みなさん、気温も上がり、確実に「春の気配」を感じる船橋より、おはようございます。
昨日は、千葉市内の旅券事務所に伺い、先週、更新手続きをして出来た「新しいパスポート」を頂いて来ました。古い10年パスポートをめくり返してみますと「様々な想い出」が蘇ってきます。何しろ、訪れた世界の国々は、95ヶ国。もちろん、何度も伺っている国もありますから、最初の4年間でスタンプを押すページが無くなり、5千円を支払ってページを増やしたこともあります。なので、私の古いパスポートは「ふつうの物の約2倍の厚さ」があります(笑)。
最初の写真、左が新しいパスポートで、右が、穴のあいた古いパスポートなのですが、中央の厚紙のようなのも、じつは「渡航一回限り有効なパスポート」なのです。今でも忘れません、10年前にフィレンツェ駅近くのレストランで食事中に隣の椅子に置いておいた「パスポートを含め、貴重品すべての入ったカバン」が、30分も経たないうちに「置き引き」に遭ってしまい、慌ててローマの日本領事館に行き、3日後の帰国用に作って頂いたのです。この「厚紙パスポート」は、本当に扱いが大変で、ローマでの出国時も、成田での入国時も「別室」に通され、かなり「拘束(笑)」されました。その後すぐに作ったのが、この古いパスポートですので、この「発行年月日」を見れば「私が置き引きに遭った日」がすぐに分かります(笑)。この経験から、海外では、食事中も貴重品バックを膝に抱えて、離さなくなりました。これから海外に行かれるみなさんも、どうぞ「貴重品の管理」に気を付けて下さいね。
これからの10年間「新しいパスポート」で、どんなドラマが生まれるのか楽しみです。
左が「新しいパスポート」、右が「想い出いっぱいの古いパスポート」、そして中央が帰国1回分「緊急用の特別 パスポート」です