海外出張日誌 > 西アジア

インド:インドのトップシェフに「EXVオリーブオイルとインド料理の相性の良さ&その使い方」を伝授しました編

2014年10月に、インドの首都デリーにお伺いし、富裕者層向けの会員制レストラン「The Palms」を会場にして、インド・トップシェフのみなさんに「EXVオリーブオイルとインド料理の相性の良さ&その使い方」を伝授させて頂きました。
彼らは「インド料理とオリーブオイルの相性の、あまりの良さ」に、とてもビックリしていましたが、一番感動していたのが「EXVオリーブオイルと醤油だけで作った野菜炒め」でした。
「シンプルに野菜の美味しさが引き出されている理由」を問われましたので、「それこそがオリーブオイルマジックなのですよ!」と答えましたら、シェフのみなさん、笑顔で納得の表情でした。
これから、インドでも、「EXVオリーブオイルの伝道師」として、その素晴らしさをお伝え出来たら嬉しいです。

インド:デリーの庶民向け市場「イナ・マーケット」は凄い迫力でした編

「イナ・マーケット」入口付近の
果物屋さんです
ローカルな雰囲気の店先に、
ワクワクしてきました
調味料屋さんの棚には、
ギッシリと商品が並べられていました
オリーブオイルも品数豊富に揃っていました
スパイスの専門店には、
私の知らないスパイスもありました
スパイス専門店の脇では、
スパイスを石臼で挽いていました
ケーキ屋さんもありましたが、
日本の40年以上前のケーキのようでした
屋台で売っていた「タンドリーチキン」は、
すごく美味しそうでした
マーケットの奥には、
魚屋さんが、並んでいました
魚の並べ方が、インドらしいですね。
中には、氷も敷いてないお店もありました
肉屋さんも、かなり強烈な雰囲気でしたね 宗教上の理由で
「ラム肉」が多く売られていました
布屋さんも、独特な雰囲気でしたね 歴史を感じる庶民の
市場「イナ・マーケット」の外観です

9月中旬のインド・デリー滞在中には、庶民向け市場「イナ・マーケット」にも行って来ました。 私は、世界95ヶ国を訪れていますので、大抵のことでは驚きませんが、こちらのマーケットは、色々な意味で、凄い迫力でした。多分、インド好きな人にとっては、インド人の生き様をリアルに体感することが出来て、ハマってしまうこと請け合いですが、そうでない人にとっては、目を覆いたくなるような場所なのかもしれませんね。「私は?」と言えば、もちろん、ハマってしまいました(笑)。この市場を隅から隅へ、くまなく歩いていますと、強烈な臭いの中で「人が命を頂いて、命を繋いでいることの意味」を、肌を通して実感することが出来ます。 写真も、たくさん撮ったのですが、今回は、あまり刺激が強くない物だけを御紹介させて頂きます。これらの写真から、「インド人の逞しさ」を感じ取って頂けたら嬉しいです。

インド:デリーの富裕者層向け伝統的マーケット「カーン・マーケット」はオシャレでした編

オリーブオイルの専門店がありました イタリア、スペイン産を中心に、
様々なオリーブオイルが有りました
フルーツの専門店です 乳製品の専門店です
世界中の
フルーツが揃っています
乳製品も、
フランス産の上質な物が揃っていました
花屋さんもありました 可愛らしい花束が並んでいました
オシャレなカジュアルレストランもありました チョコレートの専門店までありました
 
宝飾店やブティックも並んでおり、
オシャレな人達が買い物を楽しんでいました
 

みなさん、さわやかな快晴の船橋より、おはようございます。先月中旬のインド滞在中には、デリー市内の様々なマーケットを視察しました。今日は、その中から、富裕者層向けの伝統的なマーケット「カーン・マーケット」を御紹介させて頂きます。まずは、「オリーブオイルの専門店」ですが、イタリア、スペイン産を中心に、様々なEXVオリーブオイルがあり、嬉しくなってきました。「フルーツ専門店」には、世界中の高級フルーツが揃っていましたし、「乳製品専門店」では、フランス産・有名メーカーのバターやチーズも豊富でした。「花屋」さんには、贈答用の可愛らしい花束が並んでいましたし、オシャレな「カジュアルレストラン」、「チョコレートの専門店」もありました。「宝飾店」や「ブティック」も何店舗かあって、素敵に着飾った人達が、楽しそうにショッピングを楽しんでいるのが印象的でしたね。

アルメニア:郊外のローカルレストランで「伝統的なアルメニア料理」を作らせて頂きました編

アルメニア郊外のローカルレストランで、
シェフとオーナー氏です
キッチンスタッフのみなさんは、
とてもフレンドリーで良かったです
大きな布袋に入った
「自家製ヨーグルト」は、
デザートや料理に使います
「ヨーグルト」は、
とても濃厚で、
上質なクリームチーズのようでした
「ポテトのオープン焼き」にも、
オリーブオイルが良い相性でしたね
「テーブルオリーブの実」も、
アルメニアでは前菜として人気があります
上質なチキンやポーク、
野菜類を「炭火でグリル」すると
美味しいですよ
肉類は、
「オリーブオイルでマリネ」しておくと、
美味しさがアップします
グリル担当のみなさんとも、
すぐに親しくなり、
記念撮影させて頂きました
「地粉で作ったパン」は、
とても風味が良くて、
しっとり美味しかったですよ
キッチンスタッフの女性達は、
サービスも兼任でよく働き、
大忙しでしたね
冷えた「地ビール」も、
コクと旨味があり、
アルメニア料理に合っていました
「地元産野菜中心の前菜」は、
オリーブオイルとの相性が抜群で良かったです
「アルメニア風の雑炊」にも、
仕上げにオリーブオイルをかけて食べました
オリーブオイルでマリネした
「ポークのグリル」は、
香ばしくて最高でしたよ
「トルマ」という
「挽肉のブドウの葉包み」も、
地元で人気の逸品でしたね
「自家製バニラアイスクリーム」は、
ものすごく濃厚で
美味しかったですよ
地元産のスイートな
「ザクロ酒」は、ボトルもユニークで、
食後酒に最適です

2012年6月上旬に、旧ソ連・ヨーロッパ部分の最南端に位置する、コーカサス地方「アルメニア」を訪れ、「伝統的食文化」の取材をして来ました。
首都エレバン郊外のローカルレストランでは、現地で人気の「伝統的なアルメニア料理」にオリーブオイルのアレンジを加えた料理を作らせて頂きまして、それが、思った以上に大好評で、嬉しかったです(笑)。
特に、和食も大好きというシェフとオーナー氏は、私の作る料理のすべてに興味津々で帰り際には「是非とも、期間限定でもOKなので、今後もこのレストランで指導して欲しい!」という大変に有難いオファーを頂きました。
アルメニアを含めたコーカサス地方は、自然の恵みも豊かですし、まだまだ食文化の面で、発展してゆく余地は十分にありますので、タイミングをみて、また伺いたいと思いました。

アルメニア:ガルニ村の農家レストランで伝統的なパン「ラバッシュ」を作らせて頂きました編

アルメニアの伝統的なパン
「ラバッシュ」の
生地を延ばしているところです
「窯の内側に貼り付けて焼く」という
原始的な方法がとても新鮮でした
焼き上がった「ラバッシュ」は、
とても香ばしくて美味しかったですよ
レストランの支配人氏と一緒に
「ポークの串焼き」を焼かせて頂きました
スパイシーポテトを添えた
「ケパブ」は、
現地のみなさんも大好きです
大きな網に挟んで
「セバン湖産のマス」を
皮面からカリっと焼いて行きます
歴史を感じさせる、
石造りの「パン焼き小屋」と
「グリル用の炉」です
昼から晩まで、
様々な食材を上手に グリルしている
スタッフのみなさんです
美味しそうに焼き上がった
「マスのグリル」を持って、
記念の1枚です
御覧の前菜は、メインディッシュと
一緒に食べても美味しかったですね
デザートは、
アップルジャムを挟んだ甘いパンですが、
素朴で良かったです
農家レストランの中庭で、
解放感に浸りながらの楽しい食事は、
最高ですね!

2012年6月上旬に、旧ソ連・ヨーロッパ部分の最南端に位置する、コーカサス地方「アルメニア」を訪れ、「伝統的食文化」の取材をして来ました。
首都エレバンの郊外「ガルニ村」では、現地で人気の農家レストランに伺い、伝統的なアルメニアのパン「ラバッシュ」を作らせて頂きました。シンプルなパン生地を麺棒で薄く延ばし、薪が燃料の窯の内側に貼り付けて焼くのですが、似たような焼き方のパンは、中央アジア・シルクロード近くの国々でも見かけたことがありますので、おそらく、食文化の交流もあったのだろうと思います。
パン焼き窯の隣には、大きなグリル用の炉があり、日本でいう「つくね」のような「ケパブ」とか「ポークの串焼き」、「セバン湖産のマスのグリル」等も焼かせて頂きました。
まだ、ガス、電気の無かった古代から、加熱調理の基本は、薪で火をおこしての「グリル」だったことを再認識しましたし、普段は、便利なオープンを使っていますので、慣れるまでは、火加減が大変でしたが、「美味しくなるように、料理に愛情を込める」という初心を思い出すことが出来まして、とても貴重な経験になりました。

グルジア:首都「トビリシ」のレストランを食べ歩きました編

生の「トマト」と「きゅうり」は、
最初に必ず出されますね
「スルクン」と言う
カッテージチーズ入りの生春巻き(?)です
「焼きナス」に
クルミのペーストを塗った美味しい前菜です
きゅうりや唐辛子、
ハーブの「ピクルス」も前菜の定番ですね
キャベツとツナの
「マヨネーズ合えサラダ」も地元で人気です
ホウレン草の「マヨネーズ合えサラダ」も、
よく出されますね
ハーブ風味の「野菜コンソメスープ」は、
控え目な味付けでした
「ポークのトマト煮込み」ですが、
かなりアッサリしていました
グルジア風水餃子「ヒンカリ」は、
旨味たっぷりで美味しかったです
レストランの厨房では、
人気商品「ヒンカリ」作りにフル回転でした
「ヒンカリ」は、大鍋で茹でますが、
この煮汁が美味しそうですね
「マッシュルームのオイル煮」は、
ガーリック風味で香ばしかったです
「グルジア風の前菜」を
盛り合わせた皿を持って、
記念の1枚です
「ポテトフライ」が、
とても甘くてコクがあり、
美味しかったですね
グルジア風チーズパイ
「ハチャブリ」も、
お店ごとに個性があります
「ローストチキン」は、
後からガーリックを塗るのが
グルジア風です
デザートとしての
「フルーツの盛り合わせ」も、
かなり斬新ですね
ローカルレストランでは、
華麗な民族舞踊を鑑賞することも出来ます

2012年6月上旬に、旧ソ連・ヨーロッパ部分の最南端に位置する、コーカサス地方「グルジア」を訪れ、「伝統的食文化」の取材をして来ました。
首都「トビリシ」では、現地で人気のローカルレストランを食べ歩き、「グルジアの食文化」を存分に体験させて頂きました。 早速、料理の写真と共に、簡単な解説をさせて頂きたいと思います。

グルジア:ワインで有名な「カへチ地方」のブドウ農家さんで「伝統的な家庭料理」 を作らせて頂きました編

ワインで有名な「カへチ地方」の
農家さんに伺い「伝統的家庭料理」を
伝授して頂きました
農家さんの周辺は、
どこまでも続く広大なワイン用の
「ブドウ畑」でした
農園内には「リンゴの木」も
たくさん有り、まだ青い実をつけていました
自家製の美味しい蜂蜜を採取するための
「蜂小屋」もありました
毛並みの美しい「農耕馬」も、
静かに草を食んでいました
農家のお爺さんと一緒に
「豚肉の串焼き」を焼かせて頂きました
キッチンでは、自家製の食材を使って
「素朴な家庭料理」が次々に完成しました
農家のお父さん、 一番下の息子さんと
一緒に記念撮影させて頂きました
自家製の美味しい「カスピ海ヨーグルト」を
盛り付け中です
農家の友人のみなさん達と、
楽しい食卓を囲ませて頂きました
「自家製ワイン」と 「伝統的家庭料理」の
相性は、抜群でした
「白ワイン」は、ロゼワインのように
美しいピンク色でした
自家製の小麦粉で作った「パン」も、
風味と香りがあって美味しかったです
手作りの「チーズ」は、
塩味が強めですが、
パンと一緒に食べると最高です
歌も披露してくれた
可愛らしいお嬢さんも、
お手伝いしてくれました
「自家製蜂蜜」の、
この輝きを見ただけで、
素晴らしさが分かりますよね

2012年6月上旬に、旧ソ連・ヨーロッパ部分の最南端に位置する、コーカサス地方「グルジア」を訪れ、「伝統的食文化」の取材をして来ました。
まずは、ワインの生産地として有名な「カへチ地方」のブドウ農家さんに伺い、自家製の美味しいワインを頂きながら、「伝統的な家庭料理」の作り方を伝授して頂きました。最初に、広々とした中庭に案内して頂き「豚肉の串焼き」に挑戦させて頂きましたが、シンプルに塩・胡椒を振ったものを「ブドウの枝」を薪にして焼くだけで、本当に香ばしく、美味しそうでした。農家のお爺さん曰く、「ブドウの枝を薪に使うことがポイント」だそうで、これが「旨さの秘訣」だそうです。
キッチンでは、目の前の畑で収穫した「豆やインゲン類」をスープで煮込んだり、「ナスとトマト」を軽く炒めた物、「チキン」の煮込み等を手際よく作っていきました。どれも、素朴な家庭料理ですから、特に手の込んだレシピではありませんが、食べてみますと、ホッと安心出来る味で、食材の旨さが引き出されており、しみじみと美味しかったですね。
「パン」も、自家製の小麦粉を使って焼かせて頂きましたが、食感と風味が良く、煮込み料理との相性も抜群でしたし、「チーズ」も自家製で、塩味が少し強いものの、パンと一緒に食べると、美味しかったですね。
デザートには、やはり自家製の「蜂蜜」と「ヨーグルト」を用意して頂きました。「蜂蜜」は、その美しい輝きを見ただけで、本物であることが分かりましたし、ヨーグルトとの相性も抜群で、とても美味しかったです。

アゼルバイジャン:シルクロードの面影が残る「定番料理」の数々を御紹介致します編

かつての隊商宿「キャラバンサライ」を
レストランにしています
中庭にも隊商宿の面影が残されていて、
とても興味深かったです
かつての「ラクダ小屋」も、
オシャレな客席になっています
レストランの中庭も、
夜になると雰囲気が変わります
美味しい地ビールを飲みながら、
アゼルバイジャンの定番料理を堪能しました
アゼルバイジャン産の美味しい
赤ワインの銘柄です
たっぷりの新鮮なハーブと、トマト、
きゅうりを、そのまま頂きます
塩分の強い地元産のチーズも、
数種類が食事の最初に出てきます
「焼きナスとトマトの和え物」は、
とても美味しかったです
トルコ辺りにもある「挽肉のナス包み」は、
酸味のあるソースで食べます
インド風の「タンドリーチキン」や、
野菜のグリルもシンプルで美味しいです
「ハーブたっぷり白身魚のスープ」には、
オリーブオイルをかけたくなりますね(笑)
「サージ」という、
肉と野菜の鍋焼き料理も、
旨味が引き出されて美味しかったです
加熱すると甘くなる
「料理用のチェリー」が
あることを初めて知りました
「サージ」の美味しい音と
香りに思わずVサインです(笑)
「パン」も、小麦の旨味が生きていて
美味しかったですね
「ホワイトチェリーのシロップ煮」は、
珍しいですよね
「アーモンド風味の焼き菓子」は、
素朴な味わいで良かったです
やや甘めのスィーツには、
サッパリとした「ミントティー」が良く合います
ココナッツとクルミがベースのケーキも、
地元で人気の1品です

2012年6月上旬に、旧ソ連・ヨーロッパ部分の最南端に位置する、コーカサス地方「アゼルバイジャン」の首都「バクー」を訪れ、伝統的食文化の取材をして来ました。
この辺りは、かつて、隊商が行き交う「シルクロード」の中継地として栄えた歴史がありますので、食文化にも、その影響を感じることが出来ました。現地の食卓に必ず登場する「定番料理」の一皿目と言いますと、まずは、何の味付けもされていない、「たっぷりの新鮮なハーブと、トマト、キュウリの盛り合わせ」ですね。特に、ドレッシングソースをかけるわけでもなく、軽く塩を振って食べるのですが、慣れてくると病みつきになってくるから不思議です(笑)。次に出てくるのが、「地元産の塩味が効いたチーズ」です。このチーズは、それだけで食べますと、本当に塩辛いですから、味の付いていないトマトやキュウリと一緒に食べるのが良さそうです。パンに挟むのもいいですね。
その次からは、いわゆる「料理らしい物」が出てきます(笑)。「焼きナスとトマトの和え物」は、シンプルながら、とても美味しいですし、トルコやギリシャにもありそうな「挽肉のナス包み」も、酸味の効いたソースとの相性が良く、安心して食べられる味ですね。インドのタンドリーチキンに似た「鶏肉のグリル」や、アラブ諸国の定番料理でもある、ミンチ肉を棒状にして焼いた「ケパブ風の料理」も、トルティーヤのような生地に巻いて食べますと、すごく美味しかったです。
「ハーブたっぷりの白身魚のスープ」も、サッパリしていて食べ易かったですね。上からオリーブオイルをかけたくなりました(笑)。「サージ」と言う、肉の鍋焼き料理も、素材の持ち味が味わえて美味しかったです。具たくさんで、見た目も華やかですし、様々な食材の旨味を鍋底の方で吸収した「じゃが芋」が、特に絶品でした。
「サージ」に必ず添えられるチェリーには、加熱すると甘くなる「料理用」があることも、初めて知りました。「パン」も、色々な種類を頂きましたが、小麦粉の旨味が生きていて、美味しかったですね。
スイーツ系では、「ホワイトチェリーのシロップ煮」や「アーモンド風味の焼き菓子」、「クルミとココナッツのケーキ」等を頂きましたが、どれも素朴な美味しさでしたね。全体的に、甘味が強いので、さっぱりとしたミントティー等を飲みながら頂くのが良さそうです。

アゼルバイジャン:首都バクーで上質のオリーブオイルと食材を探しました編

首都バクーの各所で
「石油櫓」を発見しました
地下の天然ガスが燃えている
「炎の山」です
バクー郊外の排火教寺院内にも
「オリーブの木々」がありました
バクー旧市街のあちこちで
「オリーブの木々」を見つけました
まだ小さい「オリーブの実」が
たくさん成っていました
アゼルバイジャン製の
「上質なオリーブオイル」を見つけました
テーブルオリーブ(食用オリーブの実)も、
たくさんありました
アゼルバイジャン製のワインだけでも、
こんなにあります
「プラムのペースト」を丸いシート状に
伸ばして売っています
フルーツマーケットには、
色鮮やかなフルーツが豊富でした
フルーツマーケットのおばちゃんと
笑顔で記念撮影です
保存食用にもなる
「フルーツや野菜の瓶詰」が豊富でした
地元産の「蜂蜜」も、
水飴のような濃厚さで美味しかったです
どちらも濃厚な
「蜂蜜とヨーグルト」の相性は、抜群ですね

2012年6月上旬に、旧ソ連のヨーロッパ部分の最南端に位置する、コーカサス地方「アゼルバイジャン」の首都「バクー」を訪れ、上質のオリーブオイルと食材を探して来ました。
コーカサス地方で最も大きな町であるバクーは、カスピ海で採掘される石油によって発展し、住民の中でも油田関係の仕事に就いている人が多く、あちこちで「石油櫓」を見かけることが出来ました。さらに、バクーの郊外には、炎が噴き出している山「マンマンディ」があるのですが、地下には天然ガスがあり、地表の割れ目から噴き出していて、おそらく、これからも永遠に消えることなく、燃え続けることでしょう。
この時期のアゼルパイジャンは、降水量も少なく、砂漠のような気候なのですが、そんな条件の中でも枯れることなく育つ、生命力に満ち溢れた「オリーブの木々」をあちこちで見つけました。地元のスーパーマーケットには、アゼルバイジャン製の上質なオリーブオイルやテーブルオリーブ(食用のオリーブの実)も揃っていましたので、早速、購入し、オリーブオイルは、日焼け止め用に毎日全身に塗っていました(笑)。
アゼルパイジャン製のワインも、安価で美味しい物がたくさんあり、将来的には、日本にも輸入される日が近いのではないかと思いました。「フルーツマーケット」にも立ち寄りました。この時期は、チェリーやプラム系のフルーツが多く、色も鮮やかで、とても奇麗な品揃えでしたが、保存食としての「瓶詰」も、かなり充実していましたね。珍しかったのは、日の丸形に薄く延ばされた「プラムのドライペースト」です。このまま、食べても美味しいですし、現地では、煮込み料理の隠し味として使うこともあるそうです。
「蜂蜜」も、濃厚で美味しかったですね。まるで水飴のようなコシの強さで、カスピ海ヨーグルトにかけて食べると、最高でしたよ!

アゼルバイジャン:カスピ海沿岸のお宅で「カスピ海ヨーグルト&バター」作りに挑 戦しました編

カスピ海沿岸のお宅で
「カスピ海ヨーグルト」の正しい作り方を
教えて頂きました
手前が「牛乳」、
奥が「カスピ海ヨーグルトのタネ」です
3対1で合わせます
教えて下さったお父さんと
「カスピ海ヨーグルト」を持って記念の1枚です
ヨーグルトに
「ディル」や「キュウリ」を加えた物を
「アイランド」と言います
ツボに「ヨーグルト」と「水」を
3対1で入れてシェイクすると
「バター」が出来ます
出来立てのバターを
パンに塗って食べてみました
最高の美味しさでしたね!

2012年6月上旬に、旧ソ連のヨーロッパ部分の最南端に位置するコーカサス地方「アゼルバイジャン」を訪れ、カスピ海沿岸の一般家庭で、「本物のカスピ海ヨーグルト」と「バター」の作り方を教わって来ました。
日本でも、数年前に「カスピ海ヨーグルト」がブームになりましたが、現地での、各家庭ごとに受け継がれている「我が家流の作り方」には興味深いものがありました。まず、ベースとなるヨーグルトですが、「タネ」と「ミルク」を1対3で合わせ、15℃前後に保ちながら2時間以上置きますと固まってきます。ヨーグルトに水ときゅうり、香草のディルを加えた物を「アイランド」と呼び、ヨーグルトに水と塩、ディルとお米を加えて30分程度煮た物は「ドブハム」と言います。ヨーグルトは、そのまま食べるだけでなく、色々な物を加えた「ヨーグルト料理」が多かったのは、新鮮な発見でしたね。
「本物のバター」も作らせて頂きました。その伝統的製法とは、長細いツボにヨーグルトと水を3対1で加えて、フタをし、ひたすら2時間かけてシェイクするだけなのですが、これには、根気が必要ですね。2時間経ち、ツボの中から、固まりかけたバターを取り出した時の感動は、今でも忘れられません(笑)。早速、完成したバターをパンに塗って食べてみましたが、本当にピュアな感じがして美味しかったです。
何でも便利になってゆく世の中ですが、家族が力を合わせ、手間暇かけて作る「本物の美味しさ」を、次の世代に受け継いでいくことが大切なのだと改めて思いました。

ドバイ:大型ショッピングモールを歩きながら「ドバイの今」を探る編

ラクダミルクのチョコレートは、
いかにもドバイらしいですよね
王室御用達のチョコレート店「BATEEL」の
ショーウインドです
ドバイのジェラートショップは、
オシャレな品揃えが多かったです
外は猛暑ですので、
どこのジェラートショップも長蛇の列でした
観光客にも人気の回転寿司店ですが、
味は(?)でしたね(笑)
一生懸命に太巻きを作る
従業員さん達の手際は見事でしたよ
大型の「オーガニックショップ」には、
かなりの品揃えがありました
オーガニックで上質のオリーブオイルも
世界中から集められていました
日本製のワカメや
ヒジキ、ソバ、うどん、
お茶までありました
水族館も併設されており、
メインの大きな水槽は、
無料開放されています
ドバイ・モール内には、
大きなオリーブの木が何本もありました
ダイナミックな噴水ショーは、
涼を求める人々で賑わっていました

2012年7月上旬にアラブ首長国連邦の「ドバイ」を訪れ、大型ショッピングモール「ドバイ・モール」を歩きながら、「ドバイの今」を肌で感じ取ってきました。
様々なメディアの事前情報によりますと「ドバイのバブルは既に弾けた」という声も多かったのですが、実際は、そんな感じは無く、活気があって楽しく有意義な取材になりました。
まずは、スィーツ編ですが、高級チョコレートのブランドショップが多いのには驚きました。王室御用達の「BATEEL」をはじめ、私の知らないブランドチョコレート店も色々ありましたが、特に面白いと思ったのが、ラクダのミルクで作ったチョコレートの専門店「AL NASSMA」というお店でした。「さすがにドバイらしいなぁ」と思って現地の方に「ラクダミルクのチョコレートを普通に食べていますか?」と質問しましたら「ドバイの人達は、食べないですよ!」とのことでした(笑)。確かに、値段も高いですし、あくまでも観光客の御土産用なのですね。私も、板チョコを買って食べてみましたが、「一瞬、クセがあるかな」という感じでしたね。
チョコレートショップの次に多いのが「ジェラート(アイスクリーム)ショップ」かもしれませんね。オーソドックスな「イタリア風ジェラート」から、シンプルな「アイスキャンディー」、トルコ式のピスタチオナッツをまぶした「伸びるアイスクリーム」まで、実に様々なタイプのジェラートが売られていて、どこのお店も老若男女を問わずに、長蛇の列でした。気温も40℃をはるかに超える猛暑ですし、イスラムの教えで、アルコールを飲まない人が殆どですので、当然のことながら、冷たいスィーツは人気商品になりますよね。
「ドバイ・モール」の中に「隣の国からわざわざ食べに来るファンがいるほど美味しい回転寿司のお店がある」と聞きまして、私も話のタネに入ってみました。料金システム等は日本とほぼ一緒なのですが、物凄い数のお皿の上に、写真のような丸いフタがしてあるのが不思議な感じでしたね。
食べ物というよりも、工業製品が回っている感じがしました(笑)。生の寿司ネタは、マグロとサーモンくらいで、2カン乗った皿が500円前後と、かなり高めでしたし、味の方も(?)なのですが、いつも満席の人気なんですよね。「ドバイの人達に、本物の日本の寿司を食べさせてあげたいな」と思いました。
世界的に「食の安全性」や「ヘルシーな食」に対する意識が高まりつつあることを肌で感じていますが、ドバイでも、その意識の高さに感銘を受けました。「ドバイ・モール」の中には「オーガニック食材」だけを集めた大型スーパーがありまして、実に、多種多様な「オーガニックフード」が揃っているのです。私が得意とするオリーブオイルも、完全オーガニックで上質な物が揃っていましたし、日本製のソバやワカメ、ヒジキまでありました。今までに、世界90ヶ国近くを訪れている私ですが、これほどまでに充実した「オーガニックショップ」を見たのは初めてですね。「このお店を見るためだけにドバイを訪れてもいいな」と思うのは、私だけでしようか(笑)。
モール内には、水族館も併設されており、こちらの入り口も長蛇の列でしたが、メインの大きな水槽は外からも無料で見れるようになっており「さすがドバイ!気前がいいね」と思いました(笑)。屋上にも上がってみましたが、大きなオリーブの木が何本もあるのには、感激致しました。ドバイの人達もオリーブは好きですし、オリーブオイルは、お隣のアブダビで生産されているようですね。
夜になりますと、地上828m、160階建ての超高層ビル「バージュ・ハリファ」を取り囲む人造湖ではダイナミックな噴水ショー「ドバイ・ファウンテン」が30分ごとに行われていました。日が暮れても蒸し暑さは相変わらずですので、湖の周りには、涼を求める人々でごった返していましたね。ラスベガス・ベラッジオ前の噴水ショーに似ているなと思っていましたら、ショーの構成は、同じ方が手掛けているようですね。セリーヌ・ディオンの曲が何ともショーにマッチしていて良かったです。

ドバイ:白い民族衣装を着て「オリーブオイルクッキング」を御披露する編

スパイス市場内の民族衣装店で
白い衣装をオーダーメイド致しました。
似合いますか?(笑)
ドバイの大型ショッピングモール内で、
何本もの大きな「オリーブの木」を
見つけました
ゴールド市場内も、
民族衣装で歩きました。何人もの方々から
笑顔で声をかけられましたよ
日本の協力で完成した世界一の
無人運転鉄道「ドバイメトロ」にも
乗ってみました
埋立地に出来た巨大リゾートホテル
「アトランティス・ザ・パーム」にも
行ってみました
ドバイを代表する7ツ星ホテル
「バージュ・アル・アラブ」
近くのビーチから記念の1枚です
ドバイ旧市街のスパイス市場では、
初めて見るスパイスも多く、
とても興味深かったです
御指導に伺った
レストランのキッチンスタッフのみなさんと
記念撮影させて頂きました
ハーブミックスに
上質のオリーブオイルを加えて
ドレッシングソースの制作中です
オリーブオイルと醤油、
粒マスタードで作った
特製ドレッシングソースが好評でした
アラブ料理の定番
「ひよこ豆のペースト」にも
オリーブオイルを加えて旨味を増しました
グリーンサラダには、
バルサミコ酢と醤油入りの
オリーブオイルソースをかけてみました
ミントとレモン汁を加えた
白ワインカクテルが、
オリーブオイルクッキングと良い相性でした
レストランスタッフのみなさんと
意見交換しながらの試食タイムは、
かなり盛り上がりました

2012年7月上旬にアラブ首長国連邦の「ドバイ」を訪れ、現地でも人気急上昇中のオリーブオイルを使ったドレッシングの作り方や、その活用方法の御指導をさせて頂きました。
基本的にドバイ人は、すべて国家公務員であり、男性は白い民族衣装を着ていますので私も、まずは、スパイス市場内の衣装店を訪れ、民族衣装をオーダーメイド致しました(笑)。 そして、それを着て街中を色々と歩き回りましたが、現地人から見ると、何かが滑稽らしくて、ニヤニヤ笑っている人や、不思議そうな顔をして見つめる人も多かったのですが、いつものごとく、そのリアクションを楽しませて頂きました(笑)。言葉の通じない国々では、その国の民族衣装を着ることで、言葉意外のコミュニケーションが生まれ、楽しい交流が出来るものなのですよね。
今回、伺った洋風レストランのキッチンスタッフのみなさんも、アルバイトが多いようで、あまり英語が通じなかったのですが「コグレ流オリーブオイルクッキング」を開始しますと、とても真剣な眼差しで貪欲に吸収しようとする姿勢がひしひしと伝わり、嬉しかったですね。
御試食タイムは、レストランのホールスタッフのみなさんも交えて、和気あいあいとさせて頂きましたが、「オイルを変えるだけで、こんなに美味しくなるとはビックリです!」と言ったコメントが多く、かなり盛り上がって良かったです。御指導の最後には、レストランのオーナー氏から「コグレさん、ドバイでシェフをしませんか?ドバイでは一夫多妻制ですから、4人まで奥さんを持つことが出来ますよ(笑)!」と、ユニークな勧誘をして頂きましたが、それには、アラブ語やイスラム教の習得諸々が必要ですし、やんわりと御断りして来ました(笑)。

ブータン:首都・ティンプーで「ナイトライフ」を満喫する編

ティンプーの土産店で偶然に
「海外青年協力隊」の一員として滞在し、
活躍している若者達に出会いました
ライトアップされた国王のオフィス
「タシチュ・ゾン」は、
威厳に満ちた素晴らしい美しさでした
3代目国王が作らせた御墓
「メモリアル・チョルテン」は、
市街地の南にそびえ立っています
「世界で唯一信号機の無い首都・ ティンプー」
の交差点中央には、
交通整理に立つ人用のボックスがあります
「歓楽街の無い首都・ティンプー」にも、
「ナイトクラブ」がありましたが、
男性客ばかりでした
「ナイトクラブ」で出てきたおつまみは
「ピーナッツと刻み野菜のマリネ風」
でしたが、美味しかったです
「カラオケ・スナック」では、
ウイスキーを頂きながら、
雰囲気を楽しみました
「カラオケ」の画面は、
歌詞もローマ字読みでして、
のどかな田畑の中がロケ地でした

バーカウンターで働く
従業員さんのみが女性でした
 
ブータン人の友人と一緒に
マイクを持ちましたが、
ローマ字を追いかけるのに精一杯でした(笑)

2012年3月中旬に、ヒマラヤに抱かれた神秘のシャングリラ「ブータン」を訪れました。首都「ティンプー」での最後の夜には、現地ガイドのジミー氏に「ナイトライフの視察(?)」を御願いして「ティンプー」の小高い丘の上から素晴らしい夜景を見せて頂いたり、「ナイトクラブ」や「カラオケ」にも連れて行ってもらいました。
本来「ブータン」には、いわゆる歓楽街的な場所は無いものですから、「ナイトクラブ」や「カラオケ・スナック」自体があることにビックリしましたが、さすがに、そのような場所に出入りする女性客は皆無で、それが逆に新鮮な感じでしたね。
私も「ブータン式カラオケ」に挑戦致しましたが、ローマ字を追いかけるのに精一杯で、歌を楽しむ余裕は無かったです(笑)。「カラオケ」の画面は、本当に素朴で、多分、この近所の田畑で、素人さんをモデルに収録したのではないかと思えるほど、のどかなシーンばかりでした。「ナイトクラブ」では、アマチュアバンド(?)がステージで歌っていましたが、ほとんどのお客さんは聞いていない感じで、その雰囲気も面白かったですね。
「ナイトツァー」の出発前には、偶然にホテル近くの御土産屋さんで「海外青年協力隊」の一員としてブータンに滞在し、医療や建築、教育の現場で活躍している日本人の若者達に出会いました。彼らは、みなそれぞれに、将来の夢や目標があり、その実現のために日々頑張っていることを知り、私までも嬉しくなってきました。日本での再会も楽しみですね。「ティンプー」の美しい夜景を見ながら、ジミー氏とは、色々と語り合ったのですが、ジミー氏は日本での滞在経験もあり、奥様も日本人ですので「ブータンと日本、両方の良いところ」が分かっており、今後「ブータンと日本の交流をさらに深め、日本人がもっと元気になれるきっかけ作りをしていきましょう!」という方向性で一致しました。
私も、これから「ブータンの伝統的生き方の素晴らしさ」を、機会あるごとに御紹介させて頂きますので、御期待下さいね。

ブータン:「パロ」のローカルレストランで腕前を披露しました編

ブータンの歴史を感じる「薪ストーブ」です
火力調節が難しかったですね
土間に無造作にストックされている
野菜中心の食材です
作業台もレトロでしたが、使い易かったです 人参の皮むきをしているところです
じゃが芋は、
ブータン料理に欠かせない食材ですね
キッチンの洗い場も、本当にレトロで、
不思議な感覚でした
じゃが芋をミルクで煮ながら、
オリーブオイルを加えていきます
完成した「コグレ流ブータン・
オリーブオイルクッキング」です
 
オリーブオイルと醤油を加えた
「ソバサラダ」も大好評でした
 

2012年3月中旬に、ヒマラヤに抱かれた神秘のシャングリラ「ブータン」を訪れました。
「パロ」滞在中には、地元のローカルレストランにオリーブオイル持参で伺い、「コグレ流ブータン料理」を作らせて頂きました。
「オリーブオイルを見るのも初めて」という地元の方々に御試食して頂きましたが、すべて大好評で嬉しかったです。メニューは、地元産のソバ粉を使った「オリーブ風味のソバサラダ」と、オリーブオイルが味の決め手となった「じゃが芋のミルク煮込み」、ブータン料理の定番「トウガラシのチーズ煮込み」にもオリーブオイルを加えて、まろやかさを出しましたし、「あんかけ風の野菜炒め」にもオリーブオイルを仕上げに加えて、味の変化を楽しんで頂きました。
赤米も炊きましたが、少しオリーブオイルを加えたことで、しっとりと食べ易くなりましたね。御試食会の最後には「オリーブオイルは、上質の化粧品として、顔に塗れば日焼け止めにもなる」ことまで解説させて頂き、みなさん、大喜びでした(笑)。

ブータン:首都「ティンプー」の大型市場(サブジ・バザール)を歩く編

首都「ティンプー」の
新しい大型市場
「サブジ・バザール」の外観です
ブータンでは
「トウガラシ」は、野菜扱いです
チーズと煮込んだりします
太さ2cmほどの「細いなす」もありました
焼いて食べてみたいですね
じゃが芋、玉葱、生姜は、
ブータン料理でもよく使われます
「バナナのつぼみ」は、
芯の部分をそのまま食べます
「バナナのつぼみ」と「茶葉」を持って、
記念の1枚です
お店の小さなお子さんを
抱っこさせて頂きました
新鮮な「山菜」も豊富にありました
炒め物にしたりします
「魚の干物」も多種類ありました
出汁を取ったり、煮込んで食べます
「マツタケの缶詰」もありました
味は、イマイチのようですが
すべて「ヤクのチーズ(チュゴ)」です
少し酸味のある保存食です
インド系のスパイスを売るお店もありました
「乾燥川海苔(チュル)」や
「乾燥野菜」を売る御夫婦です
スパイス店を手伝うインド系のお子さんです
お坊さん達も、
メモを片手に買い出しに来ていました
可愛らしい衣装でお店を手伝う、
お嬢さん達です

2012年3月中旬に、ヒマラヤに抱かれた神秘のシャングリラ「ブータン」を訪れました。
首都「ティンプー」では、最近、新しくなった大型市場(サブジ・バザール)を最初に訪れ、庶民の食生活を垣間見ることが出来まして、とても興味深かったです。「ティンプー」では、地方出身者や外国人労働者が多いために、扱われている食料品は他の町に比べ、バラエティ豊かで、インドからのスパイスやトロピカルフルーツ、南部の山芋、東部の人が好むひき割りトウモロコシ(カラン)、遊牧民のバター等が、お店にたくさん並んでいました。
野菜の多くは、近代化以降に導入された西洋野菜や日本野菜ですが、籐の若芽(パクツァ)や川海苔(チュル)、ヤクの乾燥チーズ(チュゴ)のような伝統食品もちゃんとあり、「ブータン」の食文化の奥深さを知ることが出来ました。
市場の中は、家族経営のお店がほとんどで、小さい子供達も、一生懸命に手伝っている様子が微笑ましかったですし、「家族の絆の強さ」を改めて実感致しました。素晴らしいことですよね。

ブータン:民族衣装「ゴ」を着てブータン人の心に触れる編

「パロ」の民族衣装店で
一番大きいサイズの「ゴ」を買い、
やっと着せて頂いて、記念の1枚です
茶色い「ゴ」も着せて頂きました
似合いますでしょうか(笑)
悪戦苦闘しながら「ゴ」を着ているところです
一番大きいサイズでも、
まだ小さかったようです
民族舞踊ショーの女性と記念の1枚です
民族舞踊ショーの出演者全員と
お茶を飲みながら、雑談しているところです
何だか私がボスみたいですね!
「プナカ」の寺院で、修業中のお坊さん達から
「あなたは、日本の大僧侶ですか?」と
質問されました(笑)
「ブータン」では、男性のシンボルを
「ポー」と呼び、「豊穣繁栄」を意味する
縁起物だそうです
「ティンプー」のお祭りに来ていた女性達と
記念の1枚です。英語が通じなくて残念でした
路上脇で「手作りバター」を
売っている男性を見つけました。
「ブータン」では、バターを良く使います
「ティンプー」の官公庁街で、
満開の桜の木を背景に、衛兵氏と記念撮影です


寺院に入る時には、正装の一環として、
白い布「カムニ」を
肩からかける必要があります
「ティンプー」市街を一望出来る
見晴らしの良い丘の上で、
「王宮」を背にして記念の1枚です
かつて、冬の首都として機能してい
たプナカの寺院「プナカ・ゾン」に
通じる橋の途中より
 
  標高3150mの「ドチュラ峠」にて、
清々しい風を肌に感じながら撮影しました

2012年3月中旬に、ヒマラヤに抱かれた神秘のシャングリラ「ブータン」を訪れました。
「ブータン」では、男女共に普段から民族衣装を着る習慣がありまして、男性用は「ゴ」、女性用は「キラ」と言います。「民族衣装は、ブータンの心」とも言われ、伝統的な儀礼を重んじるブータン人にとりましては、着こなしひとつにも強いこだわりがあるようです。不適当な着こなしは「不格好」というだけではなく、時と場合によっては「失礼」にあたります。
私も「パロ」の民族衣装店で、一番大きいサイズの「ゴ」を購入し、現地の方々に着せて頂いて、寺院等を回らせて頂きましたが、私の衣装は、裏地が水色で、袖を折り返した時に、その水色が出てしまうことを理由に、入場を拒否されたりもしました。本来、袖の折り返しは、白色でなくてはいけないそうです。 今まで、世界80ヶ国以上を回り、言葉の通じない国では、その国の民族衣装を着て「なんちゃって現地人」になりすまし、言葉意外のコミュニケーションを取る努力をして来ましたが、「入場拒否」されたのは、「ブータン」が初めてでして、最初は、とても驚きましたが、「これが宗教心の強いブータン人の心なのだ!」と思いますと、かえって、貴重な経験が出来て良かったなと思います。
それにしても「ブータン」では、この民族衣装を着て、どこを歩いていても、現地の方々に笑われるので、ガイドさんを通してその理由を聞いてもらったのですが、その答えには思わず爆笑してしまいました。 「ブータン人には、コグレさんのように大きな人はいません。だから、とても珍しかったようですよ」と。
さらには「コグレさんのように大きかったら、いつでも軍隊のトップになれますから、ブータン人の女性と結婚して、ブータンに住んで下さい!」とのことでした(笑)。これも「民族衣装効果」でしょうか。

ブータン:唯一の空港があり、水田が豊かに広がる町「パロ」を歩く編


御世話になったドライバー氏(左)と、
日本に住んだこともある
ガイドのジミー氏(右)です
ブータン人は小柄なので、
大人と子供のように見えますね(笑)
峠の休憩所で、美味しい御茶を
御馳走してくれたスタッフのみなさんと
記念の1枚です
キッチンでは、
干し肉用に豚の背脂をスライスして
干してありました
ブータンで唯一の国際空港が
「パロ」にあります
地形的に霧が多く、欠航が多いようです
空港の滑走路は、3000mと短く、
小型機のみが発着出来ます
のどかな「パロ」の町には、
日本式の近代的な稲作技術による
水田や野菜畑が広がっています
これは、日本人指導者・西岡京治氏が
約50年前から28年かけて指導した
成果の賜物なのです
「パロ」の町に点在する「伝統的民家」に伺い、
その生活様式を取材させて頂きました
「伝統的民家」の屋根裏には、
家畜用の干し草や穀物などが、
大量にストックされていました
宗教心(仏教)の強いブータンの
「伝統的民家」には、
立派な仏壇専用の部屋があります
自家製の「バター茶」を頂きながら、
色々な興味深い
「価値観のお話」を伺いました
香ばしくて美味しい
「干した雑穀」を「バター茶」や
「米焼酎」のおつまみにします
自家製の美味しい「米焼酎」は、
竹で作ったオシャレな水筒に入れてありました
「パロ」の女子高校生は、
御覧のような色の制服を着ていました
 
「パロ」の寺院「パロ・ゾン」で
修業中の小さなお坊さん達と記念の1枚です
 まったく違和感無く、
他人とは思えないですね(笑)
 

2012年3月中旬に、ヒマラヤに抱かれた神秘のシャングリラ「ブータン」を訪れました。インド国境の町「プンツォリン」から約6時間かけて、トンネルが一切無い峠を幾つも越え、唯一の国際空港があり、水田が豊かに広がる標高2300m前後の町「パロ」に到着しました。
「山を含めた自然の財産は神様である」という発想が根底にあるために、「ブータン」では、山にトンネルを掘ることは許されませんし、自然の財産である水田の真ん中を自動車が横切るということもタブーですので、自動車道路は山際に押しやられ、窮屈そうに農家や水田を迂回しており、直線距離では近くに見える場所でも、実際に移動してみると、物凄く時間がかかったりします。そんな不便がありつつも、ブータンの人々は、御先祖様が残してくれた「伝統的文化」を維持継承することに生き甲斐を感じ、平穏に日々を過ごせることに幸せを感じているのです。
このように、ある意味「ブレずに、しっかりと地に足をつけて生きている」ブータンの人々の生き方から、我々日本人も学ぶべきことがあるのではないでしょうか。
「パロ」に先祖代々暮らしている農家さん宅に伺いました。基本的に、すべてが自給自足と物々交換だそうで、自家製の「バター茶」や「米焼酎」も御馳走になりましたが、どちらも自然の風味が生きていて、とても美味しかったです。

ブータン:北インドとの国境の町「プンツォリン」を歩く編

インドとブータンの国境上に
「プンツォリン・ゲート」があります
殺伐としたインド側からゲートをくぐりますと、
不思議なくらいガラッと雰囲気が変わります
ブータン側は、町も奇麗ですし、
子供達の服装もきちっとしています
ブータンの出入国カードには、
ワンチュク国王御夫妻の
写真が印刷されており、
まるで絵葉書のようです
ブータンでは、建物の至る所に国王(御夫妻)の
写真が飾られています
この写真は、ホテルの入り口に有りました
ワンチュク国王御夫妻が、
2011年に日本の被災地を訪れ、
祈りを捧げているシーンが
地元の新聞に掲載されています
ブータンでは、どこのホテルでも、
男性のポーターはいなくて、
女性従業員が重い荷物を運んだりします
地元の男子高校生です
私も、この衣装「ゴ」を
着てみたくなりました(笑)
下校途中の子供達と記念の1枚です
本当に素朴な感じで可愛らしいですね
商店街で御菓子屋さんを見つけました
マフィン系の焼き菓子がほとんどでした
スナック菓子やドリンク類は、
ほとんどがインド製でしたが、
意外に美味しかったです
テレビや冷蔵庫等の電化製品も、
すべて外国製でした
九州くらいの面積に人口が70万人ですから
 工場を造っても採算が取れないんでしょうね
ブータンでは「干し肉」を
使った料理が多いですね
これは、「干し肉の炒め物」ですが、
美味しかったです
ブータンでは、鶏肉は高価なのですが、
これは、香ばしくて
美味しい「手羽先の甘辛揚げ」です
ブータン版パスタは、
甘辛味で食べ易かったです
ブータンでも、お米が主食でしたが、
少しパサついていましたので、
オリーブオイルをかけたくなりました(笑)
オーソドックスな「野菜炒め」ですが、
サッパリしており、食べ易かったですね
ブータン製ビール「レッドパンダ」は、
無ろ過製法で美味しかったです
ドイツのヴァイツェンビールのようでした

2012年3月中旬に、北インドから陸路で「ブータン」に入りました。「ブータン」と言いますと、2011年に5代目ワンチュク国王御夫妻が来日され、その印象的な民族衣装、穏やかで礼儀正しい物腰、堂々とした語り口などを覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、国王の演説中に出た「経済発展よりも国民の真の幸福を国家の目標とするべきである」という「GNH(国民総幸福量)」の概念は、多くの日本人の共感を呼びました。ある意味、理想論に過ぎないとも言えるその言葉に説得力があるのは、どうしてなのでしょうか?
おそらく「インド、中国という大国に挟まれたヒマラヤの小国の存続」という難しい課題に100年に渡って現実に取り組んできたワンチュク王朝の歴史がその背景にあるからだろうと思ったのですが、どうしても、その辺りを実際に現地に行って確めたくなりまして、気が付いたらビザの申請をしていました(笑)。
「ブータン」には、どこか1ヶ所、大都市があって、その国全体の経済発展をリードしている訳ではなく、それぞれの農村に、それぞれの伝統的文化が残されていて、それぞれにゆっくりと時間をかけて、少しずつ発展してきました。
私が、実際に時間をかけて巡った「ブータンの今」を、私の感性で、数回に分けてレポートさせて頂きます。まずは、北インドとの国境の町「プンツォリン」ですが、数枚の写真と共に、説明させて頂きます。

北インド:ダージリンで世界遺産の「トイトレイン」を体験する編

イギリス植民地時代に作られたため、
ダージリン駅の看板は、
ロンドンの地下鉄の看板に似ていますね
倉庫でのメンテナンス中に、
「トイトレイン」に会えた嬉しさで
記念の1枚です
線路脇ギリギリまで、露店が並び、
人々も普通に線路道を歩いていました
線路幅は、たったの60cmで、
本当にオモチャ(トイ)のようでした
途中、見晴らしの良い公園内の駅では、
写真撮影タイムもあり「トイトレイン」に
群がる人々が大勢いました
グーム駅脇の博物館には、
初代の可愛らしい「トイトレイン」が
展示してありました
小雨混じりの霧の中、
煙を上げて走る「トイトレイン」の姿は、
北インドらしくていいですね
山間に汽笛を響かせ走る「トイトレイン」は、
地元の人々にとって
欠かせないものになっています

2012年3月中旬に北インドのダージリンを訪れ、ダージリン駅から世界遺産のミニ蒸気機関車「ダージリン・ヒマラヤ鉄道(通称・トイトレイン)」に乗ってグーム駅まで、約1時間のゆったり旅を体験してきました。このSLは、かなり年季が入っており、すぐに故障してしまうそうで、駅脇の車庫では、出発前の早い時間から念入りにメンテナンスが行われていました。
この日は、あいにく朝から霧がかかる雨模様でしたが、その分、北インドらしい雰囲気が味わえましたし、駅構内の売店で飲んだチャイの温かさが体中に広がる感じが、物凄く心地良かったです。
山間に響く汽笛を合図に、石炭の煙をモクモクと出しながら「トイトレイン」は出発しましたが、気がつくと、通学途中の子供達が、笑顔で、どんどん無賃乗車してきました。「子供は、お金が無いから」という理由で、鉄道会社も許してあげているそうですが、私も賛成です。
大人になったら、恩返しすればよいのですから、地域社会が子供達を温かい目で見守ってあげることは、今の時代、とても大切なことだと思いました。

北インド:ダージリンのクロスオーバーな市場を歩く編

大規模な「チョークバザール」の入口は、
こんな雰囲気です
たくさんの種類があるジャガイモを持って
記念の1枚です
なんとダージリンには、
日本のと同じような「納豆」が有りました
北インド産の「納豆」を持って、
記念撮影をしました
カゴにどっさり盛られている野菜達は、
いかにもインドらしいですね
日本と似た干物を売るおじさんと
記念の1枚です
製菓材料にもなる
「タマリンド」も売っていました
バナナのディスプレーが可愛い
フルーツショップです
このお店は、
スナック菓子の専門店なのですが、
物凄くたくさんの種類があります
唐辛子、にんにく、生姜、豆類は、
北インド料理に欠かせない
 食材の代表選手です
ダージリンの紅茶も大袋に入って、
インド流に量り売りです
このような狭い路地の雑踏感が
たまらなくインドっぽいですね

2012年3月中旬に北インドのダージリンを訪れ、クロスオーバーな食文化の取材をしてきました。
ダージリンの中心地にある大規模な「チョークバザール」を訪れますと、インド人、チベット人、ネパール人等、食文化や生活習慣が違う、本当に様々な人々が行き交い、物凄く生活感があって賑っており、このような雰囲気に遭遇しますと、自然にワクワクしてきます(笑)。 写真の数々からみなさまにも、その興奮ぶりをお伝え出来たら嬉しいです。

北インド:紅茶の名産地「ダージリン」と「アッサム」の茶畑を歩く編

「ダージリン」の茶畑で見かけた
メーカーの看板です
「ダージリン」の茶畑は、
標高2200m前後の高地に広がっています
「ダージリン」の急斜面での作業は、
かなりきついですね
「アッサム」の茶畑で茶摘みをしている
女性達と記念撮影です
「アッサム」の茶畑で、
茶袋を頭に乗せた姿がエレガントでした
紅茶の専門店に伺い、
何種類もの試飲をさせて頂きました
今年の初摘み「ファースト・フラッシュ」は、
何とも透明に近く、味も香りも控え目でした
茶箱を包んだ紐を頭で支えながら、
運搬してきたおじさんです

2012年3月中旬に北インドの紅茶の名産地「ダージリン」と「アッサム」の茶畑に伺い、その美味しさの秘密を探って来ました。
「ダージリン」の茶畑は、かなり傾斜も急な、標高2200m前後の高地に広がっており、日照条件が、茶葉の成長にもかなりの影響を与えているように見えました。
茶摘みも体験させて頂きましたが、傾斜面で、前傾姿勢を保ちながらの茶摘みは、かなりきつかったですね(笑)。
一方、「アッサム」の茶畑は、標高1500m前後の平地に広がっており、夏場の猛暑を避けるために、茶葉よりも背の高いアカシアの木が、至る所に植えられていました。 茶摘みの女性達は、摘んだ茶葉を入れるためのスペアの布袋を丸めて、頭の上に乗せていましたが、その姿が、なんとも清楚で、エレガントに見えました。
紅茶の専門店に伺い、何種類もの「ダージリンティー」と「アッサムティー」を試飲させて頂きましたか、本当に色々な種類・ランクがあり、紅茶の奥深さを再認識させて頂きました。

イスラエル:エルサレムの旧市街・スーク(市場)編

「ナツメヤシ」の実は、
シロップ漬けにすると美味しいです
スークには、
力強く味わい深い野菜類が豊富にあります
「パプリカ」や「ズッキーニ」だけでも
多種類あります
「ブドウ」や「柑橘系のフルーツ」も
甘くて美味しいです
日本では珍しい「豆類」も
安く購入することが出来ます
地元農家・特製の
「オリーブオイル」や「ピクルス類」です
「スパイス類」も豊富で、
独特の香りに包まれています
手焼きの「パン(ナン)」は、
シンプルでとても美味しいです
オリーブオイル100%の
「洗顔石鹸」も色々有り高品質です
 
  たっぷり氷の敷かれた「魚介類」も
色々あり、 新鮮でした

様々な宗教・文化が入り混じった、魅力的な街・エルサレムの旧市街を歩いてみました。地元の人でも迷子になりそうなほど、細く入り組んだ路地を進みますと、庶民の生き様がストレートに伝わってくる、スーク(市場)の雑踏に遭遇することが出来ます。
まずは、青果物のスークを歩いてみました。想像していた以上に色取り取りの新鮮な野菜・果物類が多いことに驚きましたが、それは、イスラエルに住む人々の「食への意識の高さ」の表れではないでしょうか。
ドライフルーツや豆類、ハーブ、スパイス類の種類の多さにも感激致しました。日本では、手に入らないような物もたくさんあり、とても興味深かったです。もちろん、イスラエルは、上質なオリーブオイルの産地でもありますので、農家の方の自家製オリーブオイルや、オイル漬けの野菜類(ピクルス)も多く、見ているだけでも本当に楽しくなってきます(笑)。私も愛用していますが、オリーブオイル100%の洗顔石鹸も、なかなか高品質だと思います。
猛暑の中、たっぷり敷かれた氷の上には、新鮮な魚介類も並べられており、バランスの良い食材のラインナップからみましても、イスラエルの食文化が、インターナショナルで素晴らしいことが、容易に理解出来ました。

イスラエル:イスラエルの食文化に触れる旅編

小皿に盛られた、イスラエルの
定番前菜の数々です
塩分や脂肪分が微妙に違う
フレッシュチーズも多種類あります
パプリカやズッキーニのローストには、
オリーブオイルがよく合います
ご飯にもオリーブオイルをかけると、
風味がアップし、食べ易くなります
イスラエルでも、スシバーは、
大人気なのですが・・・
モゾモゾして、あまり美味しくない
「巻き寿司」でした
「聖ペテロの魚」の、
コクのあるトマト煮込み料理です
「聖ペテロの魚」の、
シンプルな素揚げ料理です
「薄切りチキンのフライ」と、
「ローストチキン」です
ビーフ挽肉のつくね風「ケバブ」です
スイーツの定番「バクラワ」、
かなり甘いです
 
  食後には、ミントティーがよく合います

イスラエルの料理は、中近東料理をベースに、各国から帰還した人々が持ち帰った料理が、うまく融合した感じで、シンプルな味付けが多いために、日本人の口にもとても合うと思いました。特に、イスラエルでは、上質なオリーブオイルが絞られていますので、焼きっ放しの野菜などに、死海で採取された天然塩を振り、軽くオリーブオイルをかけただけで本当に美味しい1品になります。
少しパサツキ気味のご飯にも、オリーブオイルをかけますと、しっとりと旨味が増し、かなり食べ易くなりました(笑)。ご飯といいますと、イスラエルでも「スシ」の人気は高く、テルアビブ辺りでは、「スシバー」も多かったですが、正直なところ、お味の点では「???・・」といったレベルでしょうか(笑)。私が体験した「スシ」は、日本語の通じないタイ人のおじさんが作った「巻き寿司」でしたが、なぜか、ご飯がマッシュポテトのようにボソボソしており、全然、美味しくありませんでしたので、一言、アドバイスをして来ました。「シャリを炊く時に、オリーブオイルを少し入れてみませんか」と。多分、理解してもらえないでしょうね(笑)。
一般的なイスラエル料理では、まず、小皿に盛られた前菜が7-8種類出てきます。これらを、ナンのようなパンに挟んで食べるのですが、とてもヘルシーで美味しかったです。エジプト辺りでも、このようなスタイルですね。
メインディッシュで印象的だったのが、「セントピーターズフィッシュ(聖ペテロの魚)」でした。味は、淡白でクセの無い淡水魚なのですが、トマトソースで軽く煮込んだものや、丸ごと素揚げしてシンプルにライムを搾って食べるのが、とても美味しかったです。
地元の方に、この魚の名前の由来を尋ねたのですが、なんと、この魚は、新約聖書にも登場しているそうでして、まさしく「血筋の良い魚」なんですね(笑)。聖書によりますと、12使徒のひとり、ペテロがガリラヤ湖で、この魚を釣り上げますと、口には銀貨を加えていたそうで、ペテロは、その銀貨を宮殿に収めたことから、「おめでたいもの」の象徴とされているそうです。いかにも聖地イスラエルらしい逸話ですね。

イスラエル:樹齢2000年のオリーブを探す旅編

成田からテルアビブの空港まで、
24時間の長旅でした

イスラエルは、最高気温が45℃の
猛暑続きでした
エルサレムの神殿近く
「オリーブ山」の看板です
オリーブの木々の間から見た
「岩のドーム」です
樹齢2000年以上の「永遠の命の象徴」
オリーブの巨木です
3世紀頃に使われていた
「オリーブ用の石臼」です
「平和のシンボル」鳩が
オリーブの枝を 加えて羽ばたく壁画です
イスラエル料理の定番
「オリーブの実のマリネサラダ」です
オシャレで上質な
オリーブオイルのボトルです
 
「最後の晩餐の部屋」にある
「永遠の命の象徴」のオブジェです

2000年以上の年月を生き続けており、世界中の人々から「永遠の命の象徴」として崇められているオリーブの木々が、イスラエルの聖地エルサレムにあることを知り、そのオーラを肌で感じたくなりまして、2010年の8月上旬にイスラエルを訪れました。現地の最高気温が45℃まで達するほどの猛暑続きでしたが、イエス・キリストの足跡が数々残され、クリスチャンやユダヤ教徒にとって最も神聖な場所のひとつである「オリーブ山」の麓に、その「永遠の命の象徴」を見つけることが出来ました。
直径がおそらく2m以上はありそうなオリーブの巨木の幹の割れ目の中からは、新しい生命力がみなぎっている太い枝が、何本も出ており、2000年という過酷な時間を生き抜いてきた力強さやオーラといったものが、ひしひしと感じられ、本当に心の奥底から感動致しました。イスラエル北部のガリラヤ湖周辺を訪れますと、若き日のイエスが布教して歩いた足跡を辿ることが出来ますが、カペナウムという宣教の地には、3-6世紀頃にユダヤ人がロバに引かせてオリーブオイルを絞っていたという、オリジナルの石臼を見ることが出来ます。本当に、オリーブとオリーブオイルは、長い時間の中で、人々の生活に無くてはならないものであったことがよく分かりました。
聖母マリアが、大天使ガブリエルから、イエスの誕生を告げられたとされるナザレでは、受胎告知教会の入口壁面に、平和のシンボルの鳩が、オリーブの枝を加えて羽ばたいているシーンの彫刻を見つける事が出来まして、感無量でした。イスラエル料理にも、よくオリーブの実とオリーブオイルは使われていますし、食料品店では、上質のオリーブオイルが、オシャレなボトルに入れられて、販売されています。私も、5種類ほど購入しまして、帰国後も、イスラエルの味を楽しみながら、感動的な思い出に浸っています(笑)。

ウズベキスタン:食文化研究編

優しい料理長さんと一緒に 陽気で元気なスタッフの皆様と一緒に
天使のような笑顔のナッツ屋さんと一緒に これ、みんな人参サラダです

海外出張・記念すべき70ヶ国目は、世界で一番海から遠いシルクロードの国、ウズベキスタンでした。今回の目的は食文化の研究で、シャフリサーブスのチャイハナ(喫茶レストラン)で研修させてもらいました。お店の若いスタッフ達は日本人が珍しいらしく、言葉が分からないのにいつもピッタリくっついて来るのです。お礼に何品か料理を教えてあげたらすごく喜んでくれました。市場にもよく行きましたが、皆さん素朴で優しくて何でも味見させてくれました。野菜の種類も豊富でした。

イラン:食文化研究編

ナン作りに挑戦しました シンプルなのに本当に美味しいです
八百屋さんも親切でした ファストフード店も都会にはあります
イランほど日本でのイメージと実際のイメージが違う国はないと思います。すごく良い国なのです。まず、人は皆優しく、ラテン系の陽気さです。治安も良いし平和主義で、女性のファッションセンスもハイレベルだと思います。食文化という点では、まずアルコールが全面禁止ですので、お菓子類の種類が多くとても甘いです。ノンアルコールビールも有りますが、甘すぎてボクには飲めませんでした。ナンはかなり美味しいです。思わず飛び込みで作らせてもらいました。粉が上質なんですね。都会には必ずファストフード店があり、多くの若者がハンバーガーとポテトにコーラをがぶ飲みしている姿も見かけました。

スリランカ:コロンボ編

コロンボのレストランでスリランカ料理を 青空市場で仕入れ
ココナッツ屋さん 道具屋さんで
スリランカの食文化の研究です。お世話になったレストランのシェフは気さくな方でたくさん料理を教えてもらいました。市場では衣装だけでも現地人になり切り、いろいろなお店を見て歩きました。

スリランカ:ヌワラ・エリヤ編

セイロンティーの茶摘体験 工場内は紅茶の良い香りがします
セイロンティーの本場で茶摘み体験をしてきました。紅茶は石灰分が多い硬水で入れる方が美味しいですね。

スリランカ:ゴール編

津波のあったゴールの子供達を激励 校長先生はお坊さんです
元気で明るい子供達 ノートとペンの無い子供もいます
津波の被害にあったゴールの小学校を訪れ、子供達を激励するはずが逆に子供達から元気と明るさをもらって来ました。校長先生はお坊さんです。

シリア:オリーブ編

オリーブ園までラクダで移動です パルミラのオリーブ園で
シリア産オリーブオイル すべて味見しました
シリアのオリーブを取材して来ました。生産量は少ないですが個性的なオリーブが多いです。オリーブ園までの移動はラクダでした。

シリア:ダマスカス・市場編

魚も多種あります 美味しいりんごです
フレッシュジュース店 ナッツ類も豊富です
シリア語が分からないためせめて見た目だけでも現地人になろうと考えましたが市場内では一発で注目を集め人気者になってしまいました。何を言っているのか分かりませんでしたが、とてもフレンドリーな皆さんでした。

ネパール:料理指導編

ポカラのレストランで料理指導です ネパール風・水炊きを作りました
野菜が多くヘルシーです 野菜も新鮮です
ネパール・ポカラのレストランで食文化の取材を兼ね和食を指導してきました。ネパール風水炊きもヘルシーアレンジしてみました。青空市場では有機無農薬の野菜が元気でした。
西アジア

コグレBLOG

料理研究家 小暮 剛

〒273-0002 
船橋市東船橋7-15-13
TEL:047-422-1350
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