折れた桜の枝から「日本人が桜を愛する理由」がよく分かりました

みなさん、今日から4月、船橋の自宅周辺も「桜が見頃の季節」になりました。
ウチの近所の空き地に「大きな桜の木」が3本あります。毎年、素晴らしい花を咲かせてくれるのですが、今年2月の大雪で、そのうちの1本が、太い枝から折れてしまいました。今年は、もう咲かないだろうと諦めていましたら、なんと、折れた枝の先から、白く可憐な花が咲き始めたのです。
「少しでも可能性があれば、必死で命をつなぎ、美しい花を咲かせようとする桜の木」に、ものすごく感動しています。この光景から「日本人が桜を愛する理由」がよく分かりました。与えられた環境に、いつも「感謝の気持ち」を持ち、これからも、桜のように精一杯生きたいものですね。

001

002

世界95ヶ国の想い出が詰まっている「パスポート」を更新しました

みなさん、気温も上がり、確実に「春の気配」を感じる船橋より、おはようございます。
昨日は、千葉市内の旅券事務所に伺い、先週、更新手続きをして出来た「新しいパスポート」を頂いて来ました。古い10年パスポートをめくり返してみますと「様々な想い出」が蘇ってきます。何しろ、訪れた世界の国々は、95ヶ国。もちろん、何度も伺っている国もありますから、最初の4年間でスタンプを押すページが無くなり、5千円を支払ってページを増やしたこともあります。なので、私の古いパスポートは「ふつうの物の約2倍の厚さ」があります(笑)。
最初の写真、左が新しいパスポートで、右が、穴のあいた古いパスポートなのですが、中央の厚紙のようなのも、じつは「渡航一回限り有効なパスポート」なのです。今でも忘れません、10年前にフィレンツェ駅近くのレストランで食事中に隣の椅子に置いておいた「パスポートを含め、貴重品すべての入ったカバン」が、30分も経たないうちに「置き引き」に遭ってしまい、慌ててローマの日本領事館に行き、3日後の帰国用に作って頂いたのです。この「厚紙パスポート」は、本当に扱いが大変で、ローマでの出国時も、成田での入国時も「別室」に通され、かなり「拘束(笑)」されました。その後すぐに作ったのが、この古いパスポートですので、この「発行年月日」を見れば「私が置き引きに遭った日」がすぐに分かります(笑)。この経験から、海外では、食事中も貴重品バックを膝に抱えて、離さなくなりました。これから海外に行かれるみなさんも、どうぞ「貴重品の管理」に気を付けて下さいね。
これからの10年間「新しいパスポート」で、どんなドラマが生まれるのか楽しみです。

左が新しいパスポート、右が古いパスポート、そして中央が帰国一回用の特別パスポートです

左が「新しいパスポート」、右が「想い出いっぱいの古いパスポート」、そして中央が帰国1回分「緊急用の特別 パスポート」です

002

005

003

004

東京ドームで開催された「ローリングストーンズ」のライブは、素晴らしかったです

みなさん、緩やかな日差しに「春の訪れ」を感じる船橋より、おはようございます。
3月4日に東京ドームで開催された「ローリングストーンズ」のライブを見てきました。じつは「ローリングストーンズ」のことは、ほとんど知らないのですが、「ライブが凄い人気だ!」ということを、メディアや色々な方から聞き、「その秘密」を知りたくなって、急遽、チケットを手配致しました。
せっかくですから「グッズ」も入手しようと、開場時間の遥か前、13時過ぎには、ドーム前広場に到着したのですが、すでに売店の前には、300m以上の太い行列が出来ていて「もうビックリ!」でした。おかげで、購買意欲が掻き立てられ、しかも衣類は「アメリカサイズ」で着れそうでしたので、思わず嬉しくなって、4万円分以上「おとな買い」してしまいました(笑)。ドーム近くの本屋さんでも「ローリングストーンズコーナー」が大きく設けられており「おまけのクリアファイル」欲しさに、こちらでも、数冊の本を購入しました。もう、カバンは「自分への御土産品」でパンパンでしたが、「ひと仕事終えた充実感」を胸に、いざ会場内に入りました。
野球の試合では、よく訪れる「東京ドーム」ですが、本当に「超満員」で「1席の空きも無い」のを見るのは初めてでした。ボーカルの「ミック・ジャガー」さんは、70歳だと聞いていましたが、その軽やかなステップやしぐさ、歌唱力の凄さに感動致しました。何しろ、2時間の間に、ノンストップで、20曲を歌い続け、終盤に入っても、大きく長いステージ上を走り回るパワーに圧倒されました。本当に見に行って良かったですし、私も「ローリングストーンズ」のみなさんを目標に「生涯現役」で頑張りたいと思いました。
3月6日の最終公演も行きたくなりましたが、さすがに、チケットは完売でしたから、「CD」をたくさん聴いて「本物のファン」になりたいと思いました(笑)。

0ストーンズ02

0ストーンズ03

0ストーンズ05

0ストーンズ04

0ストーンズ06

0ストーンズ07-2

0ストーンズ080ストーンズ09

0ストーンズ100ストーンズ10-2

0ストーンズ11

0ストーンズ12

0ストーンズ13

0ストーンズ16

0ストーンズ17

0ストーンズ190ストーンズ13-2

0ストーンズ14

 

 

 

春爛漫「東京スカイツリー」近くの河津桜が満開でした

みなさん、穏やかな快晴の船橋より、おはようございます。
昨日は、仕事で「東京スカイツリー」の近くに行きました。たくさんの観光客のみなさんが、色々な角度からカメラを向けていましたが、特に、満開の「河津桜」付近が、人気撮影スポットでした。みなさんも、春の訪れを満喫しながら、素敵な時間をお過ごし下さいね。

東京スカイツリー近くの河津桜が満開でした

すっかり春らしくなってきた「東京スカイツリー近くの河津桜」が満開で
した。

私の母校「辻調・国立校」で開催された「卒業料理展」は素晴らしかったです

みなさん、3月だというのに、今朝も寒さ厳しい船橋より、おはようございます。
今月2日に、私の母校・辻調理師専門学校の国立校で開催された卒業料理展「国立祭・食のミュージアム2014」に行って来ました。まず、入口でお出迎えして下さる先生方を見渡したのですが、私が知らない後輩の先生ばかりで、一瞬「寂しさ」を感じました(笑)。しかし、考えてみますと、私が「大阪あべの校」を卒業してから30年、フランス校を卒業して29年も経っているわけですから、「先生方の世代交代」も当たり前なんですよね。
キッチンに入らせて頂きますと、そこは「本場の一流レストラン」のような活気に満ち溢れており、生徒さん達の一生懸命に頑張っている姿に感激致しました。先着順で試食や購入も出来るのですが、オープンの10時にお伺いしたにも関わらず、すべてチケットは完売、あいにくの雨にも関わらずに、どこも長蛇の列で大人気でした。確実に、私の頃より、レベルアップしていましたね。
私は「自分が辻調OBであること」を、改めて誇りに思いましたし、これからも、御世話になった学校や後輩達に、何らかの形で「恩返し」して行きたいと「初心に戻れた貴重な一日」でした。「コンピトゥム(辻調OB会)」のみなさん、宜しくお願い致します。

0国立01

0国立02

0国立03

0国立03-2

0国立05

0国立04

0国立07

0国立080国立09

0国立10

032

003

004

「曲がった小さなキュウリ」とオリーブオイルの相性は抜群ですよ

みなさん、快晴ながら底冷えのする船橋より、おはようございます。
先月の大雪の影響で、野菜の値段が高騰していますよね。そのためか分かりませんが、近所のスーパーでは、今までだったら流通されることの無かった「曲がった小さなきゅうり」が、安く、たくさん売られていました。私も、早速購入し、天然塩とEXVオリーブオイルをかけて、かじってみましたが、とても美味しくて感激致しました。みなさんも「美味しければ、形、大きさが不揃いの野菜や果物だって大歓迎!」ですよね。是非、みなさんも御一緒に、自然の摂理の中で頑張っていらっしゃる農家の方々を応援して下さいね。

001

002

003

004

天草市五和町「芹生の杜」さんで食材も自前「究極の御昼御飯」を頂きました

  1. みなさん、凛とした早朝の空気が心地よい船橋より、おはようございます。
    先日の天草市滞在中には、4年前に初めてお伺いして「手作りのゆず胡椒」の色、香り、美味しさに感動した五和町の加工グルーブ「芹生の杜」さんにお伺いし、「想い出の御昼御飯」を頂きました。心のこもった手作りの素朴な郷土料理の数々は、どれもしみじみと美味しく、素材もすべて自前だとか。これって「究極のお持て成し」ですよね。
    具だくさんの「だご汁」には、もちろん香り高き「ゆず胡椒」を入れさせて頂きましたし、地元産の「完全天日干し天然塩」をつけて食べる「野菜の天麩羅」も最高でした。漬け立ての「らっきょう」や、大きな「干し柿(芹生柿)」、「夏みかんの皮のシロップ煮&ママレード」まで頂きまして、「もう大満足!」でした。「いつものオリーブオイル?」御料理が美味し過ぎて、出すのを忘れました(笑)。
    天草市五和町の芹生の杜」さんで、食材もすべて自前の美味しい「郷土料理」の数々を頂きました。これって最高の贅沢ですよね!

    天草市五和町の「芹生の杜」さんで、食材もすべて自前の美味しい「郷土料理」を頂きました。これって最高の贅沢ですよね!

     

    0芹生の杜02

    0芹生の杜03

    0芹生の杜04

    0芹生の杜05

    0芹生の杜06

    0芹生の杜07

    0芹生の杜10

    IMG_4617

    IMG_4618

    0芹生の杜08

    0芹生の杜09

    0芹生の杜11

    IMG_45980芹生の杜12

「道徳と特別活動・2014年3月号」(文渓堂)に「今、君たちに伝えたいこと <天職>」と題したエッセイを掲載して頂きました

みなさん、まだまだ寒さ厳しい週末ですが、如何お過ごしでしょうか?
この度、小学校の道徳の授業で先生方が使用する道徳副読本「道徳と特別活動・2014年3月号」に、「今、君たちに伝えたいこと<天職>」と題したエッセイを掲載して頂きました。全文を御紹介させて頂きますので、読んで頂けたら有難いです。
————————————————————————————————————————————–

私は、生まれた時から大きくて、母乳もすぐに飲み干し、野菜がたっぷり入った離乳食も、本当に良く食べたそうです。幼稚園に入る頃には、同い年の誰よりも頭一つ分以上、縦横共に大きくて、制服等は「特注するのが当たり前」でした。とにかく、小さい頃から良く食べましたので、小学校に入る頃には「超肥満児」でして、運動神経が鈍く、体育の授業や運動会が大嫌いでした。走れば、いつもビリですし、跳び箱は怖くて飛べない、逆上がりも重くて出来ない・・・。今、思い出すだけでも、本当に辛く恥ずかしい思い出ばかりが蘇ります。当然、女の子にもモテませんし、コンプレックスの塊でした。
そんな私が大好きだったのが、「給食」と「図画工作の時間」でした。給食では、私が高学年になった頃から脱脂粉乳に代り「牛乳」が毎日出たのですが、中には、飲めなくて困っている友達も何人かいました。そんな時には、私が代りに飲んであげたり、食の細い友達の分を食べてあげたりして「感謝される醍醐味」を子供ながらに味わっていました。
「図画工作」につきましては、私の祖父が、左利きで、腕の良い墓石職人だったそうなのですが、どうやら、隔世遺伝で、私も左利きです。絵を描いたり、彫刻を掘ったりするのが大好きで、何度も、コンクールで入賞していました。
そんな私の小学生時代ですが、「人生を左右する出来事」が、今から40年以上前の5年生の時にあったのです。それは、今でもはっきりと覚えていますが、一番最初の「家庭科の調理実習」で「目玉焼き」を作り、たまたま上手に出来て、クラス全員の前で先生に褒められたのです。「はい、みんな!小暮君の目玉焼きを見本にするのよ!」その瞬間、全身に鳥肌が立つ程感激したのを忘れません。おそらく、みんなの前で褒められたのは「人生初」だったものですから、あまりにも嬉しくて「よし!ボクは、一流のコックさんになって、みんなに美味しい物を食べさせてあげるんだ!」と、固く決心してしまいました(笑)。その時の嬉しさと感動を胸に頑張り続けて、ここまで来ましたので、「子供達には、良いところを徹底的に褒めて、才能を伸ばしてあげることが大切なのだ」と、つくづく思いますね。
私は、自分が好きなことを仕事に出来て、本当に幸せ者だと思います。まさしく、家庭科の授業で褒められて「天職」に巡り合えたのですね。これからの日本を担う大切な財産である子供達には、心から楽しいと思える仕事、自分にしか出来ない仕事である「天職」に就けるように応援してあげたいものです。
最近、全国の小学校に伺い、「キャリア教育授業」をさせて頂く機会が増えてきました。詳しくは、私のオフィシャルホームページ(http://www.kogure-t.jp/)を御覧頂きたいと思いますが、子供達を前にして、心配に思うことがあります。それは、簡単に言ってしまえば「食の乱れ」なのですが、我々人間は、自然の摂理の中で「命ある物を頂き、命を繋いで来た」はずなのに、「工業製品化している命の無い食べ物、飲み物」が世の中に氾濫し、それを本物と思って口にしている現状です。アトピーやアレルギーをはじめ、西洋医学の常識では太刀打ちできない病気も増えていますが、私が子供の頃には、アトピーという言葉さえありませんでした。これは、どう見ても「便利な食」の影響を避けて考えることは出来ないと思います。いくら天職に巡り合えても、体が健康でなければ、前向きな発想も出来ませんし、行動を起こすことも難しくなります。どうか、御父兄を含め、子供達には、もっと「食の大切さ」を知ってほしいと思います。私は、国内外を問わず、大手食品メーカーから学校給食、病院食に至るまで、あらゆるところでメニュー開発や調理指導の経験がありますので、具体的に分かり易く「子供達の健やかな成長のために知っておきたい食の大切なこと」を、たくさんお話し出来ると思います。是非、みなさまの学校にもお伺いして、講演させて頂ける機会があれば嬉しいです。

001 - コピー

004

002