1985年の春に初めて渡仏し、リヨンを中心に幅広くヨーロッパの料理、食文化を学びました。
日常のあらゆる事が新鮮な驚きの連続でしたが、かつて、フレンチの神様・ポールボキューズ氏も修業したという、名門レストラン「ラ・メールブラジエ」でのハードな修業経験は、今のボクの貴重な財産になっています。とにかく、厨房全体、仕事中の集中力というか、パワーが凄い。早く、仕事を終わらせ、プライベートな時間、家族との時間を多く持とうという発想ですね。帰国して分かりましたが、日本のレストランでは、これが、なかなか難しいんですよね。何でですかね?
また、日本では、仕事は、盗むものだという発想が根強いですが、フランスでは、何でも聞けば教えてくれます。理由は簡単です。チームとして、若手が伸びれば、お店のレベルアップに繋がり、お客様の満足度が増して、繁盛するのですから。色々な意味で、フランスは合理的だなと思いますし、フランス料理のレベルが高い理由が良く分かりました。
ボクが中学3年生の時に始まった「料理天国」は、毎回、テーマに沿った料理を辻調理師専門学校の先生方がアイディアを凝らして作りあげるという、それまでに無かった、単なる料理教室風で無いところが新鮮、感動的で、毎週、土曜日の6時から、欠かさずに見ていました。
特に、西洋料理担当の小川忠彦先生は、ボクと同じ左利きということもあり、凄く憧れていました。
「ボクも小川先生のように、誰からも尊敬される、立派な料理人になるんだ!」すぐに、大阪の本校から案内書を取り寄せ、気持ちは、どんどん、大阪に傾いていきました。
写真は、1985年4月・500回記念の収録風景です。辻調・卒業間際のボクは、勇気を振り絞り、神様のような小川先生に、大胆にも直接、頼み込み、都内の撮影スタジオで見学させて頂きました。西洋料理の小川先生が和食を作り、和食の畑耕一郎先生が中華を、中華の松本秀夫先生が西洋料理を作るという、普段では考えられない、とても楽しい内容で、テーマタイトルは「500分の1の珍事」でした。
中学3年生の時に見た「料理天国」がきっかけで、辻調理師専門学校に行くことを決め、中学卒業直前に大阪の本校から入学案内を取り寄せました。
そこには、フランス政府から、大変な名誉であるMOF(料理界の人間国宝)を日本人として初めて授与された辻静雄校長先生の3つのお言葉が有り、とても感銘を受けました。
「フレンチを目指すなら、まず、語学。原書が読めれば、メニューは無限に広がります。」
「単なる職人ではなく、限られた制約の中で、最大限にお客様に喜んで頂けるよう、経営感覚を身に付け、数字に強くなりなさい。」
「仕事以外の時間は、一社会人としての教養を身に付けなさい。」
どこにも、「今、すぐに入学しなさい。」と書いて無いのです。気持ちは、すでに大阪でしたので、肩透かしを食ったような感じでしたが、何度も読み返すうちに、辻先生のお言葉ならば、間違えは無いだろうと考え、明治学院大学で、経営を専攻し、アテネフランセでは、フランス語を習得してから大阪に向かいました。しかし、大卒は、2%位しかおらず、クラスメイトは皆、4才以上年下でした。
写真は、辻調理師学校の卒業式で、ボク一人だけ、首席ということで、辻先生から直接、卒業証書を頂いた、感動の瞬間です。
10年程前の事です。雑誌でボクを知ったと言う、佐渡が島のホテルオーナーから、こんな依頼が有りました。
「今度、結婚式を挙げられるお客様から、都会に負けない、記念に残る素晴らしい料理を出して欲しいと言われ、今の調理スタッフでは、自信が無いので、力を貸して貰えないでしょうか?」と。
かなり、切羽詰まっているようでしたので、すぐに下見に伺いました。それで分かったことは、人数は、150名、当日は、別の宴会も有るため、プロのヘルプは無理等など。
いつも、たった一人で全国に伺っていますので、普通なら、不可能ですと断るところでしょうが、あまりにオーナーが悲痛な面持ちだったものですから、「やれます!任せて下さい。」と即答してしまいました。
帰りの船の中では、「なんて無謀な返事をしてしまったのだろう」と、自己嫌悪に陥りましたが、新潟駅から新幹線に乗り換える頃には、「絶対に成功させてみせるぞ!」と前向きな気持ちに変わっていました。
万全の準備に一週間以上かけ、当日の助っ人は、普段、部屋掃除等をしているおばちゃん達でしたが、ボクの緊張感を感じ取って頂き、本当に良く動いてもらいました。
披露宴は、大成功で、その模様は、夕方のフジテレビ系のニュースと、産経新聞でも紹介されました。
先日伺った高校に見事な七夕飾りが有り、生徒さん達の飾らぬ想いが書かれていましたので、思わず、見入ってしまいました。
一番多かったのは、「給料が沢山欲しい!」でした。ボクが彦星でしたら、「社会で成功するには、何でも出来る高校時代の貴重な時間を大切にして、目標をしっかり定め、良い友達を沢山作って、楽しく勉強しようよ。」とアドバイスしますね。
可愛らしいものでは「ソフトクリームをいっぱい食べられますように」というのが有りました。コグレ彦星としては「あなたのような方がジェラートショップを開いたら成功間違い無しですよ。」と。料理人にしても、ケーキ職人にしても、資質の第一は「食い意地が張っていること」ですから。
少し気になったのが「ストレスがたまらないように」という短冊でした。どんなストレスなのでしょうか?
勉強の事?人間関係?自分の殻に閉じこもらずに、人生経験豊富な大人にどんどん相談したらいいのです。大人も皆、何度も高い壁にぶち当たり、知恵を絞って協力し合いながら、ストレスを跳ね返しながら、一生懸命に生きているのですから。
ボクのアドバイスが役に立つのなら、遠慮せずにメールで相談して下さいね。「皆、頑張れ!」ボクは、キミ達の応援団長なのですから。
5月に白い花を咲かせた、イタリア・シシリア産のレモンの実が、大きくなってきました。秋には、黄色に色付きます。
レモンを使った簡単クッキングを幾つか、御紹介致します。まずは、お刺身のカルパッチョですが、お皿にお刺身を並べ、軽く塩を振ります。そこに、エキストラバージンオリーブオイル3対レモン汁1対醤油1の割合で混ぜた物をかけるだけなのですが、これが、とても美味しいのです。より、和風にするには、山葵や柚子胡椒をお好みで加えてもいいですね。特に、鰯や鯵等の背の青い魚には、柚子胡椒を混ぜたドレッシングが良く合います。
フルーツのコンポート(シロップ煮)を作る時にも、レモンの輪切りを入れて煮ますと、グッと甘味が引き締まります。この時期、梨のコンポートも美味しいですね。フランスでは、シロップに赤ワインを加え、赤く仕上げたりもします。
我が農園のブルーベリーもかなり熟してきました。目に対する効果は50年以上前から実証され、強い抗酸化作用は、癌、脳卒中、肝臓障害にも効力があると言われています。
そのまま食べても美味しいブルーベリーですが、シャンパンや白ワインに入れて、カクテル風に楽しむのもいいものですね。
ヨーロッパでは、ジャム状に煮詰め、チキンやポーク、ジビエ(野鳥獣)料理のソースや付け合わせにしたりもします。以前、某食品会社からの御依頼で、スモークしたターキーハムと甘酸っぱいブルーベリージャムを組み合わせたサンドイッチを開発し、意外な美味しさ、バランスの良さから、女性好みのヒット商品になりました。
フルーツを料理に採り入れる発想は、とても重要で、ヘルシー志向のニーズに合っていると思います。
我が農園のプラムも食べ頃になりました。
プラムには、現代の食生活で不足しがちなカルシウム、鉄分、カリウムが多く含まれ、果糖による甘さも充分ですので、自然の甘味という点でも貴重な存在です。
「なぜ、カルシウムが必要なのか?」と言いますと、カルシウムには、神経を休め、イライラを防ぐ効果がありますので、勉強に集中出来ない子供達には、特にお薦めしたいですね。
「鉄分を補給することのメリットは?」と言いますと、プラムは、増血に良いということで、日本の女性に多い貧血症の方々には、是非、食べて頂きたいですね。
「カリウムの効能は?」と言いますと、取り過ぎた塩分を排除し、心臓、筋肉機能を調整する作用があります。食物繊維も豊富で、便秘にも良いですね。
ちなみに、プラムを乾燥した物がプルーンで、フレッシュが終るこれからの時期はプルーンをお薦め致します。
5月のゴールデンウイークは、東京・瀬田の住宅展示場で、4日から6日まで「パスタサーヴィス」のイベントを開催致しました。
午前11時から先着80名様に「世界№1のオリーブオイルを使った特製パスタ」を作らせて頂いたのですが、たいした告知をしていないにも関わらずに、3日間とも、11時前から行列の出来る盛況ぶりで、とても嬉しかったです。
特に、最終日の6日は、朝から大雨と強風の悪天候で、「今日は、ヒマだろう」と思っていたのですが、気がつくと、傘をさしたご家族連れでいっぱいになり、悪天候の中をずっとお待ち頂いて、本当に有難く思いました。
メニューは、初日が「カレー風味のトマトソース」2日目が「赤味噌入り黒ゴマソース」3日目が「モズクと長ネギ入りスープパスタ」でしたが、味の決め手は、仕上げに加えるオリーブオイルでして、特に、和風仕立てのモズクのスープとの相性は抜群で、お客様からも「意外でしたが、美味しいですね!」とのコメントをたくさん頂きました。
最終日も、2時間弱という、記録的な速さで終了し、雨に濡れながら後片付けをしていましたら、いつもお世話になっているイベント会社のスタッフのみなさんから「シェフ、お誕生日おめでとう御座います!」と声をかけられ、なんと「手作りのバースディーケーキ」を頂きました。
仕事柄、お客様へのバースディーケーキを作ることはあっても、自分が作ってもらうことは無かったものですから、この予想外のプレゼントには、とても感激致しました。しかも、「48才」のローソク付き・・・・。
イベント会社のスタッフのみなさん、美味しいケーキと素晴らしい思い出を有難う御座いました。
みなさんのお誕生日には、私も何か、作らせて頂きますので、お楽しみに(笑)!
ブログの更新が1ヶ月半以上無く、心配された全国の読者の皆様から「どうかしましたか?」というメールやお手紙を沢山頂きました。本当に有難く、感謝の気持ちでいっぱいです。
実は、6月21日に岩手県で仕事をした後に、急に体調を崩し、古川の救急病院から仙台の東北大学病院に緊急搬送されまして、13時間以上に及ぶ大手術をして頂き、それから6週間ほど、安静を保つために入院しておりました。現在は、自宅療養しておりますが、この辺の詳しい事は、改めてブログ内にてご報告させて頂きます。
このような事情もあり、ご紹介が遅くなりましたが、信濃毎日新聞にて4月から連載が始まりました「美味しさアップ!洋食の定番」6月分のレシピ&エッセイを掲載させて頂きます。
テーマは「ハーブ入りオムレツのプチトマトソース添え」です。とても美味しく、簡単に出来ますので、どうぞ、皆様もお試し下さいませ。
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6月も後半にはいり、真夏のような日差しが続くようになりますと、完熟したトマトの美味しい季節になります。
最近では、トマトの品種改良も進み、様々な色や形、大きさがあって、中にはフルーツのように甘いトマトもありますが、私は、シンプルに「ローストしたプチトマト」が大好きです。
その作り方のコツですが、プチトマトはヘタだけ取って、皮はむかずにオリーブオイルをかけ、200℃のオーブン(トースター)で5分ほど焼くだけです。もちろん、直火のフライパンにフタをして蒸焼きにしても構いませんが、焼き過ぎますと、溶けてペースト状になってしまいますので注意して下さい。
今回は、このローストしたプチトマトをオムレツの付け合せ兼ソース代わりにしましたが、卵との相性は抜群で、とても美味しく簡単ですから、是非、一度、お試し下さい。
オムレツの方には、香ばしさを出すためにパセリと白ゴマを加えましたが、バジルや大葉シソ、野沢菜などを加えてもいいですね。
お料理教室の生徒さんからもよく質問を頂くのですが、「オムレツをふんわり柔らかく作るコツ」は、「火加減」に尽きます。とにかく、最初から最後まで「強火」にして、一気に素早く仕上げることが大切です。
ステーキでも、野菜炒めでもチャーハンでも、基本は「強火」で、具材を入れる前のフライパンは、薄煙が出るくらいに熱くするのが鉄則なのですが、どうも焦げるのを恐れて弱火にしてしまう方が多いように思います。是非、度胸を決めて頑張りましょう(笑)
これは、余談になりますが、プロのシェフで、オムレツが嫌いな人が意外に多いのです。
「その理由は?」と言いますと、修行時代には、必ず、オムレツの練習をさせられるのですが、プロだって最初は初心者ですから、当然、失敗を重ねます。では、その「失敗作のオムレツはどうするのか?」食べ物ですから、捨てることは絶対に許されず、失敗作は、全て先輩達の目の前で、まかないの時に食べなくてはいけません。
1人前に3個の卵を使いますので、10回失敗すれば、30個の卵を食べることになるわけですが、これは、とてもきついことですので、早く食べないで済むように、必死になって技術を習得するわけですね。
そう考えますと、アマチュアであるみなさんが、数回チャレンジして巧く出来なくても、全然、気にする必要は無いのですが、せっかくのチャンスなのですから、繰り返し作ることで、是非とも、プロのコツを掴んで頂きたいですね。「強火を操る感覚」を覚えましたら、どんなお料理でも美味しく作れること、請け合いです。
暦の上では、すでに秋に入りましたが、残暑厳しい毎日、みなさまはお元気でお過ごしでしょうか?
船橋のキッチンスタジオに併設するオリーブ農園では、今年は、すでに沢山のグリーン色をしたオリーブの実がなっておりまして、この実をどのように生かそうかと、ワクワクしながら考えております。
これだけ沢山の実があれば、「上質のオイル」を搾ることも可能ですし、薄いアルカリ溶液につけて渋味を抜き、「自家製の浅漬け」にしても良いですね。
昨年も作ったのですが、この「自家製の浅漬け」がとても美味しくてびっくりします(笑)ワインのおつまみとして、そのまま、食べても美味しいですし、サラダのトッピングにしたり、和風の煮物に加えるのも良いアイディアです。
オリーブの実やオリーブオイルは、お醤油ベースの和風味にとても良く合いますので、是非、みなさまもお試し下さいませ。(2)では、その辺の解説もさせて頂きたいと思います。
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コグレ農園では、オリーブの他にも、洋梨やりんご、イチヂク、木苺などの実も、たくましく生り始めています。我が農園では、完全有機栽培で、一切、農薬は使っていませんので、完熟し始めるこれからの時期、「虫や鳥達との戦い」が大変ですが(笑)、自然界に生きる彼らは、「何が安全で美味しいのか」をちゃんと分っていて、「一番、栄養豊富で美味しい時期」についばみに来るのですから、我々も、その辺りを大いに見習って、もっと自然界から学ぶべきではないでしょうか?
8月5日付けのブログでも、簡単にご報告させて頂きましたが、6月21日に仙台の東北大学病院に緊急入院致しまして、13時間をかけた「解離性大動脈」の大手術をして頂きました。
本当にびっくり致しましたが、「原因は?」と申しますと、大動脈には、本来、血液を全身に送り込むための「弁(ポンプの役割)」が3つ有るのですが、稀に2つしかない場合があるそうで、たまたま、私には2つしか「弁」が無かったそうです。
このケースは、欧米人に比較的多いらしいのですが、どうしても、血管に負担がかかるために、50才前後で解離することが多いらしいのです。しかも、解離する直前まで自覚症状が無く、一般的な健康診断や日帰りの人間ドックくらいでは、弁が2つしか無いことを発見するのは難しいとのことですので、大事に至る前に発見出来て、無事に大手術を乗り越え、回復することが出来た私は、本当に<幸せ者だ>と思います。
私は、今まで<神様の存在>を、あまり意識していませんでしたが、今回ばかりは<神様は確実に存在して、見守って下さっている>と思わずにはいられませんでした。
例えば、ドクターからは「新幹線を途中下車せずに、東京まで向かっていたら、おそらく、途中で死んでいたでしょう」と、退院前に言われたのですが、「なぜ、一駅で下車したのか?」と問われれば、「虫の知らせ(神様のお導き)」と言うしかありません。今、考えてみましても<奇跡>としか思えないのです。いつもの自分でしたら、帰りを急ぎ、多少無理をしてでも、家路に向かっていたと思います。
もうひとつは「手術の場所、タイミングの良さ」です。今回、ご縁あってお世話になりました東北大学病院は「心臓外科系」の技術水準がとても高いことで評判なのですが、私が救急車で古川の救急病院から仙台に向かう時には、東北大学病院から「ベストのドクター達が万全の準備をしてお待ちしています」との連絡を頂きまして、「こんなにタイミング良く、心強くて、幸運なことはない」と、本当に有り難く思いました。救急車の中では、点滴が効いてきて、意識もおぼろげでしたが、しっかりと<神様に感謝のお祈り>だけは致しました。
もちろん、高度な技術で手術を成功させて下さったドクターの皆様、ホスピタリティー精神に溢れ、笑顔で術後のケアーをして下さった看護士の皆様、人気の無い待合室で徹夜し、いつ終わるとも分らない手術の結果をじっと待ち、土地勘の無い場所で、入院に必要な物を完璧に買い揃えてくれた両親と、沢山の誓約書類に代筆でサインをして下さり、両親のフォローまでして下さった、古川で<パレット>という名前の美味しいお菓子屋さんを経営されている高橋寛さん、多賀城市の名パティシエ、村田和範さん・・・・。今回、そして今までお世話になってきました皆様は、私にとって本当に<生きた神様>なのです。
今まで、気が付かなかったこと<目に見えないものが、どれほど大切なのか>が、恥ずかしながら、今回の入院を通しまして、48才にして、初めて沢山見えてきました。
きっと、神様は「あなたには、まだ、この世の中で<食を通して>やらなければいけないこと、恩返ししなければいけないことが沢山あるのですから、まだまだ頑張りなさい!」と言って下さっているような気がします。
御心配をおかけしました皆様、本当に有難う御座いました。これからも、肩の力を抜いて<食を通した世界平和>のために、微力ながら、頑張りますので、宜しくお願い致します。
6月21日深夜から「解離性大動脈」の大手術をして頂きまして、集中治療室(ICU)のベットで麻酔から覚めたのは、翌日の夕方でした。
ドクターからは「手術は成功しましたよ。安心して下さいね。」との温かいお言葉を頂きましたが、それからの集中治療室での2週間は、本当に辛く、大変でした。
口には、高圧の酸素マスクを当てられ、体のあちこちには、点滴の管が付けられていて、殆ど身動き出来ない状態でした。(勿論、トイレにも行けません)
「点滴で、栄養分と水分の補給はされているから大丈夫ですよ」と言われてはいても、のどは渇き、水を飲めない辛さはかなりのものでした。数日後に、やっと氷を少しだけ、なめさせて頂いたのですが、その時の喜び、感動は、一生忘れられません。<そんな感動>が沢山あった2週間でした。
今、振り返りましても、確実に<私の人生観>は、この入院で変わったと思います。集中治療室でのきつく辛い経験を思えば、日常のあらゆることに<感謝の気持ち>を捧げずにはいられません。
普通にコップを持って水を飲めること、食べたい物を自由に食べられること、トイレに自分ひとりで行けること、廊下を自分の足で歩けること、熱いシャワーを浴びたり、お風呂に入れること、自分でページをめくって本や新聞を読めること、自分の意思で買い物が出来ること、自分で衣服を着れること・・・・・・・等々。
一般病棟に移り、点滴の管も殆ど外れて、身動きが自由になり、15日間の絶食から開放され、初めての病院食<おかゆ>を口に含んだ瞬間の感動も忘れられません。
<おかゆ>を一口含んだ瞬間に、全身が熱くなったのです。まさに「命ある食べ物」のエネルギーが確実に全身に広がって行く感覚は、初めての体験でしたし、改めて<人間の体は、命ある食べ物で出来ている>ことを実感致しました。
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入院中は、規則正しく、食事を出して頂き、体重もかなり減りましたが<病院食で改善すべき点>も見えてきました。
ある意味<学校給食が持つ問題点>とも重なりますが、形式的なカロリー計算と、成分分析にばかり重点を置くのは如何なものでしょうか?「合成の添加物に関しては、どうでもいいのですか?」と聞きたくなってしまいます。大切なのは「その食べ物に、どれだけの生命力があるのか」だと思うのです。
病院食で重要な意味合いを持つ<塩>の位置づけにも疑問を感じます。病院食では、1日当たり6g未満と決まっており、その結果、味気無い料理が多くなってしまうと思うのですが、塩の種類にまでは及んでおらずに、化学的に作られた精製塩だけを使っているような気がします。病院の売店で売られていたのも「食卓塩」や「アジシオ」でした。
<塩>にも色々な種類があります。海水を凝縮した天然塩には、人間の健康にとって欠かすことの出来ない旨味やミネラル分が豊富に含まれており、玄米中心の食生活を続けていれば、何ら問題の無いことが実証されています。
私は、毎食、おかゆや味噌汁、焼き魚等に、<上質の天然塩とオリーブオイル>を必ずかけて食べていましたが、毎朝の血液検査の結果も良好でした。
特に<オリーブオイル>に関しましては、ドクターの皆様や看護士の皆様も大変に興味を持たれて
おり、何度か、<ワンポイント・レクチャー>をさせて頂きましたが、主治医の先生からは「<食を通した健康作り>のために、病院食と売店の品揃えの改善も必要なので、これからは、是非とも、アドバイザーとしても病院に来て頂き、御協力をお願いします。」と、大変に光栄な御依頼を、退院する日に頂きました。
勿論、私の知識でお役に立てることがあれば、喜んで御協力させて頂きます。
なにしろ、仙台は、私が生まれ変わった<第2のふるさと>でもありますので、これからも末永く、宜しくお願い致します。
東北大学病院では、体調が落ち着くまで、6週間ほど入院させて頂き、大変にお世話になりました。
一般病棟に移りましてからは、御心配して頂いた皆様に、少しずつ、携帯メールやお電話で近況報告をさせて頂きましたが、「エッ!小暮さんご本人?本当に良かったね・・・・。まさか、こんなに早く貴方の声が聞けるとは思わなかったよ!」と、ご自分のことのように喜んで下さる方ばかりでして、改めて<多くの皆様に支えて頂いている有難味>を、心の底から実感致しました。私は、本当に幸せ者だと思います。
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「6週間の入院生活は、長いですね。将棋盤と定石本を送りますから、良ければ、活用して下さい。退院後に快気祝いを兼ねて対局しましょう!」と言って下さったのは、将棋もプロ級の私の友人、小林研一郎さん。久々に将棋盤に向かわせて頂きまして、将棋に夢中で怖い物知らずだった(?)学生時代を思い出しました。小林さん、お心配りを本当に有難う御座いました。
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体力も少しずつ回復し、初めのうちは、自室のある9階の廊下を気分転換に歩き回っていましたが、数日後に、やっと、エレベーターを使い、自由に1階の売店や書店に立ち寄る許可を頂けた時には、本当に嬉しかったです。<自分の意思で、思うように歩けること>が、こんなに有難く、素晴らしいことだと思ったことはありませんでした。
なにしろ、入院時は、気が付くと<集中治療室>でしたし、その後は9階の一般病棟でしたから、病院の外はもちろんのこと、1階や入り口がどうなっているのかも、ずっと興味津々で、院内ではありますが、初めて降りた1階の空気は、とても新鮮で、久々に開放的な気持ちになりました。
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本も沢山読みましたが、1階の書店で購入しました<綾小路きみまろさんの本>には感動致しました。厳しかった下積み時代のお話や、御自分の個性や可能性を信じ続けた<ぶれない生き方>には、かなり元気を頂きましたし、人気の秘密が良く分りました。ライブにも是非、行きたいと思いました。
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5月27日に生出演させて頂きましたNHK<ラジオビタミン>司会の村上信夫さんにも御心配して頂き、何度も激励のメールを頂きました。そして、7月中の番組内で、全国のリスナーの皆様に私の近況報告までして下さったのには、本当にびっくりし、感激致しました。
実際に、病院内でも<ラジオビタミン>を聴いていらっしゃる方は多く、私も、午前中の村上さんと神崎さんの元気なお声を聴いて「今日も1日、頑張ろう!」と、毎朝、思っていましたので、思いがけずに<嬉しいエール>を送って頂き、回復が早まった気がします(笑)
村上さん、本当に有難う御座いました。是非、またスタジオに伺わせて下さいね。
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入院中には、遠方であるにも関わらずに、多くの皆様に「お見舞い」に来て頂きました。そして、心に染み入る有難いお言葉を沢山頂きました。
「本当に有難う御座います。」今は、この言葉しかありませんが、今回の経験を無駄にせずに、少しずつ、皆様には<食を通して>恩返しをさせて頂きたいと思っております。
これからも、宜しくお願い致します。
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お陰様で、7月30日に退院することが出来ました。6週間ぶりの外の空気は、本当に新鮮で美味しく感じました。
多少、息切れしましたが、この日の感動を忘れないために、病院の周りをゆっくりと歩きながら、この6週間を振り返ってみました。
確実に<人生観>は変わったと思います。<これからは世の中のために尽くそう>という気持ちが、一層強くなりました。
仙台の駅前は<七夕ムード一色>でしたが、「初めて仙台で迎えた七夕」も忘れられない<素晴らしい思い出>となりました。
先日、シネスイッチ銀座で上映されているフランスのドキュメンタリー映画<未来の食卓>を、とても興味深く観賞させて頂きました。まずは、そのストーリーを簡単にご説明させて頂きます。
映画の舞台となったのは、ラベンダー畑や赤土のブドウ畑に注ぐ陽光がとても美しい南フランスのバルジャック村という所なのですが、そんな美しい村も、一歩踏み込みますと、化学肥料や農薬による水質汚染で、泉の水は飲むことが出来ませんし、世界有数の農業大国であるにも関わらずに、どのように作られたのか分らない、安価な食材が遠い海外から運ばれて来ているのが現状なのです。
そのような状況に危機感を抱いたショーレ村長は、ひとつの決断をします。「村内の4つの小学校給食と高齢者用の宅配給食を、すべて<オーガニック食材>に切り替える!」と言うのですが、価格差は、コスト増加につながり、低所得者が6割を占める村には、財政的な余裕は乏しいので、当然のことながら、半信半疑の親達の意見と衝突します。
でも、その場面でのショーレ村長の言葉には、感動致しました。「子供達には、良質の食べ物を与える。お金の問題じゃない。相談相手は、自分の中の良心なのです!」なかなか言えない言葉ですよね。
子供達は、校庭で菜園を始め、野菜嫌いな子も、次第に、自分達で作った野菜を丸かじりするようになります。食べるシーンでの画面いっぱいの<美味しい表情>は、世界共通で、とても良いものですね。
ショーレ村長が「彼らは教育者だ」と賞賛する男性の調理員さん達も、レストランの一流シェフのようで、その存在感が日ごとに増してゆくのが、とても興味深かったです。
フランスでは、ネット上で評判となり、上映館数が60ヶ所近くになっているそうです。
我が国でも<地産地消の給食>への関心は高まっていますので、ひとつのきっかけとして、是非、多くの皆様にもご覧頂きたいと思います。
(今後、北海道、名古屋、福岡など、各地でも上映の予定があります。)
千葉県香取市に、英国ウエストサクセス地方の、緑濃い丘に建つ教会をイメージして造られた
<聖フランシスコ教会>が有るのをご存知でしょうか?
祭壇には、美術品としても価値の高いステンドグラスが18面も飾られており、選び抜かれた調度品の数々と共に、本場の荘厳な雰囲気を醸し出しています。
また、敷地内には、ロンドンから直輸入した、可愛らしい別館ゲストハウスも併設され、英国から丁寧に運ばれて来ました、古いレンガを敷き詰めた中庭広場に立ちますと、思わず、中世のヨーロッパにタイムスリップしたような<素敵な錯覚>に陥ります。
映画やドラマ、CMなどのロケ地としても人気が高く、私が伺った9月3日にも、TBS系のドラマの撮影が入っていましたが、撮影スタッフの人数の多さには、ビックリ致しました(笑)
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先日、教会のオーナー様から、こんなご連絡を頂きました。「結婚式は、頻繁に行われ、とても好評なのですが、披露宴のお持て成しのお料理を作って下さるシェフがいなくて、困っていました。そんな時に<情熱大陸>や<ラジオビタミン>で、小暮さんのことを知り、「この人だ!」と思いました。披露宴の予約が入った時だけで構いませんので、来て頂けませんか?」との、大変に有難いお話。
しかも、この辺は、雄大な自然が多く残されており、有機野菜を含めた食材がとても豊富で、創造意欲も大いに掻き立てられます。是非、<地産地消のオリジナルメニュー>で、多くのお客様に喜んで頂きたいですね。
オーナー様は、とても行動力のある方で「では、早速、パンフレットを作りましょう!」ということになり、先日、教会に伺わせて頂き、<地元の食材を使ったお料理>の撮影と、ご試食をして頂きました。
お忙しい中、スタッフの皆様、全員にご試食して頂きましたが、「野菜中心で、こんなにサッパリしていれば、この辺のご老人でも、お箸で美味しく食べられますね!」とか「良いオリーブオイルは和風味にも合うのですね!」と、想像以上に大好評で、とても嬉しかったです。
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遠方からでも、いらして頂けるだけの価値がある、本当に素敵な教会です。皆様のお知り合いで、ここで結婚式を挙げてみたいと思われる方がいらっしゃいましたら、是非「小暮の紹介で!」と、お気軽にお問い合わせ下さいませ。今月末にも、ブライダルフェアーが開催される予定です。
<聖フランシスコ教会> TEL 0478-54-3790 までお願い致します。
今月5日に、美味しいお米やピーマンで有名な茨城県神栖市で開催されました、NHKアナウンサーの村上信夫さんと、SMAP木村拓哉さんのお母様でもあり、リストランテ<いな田>のオーナーでもあります木村まさ子さんによる、とても素晴らしく感動的な講演会に伺って来ました。
講演のテーマは、「いのちを想う<次世代へ伝えよう、体に優しい食と環境、心を育む音楽を>」ということで、おふたりの息の合った<朗読劇>を中心に、特別ゲストの金亜軍さんによる中国民族楽器「揚琴」の、とても優しく、心に染み入る音色の生演奏も何曲か、朗読劇のクライマックスに聴かせて頂きました。
私自身、<朗読劇>を体験するのは初めてでしたが、今から40数年前の、まだ小さかった子供の頃、おばあちゃんや母親に枕元で読んでもらうのがとても楽しみだった<絵本の想い出>が急に甦り、どこか懐かしさが込上げてきて、「朗読劇って、とても善いものだなぁ!」と、しみじみ思いました。
最近は、活字離れが進んでいるように思いますが、感受性が豊かな子供達には、もっと<(絵)本>に親しんで欲しいですし、<(絵)本の読み聞かせ>を通じた親子のふれあい、コミュニケーションを、大切にしていって欲しいですね。
村上さんや木村さんの、一瞬にして大観衆を惹き付ける「間の取り方、言葉の抑揚」も、大変に勉強になりました。
いつもは、私も壇上でお話させて頂く立場ですが、今回のように、観衆のひとりとして良いお話を聴かせて頂き、学ばせて頂くことは、とても貴重で大切なことだと、改めて思いました。
この講演に呼んで下さった村上さん、木村さん、金さん、本当に有難う御座いました。心よりお礼を申し上げます。
講演終了後の楽屋にもお邪魔させて頂きましたが、主催者の方から、私にまで美味しい<新米>を頂きました。「こんなに嬉しいプレゼントはありません!」本当にお心遣いを有難う御座いました。
今後、チャンスがありましたら、是非、私にも講演をさせて下さいね。テーマは「地元産の美味しいお米と野菜を沢山食べて健康に!」と決めております(笑)
帰り際、水郷道路から潮来インターに向かう途中の景色を眺めていまたら、辺り一面、金色に輝く雄大な<稲穂の絨毯>に遭遇致しました。思わず、車を停め、水田の写真を撮りまくりましたが、遥か奥の方では、農家の皆さんが、刈り取った稲穂を丁寧に<かけ干し>している姿を見かけました。これが、神栖米の美味しさの秘密なのですね。感激致しました。
先日、美味しいトウモロコシを栽培していらっしゃるお客様から、「ポップコーン用です(笑)」と、乾燥させたコーンを沢山送って頂きました。
早速、<ポップコーン作り>に挑戦してみましたが、せっかくのチャンスですから、色々なスパイスや調味料を使って、数種類のポップコーンを作ってみました。
ディズニーランドなどでも売っている<キャラメル風味>や<チョコレート風味>まで、遊び心で作ってみましたが、やっぱり、一番美味しかったのは、オリーブオイルを効かせた<塩・ブラックペッパー風味>でした。
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作り方は、とても簡単です。(市販の乾燥コーンでも、同じように出来ます)
まず、フタ付きの厚手の鍋を用意し、乾燥コーンと塩、胡椒、オリーブオイルを加えます。割合は、コーン100gに対して、塩大さじ1/2杯、胡椒大さじ1/2杯、オリーブオイル大さじ2杯くらいでしょうか。食べる方の嗜好にも拠りますので、調味料の割合は、大雑把で結構です。
あとは、フタをして、中火にかけるだけです。暫くしますと、ポコポコ跳ねる音がしますが、その音が止んだら出来上がりです。
この手作りポップコーンは、本当に美味しくて、一度食べだすと、手が止まらなくなりそうです(笑)
それに、何よりも嬉しい事は、一切、添加物、化学調味料を使用していないという点です。安全で美味しければ、お子様にも勧められますし、言うことは無いですよね。
ただし、美味しく作るポイントが、ひとつだけあります。調味料だけは、<上質の良い物>を使って下さい。
シンプルであれば、あるほど、素材の質に左右されるのは、料理全般にも言える<真理>だと思います。
先日、念願叶いまして<日本でのオリーブ発祥の地・小豆島>に伺うことが出来ました。
昨年が、オリーブ植樹100周年ということで、香川県が発行しているPR誌に小豆島産の食材だけを使ったお料理やエッセーをご紹介させて頂いたり、絞り立ての美味しいオイルを生産者の方から送って頂いたりと、今までも、小豆島とは随分ご縁があったのですが、実際に伺うのは初めてでしたので、高松港からフェリーで小豆島に向かっている間も、透き通る空と海、吹きぬけるそよ風が、肌にとても心地よくて、島が近づくにつれ、期待感もどんどん高まってきました。
小豆島では、日頃からお世話になっております、オリーブ生産者の方に色々とご案内して頂きましたが、地中海沿岸諸国とは微妙に異なる、日本らしさも残した素晴らしい風景がとても新鮮で、思わず、写真も沢山撮ってしまいました(笑)
<オリーブ公園>にも伺いましたが、小高い丘の上には、「ここは、スペインかギリシャかな?」と間違えるくらい素敵な<真っ白い風車>が、海からの風を受けながら、微笑むようにたたずんでおり、オリーブの木々や紺碧の海とのコントラストも最高で、思わず、時間の過ぎるのも忘れて、見つめてしまいました。
公園内にあります<記念館>も見学させて頂きましたが、ここでは、先輩方の100年間に及ぶ、大変なご苦労の歴史を垣間見ることが出来まして、とても深い感銘を受けました。
記念館の片隅に展示されていました<オリーブの原木>も、じっと眺めていますと、心に響くものがかなりあり、改めて<オリーブの木々の生命力の強さや偉大さ>を実感致しました。
醤油の消費量が年々減っています。食の洋風化に加え、調理に便利で、比較的簡単に製造出来る<めんつゆ>が人気であったり、その原因は、幾つか考えられますが、生真面目に昔ながらの方法で、じっくりと時間をかけて造る<地方の醤油蔵>が、次々と消えて行く現状を、私は以前から憂いておりました。
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そんな折、小豆島に伺いましたら、<日本古来の発酵文化、地醤油文化>を長きに渡り、守り続けていらっしゃる、とても上質な醤油蔵があることを知り、早速、見学させて頂きました。
そこは、小豆島町馬木にあります「金両醤油」さんと言いますが、創業は、明治13年で、現在は、15代目の藤井寿美子さんが一生懸命に<本物の良さ、大切さ>を全国にPRされています。
(写真・左がオリーブ生産者の土居さんで、右にいらっしゃるのが藤井さんです。)
私も、ここで造られております、すべての種類の醤油やもろみの味見をさせて頂きましたが、どれも微かな甘味と香り、コクや旨味のバランスがとても素晴らしく、至福の時間を過ごさせて頂きました。もちろん、全種類の醤油やもろみを、オリーブオイルとの相性を確かめるために、ウチに送らせて頂いたことは、言うまでもありませんが、実際に、お刺身やお豆腐、ボイル野菜等に、これらの醤油とオリーブオイルを同割り(1対1)でかけて食べますと、グッと旨味が引き立ち、本当に美味くなりました。
木造の大きな蔵の中にも入らせて頂きましたが、一般の方は、なかなか近づくことが出来ない
<発酵用の杉樽>も特別に見せて頂きました。
木のハシゴを登りますと、悠然といくつも並ぶ、もろみを貯えた年代物の杉樽が現れてきますが、クーラーの無い蔵の中は蒸し暑く、樽ごとに微妙に色が違うもろみが、とても神秘的に見えて、感動致しました。
藤井さんにお聞きしますと「もろみの色は、熟成の度合いにより、日々変化していきます。」とのことで、歴史を物語る木の大きな柱には、旨味の基になる酵母菌が沢山付いていることも教えて頂きました。
樽に耳を近づけますと「プチッ、プチッ」という、微かな音が聞こえてくるのですが、これは、まさにもろみが生きている証しであり、改めて<命のあるものを頂くこと>の大切さを実感致しました。
ゆっくり<熟成に3年間>という時間をかけたもろみは、丁寧に漉され<本醸造の醤油>となっていくわけですが、その<自然の摂理に沿った製法>は、その空間にいるだけで、とても心が癒され、最高に美しく思いました。
急にお邪魔したにも関わらずに、心良く案内して下さった金両醤油の藤井さん、そして、このご縁を下さった土居さんには、心よりお礼を申し上げます。本当に、素晴らしい時間を有難う御座いました。
是非とも、11月のオリーブ収穫時期には、小豆島に再び伺わせて頂き、美味しい絞り立てオイルと金両さんの醤油を使わせて頂いて、新鮮な地元食材で、思いつくままにお料理させて頂きたいと思っておりますので、宜しくお願い致します。私自身、今からとても楽しみにしております(笑)
先日、新幹線で広島市に伺い、植野様宅で法事のお料理を作らせて頂きました。
主催者の方からは、「愛媛県から95才のおじいちゃんが、小暮さんのお料理を楽しみに、久しぶりに来てくれるので、高齢者でも食べられるようなメニューでお願いします。」とのリクエストを事前に頂いておりましたので、何とか喜んで食べて頂けるように、色々とメニューには工夫を凝らしました。
メインとなる30種類程の野菜類は、地元産を中心に使わせて頂き、お魚料理では、瀬戸内海の天然真鯛を<和風のカルパッチョ仕立て>で出させて頂きましたが、参加された皆様もびっくりするほど、おじいちゃんの食欲は旺盛で、すべてのお料理を「美味しいねぇ!」と言って、楽しそうに完食して下さり、とても嬉しかったです。
私のお料理すべてに通じる<こだわり>は、クリームやバターを控え、お醤油や和風出汁とオリーブオイルを合わせて作る<新鮮でヘルシーな味わい>にあり、それこそが、老若男女、あらゆる年代層の皆様に美味しく食べて頂ける<出張料理ならではの醍醐味>だと思うのです。
それはまた、30才で出張料理人として独立し、18年間、ひとりで全国に伺い、色々な状況のご家庭で試行錯誤しながら、臨機応変にお料理させて頂いて来て、ようやく辿り着いた<確かな結論>でもあります。
これからも、初心を忘れずに、皆様に喜んで頂けるように益々頑張りますので、宜しくお願い致します。
この度は、心温まるお食事会でお料理させて頂き、本当に有難う御座いました。企画してご連絡を頂いた飯田様をはじめ、ご参加頂きました皆様には、心よりお礼を申し上げます。
そして、95才の西村様、またお会い出来る日を楽しみにしておりますので、どうぞこれからもお元気でお過ごし下さいませ。呼んで頂ければ、いつでも喜んで愛媛県までお料理を作りに伺わせて頂きます。
昨日(9/23)は、ペナントレースの優勝マジックが「1」となった東京ドームの<巨人対中日>を、仕事の合間に観戦して来ました。
今年は、ペナントレース開幕直前の春先に「WBC(ワールドベースボールクラシック)の監督」という、OBも含め、誰もやりたがらなかった「重責」を、初代監督・王貞治氏の熱い説得により、原監督が一手に引き受けまして、イチロー選手をはじめとした世界に散らばる勇者や亀井、山口選手など、実績は少ないけれど伸び盛りの若手を率いて、見事、優勝<世界一の栄冠>を勝ち取りましたが、そこまでの苦難に満ちた戦いぶりの数々と、原監督のアメリカでの胴上げの瞬間を、リアルタイムのテレビで見ることが出来ましたことは、とても幸運でした。
それは、3月下旬のことでしたが、全身に鳥肌が立ち、言葉にならないほど感動して、沢山の勇気を頂いたことを、つい最近のことのように、はっきりと覚えています。
それから数ヵ月後、私は、人生で初めての「入院生活」も経験致しましたが、74才の野村監督が率いる<楽天イーグルス>の地道で巧妙な戦いぶりや、無名でも力のある若手選手にどんどんチャンスを与え、苦労しながらも全員野球で勝利を重ねた<原ジャイアンツ>の活躍ぶりには、かなり元気を頂き、体調回復の大きな原動力になったような気が致します。
そして昨日、「どうしても、今年を象徴する原監督の胴上げを目の前で見たくて」年間チケットを持っている知人に頼み込み、昂ぶる気持ちを抑えながら、水道橋に向かったのですが、試合開始の随分前から、超満員のドーム内は、熱気でかなり盛り上がっていまして、「5万人近い観客のみなさんも私と同じ気持ちなのだろうな」と、嬉しく思いました。
試合は、大歓声の中、5対3でジャイアンツが勝ちましたが、無名の<育成選手>だったオビスポ投手が先発し、プレッシャーに打ち克って<勝ち投手>になったのも印象深かったです。
観戦していた殆どの方々は、携帯などで、優勝シーンの写真を撮っていましたが、私もデジカメで、念願の原監督の胴上げシーンや優勝セレモニーの一部始終を撮影することが出来まして、本当に良い記念になりました。
私も、原監督の「男気」を見習い、<食>を通じて、全国の皆様に元気になって頂ける様に、今後益々頑張りますので、宜しくお願い致します。
4月に放送されました「情熱大陸(TBS系)」内で、私が、全国で初めて学校給食に「(白米を混ぜない100%の)玄米食」を取り入れたシーンが紹介されまして、「私達の地元でも、早速実践してみたいので、上手な炊き方を教えて下さい」との、給食室での大量調理用のレシピのお問い合わせや、「エネルギーに満ちた命のある物を頂くことの大切さがよく分かりました」等々の有難いコメントを全国の皆様から、本当に沢山頂きました。
その後、まだ小さい幼稚園児のご父兄向けの「食育料理教室や講演会」も全国各地で開催させて頂いておりますが、「いきなり、100%の玄米食は、幼稚園児にはハードルが高すぎるのでは?」とのご質問を頂くこともあります。
そんな時には、「白米に<発芽玄米>を少しずつ混ぜて、炊いてみて下さい」とアドバイスさせて頂いております。
<発芽玄米>も、お子さん達の健やかな成長のために欠かせない、優れた栄養素が豊富で、しかも、普通の白米と同じ炊き方が出来ますので、「入門編」には、とても適していると思います。
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以前、長野県に住むお客様に「上田市に<良質の発芽玄米>を作っている工場があるので、是非、見学してみて下さい」との情報を頂きまして、先日、出張料理の仕事で長野県に伺った際に、上田市下之郷にあります「ドーマー(株)」さんに立ち寄らせて頂きました。
研究所周辺には、豊かな自然の中で、稲穂が黄金色に輝く水田が広がり、農家のみなさんは、一生懸命に手作業で、昔ながらの稲の「かけ干し」をしていました。
研究所の清水さんには<発芽玄米>に関する、とても興味深いお話を沢山聞かせて頂きましたが、特に「信州は、気候的に、安全な自然農法での稲作に適しており、農薬も殆ど必要ないのです。ですから、成長期のお子さん達には、安心して食べて頂きたいですね」とのお話が印象に残りました。
私も、<発芽玄米>を大量に買わせて頂き、早速、炊いて食べさせて頂きましたが、風味豊かで、とても食べ易かったです。是非、皆様もお試し下さいませ。
お忙しい中、色々な質問に丁寧にお答え下さった清水さん、本当に有難う御座いました。心よりお礼を申し上げます。
10月に入り、朝晩の冷え込みも厳しくなってきましたが、皆様はお元気でお過ごしでしょうか?
畑では、霜が降りるほど寒くなってきますと、旨味と甘味が増してゆくのが<長葱>ですが、これからの時期の鍋料理には、欠かすことの出来ない秋野菜のひとつでもありますね。
スーパーマーケットの食料品売り場を歩いてみますと、色々な種類の「鍋料理用スープ」が並んでおり、興味もそそられますが、なるべく家庭料理では、ご家族の健康のために、化学調味料やもろもろの添加物は控えて頂きたいと願っておりますので、今回は「化学調味料を使わなくても、旬の食材を使うことで、これだけ簡単に美味しいスープが出来ること」を知って頂けましたら嬉しいです。
今回は、パスタに仕上げておりますが、このスープ(下記A)があれば、とても美味しい鍋料理にもアレンジ出来ますので、是非、お試し下さいませ。
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<材料・2人前>
(A)
・ハマグリ 200g ・長葱(斜め切り) 2本 ・日本酒 大さじ3杯 ・水 100cc ・天然塩 少々
・醤油 大さじ1杯 ・オリーブオイル 大さじ2杯 ・ニンニク(すり卸し) 大さじ1/2杯 ・白ゴマ 大さじ1杯
(B)
パスタ 200g
<作り方>
①お鍋に(A)の材料をすべて入れ、沸かして、ハマグリを開かせておく。ただし、煮すぎると、ハマグリが固くなるので、開いたら、すぐに火を止める。
②パスタを湯がき、①と合わせる。
今回は、お料理とは関係の無い話題を書かせて頂きます。
私は、生れつき体が大きく、幼稚園の制服から、すでに「特注」していました(笑)
これは、あとから気付いたことなのですが、小学校に上がる前から、電車に乗る時には、母が切符を買ってくれていまして「子供料金は、幼稚園児から払うもの」と、ずっと思っていました。
当時は、改札に切符を切る駅員さんがいましたので、切符を持たずに入ろうとしますと、必ず呼び止められ、子供ですから、パスポートなどの身分証明書も無く、母親が説明するのに苦労していたことを思い出します。
それから現在に至るまで、私の中には「ウインドーショッピング」という言葉はありませんでした(笑)洋服でも帽子でも靴でも、普通のお洒落なお店には、絶対に私に合うサイズが無いからなのです。
高校のスキー教室でも、私に合うスキー靴(当時29cm)が無く、それでも参加しないと単位を貰えないということで、みんなが楽しそうに滑るのをゲレンデの隅で見ていた寂しい思い出もあります。
今まで、体が大きくて良かったことと言いますと、「満員電車でも、潰されずに、背が高い分、空気がキレイなこと」と「人混みの中で、待ち合わせしても必ず見つかること」くらいでしょうか(笑)
そんな私が、唯一、開放的な気持ちで楽しく品物を選べる「キングサイズ専門の靴屋さん」が、東京・五反田にあります。その名は「ビッグ・ビー」と言いますが、店内には、いつも巨大なお客さんがいて、この私が小さく見えることさえもあります(笑)私は、今、30cmの靴を履いていますが、もっと大きなサイズの靴も豊富にあって、本当に嬉しくなります。
店内には、ビックサイズの有名人(格闘家、柔道家、お相撲さん、バスケット、バレー、プロ野球選手・・・・etc)の写真やサイン色紙が沢山飾ってありまして、実は「料理研究家としては唯一」私の色紙も並んでいるのです!
丁度3年前の秋に、念願の(?)サインを書かせて頂きましたが、「これで、私もビックな有名人の仲間入りだ!」と嬉しかったのを覚えています。先日、伺った時にも、まだ飾ってありました(笑)
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これは、余談になりますが、最近は、どこでも「同じような商品の安売り合戦」で大変ですよね。日本でも、賃金カットや失業者が増えているというのに、生産国の中国ばかりが豊かになっていくようで、寂しい気持ちになりませんか?「日本は、これで本当に豊かなのだろうか?」と、真剣に考えてしまいます。
そんな意味では、この「ビッグ・ビー」さんは、ある意味、確実に来店してくれる「ビックな固定客」にターゲットを絞り、その心をしっかり掴んでいるわけですから、むやみに安売りせずに、「適正価格」で、良い商品を売ることが出来るわけです。
もう、大量生産、大量消費の時代は終わったわけですから、間口を狭め、個性的で良い物を適正価格で販売するお店が増えて欲しいと思います。そうじゃないと、ショッピングも面白くないですよね。
「食」の部分でも同じです。全国、どこに行っても、ファストフードやファミレス、コンビニのチェーン店ばかりでは「日本の食文化の将来は危うい」とさえ、思ってしまいます。どこでも同じ物ばかりでは、決して「豊かな食文化」とは言えない気が致します。各地の「伝統的な食文化」を大切にしたいですね。
結局、最後は、「食」のお話になってしまいました(笑)
この10年間、仕事で乗り続けていたのが、下の写真の車「スプリンター・カリブ」です。
走行距離にして20万キロ以上、車体は、タッチペンで応急処置をした細かい傷だらけでボロボロですが、たくさんの思い出が詰まった、とても愛着のある、私の「信頼感ある、大切なパートナー」でした。
出張料理では、大抵、重い荷物を何個も積み、全国津々浦々、昼夜、天候の良し悪しを問わずに、苛酷な道を走ることも、しばしばですが、1度も弱音を吐かずに黙って付いてきてくれたのが、この「愛するカリフ゛」なのです。
数年前、都内(新宿)で、迂闊にも、駐車禁止のペナルティーを受け、レッカー移動された苦い経験が、1度だけあるのですが、半べそ状態で慌てて移動場所に行きますと、広い地下駐車場に、何と、我が愛車「カリブ」だけがポツンと1台寂しそうに止められており、その時だけは、本当に「カリブ」に対して、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
逆に、嬉しいこともたくさん共有致しました。出張料理を終え、お客様に喜んで頂いて、笑顔でお見送りして頂けた時など、「カリブ」と共に、照れくさそうに「来させて頂いて良かった!」と、感謝の気持ちでいっぱいになり、帰り道はルンルン気分で、走りも、いつもより軽快な感じになるから不思議です。(笑)
時に、お客様から「こんなに小さな車に、よくこれだけの大荷物を積んで来ましたね!」と、感心されることがあるのですが、そんな時の「カリブ」は、やや誇らしげな感じがして、思わず私も微笑んでしまいます。
ハイオク仕様で、四輪駆動の「カリブ」は、本当に良く頑張って付いて来てくれましたが、10万キロを超えた辺りから、急にあちこちのメンテナンスが必要になり、毎回の修理代金もバカにならないものですから、何度も、買い替えを考えましたが、「手放す寂しさ」から決断出来ずに、ここまで来ました。
でも、最近になりますと「もう限界だな。これ以上、こき使ったら、カリブが可愛そうだ」と思うようになりまして、買い替えを決断致しました。
最後は「カリブよ!本当に今まで有難う!」と言って、車体に頬ずりし、キスして分かれたのですが、こんな気持ちってヘンですかね?(笑)
因みに、今度の車は、シルバーのカローラ・フィルダーです。
今後は、この車で、全国の皆様のもとに伺い、笑顔の溢れる、素敵な思い出をたくさん作りたいと思っておりますので、どうぞ、宜しくお願い致します。
先週末は、出張料理の仕事で、北海道に伺いました。
豊かな自然が遺された世界遺産の知床半島に近い斜里町のお宅でしたが、初日は大雪に見舞われ、気温も1℃と、凍えるような厳しい寒さに、びっくり致しました。
せっかく、道東に来たのですから、この時期の野生動物の生態を観察したいと思い、仕事の後には、地元の山に詳しい方にお願いして、四輪駆動の車に乗せて頂き、辺り一面雪景色の山道を案内して頂いたのですが、念願叶い、野生の「キタキツネ」を発見することが出来ました。
「キタキツネ」は、雪の中でも、一生懸命に餌を探し、これからさらに続く厳しい寒さに備えて、必死に限られた餌を食べ続けていましたが、その「生命力の強さ」には、我々人間も大いに見習うべき点があるなと、とても感動致しました。
翌日は、寒さは厳しいものの、雪は止みまして、知床5湖の近くの林の中で、わき目も振らずに、一心不乱に餌をついばむペアの「エゾシカ」に遭遇することが出来ました。毛色は、冬の寒さに備えた灰色で、「自然の摂理の妙」を、ここでも実感致しました。
「食べることは、生きること」私も食育の講演会で、必ず申し上げる言葉なのですが、まさにその言葉を厳寒の地で実践し「自然の食べ物で命をつないでいる」野生動物達からは、本当に多くのことを学ばせて頂きました。
帰りの女満別空港に向かう途中の川には、たくさんの鮭が遡上していましたが、この豊かな自然環境がいつまでも続くことを、心から願わずにはいられませんでした。
八戸市は、新鮮な魚介類や野菜、フルーツの美味しいところですので、食材の仕入れには、地元の人達で賑わう、八戸漁港近くの、ローカルな青空市場に伺いました。
まずは、魚屋さんを回ってみましたが、本当に、新鮮な魚介類が、どれも安くて驚きました。
シメサバにしたら美味しそうな、大きめのサバが、何と、1本50円でしたし、ヒラメやイナダ、サンマ、イカなども、鮮度抜群な物が、東京の半値以下でした。
地元のみなさんに言わせますと「魚は、買う物でなく、自分で釣る物」だそうです(笑)。いやぁ、本当に羨ましいですね。時間に余裕があれば、是非、釣りもしてみたかったです(笑)。
野菜や果物類も、種類が豊富で、生命力に満ち溢れており、とても魅力的でした。
特に、印象的だったのは、ナスやズッキーニ、冬瓜、キュウリなどで、とにかくデカイのです。こちらの方に言わせますと、「これが普通」なのだそうですが、ソフトボールより大きいサイズの丸ナスが2個で100円、ヘチマのような巨大ズッキーニが1本200円でした(笑)。畑が、かなり肥沃なのでしょうね。「情熱大陸」で訪れた、南イタリア・シシリアの市場を思い出しました。
サイズは、不揃いながら、生命力に満ち溢れた食材を見ていますと、創造意欲が大いに掻き立てられまして、これから開催されます、さくら野百貨店での「宝飾展のお持て成し」が、とても楽しみになってきました。
屋台で、地元の豆腐の味噌田楽と、帆立貝の串焼き、せんべい汁を朝食に頂き、その素朴な美味しさに、やる気をみなぎらせながら、仕入れをした、大きな袋をいくつも持って、百貨店の催事用キッチンに向かいました(笑)。
八戸漁港近くのローカルな青空市場は、魚介類がとても新鮮で安いです。
生ウニも色々な種類と味があり、フレッシュな物ばかりでした。
串焼きの魚介類は、どれも艶やかで、美味しそうでした。
地元の美味しい豆腐を使った、味噌田楽は、屋台の人気メニューです。
初物のリンゴやブドウをはじめ、新鮮なフルーツ類も豊富にあります。
巨大な冬瓜と田子のニンニク、リンゴとブドウの濃厚なジュースです。
関西で大人気のスイーツショップ「マダムシンコ」会長の川村信子さん御夫妻と、私の知人でもあり、スポーツ実況中継でも御馴染みの、元関西テレビアナウンサーの梅田淳さんが、スイーツをテーマにした新番組を、10月から「TOKYO MX TV(地デジ9チャンネル)」でスタートさせまして、私も、初回(10月6日OA)、2週目(10月13日OA)のゲスト審査員として御招き頂きました。
番組の企画内容を簡単に御説明致しますと、「スイーツをこよなく愛し、自由で斬新な自分だけのオリジナルレシピを持った一般の方々が、スイーツのプロ達に挑戦する(試食してもらう)。そこで合格すれば、賞金が貰え、そのレシピがシンコさんのお店で商品化されるという、夢のようなプロジェクト、まさに<スイーツドリーム>を、視聴者のみなさまにもお楽しみ頂きたい。」ということでして、私も、斬新で美味しいスイーツを堪能させて頂きました。
今回のおふたりの挑戦者のメニューには、プロでは思いつかないような「独創的なセンス」を感じさせるものがありましたし、これからも、素敵な夢を実現させるために頑張って頂きたいな、と思いました。
シンコ会長には、初めてお会いしましたが、とても気さくで明るく、とにかく一生懸命で、細かいところまで気配りの出来る、素晴らしい女性でしたし、旦那様でもあります幸治社長も、とても素敵な方で、すっかり、スイーツショップ「マダムシンコ」のファンになってしまいました。
全国的に大人気の理由もよく分かりましたし、私の方が、大切な経営の勉強をさせて頂いた感じです。
この貴重な御縁を下さった梅田淳さん、そして制作に携わって頂いたMTプランニングのみなさん、本当に有難う御座いました。心より御礼を申し上げます。
「マダムシンコ」箕面本店、カフェスペースでの撮影でした。
本番前には、丁寧にメークまでして頂きました(笑)。
同じ審査員の「祇園ささ木」佐々木浩さん、おふたりの挑戦者と共に。
大勢のギャラリー、スタッフのみなさんが見守る中での撮影でした。
審査員は、シンコさんと、お店のパティシエ氏を入れて4人でした。
梅田淳さんの司会進行は、とてもパワフルで盛り上がり、気持ち良かったです(笑)。
川村幸治社長のサービスも、とてもスマートでした。
美味しいスイーツに、審査を忘れ、思わずニッコリです(笑)。
会長のシンコさん、旦那様の幸治社長と共に。
四万十川の初日には、朝6時前から漁に同行させて頂きました。
舟も、昔ながらの手漕ぎの小舟でしたし、漁の方法も、厳しい自然の摂理に張り合うことなく合わせて、いつまでも、うまく自然と共存していけるような、本当に魚の習性を知り尽くした、伝統的な手法で、このように素晴らしい食文化が残されていること自体に、とても感動致しました。
小舟に乗り込みながら、どこまでも美しい清流・四万十川を見渡しますと、遠くに、岩を積み上げている様子が、いくつも目に留まりました。
川漁師暦50年の山崎さんに、それを尋ねますと「あれは、石ぐろ漁といいます。積み上げた岩の隙間に天然うなぎが入り込む習性を利用した、伝統的な漁法ですよ」と、笑顔で教えて下さいました。
そして、「もうひとつの伝統的漁法、柴漬け漁をお見せしましょう」と、山崎さん。勉強不足の私が「えっ!漬物の柴漬けですか(笑)?」と、思わず質問しますと「いや、葉の付いた木の枝を柴といい、それを束ねて川に沈めておくと、天然うなぎが寝床にして、入ってくるんですよ(笑)」とのこと。私は、深く感銘を受け、益々、四万十の地が大好きになりました(笑)。柴漬け漁で獲れた天然うなぎは、生命力に溢れ、シェイプアップされていて、朝日に輝き、とても美しかったです。
この日の漁場は、四万十川河口から10kmほど上流の、新四万十川橋付近でしたので、天然うなぎのほかにも、アカメや黒鯛、ボラ、ナマズなど、新鮮な海の魚と川魚の両方を収穫することが出来ました。特に、アカメは、1m近くある大物で、四万十川の豊かさを、つくづく実感致しました。
漁に同行させて下さり、貴重な体験をさせて頂いた、川漁師の山崎さん、そして、四万十屋の板長・佐田さん、本当に有難う御座いました。心より、御礼を申し上げます。
岩を積み上げる、四万十の伝統的漁法「石ぐろ漁」の風景です。
葉付きの枝を利用する、四万十の伝統的漁法「柴漬け漁」の風景です。
柴に入り込んだ天然うなぎを、大きな網で引き上げます。
伝統的な漁法では、便利な機械等を使わない為、体力勝負になります。
網の中には、元気な天然うなぎが2尾入っていました。
生きている天然うなぎを持つのは、初めてでした(笑)。
1m近い、大きなアカメには、感動致しました。
愛嬌のある、大きなナマズは、ずっしりと重かったです。
川魚の他にも、黒鯛等の海の魚も収穫出来ました。
四万十川の名物、沈下橋にて。
10月下旬に、スペイン国境に近い南西フランスを訪れ、以前から興味のあった「ボルドーの名門ワイナリー」や、トリュフ、フォアグラといった郷土色豊かなローカル食材が豊富に並ぶ「サルラの土曜日朝市」、貴族出身の画家でありながら、料理のレシピ本も出版している「ロートレックにゆかりのあるアルビ」、辻調理師学校の後輩が修行中のレストランもある「世界遺産の城塞都市、カルカッソンヌ」、最近、NHKのBS放送等で紹介され、人気急上昇中の「中世の雰囲気が残る美しい村々」等を、限られた時間の中で回って来ました。
詳しくは、私のHP内の「海外出張日誌」欄に、数回に分けてレポートする予定ですので、御期待下さいませ。
最新型で燃費も良い、総2階建ての「エアバス380(540人乗り)」でパリに向かいました。
ボルドーの名門ワイナリーにて、石灰岩を掘った「自然のワインカーブ」です。
ボルドーの有名銘柄「サンテ・ミリオン」の赤ワインのバランスの良さには感動致しました。
町全体が建築博物館のような「サルラの土曜日朝市」は、とても活気がありました。
ユニークな料理レシピを残している「画家・ロートレック」の肖像画の前で。
1997年に世界遺産に登録された、中世の城塞都市「カルカッソンヌ」の入口にて。
カルカッソンヌのレストランで元気に修行中の後輩、新畑君を激励してきました。
フランス政府認定の「美しい村」、コロンジュ・ラ・ルージュで、ハロウィンの子供達と。
12月24日に、銀座にあり、外国人観光客に人気の老舗旅館「銀座吉水」さんを会場にした「トークイベント」が開催されました。
テーマは「いのちをいただく」でして、進行役は「NHKラジオビタミン」でもお馴染みの人気アナウンサー・村上信夫さんなのですが、村上さんは、明治学院大学の大先輩でもありまして、とても尊敬しており、日頃から大変にお世話になっております。
私が、昨年5月27日に番組内のインタビューコーナー「ときめきインタビュー」に生出演させて頂いた時も、全国のリスナーのみなさまからの好反響が、想像を絶するほど大きく、改めて「ラジオの持つ力」の凄さ、素晴らしさを実感させて頂きましたが、今回も、御予約の早い段階でキャンセル待ちが出るほどの大盛況になり、本当に有難く、感激致しました。
50名様を越える御客様でぎっしり埋まった地下の会場では、まずは、村上さんのクリスマスをテーマにした絵本の朗読からスタート致しました。村上さんの、心根に染み入るような朗読は、何度聞いても素晴らしく、御客様も、いきなり大満足の御様子でした。
その後「コグレサンタの登場です!」という、村上さんのかけ声と共に私が客席後方から登場しますと、大きな拍手が会場中に響き渡り、トークショーがスタート致しました。「出張料理の面白いエピソード」から「食育のお話」、「海外の食文化やオリーブオイルのお話」、「将来の夢や目標のお話」まで、いつものように熱く語らせて頂きましたが、途中で、私が、一切の砂糖を使わずに作った「リンゴのオリーブオイル焼き」をサプライズメニューとしてお出ししますと、「自然の甘味でとても美味しいです!」という歓声もあがり、一気に美味しい笑顔に包まれて、和やかな雰囲気の中での本当に楽しいトークショーになりました。
後日、数人の御客様から頂いた、御礼の御葉書やメールで分ったのですが、岡山県をはじめ、遠方からお越し下さった御客様も多く、「精一杯、頑張ってよかった!」と、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
最後には、いらして下さった御客様全員に、感謝の気持ちを込め、私お薦めのオリーブオイルと、直筆メッセージ入りの記念のカードを直接お渡しさせて頂きましたが、多くのみなさまから「今日は、最高に楽しかったです!」とか「素敵なクリスマスプレゼントです!」と言って頂き、とても嬉しかったです。
お忙しい年の瀬にお越し下さったみなさま、そして、記念すべき日に声をかけて下さった村上さんに、重ね重ね、心より御礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。
どうぞ、みなさま良い御年を御迎え下さいませ。
外国人に人気の老舗旅館「銀座吉水」さんでのトークイベントでした。
キャンセル待ちが出るほど大勢のみなさまにお越し頂き大盛況でした。
村上信夫さんの司会・進行は絶妙で、つい本音で喋ってしまいます(笑)。
90分間がアッという間の、笑顔が絶えない、とても楽しいトークショーでした。
トークショー終了後の、満足感漂う(笑)、貴重なツーショット写真です。
サプライズメニューの「りんごとアンズのオリーブオイル焼き」も好評でした。
プレゼントに御用意させて頂いた、私お薦めのオリーブオイルとカードです。
御化粧品としても最高級のトルコ産エキストラバージンオリーブオイルです。
新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。
昨年の夏、日中の気温が45℃を越える猛暑のイスラエルを訪れました。その目的は、2000年以上の年月を生き続けており、世界中の人々から「永遠の命の象徴」として崇められているオリーブの木々が、イスラエルの「聖地・エルサレム」にあることを知り、何としても、そのオーラを肌で感じてみたかったからなのですが、イエス・キリストの足跡が数多く残され、クリスチャンやユダヤ教徒にとって最も神聖な場所のひとつである「オリーブ山」の麓に、その「永遠の命の象徴」を見つけることが出来ました。
直径がおそらく2m以上はありそうなオリーブの巨木の幹の割れ目の中からは、新しい生命力がみなぎっている太い枝が、何本も出ており、2000年という過酷な時間を生き抜いてきた力強さやオーラといったものが、ひしひしと感じられ、本当に心の奥底から感動致しました。
そして、我々人間は、決して自分ひとりの力で生きているのではなく、「尊い命を頂いて、命を繋がせて頂いている」という「自然の摂理の尊さ」にも想いを馳せました。
世の中が、どんどん便利になり、様々な情報が錯綜するなかで、少なくとも、将来の健康を左右する<食>の部分だけは、効率性や便利さに妥協することなく、強い意思を持って、我々の御先祖様が遺して下さった伝統的食文化の「原点」に戻り、「その原点とは何なのか」を、将来を担う全国の子供達に分り易く伝えて行きたいと思っておりますし、<伝統的な食>を通した「地域活性化」を、各地で実現して行くことが、本当の意味での「心豊かな社会の実現」に繋がって行く近道だと思っておりますので、今年も、さらに全国を飛び回らせて頂きまして、各地で地道に頑張って下さっている生産者のみなさまに<勇気と希望>を持って頂けるような、「具体的で発展性のあるアドバイス」をさせて頂けるように、精一杯努力して行きたいと思っております。
メディア等のインタビューでも、必ず、最後に申し上げるのですが、私の究極の夢は、「食を通した世界平和の実現」です。
この夢を実現させるための第一歩としましては、今や世界中から注目されている「ヘルシーな日本の伝統的食文化の素晴らしさ」を、我々日本人が自覚して実践することが、まず大切で、流行に左右されることなく、しっかりと足元を固めながら、「日本の伝統的食生活を続けていると、こんなに健康でいられますよ!」、「外国人のみなさんも如何ですか!」と、自信を持って紹介して行くことが出来たなら「食を通した世界平和の実現」も、そう遠い日ではないと思うのですが、みなさまは、どう思われますか(笑)。
重ね重ね、今年も宜しくお願い致します。
エルサレムの苛酷な環境の中でも、生命力に溢れ、生き続けている「永遠の命の象徴」、樹齢2000年以上のオリーブの巨木の前で、そのオーラを肌で感じながら「命」について考えました。
小雪の舞う2月11日に埼玉県蕨市民会館に伺い、NHK総合第1ラジオの超人気・祝日特集番組「鎌田實・いのちの対話」にゲスト出演させて頂きました。
年に4回、祝日に全国各地からの公開生放送で実施されております、この番組は、午前9時から3時間の長時間イベントであるにも関わらず、毎回、遠方から楽しみにしていらっしゃるファンのみなさまも多く、往復葉書で入場整理券を手に入れるための競争率も、かなり高いようです。
この日も、九州や東北地方をはじめ、全国各地からお越し頂き、前泊までして、開場時間のかなり前から、期待感を膨らませ、寒さに耐えながら、お並び頂いた御客様も、大勢いらっしゃいました。
私は、指示されておりました楽屋口から会場入りする前に、一般入口に回り、その様子をしっかりと目に焼きつけまして「今日も、全力トークで、みなさまに存分に楽しんで頂こう!」と、気持ちを高ぶらせておりました(笑)。
今回のテーマは「いのちを頂く」ということで、ゲストは「お弁当の日」提唱者の竹下和男先生、「野菜スイーツ」の柿沢安耶さん、そして、特別ゲストは「サックス奏者」であり、「ミジンコ研究者」でもある坂田明さんでした。
リハーサルを簡単に済ませ、楽屋でおむすびの朝食を頂いて、出演されるみなさんと雑談していましたら、本番直前になって、スタッフの方々が、慌しく、次々にアンケート用紙の束を持って、駆け込んでくるのです。このアンケートは、御来場されたみなさま全員に書いて頂いたものなのですが、その内容は、「お弁当の思い出」と「人生最後に食べたい物」でして、本番ぎりぎりまで、進行役の村上信夫さんが目を通し、ユニークなコメントを、笑顔でピックアップしておりました。
普段から、私は、番組出演、講演会等、マイクを持って、大勢の前でしゃべることには慣れておりますので、何百人の前でも、あまり緊張することは無いのですが、実は、この日は、内心ハラハラドキドキでした(笑)。
なぜかと言いますと、本番では、一応、台本もあったのですが、ほとんどがアドリブの連続でして、村上さんや鎌田先生から、何の話題を振られてもいいように、常に心の準備をして、備えていたのです(笑)。
3時間といいますと、かなり長いように思われるかもしれませんが、本番が始まりますと、アッという間でして、会場のみなさまや全国のリスナーのみなさまとの、楽しいやり取りもありましたので、ゲストひとりあたりの持ち時間は、わずか20分弱と短く、その短い会話の中に「どうしたらインパクトを持たせられるか」を、本番中、ずっと考えていました(笑)。プロ野球に例えて言うならば、常に一発での結果を求められる「ピンチヒッターの心境」でしょうか(笑)。
私のコーナーでは、2009年に入院し、大変にお世話になりました東北大学医学部の斎木先生から番組宛に送って頂いた、心温まる手書きのFAXも、村上さんから御紹介して頂きました。
斎木先生、お忙しい中、番組を聴いて頂き、本当に有難う御座いました。心より御礼を申し上げます。
番組終了後には、普段辛口の村上さんや鎌田先生から「今日の小暮君のコメントは冴えていたね!」と、お褒めの言葉を頂き、ホッとしたのと同時に、とても嬉しかったですね(笑)。
「これだから、ラジオはやめられません(笑)!」
番組の前日までは、香川県高松市で、宝飾展のお持て成しの御料理を作らせて頂いており、埼玉県での番組終了後には、すぐに羽田空港に直行して、家庭料理コンテストの審査委員をさせて頂くために、熊本県天草市に向かったのですが、そこでお会いしたみなさまからも「ラジオを聴きましたよ、感動しました!」とか「食の大切を実感させてくれて有難う!」といった、とても有難いお言葉をたくさん頂きました。
そして、番組が終わって2週間が過ぎた今でも、全国のみなさまから、御礼のメールやFAXが届いておりまして、「ラジオを通して、全国のみなさまと繋がっていること」を、改めて実感しております。
この素晴らしい御縁を下さったNHKの村上さんはじめ、スタッフのみなさま、そして鎌田實先生、共演して下さった竹下先生、柿沢さん、本当に素敵な感動を有難う御座いました。目の前で聴かせて頂いた坂田さんのサックスも最高で、感激致しました。
番組のエンディングでも申し上げましたが、私の究極の目標は「食を通した世界平和」です。この番組で頂いた感動をエネルギーにして、これからも目標実現のために頑張りますので、宜しくお願い致します。
小雪舞う埼玉県蕨市民会館での「いのちの対話」公開生放送でした。
本番直前、リラックスした雰囲気の中でのリハーサル風景です。
ステージ上に放送機材を置いて、スタジオさながらの臨場感の演出です。
坂田さんの演奏と共に、鎌田先生の「いのちの朗読」、リハーサル中です。
本番直前の控え室で、出演者全員の記念の1枚です。
念願叶ってお会い出来た鎌田實先生との貴重なツーショットです。
本番直前まで、会場からのアンケートをチェックする村上さんと柿沢さんです。
寒さ厳しい中、全国から大勢のみなさまにお越し頂き、感激致しました。
村上さんの進行で、温かい雰囲気の中、テンポ良く番組は進められました。
台本はあっても、殆どがアドリブで、急に振られる質問には、ドキドキでした(笑)。
会場のみなさまとのやり取りも、ラジオらしくて興味深く、楽しかったです。
限られた時間の中、短いコメントの一言ずつに、熱い気持ちを込めました。
大地震の発生した11日から、毎日報道されております「東日本・東北大地震」の被害状況には、本当に辛い気持ちで、心を痛めております。
特に、宮城県には、一昨年の入院で、大変にお世話になりました、私にとって、かけがえのない「命の恩人」が何人もいらっしゃるのですが、そんなみなさんとは、現在でも連絡が取れない状態なのです。
毎日の仕事も手に付かずに、今すぐにでも、現地入りしたいところなのですが、何しろ、交通手段も無い状態です。先程も、自宅付近に、車のガソリンを入れに行ったのですが、どこも閉鎖されており、現時点では、為すすべも見つかりません。
今は、ただ、みなさんの御無事を祈ることしか出来ない、無力な自分が、本当に悔しいです。
こんな状態の私のもとにも、安否を気遣って下さる全国の皆様から、本当に有難い激励のメールやお電話を頂いておりまして、とても感謝、感激しております。
「私は」と言いますと、5日から海外出張に出ておりまして、11日の地震情報・第一報は、ロサンジェルスから戻るJAL便内での機長アナウンスで知りました。ちょうど、仙台沖を下降体制に入りかけた時でして、地震発生から30分後、着陸予定の1時間前でした。
「成田、羽田とも、滑走路が閉鎖され、札幌に緊急着陸する」とのこと。機内には、多少のざわめきがありましたが、無事に新千歳空港に降り立つことが出来ました。
その夜は、運良く、札幌市内のホテルを取ることが出来ましたが、JAL便の後には、20機の国際線が、札幌に緊急着陸したようでして、ホテルは、すぐに満杯になり、仕方なく空港のロビーで仮眠した方も多かったようです。
翌日は、羽田に戻るためのチケットを取るために、早朝から、空港に向かいましたが、結局、キャンセル待ちで取れたのが、最終便でした。そして、電車を乗り継ぎ、自宅に戻ることが出来ましたのは、日付の変わった深夜でしたが、ウチの中に入りますと、いたるところで、落ちた食器類が、割れて散乱しておりまして、被害の大きさを実感致しました。
今回の震災を通し、「普段、当たり前のことが、実は、奇跡の連続で、どれだけ有難いことだったのか」を、改めて実感し、これからは、どれだけ時間がかかろうとも、「日本再生のために、食を通して、さらに全力で頑張ろう!」と、強く思っております。
全国の皆様、これからも宜しくお願い致します。
成田到着の1時間前に地震発生を知り、仙台沖から急遽、札幌に方向転換致しました。
札幌に緊急着陸した国際線は20機にもなり、空港ロビーはキャンセル待ちで大混雑でした。
ホテルも満杯で、空港ロビーで毛布を借り、眠れぬ夜を過ごした方も多かったようです。
「東日本・東北大震災」の発生から10日が経ちましたが、皆様は、お元気でお過ごしでしょうか?
ここ数日で、東北地方の皆様とも電話が繋がるようになり、お世話になっております方々の元気なお声を聞くことが出来まして、感激のあまり、男泣きしております。
本来ならば、今すぐにでも、現地に伺い、何かしらのお手伝いをさせて頂きたいところなのですが、交通手段も、まだ整備されておらず、ご迷惑になってもいけませんので、今はただ、少しでも早く、皆様が普通の生活に戻られることを、心よりお祈りしつつ、「その時」が来ましたら、精一杯、復興のお手伝いをさせて頂きたいと思っております。どうぞ、宜しくお願い致します。
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2011年3月上旬に、以前から興味のあった「チリ共和国自治区・イースター島」を訪れ、未だに解明されていない「モアイ像」の神秘とロマンを体感して来ました。
タヒチからは東に4000km、チリの首都サンチャゴからは西に3800km離れた南太平洋にポツンと浮かぶ絶海の孤島、イースター島には、約1000体もの石の巨像が現存していますが、いったい何のために作られたのか、なぜそこまで大きくしなければならなかったのかを考えますと、本当にワクワクしてきます(笑)。
私の実家は、かつて石屋でした。父は、家業を継がずにサラリーマンでしたが、祖父は、私と同じ左利きで、とても腕の良い石職人でしたので、少なからず、手先の器用さという点で、私は祖父の血を受け継いでいる(隔世遺伝)と思っているのですが、そんな意味でも、イースター島は、私
にとっての「強力なパワースポット」であることは間違い無く、とても居心地の良い空間でした。
行き方としましては、成田から約12時間かけてロサンゼルスに入り、チリのラン航空に乗り換えて、チリの首都・サンチャゴまで、9時間半ほど南下します。
そこから、イースター島行きのラン航空に乗り換えて、5時間半ほどしますとやっと到着です。
つまり、乗り継ぎ待ち時間を加えて計算しますと、成田を出て、約36時間後に到着ということになるのですが、行きは、ハプニングの連続で、ビックリ致しました(笑)。
まず、ロサンゼルス発サンチャゴ行きのフライトが、原因不明のキャンセルになり、ロサンゼルスの空港近くで、予定外に1泊することになりました。
ここまでは良いとしましても、サンチャゴからイースター島へのフライトも、搭乗手続きを開始した直後にキャンセルされてしまったのです。いわゆる「寸止め」ですが、普通では有り得ないことですよね(苦笑)。
しかも、ラン航空の地上スタッフに、原因を何度尋ねましても「私は、分らない!」と言うだけの逃げ腰で、「謎だらけのキャンセル」に呆れてしまいました(笑)。
「南米だから仕方ない」と言えば、それまでですが、行きはなんと、3日間以上かかってしまいましたので、イースター島に着いた時の喜び、感動は、とても大きく、一生忘れられない、素敵な(?)思い出になりました(笑)。
日本人の現地ガイド、最上賢二さんにお聞きしましたら、「モアイ像は、基本的に海に背を向けている」とのこと。それは、つまり、巨大な石像が、「村の守り神」として、そこで生活する人々を、高いところから温かく見守っていたことを意味しますので、皆様にも、「モアイ像の神秘的なオーラとパワー」を写真でお届けさせて頂きつつ、少しでも早く被災地の皆様が元気になられることを「モアイ像」に託したいと思います。
(イースター島の詳しいレポートは「海外出張日誌・南米」を御覧下さいませ。)
海を背に15体のモアイ像が並んでいる「アフ・トンガリキ」。
視線の先は、日本を向いています!
何だか私も16番目のモアイ像のようですね(笑)。
唯一、海に向かって立っている7体のモアイ像「アフ・アキビ」。
これらも、視線は日本を向いています!
それぞれ高さは4mあまり、重さは10数トンです。
南太平洋の朝日を背にして神秘的な「アフ・トンガリキ」のモアイ像。
長旅の疲れも吹っ飛ぶほどの美しさとオーラでした。
よくポスターに使われる首の曲がった酋長のモアイ像「ラノ・ララク」。
長い年月で土砂が堆積し、胴体は埋まってしまいました。
とても珍しい、座った状態のモアイ像「ラノ・ララク」。
彫るのに手間がかかるために、1体しか作らなかったようです。
かつて、すべてのモアイ像には、目が付いていましたが、現存する物の中では
タハイ遺跡にあるこの1体だけに目が復元されています。
とても詳しくガイドして下さった、現地に住む最上賢二さんは、イースター島の
永住権を持っていらっしゃるそうです。
お土産用のモアイ像も、石製、木製等、大小様々あり、とても個性的でした。
4月2日に、船橋市アンデルセン公園・子供美術館内のキッチンで「春の子供クッキング教室」が開催されました。
私が講師として伺うのは、今回で2回目(前回は2009年4月)なのですが、2年ぶりに参加して下さったお子さん達も多く、とても嬉しかったです。それにしても、お子さん達の成長は、早いものですね(笑)。
今回のメニューは、春らしく「菜花のミモザ風サラダ」と「春キャベツと桜海老の和風パスタ」の2品にさせて頂いたのですが、参加して下さった18名のお子さん達は、6才から12才と、かなり年齢(技量)の幅があるため、「みなさんが楽しく作れるメニュー」を考えるのに、実は、かなりの時間を要しました(笑)。
実際の各テーブルでは、年上のお兄ちゃん、お姉ちゃん達が、とても楽しそうに、年下のお子さん達に優しく教えている場面もあり、見ていて、とても微笑ましかったです(笑)。
それにしましても、今回、参加して下さったお子さん達の「目の輝き」、「真剣さ」には、感激致しました。
最初の私のデモンストレーションの時にも、お子さん達は、遠慮することなく、テーブルの周りを取り囲み、私のすべての動きを、1つも漏らすことなく脳裏に焼け付けようと、真剣な眼差しを注いで下さり、その目の輝きに、私の方が圧倒されそうになりながら、相手がお子さんであることを忘れて、全身全霊を込め、全力で御指導させて頂きました(笑)。
あとで館長さんにお聞きしましたら、今回の予約申し込みは、受付開始と同時に、アッと言う間に埋まってしまい、キャンセル待ちも多かったそうでして、感謝、感謝、とても有難いですね。
「菜花」といいますと、私が「情熱大陸」の番組内で、学校給食のメニュー作りの際に、どのようにして子供達に食べてもらうか、試行錯誤するシーンがありましたが、今回の「菜花」は、美術館の職員の方が、御自身の家庭菜園で栽培されている新鮮なものを御提供して頂きました。
生で食べても、とても美味しい「菜花」でしたが、周りで見学されていた、ある親御さんから、突然、「野菜嫌いなウチの子が、2品とも完食しました!」と、興奮気味におっしゃって頂きまして、会場全体が、微笑ましい笑顔でいっぱいになり、とても素敵な「クッキング教室」となりました。
今回の簡単なレシピも御紹介させて頂きます。
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菜花のミモザ風サラダ
<材料・4人分>
(A)
菜花 8-12本 ゆで卵 3個 白炒りゴマ 大さじ2杯
(B)
マヨネーズ 大さじ3杯 ケチャップ 大さじ1杯 醤油 小さじ1杯
<作り方>
①菜花は、2-3等分に切り、ボイルしておく。
②卵は12分ボイルの固ゆでにして、粗刻みする。
③(B)を合わせてソースをつくる。固ければ、水少々で伸ばす。
④皿に菜花を盛り、③のソースをかけてから②の卵と白炒りゴマを散らす。
・菜花が無ければ、ブロッコリーで代用致します。
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春キャベツと桜海老の和風パスタ
<材料・4人分>
(A)
春キャベツ 1/4個分 スパゲッティー 300g
(B)
エキストラバージンオリーブオイル 120cc 赤味噌 大さじ1杯
水 大さじ1杯 醤油 大さじ1/2杯 味醂 大さじ1/2杯
(C)
桜海老 大さじ4杯 鰹削り節 大さじ3杯
<作り方>
①春キャベツは、3cm四方に粗刻みしておく。
②スパゲッティーを湯がく。湯がき終わりの30秒前に①も加えて、一緒にボイルする。
③(B)を合わせてソースとする。
④②と③を合わせてから、(C)を加え、混ぜ合わせる。
前回の写真が入った「春の子供クッキング」のポスターです。
子供達の真剣な眼差しに、私も気合が入りました(笑)。
「将来は、コグレさんのようなシェフになりたい!」というお子さんもいました(笑)。
「ゆで卵の正しい切り方」の御指導中です。
「キャベツの湯がき方」のコツを御指導中です。
とても楽しく盛り上がった、「試食タイム」です。
「菜花のミモザ風サラダ」の出来上がりです。
「春キャベツと桜海老の和風パスタ」の出来上がりです。
「キッズ料理教室」は、これからも全国で、続けたいですね(笑)。
3月2日に、私が以前から開発に携わらせて頂いている、高知県四万十市の「仏手柑(ブシュカン)ドレッシング」の御披露目パーティーが、都内のスタジオで開催されました。
「仏手柑」は、四万十市の長い歴史の中で、人の手が一切加わることなく、自然に生き続けている柑橘類でして、その「生命力に溢れた美味しさ」を、是非、全国の皆様に知って頂きたく、オリーブオイルのソムリエでもある私が「世界№1」と認める、南イタリア・シシリア産の最高級オリーブオイル「ラビダ」を贅沢に使って、「究極のドレッシングとポン酢」を作らせて頂いたのを記念して、日頃から御世話になっております皆様を御招待させて頂いたのですが、私の想像以上に、皆様には、喜んで頂けまして、とても嬉しかったです(笑)。
使わせて頂いた食材にも、かなりこだわりました。そのすべては、高知県より直送して頂いたのですが、「四万十川の天然うなぎ」や、とても美味しい地鶏「土佐ジロー」、そして、自然農法の有機野菜や、大月町の「ブリのへら寿司(押し寿司)」、究極の干し芋「ひがしやま」等、どの食材の生産者の皆様も、取材を通して知り合いとなり、意気投合した、顔の分る「郷土愛と情熱に満ち溢れた方々」ばかりでして、今回は、単に「食材」としてではなく、そんな生産者の皆様の、伝統的食文化に対する「尊敬の念や心意気」の部分を、なんとしても御紹介させて頂きたかったのです(笑)。
この日の模様は、現在発売中の人気雑誌「自遊人」5月号でも、2ページに渡り、御紹介して頂いておりますので、是非、こちらも御覧下さいませ。
<コグレお薦めの商品のお問い合わせ先>
「百年ドレッシング」、「天然川海苔」は TEL 0880-36-2828 (四万十屋さん)
「ブリのへら寿司」、「ひがしやま」は TEL 0880-73-1610 (大月町ふるさと振興公社)
今回の企画のために、とても素敵な特大ポスターを作って頂きました(笑)。
私の写真まで入れて頂き、少々照れくさい(笑)、商品のボトルです。
仏手柑の強さ「百年の生命力」が、商品のコンセプトです。
素晴らしい食材を前に、胸躍るキッチンでの仕込み風景です(笑)。
シンプルで美味しい「高知産・春キャベツの百年ドレッシングがけ」です。
うなぎのイメージが変わるほど美味しい「四万十産・天然うなぎの百年ドレッシングがけ」です。
コラーゲンたっぷりでコクのある「高知地鶏・土佐ジローの百年ドレッシングがけ」です。
大月町の伝統的ブリの寿司「へら寿司」と「四万十川の天然川海苔」を使った「お茶漬け仕立て」です。食べる時に「百年ドレッシング」をかけるのが美味しさの秘密です。
大月町の究極の干し芋「ひがしやま」と、四万十産「ポンカン」を使った「カナッペ仕立て」です。
「ひがしやま」は、「百年ドレッシング」をかけて温めるのがポイントです。
四万十産・天然うなぎの1品と「百年ドレッシング」を持って、記念の笑顔です(笑)。
日頃から大変に御世話になっております「チーム仏手柑」の、田村様(右)と大塚様です。
和やかな雰囲気の中で、高知県の魅力に触れ、とても素敵な御披露目会となりました。
皆様に喜んで頂けて、こんなに楽しいパーティーは、何回してもいいですね(笑)。
人気雑誌「自遊人」5月号でも、2ページに渡り、この日の模様が紹介されています。
「仏手柑・百年ドレッシング・ポン酢」の発売は、6月からの予定です。
私は、1985年にフランス・リヨンの名門レストラン「メール・ブラジエ」で修行させて頂いたのですが、その時に一緒に働いていた仲間が、「故郷のアルザス地方で、レストランをオープンした」との嬉しい知らせを頂きまして、2011年3月下旬にアルザス地方・ストラスブールにあるお店に伺いました。
「ストラスブール」と言いますと、フランスの北西部、ライン川を挟んだドイツとの国境近くにありまして、地理的にも文化的にも、ドイツの影響がとても濃いところです。
美しい街並みを歩きますと、ドイツ風の木骨組みと漆喰で構成された風情のある建物が多く、彼のレストランも、そんな木骨組みの歴史ある建物の中にありました。
私は、日本からの御土産に、味噌、醤油、味醂、鰹削り節、オリーブオイル等を持参しまして、アルザスの名物料理である「シュークルート」や、肉とじゃが芋の重ね焼き「ベックオフ」」等を、いつものようなコグレ流に、和風の調味料やオリーブオイルを融合させながら、アレンジして作らせて頂きました(笑)。
とても好評でしたが、その詳しいレポートは、「海外出張日誌・西ヨーロッパ編」から、御覧下さいませ。
木骨組みと漆喰の伝統的なアルザス風の建物の中にレストランはあります。
機能的なキッチンの中で、スタッフのみなさんと記念の1枚です。
コグレ流・和風アルザス料理「ベックオフ(肉とポテトの重ね焼き)」です。
オリーブオイルが決め手のコグレ流「和風シュークルート」を持って。
昨年から、私が「ナビゲーター」をさせて頂いております「ホビークッキングフェア」が、今年も4月27日から29日まで、東京・お台場の「ビックサイト」で、盛大に開催されます。
詳しくは、私のHPトップよりリンクしております「ホビークッキングフェア2011」のHPを御覧頂きたいと思いますが、実は、今年は、大震災のこともあり、ぎりぎりまで、開催が危ぶまれていました。しかし、何もしないで黙っているよりも、「食」の部分で、アクションを起こし、日本全体がひとつのチームとして「積極的に応援して行くことが大切なのではないか」という結論に達し、開催直前の今は、スタッフ全員が力を合わせ、一生懸命に、成功に向けて頑張っております。
是非、皆様も、会場にお越し頂き、楽しい時間を過ごして頂きながら、被災地の皆様への応援をして頂けましたら、有難いです。
もちろん、私も、3日間、会場中を動き回り、「ナビゲーター」として、精一杯、御来場頂いた皆様と全国からの出展者の皆様を、楽しく、よい形で結び付けられるように頑張りますので、私を見つけましたら、御気軽に声をかけて下さいね(笑)。
特設ステージでは、午前中に私も、「オリーブオイルでアンチエイジング」というテーマのセミナーを開催させて頂きますが、世界トップレベルのオリーブオイルや、それを使った御料理の御試食も御用意させて頂きますので、是非、こちらも御参加下さいませ。
午後からは、昨年も大好評でした「ホビークッキングツアー」が、随時、開催されます。私のマイクパフォーマンスをお楽しみ頂きながら、御一緒に会場を回って頂き、出展者の皆様の心意気の部分や商品に対する知識を深めて頂き、おまけに、料理の隠しワザやレシピ等も簡単に覚えることの出来る「とても中身の濃い、お値打ちツアー」ですので、是非、話の種に、御参加下さいませ(笑)。御参加頂いた皆様には、記念品も御用意させて頂いております。
大変に盛り上がりました、昨年の「ホビークッキングフェア」の写真を何枚か、御紹介させて頂きますが、その時の熱気、盛り上がり様が皆様にも伝わりますでしょうか(笑)。
いつもお世話になっている主催者の橋本佳往さん(中央)と、MC(進行役)の木村光江さんです。
「食のライブスクエア」特設ステージでは、楽しいイベントが、日替わりで開催されます。
私の「オリーブオイルでアンチエイジング」のセミナーは、毎回、大好評でした。
ステージ裏では、時間に追われながら、御試食の用意をさせて頂きました。
雑穀の「ぱくぱく」さんのブースは、いつも実演が大好評でした。
九州の伝統的製法による「黒酢」は、健康食品として大人気でした。
「種子島の焼き芋」は、一度冷凍することで自然な甘味がアップします。
昨年、人気№1だった、宮城県栗原市のブースですが、今年は、残念ながら、出展することが出来ません。その分、私が精一杯PRさせて頂きますし、宮城県産の新米の予約も取らせて頂きます。今年は、被災地の皆様の分まで、頑張ってやらせて頂きますので、応援を宜しくお願い致します。
私が、昨年からナビゲーターを務めさせて頂いております「ホビークッキングフェア2011」が、4月27-29日の3日間、東京・お台場のビックサイトで開催され、12万人近い御客様に御来場して頂きました。
特に、今回は、震災直後ということで、昨年出店して頂き大好評でした、東北各地の生産者の皆様のキャンセル等もありまして、開催直前は、本当にバタバタでしたが、多くの皆様に応援して頂きまして、会場の雰囲気「熱き想い」がひとつとなり、「感謝、感動に溢れた、素晴らしい3日間」となりまして、私自身にとりましても、一生忘れることの出来ない「貴重な思い出、心の財産」が、沢山出来ました。
御来場頂きました皆様には、心より御礼を申し上げます。本当に、有難う御座いました。
そして、これからも末永く、「日本の食」を通して、日本中が元気になれますように、私も、全力で頑張りますので、どうか、御声援を宜しくお願い致します。
このように、感動的でした「ホビークッキングフェア2011」の模様を、数回に分けまして、レポートさせて頂きますので、御覧頂けましたら、有難いです。
会場となった、東京・お台場「ビックサイト」の入口付近で、記念の1枚です。
初日の開場2時間前から、この日を楽しみに全国から御越し頂いた皆様の長蛇の列が出来
まして、本当に感激致しました。
東北の被災地から、開催3日前に急遽、勇気を振り絞って、出店を決めて下さったみなさん
がいます。「商品を買ってもらえるのか?」ものすごく、不安だったと思います。
「東北のお米・復興応援プロジェクト」に御賛同頂いた大勢の皆様、有難う御座いました。
「東北のお米・復興応援プロジェクト」の御礼に、オリジナルトートバックと、私がデザイン
したランチョンマットにサインを入れて、プレゼントさせて頂きました。
開催前日の控え室では、5時間かけて600枚のランチョンマットにサインさせて頂きました。
久々の「コグレ・オリーブ農園便り」です(笑)。
千葉県船橋市のコグレクッキングスタジオの庭(自称・農園)には、大小合わせて40本以上のオリーブの木々と、イタリアやスペインから持ち込んだレモンやオレンジをはじめ、四万十市から送って頂いた仏手柑や沖縄のシークワーサ、ゆず、すだちといった様々な柑橘類の木々が、所狭しと植えられています(笑)。
風薫る5月も過ぎ、梅雨が近づきますと、それぞれの木々に新芽が出始めていることに気がつきます。
南イタリア・シシリアから持ち込み、植えてから10年以上のオリーブの大木からも、沢山の新芽が出ていました。
実は、この頃が、オリーブを繁殖させるのに一番良い時期なのです。
「オリーブは、どのように繁殖させるのですか?」という御質問を、セミナーなどで、よく頂きますが、一番シンプルな方法は、新芽に近い部分の直径3cm位の枝を、長さ25cm前後に切り分け、そのまま、地面に挿しておくだけでOKなのです(笑)。土は、なるべく、水はけの良いものに、腐葉土等を混ぜ込むのがベターだと思います。ホームセンターで売っている「挿し木用の土」でも良いですね。
水は頻繁に与えながら、2ヶ月程過ぎますと、新芽が出てくるのですが、1本目の新芽が出た瞬間は、本当に感動致します(笑)。
オリーブの種から繁殖させる方法もありますが、これは、かなり難しいですね。去年収穫したオリーブの実から種を取り、先端に少し切り込みを入れて、水に浸しておきますと、やがて発芽しますが、この発芽の瞬間も「生命の神秘」に遭遇したような気持ちになり、とても感激致します。
我が農園では、今年、種から発芽させた貴重な新芽が20本位あり、大切に、1本ずつ、小さな鉢に植え替えました。
これから、自然の摂理の中で、どんどん成長してゆく「オリーブの新芽」に、毎日、パワーを頂いております(笑)。「オリーブの木々」は、ヨーロッパでは「永遠の命の象徴」として、古代から大切にされてきました。私にとりましても、「オリーブ」は、いつも温かく見守ってくれ、応援してくれる、心強いファミリーのような存在です。
このオリーブの持つ「生命力の強さ・エネルギー・美味しさ」を世界中のみなさんにお届けし、知って頂いて、1日でも早く「食を通した世界平和」が実現出来ますように、これからも精一杯頑張りますので、応援を宜しくお願い致します。
南イタリア・シシリアから持ち込み、植えて10年以上になる「オリーブの大木」からも「新芽」
が出て来ました
大木の「新芽に近い枝」を切り取り、挿し木すると2ヶ月程で根付き
写真のように「新芽」が出始めます
1-2年経つと、このくらいの大きさに成長し、地面に植え替えれば、急激に大きくなっていきます
手間暇かけて「種から発芽させた新芽」も、1本ずつ丁寧に小鉢に植え替えました
「種から発芽させた新芽」の成長を見守るのは、とても神秘的で、毎日楽しみです
「南イタリア・シシリア産のレモンの木々」には、小さくて白い花が美しく咲き始めました
「スペイン・アンダルシア産のオレンジの木々」にも、可愛らしい実が付き始めました
千葉県の特産品でもある、大粒で美味しい「びわ」が、我が農園でも実っています
「木いちご」も、生命力が強く、これから赤く色付き、完熟すると黒味を帯びてきます
この時期に「バジル」を植えておきますと、料理に使いたい時に、とても便利です
我が農園では、5-6種類の「ミント」を植えていますが、繁殖力が強く、野生化しています(笑)
2011年5月上旬に、中国の大連に伺い、地元の大手食品会社の皆様を対象に「コグレ流・中華風オリーブオイルクッキング」を御披露させて頂きました。
実は、このようなチャンスは、今まで中国本土では、ありませんでしたので、失敗は許されませんから(笑)、本番の数日前から大連入りし、地元の「洋風レストラン」を何軒もはしごして、「どの程度のオリーブオイルが使われているのか」のリサーチをしたり、伝統的なローカル市場や外資系のスーパーマーケット等も時間をかけて回り、地元食材の味のチェックや、大連の人々の「食の嗜好」をとても興味深く、楽しみながら、入念に調査させて頂きました。
その努力が実り(笑)、5月5日の御食事会では、初めてオリーブオイルを口にしたみなさんにも大好評で、かなり盛り上がり、これから大連のような地方都市でも、急速にオリーブオイルの需要が拡大してゆくことを実感致しました。
今後、中国全土で、「コグレ流・オリーブオイルクッキングを正しく普及させ、日中の<食>の架け橋になる」という夢を実現出来る日も「そう遠くはない」と思いましたし、これから中国で「<食>を通してお役に立てる機会」が、かなり増えそうで、とても嬉しいですね(笑)。
そのような大連での活動の模様や、上海、香港の「最新マーケット情報」を6回に分け、「海外出張日誌・東アジア編」にてレポートさせて頂きましたので、HPトップページからアクセスして頂き、是非、御覧下さいませ。
大連の大手食品会社「友蘭集団・本部レストラン」を会場に、大盛況の御食事会でした
オリーブオイル以外の食材は、すべて地元のローカル市場で揃え、調味料は、和風・中華
風をミックスして、野菜中心のヘルシーな「コグレ流・オリーブオイルクッキング」が完成致
しました
大連のローカル市場は、「素晴らしい食材の宝庫」で、創造意欲が掻き立てられました(笑)
香港・上海の高級食料品店にも伺い、オリーブオイルをはじめとした「最新マーケット情報」
もレポートしています。
2011年6月下旬にスペインのバルセロナを訪れ、「本場のシーフードパエリア作り」に挑戦致しました(笑)。
日中の最高気温は42℃まで上昇し、こちらも異常気象のようで、かなりの暑さでしたが、頑張って「究極の美味しいシーフードパエリア」を完成させることが出来たと思います(笑)。
まずは、大切な材料の仕入れですが、港からも近いランブラス通りにある、大規模なバルセロナ市民の台所「サン・ジュセップ市場」に伺い、「新鮮なシーフード」はもちろんのこと、「上質なサフラン」や「完熟トマト」、「風味豊かなオリーブオイル」に至るまで、すべてにおいて満足の出来る食材を、一度に仕入れることが出来ました。
海岸沿いにあり、私も大好きで、何度も通っている、地元でも大人気のレストラン「マリーナ・モンチヨ」のキッチンをお借りし、顔馴染みでもある、このレストランのシェフと共に、大きなパエリア鍋で作り始めますと、美味しそうな匂いに誘われて、このお店のスタッフのみなさんが次々に集まり始め、結局、スタッフのみなさんの試食会のようになってしまいました(笑)。
まずは、充分に冷やした地元産のスパークリングワイン「カバ」で乾杯し、私が、パエリアをサーブして食事が始まりますと、アッという間に笑顔が広がり、ラテン系のみなさんの盛り上がりは、かなりパワフルで、とても楽しいひと時でした(笑)。
夕方になり、少し日差しが和らいだ頃に、未だ未完成のガウディの代表作「サクラダ・ファミリア」まで、2時間かけて歩いてみました。肌に受ける潮風がとても心地良く、バルセロナにいることを実感致しましたが、久しぶりに見る「サクラダ・ファミリア」は、かなりのスピードで作業が進んでいるようでした。現地の方に、そのことをお尋ねしましたら、「2010年の11月7日にローマ法王がいらっしゃり、その際にミサが出来るように、コンピューターを導入し、急ピッチで作業が進められた」とのこと。
「生誕の門」にある、外尾悦郎さん作の彫刻「6体の天使像」等も、美しく輝いていました。
バルセロナ市民の台所「サン・ジュセップ市場」は、いつも大賑わいです
市場内、綺麗なディスプレイの八百屋さんでは「完熟トマト」を買いました
場所柄、魚屋さんも多く「新鮮なシーフード」が、輝いて並んでいました
「上質なオリーブオイル」や「スパイス」も、市場内には豊富にあります
地元でも人気のレストラン「マリーナ・モンチョ」で「パエリア」を作らせて頂きました
顔馴染みのシェフと一緒に「究極のシーフードパエリア作り」に挑戦です(笑)
大鍋でのパエリア作りは「強火が決め手」で、かなりの迫力でした(笑)
甲殻類で出汁を取り、新鮮なシーフードを惜しみなく使うのが「美味しさの秘密」です(笑)
完成した「パエリア」を持って、ラテン系で陽気なボーイさんと記念の1枚です(笑)
スタッフのみなさん向けの「試食会」は、大好評で、アッと言う間に大鍋が空になりました(笑)
ガウディの代表作「サクラダ・ファミリア」は、建設工事が急ピッチで
進んでいました
「生誕の門」にある、外尾悦郎さんの彫刻「6体の天使像」も、夕日に
美しく輝いていました
2011年6月下旬に、スペイン・バスク地方の「パンプローナ」を訪れました。
海外出張日誌・南米編で、私も大ファンである文豪「へミングウェイ」が、こよなく愛した「キューバ」のレポートを2007年に書かせて頂きましたが、実は、ここ「パンプローナ」も、「へミングウェイ」に愛された町として、とても有名なのです。
毎年7月6日から14日まで9日間に渡って「サン・フェルミン祭(牛追い祭り)」が、盛大に開催されますが、これは、ナバーラ王国時代から続く古い祭りでして、「ヘミングウェイ」の名著「日はまた昇る」で紹介されてから、一躍、世界的に有名になりました。
普段は、静かな地方都市である「パンプローナ」も、この期間は、世界中から観光客が押し寄せ、町の人口は2倍以上になることを知り、初日の8日前ではありましたが、是非とも、この町の空気、エネルギーを肌で感じたくて「牛追い」のルートとなる800mの街並み・コースを、じっくりと歩いてみました。
スタート場所は、市長舎脇の囲い場になりまして、7月6日の正午、市長舎のバルコニーに立った市長の宣言と共に「祭り」は、始まります。
市長舎前の広場は、白いシャツにズボン、赤いスカーフと腰布を身に付けた人々で、ぎっしりと埋め尽くされ、まさに「熱狂の渦」で、シャンパンが吹き上がり、生卵が飛び交ったりするので、見学の際は、汚れてもいい服装が絶対です(笑)。
「牛追い」では、その日の闘牛に出る牛を放し、闘牛場までの道のりを男達が追い込んで行きます。そして、夜に闘牛が開催されるのですが、闘牛士達は、スペイン全土から招かれた、高度な技術を持つ「選りすぐりのスター」ばかりですので、その技を披露する闘牛は大人気で、チケット
は、早くに完売してしまうそうです(笑)。
「牛追い祭り」の期間中、「パンプローナ」の町は眠りません(笑)。
公園にオープンした移動式遊園地は終日営業し、広場では、明け方までコンサートやダンスが続き、人々は、バルで一晩中飲み明かす。あらん限りの情熱を、すべて「祭り」に注ぎ込む。
そんな「パンプローナの人々の熱い気質」が、へミングウェイに愛された理由なのではないでしょうか。
800m続く「牛追い」の最終地点であり「闘牛場の入口」です
闘牛場入口付近にある「ヘミングウェイ」の銅像です
闘牛場のメインストリートには「ヘミングウェイ通り」の看板があります
両サイドにお店が並ぶ、ごく普通の通りが「牛追いのコース」になっています
ごく普通の通りを「闘牛用の牛と、追う人々」が、勢い良く走り抜けて行きます(絵葉書より)
普段は、とても静かな「市長舎前広場」です
「牛追い祭り」の開催宣言が盛大に行われる「市長舎前広場」です
(絵葉書より)
「牛追い」がスタートし「闘牛用の牛と追う人々」が、市長舎前を
通り過ぎて行きます(絵葉書より)
「牛追い」のユニフォームを着た青年達と、牛追いのコースの
真ん中で、記念の1枚です
開催まで「あと8日間18時間57分40秒」の電光掲示板もありました。
8日後の本番を見てみたかったですね(笑)
この度、サイエンス関連の某社様から御依頼を頂き、JAXA(宇宙航空研究開発機構)様のイベント等で販売する「イカロス・クッキー」を、宮城県栗原市の超人気パティスリー「パレット」さんが製作することになり、私も商品開発のアドバイザーとして、友情参加させて頂きました。
発売されて約2ヶ月が経ちましたが、その美味しさは、口コミで広がり、かなり話題になっているようです(笑)。
まずは、商品に添えられていた「イカロスのストーリー」を、簡単に御紹介させて頂きます。
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100年もの間、世界のどの国も叶えられなかった<夢>を、日本の若者達が成功させました。
ヨットが風を受けて進むように、太陽の光を帆に受けて宇宙を自由自在に進む「宇宙ヨット」。
これは、100年前に考えられた「夢のような宇宙船」。
燃料無しで、太陽の光さえあれば進むことが出来るこの航行法に、今まで、ロシア、アメリカなど、世界の宇宙開発国が何度もチャレンジしてきました。
しかし、長い間、どの国も成功させることは出来ずに「SFの世界の話」と言われ続けてきました。
2010年5月、この宇宙ヨットの実現を目指し、種子島から「日本の宇宙ヨット<イカロス>」が打ち上げられました。
100年の夢に挑戦したのは、日本の20代、30代の若手研究者達。
プロジェクト立ち上げから、たった2年半、低予算にも関わらず、何と「見事成功!」
この功績を世界は高く評価し、絶賛しました。
「燃料無し」ということは、今まで行くことの出来なかった、遠い宇宙の彼方まで飛んで行くことが出来るので、「宇宙大航海時代の始まりだ!」と、話題を呼びました。
是非とも、次世代を担う、日本の優秀な若者達の偉業を称え、これからも応援していきましょう!
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如何でしょうか?素敵なストーリーですよね(笑)。
私は、「パレット」さんが「イカロス・クッキー」製作の御依頼を頂いた時に、このストーリーを初めて知りまして、とても感動致しました。このような素晴らしい企画に参加させて頂いて、本当に心より感謝しております。
7月の末に、相模原市のJAXA研究場内で、一般のみなさまを対象にしたイベントが開催され、そ
の時に、このクッキーが御披露目されたのですが、用意した1500個は、アッと言う間に完売したそうです。
嬉しいですね(笑)。お買い上げ頂いたみなさまにも、御礼を申し上げます。
このクッキー、素材には、ものすごく拘っておりまして、バターは、上質なフランス産の発酵バターを、惜しみなく使っています。この美味しさは、口コミで広がり、御客様からの御要望が多い人気商品となったため、今後も、「パレット」さんで、引き続き販売されることになりました。東北支援の意味合いも込め、是非、みなさまも、御試し下さいませ。
パレットさん TEL 0228-22-8010
私も宮城県栗原市の人気パティスリー「パレット」さんのアドバイザーとして、商品開発に
友情参加させて頂きました(笑)
一緒に苦労しながら、真剣に開発させて頂いたスタッフのみなさんと、記念の1枚です
上質な発酵バターのサクサク感が絶妙な「イカロス・クッキー」が誕生致しました!
東北支援の意味合いも込め、是非、本物の味を御試し下さいませ
2012年1月下旬にタイ・バンコク郊外を訪れ「伝統的食文化」の取材をして来ました。
タイ政府が文化保存を決めた「ダムヌーン・サドゥアク・水上マーケット」も、そのひとつでして、以前から伺いたかった場所でしたので、やっと念願が叶い、とても嬉しかったです。
位置的には、バンコクの中心から西へ約80km離れたラーチャブリ県にありまして、迷路のように広がる運河には、個人商店とでも言うべき小船がたくさん浮かんでおり、取り扱っている品物も実に様々でした。
例えば、野菜や果物、乾物類、卵等をはじめとして、バナナやマンゴーのフライ、ココナツクッキーやワッフル、焼き餅といったスナック類、スープの入った鍋と色々なトッピング用の具材を乗せて麺類を売る名物おばさんの食堂船まで、本当にバラエティーに富んでおり、運河界隈に住む人々の活気のある生活の一端を垣間見ることが出来まして、とても興味深かったです。
その時の模様を写真で御紹介させて頂きます。
ダムヌーン・サドゥアク・水上マーケットの入口は、雲ひとつ無い晴天でした
小型ボートに乗り、水上マーケットにひしめく小船の間を縫うように進んでいきます
地元産のフルーツを綺麗に並べた小船の前で記念の1枚です
観光客用に帽子のお土産を揃えた小船も有りました
念願の水上マーケットに、やっと来ることが出来ました
揚げバナナを作っている小船は、かなりの人気でした
笑顔が素敵なおばあちゃんが焼いてくれる焼き餅も美味しかった
です
熱々で美味しい麺を作ってくれる名物おばさんの食堂船です
この写真から、水上マーケットの賑わいが伝わりますでしょうか
ワッフル屋さんと地元野菜を扱う八百屋さんです。
乾物全般を扱う小船もありました
水上マーケットの写真付きTシャツを着てみました
Tシャツは、このような柄です (笑)
2012年1月下旬にタイの首都バンコクを訪れ、「庶民の台所」と言われているローカル市場を歩いてみました。
開放感のある市場内には、新鮮で色鮮やかな野菜や果物類が豊富に並んでおり、奥の方では、魚介類や肉類の販売コーナーもあって、かなり見応えのある市場でした。
市場の入口付近には、美味しそうな御惣菜の屋台や、魚介類を焼いて売るお店もあり、とても活気があって、見ているだけでも楽しくなってきます(笑)。
世界各地で市場を訪れますと、その国の食文化はもちろんのこと、その背景にある国内情勢や経済情勢までもが見えてくるものですが、ここバンコクでは、世の中の流れに関係なく、肩の力を抜いて「伝統的食文化」を守っている様子が、肌で感じられ、それがとても心地良く、改めて、タイの食文化の奥深さを実感致しました。
タイ国内を歩いてみて発見したことなのですが、人々が集まる場所や建物の入口には、必ず、神様を祀った御社がありまして、その前で手を合わせる人々をよく見かけます。
このローカル市場の入口付近にも、大きな菩提樹の木があり、その隣りに素敵な御社がありました。
「神様に祈り、今、この時に感謝の気持ちを持って生きる。」そんな心の豊かさを持つタイの人々の感性と食文化が益々好きになりました。
バンコク市内にある明るい外観のローカル市場です
入口付近には、御社があり、神様を祀っています
フルーツの種類は多く、とてもカラフルです
人参や唐辛子だけでも、多種類あります
ハーブ系を含め、青野菜の種類は豊富です
日本ではあまり見かけない野菜もかなりあります
タイを代表するシャンツァイ(香菜)も新鮮でした
手作りの唐辛子味噌も色々と売られています
新鮮な魚介類の販売コーナーもあります
いわし等の小魚を発酵させた調味料もあります
御惣菜を売る屋台には、美味しそうな料理がたくさん並んでいます
新鮮な海老や魚をダイナミックに丸ごと焼いて売っていました
私が明治学院大学に通っていた30年前頃は、丁度「テニスブーム」が全盛期でして、白金台のキャンパス周辺には、有名ブランドのテニスウエアやスタジアムジャンパーを着て、ウッドのラケットを抱えた大学生が大勢歩いていました。
「私は?」と言いますと、見かけは坊主頭ですし、体も大きすぎて、テニスウエアも合うサイズが無く、とても「テニス」という御洒落なイメージではなかったのですが、とても熱心に勧誘して下さった先輩の「キミなら、簡単にフラットサーブが打ち下ろせて楽しいぞ!」の一言に、テニスサークルへの入部を決めてしまいました(笑)。
その名は「インターカレッジ・JOYテニス同好会」と言いまして、明治学院の他には、日大や専修、明治、実践、日女体、東京女学館といった複数の大学の混合サークルだったのですが、「同好会」とは名ばかりの厳しさで、レベルも高く、練習や合宿では、かなり絞られました。そのおかげで、100㎏近くあった体重は、1年間で15㎏以上も落ち、当時は、かなりスリムな体型でした(笑)。
「JOY」の仲間や先輩方には、出張料理の仕事を始めてからも、かなり御世話になったり応援して頂きましたので、2009年に「情熱大陸」に出演した際には、みなさんに喜んで頂けて、とても嬉しかったです。
そんな思い出深い「JOY」なのですが、40年近く顧問をして下さった川口保幸先生が、この春、大学を定年退職されることになり、同時に、顧問も勇退されることになりましたので、私が大学を卒業して28年ぶりに全35期生が集まる大規模な「総会」が、2月25日の午前11時から銀座のレストラン「SHARI」を会場に盛大に開催されました。
本当に30年ぶりくらいに会う仲間や先輩も多かったのですが、不思議なもので、会話が始まると、当時のことが鮮明に蘇り、見事にタイムスリップするものなのですね。
会場では、当時の写真が映し出されたり、各代の代表者の挨拶があったりして、アッと言う間の3時間でしたが、この後も、久しぶりの再会に話が弾み、みなさん別れられずに、結局4次会が終了したのは、終電間際の23時過ぎでした(笑)。
「利害関係が絡まない学生時代の仲間っていいものだなぁ!」と、つくづく思った1日でした。
綿密でしっかりとした計画を早くから立て、総会を大成功させて下さった役員のみなさん、本当に有難う御座いました。心より御礼を申し上げます。
是非、次回は、思い出の沢山詰まった山中湖か軽井沢辺りでテニス合宿をしましょう!
もちろん、私が打ち上げ会の御料理を作らせて頂きますので(笑)。
メーリングリストがあるわけでもなく、昔の名簿や口コミだけが頼りでしたが、予想以上に
多くのみなさんに集まって頂き、盛大な総会になりました
当時の写真がスクリーンに映し出されますと、会場のボルテージは、一気に最高潮に達し
ました
私も10期代表としてスピーチさせて頂き、感極まりました
川口保幸先生のお宅には出張料理で伺わせて頂いたこともあり、懐かしい思い出です
学生時代には、よく練習させて頂き、卒業後も御世話になっている先輩方や仲間と記念の
1枚です。私の右隣の高田克之君は、日頃から私を慕ってくれている「可愛い後輩」でして
総会の幹事代表という重責を見事に果たしてくれました。「有難う、高田君!」
2次会では、後輩達に囲まれ、海外のことや料理の世界の質問を沢山受けました
3次会に向かう途中で、御世話になっている先輩方と記念の1枚です
人目をはばからずに、お帰りになる川口先生を囲んで「JOY!ファイト!ファイト!」の大合唱
でした
4次会では、頑張ってくれた役員さん達の労をねぎらい、途中から参加して下さった先輩方
と共に乾杯しました。「みなさん、お疲れ様でした!」
全国のリスナーのみなさまに惜しまれながら、3月19日で終了してしまう、NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、2月29日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「タコと長葱のギリシャ風ソテー」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
この日の関東・甲信地方は、本州南海上を東に進む低気圧の影響などで、未明から雪が降りだし、都心では、交通機関の乱れもあったようですが、日頃から温暖で、滅多に雪になることの無い千葉県船橋市にあります私の「クッキングスタジオandオリーブ園」も、午前中は、御覧のような雪景色でした。
なかなか雪化粧したオリーブ園を見られる機会はありませんので、思わず、カメラを持ち出し、私が愛情をかけて栽培している、40本近いオリーブの木々の写真を撮ってみました。
1日でも早く暖かくなることを願いながらも「雪化粧したオリーブの木々も、可憐でいいものだなぁ」と、ひとり御満悦の私は、本当にオリーブにゾッコンなのだと、つくづく思いました(笑)。
今回のメニューですが、タコと長葱の相性は、とても良く、そこに上質のオリーブオイルと醤油を加えることで、パンにも御飯にも合う、とても美味しい1品が簡単に出来ますので、是非、みなさまも御試し下さいませ。
タコが無ければ、イカ、海老、帆立貝などで代用していただいても結構ですが、ポイントは、ひとつ。とにかくフライパンを薄煙が出るほど熱くして、一気に仕上げることが大切です。
早速、レシピを御紹介させて頂きます。
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タコと長葱のギリシャ風ソテー
<材料・2人分>
(A)
ゆでタコ(スライス) 200g前後 長葱(斜め切り) 1本分
(B)
エキストラ・バージン・オリーブオイル 40cc 塩・胡椒 各少々
ガーリックパウダー 少々 醤油 少々
(C)
パセリ(みじん切り) 少々 レモン(くし型) 1/2個分
<作り方>
①タコは、厚さ2-3mmで斜めにスライスし、長葱は、食べ易い大きさに斜め切りする。
②フライパンを充分に熱くしてオリーブオイルを加え、長葱を炒めてからタコを加える。
③塩・胡椒、ガーリックパウダー、醤油で、素早く味を整える。
④皿に盛り付け、パセリみじん切りを散らして、くし型にカットしたレモンを添える。
日頃から温暖な千葉県船橋市にあります、私のオリーブ園のオリーブの木々も、美しく雪
に覆われていました
私が愛情をかけて栽培しているオリーブの木々は、40本以上ありまして、昨年は、バケツ
6杯分のオリーブの実を収穫することが出来ました
パンにも御飯にも合う「タコと長葱のギリシャ風ソテー」は、強火で一気に仕上げるのがコツ
です
タコの代わりにイカや海老、帆立貝等を使っても、美味しく出来ますし、長葱の代わりに玉葱
等を使って頂いても結構です
この番組に出演させて頂けるのも、あと数回ですが、最後まで、笑顔で頑張ります(笑)
昨年11月23日に、高知県四万十市で「農商工連携イベント」の講師をさせて頂いた後に、御祭りが行われている「一條神社」に行ってみました。
かなり長い荘厳な石段を登りきりますと、そこでは、重要無形文化財にも指定されています「幡多神楽」がしめやかに演じられていました。寒い夜でしたが、多くのみなさんが鑑賞していらして、私も、足を止めて、思わず見入ってしまいました。
夜店もたくさん出ていまして、楽しそうに見て回る地元の子供達にとりましては、素敵なふるさとの思い出になることでしょうね。このような各地方に残る「素晴らしい伝統的文化」を、よい形で次の世代に継承してゆくことの大切さを改めて実感致しました。
夜店の中には、四万十市らしいものも多く、特に「ウナギ釣り」には、驚きました。最後の清流と言われています四万十川には、天然のウナギが遡上してくることでも有名ですが、まさか「ウナギ釣り」が出来るとは思いませんでした。
早速、私も、知り合いの柑橘類生産者のお子さん達と一緒に挑戦してみましたが、まったく歯が立ちませんでした。それに比べ、お子さん達は、とても上手で、感心しました。「ウナギ料理」ならば負けないのですが(笑)。
四万十市の「一條神社」入口には、荘厳な長い階段があり、歴史の
重みを感じます
重要無形文化財に指定されている「幡多神楽」を鑑賞させて頂きました
「ウナギ釣り」の夜店があることにビックリしましたが、四万十らしくていいですね
知人のお子さん達と挑戦しましたが、かなりのめり込みますね(笑)
お子さん達との勝負に負けて、御覧のようなバツを受けました(笑)
数日前からFACEBOOKを始めました。
知人の何人からかは、「エッ!まだしていなかったの?」と驚かれましたが、私のHPのブログを更新するのもままならない現状で、2足のわらじは絶対に無理だと思っていたのです。
しかし、登録してから他の方々のページを拝見致しますと、ワンセンテンスや写真1枚だけでも大丈夫そうでしたし、今まで疎遠だった多くの御客様との距離感もグッと縮まるのが、とても魅力的ですので、出来る範囲で挑戦することに致しました。
内容的にも、HPのブログとは違う切り口の、バラエティーに富んだ軽い話題も取り上げて行くつもりです。アクセスは、「Tsuyoshi Kogure」で検索して頂くか、HPトップページのバナーからどうぞ。これから、どのよな展開になるかは分りませんが、御期待下さいませ(笑)。
FACEBOOK私のページです。本日は、「フーデックス」の会場で元阪神タイガースのランディ
バース氏に会った時のエピソードを書いています。
まだ世界的に知られていないヨルダン産のオリーブオイルにも良い物があります。
そんな話題で書かせて頂きました。
2月11日に開催されました「オリーブの島づくり講演会」の会場・ポルト周辺では、「天草・食の祭典」も同時開催されていました。
ポルトを取り囲むように続くアーケード内には、日頃から大変に御世話になり、私もよく知る、こだわりの生産者のみなさんや加工グループのみなさん達が、小雪ちらつく寒さにも負けずに、頑張って御商売されている姿があり、私も、講演会直前まで、引き寄せられるように各ブースを回らせて頂きました。
天草は「食の宝庫」、「宝島」だと称されていますが、今回、出店して頂いている商品を見渡しましても、充分に、それが納得出来ます。
それでは、写真を交えながら、会場の様子をレポートさせて頂きたいと思います。
天草海道博のゆるキャラ「キャプテン海道くん」のお出迎えに、会心の笑顔の私です(笑)
中央の特設ステージでは、地元の可愛らしいお子さん達による伝統芸能が繰り広げられて
いました。たくさんのご家族連れが楽しそうに御覧になっていて、素晴らしい雰囲気でした
自然農法による「生命力に満ちた野菜や柑橘類」、「モリンガ茶(ハーブティー)」なども
大人気でした
自然農法生産者の馬場照昭さんと、彩農園の竹内陽子さんには、大変に御世話になって
います
とてもカラフルな天草名物「ひおぎ貝」の網焼きも、帆立貝に似た食感で美味しいですね
何と言っても、「天草のアワビ」は、良いえさを食べているので、風味があって柔らかく
最高に美味しいですよ!
「天草大王」のカレーです。何と贅沢なんでしょう!しみじみと地鶏の
美味しさを味わうには最適かもしれませんね
手打ちの「だご麺」は、軽い味噌仕立てのスープとの相性も良く、会場でも人気がありました
私は、このように素朴な味わいで、コシのある麺類が大好きです。おかわりしたい気分
でしたが、講演開始時刻が迫っていましたので、1杯にしておきました(笑)
天草の食文化で、全国に誇れる素晴らしいことのひとつに「加工グループさん達のレベルの
高さ」があります。この日も、早くから完売してしまった加工グループさんもあり、すごいなと
思いました
2月11日に天草市で開催された講演会の打ち上げ会で、とても楽しいサプライズに遭遇致しました(笑)。なぜか事前に打ち上げ会の場所を教えて頂けずに、車で到着した場所の名前は「居酒屋・リングサイド」。入口には、力道山の等身大のポスターも張ってある。しかも、店主は、アイスクリームデザイナーとして有名な永田章一シェフだと言う。最初は、何がなんだか分らずに、少々パニック気味でしたが、店内に入りますと、あの永田シェフが、コックコートではなく、ボクらが子供の頃、夢中でテレビにかじりついて見ていた新日本プロレスのアントニオ猪木さんや坂口征二さんがリングサイドで着ていたのとまったく同じトレーナーを着て、足取りも軽やかにビールやおつまみを運んでいる・・・。
しばらく、この状況を受け入れるまでに時間を要しましたが、とりあえず乾杯の生ビールを飲み干したあたりから、段々、記憶が、怖い物知らずだった子供の頃にタイムスリップして来ました。
どんどん、子供の頃の記憶が甦り、御一緒して頂いたみなさんとは、仕事つながりだということも忘れて、30-40年前の思い出話に夢中で花が咲きました。
このお店に来て、50才を過ぎても、童心に戻れることが分り、1枚、自分の殻が破れたようで、嬉しくなりました。普通は、仕事上の飲み会ですと、話題作り諸々、自分のイメージを壊さないように慎重になりがちですが、自分が心を開かなければ、相手は、なおさら、心を開いてくれないですからね。ここに来て、忘れかけていた、人としての原点を思い出させて頂きました。
本当に、ここに連れて来て下さったみなさんや永田シェフには、感謝の気持ちでいっぱいです。
楽しかった3時間余りが過ぎ、トイレに行った時に、壁に貼ってある永田さんからの、こんなメッセージを見つけました。
「20才を過ぎた頃、商人としての家業を継いだ私は、なぜ、観客は、感動するのか、なぜ、レスラーに憧れるのかなど、プロレスから沢山の学びを頂きました。(途中略)最近の我が国は、元気を無くし、自信さえ失いかけている。こんな時だからこそ、明日を思い、夢を語り合える場所をみなさんと造り上げたいのです・・・。」
「なるほど!」まさに、永田マジックに酔わせて頂いた素晴らしい時間でした。有難う御座います。
今度は、お互いに、コックコートを着てタッグを組み、日本全国を食で元気にして行きましょうね。
天草市今釜新町にある「居酒屋リングサイド」さんの入口には
プロレスの神様・力道山の等身大の看板やプロレスのポスター
が貼ってあります
店内には、力道山の手形入りサイン色紙も飾ってありました。すごいお宝ですね!
お店の壁いっぱいに歴史あるプロレスのポスターやフィギアが飾ってあります
キープしてある焼酎ボトルの栓にもプロレスラーのフィギアが乗っていました
当時の新日本プロレスのトレーナーやマスクも売っていました。まだあるんですね
トイレに入ると、お店のコンセプトが書かれたポスターが張ってありました
アントニオ猪木さんのポスターです。この頃は、ボクも何度か後楽園
ホールに見に行き、勇気とパワーを貰っていましたね(笑)
左がオーナーの永田章一さんです。ちなみにリングネームは「ストロング永田」だそうです
永田シェフプロデュースの美味しいアイスクリームは、天草空港の
売店で買うことが出来ます。でも、この看板を見る度に、思い出し
笑いしてしまいそうです(笑)
ストロング永田さんからマスクをお借りし、こんな写真を撮らせて頂きました
私のチャンピオンベルトを狙うライバルレスラー達との1枚です(笑)仕事繋がりのみなさんと
こんなに素敵な写真を撮れるなんて、思ってもみませんでした。これからも、益々パワー
アップして天草の活性化の御手伝いを頑張りますので、宜しくお願い致します
」
静岡県内で、その美味しさから大人気の「ラーメンショップ」4店舗を経営されている「サークルJ(有)」の川崎順子社長様から直々に御依頼を頂き、「究極のスモーク焼き豚」と、その焼き豚を使った「究極のバケットサンドイッチ」を開発させて頂きました。
本社のある焼津市は、「鰹節発祥の地」としても知られていますが、「ならば、その鰹節の燻し方で美味しい焼き豚が出来ないだろうか?」というのが、発想の原点でした。
そして、かなりの時間と試行錯誤を経て、いよいよ「究極のスモーク焼き豚」が完成したわけです
が、それだけではなく、さらに、その焼き豚を使った「バケットサンドイッチ」までも開発させて頂いたのです。
「何で、ラーメン屋さんでサンドイッチなの?」と、不思議に思われる方も多いと思いますが、私が注目したのは、ラーメンショップさんの大人気定番メニュー「味噌ラーメン」の「秘伝の味噌ダレ」でした。
この「味噌ダレ」とオリーブオイルを合わせたら、絶対に美味しい「味噌オリーブソース」が出来ますので、これをサンドイッチのソースにしようと考えたのです。
「ラーメン屋さんが作る焼き豚サンドイッチ」って、とても面白いし、注目されますよね(笑)。
はやい話が、普段、味噌ラーメンに使っている「味噌ベース」に、私がセレクトさせて頂いた上質のオリーブオイルを加えた物をバケットサンドに塗るわけですが、これが、絶妙の美味しさで、試作品を食べたスタッフのみなさんも感激していました(笑)。
先日、ポスター用の撮影を静岡1号店(TEL 054-256-7701)でして来ましたので、その様子を御紹介させて頂きます。
「焼き豚」は、全4店舗で、「バケットサンド」は、静岡1号店でのみ販売していますので、みなさまも、是非、ラーメンショップさんで、その美味しさを体験してみて下さいね。
ラーメンショップ焼津本社 TEL 054-625-2207
静岡市駿河区東新田の「静岡1号店」で、ポスター用の撮影を致しました
スモーク加減が絶妙で、本当に美味しい「スモーク焼き豚」の完成です!
人気ラーメン屋さんが作る「焼き豚サンド」って、とても魅力的です
よね(笑)
客席を利用して、楽しい雰囲気の中、撮影用「焼き豚サンド」の制作中です
味噌ラーメン用の「秘伝味噌」とオリーブオイルで作ったソースが決め手です
撮影場所も、客席を利用し、自然光をうまく取り入れる工夫をしました
ラーメンショップさんは、4店舗とも大人気で、ラーメンを作るスタッフのみなさんの手際の
良さに感心しました
私の指導に熱心に耳を傾けて頑張って下さった「静岡1号店」店長の福原さんと記念の1枚
です。彼からのリクエストで、コック帽子にサインを入れてプレゼントしました
お店の看板の前で、ポスター用に、川崎社長、福原店長と3人でポーズを決めました
川崎社長と「究極のスモーク焼き豚」を持って、記念の1枚です
是非、みなさまも食べに来て下さいね
「究極の焼き豚サンド」は、静岡1号店のみで、ランチタイムに販売
されます。詳しくは、お店にお問い合わせ下さいませ
NHK総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」でお馴染みの村上信夫さんが、「ラジオビタミン」終了を機に、35年間御活躍を続けたNHKを退職されることになりまして、その「お疲れ様会」が、インテリアコーディネーターとして人気の近藤典子さん宅を会場に、昨日(4月7日)開催されました。
もちろん、その御料理は、「ラジオビタミンで成長させて頂いた」と言っても過言ではない私が、喜んで担当させて頂きました。
実は、前日の夕方、出張先の熊本県上天草市から戻り、急いで仕込みに取り掛かったのですが、かなり気合が入っていましたので、結局、仕込みが終了したのは、外が明るくなってきた朝方で、徹夜になってしまいました。それから、船橋の中央市場に行って、鮮度が重要なフルーツや地ハマグリ等を買い揃え、少し、仮眠を取ってから、都内の会場に向かったのですが、気合を入れて集中していますと、疲れは全く感じないものですね(笑)。
御世話になってきた村上さんには、何かの形で感謝の気持ちをお伝えしたくて、この日のためだけの「特製ポストカード」を製作致しました。ラジオビタミンのイメージカラーでもある「黄色」と「茶色」をベースにしたのですが、自分でも気に入っており、裏には、御参加頂く方々全員に自筆メッセージを入れさせて頂きました。
村上さんからは、「嬉しいね!それにしても、コグレちゃんは、いつもマメだね!(笑)」と、最高の賛辞を頂き、嬉しかったです。
御食事会が始まりますと、参加されたみなさんが、それぞれに、番組の思い出やエピソードを語り、それに村上さんが応える形で、興味深いお話をたくさんして下さり、私もオープンキッチンで御料理させて頂きながら、しっかりと聞き耳を立てていました(笑)。この御食事会でのトーク内容を番組にしたら、かなり面白いだろうなと思ったのは、多分、私だけではないと思います(笑)。
そして、本日の午前10時から文化放送で、村上さんと鎌田實先生のトーク番組「日曜日は、がんばらなくていい!」がスタートしました。毎週日曜日のレギュラー番組で、午前10時から30分間です。
私も、本日の第1回目を聴かせて頂きましたが、おふたりの軽妙で味わい深いお話は、いつもながらに絶妙で、アッと言う間の30分間でした。村上さんは、放送生活35年目にして、初めて民放ラジオに御出演されて「提供は・・・・。」と、スポンサー名を読み上げていらっしゃいましたが、「初体験」の感想は、如何だったのでしょうか。今度、お聞きしてみたいと思います。
この日のためだけに製作したポストカードです。「ラジオビタミン」で大きく成長させて頂き
ました
御食事会に御参加して頂いたみなさまに、心を込めて自筆メーツセージを書かせて頂き
ました
村上信夫さんと「ラジオビタミン・特製カード」を持って、記念の1枚です
私も「村上さんとラジオビタミン」の思い出やエピソードをお話させて頂きました
広々としたオープンキッチンで御料理させて頂きながら、みなさんの会話に聞き耳を立てて
いました(笑)
ワインと御食事が進むにつれ、トークもかなり盛り上がり、とても楽しかったです
近藤典子さんの粋な計らいで、ハート型の素敵なバースデイケーキが用意されました
「今日から村上さんは、新しい世界に生まれ変わりました!」
村上信夫さん、近藤典子さんと、会心の笑顔で記念撮影です!
それぞれに「村上さんとラジオビタミン」には思い入れが深いみなさんと記念の1枚です
まだ雪が降り続き、寒さも厳しい3月24日に札幌市南区の「芸術の森スタジオ」に伺い、世界的に有名なジャズギターリストの渡辺香津美さん御夫妻とコラボさせて頂き、題して「特別な夜会」を開催させて頂きました。
「芸術の森スタジオ」には、あの坂本龍一さんが絶賛したと言われる素晴らしいスタジオがあることはもちろんですが、オシャレな暖炉付きのレストランスペースや宿泊施設も完備しており、私が第一部で、地元産の食材をふんだんに使わせて頂いたフルコースディナーをみなさまにお楽しみ頂き、リラックスして頂いたところでスタジオに場所を移し、渡辺香津美さん御夫妻の素晴らしいギター演奏とピアノを御堪能頂くという、とても贅沢な趣向でして、まさに「特別な時間」を、御参加して下さったみなさまと共有させて頂くことが出来ました。
御紹介させて頂く写真の数々から、渡辺香津美さんのギターのセクシーな音色に酔いしれる会場の雰囲気を、みなさまにもお分かり頂けたら嬉しいです!
音楽関係は、まったくの素人の私ですが、スタジオの素晴らしさには、感動致しました
ここで、坂本龍一さん達も素晴らしい作品を創られたのですね!
リラックスした雰囲気の中でのリハーサルを隣りで聴かせて頂きました。これって、最高の
贅沢ですよね!
渡辺香津美さんのギターは、とてもセクシーな音色で、会場中が酔いしれていました
ギターの合間の束の間のトークも、渡辺さんのファンには、堪らない内容でした
奥様である谷川公子さんも、途中からピアノでジョイントされまして
かなり盛り上がりました
ラストの演奏が終わりますと、会場中が、盛大な拍手喝采に包まれました
コンサートが終了し、すべての御客様が笑顔でお帰りになった後に
まだ、熱気覚めやらぬ会場で、渡辺香津美さん御夫妻と記念撮影
させて頂きました
2012年3月中旬に北インドのダージリンを訪れ、ダージリン駅から世界遺産のミニ蒸気機関車「ダージリン・ヒマラヤ鉄道(通称・トイトレイン)」に乗ってグーム駅まで、約1時間のゆったり旅を体験してきました。
このSLは、かなり年季が入っており、すぐに故障してしまうそうで、駅脇の車庫では、出発前の早い時間から念入りにメンテナンスが行われていました。
この日は、あいにく朝から霧がかかる雨模様でしたが、その分、北インドらしい雰囲気が味わえましたし、駅構内の売店で飲んだチャイの温かさが体中に広がる感じが、物凄く心地良かったです。
山間に響く汽笛を合図に、石炭の煙をモクモクと出しながら「トイトレイン」は出発しましたが、気がつくと、通学途中の子供達が、笑顔で、どんどん無賃乗車してきました。
「子供は、お金が無いから」という理由で、鉄道会社も許してあげているそうですが、私も賛成です。大人になったら、恩返しすればよいのですから、地域社会が子供達を温かい目で見守ってあげることは、今の時代、とても大切なことだと思いました。
それにしましても、見た目は、石炭のススでキレイではないし、年中、故障はするし、大雨が降れば、すぐに土砂崩れで通行止めになるし・・・・。でも、立派な「世界遺産」なんですよね。なぜでしょうか?
イギリス植民地時代に、高地の茶畑から茶葉と、色々な思いを持った労働者を運ぶために作られた「トイトレイン」ですが、ゆっくり走るから、お年寄りも安心して乗れますし、お金の無い子供達もタダ乗り出来る(笑)。長い時間の中で、地域の人々にとって欠かすことの出来ない、とても大切な物になっているし、ダージリンという地方の文化として完全に根付いているのですね。
この辺に、日本の地方が活性化してゆくためのヒントがありそうですよね。都会のカッコ良さばかりを目指すのでなはく、もっと、御先祖様が遺して下さった伝統的文化を大切にしていきたいですね。そうしたら、日本は、もっと素敵で面白い国になると思いませんか。
イギリス植民地時代に作られたため、ダージリン駅の看板はロンドンの地下鉄の看板に
似ていますね
まだ倉庫でのメンテナンス中に「トイトレイン」に会えた嬉しさで、しがみつき記念の1枚です
線路脇ギリギリまで、露店が並び、人々も普通に線路道を歩いていました
線路幅は、たったの60cmで、本当にオモチャ(トイ)のようでした
途中、見晴らしの良い公園内の駅では、写真撮影タイムもあり
「トイトレイン」に群がる人々が大勢いました
グーム駅脇の博物館には、初代の可愛らしい「トイトレイン」が展示
してありました
小雨混じりの霧の中、煙を上げて走る「トイトレイン」の姿は、北インドらしくていいですね
山間に汽笛を響かせ走る「トイトレイン」は、地元の人々にとって欠かせないものになって
います
小雨が降り続き、真冬のような寒さに逆戻りした4月21-22日に、渋谷から田園都市線で20分程の二子玉川駅前の広場を会場にして、オリーブオイルのPRイベント「OLIVE JAPAN 2012」が開催されました。
会場には、ギリシャ、チュニジア、トルコ、イスラエルなど、海外からの出展ブースもたくさんあり、様々なオリーブオイルの試食も出来るとあって、あいにくの天候にも関わらずに、大勢の来場者で賑わっていました。
私も、出展ブースのすべてを回らせて頂きましたが、ブースのあちこちで、懐かしい方々からもお声掛け頂きまして、私にとりましては、嬉しい「オリーブオイル同窓会」のようでした(笑)。
特に、感動、感激致しましたのは、17年ぶりにお会いした、東京慈恵医大教授の横山淳一先生です。
横山先生の御専門は、糖尿病・代謝・内分泌内科なのですが、オリーブオイルの知識も豊富で、西洋医学とオリーブオイルを絡めた講演を、20年位前から何度も興味深く聴かせて頂き、勉強させて頂きました。その神様的存在の先生から「小暮君!いつからスキンヘッドになったの?」と、いきなり声をかけて頂いたのです。これには、本当にびっくりしましたし、感動致しました。何しろ、私の名前を覚えていて下さったことが「奇跡」に思えましたし、私の経歴まで、詳しく覚えていて下さったのです。
「小暮くんは、明治学院大学経済学部を首席で卒業したんだよね。そして、辻調理師専門学校からフランスに渡り、日本人初のオリーブオイルソムリエだよね。頑張っているね!」と。これには、本当に恐縮しましたし、感動致しました。
昨日まで、福島県でオリーブオイルと安全な食の普及活動をしていたことを申し上げますと、「放射能も気にしなければいけないけれど、それ以上に食品添加物やたばこの煙を考えなくてはダメだよな。これからは、地道に頑張っている小暮君の時代だよ!君が先頭に立って、日本の安全な食をリードしていってくれよ!期待しているよ!」と言って頂き、予想もしなかった、あまりにも感動的な御言葉の数々に、泣きそうになってしまいました。
私の隣りには、日本オリーブ協会理事の前島一夫さんもいらっしゃいましたが、前島さんからも「私も同感なんですよ!」と言って頂き、「もう、後戻り出来ない状態」になってしまいました(笑)。
これからも、横山先生や前島さんをはじめ、多くの方々に応援して頂きながら、日本を食で元気にして行きますので、宜しくお願い致します。
横山先生とのお別れ間際に、先生から「小暮君のこれからの夢は何かな?」と御質問を頂きました。私は、すかさず「食を通した世界平和です!」と申し上げますと、先生は、満足そうにうなずきながら、駅に向かわれました。先生、貴重なお言葉の数々を有難うございました。
夕方になり、会場周辺は、ますます冷え込んできましたが、私の中では、アドレナリンが沸き上がり、私の周りだけ気温が上昇しているように感じました(笑)。
「OLIVE JAPAN2012」の会場には、たくさんのオリーブオイルファンが集まりました
オリーブの苗の販売コーナーも大人気でした。種類やサイズもたくさんありましたよ
東京慈恵医大教授の横山淳一先生とは、17年ぶりに再会させて頂きました。かつて西洋
医学とオリーブオイルを絡めた先生の講演を何度も聴かせて頂き、勉強させて頂きました
左から日本オリーブ協会理事の前島一夫さん、トルコ№1オリーブオイル「ラーレリー」の
輸入元・ミヤ恒産の中村幸恵社長、私、宮崎県を代表する高級スーパー・フーデリー
経営企画部長の宮田理恵さんです。みなさんには、日頃から大変にお世話になって
います。特に、ミヤ恒産さんには、26日から始まるホビークッキングショーにも出展して
頂きます
世界的に有名なオリーブオイルジャーナリストのトムマーラー氏も会場に駆けつけて下さい
ました
4月22日の夕方から、渋谷のレストラン「DIVERTA」を会場にして、宮崎県出身者や宮崎県が大好きな人達が集まるイベント「ノンジョルノ(飲んでるかい?)・ミヤザキ2012」が、盛大に開催されました。
私も、日頃からお世話になっております、宮崎市内の高級スーパーマーケット・フーデリーのカリスマ企画部長、宮田理恵さんからお誘いを頂きまして、「OLIVE JAPAN2012」の直後に、急遽、会場に駆けつけましたが、開場前にも関わらずに、レストラン前の歩道には、FACEBOOK等で知ったという、多くの若者達が集まっており、もしかして、私などは、場違いなのではないかと、一瞬思ってしまいました。
この企画は、色々な意味で、実に面白いなと思ったのですが、宮田さんにお聞きしましたら、なんと、宮田さん自身が発案者だそうでして、会場のシェフに相談して、即決で決めてしまったそうです。
日頃から、宮田さんの行動力には、一目置いていましたが、250人を超える、こんなに大きなイベントを大成功させてしまう宮田さんのパワーを私も見習わなければいけないなと思いました。
このイベントは、簡単に言えば、宮崎産の食材を使った美味しい料理と宮崎産の美味しい御酒を楽しみながら、宮崎好きな参加者同士が親睦を深めるという、とてもシンプルでありながら、実は、ものすごく奥の深いパーティーであることに気がつきました。
なぜかと言いますと、宮崎県の「地産地消」をこんなにも分かり易く、普段「地産地消」とは無縁であろう全国の若者達に伝える方法は、たぶん、他には無いだろうと思いますし、何よりも、楽しみながら、自然に学べるというのがいいですよね。
プログラムも、かなり思考を凝らしていまして、会場のスクリーンには、生産者のみなさんの飾らない生の声が映し出されていましたし、地元人気DJ氏のお笑いコーナーや、これから巣立つ弾き語りのミュージシャンの卵が、ゆるキャラ君と演奏したり、極め付けは、花魁姿の女性までもが会場に現れ、大歓声が上がっていました。この花魁さんは、宮崎市中央通り「OTENBar」のママさんだそうで、5月4日に開催される「花魁道中」というイベントのPRのために来て下さったそうです。着物の重さをお聞きしましたら、おそらく15㎏くらいはあるとのことでした。本当に、お疲れ様でした。ママさんからのお誘いも頂きましたので、次回、宮崎に伺った時には、普段着のママさんを拝見しに行きたいと思います。
このイベントの成功の裏には、スタッフとして頑張って下さった大勢のみなさんがいらっしゃることもよく分かりましたし、スポンサーのみなさんも心良く人気商品を大盤振る舞いで提供して下さっていたのには、感動致しました。改めて、みなさんの宮崎県に対する愛情の深さを実感致しました。私も、素晴らしい空間と時間を共有させて頂けたことに心より感謝を申し上げます。本当に有難うございました。
「ポンジョルノ(こんにちは)」と「飲んじょるの?(飲んでるの?)」をかけ合わせた造語ですが
絶妙ですよね。雑誌「アエラ」に売れそうですね(笑)
250人以上の若者でする「乾杯」は、ものすごいパワーと熱気で、圧倒されそうでした(笑)
店内は、超満員で、こういう状況に居合わせたことはあまりないものですから、とても新鮮
な感じでした
レストランの外では、上質な宮崎産の地鶏やポークの炭火焼きも
振る舞われました
宮崎県らしく海産物も豊富でした。サザエの壺焼きや原木椎茸のグリルは、絶品でしたね
「スティック野菜のバーニャカウダ風」や「青菜の白和え」、「きんぴらごぼう」、「トマトと
チーズのカプレーゼ」等々、メニューも豊富で、すべて美味しかったです!
会場内のスクリーンでは、地元生産者のみなさんの飾らない生の声も映し出され、御料理
が益々美味しく感じられました
レストランモナリザの河野透シェフ、宮田理恵さん、県商工観光労働部の甲斐さんと記念
の1枚です。河野シェフも私も、同じ1985年にフランスで修業していました。当時、人気
絶頂の名シェフ、ジョエル・ロブュション氏と3人で撮って頂いた写真があり、河野シェフも
それを覚えていてくれました
艶やかな花魁の登場に、会場中が大歓声に包まれました。
実は、宮崎市内「OTENBar」のママさんでして、5月4日の
イベント「花魁道中」のPRのために来て下さいました
1961年5月6日生まれの私は、本日で51歳になりました。
子供の頃は、50歳代といいますと「ものすごく歳をとったおじさん」というイメージでしたが、自分がその年代になりますと、「50歳代は、まだ全然若いじゃない(笑)」という感じで、「まだまだ夢を追いかけて頑張りますよ!」と、声高々に宣言したい気持ちに満ち溢れています。
いつの日からか、「誕生日」とは、「この日に命がけで生んでくれた母親に感謝する日なのだ」と気が付くようになりました。今年も両親の住む実家に行き、感謝をこめて花束を贈らせてもらいましたが、年々、小さくなってゆく両親を見ていますと、「もっと、仕事を頑張って、親孝行しなければいけないな!」と思います。
先日、御世話になっている御客様から「マイバースディブック(5月6日)」というオシャレでコンパクトな本を頂きました。早速、読ませて頂きましたが、5月6日生まれの私のこと、私の想いが、殆ど正確に書かれており、ビックリしてしまいました。
概要を御説明させて頂きますと、まず「血液型A型で5月6日生まれの人の才能と適職」という項目には、「スケールの大きいところと、A型の細やかなところが同居しており、五感も鋭い・・・。適職は、料理人、フードスタイリストなど・・・。」まさに、その通りですよね!
「全体運」の項目では、「自由でいたい、いつも夢を追いかけていたい・・・スケールが大きいだけに、組織に押し込まれるのは苦手。あなたの気持ちは、常にまっすぐで曲がることはなく・・・年を重ねるごとに味方が増え、仕事のチャンスも次々と回ってくるでしょう・・・。壮年期には、誰もが認めるビッグな人物になることも夢ではありません・・・!」
このような本は、読者に希望を持たせるために、多少は良く書かれているのかもしれませんが、私の内面までもが見透かされているように正確で、本当に驚きました。
私は、あらゆることを、どこまでもポジティブに考えますので、この本に書かれていることを信じ、これからも「ナンバーワンよりオンリーワン」を目指して、みなさまのお役に立てるよう頑張りますので、宜しくお願い致します。
みなさまも、御自分の誕生日の「マイバースディブック」を御覧頂くと、新しい発見がある
かもしれませんよ
血液型A型5月6日生まれの適職は「(フリーの)料理人・フードスタイリスト」と書かれていま
した。まさしく、私の仕事は、「天職」なのですね!
「全体運」も、私が目指していることズバリが書かれていました。これからも「食」を通して
みなさまのお役に立てるように頑張りますので、宜しくお願い致します
開業間近で最注目されている「東京スカイツリー」の麓、隅田川で、「東京を世界に誇れる美しい都市へ」をスローガンに、幻想的な10万個の太陽光蓄電LED「いのり星」をホタルに見立て、放流するイベント「川とツリーが紡ぎだす光のシンフォニー」が5月6日の18時半から開催され、多くの参加者と見物客で賑わいました。
私も、地元の御客様から御招待頂きまして、「いのり星」を放流させて頂きましたが、想像以上に素晴らしい光景に遭遇出来ましたので、この「川と光の感動体験」を、今後是非とも、隅田川の恒例行事として定着させ、外国人を含めた多くの人々に「今後の東京は、どうあるべきなのか」を考えて頂くきっかけ作りになれば素敵だなと思いました。
「いのり星」の放流から少し遅れて、スカイツリーも、ゆっくりとライトアップされましたが、日本の伝統美ともいうべき「上品な和服のような濃淡さ」が素晴らしく、天の川のように煌めく「いのり星」とのコントラストも絶妙で、この瞬間を待ち望んでいた多くの人々から大歓声が上がりました。
私の簡易なデジカメで撮った写真ですが、何枚か御紹介させて頂きますので、雰囲気だけでもみなさまにお伝え出来たら嬉しいです。
帰りには、浅草駅近くの「神谷バー」に立ち寄り、軽く飲みながら、余韻に浸っていたのですが、たまたま合席になった、日本語が堪能なシリア人の男性と「オリーブオイル」の話題で意気投合しまして、私が以前に伺ったパルミラ遺跡近くのオリーブ園の話から、現在、内戦が続くシリアの国内情勢の話まで、話題は尽きずに、アッと言う間に閉店時間を迎えてしまいました(笑)。「想いは人を呼ぶ」と言いますが、思いがけずに楽しく有意義なひと時を過ごさせて頂き、素敵な51歳の誕生日となりました。
ちなみに、彼は、エルカシュさんと言いまして、シリアの有名メディアのプロデューサーだということも分かりました。そこで私は、こう申し上げ、約束させて頂きました。「内戦が終わったら、是非、シリアにも行かせて頂きますよ。もちろん、シリアの上質なオリーブオイルの味も分かっていますので、シリアの食材全般の取材をさせて頂き、PRの御手伝いをさせて下さいね!」と。
エルカシュさんは、ものすごく喜んで下さいましたが、多くの犠牲者が出ている内戦が1日でも早く終わり、平穏な時代が来ることを祈らずにはいられませんね。改めて「平和の有難味」を実感した、人生の節目の意義ある1日でした。
17時過ぎには台東区側から会場入りし、見易い場所をキープしま
した(笑)。まだ点灯前のスカイツリー、隅田川、墨田区役所を背に
して記念の1枚です
会場付近は、早くから多くの参加者、見学者でごった返していました。TVのインタビュー
撮影も多かったですね
隅田川に放流するために10万個用意された太陽光蓄電LED
「いのり星」と「特製ブレスレット」です
スカイツリーライトアップ前の19時頃に「いのり星」の放流が始まりました
ホタルに見立てた「いのり星」の数々に、人々の願いが込められています
19時半頃からスカイツリーは、ゆっくりと気品を漂わせ、ライトアップ
されました
多くの人々でごった返す中、吾妻橋近くから撮影した1枚です
「いのり星」を持って、墨田区側から記念の1枚です。「いのり星」は
水に浸かるとブルーに光ります
実際のツリー(左側)と、アサヒビール本社の壁面(右側)に映るツリー、合計2本が鏡のように
美しく見えます
浅草駅近く「神谷バー」の入り口です。ここで、余韻に浸りながら、軽く飲んでいました
合席で意気投合したシリア人のメディアプロデューサー・エルカシュさんと記念の1枚です
今後、シリアのオリーブオイルや食材のPRの御手伝いをさせて頂きます
スカイツリーがオープンして2日目の5月23日に、見晴らしの良いお台場のマンション「最上階のゲストルーム」に伺い、出張料理させて頂きました。
夕方17時頃に会場に入らせて頂き、仕込みをしていますと、眼下に見えるレインボーブリッジの方から美しい夕日がキッチンにも差し込み始め、その素晴らしさに思わず手を止めて、大きな窓の外を見せて頂きました。
左にレインボーブリッジ、中央に東京タワー、右奥には、開業2日目のスカイツリーが、ブルーのライトアップを始めながら、美しく輝いており、「ここは、まさしく摩天楼ではないか!」と、しばらくの間、魂を吸い取られてしまったかのように、放心状態で見入ってしまいました(笑)。
御食事は、いつものようにオリーブオイルと和のテイストを組み合わせた「コグレ流・創作料理」でして、みなさまには、とても気に入って頂くことが出来ました。
仕事が終わり、車に荷物を積んで、みなさまにお見送りして頂きながら、自宅のある船橋方面に向かおうとしたのですが、何となく、このまま帰るのが惜しい気になりまして、気が付いたら脇道にそれ、スカイツリーの良く見える隅田川沿いに到着していました(笑)。吾妻橋辺りでは、遅い時間にも関わらずに、カメラを片手に撮影している方々が本当に多かったですね。
その後、母親の実家にも近い「スカイツリーの真下」まで行ってみましたが、最寄り駅でもある押上駅周辺は、昔の面影が無くなるほど変わってしまっており、ビックリ致しました。
スカイツリー周辺の大型ショッピングモール「ソラマチ」も、閉店時間ギリギリでしたが、駆け足で見て回りました。とにかく、人が多くて、まだ暫くは、こんな状態が続くのだろうなと思いました。
何ヶ月かして、ピークが納まってきましたら、ゆっくりと飲食店巡りもしてみたいと思っています。
お台場のマンション最上階の豪華ゲストルームが御食事会場でした。まずは、夕暮れの
素敵な景色を御覧頂きながら、食前酒をお楽しみ頂きました
左にレインボーブリッジと夕日が見える、まさに「ベスト・ビュースポット」ですよね!
定期的にライトアップの色が変わる「東京タワー」を背景に記念の1枚を撮って頂きました
野菜中心で、オリーブオイルと和のテイストを組み合わせた「ヘルシークッキング」が
大好評でした
最後に、みなさまと記念撮影させて頂きました。「この楽しい御食事会を定例行事にしま
しょう!」と言って頂けたのが、すごく嬉しかったです
スカイツリー開業2日目の5月23日に、隅田川沿いの台東区から
撮影しました。こんな電光掲示板も出来ていたのですね!
スカイツリーの真下に行ってみました。大型ショッピングモール
「ソラマチ」も、超満員でした
スカイツリーは、真下から見ると、土台が三角形にも見えました
ピークが落ち着いたら、飲食店巡りもしてみたいと思っています
「出張料理人」である私にとりまして、無くては困る「頼もしい片腕」を2つ御紹介させて頂きます。
まずは、海外出張に欠かせない「スーツケース」ですが、御覧の大型スーツケースは20年以上前に購入し、一緒に世界中を飛び回った「大親友」です。多分、修理に出した回数は、15回以上で、先日コーカサスからの帰りの飛行機でも、大きな亀裂が入ってしまいました。使用年数が長すぎて、もはや保険の対象にもならず、修理も難しいことが判明しましたので、泣く泣く処分することにしまして、先程「350円分の粗大ごみシール」を貼りました。ここまで頑張ってくれた「大親友のスーツケース君」には、感謝の気持ちでいっぱいです。次回からは、「スカイブルーの新しいスーツケース君」が友達になりますが、こちらも大切に使って、楽しい思い出をたくさん共有したいと思っています(笑)。
もうひとつは、調理道具や食器類、食材を宅急便で地方に送る時に使う「段ボール箱」です。八百屋さん等で厚手のしっかりした段ボール箱を仕入れて、皿等が割れないように包材をぎっしり詰めて送るのですが、何度も使っているうちに、段ボール箱がすり減ったり、穴があいたりしますので、あたかも包帯でグルグル巻きにされた「ミーラ」のように、ガムテープで何重にも巻いて補強してあります。
以前、地方の仕事先から送り返した荷物の送り状が途中ではがれてしまい、普通ならば「迷子」になってしまうはずが、ちゃんと私のもとに届いて感動したことがあります。その理由を宅急便のドライバーさんにお聞きしましたら「(ガムテープでグルグル巻きになっている)箱を見れば、小暮さんのだとすぐ分かりますよ!」とおっしゃっていました。迷子にならずに、いつも重い荷物を入れて戻ってきてくれる年季の入った可愛い段ボール箱にも感謝の気持ちでいっぱいです。これからも宜しくお願いしますね!
20年以上使って、思い出深いスーツケースも、とうとう処分する時が
来ました。「350円分の粗大ごみ用シール」を貼った瞬間に、大切な
友人が去って行くような寂しさを感じました
先日伺った大阪の出張先から送り返した宅急便の荷物の一部です。出張先に伺う際には
食材等も加わりますから、この倍くらいの段ボール箱が必要になります。何だか、毎日
小さな引っ越し作業をしているような感じですね(笑)
ミイラのようにガムテープでグルグル巻きに補強された、食器用の段ボール箱です。かなり
年季が入っているのが分かりますか?
送り状や割れ物シール、ガムテープは、何度も重ね貼りしていますので、段ボール箱の
厚みも、毎回増してきます。この箱の通算移動距離もかなりなものですよね(笑)
2012年7月上旬にアラブ首長国連邦の「ドバイ」を訪れ、大型ショッピングモール「ドバイ・モール」を歩きながら、「ドバイの今」を肌で感じ取ってきました。
様々なメディアの事前情報によりますと「ドバイのバブルは既に弾けた」という声も多かったのですが、実際は、そんな感じは無く、活気があって楽しく有意義な取材になりました。
まずは、スィーツ編ですが、高級チョコレートのブランドショップが多いのには驚きました。王室御用達の「BATEEL」をはじめ、私の知らないブランドチョコレート店も色々ありましたが、特に面白いと思ったのが、ラクダのミルクで作ったチョコレートの専門店「AL NASSMA」というお店でした。
「さすがにドバイらしいなぁ」と思って、現地の方に「ラクダミルクのチョコレートを普通に食べていますか?」と質問しましたら「ドバイの人達は、食べないですよ!」とのことでした(笑)。確かに、値段も高いですし、あくまでも観光客の御土産用なのですね。私も、板チョコを買って食べてみましたが、「一瞬、クセがあるかな」という感じでしたね。
チョコレートショップの次に多いのが「ジェラート(アイスクリーム)ショップ」かもしれませんね。オーソドックスな「イタリア風ジェラート」から、シンプルな「アイスキャンディー」、トルコ式のピスタチオナッツをまぶした「伸びるアイスクリーム」まで、実に様々なタイプのジェラートが売られていて、どこのお店も老若男女を問わずに、長蛇の列でした。気温も40℃をはるかに超える猛暑ですし、イスラムの教えで、アルコールを飲まない人が殆どですので、当然のことながら、冷たいスィーツは人気商品になりますよね。
「ドバイ・モール」の中に「隣の国からわざわざ食べに来るファンがいるほど美味しい回転寿司のお店がある」と聞きまして、私も話のタネに入ってみました。料金システム等は日本とほぼ一緒なのですが、物凄い数のお皿の上に、写真のような丸いフタがしてあるのが不思議な感じでしたね。食べ物というよりも、工業製品が回っている感じがしました(笑)。生の寿司ネタは、マグロとサーモンくらいで、2カン乗った皿が500円前後と、かなり高めでしたし、味の方も(?)なのですが、いつも満席の人気なんですよね。「ドバイの人達に、本物の日本の寿司を食べさせてあげたいな」と思いました。
世界的に「食の安全性」や「ヘルシーな食」に対する意識が高まりつつあることを肌で感じていますが、ドバイでも、その意識の高さに感銘を受けました。「ドバイ・モール」の中には「オーガニック食材」だけを集めた大型スーパーがありまして、実に、多種多様な「オーガニックフード」が揃っているのです。私が得意とするオリーブオイルも、完全オーガニックで上質な物が揃っていましたし、日本製のソバやワカメ、ヒジキまでありました。今までに、世界90ヶ国近くを訪れている私ですが、これほどまでに充実した「オーガニックショップ」を見たのは初めてですね。「このお店を見るためだけにドバイを訪れてもいいな」と思うのは、私だけでしようか(笑)。
モール内には、水族館も併設されており、こちらの入り口も長蛇の列でしたが、メインの大きな水槽は、外からも無料で見れるようになっており「さすがドバイ!気前がいいね」と思いました(笑)。
屋上にも上がってみましたが、大きなオリーブの木が何本もあるのには、感激致しました。ドバイの人達もオリーブは好きですし、オリーブオイルは、お隣りのアブダビで生産されているようですね。
夜になりますと、地上828m、160階建ての超高層ビル「バージュ・ハリファ」を取り囲む人造湖では、ダイナミックな噴水ショー「ドバイ・ファウンテン」が30分ごとに行われていました。日が暮れても、蒸し暑さは相変わらずですので、湖の周りには、涼を求める人々でごった返していましたね。ラスベガス・ベラッジオ前の噴水ショーに似ているなと思っていましたら、ショーの構成は、同じ方が手掛けているようですね。セリーヌ・ディオンの曲が何ともショーにマッチしていて良かったです。
ラクダミルクのチョコレートは、いかにもドバイらしいですよね
王室御用達のチョコレート店「BATEEL」のショーウインドです
ドバイのジェラートショップは、オシャレな品揃えが多かったです
外は猛暑ですので、どこのジェラートショップも長蛇の列でした
観光客にも人気の回転寿司店ですが、味は(?)でしたね(笑)
一生懸命に太巻きを作る従業員さん達の手際は見事でしたよ
大型の「オーガニックショップ」には、かなりの品揃えがあり、嬉しくなってきました
完全オーガニックで上質のオリーブオイルも世界中から集められていました
日本製のワカメやヒジキ、ソバ、うどん、お茶までオーガニックが揃っていました
水族館も併設されており、メインの大きな水槽は、無料開放されています
ドバイ・モール内には「永遠の命の象徴」でもある大きなオリーブの木が何本もありました
ダイナミックな噴水ショーは、涼を求める人々で賑わっていました
先日、私にとって「永遠の料理の聖地」であり「母校」でもある「大阪・あべの辻調理師専門学校」に伺い、27年前の在学中から現在に至るまで、大変にお世話になっている先生方に御挨拶をしてきました。
まずは、お洒落になった「第一校舎」に伺い、大規模な同窓会「コンビトゥム」の事務局を担当していらっしゃる岩井清次先生や、担任をして下さっていた片山耕一郎先生、卒業料理製作でかなりお世話になった木幡久也先生に御挨拶させて頂きました。
毎年、辻調グループ校には、たくさんの生徒さん達が入ってくるわけですから、卒業して27年も経った生徒のことなど、覚えている訳がないと思うのが普通ですが、私のことは、どの先生も良く覚えていて下さり、本当に感激致しました。当時から、とにかく貪欲に、やる気満々だった私は、色々な意味で目立っていたんですね(笑)。先生方と、思い出話に花を咲かせていますと、不思議と色々な記憶、思い出が蘇ってきて、戻れるものなら、27年前の夢と希望に満ち溢れた生徒時代に戻ってみたい気になりました。本当に、1年間過ごした大阪は、楽しい思い出ばかりですね。
次に、私の在学中には無かった「調理技術研究所」に伺い、オリーブオイルの奥深さを、その料理の数々で教えて下さったイタリア料理主任教授の永作達宗先生に御挨拶させて頂きました。
永作先生は、私が料理の道に進むきっかけとなった人気テレビ番組「料理天国(TBS系)」にもレギュラー出演されていて、司会の芳村真理さんや食べ手の竜虎さんらを相手に、いつも優雅に素晴らしいイタリア料理を御披露して下さっていました。土曜日の夕方6時に、この番組を見ながら夕飯を食べるのが本当に楽しみでしたね。先生は、昨年60歳を迎え、セミリタイアしたそうですが、まだまだお若いのですから、これからも、我が後輩達にオリーブオイルを使った料理の奥深さ、楽しさの御指導を、どんどんして頂きたいと思いました。
続いて、天王寺駅に一番近い「エコール辻大阪(旧第2校舎)」に伺い、本校やフランス校でも、大変にお世話になった木下幸治先生や、三木敏彦先生に御挨拶させて頂きました。
両先生は、ちょうど実習授業中だということで、受付に名刺だけ置いて失礼させて頂こうかと思ったのですが、受付の方が、気を利かせて下さり、授業中であるにも関わらず、木下先生に御電話して下さり、実習真っ只中の教室に入らせて頂きました。木下先生といいますと、「情熱大陸」の番組内で、私に対するコメントをして下さっていますので、ユーチューブ等で御覧頂けた方なら、記憶にあるかもしれませんね。私としましては、その御礼も申し上げたかったものですから、半ば諦めかけていた対面が出来て、本当に有難く、嬉しかったです。
実習室に入りますと、何人かの生徒さんから「あっ!情熱大陸の小暮さんだ!」という歓声が上がりました。なかには、ユーチューブで繰り返し見てくれている生徒さんもいて、生徒さん達との距離も、急に縮まり、数分間の滞在であったにも関わらずに、色々な質問を受けまして、とても楽しかったですね(笑)。
本当は、ひとりひとりの後輩達と、もっとお話ししたかったのですが、あまりお邪魔してもいけませんので、何枚かの写真を撮らせて頂いて、実習室を後にしました。
2時間弱の辻調グループ校訪問でしたが、私に取りましては、27年前の「初心」を思い出すことも出来ましたし、気持ちを高める意味で、とても中身の濃い時間でした。今度は、是非、講師としてお伺いしたいですね。辻調グループ校のみなさま、本当に有難う御座いました。心より御礼を申し上げます。
「大阪あべの・辻調理師専門学校」の入り口も随分オシャレになりました
街角に貼ってある「辻調グループ校」の案内板です。私の在学中に
比べたら、かなり校舎が増えましたね
左から木幡先生、岩井先生、片山先生です。私の在学中のエピソードでかなり盛り上がり
ました
オリーブオイルの奥深さ、楽しさを永作先生から学びました
木下先生と、情熱大陸を何度もみて感動してくれている生徒さんです
アッという間に記念撮影希望の生徒さん達に囲まれました。右から2番目が三木先生です
木下先生の見本をしっかりと見守る生徒さん達です。私にも、こんな時期がありましたね。
28年前に、大阪・阿倍野の辻調理師専門学校(略して辻調)に1年間通っていた私にとりまして、大阪は「心のふるさと」でして、いつでも「初心」を思い出させてくれる、楽しい想い出がたくさん詰まった「パワースポット」なのです(笑)。
先月、仕事で、久々に大阪を訪れた際に、「その懐かしの場所」を歩いてみましたので、気楽に読んで頂けましたら有難いです。
まずは、「黒門市場」です。ここには、関東では見たこともない「関西ならではの高級食材」もたくさんありますので、辻調在学中には、何度も仲間と訪れて、食材の勉強をさせて頂きました。特
に、卒業料理展用にテリーヌを何本も作った時には、先生方の試食審査があるわけでもないのに、わざわざ「天然ヒラメ」を何キロも注文したことを忘れられません(笑)。今から思えば、とても高価な出費で、もっと安い魚でも良かったのにと思いますが、それだけ当時は「純粋でひたむき」だったのですね(笑)。
「道頓堀」も、当時は「大阪らしさ」が凝縮していて、とても楽しい想い出の場所でしたね。久々に訪れてみましたら、グリコの看板をはじめとして、昔からあった物は、すっかり減ってしまい、オシャレで今風の看板や建物ばかりが目立っていました。すごく寂しい気もしますが、これも時間の流れだから、仕方ないですね。「えびす橋」に立ち、脇の靴屋の店員さんにカメラのシャッターを
押してもらったのですが、「御兄さん、どこから?」と、気軽に声をかけてくれるあたりは、フレンドリーで大阪らしいなと思いました。
えびす橋から見て、ものすごく目立つ遊園地の観覧車のような建物がありましたので、近づいてみましたら、何と「ドンキホーテ」だったのですが、この派手さは、大阪ならではですよね。「コナモンミュージアム」をはじめ、飲食店から薬局に至るまで、色々なお店の看板が立体的で派手なのも大阪らしくて、久々に見る「インパクトの強さ」でした(笑)。
「道頓堀」と言いますと、「くいだおれ太郎くん」が有名ですが、もう引退して、ここにはいないと思っていましたら、旧くいだおれ会館から30mほど行ったところに「節電モード」で立っていて、まさかの再会に感動致しました。この日も、相変わらずの人気者でして、カメラを持った大勢の観光客に囲まれていましたね。
お昼になり、道頓堀から「天王寺」に移動致しました。ここには、どうしても立ち寄りたい「餃子の王将」があるからです(笑)。28年前の辻調時代には、学生専用の民間の寮(辻調直営ではありません)に入っていたのですが、どうも食事が美味しくなくて、食が細り、どんどん痩せてしまいました。顔色も悪くなり、辻調の先生から病院に行くことを勧められたのですが、町医者の先生が面白い方で、「王将の餃子を毎日食べなさい」と言うのです。私は、その教えを守り、ほぼ毎日、天王寺駅前の王将に通って「餃子」を食べ、無事に辻調を卒業することが出来ました。それからは、関西に来ると必ず「餃子の王将」に入ってしまうほどの大ファンなのです。この日も、私の指定席である13番テーブルに座り、「葱・ニンニク多めのマーボ豆腐」と「両面焼きの餃子2人前」を特注し、ビールを飲みながら、至福の時間を過ごさせて頂きました(笑)。
ほろ酔い加減で、次に向かったのは、阪神対巨人戦が行われる甲子園球場でした。阪神梅田駅に着きますと、すでにタイガースのユニホームを着たファンがたくさんいて、ここから、応援はスタートするのですね(笑)。甲子園では、心地良い浜風を肌で感じながら、熱狂的なタイガースファンの応援を見るのが大好きなのです。球場は、外観がきれいになりましたが、昔からの応援グッズや食べ物は相変わらずの人気で、私も、1皿500円の「名物・甲子園カレー」を食べましたが、懐かしい味でしたね。試合は、白熱した熱戦で、とても面白かったです。久々の大阪を満喫することが出来て、本当に楽しい1日でした。
「黒門市場」には、関西の高級食材もあり、辻調時代には、よく通って勉強しました
「道頓堀」には、大阪らしさが凝縮していて、とても好きな場所のひとつです
「えびす橋」に立って記念撮影しましたが、だいぶ雰囲気は変わっていましたね
「道頓堀川」で一番目立っていたのが「ドンキホーテの観覧車」でした
「コナモンミュージアム」が新しく出来ていましたが、看板がかなり
派手ですよね
思いがけずに「くいだおれ太郎くん」と再会することが出来て嬉し
かったです(笑)
辻調時代に毎日通った、懐かしの「餃子の王将・天王寺駅前店」です
なぜか私の指定席である13番テーブルから見た店内ですが、当時の様子そのままですね
私がよく特注していた「葱・ニンニク多めのマーボ豆腐」と「両面焼き
の餃子2人前」です
阪神梅田駅から熱狂的なタイガースファンの応援はスタートするのですね(笑)
日本酒をはじめ、お弁当からオニギリに至るまで、タイガースのロゴが入っているのは
さすがですね
伝統の一戦、阪神対巨人戦は、いつも満員の観衆の中、盛り上がって楽しいですよ
この日は、初めて「アルプススタンド」で観戦しましたが、浜風が心地良かったですね
トッピング無しで1皿500円の「名物・甲子園カレー」は、とても懐かしい味でした
両軍のファンが仲良く並んで応援出来るのも「アルプススタンド」の良さですね
7回には、甲子園名物の「ジェット風船」も夜空を舞いました。ドームでない球場の良さですね!
2012年6月下旬にブラジルのリオデジャネイロを訪れましたので、簡単に観光名所の御紹介をさせて頂きます。
まずは、リオの代名詞的存在のビーチ「コパカバーナ海岸」ですが、日中は日光浴や海水浴、フットサルやビーチバレーを楽しむ人達で大変に賑わっていました。そして、私が滞在したホテルは、ビーチの目の前でしたので、朝、夕の素晴らしい景色を堪能することが出来て良かったです。特に、朝焼けは、本当に幻想的で、言葉を失ってしまうほどの美しさでしたね。朝の散歩が、本当に気持ち良かったです。朝食の後、コーヒーを頂きながら、地元紙をめくってみたのですが、まず、コーヒーに付いてくる砂糖の多さにビックリ致しました(笑)。ブラジル人は、甘いコーヒーが大好きなのですね。そして、新聞ですが、トップニュースの殆どがサッカーでして、「ブラジル人のサッカー好き」が良く分かりました(笑)。
「コルコバードの丘」にも登ってみました。海抜709mの絶壁の頂に建つ「キリスト像」は、リオのシンボルであり、絵葉書などにも、よく登場しますよね。ここからの眺めは雄大で、しかも繊細。「神の創造」を連想させるほどの美しさでした。丘の麓には、国名である「ブラジル」の由来となった染料の原木「パウ・ブラジル」も植えられていましたね。
夜には、「本場のサンバショー」も鑑賞致しました。劇場のステージで見るだけでも大迫力なのですから、2月に開催される「リオのカーニバル」は、さらに物凄いのでしょうね。想像を絶しますね(笑)。
世界的に有名な「コパカバーナ海岸」の朝焼けです。本当に幻想的で、言葉を失うほどの
美しさでした
ホテルの自室から見た夕暮れ時の「コパカバーナ海岸」も、雰囲気があって良かったです
朝早く、ビーチ沿いをウォーキングする人々も多かったですね。ココナッツジュースの売店
も人気でした
地元紙は、その殆どがサッカー記事をトップにするほど「サッカー好きな国」なのですね
コーヒーにたくさんの砂糖を入れるのが、甘党ブラジル人流の飲み方らしいです
「コルコバードの丘」からの景色は、とても雄大かつ繊細で「神の創造」を連想させるほど
の美しさでした
「コルコバードの丘」の絶壁に建つ巨大な「キリスト像」と同じポーズ
で記念の1枚です
国名の由来となった染料の原木「パウ・ブラジル」も、丘の麓に植
えられていました
「サンバショー」の会場には、海外からの観光客も多く、かなり盛り上がりました
大柄のダンサー達による華やかで迫力ある「サンバショー」が繰り広げられました
とても豪華な重装備の衣装で登場する場面もありました
ショーの最後には、ダンサーさん達と記念撮影させて頂きました
2012年6月下旬に、ブラジルとアルゼンチンの国境にかかる世界三大瀑布のひとつ「イグアスの滝」に行って来ました。
まずは、ヘリコプターに乗り、その全貌を上空から観察致しました。亜熱帯性の密林に覆われた大地を、豊かな水量をたたえて流れる「イグアス川」。その川面が突然、大地の縁に飲み込まれ、数㎞先からでも分かるほどの膨大な水しぶきの白煙を上げて、世界最大の大瀑布を形成しています。これが、驚異的な迫力と神秘的な美しさで世界に知られる「イグアスの滝」なのですが、全長4㎞、落差80mの間に大小約300の滝が段を成して連なり、上空から見ましても、まさに圧巻でした。
地上からは、まず、アルゼンチン側の「悪魔の喉笛」と呼ばれているスポットに行ってみました。上空写真で言いますと、一番手前で激しく落下している地点なのですが、マイナスイオンを全身に浴びながら、1億2000万年前には既に存在し、先住民族の間で「聖地」としてあがめられていた「パワースポット」のエネルギーを、存分に吸収して来ました(笑)。その後、ブラジル側の展望台に渡るころには、美しい虹のアーチもかかり、「イグアスの滝」の様々な表情を肌で感じながら、
その醍醐味をたっぷりと満喫させて頂きました。
帰り際に渡ったイグアス川にかかる橋には、ブラジルとアルゼンチンの国境を知らせるラインがあり、思わず車を止めて写真を撮りました。さらに、アルゼンチン側のイグアス空港近くには、アルゼンチン・ブラジル・パラグアイの「3国・国境地帯のモニュメント」があり、そこでも記念撮影致しました。近隣諸国が、自然の財産を共有し、共に発展していくのは、とても良いことですよね。
(日本の)パラグアイ大使公邸には、しばしば出張料理で伺わせて頂いており、親近感もありますので、3ヶ国の将来の発展がすごく楽しみです。
「イグアスの滝」を上空から見るために、ヘリコプターに乗りました
「イグアスの滝」の周りはジャングルであることがよく分かりますね
イグアス川が、大地の縁に飲み込まれる瞬間、すごい迫力です
手前が「悪魔の喉笛」と呼ばれるスポットです
いくつもの小さな滝があることが分かりますね
大小300以上の滝が段を成して連なっています
アルゼンチン側「悪魔の喉笛」と呼ばれるスポットは大迫力です
ブラジル側の展望台で、国旗を持って記念撮影です
細い滝が、長く連なっている様子も圧巻です
ブラジル側より、美しいアーチの虹がかかっていますね
イグアス川に架かる橋の、ブラジル・アルゼンチン国境ラインです
イグアス空港近くの「3ヶ国・国境地帯モニュメント」です
2012年7月上旬に、上質なオリーブオイルや食材を求め、アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスを訪れました。以前から、アルゼンチン産の天然塩やワイン、オリーブオイルの質が高いことは知っていましたが、実際に現地では、どの程度の物があるのか知りたくなり、ブラジルからラン航空で、アルゼンチンに入りました。
現地の市場やマーケットでは、確かに、かなりの種類のオリーブオイルやテーブルオリーブが売られていましたが、日本では売られていない銘柄が多く、とても興味深かったですね。試食用に15種類ほどのオリーブオイルを購入しましたが、すべてピン類ですので、かなり重く、スーツケースの重量オーバーが気になりましたが、帰りの空港で交渉しまして、何とか持ち帰ることが出来ました(笑)。
その他、ワインも安くて美味しい物がたくさんありましたが、さすがにワインは、スーツケースに入れますと、気圧と温度の変化で、風味が劣化しますので、現地での試飲だけに致しました。
南米は、肥沃な大地が多いですから、野菜や果物類も、新鮮なものが種類豊富にありましたね。
ブエノスアイレスの街中を歩いていますと、さすがに「南米のパリ」と言われるだけありまして、フランス風の建物が多く、テラスのあるカフェやケーキ屋さんもオシャレなお店が多かったですね。
28年前のフランス修業時代を思い出し、この地で、アルゼンチンの豊富な食材と上質なオリーブオイルを使った「コグレ流オリーブオイルクッキング」を御披露させて頂くことになりました。
ブエノスアイレスは「南米のパリ」と言われるだけあり、街中には御洒落なカフェもありました
「HAVANNA」は、チョコレートショップの老舗で、日本の「とらや」のようなお店です
野菜類は、新鮮で上質なものが南米全土から集まり、種類豊富に揃っています
花野菜やトマトもあります。中央にあるのは「水カボチャ」で、スープ用にします
イモ類や玉葱が山積みされていて、さすがに南米らしいですね
「南米のパリ」らしく、フルーツ類も色とりどり、種類豊富に揃っていましたね
「オリーブオイル」は、本当に風味が良く高品質な物がたくさんありました
日本では珍しい「缶入りのオリーブオイル」もたくさんありましたね
「テーブルオリーブ」も、色々な種類、形状の物が揃っていました
アルゼンチン産ワインだけでも、こんなに豊富に揃っています
「エンパナーダ」という具だくさんのパイは、アルゼンチンのスナックの代表格です
スポンジ生地にホワイトチョコレートをかけた、現地で人気のお菓子です
2012年8月下旬に、イタリアの首都・ローマを訪れ、「伝統的食文化」の取材をして来ました。
ローマの夏は、とても暑いですから、涼しくなる夕方からオープンする「ナイトマーケット」がありまして、場所によっては、お子さん向けの遊園地も併設し、深夜まで営業しているところもありました。
私も、早速、ローマ近郊の大規模な「ナイトマーケット」に行って来ましたが、ここでも「伝統的な食文化」を垣間見ることが出来まして、とても楽しかったです。
まずは「スィーツ」ですが、アーモンド生地で作った「マジパン細工」が、色々ありました。バナナやオレンジ、栗etc。実に巧く作ってあり、日本の緻密な「和菓子」に通ずるところがあるように思いました。
香ばしく炒ったナッツ類にキャラメルを絡ませた「ヌガー類」も、良い匂いがしていました。ヌガー職人のおじさんが、鉄板の上にナッツとキャラメルを流しこみ、ヌガー作りの実演をしていましたが、あまりの手際の良さに、しばらく見惚れてしまいました。
トッピングが色鮮やかで、イタリアらしいドーナツがたくさん並んでいる「ドーナツ屋さん」もありました。店員さんにカメラを向けますと、陽気にポーズをとってくれまして、「ラテン系の明るいノリ」
に、私まで嬉しくなってきました(笑)。
日本でいうところの「駄菓子屋さん」もありましたが、ディスプレイがとてもユニークで、子供達が好きそうな「おもちゃ」がぶら下がっていたりして、「おもちゃ屋さん」と間違えそうでしたね。
「鉢植えのオリーブの木」を売っているお店もあるのには、驚きました。「さすがは、イタリアの首都・ローマ!」ですよね。
「オリーブオイル」を売っているお店もありましたが、「白トリュフ風味のオリーブオイル」は、ちょっと珍しいので、試食用に購入しました。
「イタリア版ファストフード」のお店も、色々あって興味深かったですね。
まずは、イタリア人も大好きな「トリッパ(牛の臓物)屋さん」ですが、トマトソースでじっくり煮込んだトリッパは、本当に美味しそうでした。お客さんのリクエストに応じて、パンに挟んでくれたり、そ
のまま、器に入れてくれたりして、「素朴なイタリア家庭料理の原点」を見たような気がします。
「クレープ屋さん」も、お店(屋台)の作りからしてオシャレな感じでしたね。トッピングのチョコレートソースをたっぷりかけるのが「イタリア流」です。
「巨大なシュー生地を揚げているお店」もありました。トッピングには、シナモンシュガーやチョコレートソースをたっぷりとかけていましたが、そのボリューム感は、かなりのものでしたね。
「屋台のお店」には、「組み立て式のもの」と「移動車を利用したもの」がありましたが、特に、移動車は、イタリアらしくユニークなデザインのものが多くて、興味深かったです。
「ホットドック屋さん」も人気がありました。挟む物も「ソーセージ」以外に「野菜のマリネ」であったり、「子豚の丸焼き」であったりして、自由な発想で「ホットドックを楽しんでいる」ようでしたね。
最後に「パニーニ(ホットサンド)屋さん」ですが、このホットサンドは、イタリアでは、定番中の定番でして、「ナイトマーケット」の数ある飲食店の中でも、かなりの人気でした。
それにしましても、イタリアの子供達は、本当に元気ですね。すでに、23時を過ぎていましても、たくさんの子供達が、歓声を上げながら、隣の遊園地で明るく遊んでいましたよ(笑)。「子供達の元気」も、このような「イタリアの伝統的食文化」が「源」なのでしょうね。
ローマ近郊の「ナイトマーケット」は、遊園地も併設していました
アーモンド生地で作った「マジパン細工」は、完成度が高いですね
ナッツ類にキャラメルを混ぜた「ヌガー」は、イタリアでも人気です
ヌガー職人のおじさんが、鉄板の上で「ヌガー作り」を実演していました
「ドーナツ屋さん」も、ラテン系のノリで、明るくポーズしてくれました
おもちゃ屋さんのようなディスプレイの「イタリア版駄菓子屋さん」です
「オリーブの鉢植え」を売っているところが「イタリアらしい」ですよね
とても珍しい「白トリュフ風味のオリーブオイル」も売っていましたよ
「イタリア家庭料理の原点」を感じる「トリッパ(牛の臓物)屋さん」です
「クレープ屋さん」も、イタリアらしく、オシャレな作りで人気でした
「巨大な揚げシュー」には、たっぷりのシナモンシュガーが良く合います
「屋台用移動車」のデザインも、イタリアらしくユニークだと思いました
イタリア式「ホットドック屋さん」では、トッピングも色々ありました
「子豚の丸焼き」も、ホットドックのトッピングとして大人気でした
「パニーニ(ホットサンド)屋さん」は、いつも行列が出来ていました
「パニーニ」は、「イタリア版ファストフード」の定番中の定番ですね
船橋にある「コグレオリーブ農園」には、40本ほどのオリーブの木以外にも、レモンやオレンジ等の柑橘類の木を何本か植えています。これは、シシリアのオリーブ農園から学んだことなのですが、オリーブも柑橘類も、同じ5月に花が咲くので、お互いの花粉が混じり合い、フルーティーで美味しいオリーブの実が出来るからなのです。
ところが、今年は、ヨーロッパでは、街路樹にするような、鑑賞用の小さな実がなるオレンジの木だけ、今頃、白くて可憐な花を咲かせています。そして、この時期には見かけることのない蜜蜂が、何匹も近づいて来て、一生懸命に受粉していました。
今朝、数日ぶりに、このオレンジの木をよく見ましたら、何と、すでに、いくつもの可愛らしい小さな命(実)が誕生していました。「自然の摂理」って、本当に素晴らしく、いつも感動的ですよね!
この時期には、珍しく、オレンジの白く可憐な花が咲いています。そこに蜜蜂がやって来て
一生懸命に受粉していました
オレンジの小さな命(実)が、たくさん誕生していました。「自然の摂理」は、いつも素晴らしく
感動的ですよね!
昨日(9月21日)、東京ドームの対ヤクルト戦に6対4で勝ち、「原巨人」が、ぶっちぎりでセ・リーグ優勝を決めました。巨人軍のセ・リーグ優勝は、3年ぶり34回目でして、原監督は、監督として通算5度目のリーグ優勝を達成したわけですが、私も、その歓喜の瞬間、胴上げを、超満員の東京ドーム「バックネット裏、最前列」で見ることが出来ました(笑)。MVP候補の阿部主将ではないですが、もう「サイコー!」でした。
それにしましても、「熱狂的な巨人ファン」が、これほどまでに多いとは思っていませんでした。試合開始前から、異様とも思えるほどの熱気に包まれていましたし、優勝が決まった瞬間の大歓声は、物凄かったです。今朝の新聞の折り込みチラシを見ましても「優勝記念セールをしているところが、こんなにたくさんあるのか!」と驚きました(笑)。
私の簡易デジカメで撮った写真ですが、何枚か御紹介させて頂きますので、みなさまも、「東京ドームの熱狂」を共有して頂けたら嬉しいです。
原監督の胴上げの瞬間です。バックネットにレンズを差し込み、ネットが写らないように
頑張りました(笑)
優勝インタビューに答える原監督は、感無量の面持ちで、大型スクリーンからも、その様子
は良く分かりました
念願の優勝トロフィーを高々と掲げる原監督に、ドーム全体から
大声援が巻き起こりました
これから、チャンピオンフラッグを持って、球場内を一周します。村田修一選手(25番)も
すごく嬉しそうでした
原監督、阿部慎之助キャプテンを先頭にして、場内一周のスタートです
全国のファンと一緒に勝ち取った優勝であることを実感し、胸が熱くなりました
背番号3桁の裏方さん達を含めた全選手が揃っての記念撮影が始まりました
選手達の充実感溢れる明るい表情に、私もたくさんの勇気と元気を頂きました
この歴史的な日に、この空間を共有させて頂き、私は、本当に幸せ者だと思います
幸せのエネルギーをいっぱい吸収して、嬉しそうに東京ドームを出るファンのみなさんです
外の売店も長蛇の列で、ジャイアンツグッズも、飛ぶような売れ行きでしたよ!
昨日(12月17日)から19日まで、浅草寺境内にて、江戸時代から伝わる冬の風物詩「浅草羽子板市」が始まりました。私も、仕事帰りに立ち寄りましたが、「羽子板」は、景気をハネ上げ、邪気をハネ飛ばし、来る年の幸せを願う「縁起物」とされています。
昨日は、衆院総選挙で政権交代が決まり、これからの日本が良くなっていくことを願うばかりですが、私も「食を通して日本全国を元気にしていきたい」と、個性豊かな手作りの羽子板を見ながら、決意を新たに致しました。これらの写真から、みなさまにも多くの幸せが訪れることを願っています。
浅草寺境内を会場に「浅草羽子板市」が、3日間開催されています
個性的な手作りの羽子板がたくさん飾られており、見ているだけでも楽しくなります
お店ごとに異なる伝統的な絵柄は、どれも繊細で美しかったですね
「ハネ」にも、色々な種類があり、可愛らしくて人気の御土産品でした
昨日(12月28日)、銀座テアトルシネマで上映されている、ジャンレノ主演の映画「シェフ!三つ星レストランの舞台裏へようこそ」を観て来ました。フランス料理界が誇る一流シェフが監修しているだけあり、レストラン厨房内で繰り広げられるスリリングなシーンの数々は、とても臨場感がありましたし、時に、ジャンレノ流のユーモアが程良いスパイスになっていて「夢」があり、アッと言う間の80分間でした。特に、ジャンレノが「ちょんまげ姿」になり、片言の日本語を喋るシーンでは、会場中が爆笑の渦になり、「さすが!ジャンレノ」と感心致しました(笑)。私も、27年前のフランス・リヨンでの修業時代を思い出し、また、フランスに行きたくなりましたね。パンフレットに書かれていた「愛と美味しい料理があれば、人生は三つ星」というフレーズがいいですね。好きな料理を仕事に出来て、全国のみなさまに喜んで頂ける私は、つくづく「幸せ者だな!」と思いますし、夢中で修業に励んだ頃の「初心」に戻ることが出来まして、この年の瀬に、とても素晴らしいひと時を過ごさせて頂きました。ジャンレノから貰ったパワーで、来年も頑張りますので、宜しくお願い致します。
「ジャンレノ」と「ミカエルユーン」のシェフ姿が、とても似合っていて
カッコ良かったですね!
時に、コミカルで夢に溢れ、「さすが!ジャンレノ!」と感心致しました
食通のジャンレノからの「誰と美味しい食事をするかが大切」というメッセージはいいですね!
「家族の団欒」、「食育」にもつながる、とても素晴らしいメッセージだと思いました
昨日(4月3日)の関東地方は、台風並みの「春の嵐」で雨が凄かったですが、みなさんは大丈夫だったでしょうか?船橋にある「コグレオリーブ農園」の木々の様子が心配で、朝方、見て来ましたが、オリーブをはじめ、様々な種類の木々達は、水分を充分に吸収し、むしろ、いつも以上に輝いていました。特に、土に挿していた「オリーブの枝」からは、いつの間にか芽が出て、御覧のように葉が茂り始めており、「オリーブの生命力の強さ」に、改めて感動しています。下の写真は「洋梨の花」ですが、白く可憐な花びらが、昨日の嵐に耐えていたことを考えると、こちらにも、思わず感動してしまいますね。いつも感動を与えてくれる「コグレオリーブ農園の木々達」に感謝の気持ちを込め、秋に、美味しい実がなることを楽しみにしています。
土に挿しておいただけの「オリーブの枝」からは、御覧のように芽が
出て葉が茂っていました。「オリーブの生命力の強さ」には、いつも
感動させられますね
「洋梨の花」は、白くて可憐、美しいですが、昨日の「春の嵐」にも耐
えてくれました
秋には、美味しい実がたくさん成ることを楽しみにしています
「春の嵐」と「穏やかな快晴」が交互に続く4月上旬ですが、みなさまは、如何お過ごしでしょうか。実は、1月下旬に、天草市内で足を骨折しまして、急遽、「天草市地域医療センター」に2週間ほど入院し、手術して頂いたのですが、移動用ペットに横たわり、手術室に入る直前に目に入ったのが、御覧のピカソの絵でした。クレヨンで描いたのでしょうか、「平和のシンボル」である鳩が、「永遠の命の象徴」であるオリーブの枝をくわえている絵は、不安でいっぱいだった私の心に勇気と希望を与えてくれました。天草市が、「オリーブで地域活性化」をしていることと関係があるのか知りたかったのですが、それが分かる看護婦さんはいませんでしたね(笑)。
足の骨折で入院した天草市内の病院の手術室に入る直前の壁に、ピカソの「オリーブの
枝をくわえた鳩」の絵があり、勇気と希望を頂きました
ササッと簡単に描いているようにも見えますが、とても味のある素敵な絵ですよね
入院中には、リハビリをはじめ、多くのみなさんの御世話になり
感謝の気持ちでいっぱいです。完治までには、もう少し時間が
かかりそうですが、「ピカソの絵」を思い出して頑張ります
昨日(4月6日)の嵐が去り、快晴の船橋より、おはようございます。プロ野球が開幕して1週間が経ち、毎晩、スポーツニュースを見るのが楽しみです。特に、昨年は実力を発揮出来なかった「横浜」や「楽天」が強いのは嬉しいですし、もっと盛り上がってほしいですよね。昨日は、日本人のハートを持つ、横浜・ラミレス選手の2000本安打達成もありましたし、ジャイアンツの若きエース、菅野投手の初勝利もありました。私としては、仕事も手に付かず(笑)、ヤクルト対横浜の神宮球場に行こうか、ジャイアンツ対中日の東京ドームに行こうか迷ったのですが、結局、東京ドームに行って、好調ジャイアンツの戦いぶりを見て来ました。ジャイアンツは、打線に切れ目が無く、本当に強かったですね。菅野投手の堂々としたピッチングも圧巻でした。ドームの入り口付近には、巨大な原監督のオブジェがあり、記念撮影する人達でごった返していましたね。
東京ドームの巨人対中日戦を見て来ました。入り口には、原辰徳監督の巨大オブジェが
あり、記念撮影するファンでごった返していましたよ
巨人軍の若きエース、菅野智之投手の「プロ入り初勝利の瞬間」を見ることが出来ました
菅野投手の「ヒーローインタビュー」も堂々としたものでしたね
菅野投手には、これから「日本を代表するエース」になってもらい、多くのファンに夢や希望
を与えてほしいですね
1年の浪人生活を経ての初勝利だけに、叔父である原辰徳監督も嬉しかったでしょうね
神宮球場のヤクルト対横浜戦では、ラミレス選手がホームランで「2000本安打」を達成し
ました。日本人の心を持ち、努力の人でもある彼の大ファンでして、巨人軍時代の彼の
レプリカユニフォームも持っていますよ(笑)
新年度の始まりですが、みなさまは如何お過ごしでしょうか。1月末に足の指を骨折し、長く「3Lサイズのサンダル」の御世話になっていましたが、最近、やっと「スニーカー」を履けるようになり、「靴を履ける有難味」を実感しています。ちなみに、私の靴のサイズは「幅広甲高の30㎝」でして、普通の靴屋さんには売っていません(笑)。いつも、五反田駅前のキングサイズ専門店「ビッグビー」で買うのですが、店内には、今までに来店したプロレスラーや格闘家のサイン色紙に混じって、私のサイン色紙も飾ってあります。色紙には「ビッグな料理研究家・小暮剛」とサインしてありますので、お近くの方は、話の種に立ち寄ってみて下さいね。
五反田のキングサイズ専門店「ビッグビー」には、御覧のように巨大な皮靴もありますよ(笑)
このお店には、有名なプロレスラーや格闘家も来店しており、写真やサイン色紙も飾って
あります
昨年11月に東京で開催された世界№1のレストランサービスマンを決めるコンテスト「ク―プ・ジョルジュ・バティスト」に見事優勝し、先日もNHK「プロフェッショナル・仕事の流儀」で多くの視聴者に感動を与えた「宮崎辰さん」の著書2冊を読ませて頂きました。コンテストに向けての大変な苦労やエピソードなど、その内容に引き込まれ、アッと言う間に読み終えましたが、彼は「辻調フランス校」の私の後輩でもあり、私自身、本当に誇らしく思いました。しかも、もっとビックリしたことは、この業界での「彼の育ての親」として紹介されていた「矢野智之さん」のことです。彼は、私のフランス校時代の親友で、「同じ釜の飯を食った仲間」なのですが、卒業してしばらく経ち、ずっと音信不通でした。宮崎さんの著書によれば、矢野さんも96年の「メートル・ド・セルヴィス杯」で優勝し、「日本一のサービスマン」の称号を与えられていたのです。まったく知りませんでしたね。この業界に長く携わることは、体力的にも精神的にも、本当にきつく大変なのですが、こうして辻調時代の後輩や仲間が、それぞれの職場で活躍していることを知ると、本当に嬉しいですね。これからも、彼らと共に「日本の飲食業界を盛り上げ」、「日本の食文化の発展に貢献出来るように」頑張ります。彼らともメールで、そう約束致しました。
宮崎辰さんの努力と苦労がヒシヒシと伝わり、アッと言う間に読
み終えました。私のフランス校時代の仲間であり、彼の育ての
親でもある矢野智之君のことも書かれており、嬉しかったですね
「良いサービスは空気のようなもの」と言いますが、「目にみえない
もの」だからこそ、価値があり、大切なんですね
みなさん、GW最終日は、如何お過ごしでしょうか。昭和36年5月6日生まれの私は、今日で52才になりました。フェースブックには、朝からたくさんの御祝いメッセージを頂きまして、本当に感謝、感激です!みなさん、有難う御座います。「誕生日」とは、私を産み育ててくれた「両親に感謝する日」でもあると思っています。これからも、出来る限りの親孝行をしたいと思いますが、それは何かと考えますと「自分がいつまでも健康で、幸せであると思えること」と「食の仕事で、みなさんに恩返しをして、喜んで頂くこと」だと思います。これからも、精一杯頑張りますので、宜しくお願い致します。今日の写真は、両親と写っているものが、生後2か月位、妹とのツーショットが2才半、近所の友達とのスリーショットが4才位です。ちなみに、近所の友達も同い年なのですが、縦にも横にも私が巨大なのが、お分かり頂けますでしょうか(^^ゞ小さい頃から、良く食べましたので、今の仕事は、やっぱり「天職」だったのですね。
私が生後2ヶ月位の写真ですが、母親の笑顔が印象的で、とても大好きな1枚です
生まれた時には「4キロ」ありましたので、抱っこするのも重くて大変
だったと思います
父親との写真です。 実家は、祖父母が墓石屋さんでしたが、父は
明治乳業のサラリーマンでした
2才下の妹とのツーショットです。地元の写真館での撮影に緊張気味でしたね
近所の友達との写真ですが、みな4才位で同い歳なのに、私だけ飛びぬけて大きいのが
お分かり頂けますか(笑)
5月5日に、東京ドームで、私が小さい頃から憧れていたスーパースター「長嶋茂雄さん」と、謙虚で芯のある人間性が大好きな「松井秀喜さん」の「国民栄誉賞授与式」がありました。私もドームに駆けつけ、その瞬間に居合わせたかったのですが、仕事がありましたので、テレビで見ていましたが、画面から伝わってくる「おふたりのオ―ラ」に超感動し、子供の頃に胸躍らせて後楽園球場に通い詰めた「ときめき」が40年ぶりに蘇ってきました。そのような訳で、昨日は、1日遅れになりましたが、受賞式の余韻が残る東京ドームを訪れ「おふたりの記念展示」を見て来ました。2時間半以上並び、やっと数々の写真やユニフォーム、記念トロフィーなど、貴重な品々を見せて頂きましたが、ひときわ輝いていたのが、国民栄誉賞授与式で、安倍晋三首相より贈られた「金のバット」でした。それには、首相自筆のおふたりの名前と日付が刻まれており、5日の授与式を思い返しながら、しばらく、その場を動くことが出来ませんでした。私は、長嶋さんや松井さんの現役時代を見ることが出来て幸せでした。おそらく、同じような気持ちのファンは多いと思います。私も、「小暮と同じ時代に生きていて良かった」と思って頂けるように「食の世界で」頑張りますので、よろしくお願い致します。
東京ドーム内では、こんな撮影サービスもあり、誕生日の記念
に撮影して頂きました(笑)
長嶋茂雄さん松井秀喜さんの「国民栄誉賞受賞記念展示」には、多くのファンが並びました
安倍晋三首相から、おふたりに贈られた「金のバット」の輝きは素晴らしかったですね
「金のバット」には、安倍首相自筆の、おふたりの名前と背番号が刻まれていました
グリップエンドには、国民栄誉賞受賞の日付と安倍首相の署名が刻まれていました
私も童心に帰り、「金のバット」の前で記念撮影させて頂いて、最高の思い出になりました
ドラフト会議直後に、長嶋さんが松井さんに交渉権獲得カ―ドと共に
贈った色紙です
長嶋さんのフォトギャラリーには、懐かしい写真がたくさんあり、とても感激しました
松井さんのフォトギャラリーにも、日米両国の思い出深い写真がたくさんありましたね
長嶋さんの直接打撃指導風景ですが、松井さんは何万回と振り込
んだそうです
ペナントレース優勝のパレードでも、日本中のジャイアンツファンを
熱狂させてくれました
5月5日に行われた国民栄誉賞授賞式の直後には、超豪華な始球式も行われました
長嶋さんは、真剣に打とうとしましたが、松井さんのボールは、少しはずれてしまいました
この始球式は、とても感動的で、一生忘れない素晴らしい思い出が増えました
5月は、バラのシーズンですよね。私もバラは大好きです。ウチの近所に、野球場ほどの広大な「谷津バラ園」がありまして、今から40年以上前は「京成・谷津遊園」という遊園地があった場所です。当時は遊覧用のヘリポートがあったり、埋め立て前には、潮干狩りも出来た「楽しい思い出の詰まった場所」なのですが、その「谷津バラ園」が、今一番の「バラの見ごろ」を迎えています。最近は、品種改良も進み、1枚の花びらに色の濃淡があったり、大小様々、紫色のバラまであるのには驚きました。園内には、プロ顔負けの一眼レフカメラを持って撮影を楽しんでいる方々もたくさんいました。私は、普段も、ウォーキングコースとして、谷津バラ園の脇を歩くのですが、この数週間のために、1年間、一生懸命に手入れをしていらっしゃる方々を見ていますので、その日々の努力がこうして実を結び、多くの方々に喜んで頂けるのは、本当に嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいになります。「バラ風味のアイスクリーム」も、美味しかったですね。
お近くの方は、是非「谷津バラ園」を訪れてみて下さいね。
ウチの近くにある広大な「谷津バラ園」のバラが、今一番の見頃を迎えています
かつては「京成・谷津遊園」という遊園地があった場所に「谷津バラ園」はあります
美しいバラを見ながら食べる「バラ風味のアイスクリーム」は、最高でしたよ!
みなさん、気持ちの良い5月ですが、如何お過ごしでしょうか?船橋にあります「コグレオリーブ農園」では、40本以上あるオリーブの木々と共に「レモンやオレンジ等の柑橘類」も、多数植えています。これは、13年前に初めて伺った、南イタリア・シシリアの名門オリーブ園のやり方を見習ったものなのですが、オリーブも柑橘類も、同じ5月頃に開花しますので、お互いの花粉を受粉しあい「よりフルーティーで美味しいオリーブの実」が出来るのです。
昔から戦争の舞台として翻弄されてきた歴史のあるシシリアでは、「明日、生きていられる保証は無かった」のです。しかし、前向きに「だったら、神様が下さった貴重な今日一日、この奇跡を、みんなで美味しいものを食べ、歌って踊って、感謝しながら、有難く楽しく過ごそうよ!明日は、分からないのだから・・・」という「決して生産効率主義ではない」シシリアのみなさんの「ハート」を知り、「シシリア産のオリーブオイルは本物だ!」と惚れ込みました(笑)。
この写真は、今朝撮影した「咲き始めたレモンの白い花と、開花寸前のオリーブ」です。美しいですよね。
「咲き始めたレモンの白い花と、開花寸前のオリーブ」です。美しく可憐ですよね
オリーブと柑橘類を近くに植えますと、同じ5月頃に開花しますので、お互いの花粉を受粉
しあい「よりフルーティーで美味しいオリーブの実」が出来るのです
先日、皇居前の帝国劇場で上演されている「レ・ミゼラブル」を観てきました。凄い迫力で、オーケストラの生演奏も素晴らしく、感動の連続でした。かつて、映画も3回観ていましたので、最初は、そのストーリーを頭に思い浮かべながら観ていたのですが、舞台のテンポが、あまりにも速く、段々、頭の整理が追いつかなくなってきましたので(笑)、細かいストーリーは度外視して「舞台空間の迫力・空気」だけを楽しみました。上演時間は、途中の休憩を挟み、3時間弱とロングランでしたが、すべてのシーンに魅了され、アッと言う間にフィナーレになった感じです。帝劇は、7月10日まで。8月は、福岡・博多座、9月は、大阪・フェスティバルホール、10月は、名古屋・中日劇場で上演されますので、お近くの方は、是非、御覧下さいね。超!お勧めですよ。
皇居前の帝劇で上演されているミュージカル「レ・ミゼラブル」を観てきました
映画も3回観ていますが、「舞台の迫力、オーケストラの生演奏」は
素晴らしかったです
「キャストは複数制」ですので、出演者は、その日によって多少異なります
「本日の出演者のボード」を、記念に撮影するファンも多かったですね
多くのファンの「感動のメッセージ」が書かれているボードには、ハングル語もありました
「レ・ミゼラブル」のプログラムや御土産品を売るコーナーも大人気でしたね
ジャンバルジャンの囚人番号「24653」が書かれたTシャツもありました
みなさん、今日から6月ですね。関東地方が梅雨入りしたことを忘れてしまうくらい穏やかに晴れ渡った船橋より、おはようございます。昨晩は、地元、幕張メッセ近くにあるQVCマリンスタジアムで開催された「プロ野球交流戦・ロッテ対巨人戦」を観てきました。試合は、巨人のホールトン投手が打たれ、惜敗しましたが、球場外では、色々な食べ物屋さんの屋台が出ていたり、大規模な打ち上げ花火もあったりして、「もう、夏本番!」と錯覚してしまうような、楽しい雰囲気でした。ロッテのファンサービスは「いつも素晴らしいな」と感心しています。
幕張メッセ近くのQVCマリンスタジアムで「セ・パ交流戦、ロッテ対巨人」が開催されました
球場外では、たくさんの食べ物屋さんの屋台が並び、華やで楽しそうな雰囲気でしたね
試合前のジャイアンツ練習風景です。阿部選手は、DH(指名
打者)で4番でした
屋根の無い開放的なスタジアム、しかもネット裏での観戦は、ビールが美味しく最高でした
5回終了後に「打ち上げ花火」が上がり、客席のボルテージは、かなりアップしていました
「梅雨入り」を忘れてしまうような好天気で、「夏本番か!」と錯覚して
しまいそうでした(笑)
「打ち上げ花火のフィナーレ」は、かなり大規模な演出で迫力があり
感動しましたね
梅雨空が広がる関東地方ですが、みなさんは、御元気でしょうか?昨晩は、天草で大変に御世話になっている、観光協会副会長のストロング永田さんの御紹介で、飯田橋にある、ザ・グレートカブキさんの居酒屋「かぶき・うぃず・ふぁみりー」さんにお伺いしました。店内には、プロレスの歴史を実感出来る写真やフィギアがたくさん並び、カブキさん自らキッチンで料理されていて「プロレス小僧」だった私にとりまして、夢のような空間でした。しかも、現役レスラーの吉江豊選手や、プロレスのことなら、何でも知っている、美味しいパンで有名な「御影アルティザン」社長のニ井一憲さんとも同席させて頂き、カブキさんを交えて熱く展開された「プロレストーク」は、ファンなら絶対に聴きたい内容で、感激、感動の連続でした。やっぱり「昭和のプロレスは最高!」ですね。
料理は、すべて美味しかったですが、特に「カブキスペシャル・カレーちゃんこ」は、毎日でも食べたくなる美味しさでした。是非、「オリーブオイルを使ったカブキスペシャルメニュー」を開発させて頂きたいですね。
帰り際には、カブキさんから「スタン・ハンセンの現役時代の帽子」をかぶせて頂き、気絶しそうでした(笑)。みなさん、楽しい時間を有難う御座いました。
プロレスファンの憧れ、ザ・グレートカブキさんの居酒屋さんは、JR
飯田橋駅近くにあります
メニューは、「素朴で美味しいものばかり」でした
人気の「カブキ・ハイボール」を、カブキさんに持って頂きました
店内は、いつも「プロレスファン」で賑わっており、予約した方がいいですね
壁には、「プロレスの歴史」が分かる貴重な写真が、たくさん飾ってあります
カブキさんとの「プロレス談義」は、ファンには堪らない「感動秘話」ばかりでした
現役人気レスラーの「吉江豊選手」も、同席して下さいましたが、ふたりで良く飲みました
いつも御世話になっている、天草観光協会副会長の「ストロング永田」さんです
関西を代表する美味しいパンで有名な「御影アルティザン」社長のニ井一憲さんは、プロ
レスのことなら、何でも知っています
カブキさんから、「スタンハンセンさんの現役時代の帽子」をかぶらせてもらいました
カブキさんが作る「カレーちゃんこ」は、風味豊かで、本当に美味しかったです!
6月上旬の天草市滞在中には、ちょうど、西の久保公園で「花菖蒲祭り」が開催されていましたので、私も、早速、伺いましたが、満開の花菖蒲の素晴らしさに感激致しました。
会場を入ってすぐに大きな池があるのですが、そこに浮かぶ水草が、一面に淡い紫色の花を咲かせており、それが、まるでフカフカのじゅうたんのようでしたし、奥の方に広がる花菖蒲も、色々な色合いがあって、本当に見事でした。
遊歩道の入り口には、顔なじみの飲食店さんが、多数、出店していて、世間話にも花が咲きましたね(笑)。お昼時に伺いましたので、私がアドバイスさせて頂いている太巻き寿司の「うまかやさん」で「ゆず胡椒オリーブ風味の太巻き」を買い、有明名物「巨大たこ焼き」も買って頂きましたが、豊かな自然に包まれた公園の中で、花菖蒲を見ながら食べるのは「最高!」でしたよ。
6月上旬の天草市内・西の久保公園で、「花菖蒲祭り」が開催されていました
奥行きの広い公園内では、「25万本の花菖蒲」が、色取り取りに美しく咲いていました
公園入り口付近の池には、「薄紫色の花を咲かせた水草」が、たくさん浮かんでいました
奥まで続く遊歩道の途中で、「見事に咲く花菖蒲」をバックに、記念撮影致しました
「花菖蒲」には、こんなにも、色々な種類があることを初めて知り
とても感激致しました
私がアドバイスさせて頂いている「うまかやさん」の「ゆず胡椒オリーブ風味の太巻き」を
頂きました。「本当に美味しいですよ!」
有明名物「巨大たこ焼き」も、評判が良く、私も買って食べました
私は、出汁に浸して食べる「明石焼き風」を頂きましたが、とても食べ応えがありますね(笑)
昨日(6月30日)は、閑静な六本木の高台にあります「スウェーデン大使館」で開催された「バーベキューを楽しむ会」に、ゲストとして参加させて頂きました。
いつもは、仕事として「作る方」ですので、このような御食事会は、とても新鮮で、嬉しいですね(笑)。心地よい風が通り、開放感もあって、緑豊かな中庭でのバーベキューは、とても美味しく、「もう、最高!」でした。
バーベキューも終わり、お腹も満たされた頃に、領事であるマリアン・ビュールンドさんのお嬢さん、ルイーズさんが、スウェーデンの伝統楽器「ニッケルハルパ」で軽快な音楽を演奏して下さり、それに合わせて、全参加者が、輪になってユニークな「スウェーデン風フォークダンスを踊る」というサプライズ企画までありました。マリアンさんが、まず、見本を見せてくれるのですが、象や鶏などの動物を真似たり、掃除をするジェスチャーをしたりと、その仕草が、とても面白くて、ついつい夢中になってしまいました(笑)。
最初のバーベキューから、最後のフォークダンスまで、みなさん、大満足の笑顔で、とても素晴らしいパーティーでしたね。主催者のみなさん、本当に、素敵な時間を有難う御座いました。
スウェーデンには、まだ行ったことがありませんので、是非、チャンスをみつけて伺いたいなと思います。
六本木の閑静な高台にある「スウェーデン大使館」で、「バーベキューを楽しむ会」が開催
され、私も、ゲストとしてお伺いしました
緑豊かで素敵な中庭が会場でしたが、特に進行係が挨拶するわけでもなく、自然発生的に
パーティーはスタートしました
バーベキューは、スウェーデン料理レストラン「リラ・ダラナ」さんのケータリングでしたが
下味もしっかりしていて、焼き加減も良く、とても美味しかったです
この「ピクルス」は、酸味がとてもまろやかで、野菜それぞれの歯応えも良く、とても美味し
かったですね
領事のお嬢さん、ルイーズさんが、スウェーデンの伝統楽器「ニッケルハルパ」を演奏して
くれました。ピアノの鍵盤のようなものが付いており、とても精密な作りに感動しました
領事のマリアン・ビュールンドさんが、ユニークな振り付けで踊り
の手本を見せてくれ、それを全員が輪になって繰り返すのです
が、あまりにも面白くて、大盛り上がりでしたね(笑)
マリアンさん、ルイーズさんと一緒に記念撮影させて頂きました
とても楽しい時間を有難う御座いました!
毎日、猛暑が続きますね。こう暑いと「自宅で静かに読書」という方も多いのではないでしょうか。
今日は、最近読んだ本で、とても感銘を受けた物を御紹介させて頂きます。韓国人ミュージシャン・Kさんの「幸せを数える」(幻冬舎)なのですが、彼が2年間の苛酷な兵役生活の中で気付いた「いかに、普通の生活が幸せにみちているか」が、リアルに書かれていて、とても引き込まれました。例えば、「寒い時に、ポケットに手を入れられること」、「毎日、歯をみがき、顔を洗えること」、「行きたいと時に、清潔なトイレに行けること」、「携帯電話が、自由に使えること」、「温かい御飯が食べられること」・・・等々。
この本を読んだら、日常のあらゆることに「感謝の気持ち」を持たずにはいられなくなります。是非、みなさんも読んでみて下さいね。
みなさん、朝晩には、秋の虫の大合唱が聞こえる船橋より、おはようございます。
船橋にあります「コグレオリーブ農園」のオリーブの実も、8月下旬になって、かなり大きくなってきました。まだ、オイルを搾れるだけの量はありませんので、もうしばらくしたら、塩漬けにして、実を頂こうと思っていますが、今年は、どんな味わいになっているのか、とても楽しみです。
是非、みなさんも、あまり手のかからないオリーブの木を植えてみませんか。生命力に溢れ、日々、成長していくオリーブの木を眺めるのは、なかなか良いものですよ。
8月も後半になり、「コグレオリーブ農園」のオリーブの実も、かなり大きくなってきました
秋には、収穫して、塩漬けにし、オリーブの実の美味しさを楽しみたいと思っています
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