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北海道白老町には「アイヌ先住民族の方々の精神に基ずく自然と共存した素晴らしい伝統的食文化」が、たくさん残されています(6)

1月下旬に、北海道白老町にお伺いし「白老の食材で地域活性化」をテーマに講演させて頂きました。
講演会の直前に「この近くに、試行錯誤しながら、ものすごく頑張っている若手の農家さんがいるんですよ!」との情報を聴きつけ、リハーサルもそこそこに、彼の畑に直行させて頂きました。
彼の名前は「鍋田和希」君と言いますが、熊本県で農業を学び、火山灰地というハンディの中で、じっくり「土作り」から始めて、今では「見事な有機野菜」を、少しずつ作れるようになりました。
今回は「肉厚で美味しいホウレン草」を味見させて頂きましたが、本当に美味しくて、急遽、講演会の中で、その美味しい食べ方を紹介させて頂くことにしました。
サッと水洗いしたホウレン草に天然塩を振り、上質なEXVオリーブオイルをかけるだけなのですが、これが「もう、最高!」でした。
100名様以上の方々に御来場頂きましたので「これは、彼を知って頂く絶好のチャンスだ!」と思い、鍋田君にもマイクを向けて挨拶して頂きましたが、とてもしっかり芯が通っていて、会場のみなさんからは、拍手が沸き起こりました。
「白老の伝統的食文化」をしっかり理解している若手農家さんが、少しずつ育っていることは、とても素晴らしいですね。
私も、応援させて頂きます。「鍋田君、頑張って下さいね!」

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