明るく素直で、可愛らしい生徒さん達と一緒に「給食」も食べさせて頂きました
給食を頂いている間も活発に「質問コーナー」が続き、ユニークな質問も多かったです(笑)
今日の「パンが主食の給食メニュー」です。栄養士さん、キッチンスタッフのみなさんの苦労
も伝わってきますね
午前中から御世話になった教頭先生、担任の岸先生からも歓迎して頂き、とても光栄です
元気の良い生徒さん達と記念撮影です。将来の夢に向かって頑張ってほしいですよね!
10月21日に熊本県天草市で「女性100名様限定・オリーブワークショップ」を開催させて頂きました。とても盛り上がった、その時の模様のレポート(2)は、「地元の方々手作りのオリーブオイルクッキングを堪能する」編です。
天草に伺うようになって、まる3年。その間に、地域のみなさん向け「オリーブオイル料理教室」を何度も開催させて頂きました。そして、「オリーブオイル家庭料理コンテスト」を開催出来るまでに、みなさんのレベルは上がりまして、私自身も気がつかなかったような「素晴らしいオリーブ料理」が、次々に生み出されています。
そんな「素晴らしいオリーブ料理」を、是非、御参加して下さったみなさんにも御堪能して頂きたくて、歴代コンテストの入賞者のみなさんに無理を言いまして、少ない予算で、御覧のように「美味しそうな御料理の数々」を作って頂きました。もしも、どこかに、このような「心のこもった御料理」を出すお店があったら、絶対に流行ることは間違い無しですね。そんな意味でも、みなさんの御協力で、「最高のおもてなし」が出来ましたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。本当に有難う御座いました。
大好評だった講演会の後に、同じ場所で「御試食会」をさせて頂いたのですが、まずは、私が「ナビゲーター」として、すべての御料理の解説をさせて頂きました。御料理を作って下さったみなさんにもマイクを渡し、「オリーブオイルの使い方のコツ」等を話して頂きますと、100名の女性のみなさんは、真剣に耳を傾け、メモを取っていました。実は、このようなコミュニケ―ションこそが、「私の一番大きな狙い」でして、同じような(主婦の)立場の方々からの意見、アドバイスが、一番心に染み入るのだと思うのです。こうしたきっかけから、みなさん同士の「オリーブつながりの輪」が広がり、それが何よりもの「地域活性化の原動力」となることを期待しています。
私も、みなさんからの御質問を受けたりしながら、「美味しいオリーブ料理」を堪能させて頂きました。どれも「愛情溢れる素晴らしい御料理」ばかりで、かなり食べ過ぎてしまいました(笑)が、とても幸せなひと時でした。
「オリーブ料理御試食会」は、私の御料理解説からスタートさせて頂きました
すべての御料理のポイントやコツを、分かり易く説明させて頂き、大好評でした
かなり完成度が高くて美味しい「オリーブ風味のレモンケーキ」の解説中です
私が何度も御指導して完成した「パエリア」と「切干大根のサラダ」の解説中です
私が「オリーブ授業」させて頂いた苓明高校の生徒さんも参加して下さり「オリーブ風味の
イノシシステーキ」を焼いてくれました。「味噌オリーブソース」が大好評でしたね
「イノシシ肉」は、焼く前にEXVオリーブオイルでマリネしておくのがポイントです
天草名物「ウツボのホルモンサラダ」を作って下さった宮木さんに、インタビューしました
NHKの撮影も入った中で「さんまの和風ピザ」を焼いてくれた山田さんにインタビューです
試食時間中には、御料理製作者のみなさんへも、私からアドバイスさせて頂きました
味噌とゆず胡椒、柿酢を使った「特製オリーブオイルソース」が絶品の「温野菜サラダ」です
とても豪華な「シーフードパエリア」は、民宿イルカ館さんに予約すると食べられますよ!
天草の特産品「タコ」を使った、「マリネ風サラダ」も素材の持ち味が生きていました
「カレーオリーブ風味のポテトソテー」は、飽きずに食べられる逸品だと思いますね
「ゴマ衣のイワシ・オリーブソテー」は、冷めても美味しく、お子さん達にお勧めですよ
「オリーブ風味の磯いりこ」は、シンプルながら、御飯のお供として最高の美味しさです
試行錯誤を重ねて完成した「切干大根のオリーブ風味サラダ」は、お弁当にもいいですね
周りの生地にもオリーブオイルを使った「高菜まんじゅう」と「切干大根まんじゅう」です
完成度が高く、毎日食べても飽きない美味しさですよ!
和風テイストのサンマとチーズ、オリーブオイルの相性が抜群の「サンマピザ」です
朝食や、デザートとしてお勧めの、しっとり美味しい「オリーブ風味のパウンドケーキ」です
「オニオンマフィン」は、トッピングを変えると、新しい美味しさを発見出来て楽しいですよ!
「栗のロールケーキ」にも、オリーブオイルが旨く活かされており、人気がありました
10月23日に熊本県天草市立本渡中学校に伺い、総合学習の一環として、郷土料理を研究する生徒さん達に「天草の食材とオリーブオイルを使った料理教室」を開催させて頂きました。
その前には、1年生の教室を「電撃訪問」させて頂き、給食を頂きながら「コグレ流キャリア教育授業」をさせて頂いたのですが、こちらも大好評で、嬉しかったです。
「授業内容」としましては、まず「天草に来させて頂くようになった経緯のお話」から「苦しいいじめに耐えた修業時代のお話」、「中学生の時に将来の方向性を決めるきっかけとなったエピソード」等々、なるべく分かり易く、具体例を交えながら、お話しさせて頂きました。すべての生徒さん達は、とても真剣な眼差しで、私の方も、ついつい熱が入りましたが、私のお話の中から、何かをヒントにして頂き、将来に大きな夢を持って頂けたら有難いですよね。
この日の給食メニューは、全国的に子供達の人気が低く、残食率の高い「根菜類の和風煮物」でして、このクラスでは、どのくらい残るか、とても気になっていましたが、全員が、きれいに完食してくれまして、とても感動致しました。同じテーブルだった生徒さん達数人に「味は、どうだった?」と質問しますと、「いつも家で食べていて、大好きです!」との明るい答えに、私も嬉しくなってきました(笑)。「手作りの美味しい伝統的家庭料理を囲む家族の団欒」が、目に浮かびますよね。天草の子供達の将来が本当に楽しみです!
給食を頂いている時にも、生徒さん達からの活発でユニークな質問が続きまして、とても楽しかったのですが、あまりにも盛り上がったものですから、近隣クラスの生徒さん達も、窓越しに覗いていまして、「私達のクラスでも授業をして欲しいです!」との嬉しいリクエストが相次ぎました。「もちろん、伺いますよ!」と約束して、オリーブ料理教室の会場である家庭科室に移動致しました。
本渡中学校に伺う前に、天草市役所を訪れ、安田公寛市長様を表敬訪問させて頂きました
「オリーブでの地域活性化」の手応えを感じていらっしゃるようで、私にも、色々なリクエスト
をして下さり、今までの実績にも「御墨付き」を頂き、大変に光栄でした
「オリーブ授業&講演会」をさせて頂く本渡中学校は、風光明美なビーチ近くにあります
1年生の教室を「電撃訪問」させて頂き、「ミニ・キャリア教育授業」をさせて頂きました
全生徒さんが真剣な眼差しで、「私の苦しかった修業時代のお話」等を聴いてくれました
1年生の教室での「給食準備風景」を見ていますと、自分の子供時代を思い出しますね
みんなで手を合わせて、感謝の気持ちを込め、有難く「給食をいただきます」
ユニークで活発な質疑応答をしながらの「楽しい給食風景」、なかなかいいものですよね
「根菜類の和風煮物」がメインの給食でしたが、みなさん完食していて素晴らしかったです
とても美味しく楽しいひと時でした。御配慮頂いた職員のみなさま、有難う御座いました
最後に1年3組の全員で記念撮影させて頂きました。良い記念になりますね!
10月23日に熊本県天草市立本渡中学校に伺い、1年生の「総合学習の時間」に、郷土料理を研究する生徒さん達向けに「天草の食材が主役のオリーブオイル料理教室」を開催させて頂きました。メニューは、「オリーブオイルを入れて炊く玄米御飯」、「白菜のざくぎりサラダ」、「ブリの和風カルパッチョ」、「あおさと白菜の和風スープ」、「オリーブ風味の焼きリンゴ」の5品と盛りだくさんでしたが、家庭科の大川先生、山内先生や、天草市オリーブ課の渡邊さんの御協力のもと、「私のデモンストレーション」と「生徒さん達の実習」の両方を無事にこなすことが出来ました。
まずは、「私のデモンストレーション」からスタートしましたが、全生徒さんが、私の動きの細かいところまで真剣に見つめる、その姿勢に感激致しました。いつも以上に、私のモチベーションも上がりまして、「熱血指導」になったことは、言うまでもありません(笑)。各テーブルに分かれ、生徒さん達の実習が始まりますと、「ただ作るだけでなく、前後の順番、段取りが大切であること」もアドバイスしていましたので、とてもスムーズに料理が進み、素晴らしかったと思います。
今回は、NHK、民放、ケーブルテレビと、3台のカメラが入って、取材もして頂きましたが、生徒さん達は、緊張する様子も無く、カメラの前でも、明るく楽しそうに振舞ってくれまして、有難かったですね。NHKとフジTV系の民放では、その日の夕方のニュースで早速、取り上げて頂き、好評だったようです。写真の数々を御覧頂きながら、料理教室の楽しかった様子を、みなさまにも共有して頂けたら嬉しく思います。
この企画に携わって下さったすべてのみなさんには、心より御礼を申し上げます。素敵な御縁を有難う御座いました。来年度もお伺い出来ることを楽しみにしています。
本渡中1年生向けの「天草産の食材が主役のオリーブ料理教室」が、これから始まります
まずは「上質なオリーブオイルの使い方」の説明から、授業はスタートしました
すべての生徒さん達の「真剣で前向きな眼差し」に感動し、モチベーションも上がりました
実際にカットしながら、「白菜の切り方と使い分けの方法」の説明をしているところです
「ブリの和風カルパッチョ」と「オリーブ風味焼きリンゴ」を持って、笑顔の1枚です
「お刺身」には、まず天然塩を振り、オリーブオイルと醤油をかけるのがポイントです
冬場に旨味が増す「生の白菜」とEXVオリーブオイルの相性は、抜群ですよ!
「あおさと白菜の和風スープ」にEXVオリーブオイルをかけると、コクと旨味がアップします
「オリーブオイル入り玄米御飯」は、ヌカ臭くなく、しっとりとして美味しいのでお勧めです
砂糖不使用でも、天然塩とオリーブオイルを使うと、とても美味しい「焼きリンゴ」になります
実習開始です。まずは「リンゴの上手なカット方法」をアドバイスしているところです
「料理は、楽しく心を込めて作ること」が大切ですので、みんな楽しそうにしていますね
男子生徒さん達も、一生懸命に頑張って料理してくれて、嬉しかったです
「焼きリンゴ」は、強めの火加減と多めのオリーブオイルを使うことが、美味しさの秘訣です
3社のテレビ取材を受けながらの試食風景ですが、とても楽しい雰囲気で良かったですよ
「オリーブオイル料理教室」を見学して下さった長濱校長先生にも、御試食して頂きました
すべてにおいて御協力して下さった、家庭科の山内先生と記念の1枚です
「オリーブオイル料理教室」を受講してくれた全生徒さん達と記念撮影させて頂きました
12月に入り、朝晩の冷え込みが一段と増してきましたが、みなさまは、御元気でお過ごしでしょうか。今日は、寒い日の朝食やおやつにピッタリの「丸ごと焼きバナナのオリーブ風味」を御紹介させて頂きます。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<作り方>
①バナナは、丸ごと200℃くらいのオーブンレンジに入れて、皮が真っ黒になるまで、10分程度焼きます。
②お皿に乗せ、切り込みを入れて開いたら、軽く天然塩を振り、上質なEXVオリーブオイルをかけるだけで、美味しい焼きバナナの完成です。
③お好みで、粗挽きのブラックペッパーやシナモンパウダーを振ってもいいですね。
是非、みなさまも、バナナとオリーブオイルの相性の良さを手軽に体験してみて下さいね。
バナナは、丸ごと200℃くらいのオーブンレンジで、10分程度焼きます
皮全体が真っ黒になり、触って柔らかくなれば、焼き上がりです
皮に切り込みを入れて開き、天然塩とEXVオリーブオイルをかけます
EXVオリーブオイルは、たっぷりかけた方が美味しいですよ
お好みで、ブラックペッパーやシナモンパウダーをかけてもいいですね
寒い時期の朝食やおやつにピッタリの「丸ごと焼きバナナのオリーブ風味」です
朝晩の冷え込みが一段と厳しくなってきましたが、みなさまは、如何お過ごしでしょうか。昔から「冬には、冬が旬の野菜を美味しく食べることで、体が温まる」と言われています。それが「自然の摂理」であり、「自然の世界」、「自然のサイクル」は、実にうまく出来ているなと思います。
冬に旬を迎える野菜の代表と言いますと、「カボチャ」、「カリフラワー」、「ブロッコリー」、「レンコン」、「人参」等がありますが、それらの野菜にEXVオリーブオイルを「かけるだけ」で、野菜の持つ旨味が引き出され、とても美味しく食べて頂くことが出来ます。
基本的に「生で食べられるもの」には、軽く天然塩を振り、EXVオリーブオイルをかけて頂ければ、それでOKなのですが、「ボイルした方がよいもの」は、軽くボイルしてから天然塩を振り、EXVオリーブオイルをかけて頂きます。お好みで、醤油やポン酢を少したらして頂いてもいいですね。
みなさまも、この「方程式」を覚えて頂き、冬が旬の野菜をたくさん食べて、風邪などひかずに、寒い冬を乗り切りましょうね。
「カボチャ」は、蒸すかボイルしてから天然塩を振り、EXVオリーブオイルをかけて頂きます
「カリフラワー」は、軽くボイルしてから天然塩を振り、EXVオリーブオイルをかけて頂きます
「ブロッコリー」も、軽くボイルしてから天然塩を振り、EXVオリーブオイルをかけて頂きます
付け合わせのパプリカも同様にボイルしています
「レンコン」は、軽くボイルしてから天然塩を振り、EXVオリーブオイルをかけて頂きます
軽く散らした「炒りごま」との相性も抜群ですよ
「人参」には、ボイルしてから天然塩とEXVオリーブオイルをかけ、「炒りゴマ」も散らします
11月中旬に、墨田区東駒形の「イチジク製薬(株)」様にお伺いし、社員様向けに「オリーブ講演&試食会」を開催させて頂きました。
まずは、社長の今川拓一様から、この講演会の主旨の説明と、私の経歴紹介をして頂き、私が2009年に出演させて頂いた「情熱大陸」のダイジェスト版を見て頂いてから、和やかな雰囲気の中で、お話をスタートさせました。講演内容としましては、「母の実家もある墨田区と私の想い出話」から始まり、「便利な食生活の裏側にあるもの」、「オリーブオイルの効能と使い方」、「オリーブオイルレシピのあれこれ」等々、充実した内容で、アッという間の90分間でした。
御試食メニューは、「オリーブオイルを浸けて食べるバケット」、「ざく切りキャベツのサラダ」、「オリーブオイルを入れて炊く玄米御飯」、「味噌オリーブソースのワカメパスタ」の4種類でしたが、興味津々なみなさんの前で、パスタ等の実演もさせて頂き、とても盛り上がりました。
イチジク製薬様の「健康を追求した企業理念」と、私の「オリーブオイルで健康づくり」という方向性が一致し、今後、色々な場面で、コラボさせて頂けそうです。スカイツリーだけではない墨田区から「健康への情報発信」をさせて頂けることを嬉しく思っております。
この素晴らしい御縁を下さった「下町・さくらタイムス」の阿部英利編集長様には、心より御礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。これからも、下町活性化のために頑張りますので、宜しくお願い致します。
はじめに今川社長様から、この講演会の主旨と私の経歴の御紹介をして頂きました
私が出演した「情熱大陸」のダイジェスト版を見て頂いてから、講演会がスタートしました
普段、工場で作業しているみなさんにも御参加して頂き、真剣に
聴いて頂きました
御試食用オリーブ料理の盛り付けや配膳も、手際良くみなさんに手伝って頂きました
「オリーブオイルを入れて炊いた黒米入り玄米御飯」は、事前に用意しておきました
茹で上がったパスタにEXVオリーブオイルを、たっぷりと絡ませて
いるところです
「特製味噌オリーブオイルソース」をパスタに加えて、素早く混ぜ
合わせます
みなさんの目の前で、ポイントを解説しながら、パスタを盛り付けて
いるところです
「味噌オリーブ風味のワカメパスタ」は、本当に美味しくて、普段もよく食べています
熱心なみなさんからの「質疑応答コーナー」も、活発に盛り上がり、楽しかったですね
12月中旬に、浅草にある老舗ふぐ料理店「辻むら」さんに伺い、「オリーブオイル講習会」をさせて頂きました。「オリーブオイルで、ふぐ料理の可能性を広げたい」とおっしゃる店主の辻村勇さんから、直々にオファーを頂いて実現した企画なのですが、上質のEXVオリーブオイルであれば、ふぐとの相性が良いことは分かっていましたので、喜んで伺わせて頂きました。
まずは、「ふぐのお刺身」ですが、天然塩を振り、私イチオシの「ラビダ・クラシックレーベル」をかけて食べて頂きますと、みなさんから「美味しい!」との声があがり、とても感激して頂けた様子でした。
次に、「ふぐの唐揚げ」ですが、レモンを絞り、EXVオリーブオイルをかけて食べて頂きますと、「とてもアッサリと食べ易くなるのですね!」とか「ふぐの旨味が引き立ちますね!」との有難いコメントをたくさん頂きました。
最後に「ふぐ鍋」ですが、昆布と天然塩とふぐだけでも美味しい出汁が出るところを、さらにEXVオリーブオイルを加えることで、とてもコクがあり、味わい深い出汁になりました。ポン酢やもみじ卸しとEXVオリーブオイルの相性も良く、すべてにおいて「ふぐとEXVオリーブオイルの相性が良いこと」を分かって頂くことが出来ました。
次回は「すっぽんとEXVオリーブオイルの相性」について講習させて頂く予定です。どんな美味しさになるのか、今からとても楽しみですね。
「辻むら」さんは、浅草の老舗ふぐ料理店として人気があり、とても有名です
「ふぐの刺身」には、天然塩を振り、EXVオリーブオイルをかけて食べて頂きました
「ふぐの唐揚げ」には、レモンを絞り、EXVオリーブオイルをかけると美味しいですよ
「ふぐの鍋」にEXVオリーブオイルを加えることで、出汁の美味しさがアップします
「ふぐとポン酢」、EXVオリーブオイルの相性は抜群でしたね
「雑炊」にEXVオリーブオイルをかけますと、味に深みが出て軽い味わいになります
「辻むら」店主の辻村さん御夫妻には、とても満足して頂けた講習会でした
まだ20代の若き板前・上兼君も、EXVオリーブオイルの奥深さに感動していました
人通りの無い、帰り道の「仲見世」には、すでに正月飾りがしてありました
12月24日に、浅草の老舗ふぐ料理店「辻むら」さんに伺い、「すっぽんとオリーブオイルの相性」をテーマに講習会をさせて頂きました。前回の「ふぐ料理」と同様に、「すっぽん」から出た濃厚な和風スープと、上質なEXVオリーブオイルの相性は抜群で、スタッフのみなさんも「目からウロコ」と、感動の面持ちでした。
まずは、「すっぽんの血」にオレンジジュースとEXVオリーブオイルを加えて、飲んでみました。全然、クセも無く、とても飲み易かったですね。次に「すっぽんの新鮮な臓物(卵や肝、心臓等)」にEXVオリーブオイルと醤油をかけてみますと、とても食べ易く、言われなければ「臓物」とは分からないくらい美味しかったです。メインは、焼き葱や白菜、豆腐等を加えた「すっぽん鍋」ですが、この濃厚なスープに上質なオリーブオイルが加わりますと、とても軽くなり、これこそ、まさに「究極のスープ」ではないかと思いました。最後の「雑炊」にも、EXVオリーブオイルを加えてみましたが、スープの旨味を吸収したお米とオリーブオイルの相性が良く、とても満足感のある美味しさでした。素材の旨味を引き立たせるEXVオリーブオイルは、「伝統的な日本の食文化」にも、ピッタリと合うことが分かり、とても嬉しい講習会となりました。店主の辻村さん、有難う御座いました。
浅草の老舗ふぐ料理店「辻むら」さんで「すっぽんとオリーブオイルの相性」をテーマに
講習会をさせて頂きました
「すっぽんの血」に、オレンジジュースとEXVオリーブオイルを加えると、すごく飲み易いです
「すっぽんの臓物(卵、肝、心臓等)」にEXVオリーブオイルと醤油をかけると美味しいですよ
焼き葱や白菜、豆腐の入った「すっぽん鍋」は、とても濃厚で奥深い味わいでした
極上スープの「すっぽん鍋」にも、上質なEXVオリーブオイルを加えてみました
EXVオリーブオイルを加えることで、素材それぞれの旨味が見事に引き出されます
スープの旨味を充分に吸収したお米とEXVオリーブオイルの相性は、もちろん抜群です
「すっぽん料理とEXVオリーブオイルの相性の良さ」に、思わず笑みがこぼれました
隅田川沿いから見るスカイツリーは、クリスマスバージョンで
「キャンドル」をイメージしたライトアップでしたが、凛とした空気
の中で素晴らしく奇麗でした!
昨日(12月28日)、銀座テアトルシネマで上映されている、ジャンレノ主演の映画「シェフ!三つ星レストランの舞台裏へようこそ」を観て来ました。フランス料理界が誇る一流シェフが監修しているだけあり、レストラン厨房内で繰り広げられるスリリングなシーンの数々は、とても臨場感がありましたし、時に、ジャンレノ流のユーモアが程良いスパイスになっていて「夢」があり、アッと言う間の80分間でした。特に、ジャンレノが「ちょんまげ姿」になり、片言の日本語を喋るシーンでは、会場中が爆笑の渦になり、「さすが!ジャンレノ」と感心致しました(笑)。私も、27年前のフランス・リヨンでの修業時代を思い出し、また、フランスに行きたくなりましたね。パンフレットに書かれていた「愛と美味しい料理があれば、人生は三つ星」というフレーズがいいですね。好きな料理を仕事に出来て、全国のみなさまに喜んで頂ける私は、つくづく「幸せ者だな!」と思いますし、夢中で修業に励んだ頃の「初心」に戻ることが出来まして、この年の瀬に、とても素晴らしいひと時を過ごさせて頂きました。ジャンレノから貰ったパワーで、来年も頑張りますので、宜しくお願い致します。
「ジャンレノ」と「ミカエルユーン」のシェフ姿が、とても似合っていて
カッコ良かったですね!
時に、コミカルで夢に溢れ、「さすが!ジャンレノ!」と感心致しました
食通のジャンレノからの「誰と美味しい食事をするかが大切」というメッセージはいいですね!
「家族の団欒」、「食育」にもつながる、とても素晴らしいメッセージだと思いました
みなさま、朝晩の冷え込みが厳しい年の瀬ですが、如何お過ごしでしょうか?こんな寒い時期には「熱々のおでん」が恋しくなりますが、「おでんとEXVオリーブオイルの相性」は抜群で、仕上げにEXVオリーブオイルをかけるだけで、「淡泊な練り物の美味しさ」が引き立ち、「満足感」につながります。日本人の「魚離れ」が進んでいますが、良質な魚を原料にした「練り物」は、お年寄りやお子さん達でも食べ易いですから、是非、EXVオリーブオイルをかけて、たくさん美味しく食べて頂きたいですね。
ちなみに、今回使わせて頂いた「練り物」は、リン酸塩を含め、一切の合成添加物を使っていない「安全で美味しい本物の練り物」ばかりです。焼津の「丸又」さんで、愛情込めて手造りしていますので、是非みなさまも応援して下さいね。
「丸又」さん問い合わせ先 TEL 054-627-1161
「おでん」の仕上げに「上質なEXVオリーブオイル」をかけると、美味しさがアップします
良質な魚のすり身を使った「練り物」をたくさん食べて、「魚離れ」を食い止めましょうね
みなさま、大晦日の今日は、如何お過ごしでしょうか?今年も、私のブログにお付き合い頂きまして有難う御座いました。これからも、ひとつずつ丁寧に時間をかけて書いて行きますので、宜しくお願い致します。
今年は、「食を通した地域活性化」の仕事が増えまして、全国で御指導させて頂きました。この貴重な御縁を下さったみなさま、本当に有難う御座います。特に、天草での御指導は、今年で4年目になり、私が思い描いていたものが実を結び始めて、嬉しい限りです。11月下旬にも天草に伺い、2日間に渡って、旅館やホテル、民宿、飲食店等に携わっているみなさまを対象に、「プロ向けオリーブオイル料理講習会」を開催させて頂きましたので、そのレポートをさせて頂きます。
会場となりました、五和町のコミュニティーセンター「おおくす」には、お忙しい仕事の合間を縫って、多くのみなさんにお集り頂きました。2時間弱という短い時間内でしたが、下拵えにも時間をかけまして、10品を解説付きで作らせて頂きました。もちろん、食材は、すべて地元天草産です。最後まで真剣に受講して下さった会場の様子を写真で振り返りたいと思います。
まずは、10品の「オリーブオイルクッキング」の簡単なポイント説明からスタートしました
大勢のプロのみなさんに、最後まで熱心に受講して頂き、本当に感謝しています
天草市宝島観光協会のみなさんにもお手伝いして頂きました。この写真は、ブリのお刺身
「カルパッチョ」の盛り付けをしているところです
EXVオリーブオイルと醤油を3対1でかけただけの「ブリのカルパッチョ」です
ゆず胡椒を塗り、オリーブオイルをかけた「ブリのカルパッチョ」です
軽く和風スープで煮ておいた「切干大根」に、EXVオリーブオイルをかけているところです
「切干大根」に、ボイルした「ヒジキ」を加えて完成です。サラダ感覚で食べられますよ!
「ざく切りキャベツ」にEXVオリーブオイルと醤油を加え、混ぜただけ
のシンプルサラダを盛り付けしています
シンプルながら美味しい「ざく切りキャベツのオリーブ醤油風味サラダ」の完成です
キャベツをEXVオリーブオイルでサッと炒めるだけでも、甘味が出て美味しいですよ
水に浸した玄米にEXVオリーブオイルと天然塩、醤油、炒りごまを加えて炊きます
炊き上がりの玄米を混ぜているところですが、「とても美味しい!」と
大好評でした
EXVオリーブオイルを絡ませた「リンゴ」をオーブンで焼くと、とても甘くて美味しくなります
砂糖不使用でも甘くて美味しい「オリーブ風味の焼きりんご」が完成しました
和風出汁に浸した「キクラゲ」にオリーブオイルをかけると、美味しいサラダになります
ボイルしただけの「ブロッコリー」にEXVオリーブオイルと天然塩をかけると美味しいですよ
「アオサ」が入った和風スープの仕上げにEXVオリーブオイルを
かけると風味が増しますよ!
味噌とEXVオリーブオイルを混ぜた「特製万能ソース」を作っているところです
天草の有名店「福伸」、「利休」のスタッフのみなさんにも、お手伝いして頂きました
10月にNHKでも紹介して頂いた「味噌オリーブ風味のチキンソテー」が出来上がりました
「初日」の御試食風景です。この日は、宿泊業のみなさまが中心で、盛り上がりましたよ
「2日目」の御試食風景です。この日は、飲食業のみなさまが中心で、大好評でしたね
「天草プリンスホテル」さんからは、9名様もお越し下さり、お手伝いもして頂きました
「福伸・利休」社長の福田丈人さん(左)や、上天草市観光協会会長で「ろまん館」社長の
千原光明さん(右)にもお越し頂きました。お忙しい中、本当に有難う御座いました
みなさま、2013年の幕開けを如何お過ごしでしょうか?そろそろ「おせち料理」にも飽きてくる頃かと思いますが、そんな時にお勧めなのが「EXVオリーブオイルで焼く餃子」です。私お勧めの餃子の中身の割合は、野菜と肉が7対3なのですが、野菜は、サッとボイルし、刻んでから、挽肉、EXVオリーブオイルと一緒に混ぜておきます。フライパンを十分に熱くしたら、EXVオリーブオイルを加え、餃子を焼いていきますが、仕上げに、もう一度EXVオリーブオイルと、ゴマ油を少々かけると、風味が増します。ソースとしても、もちろんEXVオリーブオイルを使って下さいね(笑)。お好みで醤油やゆず胡椒、唐辛子等を加えると、餃子の美味しさが、グッと引き立ちますから、色々とお試し下さい。ヨーロッパには、「ラビオリ」という「パスタ生地でミンチ等の具材を包んだ料理」がありますが、餃子を「アジア風ラビオリ」と考えれば、EXVオリーブオイルとの相性がいいことも御理解頂けると思います(笑)。
「脳の70%は油分であること」を御存じでしょうか?「油断大敵」ということわざがありますが、「精製していない上質な油を摂ることが大切で、そうすると脳が活性化しますよ!」という意味だと思います。今年も、体にいいEXVオリーブオイルを使った「超カンタンレシピ」をたくさん御紹介させて頂きますので、みなさまも食卓にEXVオリーブオイルを置いて頂き、身近な健康食品として手軽にお使い頂いて、益々健康になって頂けたら嬉しいです。
いつもの「焼き餃子」に、EXVオリーブオイルをかけて食べると美味しさがアップしますよ
「餃子」を焼く時にもEXVオリーブオイルを使うと、軽い仕上がりになります
焼き上がりにEXVオリーブオイルとゴマ油を少々かけると、風味が引き立ちます
昨年11月に天草市下浦町金焼の「薬膳農家レストラン・凪(なぎ)」さんに伺い、天草の食材とオリーブオイルを使ったメニュー開発のお手伝いをさせて頂きました。
まずは、普段、お店で出していらっしゃるメニューの試食をさせて頂きながら、「ワンポイント・オリーブオイル講習会」をさせて頂きました。素朴で美味しい手作りの漬け物や煮物、卵焼き、刺身等をはじめ、ラーメンやカレー、豚丼といった定番メニューにも、私イチオシのEXVオリーブオイル「ラビダ・クラシックレーベル」をかけて食べて頂きましたが、「オリーブオイルをかけただけで、こんなに軽くて美味しくなるのですね!」とか「素材の持ち味が引き出されますね!」といったコメントが活発に出て盛り上がり、とても嬉しかったです。
すべてのメニューの試食の後には、本来、予定に無かったのですが、急遽、キッチンに入らせて頂き、食材への正しい塩の振り方とか、オリーブオイルでマリネするタイミング等を実演させて頂きました。そして翌日は、地元の食材だけで作る「天草オリーブ和風弁当」の開発をさせて頂きましたが、かなり完成度の高い「逸品」になったと思います。その模様は、(2)でレポートさせて頂きますので、御期待下さいませ。
「薬膳農家レストラン・凪」さんは、風光明美な天草市下浦町金焼にあります
目の前の岸壁では、地元のみなさんが釣りを楽しんでいました
凪さんの周辺は、本当に優れた自然の恵みの宝庫で、これから全国に発信して行きます
まずは、普段のメニューにEXVオリーブオイルをかけて、食べ比べて頂きました
「自家製・白菜の浅漬け」とEXVオリーブオイルの相性は抜群で、感激致しました
「自家製・たくあん」とEXVオリーブオイルの相性も抜群で、その美味しさに、思わず笑顔が
広がりました
「手作りの卵焼き」にも、EXVオリーブオイルは、とても良く合いました
「野菜の煮〆」にEXVオリーブオイルをかけると、もの凄く美味しくなり、有機野菜の力強さ
が感じられます
化学調味料不使用の「ラーメン」とEXVオリーブオイルの相性も最高に良かったですね
「豚丼」にEXVオリーブオイルをかけますと、とても軽くてコクのある味わいになりました
試食会があまりにも盛り上がりましたので、急遽キッチンに入らせて頂き、「オリーブオイル
マリネのコツ」等を実演させて頂きました(笑)
「オリーブオイルがつないでくれた御縁」で、みなさんが笑顔になり、楽しい講習会でした
昨年11月に天草市下浦町金焼の「薬膳農家レストラン・凪(なぎ)」さんに伺い、天草の食材とオリーブオイルを使ったメニュー開発のお手伝いをさせて頂きました。まずは、地元の食材だけで作る「天草和風オリーブオイル弁当」の開発をさせて頂きましたが、毎日でも食べたくなる、本当に完成度の高い「逸品」になったと思います(笑)。その時の様子を、写真に解説を加えながらレポートさせて頂きますので、チャンスがありましたら、みなさまも是非、天草で食べてみて下さいね。
天草市下浦の「薬膳農家レストラン・凪」さんで、「天草和風オリーブオイル弁当」の開発を
させて頂きました
「凪」さんで、地産地消の料理作りを頑張っていらっしゃるみなさんと
記念の1枚です
「鶏肉」の下拵えを御指導中です。しっかりと塩・胡椒を振り、EXV
オリーブオイルでマリネしておくと、冷めても固くならずに美味しい
ですよ
私が得意とする「味噌・オリーブオイルソース」を、味見して頂いて
いるところです
「鶏肉の上手な焼き方」を御指導中です。焼き過ぎないことがポイントのひとつです
「ブリの照り焼き」の仕上げにも、EXVオリーブオイルをかけると美味しさがアップしますよ
元々美味しい「野菜の煮〆」ですが、EXVオリーブオイルをかけると、さらに美味しくなります
「アオサの和風スープ」にも、EXVオリーブオイルをかけると、一段と風味が増します
「お刺身」には、軽く塩を振り、EXVオリーブオイルを丁寧にハケで
塗っておきます
私が開発した「和風オリーブオイル弁当」の中身を、スタッフの皆さんと一緒に、まずは
試食してみましたが、「とても美味しい!」と大好評でした
地元での「初御披露目会」に向けて、80人前の盛り付けのスタートです。スタッフのみな
さんはとても慣れていて、手際良く、スムーズでしたね
私も、盛り付けに加わりましたが、とても新鮮な仕事でした(笑)
「オリーブオイル入り玄米御飯」の盛り付けをしているところです
EXVオリーブオイルでマリネした「タコの刺身」を盛り付けて、最後の仕上げです
完成した「和風オリーブオイル弁当」を持って「大満足の笑顔」です(笑)
すべてに心をこめて丁寧に作った「美しいお弁当」が並ぶと、壮観で迫力がありますね!
私が書いた「説明書のイラスト」をフタにつけて、記念に御持ち帰り頂きました
本日、1月11日は「鏡開き」ですね。鏡餅を入れた「御汁粉」を作られた方も多いかと思いますが、実は、「御汁粉(あんこ)」とEXVオリーブオイルの相性は抜群なのです。これを聞いた殆どの方は、「えっ!」と驚かれると思うのですが(笑)、EXVオリーブオイルの「草の香り」、「苦味」と「あんこの甘味」のバランスが絶妙で、「まるで御汁粉とは別物か!」と思うくらい美味しくなりますので、是非、「御汁粉」にEXVオリーブオイルを適宜かけて食べてみて下さいね。トーストしたパケットに「あんこ」を乗せ、EXVオリーブオイルをかけても美味しいですよ。
「御汁粉」に天然塩とEXVオリーブオイルを適宜加えると、本当に美味しくなりますよ!
「御餅」の代わりに、バナナやイチゴ、栗、カボチャ、サツマイモ等を加えてもいいですね
トーストしたバケットに「あんこ」を乗せ、EXVオリーブオイルをかけても美味しいですよ
寒さ厳しい毎日ですが、如何お過ごしでしょうか。今日は、今が旬のみかんを使った「みかんのカルパッチョ」を御紹介させて頂きます。
みかんは、皮付きのままスライスして、お皿に並べます。そこに、軽く天然塩、ブラックペパーを振り、EXVオリーブオイルをかければ出来上がりなのですが、10分以上置き、皮までオリーブオイルが浸み込んでから丸ごと食べますと、とても香りが良く、美味しいですから、是非一度お試し下さいね。「皮」には、抗酸化物質が豊富に含まれていますので、みかんに限らず、皮ごと食べられる物は、皮ごと食べて頂いて、免疫力をアップさせ、風邪などひかずに、元気に寒い冬を乗り切りましょう。
とても斬新で簡単、しかも美味しい「みかんのカルパッチョ」を是非一度お試し下さいね
皮付きスライスしたみかんに天然塩・胡椒を振ってから、オリーブオイルをかけるだけです
スライスしてオリーブオイルをかけたバケットに乗せて焼いても美味しいですよ
「皮付きみかん乗せトースト」は、香りも良く、朝食やワインのおつまみにも最適です!
昨年11月下旬に、天草市内・肥後銀行ホールを会場にして、天草経済同友会様が主催の月例会にて「天草の素晴らしい食材とオリーブの魅力」と題した講演会をさせて頂きました。内容は「天草の豊富な食材の解説」からスタートしまして、「オリーブの魅力」、「食を通した地域活性化の成功への道筋」、「海外の魅力的な食文化のお話」等々、話題は実に多岐に渡り、アッと言う間の90分間でした。
講演会の前には、私が出演させて頂いた「情熱大陸」を御覧頂きながら、今回が初御披露目となる「和風オリーブオイル弁当」を食べて頂きました。私は、試作の段階から、何回も同じ物を食べていますが、本当に美味しくて、毎日でも食べたくなりますね。御試食して頂いたみなさんからは、「本当にヘルシーで美味しいです!」と絶賛して頂き、薬膳農家レストラン「凪」さんのみなさんと頑張った甲斐がありました。
これからも、オリーブをひとつのきっかけにして、「天草の豊かな自然の恵み」に感謝の気持ちを持ち、まずは、地元のみなさんに「オリーブオイルクッキング」を楽しんで頂きたいと思っています。それが、本当の意味での「地域活性化の第一歩」なのだと思いますし、その成功事例を全国に発信して、日本中を元気にしていけたら最高ですよね!
天草宝島観光協会会長の横島龍一さんをはじめ、この企画のために頑張って下さったみなさまには、心より御礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。
「天草の素晴らしい食材とオリーブの魅力」をテーマに、天草経済
同友会様の会場で、講演させて頂きました
会場は、超満員になり、熱心に講演を聴いて頂いて、とても有難く思っています
初御披露目となった「和風オリーブオイル弁当」を食べて頂きながらの講演会でした
「とてもヘルシーで美味しい!」と大好評で、これからファンが増えそうですね
すべて天草の食材で作った「自信作」です。私が描いた「イラスト説明書」をフタに貼りました
船橋にあります「コグレオリーブ農園」で栽培している「金柑(キンカン)」が食べ頃になりました。「金柑」は、生命力が強く、どんどん実がなることから、「長寿・子孫繁栄の象徴」として、中国の旧正月(2月)には、各家庭で、大きな金柑の鉢が飾られていることを思い出しました。
「金柑」は、特に、抗酸化物質が豊富な「皮の部分」が甘くて美味しいですから、丸ごと、その生命力を頂いて、風邪などを予防する「自然の免疫力」を高めたいですね。
今回は、その「金柑」の美味しい食べ方を御紹介させて頂きます。まず、2等分にカットし、種だけ除いたら、軽く天然塩とブラックペッパーを振ります。そこにエキストラバージン(EXV)オリーブオイルをかければ出来上がりなのですが、しばらく置きますと、皮の部分にまでオリーブオイルが浸み込み、とても食べ易くなります。あれば、フレッシュミントを添えますと、春らしい感じになりますね。「金柑」を食べて残ったオリーブオイルは、捨てずにパンに浸けて食べてみて下さい。金柑のジュースとオリーブオイルが見事に融合した、とても美味しいソースに変身していることでしょう!是非、みなさまも、一度お試し下さいね。
とてもカンタンで美味しい「金柑のオリーブオイル風味」を是非、お試し下さいね
生命力が強く、どんどん実がなる「金柑」は、中国でも「長寿・子孫繁栄の象徴」です
まずは、種を取り、軽く天然塩を振って、旨味を引き出します
味のアクセントとして、粗挽きのブラックペッパーを振ります
上質のEXVオリーブオイルをかけて、しばらく馴染ませれば出来上がりです
「皮付きの魚」をフライパンで美味しく焼くコツを御紹介させて頂きます。
まずは、焼く15分以上前に、天然塩を軽く振り、余分な水分を出しながら、魚の旨味を引き出します。さらに「マリネ」と言いますが、EXVオリーブオイルをかけて馴染ませてから焼くことで、身が硬くならずにふっくらと仕上げることが出来ます。火力は、強火にして、フライパンから薄煙が出始めたら、EXVオリーブオイルを加え、皮面を下にして焼きます。この状態で7割方火を通すのが「プロのコツ」なのですが、こうすることで、皮はパリッと香ばしくなり、身は、しっとり柔らかい状態で仕上がります。ちなみに、フランス語で、この焼き方を「ポワレ」と言いますが、「ポワル」がフライパンですから、「ポワル(フライパン)で香ばしく焼くこと」を意味します。この焼き方をマスターすれば、「皮付きチキン」等も旨く焼けますので、是非、お試し下さいね。
今回は、真鯛の切り身を使いました。添えたソースは、梅肉に和風出汁と炒りごま、EXVオリーブオイルを加えてミキサーにかけた「コグレ流・特製ソース」でして、出張料理の人気メニューのひとつでもあります。
皮面を下にして7割方火を通すのが、「皮付きの魚」を旨く焼く「プロのコツ」ですよ
御覧のように、じっくり香ばしく皮面を焼くことで、皮まで美味しく食べられるようになります
出張料理の人気メニューのひとつ「真鯛のポワレ、梅・白ゴマ・オリーブオイルソース」です
カリっと香ばしい真鯛と「ヘルシーな特製ソース」がよく合いますよ!
みなさん、御無沙汰しています。地方出張が続いたために、ブログのアップがなかなか出来ませんでした。今日は、「味噌オリーブ風味のパスタ・イチゴ添え」を御紹介させて頂きます。「えっ! 味噌とイチゴ!」と驚いた方もいらっしゃるかもしれませんが、EXVオリーブオイルを加えることで、「味噌とイチゴが抜群の相性であること」が、よく分かりますので、是非、お試し下さいね。
<作り方>
①まずは、ソースの作り方ですが、お鍋に味噌と味醂とお酒を2対1対1の割合で入れて、軽く沸かします。煮溶けたところで、そのペーストの半量のEXVオリーブオイルを加えれば完成です。
②次に、パスタと、あればブロッコリーやパプリカ等をボイルして、ソースと合わせます。
③皿に盛り、イチゴを適宜のせて、お好みで炒りごまを散らします。
これから旬を迎えるイチゴを是非、EXVオリーブオイルを使ったパスタやサラダにも添えて、「春の味覚」を楽しんで下さいね。
春らしい盛り付けの「味噌オリーブ風味のパスタ・イチゴ添え」です。イチゴと味噌、EXV
オリーブオイルの相性の良さをお試し下さいね
パスタの茹で上がり直前に、ブロッコリーやパプリカも加えて、一緒にボイルします
2月の下旬に、大分市内の老舗呉服店「なかの座」様にお伺いし、「宝飾展示会のおもてなしの御料理」を作らせて頂きました。
実は、1月末に、天草市内で転倒し、両足の小指を骨折してしまい、緊急手術をして頂きまして、その後も2週間以上入院していましたので、この催事にお伺いするのは難しいかと思っていたのですが、何とか、リハビリを頑張りまして、足を引きずりながらも、みなさまの御協力で、4日間に約400人分の御料理を作ることが出来ました。
今までは「普通に歩けること」を「あたりまえ」と思っていましたが、骨折して初めて「車いす」や「松葉杖」、「ブーツのような装具」の御世話になり、「思うように歩けない体験」をしますと、いかに「あたりまえの生活が幸せであるか」を実感出来まして、あらゆることに「感謝の気持ち」でいっぱいになりますね。
御食事会では、焼き立てのパンに世界№1のEXVオリーブオイル「ラビダクラシックレーベル」を浸けてお召し上がり頂いたり、御化粧品として、御肌に塗って頂いたりしました。また、和風出汁がベースの「もずくとキャベツのスープパスタ」にもEXVオリーブオイルをかけて食べて頂き、和風テイストとオリーブオイルの相性の良さも実感して頂きました。
ヘルシー志向を反映してか、オリーブオイルに対する意識が高いお客様が多く、「活発な質疑応答」もありましたが、これからもオリーブオイルを食卓に置いて頂き、大分の新鮮な食材や、身近な食事に使って頂けたら有難いですね。
この企画に携わって頂いたツカモト(株)のみなさま、なかの座様のみなさま、本当に色々と助けて頂きまして有難う御座いました。心より、御礼を申し上げます。
大分市内の老舗呉服店「なかの座」様で、おもてなしの御料理を作らせて頂きました
1日5-8回に分けて御食事会をさせて頂きましたが、毎回大盛況で有難かったです
足の骨折が完治していませんので、大きめなサンダル履きで失礼させて頂きました
仮設キッチンでは、なかの座様のみなさんにも、盛り付け等のお手伝いをして頂きました
焼き立てのパンと上質なオリーブオイル、和風テイストのオリーブパスタをご用意しました
帰りの飛行機から見えた富士山は、穏やかに雪化粧しており、とても美しかったです
最近、スーパー等でも見かける新しい洋野菜「ロマネスコ」を御紹介させて頂きます。
「ロマネスコ」は、南イタリアでよく見かけるポピュラーな野菜ですが、味わいは、カリフラワーに似ていて、甘味もあります。軽くボイルして、天然塩を振り、エキストラバージンオリーブオイルをかけますと、旨味が引き立ち、とても美味しいですから、「ロマネスコ」を見かけたら、是非、お試し下さいね。
新しい洋野菜「ロマネスコ」は、カリフラワーのような食感で甘味もあります
食べ易くカットしたら、サッとボイルして、オリーブオイルが馴染み易くします
軽く天然塩を振り、EXVオリーブオイルをかけて旨味を引き出します
お好みで、醤油を少したらし、炒りごまを散らします
2月16、17日に、天草市本渡港特設会場で「天草食の祭典2013」が、盛大に開催されました。
じつは、1月29日に天草市内で両足小指を骨折し、市内の病院に手術入院していたために、このイベントへの出席は難しいと思っていましたが、懸命のリハビリの甲斐ありまして、何とか特製装具を履きながら、松葉杖もつかずに会場に立つことが出来ました。この奇跡のために、一生懸命に治療・ケアをして下さった病院関係者のみなさまには、感謝の気持ちでいっぱいですし、本当に有難う御座いました。
「食の祭典」の前日、15日の夕方には、設営中の会場内で人気生番組「テレビタミン」(KKTくまもと県民テレビ)の生中継も入り、私も、解説役として出演させて頂きました。毎日先着100名様を対象にチケットを販売させて頂き、「オリジナルオリーブオイル料理」をビュッフェ形式でお楽しみ頂くという夢のような企画のナビゲーターをさせて頂いたのですが、御料理を作って下さるのは、市内の人気飲食店、宿泊施設のみなさんでして、「手抜き一切無しの愛情溢れる逸品ぞろい」でしたから、レポーターのおふたりも試食して大感激の様子でした。目の前は、岸壁で、北風が強く、底冷えの寒さでしたが、飲食店、宿泊施設のみなさんは、番組のために早くから御料理の準備をして下さり、その甲斐あって「最高の美味しさ」を、多くのみなさんに画面からお伝え出来たと思います。たくさんの感謝の気持ちを胸に、明日からの本番も頑張ります!
「天草食の祭典2013」のスケジュールを見ますと、魅力的なイベント
がいっぱいで嬉しくなりました(笑)
天草が誇るゆるキャラ「キャプテン海道くん」も、明るく元気に参加してくれました
「テレビタミン」の生中継が入り、KKTくまもと県民テレビの中継車の前で記念の1枚です
市内の飲食店、宿泊施設のみなさんの力作揃い「オリジナルオリーブ料理」を撮影中です
底冷えのする寒さの中、生中継が始まりました。レポーターは、広崎みささんと中華首藤
さんのおふたりですが、素晴らしい御料理に感激していましたね
共演してくれた「キャプテン海道くん」のリアクションに、思わず爆笑してしまいました
「オリーブ料理」を持って記念撮影です。広崎みささんは「オリーブゆず胡椒風味の太巻き」
が気に入った様子でした
撮影用の御料理を早くから作って下さったみなさんと記念撮影させて頂きました。みなさん
本当に御協力を有難う御座いました。感謝の気持ちでいっぱいです
2月16、17日に本渡港特設会場で開催されました「天草食の祭典2013」のメインイベントでもある「オリジナルオリーブ料理バイキング」は、大盛況でした。
両日ともに、朝10時から、先着100名様に入場券を販売したのですが、これがすぐに完売致しまして、開場前の11時半には、すでに長蛇の列でした。
出店して頂いたのは、市内の人気飲食店や宿泊施設のみなさんでして、中には「オリーブオイルを使うのが初めて」というお店もありましたが、私が事前にレシピのアドバイスをさせて頂きましたので、全16店舗のみなさんは、一生懸命に頑張って、とても素晴らしい「逸品」を作って下さいました。
それぞれの御料理の詳しい解説は(3)でさせて頂きますが、まずは、会場の熱気、美味しい空気を写真を交えながらお伝えしたいと思います。
本渡港近く、熊本県漁連ビルの2階が「オリーブ料理バイキング」の会場でした
開場時間前から、大勢のみなさんに並んで頂き、とても有難かったです!
1日8店舗、計16店舗の飲食店、宿泊施設のみなさんに御協力して頂きました。手前、民宿
イルカ館さんの「海鮮パエリア」も本格的な味付けで大好評でしたね
手前から「ブイヤベース」が美味しい民宿・光浜荘さん、「天草大王オリーブ風味」のピュア
9さん、「ヘルシー玄米雑炊」のひよりさんです。どのお店もレベルが高く、超お勧めですよ!
海鮮問屋さんは、熱々の「アヒ―ジョ(オイル煮)」を味わって頂こうと、頑張っていました
民宿・光浜荘さんは、手間のかかる「ブイヤベース」の盛り付けを丁寧にして下さいました
有明町の民宿・あさひ荘さんの、地元名物の「タコを使った和風マリネ」も美味しかったです
薬膳農家レストラン・凪さんの「オリーブスープラーメン」も美味しいですよ!これから、熱々
特製スープをかけてお出しします
旅館・海心さんは、オリーブオイルを加えた酢味噌が美味しい「鯛の焼き物と菜花」を用意
して下さいました
会場は、アッと言う間に超満員になり、美味しそうな笑顔がいっぱいで嬉しくなりました
私は「ナビゲーター」として、オリーブオイル料理の解説を分かり易くさせて頂きましたが
超満員の会場の熱気に押されっ放しでしたね(笑) 御参加して下さったみなさん、有難う
ございました。心より、御礼を申し上げます
「食の祭典2013」のメインイベントである「オリジナルオリーブ料理バイキング」に参加して下さった天草市内の人気飲食店と宿泊施設のみなさんの「逸品」を御紹介させて頂きます。
全16店舗のみなさんが、普段の営業で御忙しい中、オリーブオイルという新しい食材にチャレンジし、試行錯誤を重ねながら、時間と愛情をたっぷり注いで作って下さった御料理の数々は、ひと目見ただけでも美味しそうでしたし、多くの御来場者の心に響いたと思います。このイベントが、来年以降も続き、多くの方々に「オリーブオイル料理の素晴らしさ」を知って頂けたら、嬉しいですね。エントリーして下さったみなさん、本当に有難う御座いました。心より御礼を申し上げます。
地元で人気の中華料理店「アスター」さんは、オリーブオイルを生地に混ぜ込んだ自家製
麺に、デコポン汁とEXVオリーブオイルを混ぜた特製ソースを合わせた「麺サラダ」でした
私も、プライベートで何度も食べていますが、本当に絶品だと思います!
有明町の「民宿・あさひ荘」さんは、地元名物でもある「タコと有機野菜の和風マリネ」を作っ
てくれました。御飯のおかずにもピッタリで、毎日食べたくなる美味しさですよ
地元で人気の太巻き専門店「うまかや」さんは、しゃりにEXVオリーブオイルを混ぜ、芯にす
る厚焼き卵には、EXVオリーブオイルとゆず胡椒を馴染ませるという作戦に出ましたが、こ
れがとても美味しくて、テレビのレポーターさんも感動していました。私も何度もお店にお伺
いし、試作を重ねた甲斐がありました
美味しい洋食屋さんとして有名な「キッチンパーク」さんは、ホワイトソースにEXVオリーブ
オイルを使った軽い味わいの「ドリア」を作ってくれました。天草を代表する地鶏「天草大王」
を贅沢に使っているので、味に深みがありましたね
私が以前から御指導させて頂いている「民宿・イルカ館」さんは、定番人気料理の「海鮮パ
エリア」を作ってくれました。新鮮な天草の海の幸がぎっしり入っており、その美味しさは、
本場バルセロナをはるかに凌いでいると思います。東京から、わざわざ食べに来るファンが
いるのも納得ですね
ウニコロッケなどのヒット商品が多い「天草海鮮蔵」さんは、新鮮なタコに、自家製梅肉入り
EXVオリーブオイルソースをかけて出してくれました。ソースとタコの相性の良さを、みなさ
んも是非、体験して下さいね
ヨガ教室の先生であり、マクロビオテック料理のスペシャリストでもある「カフェ・ひより」さん
が作るヘルシー料理の数々は、とても人気があり、予約が無いと入れないこともよくありま
す。今回は「季節野菜のオリーブリゾット」を作ってくれましたが、サッパリしていてコクがあ
り、「さすが!」でしたね
地元で人気の居酒屋「海鮮問屋」さんは、EXVオリーブオイルを贅沢に使った「アヒ―ジョ」
を作ってくれました。「アヒ―ジョ」とは、スペインの人気定番料理のひとつでして、「オイル
フォンデュ―」のことですが、これだけ多くの海鮮を入れた「アヒ―ジョ」は、本場スペイン
でも見たことが無いですね。海鮮の旨味が混ざったオイルは、是非、パンに浸けて食べて
下さいね
「民宿・光浜荘」さんの人気メニュー「カサゴと車エビのブイヤベース」です。以前、私が御
指導させて頂きましたが、それから何回も作っており、完全にマスターしていますので、安
心感のある本格的な美味しさですよ。天草の民宿さんは、本当に勉強熱心でレベルが高
いですね
「レストラン・ピア9」の牛﨑シェフは、本当にセンスが良く、美味しい料理を次々に作ってくれ
ます。彼とは、師弟関係というよりも、良き親友であり、「これからの天草の食」を一緒になっ
てリードしてくれる同士ですね。今回も、天草大王をメインに、3種類のオリーブソースが抜
群でしたね
人気急上昇「はなれ利休」さんの若き板長・古川君は、和食出身でありながら、一生懸命
に「オリーブオイル料理」の研究もしています。今回は「ごぼうのポタージュスープ」を作って
くれましたが、つなぎに米を使ったり、オリーブオイルを引き立たせるための工夫が随所に
みられ、感心しました。これからも頑張ってほしい「天草(牛深)のエース」ですね
私も昨年から御指導させて頂いている「薬膳農家レストラン・凪」さんの「オリーブ醤油ラー
メン」です。ラーメンのスープとEXVオリーブオイルの相性は抜群なのです。このほかにも
「オリーブ和食弁当」等、魅力的なメニューがたくさんありますので、お近くの方は、是非
一度お立ち寄り下さいね
落ち着いた佇まいの御宿「新和荘・海心」さんの逸品は、「菜花と鯛の焼き物、オリーブ風
味の酢味噌合え」です。鯛は、EXVオリーブオイルでマリネしてから焼き、味噌とオリーブ
オイルの相性も抜群ですので、みなさんもお試し下さいね
「天草プリンスホテル」さんは、「オリーブうつぼバーガー」を作ってくれました。淡泊で美味
しいうつぼには、パン粉の衣を付け、EXVオリーブオイルで揚げています。パン生地にもEX
Vオリーブオイルが入っており、とても軽い味わいなのが嬉しいですね
下田の「望洋閣」さんは、鯛を皮目からEXVオリーブオイルで香ばしく焼き、生トマトとハー
ブがベースのソースにもEXVオリーブオイルを使って、香りを引き立たせました。これから
夏場に向かってお勧めの逸品ですね
創作フレンチも得意とする「肴菜屋・赤こしょう」さんは、「スズキの叩き、オリーブバルサミ
コ酢風味」を作ってくれました。これから夏場に旬を迎えるスズキをサッパリとサラダ感覚で
食べて頂くには最高の組み合わせですね。
3月16日から2日間、福島県いわき市の「スカイストアー」様にお伺いし、地元野菜が主役の「オリーブオイル料理教室」を開催させて頂きました。この企画は、「いわきの農林水産物活用促進事業」の一環として実現したもので、事前予約制だったのですが、定員の40名様は、すぐに埋まってしまい、当日は、超満員の熱気の中で、大盛況の料理教室となりました。
まずは、料理教室前日の16日に行った「仕込み」の模様をお伝え致します。「スカイストアー」様の店内には、今が旬の「いわき産の食材」が、所狭しと並べられており、その質の高さと豊富さに、まず感激致しました。やや緊張気味ながら、真剣な表情のキッチンスタッフのみなさんと、大量に持ち込まれた野菜類を順番に仕込んでいきましたが、基本的には、カットした物を軽くボイルし、鰹節と昆布がベースの和風出汁に浸け込むところまでが、前日の仕込みになります。そして、翌日に出汁を漉して、上質なEXVオリーブオイルをかければ出来上がりなのですが、こうすることで、野菜本来の美味しさを実感することが出来るのです。玄米に関しましては、前日から5割増しの水と、天然塩、炒りごま、EXVオリーブオイルを適宜加えておき、翌日、普通の炊飯器で炊きます。オリーブオイルを加えて炊くことで、ヌカ臭さが消え、冷めてもシットリと美味しくなるのです。これらは、まさに「コグレ流・オリーブオイルマジック」の真髄ですね(笑)。翌日の料理教室がとても楽しみになってきました。
福島県いわき市の「スカイストアー」様で「オリーブオイル料理教室」を開催致しました
店内には「がんばろう!ふくしま」のポスターもあり、俄然、やる気が出てきました!
「菜花」をはじめ、春の訪れを感じる地元産の野菜類が豊富に並んでいました
いわきの伝統的食文化「凍み大根」は、水で戻してから煮物にすると美味しいですよ
今回の料理教室で使わせて頂いた食材は、こんなにも種類が豊富で嬉しくなりますね!
野菜それぞれの「正しい切り方」を御指導しているところですが、みなさんとても真剣でした
化学調味料は一切使わずに、鰹節と昆布で和風出汁を引いているところです
軽くボイルした「カブ」を和風出汁に一晩浸けておきます。他の野菜類も、同じようにしました
「ヤ―コン」も、軽くボイルし、和風出汁に浸けておくことで、旨味が引き立ちます
「黒米入り玄米」にも、事前にEXVオリーブオイルを適宜加えて炊くと、美味しくなります
「福島の米」が安全であることをPRするポスターです。厳しい基準を設け「福島産は日本一
安全である」というブランド作りを目標に頑張っています
「トマトと豆腐のサラダ」の盛り付け中です。天然塩とEXVオリーブオイルだけでも充分に
美味しいですよ!
「芽キャベツ(プチベール)」も、出汁を漉し、EXVオリーブオイルをかけるだけで美味しくなり
ますよ
オリーブオイルは、コグレお勧めの「ラビダ・クラシックレーベル」を惜しみ無く使いました
3月末の週末に出張料理の御依頼を頂いた船橋市内の御宅は「御父様の退職祝いの御食事会」でした。実は、この御宅、私が出張料理を始めたばかりの18年前に「御嬢様の成人式のお祝いの御食事会」で呼んで頂いており、久々のみなさまとの再会だったのですが、その御嬢様や御兄弟も結婚されて新しい御家族が増え「時間の流れ」を感じて感無量でした。このように、出張料理を通して「みなさまの人生の節目の大切な時間」を共有させて頂くことが出来る私は、本当に幸せ者だと思います。これからも感謝の気持ちを忘れずに「御客様の素敵な想い出づくりのお手伝い」をさせて頂けるように精一杯頑張りますので、宜しくお願い致します。
出張料理を始めてから20年以上作り続け、みなさまに愛されている「季節野菜と車海老の
テリーヌ、和風コンソメゼリー添え」です。
最近の新メニュー「自家製スモーク2品と切干し大根の和風サラダ仕立て」です
上質のEXVオリーブオイルを惜しみなく使うのがポイントですね
「地ハマグリの和風ミネストローネスープ」は、深い味わいで、私も大好きです
少しEXVオリーブオイルをかけると、風味が増して更に美味しくなりますよ
「御家族3世代で囲む記念日の食卓」に携わらせて頂き、感無量でした
また、お伺い出来るチャンスを楽しみにしております。有難う御座いました
今朝、市場に行きましたら、そろそろ旬が終わる「牡蠣」がありました。この時期の「牡蠣」は、とても身が大きく美味しいですから、思わず購入し、「和風味噌オリーブ風味のパスタ」を作ってみました。「牡蠣」は、EXVオリーブオイルでマリネしておき、サッと火を通すのが、プリプリ感を残すコツです。仕上げに細葱と炒りごまを加えましたが「絶品」でした。簡単に作り方を御紹介させて頂きます。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<作り方>
①鍋に味噌と味醂、日本酒を2対1対1で入れて、沸かしながら溶かします。そこに、適宜EXVオリーブオイルを加えた物がソースになります。
②牡蠣は、オリーブオイルに15分以上浸けこんでから、①のソースに加え、サッと火を通します。
③パスタと細葱を茹でたら、②と合わせ、皿に盛って、お好みで炒りごまを散らします。
「牡蠣」と「味噌」、「オリーブオイル」の相性は抜群です!このパスタは、本当に美味しくて
毎日食べてもいいくらいの「絶品」ですよ(笑)
「牡蠣」は、EXVオリーブオイルに15分以上浸けておくと、身がプリッとして固くならずに
旨味も引き立ちます
4月に入り、九州から立派な「空豆」が届きました。私の著書「オリーブオイル・かけるだけ」では、オーブンがあれば、さやごとローストしてから中の空豆を取り出し、オリーブオイルをかける食べ方を御紹介していますが、サッとボイルして、天然塩を加えたEXVオリーブオイルを付けて食べるのも、シンプルでいいですね。春を実感させてくれる「空豆」です、みなさんも是非、お試し下さいね。
私の新刊レシピ本「オリーブオイル・かけるだけ」では、空豆をさやごとローストしてからEXV
オリーブオイルをかける食べ方を御紹介しています。風味があって美味しいですよ
サッとボイルして、天然塩を加えたEXVオリーブオイルを付けて食べる方法も、シンプルで
いいですね。「春の恵み」を有難く頂きましようね!
4月2日に船橋市内にあります「アンデルセン公園」に伺い、毎年恒例の「キッズ御料理教室」を開催させて頂きました。事前予約制でしたが、募集開始早々に定員いっぱいになったそうで、本当に有難いですね。子供達の真剣な眼差しは、私に初心を思い出させてくれて、よい刺激になります。メニューは、「イチゴとパセリの和風味噌オリーブパスタ」と「和風ミネストローネスープ」の2品でしたが、和やかな雰囲気の中で、子供達と一緒に楽しく御料理させて頂きました。初めに見本の御料理を私が作ってからの実習スタートでしたが、完成した子供達の盛り付けを見ますと、どれひとつ同じ物が無く、個性が出ていて面白かったですね。
「御料理作りの良さ」は、全ての段取りを自分で考え、ひとつずつのプロセスを積み重ねて、自分の思い通りの形に出来ることだと思います。「独創性を養う」という点で、子供達には、どんどん御料理を作って頂きたいですね。これからも、お呼びがかかれば、全国に伺い、子供達に「食の楽しさ、大切さ」を伝えて行きたいと思っていますので、応援宜しくお願い致します。
船橋市内にある「アンデルセン公園」の入り口です。春休みなので、9時半の開場と共に
たくさんの御客様が入って来ました
まずは、「春のレシピ2品」の簡単な作り方の説明からスタートしました
熱心な子供達と、楽しい雰囲気の中で、料理教室をさせて頂きました
「オリーブオイルの使い方」に、興味津々の子供達の表情が印象的でした
「仕上げにオリーブオイルを加えたスープ」の美味しさに感動している子供達です
「野菜の正しい切り方」の指導中です。子供用の包丁は使いにくいですね(笑)
「味噌とオリーブオイルを使った特製ソース」を作っているところです
「和風ミネストローネスープ」は、仕上げにEXVオリーブオイルを加えるのがポイントです
「スープの材料」は、身近で揃う物ばかりですが、パプリカを入れると味に深みが出ますよ
「イチゴとパセリの和風味噌オリーブパスタ」も、子供達に大人気でしたね
「パスタの材料」ですが、味噌とオリーブオイル、イチゴの相性は、抜群ですよ
完成した「イチゴとパセリの味噌オリーブパスタ」を持って、記念撮影しました
子供達の個性が出ている「パスタの盛り付け方」は、とても興味深かったですね
90分間がアッと言う間だった料理教室の最後は、全員揃っての「楽しい試食タイム」でした
親御さんも一緒に試食して頂きながら、「食の大切さのお話」をさせて頂きました
3月20日にアップさせて頂いた(1)では、前日の迫力ある仕込みの模様をレポートさせて頂きましたが、3月17日に福島県いわき市で開催された「オリーブオイルで地元野菜を美味しく食べる会」は、大盛況でした。前日には、かなり大量の野菜を仕込みましたので、多分、半分以上は残ってしまうかと思っていたのですが、それは余計な心配でした(笑)。有難いことに、事前予約して頂いた40名様以上のみなさんに、アッと言う間に完食して頂けたのです。中には、普段あまり野菜を食べないというお子さんもいらっしゃいましたが、玄米を含め、全種類の野菜を「美味しい!」と言って食べてくれました。いわき市は、本当に「豊かな自然の恵みの宝庫」です。これからも、応援させて頂きますので、宜しくお願い致します。
超満員の会場は、御参加して下さったみなさまの熱気に満ち溢れていました
まずは、上質なEXVオリーブオイルのテイスティングからスタートしました
「炊く前の玄米」に、EXVオリーブオイルと天然塩、炒りごまを加えているところです
「トマトと豆腐のサラダ」に天然塩を振り、EXVオリーブオイルをかけているところです
「トマトと豆腐のサラダ」が完成しました。とてもシンプルで簡単ですが、美味しいですよ
空のペットボトルに醤油とEXVオリーブオイルを1対3で入れておけば
「万能ソース」の完成です。かける時にシェイクすると、簡単に混ざっ
て便利ですし、道具も不要です
ボイルして和風出汁に浸けておいた野菜に、EXVオリーブオイル
をかけるだけで、とても美味しくなりますから、お試し下さいね
「和風味噌オリーブオイルソース」を作っているところですが、何にでも合う「万能ソース」
として役に立ちますよ
黒米も入り、美味しく炊けた「オリーブ玄米御飯」を盛り付けているところです
「完成した野菜料理の数々」を撮影して記録する参加者のみなさまです
「御試食タイム」の始まりです。たくさん仕込んだ料理のすべてを
完食して頂き、有難かったですね
和やかな雰囲気の中で御試食して頂きました。「美味しい笑顔」を見るのは嬉しいですね
「普段、あまり野菜を食べない」というお子さん達にも、たくさん食べて頂きました
私お勧めのEXVオリーブオイル「ラビダ・クラシックレーベル」や「著書」も好評でした
御世話になったみなさまと記念の1枚です。これからも「食を通した、いわき活性化のお手
伝い」を頑張りますので、宜しくお願い致します
いわきの素晴らしい食材で作らせて頂いた御料理の数々を写真で御紹介させて頂きます。
料理方法は、以下の2通りだけなのですが、それぞれの食材の旨味が引き出され、同じ味の物はありませんでした。これこそが「コグレ流・オリーブオイルマジック」の真髄でして、上質のEXVオリーブオイルは、食材を引き立たせる「名わき役」だということがよく分かると思います。
----------------------------------------------------------
①「生で食べられる食材」⇒そのまま天然塩を振り、EXVオリーブオイルをかけました。
②「加熱した方がよい食材」⇒一度ボイルしてから、麺つゆを薄めた程度の和風出汁に一晩浸けこみ、汁気を切ってからEXVオリーブオイルをかけました。
※玄米は、はじめにEXVオリーブオイルを入れて炊きました。
いわき産のすべての食材は、生産者の名前や顔が分かる素晴らしいものばかりでした
「芽キャベツ(プチベール)」は、②の料理方法です
「カブ」は、皮付きのまま②の料理方法です
「菜花」は、②の料理方法です
「ヤ―コン」は、②の料理方法です
「ブロッコリー」は、②の料理方法です
「カブの葉」は、②の料理方法です。上に鰹削り節を乗せました
「トマトと豆腐のサラダ」は、①の料理方法です。醤油も少しかけました
「黒米そばとエリンギのサラダ」の黒米そばは、ボイルして、少量のEXVオリーブオイルを
混ぜます。エリンギは、②の料理方法の後、黒米そばと合わせます
かなり大量に仕込みましたが、アッと言う間に完食して頂き、有難かったですね
「コグレ流・オリーブ野菜料理を実践しています!」という嬉しいメールや御手紙も頂きました
これからも「いわきの食材のPRのお手伝い」をさせて頂けたら光栄です
福島県いわき市は「安全で美味しい自然の恵み、食材の宝庫」であり、オリーブの木々を各所に植えて、地域活性化のきっかけ作りをしようと、民間レベルで頑張っていらっしゃいます。私は、東北地方の復活無くして、日本の活性化は実現出来ないと思っていますので、私が世界で培ってきた「オリーブの体験」を生かし、いわきから地域活性化のお手伝いをさせて頂けたら光栄です。そして、いわきから「東北の元気」を全国に発信させられるように頑張りますので、みなさまも応援を宜しくお願い致します。
いわき市内のビニールハウスの中で、たくさんの「オリーブの苗」が栽培されています
「いわきオリーブプロジェクト」に携わっているみなさんと記念の1枚です
「オリーブを穂先から増やす」のは難しいのですが、こちらでは、うまく増やしていました
高さ50㎝位に成長したオリーブの苗木です。この位で植えるのが、根付きが早いですね
ハウスの中は、とても暖かく、花が咲きそうなオリーブの木もありました
オリーブに囲まれ、オリーブの鉢を持つ私は、本当に嬉しそうですね(笑)
いわき市内のオリーブ栽培農家・木田さんの畑を訪れ、記念撮影させて頂きました
木田さんのオリーブも、健やかに成長しており、近い将来が楽しみですね
オリーブ゜料理教室の会場となった「スカイストアー」さんの入り口にもオリーブの木があり
御客様を優しく迎え入れてくれます
「いわきオリーブプロジェクト」に携わっているみなさんと、「地元産のオリーブパスタ」等を
試食しながら、今後の展望について熱く語り合いましたが、かなり盛り上がりましたよ
「オリーブの葉を練り込んだパスタ」に、上質なEXVオリーブオイルをかけて試食しました
先日、市場に行きましたら、見事な「天然の鯛」がありましたので、早速購入し、「オリーブ風味、味噌・粕漬け」を作ってみました。「味噌と酒粕とEXVオリーブオイル」を適宜混ぜたものに「鯛の切り身」をひと晩漬けこみ、焼いて食べましたら、これが「絶品」でした。この写真では、仕上げに炒りごまと鰹削り節をかけていますが、オシャレな感じになりました。「日本の伝統的発酵食品」と「オリーブオイル」の相性は、抜群なんですね。「日本人の食の洋風化」が進んでいますが、オリーブオイルをきっかけにして、もう一度、「日本の伝統的食文化の良さ」を見直してみませんか。
とてもオシャレな感じになった「真鯛のオリーブ風味、味噌・粕漬け」は絶品ですよ
「日本の伝統的発酵食品」と「オリーブオイル」の相性は抜群ですので、是非お試し下さい
最近、一般家庭でも「オリーブの木」を植える方が増えてきました。そして「実は、何年後に成りますか?」という御質問をよく頂くのですが、一般的には、8-10年くらいかかります。ただ、その間にも、葉はよく茂りますので、土に戻して肥料にしたり、葉をボイルしてからペーストにして、パスタや御菓子の生地等に練り込んでもいいですね。この写真は、とても美味しい「オリーブ風味のクッキー」ですが、天草市立苓明高校の生徒さん達にアドバイスさせて頂き、最近、完成しました。ポリフェノールのほろ苦味がアクセントとなり、かなりレベルの高い「逸品」になったと思います。市販されるようになりましたら、是非、お試し下さいね。
「オリーブの葉を使ったクッキー」は、ポリフェノールの苦味がアクセントとなり、とても美味
しいですよ。天草市立苓明高校の生徒さん達にアドバイスして完成致しました
2月中旬に天草に伺い、地元の民宿、飲食店、加工グループのみなさんを対象に「イノシシ料理講習会」をさせて頂きました。イノシシは、農作物を食い荒らす「有害鳥獣」ということで、全国的にその対策が急がれていますが、「イノシシ」は、天然の良い餌を食べていますし、下処理さえしっかりすれば「上質な食材」として、色々な料理や加工品にすることが出来ると思います。この日は「塩・胡椒を振った後にオリーブオイルでマリネしておくタイミング」や「スライスしてシャブシャブにする際のポイント」、「ハンバーグなどミンチでの応用のコツ」等をメインに御指導させて頂きましたが、さすがにみなさんはプロですから、段取り良く私のサポートをして下さり、アッと言う間に「美味しいイノシシ料理」が3品完成致しました。これからは「6次産業のお手伝い」も頑張りますので、宜しくお願い致します。
上質なイノシシ肉に塩・胡椒と「EXVオリーブオイル」で下味をつけているところです
「良いオリーブオイル」を使うと、味もまろやかになり、不思議なくらい美味しくなります
「塩・胡椒の振り方の説明中」ですが、肉の部位によって、多少加減します
特製味噌ソースに「EXVオリーブオイル」を惜しみ無く加えるのがポイントですよ
イノシシ肉は、強火のフライパンで「焼き過ぎないのがポイント」です
ステーキに「特製味噌オリーブオイルソース」をかけて仕上げ中です
イノシシの挽肉にも「EXVオリーブオイル」を加え「ハンバーグの製作中」です
みなさんで「スライスしたイノシシ肉のシャブシャブ」を仕上げているところです
「シャブシャブの仕上げ」にも「EXVオリーブオイル」をかけると香りが引き立ちます
完成した「イノシシ肉のシャブシャブ」は、「和風出汁やEXVオリーブオイル」との相性も抜群
でした。まったくクセが無く、食べ易かったですよ
「イノシシ肉のステーキ、味噌オリーブオイルソース」も、試食したみなさんから好評でした
「生地にもEXVオリーブオイルが入ったハンバーグ」は、すぐに商品化出来ますね
楽しい雰囲気の中での試食風景です。「イノシシ肉のイメージが変わった!」、「是非、使って
みたい」との声が多かったです
天草宝島観光協会の副会長であり、「プロレスで地域活性化」も目指す、アイスクリーム
デザイナーのストロング永田さんにもお越し頂きました
2月中旬の天草滞在中には、市内の「加工グループのみなさん」を対象に「オリーブオイル講習会」を開催させて頂きました。天草の加工グループのみなさんが作るお弁当や御惣菜は「家族の健康を考えた家庭料理」のように「(合成添加物でない)家庭にある伝統的な調味料や地元の食材で作っている」という安心感があり、とても美味しいのですが、そこに「上質なオリーブオイル」を融合させることで、さらに「新しい美味しさとレパートリーを広げて頂けたら有難い」と思い、天草市オリーブ課のみなさんと企画させて頂きました。私がアドバイザーをさせて頂いている市内の「農家レストラン・凪(なぎ)」さんの「和風オリーブ弁当」を試食して頂きながらの勉強会でしたが、さすがにプロのみなさんですから「鋭い質問」も多く、かなり熱気を帯びて、充実した内容となりました。これからの「加工グループさん達のお弁当や御惣菜」に御期待下さいね。
天草市内の加工グループのみなさんに「オリーブオイル講習会」を開催させて頂きました
「さすがにプロ!」鋭い質問も多く、かなり熱気を帯びて充実した勉強会となりました
みなさんで、私が監修させて頂いた農家レストランの「和風オリーブ弁当」を試食中です
地元食材と上質なオリーブオイルを使い、安心・安全で美味しい「和風オリーブ弁当」です
これからの、「加工グル―プさん達が作る御惣菜やお弁当」が本当に楽しみですね
ここ数日、寒さが戻っていますが、みなさまは、如何お過ごしでしょうか?今日は「お酒のおつまみ」にも「御飯のおかず」にもなる、超カンタンレシピ「イカ一夜干しのオリーブ醤油風味」を御紹介させて頂きます。「イカの一夜干し」をオーブンレンジで軽く温めてから、食べ易く細切りします。そこに、EXVオリーブオイルと醤油を適宜加えて混ぜ、鰹削り節や炒りごまをかければ出来上がりなのですが、これは、かなり美味しいですから、是非お試し下さいね。
超カンタンで美味しい「イカ一夜干しのオリーブ醤油風味」です。鰹削り節をたっぷりかけて
お召し上がり下さいね
「イカを加熱し過ぎないこと」と「上質なオリーブオイルを使うこと」がポイントですよ
3月中旬に天草市立倉岳中学校に伺い、全校生徒さん達と一緒に「給食」を食べさせて頂きました。倉岳中学校は、目の前に風光明美な海岸線が広がり、最高の自然環境の中にあることに、まず感動致しました。ちょうど、卒業式の2日後に伺いましたので、明るく元気な1、2年生のみなさん46人との交流を楽しませて頂きましたが、こんなに素晴らしい環境の中学校に、過疎化で生徒さんが少なく、空き教室がたくさんあるのは「もったいないな」と思いました。逆に言えば、全校生徒さん達は、みな兄弟のように仲が良く、とてもアットホームな感じで、居心地が良かったですね。給食を頂きながら、生徒さん達と色々なお話をさせて頂きましたが、「簡単にカサゴなどの高級魚が釣れること」や、「海の体験授業があること」にも感激致しました。感受性豊かな子供の頃に、このような「本物の体験が出来ること」は、「素晴らしい心の財産」になりますよね。生徒さん達が、これからも健やかに成長していくことを楽しみに期待しています。
最高の自然環境の中にある「天草市立倉岳中学校」にお伺いし「給食」を頂きました
明るく元気な1、2年生全員で、手際良く「給食」の準備を進めていきます
窓からは美しい海が見える教室で、生徒さん達と一緒に「楽しい給食の時間」でした
生徒さん達からもたくさん質問をして頂き、「楽しい日常の話題」で盛り上がりましたよ
この日の給食は子供達も大好きなカレーでした。丁寧な「ネームプレート」が嬉しいですね
今週は、GWということで、お休みの方も多いと思いますので、普段お料理しない方でも、カンタンに美味しく作れる「春キャベツのオリーブ・生醤油風味サラダ」を御紹介させて頂きます。「春キャベツ」は、大胆にざく切りして、サッと湯がきます。しっかりと水分をザル漉ししたら、皿に盛り、EXVオリーブオイルと生醤油を3対1位の割合でかければ出来上がりです。お好みで、炒りごまや鰹削り節をかけてもいいですね。最近は、お醤油も上質なものが増えてきました。今回は、非加熱の「生醤油」を使ってみましたが、ものすごく軽くて、コクと香りがあり、カンタンなお料理も、すぐに美味しく出来ますよ。是非、お試し下さいね。
今が旬の「春キャベツ」と「EXVオリーブオイル」、「生醤油」の相性は、抜群ですよ
まずは、サッと茹でた「春キャベツ」に、「上質なEXVオリーブオイル」をかけます
「生醤油」を適宜かけてから、お好みで「炒りごま」や「鰹削り節」を散らします
「上質なEXVオリーブオイル」と「上質な醤油」があれば、美味しい
お料理のレパートリーは無限に広がりますよ
5月に入り、市場には、各地から色々な品種の「メロン」が届くようになりました。この黄色いメロンは、熊本産の「イエローキングメロン」ですが、軽く天然塩とブラックペパーを振り、EXVオリーブオイルをかけて食べたら、とても美味しかったです。是非、みなさんも「メロンにオリーブオイル」をお試し下さいね。
超カンタンで美味しい「イエローキングメロンのEXVオリーブオイルかけ」です
5月に入り、全国から色々な品種の「美味しいメロン」が市場に届くようになりました
天然塩とブラックペパーを振り、上質なEXVオリーブオイルをかけるだけです
EXVオリーブオイルは、たっぷりかけたほうが、メロンの美味しさが引き立ちますよ
このGW後半は、如何お過ごしでしょうか?普段お料理しない方でも、失敗せずに美味しく作れるレシピ「サンマやサバの缶詰のオリーブオイル風味」を御紹介させて頂きます。缶詰の中身を、汁気と共に皿に盛り、EXVオリーブオイルをかければ出来上がりなのですが、お好みで炒りごまや鰹削り節をふると、いっそう美味しさが引き立ちます。今回使わせて頂いた缶詰は、「ホビークッキングフェア2013」に出展して下さった宮城県石巻市「高砂味噌」さんの新商品です。「高砂味噌」さんも、津波の被害が大きかったのですが、少しずつ頑張って、ファンも増えていることを知り、嬉しいかぎりです。これからも「食を通した地域活性化の輪」を全国に広げて行きたいと思っていますので、応援宜しくお願い致します。
超カンタンで美味しい「サンマやサバの缶詰にオリーブオイルをかけるだけ」出来ました!
津波の被害から元気に立ち上がろうとしている、宮城県石巻市「高砂味噌」さんの新商品
「サンマとサバの缶詰」は、それだけで食べても、とても美味しいですよ
上質なオリーブオイルをかけると、とてもまろやかになり、味にコクと深みが出てきます
オリーブオイルは、たっぷりかけた方が、サンマやサバの美味しさが引き立ちますよ
「高砂味噌」さんは、今年も勇気を持って「ホビークッキングフェア」に出展して下さいました
毎年、少しずつ「質の高い新商品」が出来ていることを嬉しく思っています
「高砂味噌」さんのブースは、いつも多くの御客様で賑わっていました
GW後半の5月4日には、東京都・新宿住宅展示場で、先着80名様に無料で「もずくと春キャベツの和風スープパスタ、オリーブオイル風味」のサービスをさせて頂きました。こちらの会場で御料理させて頂くのは、今年で3年目でしたので、顔なじみの御客様も多く、オリーブオイルクッキングについての御質問もたくさん頂き、かなり盛り上がりました。展示場内は、GWということで、御家族連れのみなさんが楽しめるように、日替わりで様々なイベントも開催されており、「バルーンのブーケ」を作って下さる方も人気でしたね。
東京都新宿住宅展示場での「パスタサービス」のイベントは、今年で3年目になります
今回の催し物を案内するポスターの前で、記念の1枚です。先着80名様限定でした
会場となった建物内の「使いやすいシステムキッチン」で御料理させて頂きました
今回のメニューは「もずくと春キャベツの和風オリーブ・スープパスタ」でした
お子様連れの御客様も多く、みなさん「美味しい!」と言って完食して下さいました
私の著書「オリーブオイルかけるだけ」を見て頂きながら、オリーブクッキングの説明中です
他の会場で開催されていた「バルーンアート作り」も人気でした。私も「ブーケ」をお借りして
記念撮影させて頂きました(笑)
4月下旬に開催された「ホビークッキングフェア2013」の期間中に、福島から出展して下さったみなさんから、手作りの郷土料理「いかにんじん(にんじんの松前漬け)」を頂きました。そのまま食べても美味しいのですが、EXVオリーブオイルをかけると、さらに、にんじんの旨味が引き立ち、美味しかったです。にんじんは、細切りし、軽く天然塩を振ってから、酒、醤油、味醂で味付けし、お好みで、いかや細切り昆布を加えます。
「新にんじん」が出回るこの時期、是非、みなさんもお試し下さいね。
福島の郷土料理「いかにんじん」と「EXVオリーブオイル」の相性は抜群ですよ!
「EXVオリーブオイル」は、なるべく上質な物を使った方が、より美味しくなります
「日本の伝統的料理とオリーブオイルのコラボレーション」で、これからも「新しい美味しさ」
を追求していきますので、御期待下さいませ
GW後の週末ですが、みなさんは如何お過ごしでしょうか。今朝、市場で、新鮮な「サバ」を買ってきました。EXVオリーブオイルと醤油を3対1の割合でかけて2時間ほど置き、オーブンレンジで焼きましたら、とても香ばしくて美味しかったですよ。焼く前にオリーブオイルと醤油をかけることで、魚の生臭みも消えますし、多少焼き過ぎても固くならずに、しっとりとソフトに仕上がります。オリーブオイルでマリネしてから焼くと、冷めても美味しいですから、お弁当にも最適です。是非、みなさんも「サバ(背の青い魚)にオリーブオイルでマリネ」をお試し下さいね。
「サバのオリーブ醤油風味焼き」は、超カンタンで、冷めても美味しいですよ!
「サバ」にEXVオリーブオイルと醤油を3対1の割合でかけて、2時間程置いてから焼きます
「EXVオリーブオイル」は、出来れば上質なものを使うと、美味しさがアップしますよ
5月9日に、世田谷区二子玉川のオフィスビルに伺い、富士通様とKDDI様主催によるワークショップの懇親会の御料理60名様分を作らせて頂きました。いつものように、仕込み等は、すべてひとりでしましたが、会場での盛り付けは、時間の制限もあるために、富士通様からお手伝いの応援を頂き、助かりました。
メニュー内容は「手間暇かけて仕込みした野菜料理」が主役で「和風オリーブオイルソース」との相性も良く、大好評でした。全力投球で御料理させて頂きながら「トークパフォーマンスの方も手抜きしないのがコグレ流」でして、「すべての御料理の解説」から「オリーブオイルの効能のお話」まで、短い時間の中で、しっかりとPRさせて頂き、みなさまのハートをつかむことが出来たのではないでしょうか(笑)。
この日のメニューは、「野菜中心のヘルシーな御料理6品」プラス「自家製バケット&コグレ・イチオシのEXVオリーブオイル」の合計7品でしたが、「若い御客様が多い」とのことで、かなりの量をご用意させて頂きまして、「逆に残ってしまうかな?」と、はじめは心配もしたのですが、みなさん見事な食べっぷりで、ほとんど完食して頂きました。しかも、残った御料理は「持って帰りたい!」とのリクエストが多かったものですから、急遽、フリ―ザ―バックをお渡しし、お持ち帰り頂きました。「残った料理を持ち帰りたいと思ったケータリングは、初めてだよね!」と、嬉しそうなみなさまの表情が印象的でしたね。
素晴らしい方々との御縁を下さった主催者のみなさま、本当に有難う御座いました。次回6月も頑張りますので、宜しくお願い致します。
世田谷区二子玉川で「セミナー後の懇親会の御料理60名様分」を作らせて頂きました
主催者・富士通様から、盛り付けのお手伝いの御協力を頂き、とても助かりました
「季節野菜の和風オリーブオイル風味」は、仕込みにかなり手間暇がかかりますが、「凄く
美味しい!」と大好評でした
「豆腐のオリーブ醤油風味サラダ」は、オリーブオイルでマリネした「みょうが」との相性も
良く、私も大好きな「逸品」です
「完熟トマトとパプリカのイタリア風サラダ」は、シンプルながら、トマトの旨味が味わえる
「逸品」です。「トマトの汁が混ざったオリーブオイル」をパンに浸けて食べると最高ですよ
「切干大根と湯引きした天然海老の和風オリーブ風味サラダ」も、私の定番人気メニュー
のひとつでして、「パンにも御飯にも合う逸品」だと思います
「初カツオの和風マリネサラダ」には、「生の白菜、生のエノキダケのサラダ」が敷いてあり
とてもサッパリしていて美味しいですよ
「自家製スモークチキンのオリーブ風味、カルパッチョ仕立て」は、お酒のおつまみに最高
ですし、パンにも御飯にも合いますよ
すべての御料理の説明を始めましたら、いきなり「私の撮影会」になってしまいました(笑)
短い御挨拶の時間の中で、オリーブオイルの効能のお話等、しっかりPRさせて頂きました
毎回御用意させて頂く「手書きのメニュー」は、「背景にオリーブの
オシャレなデザイン」で、こちらも大好評でしたよ
「残った御料理を持ち帰りたいです!」とのリクエストが多く、とても嬉しかったですね
今日5月12日は「母の日」ですから、是非、お母様や奥様(もちろん、自分用もOKです)のために作って頂きたい超カンタンレシピ「豆腐とみょうがのサラダ仕立て、和風オリーブオイルソース」を御紹介させて頂きます。
まずは「みょうが」ですが、刻んでから、多めのEXVオリーブオイルを絡ませて、1時間以上置きます。こうすることで「みょうが」が、凄く美味しくなりますよ。皿に、水切りした豆腐を並べ、この「オリーブオイル漬けのみょうが」をオリーブオイルごとかけます。そして、醤油をオリーブオイルの半分くらいかけてから、お好みで、細葱やかいわれ、炒りごまなどを散らせば出来上がりです。この料理の良いところは、更に、お好みのトッピングを乗せれば、どんどん豪華にすることができることです。ツナや茹でたシーフード、お刺身、桜エビやジャコなどもいいですよね。肉系がお好みならば、カリカリベーコンやコンビーフ、シャブシャブ肉、ステーキ等を乗せてもいいですね。今日だけは、お母様や奥様の好物をたっぷり乗せて「豪華な豆腐サラダで御祝い」するのは如何でしょうか。
シンプルながら、とても美味しい「豆腐とみょうがの和風サラダ仕立て」です
刻んだ「みょうが」に、上質なEXVオリーブオイルを加えて、1時間以上漬けておきます
これが「美味しいソース」のベースになりますから、たっぷりとオリーブオイルを加えます
この上に、お好みのトッピングを乗せれば「豪華なメインディッシュ」にもなりますよ
5月12日に、神奈川県相模原市の住宅展示場「相模原・古淵ハウジングステージ」にお伺いし「オリーブオイルセミナー&スープパスタ御試食会」を開催させて頂きました。午前・午後の2部制でしたが、どちらも先着50名様ずつでしたので、開始時間の随分前から行列して頂き、本当に有難かったです。今回のメニューには、青森県鰺ヶ沢産の新鮮な野菜をふんだんに使わせて頂きまして、小さなお子様連れの御家族にも大好評でした。山菜、行者ニンニク、アスパラガス等もありましたが、私が特に素晴らしいと思ったのは「ササタケノコ」という細いタケノコでした。和風出汁で軽く煮て、EXVオリーブオイルを加えると、香りと旨味が引き立ち、そのままシンプルに「スープパスタ」のベースにしたのですが、御客様の評判も良く、嬉しかったです。御土産にも鰺ヶ沢産の野菜類をプレゼントさせて頂いたのですが、写真のように「新聞で作ったエコバック」がオシャレですよね。
この日は、ソムリエの田崎真也さんもお越しになり、「ワインと食をテーマにした講演」をされました。私も聴かせて頂きましたが「目からウロコ」の素晴らしい内容でした。田崎さんとは初対面でしたので、帰り際に御挨拶させて頂きましたら「小暮さん、情熱大陸見てましたよ!」と、嬉しそうに言って下さり、感激致しました。「ソムリエ同士」で何か企画出来たら面白そうですね。
「母の日」の5月12日に、相模原市古淵の住宅展示場にお伺いし
「オリーブオイルセミナー&スープパスタ御試食会」を開催しました
今回は、盛り沢山の「オープニングフェアのイベント」最終日でした
この日は、ソムリエ・田崎真也氏の講演会も開催されました
田崎真也氏とは初対面でしたので、御挨拶させて頂きましたが
「情熱大陸」を御覧頂き、覚えて下さっていました
私のセミナーは、先着50名様限定でしたので、朝早くから行列して頂き、有難かったですね
会場中庭の特設テントの中に「仮設キッチン」を作り「オリーブオイル
セミナー&スープパスタ御試食会」を開催させて頂きました
オリーブオイルのお話をしながら「青森産細タケノコ入りスープパスタ」の盛り付け中です
「オリーブオイルの効能のお話」では、質疑応答が活発になり、かなり盛り上がりましたよ
初夏を思わせる日差しの中、日傘をさしながら聴いて下さる御客様も多かったですね
「青森産の新鮮な野菜のプレゼント」もありましたが、「新聞で作った
エコバック」がオシャレですよね
新鮮な山菜や行者ニンニク、細タケノコ、アスパラガス等が青森県鰺ヶ沢町から送られて
来ました。青森県も「豊かな自然の恵みの宝庫」ですよね
「細タケノコ(ササタケノコ)」は、軽くボイルしてから、和風出汁で煮ておきます
「上質なEXVオリーブオイル」を適宜加えると、タケノコの香りと旨味が、グッと引き立ちます
「細タケノコの旨味が充分に引き出された和風出汁」を、スープパスタのベースにしました
3月中旬に天草市立倉岳中学校にお伺いし、キャリア教育を兼ねた「オリーブ講演会」をさせて頂きました。ちょうど、卒業式の直後でしたので、1、2年生合わせて46名の生徒さん達を前に、見晴らしの良い3階の教室を会場にしての講演会でしたが、「天草の豊かな自然の恵みとオリーブオイルの相性のお話」から「コンプレックスだらけだった私の中学時代の苦いエピソード」、「夢を持ち、いじめに耐えながら頑張った修業時代のお話」、「海外の食文化の現状のお話」、「便利な食生活の裏側のお話」、「いのちを繋ぐことの意味」等々、アッと言う間の1時間でした。46名の生徒さん達の「真剣な眼差し」は、途切れることなく最後まで続き、それに感激した私は、「いつも以上に熱のこもった講演」をさせて頂きましたが、先生方からも「いいお話でした!私達も感動しました」と言って頂き、有難かったです。
そして、「オリーブ講演会」の後には、1階の家庭科室で「オリーブ料理教室」を開催させて頂きました。楽しく和やかな雰囲気の中での「料理教室」でしたが、実際に「天草の豊かな自然の恵みとオリーブオイルの相性の良さ」を体験した生徒さん達の嬉しそうな表情が印象的でした。これからも、天草に生まれ育ったことに「誇りと感謝の気持ち」を持ち、明るく健やかに成長して頂くことを願うばかりです。メニューは「春キャベツともずくの和風スープ」、「オリーブ玄米御飯」、「味噌オリーブ風味のパスタ、イチゴ添え」の3品でしたが、西山正治校長先生にも御試食して頂き「御墨付き」を頂きました。料理教室終了後には、みなさんと記念撮影させて頂き、秋の再会を約束させて頂くほど盛り上がりました。最後の写真は、代表で「御礼の挨拶」をして下さった女子生徒さんです。飾らない素朴な感想が心に浸みました。楽しい時間を有難う御座いました。
天草市立倉岳中学校で、キャリア教育を兼ねた「オリーブ講演会」を開催致しました
全校生徒46名のみなさんは、最後まで真剣な表情で聴いて下さり、有難かったです
話題は、私の「世界中での経験談」を含め、多岐に及び、とても中身の濃い1時間でした
会場となった3階の音楽室で、講演後に、みなさんと記念撮影させて頂きました
講演後には、1階の家庭科室で「オリーブ料理教室」を開催させて頂きました
「特製味噌オリーブオイル・パスタソース」の作り方を実演しているところです
生徒さんの代表を私が指名し、一緒にパスタの盛り付け中ですが、盛り上がりましたよ
各テーブルをまわり、直接生徒さん達に「ソースの作り方のコツ」を御指導中です
今回のオリーブオイルクッキングは「オリーブ玄米御飯」、「春キャベツともずくの和風
オリーブ風味スープ」、「イチゴ入り味噌オリーブ風味パスタ」の3品でした
西山正治校長先生にも御試食して頂き、「美味しい!」とお墨付きを頂きました
料理教室終了後には、素敵な花束まで頂き、全員で記念撮影させて頂きました
講演会の最後に、代表で「御礼の挨拶」をして下さった生徒さんと記念の1枚です
オリーブオイルが大好きな佐々木海仁君も、熱心にお料理してくれました
大変に御世話になった家庭科の池田久子先生とも、記念撮影させて頂きました
私は、豆や豆腐が大好きで、ウチでも、よく食べますので、そのカンタンレシピ「厚揚げと油揚げの和風オリーブ煮」を御紹介させて頂きます。厚揚げと油揚げは、軽くボイルしてから、麺つゆを薄めた程度の和風出汁で10分程度煮ます。その仕上げにEXVオリーブオイルを適宜加えれば出来上がりなのですが、オリーブオイルを加えることで、不思議なくらい、グッと旨味が引き立ちますので、是非、お試し下さいね。今回は、キャベツも入れましたが、お好みで、色々な野菜を加えるのもいいですね。
毎日でも飽きない「厚揚げと油揚げの和風オリーブ煮、新キャベツ添え」です
和風出汁で軽く煮た「厚揚げと油揚げ」に上質なEXVオリーブオイルをかけます
EXVオリーブオイルをかけると、不思議なくらい「厚揚げと油揚げの旨味」が引き立ちます
先日、渋谷の居酒屋「月乃ひかり亭」さんに伺い、「東京農業大学・農業経営学研究室」出身の若い有志のみなさんが企画した「生産者交流イベント」に参加させて頂きました。長野県野辺山高原で美味しいレタスやキャベツ、白菜等を有機栽培している「高見澤農園」の高見澤さんや、質の高いりんごが人気の佐久市「チクマ農園」代表の小林さんらから、現状の生産現場の問題点等を聴かせて頂き、試食もさせて頂いて、中身の濃い4時間でした。日本全体での「農業従事者」の割合は、1.96%、しかも、平均年齢は、65才だそうです。これからの「日本人の食生活、健康、将来」を考えますと、もっと真剣に、熱いハートを持った生産者のみなさんを応援し、支えて行かなければならないことを痛感致しました。実際に色々なメニューを試食させて頂き、「心のこもった食材は美味しい」ことも実感させて頂きました。このようなイベントは、継続していかなくてはいけませんね。私も、是非、オリーブオイルを絡めた「超カンタンレシピ作り」等でお手伝いさせて頂こうと思っています。
渋谷の洋風居酒屋「月乃ひかり亭」さんを会場に、「生産者交流イベント」が開催されました
長野県・野辺山高原で、美味しい有機野菜を生産している高見澤さんの講演風景です
高見澤さんの有機栽培レタスは、本当に、旨味、甘味があって美味しかったですね
上質なりんごが人気の「チクマ農園」代表小林さんの講演は、情熱
が伝わり、とても良かったです
小林さんの「りんごジュース」は、もちろん、とても濃厚で美味しい「100%果汁」です
「農業の将来」を真剣に考えているみなさんと、試食しながら、色々話し合いました
「巨大な完熟トマトとレタスのサラダ」は、素朴ながら、野菜の旨味が生きていました
「地野菜のグラタン」は、ズッキーニ、じゃが芋、りんご等が入り、とても美味しかったです
「りんごのムースケーキ」は、甘さ控えめで、りんごの美味しさが際立っていました
「レタスとりんごで作ったジャム」がアクセントとなり、とても美味しいタルトでした
千葉県と言えば「八街産のピーナッツ」が有名ですが、今日は、いつものピーナッツを、より美味しく味わう方法を御紹介させて頂きます。「薄皮付きのピーナッツ」をフライパンで、から炒りするのですが、途中で、天然塩とEXVオリーブオイルを適宜加えて、軽く炒める感じにすると、いつものピーナッツが、超!美味しくなります。本当に、病みつきになるくらい美味しくて、お酒のおつまみには最高ですので、是非、お試し下さいね。
「いつものピーナッツ」にEXVオリーブオイルをかけて炒るだけで、すごく美味しくなりますよ
美味しさの決め手は、「上質のEXVオリーブオイルと天然塩を使うこと」ですね
ゆっくりと、から炒りしながら、EXVオリーブオイルと天然塩を、適宜加えていきます
千葉県八街産のピーナッツは、特産品として昔から有名でして、私
も大好きです!
先週末は、千葉県流山市の渡辺様宅にお伺いし、「新築祝いのおもてなしの御料理」を作らせて頂きました。渡辺様は、私が昨年まで出演していた「NHKラジオビタミン」を聴いて下さっていた御縁から、半年以上前に予約して下さいました。御近所の御友達を中心に、35名様分を大皿盛りで作らせて頂きましたが、どの御料理も喜んで頂けまして、嬉しかったです。お手伝いのおふたりも、渡辺様の御友人の塚本さん、水田さんでしたが、近々、飲食店を経営されたいとのことで、一生懸命に盛り付けや洗い物をして下さり、助かりました。有難う御座います。
「NHKラジオビタミン」の御縁から、「新築祝のおもてなし」をさせて頂くことが出来ました
盛り付け、洗い物等のお手伝いをして下さったおふたりです。有難う御座いました
今回は「大皿盛り」で、オリーブオイルを使った前菜は、6品御用意させて頂きました
私が得意とする、メインの「和牛のクネル仕立て」を盛り付けているところです
御客様は、地元の御友人を含め35名様でした。アットホームな雰囲気がよかったです
野菜中心でヘルシーな「コグレ流・和風オリーブオイルクッキング」は、大人気でした
環境大臣政務官の齋藤健様とは、「環境に優しいエコな食の話題」で盛り上がりました
昨日(5月30日)は、練馬区南大泉にある「妙福寺」様にお伺いし、「檀家様へのおもてなしの御料理」35人分を作らせて頂きました。御客様は、ほとんどが年配の男性でしたが、「コグレ流オリーブオイルクッキング」が大好評でして、多めに御用意したバケットも、アッと言う間に無くなってしまいました。
住職の戸田様は、保育園も経営されており、特に「食育」には熱心な方で、「保育園での理想の給食とは?」とか「健やかな子供の成長のために心がけたい家庭料理とは?」等をテーマに、御客様がお帰りになったあとも、キッチンで後片づけをしながら、「とても熱く」語り合いました。今後、妙福寺様はもちろんのこと、住職様のお知り合いの保育園様にも、私の取り組みを御紹介して頂いて、「保育園児の食のレベルアップ」のために、お手伝いさせて頂くことになりました。責任のある仕事で遣り甲斐も感じますし、この素晴らしい御縁に感謝しながら、精一杯頑張りますので、応援を宜しくお願い致します。
この日の御料理の盛り付けには、妙福寺保育園の主任・坂本先生をはじめ、若い先生にもお手伝いして頂き、とても助かりました。有難う御座いました。
300年以上の歴史のある、練馬区南大泉「妙福寺」様にお伺い致しました
「凛とした静寂感・重厚感に包まれた」素晴らしい境内を歩かせて頂きました
妙福寺様の敷地内には「保育園」も併設されており、子供達が元気に遊んでいました
住職の戸田様は、「子供達の食育」にも、大変に熱心で、色々とお話もさせて頂きました
妙福寺保育園の先生方にも、盛り付け等を手伝って頂き、助かりました
「天然エビと切干大根の和風オリーブオイル風味サラダ」です
「オリーブオイルと醤油入り、キノコ&そばサラダ」も、シンプルながら、大好評でした
「美しい日本庭園を見渡せて、とても雰囲気のある和室」が、御食事
会場でした
男性の御客様がほとんどでしたが、「コグレ流オリーブオイル料理」を楽しんで頂けました
梅雨空が広がる関東地方ですが、みなさんは、御元気でしょうか?昨晩は、天草で大変に御世話になっている、観光協会副会長のストロング永田さんの御紹介で、飯田橋にある、ザ・グレートカブキさんの居酒屋「かぶき・うぃず・ふぁみりー」さんにお伺いしました。店内には、プロレスの歴史を実感出来る写真やフィギアがたくさん並び、カブキさん自らキッチンで料理されていて「プロレス小僧」だった私にとりまして、夢のような空間でした。しかも、現役レスラーの吉江豊選手や、プロレスのことなら、何でも知っている、美味しいパンで有名な「御影アルティザン」社長のニ井一憲さんとも同席させて頂き、カブキさんを交えて熱く展開された「プロレストーク」は、ファンなら絶対に聴きたい内容で、感激、感動の連続でした。やっぱり「昭和のプロレスは最高!」ですね。
料理は、すべて美味しかったですが、特に「カブキスペシャル・カレーちゃんこ」は、毎日でも食べたくなる美味しさでした。是非、「オリーブオイルを使ったカブキスペシャルメニュー」を開発させて頂きたいですね。
帰り際には、カブキさんから「スタン・ハンセンの現役時代の帽子」をかぶせて頂き、気絶しそうでした(笑)。みなさん、楽しい時間を有難う御座いました。
プロレスファンの憧れ、ザ・グレートカブキさんの居酒屋さんは、JR
飯田橋駅近くにあります
メニューは、「素朴で美味しいものばかり」でした
人気の「カブキ・ハイボール」を、カブキさんに持って頂きました
店内は、いつも「プロレスファン」で賑わっており、予約した方がいいですね
壁には、「プロレスの歴史」が分かる貴重な写真が、たくさん飾ってあります
カブキさんとの「プロレス談義」は、ファンには堪らない「感動秘話」ばかりでした
現役人気レスラーの「吉江豊選手」も、同席して下さいましたが、ふたりで良く飲みました
いつも御世話になっている、天草観光協会副会長の「ストロング永田」さんです
関西を代表する美味しいパンで有名な「御影アルティザン」社長のニ井一憲さんは、プロ
レスのことなら、何でも知っています
カブキさんから、「スタンハンセンさんの現役時代の帽子」をかぶらせてもらいました
カブキさんが作る「カレーちゃんこ」は、風味豊かで、本当に美味しかったです!
みなさん、曇り空が広がる船橋より、おはようございます。宮城県石巻市で牡蠣漁師として奮闘している私の友人、阿部貴俊さんから、見事な「牡蠣」が届きました。早速、殻付きのまま、高温のオーブンで5-6分焼き、上の殻を剥ぎますと、プリプリで美味しそうな「牡蠣」が現れました。もちろん、このまま食べても美味しいのですが、いつものようにEXVオリーブオイルをかけますと、潮の香りがグッと引き立ち、「もう、最高!」でした。アレンジバージョンとして、炒りごまや鰹削り節をかけても美味しいですよ。朝から、冷えた白ワインを開け、「牡蠣とオリーブオイルとワインのマリアージュ」を楽しんでいます(笑)。阿部さんは、単なる漁師さんではなく、自分で販路を拡大しようと、営業活動も頑張っています。もちろん、「牡蠣とオリーブオイルを使った商品開発」は、私も喜んでさせて頂きますので、完成した際には、みなさんも応援して下さいね。
宮城県石巻市から「見事な牡蠣」が届きましたので、殻付きのまま、高温のオーブンで
焼いてみました
上の殻をはぎますと、プリプリで美味しそうな牡蠣が現れました
上質なEXVオリーブオイルをかけると、潮の香りが広がり、食欲をそそりますね
冷えた白ワインを飲みながら頂く「焼き牡蠣」は、最高に美味しい
ですよ
アレンジ編として、炒りごまや鰹削り節をかけると、御飯のおかずにもなります
昨日(6月21日)、福島県郡山市の「富岡町生活復興支援おだがいさまセンター」を訪れ、「地元野菜をオリーブオイルで美味しく食べる会」を開催させて頂きました。
富岡町は、福島原発から近いために、町全体が、郡山市をはじめ、各地に避難を余儀なくされています。4月に東京ビックサイトで開催された、私がナビゲーターを務める「ホビークッキングフェア―2013」に、不安と勇気を持って出展して下さったことが御縁になり、今回の企画が実現したのですが、色々な問題を抱える中でも、2ヶ月ぶりにお会いしたみなさんは、とても明るく御元気で、まずはホッと安心致しました。
元々、福島県は「素晴らしい自然の恵みの宝庫」ですので、風評に惑わされずに「安心、安全な農産物を、デトックス作用もあるEXVオリーブオイルをかけて美味しく食べることが、健康につながる」と、確信しています。今回の企画でも「そんな熱い想い」を、直接お伝えしたくて、郡山まで伺いました。
会場内のキッチンに入りますと、地元で収穫された「瑞々しいキャベツやきゅうり」、「甘味のある玉葱」、「子供の頃に食べた、トマト本来の味がするトマト」、「焼き立ての、香り高いバケット」等が、たくさん用意されていて、嬉しくなってきました。しかも、一緒に下拵えして下さるみなさんが、やる気満々で待っていてくれたものですから、私が到着するやいなや、キッチン内のボルテージは、一気に上がり、ハイテンションで、仕込みがアッと言う間に終わりました(笑)。会場の広さの関係で、30名様限定でしたが、キャンセル待ちが出るほどの人気だったようで、本当に、有難かったです。
私のトークを含めた御試食会は、最後の質疑応答も活発に展開され、みなさんの「食や健康に対する意識の高さ」を実感致しました。オリーブオイルの御注文もたくさん頂きましたし、これから富岡町御出身のみなさんが、「食を通して健康になって頂くこと」が、何よりも「福島復興のシンボルとなる」と思いますので、全国のみなさんも、暖かい応援を宜しくお願い致します。
帰り際には、地元のラジオ番組2本にも出演させて頂き、「熱きエール」を贈らせて頂くと共に、みなさんとの「元気な再会」を約束して来ました。
郡山市の「富岡町生活復興支援おだがいさまセンター」を訪れ
「地元野菜をオリーブオイルで美味しく食べる会」を開催させて
頂きました
「富岡町生活復興支援おだがいさまセンター」は、仮設住宅の敷地内にあります
今回のイベントのポスターですが、定員の30名様は、すぐに埋まっ
てしまったようです
地元産の新鮮なキャベツ、玉葱、キュウリ、トマトが、この日の主役
食材でした
天然塩をまぶしたキャベツに、上質なEXVオリーブオイルをかけて
いるところです
みなさんに仕込みを手伝って頂いたら、アッと言う間に終わってしまいました(笑)
みなさん、オリーブオイルの使い方に興味津々で、楽しそうにお手伝いして下さいました
「キュウリ」には、軽く天然塩を振り、醤油とEXVオリーブオイルをかけて混ぜるだけです
「玉葱スライス」は、水にさらしてから、醤油とEXVオリーブオイルをかけ、仕上げに、ゴマと
鰹削り節を振りかけます。とても美味しいですよ!
上質なEXVオリーブオイルの味を初めて体験する方々も多く、かなり盛り上がりましたね
ユーモラスな私のトークに、会場中が笑いに包まれて、楽しい雰囲気になりました
私が2009年に出演させて頂いた「情熱大陸」も、最後に御覧頂き、オリーブオイルに対する
イメージが身近なものになったと思います。
地元のラジオ番組2本に出演させて頂きましたが、どれだけ反響があるのか楽しみです
とてもお若い進行役のおふたりでしたが、「オリーブトーク」は、かなり盛り上がりましたよ
七夕飾りの短冊に書かれた願いが、早く実現するように、これからも応援させて頂きます
先週の栃木県那須塩原市滞在中には、しっかりとした、ぶれない信念を持ち、風評被害に負けずに頑張っていらっしゃる生産者のみなさんを訪問させて頂きました。
まずは「ハーレー牧場・月井さん」を訪れ、とても濃厚で美味しい牛乳を試飲させて頂きましたが、なによりも感動したことは、牛達の毛並みが、とてもきれいで、本当に健康そうだったことです。さらに、蒸し暑い日であったにも関わらずに、牛舎内に、殆ど「臭い」が無かったことにも驚きました。もちろん、毎日の掃除を徹底していることもあるかと思いますが、月井さんにお尋ねしますと「人間と一緒で、良い餌と水をあげて、ストレスの無い環境作りを心掛けているからですよ」と、笑顔で答えて下さいました。
こちらでは、「カチョカバロ」という、ひょうたん型をしたフレッシュチーズも作っていらっしゃいます。私の大好きな南イタリア・シシリアでよく食べられている「カチョカバロ」ですが、まさか、那須塩原で食べられるとは思ってもいませんでした。しかも、本場シシリアのそれは、かなり塩味がきついのですが、ハ―レ牧場さんのは、塩味も程良く、コクもあって、本当に美味しいのです。思わず、嬉しくなって、EXVオリーブオイルを馴染ませたパンに、スライスした「カチョカバロ」を乗せ、オーブントースターで焼いて食べましたら、「もう、最高!」でした(笑)。御土産に、手作りロースハムも頂きましたので、贅沢にも、チーズの上に乗せて焼いてみましたが、これも美味しかったですね。是非、みなさんも「カチョカバロ」を見つけたら、お試し下さいね。
那須塩原市で、上質な乳製品を作っている「ハーレー牧場」の月井美好さんです
環境がよく、殆ど臭いの無い牛舎では、健康的な牛達が、たくさん餌を食べていました
子牛達も、毛並みが奇麗で、とても元気そうに動いているのが印象的でした
牧草にトウモロコシ等を混ぜた「自然の餌」を食べさせるのが、「美味しさの秘密」ですね
クチコミで評判が高まり、お届けする地域、お店も、どんどん広がっているようです
ひょうたん型をしたフレッシュチーズ「カチョカパロ」は、本場南イタ
リア・シシリアを凌ぐ美味しさです!
EXVオリーブオイルを塗ったパンに「カチョカパロ」を乗せ、オーブン
で焼きますと、「もう、最高!」の美味しさですよ
「パンとチーズとオリーブオイルの相性は、とても良い」ことを実感出来る「逸品」ですね
手造りのロースハムも乗せて焼いてみました。ワインとの相性も
バッチリですよ
先日の那須塩原市滞在中には、あらゆる場所で「豊かな自然の恵み」を実感致しました。
最初の写真は、広大な「そば畑」ですが、このすぐ隣りには、地粉にこだわった、美味しい手打ちそばが食べられる「農村レストラン・高林坊(こうりんぼう)」さんがあります。
私は、このお店の看板メニュー「巨大かき揚げ付き2色そば」を頂きましたが、田舎そばも、更科(高林坊)そばも、ソバ粉の風味が生きていて、本当に美味しかったです。ソバ打ち名人として有名な、このお店の職人・鏑木さんの「ソバ打ち」も見せて頂きましたが、あまりに見事な仕事ぶりに感動して、暫く見入ってしまいました。地元野菜で作る天ぷらも、揚げ方が上手で、感心しましたが、帰り際にキッチンを覗かせて頂きますと、近所の素人のお母さん達が、イキイキと楽しそうに仕事している姿が印象的でした。
そして、さらに素晴らしいと思ったのは、どんどん入って来る御客様の殆どが「地元の常連さん」だということです。「地元の人々に愛されるということは、本物であることの証」ですし、地元のみなさんの会話を耳にしながら頂くそばの味は、また格別です。観光客にとっては「このようなお店こそが理想的なのだ」と思いませんか?このお店が、近くにあったら、そば好きな私は、多分、毎日通ってしまうと思います(笑)。色々と説明して下さった代表の室井さん、有難う御座いました。
那須塩原市の恵まれた自然環境の中にある、広大な「そば畑」を訪れました
そば畑のすぐ近くに、地元民にも人気の「農村レストラン・高林坊」さんがあります
人気№1メニューの「巨大かき揚げ付き2色そば」は、最高の美味しさでした
丁寧に愛情を込めて作られた「逸品」を見ていたら、思わず嬉しくなってきました
色々御案内して下さった、那須塩原市職員のみなさんと記念の1枚です
窓の外は、すぐに広大な「そば畑」で、美しい緑の絨毯が広がって見えました
地元のみなさんに愛されているということは、「本物の証」で理想的ですね
キッチンでは、地元のお母さん達が、キビキビと楽しそうに仕事していました
名物の「巨大かき揚げ」が、揚げ方も上手に、次々と出来てきます
半端生地で作る「そばかりんとう」ですが、これが病みつきになる美味しさでした
「ソバ打ち名人」鏑木さんの見事な仕事ぶりは、見ていて惚れぼれしますよ
「そば粉挽き作業」を体験させて頂きましたが、とても大変な作業
だと思いました
「地元産のそば粉」にこだわった高林坊さんを、これからも応援
したいですね
6月上旬の天草市滞在中には、ちょうど、西の久保公園で「花菖蒲祭り」が開催されていましたので、私も、早速、伺いましたが、満開の花菖蒲の素晴らしさに感激致しました。
会場を入ってすぐに大きな池があるのですが、そこに浮かぶ水草が、一面に淡い紫色の花を咲かせており、それが、まるでフカフカのじゅうたんのようでしたし、奥の方に広がる花菖蒲も、色々な色合いがあって、本当に見事でした。
遊歩道の入り口には、顔なじみの飲食店さんが、多数、出店していて、世間話にも花が咲きましたね(笑)。お昼時に伺いましたので、私がアドバイスさせて頂いている太巻き寿司の「うまかやさん」で「ゆず胡椒オリーブ風味の太巻き」を買い、有明名物「巨大たこ焼き」も買って頂きましたが、豊かな自然に包まれた公園の中で、花菖蒲を見ながら食べるのは「最高!」でしたよ。
6月上旬の天草市内・西の久保公園で、「花菖蒲祭り」が開催されていました
奥行きの広い公園内では、「25万本の花菖蒲」が、色取り取りに美しく咲いていました
公園入り口付近の池には、「薄紫色の花を咲かせた水草」が、たくさん浮かんでいました
奥まで続く遊歩道の途中で、「見事に咲く花菖蒲」をバックに、記念撮影致しました
「花菖蒲」には、こんなにも、色々な種類があることを初めて知り
とても感激致しました
私がアドバイスさせて頂いている「うまかやさん」の「ゆず胡椒オリーブ風味の太巻き」を
頂きました。「本当に美味しいですよ!」
有明名物「巨大たこ焼き」も、評判が良く、私も買って食べました
私は、出汁に浸して食べる「明石焼き風」を頂きましたが、とても食べ応えがありますね(笑)
昨日(6月30日)は、閑静な六本木の高台にあります「スウェーデン大使館」で開催された「バーベキューを楽しむ会」に、ゲストとして参加させて頂きました。
いつもは、仕事として「作る方」ですので、このような御食事会は、とても新鮮で、嬉しいですね(笑)。心地よい風が通り、開放感もあって、緑豊かな中庭でのバーベキューは、とても美味しく、「もう、最高!」でした。
バーベキューも終わり、お腹も満たされた頃に、領事であるマリアン・ビュールンドさんのお嬢さん、ルイーズさんが、スウェーデンの伝統楽器「ニッケルハルパ」で軽快な音楽を演奏して下さり、それに合わせて、全参加者が、輪になってユニークな「スウェーデン風フォークダンスを踊る」というサプライズ企画までありました。マリアンさんが、まず、見本を見せてくれるのですが、象や鶏などの動物を真似たり、掃除をするジェスチャーをしたりと、その仕草が、とても面白くて、ついつい夢中になってしまいました(笑)。
最初のバーベキューから、最後のフォークダンスまで、みなさん、大満足の笑顔で、とても素晴らしいパーティーでしたね。主催者のみなさん、本当に、素敵な時間を有難う御座いました。
スウェーデンには、まだ行ったことがありませんので、是非、チャンスをみつけて伺いたいなと思います。
六本木の閑静な高台にある「スウェーデン大使館」で、「バーベキューを楽しむ会」が開催
され、私も、ゲストとしてお伺いしました
緑豊かで素敵な中庭が会場でしたが、特に進行係が挨拶するわけでもなく、自然発生的に
パーティーはスタートしました
バーベキューは、スウェーデン料理レストラン「リラ・ダラナ」さんのケータリングでしたが
下味もしっかりしていて、焼き加減も良く、とても美味しかったです
この「ピクルス」は、酸味がとてもまろやかで、野菜それぞれの歯応えも良く、とても美味し
かったですね
領事のお嬢さん、ルイーズさんが、スウェーデンの伝統楽器「ニッケルハルパ」を演奏して
くれました。ピアノの鍵盤のようなものが付いており、とても精密な作りに感動しました
領事のマリアン・ビュールンドさんが、ユニークな振り付けで踊り
の手本を見せてくれ、それを全員が輪になって繰り返すのです
が、あまりにも面白くて、大盛り上がりでしたね(笑)
マリアンさん、ルイーズさんと一緒に記念撮影させて頂きました
とても楽しい時間を有難う御座いました!
7月に入り、連日、猛暑が続いていますが、みなさまは、如何お過ごしでしょうか。
今日は、この3連休に作って頂きたい超カンタンレシピ「鰹叩き風のヘルシー豆腐サラダ」を御紹介させて頂きます。「鰹」は、サク取りしたものに天然塩を振り、30分以上置いてから、数秒ボイルして冷水に落とし、冷まします。こうすることで、鰹独特のクセが抜けて食べ易くなるのです。
水切りした豆腐の上に、スライスした鰹を乗せ、上質なEXVオリーブオイルと醤油を1対1の割合でかければ、もう出来上がりです。
いつものパターンですが、お好みで、2色の炒りごまをかけますと、彩りも良く、食感と栄養価もアップしますので、鰹が安くて美味しいこの時期に、是非、お試し下さいね。
とてもヘルシーで美味しい「鰹叩き風の豆腐サラダ」を是非、お試し下さいね
鰹は、天然塩を振ってから、軽く湯引きすることで、クセが無くなり美味しくなります
上質なEXVオリーブオイルと鰹の相性は抜群で、鰹の美味しさを引き立てます
EXVオリーブオイルをたっぷりかけるのも、美味しさアップのポイントですよ
豆腐サラダの場合、醤油とEXVオリーブオイルは、1対1の割合でかけるのが基本です
先日、南半球「チリ」の搾りたてオリーブオイル「ヌベロ」が、空輸で届きました。
普通、オリーブオイルは、オリーブの実を丸ごと潰して搾った後、水分とオイル分を完全に分離させるために、真空のタンクに入れて、3ヶ月ほど置くのですが、それをせずに、早く瓶詰めするのが「ヌベロ(ヌ―ボー、ニューと同じ意味)」なのです。イタリアなどの北半球で搾られた「ヌベロ」は、冬場に届きますから、南半球は、季節が逆であることが分かりますよね。
早速、温野菜やバケットにかけてみましたが、グリーン色が濃く、風味も豊かで、とても美味しかったです。私が普段、愛用している「ラビダ・クラシックレーベル」も、ポリフェノールが豊富で、グリーン色が濃い方なのですが、2種類を並べてみますと、チリの「ヌベロ」の色の濃さがよく分かりますよね。「ヌベロ」は、完全に水分が抜ける前に瓶詰していますので、早めに使い切ることもポイントです。
(左)普段、私が愛用しているイタリア・シシリアの「ラビダ・クラシックレーベル」
(右)南米・チリの搾りたてオリーブオイル「ヌベロ」ですが、「ヌベロ」のグリーン色の濃さが
良く分かりますよね
チリ産の「ヌベロ」をバケットに浸けて食べてみましたが、風味も良く、スパイシーで美味し
かったです。写真からも分かる、トロっとした感じが、質の高さを物語っていますね
温野菜に、チリ産の「ヌベロ」をかけて食べたら、「もう、最高!」でした(笑)オリーブオイルは
主役のあらゆる食材を引き立てる「名脇役」だということが、よく分かりますよ
7月も中旬になり、市場やスーパーなどでは、各地から美味しそうな「桃」が入荷していますね。
「皮をむいた桃」に、上質なEXVオリーブオイルをかけて食べると、すごく美味しいことを御存じでしょうか?さらに、「ミント」との相性も抜群ですので、「やや硬めの桃」が手に入りましたら、是非、以下のレシピをお試し下さいね。
まず、桃の果肉をスライスして皿に並べ、EXVオリーブオイルをかけてから、軽く天然塩とブラックペッパーを振ります。そして、仕上げに「刻んだミントの葉」を散らせば、美味しい「ミント風味の桃のサラダ」の出来上がりです。「大人のデザート」としても美味しいですが、「白ワインに添える前菜」としても最高で、この時期に超お勧めの「逸品」ですよ。
「皮をむいた桃」にEXVオリーブオイルをかけて食べると、本当に美味しいですよ
EXVオリーブオイルは、上質な物を使った方が、はっきりと美味しさが際立ちます
「カットした桃」に、EXVオリーブオイルをたっぷりかけてから、天然塩と胡椒を振ります
「桃」と「刻んだミント」との相性は、抜群で、EXVオリーブオイルをかけることで、美味しい
「サラダ仕立て」にもなります
みなさん、御元気でしょうか?こう暑い日が続きますと、のど越しのツルっとしたものを食べたくなりますね。そこでお勧めなのが、超カンタン「こんにゃくのオリーブ醤油炒め」です。「こんにゃく」は、味が浸み易くなるように、5分程度、下茹でしておきます。鍋に、EXVオリーブオイルと醤油、味醂を2対1対1の割合で入れて、こんにゃくを炒めるのですが、あれば、出汁用昆布や鰹節も一緒に炒めますと、旨味が増します。出来立ての熱々も美味しいのですが、半日以上置いてから食べますと、こんにゃくにEXVオリーブオイルの旨味が浸み込んで、より一層、美味しくなりますよ。御飯やお弁当のおかずとしても最適ですし、少し、一味唐辛子等をかければ、お酒のおつまみにも最高です。是非、お試し下さいね。
「こんにゃくのオリーブ醤油炒め」は、御飯にも、お酒にも合う逸品で、美味しいですよ
上質なオリーブオイルとこんにゃくの相性は、抜群ですので、是非、お試し下さいね
EXVオリーブオイルと醤油、味醂は、2対1対1の割合で加えて、煮含めるように炒めます
出来立ての熱々も美味しいですが、暫く置いて、味を馴染ませると、さらに美味しくなります
今日は、夏バテを防ぐのに最適な、超カンタンレシピ「葱とゴマの和風オリーブ風味パスタ」を御紹介させて頂きます。
鍋に、味噌と酒、みりんを2対1対1で入れて煮溶かし、炒りごま、粉チーズ、EXVオリーブオイル、各適宜も加えておきます。そこに、細葱と共にボイルしたパスタを混ぜ合わせれば出来上がりなのですが、食べる時に、お好みで、EXVオリーブオイルをかけ足すと、美味しさがアップしますよ。
もちろん、葱以外のトッピングを増やして頂いてもOKですので、是非、ブランチやお酒の後の〆として作ってみて下さいね。
夏バテ防止に最適な「葱とゴマの和風オリーブ風味パスタ」は、本当に美味しいですよ
材料は「身近で揃うものばかり」ですので、是非、チャレンジしてみて下さいね
葱以外では、「キャベツ」、「小松菜」、「ホウレン草」、「レタス」等でもいいですよ
食べる時に、お好みで「EXVオリーブオイル」を、さらにかけ足すと、美味しさがアップします
「冷えた白ワイン」との相性も抜群ですので、週末のブランチ等に
是非、お試し下さいね
みなさん、今日も快晴で、暑さ厳しい船橋より、こんにちは。
夏バテ予防にも最適な「熟成黒にんにく」を御存じでしょうか?「普通のにんにく」をゆっくりと時間をかけて熟成させると、身は真っ黒で柔らかくなり、甘味と旨味が引き出されて、凄く美味しくなるのですが、先日、佐賀県武雄市の生産者のみなさんから、おみやげにたくさん頂きました。
お酒のおつまみとして、そのまま食べても美味しいのですが、今日は、EXVオリーブオイルをかけたバケットに乗せて、トーストしてみました。更に、アレンジバージョンとして、フレッシュチーズも乗せて焼いてみましたが、どちらも、とても美味しかったですね。
「EXVオリーブオイルと熟成黒にんにくの相性の良さ」も、よく分かりましたので、これから、「夏バテ防止の逸品」を、色々と試作してみたいと思いますし、みなさんも、「熟成黒にんにく」を見つけましたら、是非、お試し下さいね。
「熟成黒にんにく」は、普通のにんにくを、ゆっくり熟成させて作ります
「熟成させたにんにくの身」は、黒くて柔らかく、甘味と旨味が引き出されています
バケットにEXVオリーブオイルをかけて「熟成黒にんにくトースト」を作ります
「熟成黒にんにく」は、潰してペースト状にしてから塗ってもOKです
トーストすると、EXVオリーブオイルとの相性の良さが、よく分かりますよ
仕上げにEXVオリーブオイルを、お好みでかけると、美味しさがアップします
更にフレッシュチーズを乗せて焼いてもいいですね。お子さんにも食べ易くなりますよ
この度、北海道白老町の「食を通した地域活性化」のお手伝いをさせて頂くことになりまして、まずは、虎杖浜にある「山本養鱒場」様に伺いしました。
ここでは、一切、人が手をかけることなく、すべて「自然の摂理」に合わせて、近くのクッタラ湖からの上質な浸透水だけで、養殖しています。クッタラ湖の水は、透明度で全国2位の記録を持ち、ミネラル豊富で、年間を通して水温も安定しており、鱒の養殖には、最高の環境なんですね。
この辺りは、アイヌの文化が残されており、とても魅力的なのですが、アイヌの人々は、「自然を敬い、自然と共生してきた」ことを知り、その伝統を受け継いでいる白老町のみなさんに対して、尊敬の念を抱かずにはいられません。
こんなに素晴らしい白老町の食文化を全国に発信するお手伝いをさせて頂けることに感謝しながら、奥深いアイヌ先住民族の生き方を、これからも一生懸命、勉強させて頂こうと思っています。
白老町虎杖浜の「山本養鱒場」様では、自然の摂理に合わせた方法で、素晴らしい鱒を
養殖しています
クッタラ湖の浸透水は、年間を通して水温が一定で、ミネラル豊富なので、御覧のように
見事な鱒が育つのですね。「自然と共存している生き方」が素晴らしいです!
「鱒づくしの御料理」を堪能させて頂きましたが、どれも、味わい深く、美味しかったです
自分で釣った鱒を、スタッフの方がさばいてくれて、お好みに料理してもらうことも出来ます
山本さんに、オリーブオイルを使って、メニューのバリエーションを広げるコツをアドバイス
させて頂きましたが、かなり前向きで、これからが楽しみですね
7月下旬にお伺いした北海道白老町では、「素晴らしい白老町の自然の恵み」を、各所で堪能させて頂きました。
虎杖浜にあります、地元でも有名な「マルカン本間水産」さんの加工場では、今が旬の見事な「毛蟹」や、大きな「真蛸」を、豪快に釜茹でしていまして、実に壮観でした。
私は、いつものように、お気に入りのEXVオリーブオイルを持参しまして、茹で立ての「毛蟹」や「真蛸」にかけて、みなさんと一緒に「超贅沢な試食」をさせて頂きましたが、「気絶しそうになるくらい美味しかった」です。
白老町が、こんなに素晴らしい場所だとは、来てみないと分からないですね。これから続く、生産者訪問が、とても楽しみになってきました。初日にして、すでに「白老町のとりこ」になってしまいました(笑)。
虎杖浜の「マルカン本間水産」さんは、地元でも評判の加工(ボイル)技術を持っています
今が旬の「毛蟹」を、豪快に釜ゆでしていました。本間直人社長様と記念の1枚です
地元産の大きくて美味しそうな「真だこ」も、次々に釜ゆでされ、奇麗に並べられていました
茹で立ての「真だこ」をスライスし、EXVオリーブオイルをかけて試食してみました
茹で立ての「毛蟹」にも、上質なEXVオリーブオイルを、たっぷりとかけてみました
もう言葉にならないほど美味しかったですね。これこそ「最高の贅沢!」だと思いました
マルカンさんのスタッフのみなさんや、役場、観光協会のみなさんにも試食して頂きました
が、「感動と笑顔の連続」で、私も嬉しかったです
7月下旬にお伺いした、北海道白老町滞在中には、色々なところで、6次産業化につなげる「商品開発のアドバイス」をさせて頂きました。
この写真は、マルカン本間水産さんが、新鮮な鱈とイカのすり身で作ったフライなのですが、ベーグルに挟んで「白老海鮮バーガー」にしたいとのことで、「どんなソースがいいでしょうか?」との御質問を頂きました。このすり身は、それだけでも充分に美味しかったので、余計なソースをかけずに、上質なEXVオリーブオイルだけをかけてみましたら、とても軽い味わいになり、海鮮の旨味が、一段と引き立ちました。近々、完成する「白老海鮮バーガー」に、御期待下さいね。
白老産の新鮮な鱈とイカのすり身で作ったフライにどんなソースが合うのか、御相談を頂
きました
「すり身の美味しさ」を活かすために、上質なEXVオリーブオイルだけをかけてみました
「EXVオリーブオイルと、すり身フライの相性は抜群」で、美味しいベーグルサンドが出来
そうです
白老町では、本当に新鮮な魚介類が、種類豊富に獲れます。この鱈も見事ですよね
みなさん、残暑厳しい毎日ですが、御元気でしようか?
7月下旬の北海道白老町滞在中には、登別温泉内にある「温泉市場」さんにも、お伺いし、新鮮な「ホッキ貝」や「ホタテ貝」、「ツブ貝」等に、EXVオリーブオイルをかけて食べさせて頂きました。ほのかな潮の香りと、早摘みオリーブオイルの草の香りのハーモニーが絶妙で、同行して下さった関係者のみなさんも「いつもの味とまったく違う!」と、感動していました。新鮮な魚介類とEXVオリーブオイルの相性は、抜群ですから、是非、みなさんも、お試し下さいね。
「登別温泉市場」さんにお伺いし、「新鮮な貝類」にEXVオリーブオイルをかけて堪能させて
頂きました
店内には、大きなイケスが何台もあり、新鮮な貝類に、「目はくぎ付け」でした(笑)
こんなに新鮮で立派な「ツブ貝」は、やはり「北海道ならでは!」ですよね
関東の市場では、あまり見かけない「ホッキ貝」も、すごく新鮮で、感激しました
その場でむいて頂いた貝類とEXVオリーブオイルを持って、大満足の笑顔です
「ホッキ貝」と「牡蠣」に、草の香りのするEXVオリーブオイルをかけてみました
新鮮な「帆立て貝」にも、惜しみなくEXVオリーブオイルをかけて試食しました
これだけ新鮮な貝類と最高級のEXVオリーブオイル、「もう、最高!」
ですよね(笑)
同行して頂いた関係者のみなさんにも試食して頂きましたが、「いつものと違う!」と、大満足
の様子でした
最後に頂いた、このお店の人気商品「生乳ソフトクリーム」も、濃厚で美味しかったですね
7月下旬にお伺いした北海道白老町は、「美味しい原木椎茸」の産地としても有名です。
一切の栄養剤も使わずに、昔ながらの伝統的方法を守り続けている「桔梗原農園」さんに、お伺いしました。「美味しさの秘訣」をお聞きしますと、「ただ、クッタラ湖を源とする、ミネラルたっぷりの美味しい水にさらすだけ」だと、おっしゃっていました。言うのは簡単ですが、家族経営で、何百本もある重い原木を、1本ずつ、清流にさらしていくのは、大変な作業です。でも、気が付きました。アイヌ原住民のみなさんの「自然を敬い、自然の摂理と共存していく」という生き方が、白老町のみなさんの根底にあることを。今の日本に大切なのは、まさに、この考え方なのではないでしょうか。
「原木椎茸」に、EXVオリーブオイルをかけ、シンプルにグリルして食べたら、とても風味豊かで、「もう、最高!」でした。
「クッタラ湖」を源とする、ミネラルたっぷりの湧水だけを使い、「美味しい原木椎茸」を家族
経営で栽培している「桔梗原農園」さんにお伺いしました
桔梗原和夫さんに「自然と共存し、手間のかかる作業」の御苦労などをお伺いしました
これだけ多くの原木を、手作業で「クッタラ湖の湧水」にさらして、その水の力だけで「美味
しい原木椎茸」を栽培されていることに、感動しました
本当に見事で可愛らしい形の「原木椎茸」に、嬉しくなってきました
「原木椎茸」に、EXVオリーブオイルと天然塩をかけて、オーブンで焼いてみました
「今までの椎茸は何だったのだろう」と思うほど、風味豊かで、美味しかったですよ
シンプルに「素焼き」して、軽く天然塩か醤油をかけるだけでも、美味しいですね
みなさん、連日の猛暑で、夏バテ気味の方もいらっしゃるかもしれませんが、水分補給は大切ですよね。私は、朝食を摂る前に、水分補給も兼ねて、フレッシュなフルーツを、たくさん食べるようにしていますが、今日は、日頃から応援させて頂いている福島県の生産者の方から送って頂いた「ソルダム(すもも)」を使った超カンタンレシピ「ソルダムのEXVオリーブがけ」を御紹介させて頂きます。
「ソルダム」は、皮ごと食べても美味しいのですが、今日は、少し皮をむき、天然塩を軽く振ってから、EXVオリーブオイルをかけました。これをガブリと丸かじりして頂きたいのですが、カットするよりも、私は、このダイナミックな食べ方が大好きです。
朝食を摂りたがらないお子さん達にも、お勧めですので、是非、お試し下さいね。
「ソルダム(すもも)のEXVオリーブオイルがけ」は、とても美味しいので、お試し下さいね
「ソルダム」に限らず、福島県のフルーツは、どれも、高品質で、美味しいですよね
「ソルダム」に天然塩を振り、上質なEXVオリーブオイルをかけて、美味しさを引き出します
手をかけていない「濃厚なフルーツジュース」に、EXVオリーブオイルをかける感覚ですね
私は、いつも、ミネラルたっぷりの「鰹節(または雑節)と昆布をベースにした和風出汁」を、料理のベースとして使うことが多いのですが、実は、出汁を取った後の鰹節(または雑節)と昆布にEXVオリーブオイルと味醂、醤油を各適宜加え、水分が無くなる位まで炒めた、カルシウムたっぷりの「万能ふりかけ」が大好きです。今日は、さらに、焼き鮭のほぐし身を加えましたが、これを御飯や豆腐にかけて食べたら、一気に夏バテも吹き飛びますよ。是非、お試し下さいね。
和風出汁を取った後のカルシウム豊富な鰹節(又は雑節)と昆布で作る「万能ふりかけ」に
焼き鮭を加えてみました
EXVオリーブオイルと鰹節(又は雑節)、昆布、醤油、味醂との相性は、抜群なのです
8月も後半に入り、秋の気配を感じる市場では、色々な種類の「梨」が、各地から集まってきました。今回は、私の地元・船橋の特産品でもある、秋の味覚「梨(幸水)」を使った超カンタンレシピ「梨のカルパッチョ」を御紹介させて頂きます。
梨は、食べ易くカットして、皿に並べ、軽く天然塩とブラックペッパーを振って、EXVオリーブオイルをかけるだけなのですが、15分以上、オリーブオイルを浸み込ませてから食べると、とても美味しいですよ。この時期のデザートとして、ワインのおつまみとして、最適ですので、是非、お試し下さいね。
私の地元・船橋の特産品でもある「梨(幸水)」とEXVオリーブオイルの相性は、抜群です!
スライスした「梨」を皿に並べ、上質なEXVオリーブオイルをかけます
EXVオリーブオイルは、たっぷりかけた方が、美味しさも引き立ちますよ
お好みで、天然塩とブラックペッパーを振り、味にメリハリをつけます
皮の細切りを散らして、完成です。デザートとしても、ワインのおつまみとしても最高ですよ!
6月下旬に新潟県上越市にお伺いした際に、イベントの主催者の方から、「採れ立てのもずく」を頂きました。ウチに戻り、袋を開けた瞬間に「心地よい磯の香り」が、キッチン中に広がり、とても驚きましたが、軽く塩抜きして、そのまま食べてみましたら、「今までのもずくのイメージを覆すほどの美味しさと歯応え」に感動致しました。更に、EXVオリーブオイルをかけてみますと、抜群の相性の良さで「まさに絶品!」でしたね。本当に「新潟県も自然の恵みの宝庫」だと、改めて思いました。みなさんも、是非、新潟県を訪れてみて下さいね。
新潟産の「歯応えのある新鮮なもずく」と、EXVオリーブオイルの相性は「抜群!」でした
早摘みで草の香りのするEXVオリーブオイルを「もずく」にかけてみました
EXVオリーブオイルは、たっぷりかけた方が、旨味が引き出されて美味しいですよ
秋の気配を感じる市場には、様々な品種の美味しそうな「ブドウ」が、各地から集まっています。
今日は、金曜日ですから、この週末に作って頂きたい超カンタンレシピ「ブドウのEXVオリーブオイルかけ」を御紹介させて頂きます。
「ブドウ」は、種類にこだわらずに、皮付きのまま半分にカットして、種だけ除きます。皿に広げるように盛り付けたら、軽く天然塩を振り、上質のEXVオリーブオイルをかけるだけなのですが、フレッシュミントがあれば、添えるとオシャレですね。EXVオリーブオイルが浸み込んだブドウの皮も美味しいので、丸ごと食べて下さいね。皮には、免疫力を高める抗酸化物質が豊富に含まれていますので、お勧めです。
今日は、宮崎県綾町で、完全無農薬、有機肥料だけを使って栽培された「超美味しいぶどう」を生産者の長田章さんから送って頂き、作ってみました。ギンギンに冷やしたシャンパンや白ワインとの相性も最高ですよ。
「ブドウのEXVオリーブオイルがけ」は、皮まで丸ごと美味しく食べられますよ!
宮崎県綾町で作られている「有機栽培の美味しいブドウ」を送って頂きました
上質なEXVオリーブオイルとブドウの相性は抜群ですから、たっぷりかけて、その美味しさ
を、丸ごと実感してみて下さいね
最近、市場やスーパーで「ホンビノス貝」をよく見かけます。この貝を初めて見たのはアメリカでしたが、「身がプリッと大きく、美味しい貝」という印象がありました。私も、早速、購入し、酒蒸しにしてから、EXVオリーブオイルをかけて食べてみましたが、「ハマグリ」と食感もさほど変わらずに、とても美味しかったです。みなさんも、是非、お試し下さいね。
最近、市場やスーパーでよく見かける「ホンビノス貝」ですが、とても美味しいですよ
「酒蒸し」しても、身が痩せずに、プリッとしているところがいいですね
炒りごまと、上質なEXVオリーブオイルをかけてみました
「ホンビノス貝」と、EXVオリーブオイルの相性は、抜群ですので、是非お試し下さいね
みなさん、ここ数日の雨で、秋の深まりを感じる船橋より、おはようございます。
昨晩(8月24日)は、広尾のフレンチレストラン「ル・ロンポワン」で開催された、静岡県富士宮市のビオファームまつき・松木一浩さんのトークを聞きながら、無農薬・有機肥料だけで栽培された野菜が主役の料理を楽しむ会に参加させて頂きました。松木さんの農園では、旬の露地野菜を中心に、ハーブ類も含めて、年間に60品目以上の野菜が育てられています。さらに、自社農園の中で、フレンチレストランも経営されていて、「食の6次産業化のパイオニア」としても注目されている松木さんから、色々と興味深い御話を聞かせて頂きました。
松木さんとは、今回が初対面でしたが、実は、昨年春まで放送されていたNHK総合ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の料理コーナーのレギュラーとして、お互いに出演させて頂いていましたので、当時のNHKのホームページには、ふたり並んで、顔写真とプロフィールが紹介されていました。ですから、初対面という感じはまったく無く、最初から、親しみを持って、たくさんの質問をさせて頂きましたが、すべてに丁寧に答えて頂きまして、とても有難かったです。近いうちに、農園の方にも、お伺いしたくなりました。松木さん、宜しくお願い致します。
「ビオファームまつき」松木一浩さんのトーク&試食イベントに参加させて頂きました
東京広尾のフレンチレストラン「ル・ロンポワン」が会場でしたが、質疑応答も活発に交され
アットホームな雰囲気で盛り上がりました
素材の持ち味が生かされて美味しい「松木さんの有機野菜と鯵のサラダ仕立て」です
初対面の方がほとんどでしたが、「安心・安全な食」に関心のある方ばかりでしたので
すぐに打ち解けて良かったです
ブログ「小暮BLOG」のカテゴリ「料理」に投稿されたすべてのエントリーのアーカイブのページです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。
前のカテゴリは地域活性化のお手伝いです。
次のカテゴリは日本国内の食、旅日記です。