BSジャパンのドキュメンタリー「運命の日」の撮影でお世話になった、阿蘇の素晴らしい生産者のみなさんを御紹介させて頂きます。
まずは、崩落した阿蘇大橋のすぐ近く「東海大学・畜産学部」にお伺い致しました。
学生さん達は、安全性が確認出来るまで避難せざるを得ない状況の中、キャンパス内の広大な草原で「あか牛」を放牧飼育されている「服部法文先生」に、興味深いお話を、色々と、お聴きしました。
本当に、健康的で、毛並みも美しい「あか牛」でした。
トマト農家の「村上勝寛さん」も、一生懸命に頑張っていらっしゃいました。
酸味と旨味のバランスが良く「阿蘇大麦カレーに合うトマトだ!」と、すぐに直感致しました。
「井正恵さん」のジャンボニンニクも、強烈なインパクトでした。
旨味とまろやかさがあり、カレール―のベースと、具の野菜のひとつとして、二通りの使い方をさせて頂きました。
その他にも「阿蘇地キュウリ」「らっきょ」「人参」「地豆」「大根」「丸麦(大麦)」等を、具の野菜として使わせて頂きました。
仕込みの御手伝いは「熊本県立大学・食健康科学科」のみなさんでしたが、本当に手際が良くて、感心致しました。
同大学で、マーケティングを学んでいらっしゃるみなさんとは「阿蘇大麦カレーのイメージ」のお話もさせて頂き、斬新なアイディアも多く出て、かなり盛り上がりました。
「今回の撮影で感じたこと」それは「人と人の繋がり、絆の大切さ」です。
私も、大好きな熊本のみなさんとの御縁を大切に、微力ながら「復興の御手伝い」を末長くさせて頂きますので、宜しくお願い致します。